JPH0436782Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0436782Y2 JPH0436782Y2 JP1986124216U JP12421686U JPH0436782Y2 JP H0436782 Y2 JPH0436782 Y2 JP H0436782Y2 JP 1986124216 U JP1986124216 U JP 1986124216U JP 12421686 U JP12421686 U JP 12421686U JP H0436782 Y2 JPH0436782 Y2 JP H0436782Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- rib
- dust
- main body
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 claims description 31
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 8
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 8
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 5
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 2
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 1
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Filters For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は吸塵室より出入自在な集塵袋を装置し
た構造を有する電気掃除機に関するものである。
た構造を有する電気掃除機に関するものである。
従来の技術
従来のこの種の電気掃除機は第4図のような構
造となつていた。すなわち、51はフアンモータ
ー52を搭載した動力室53と集塵袋54を装着
した収塵室55を設けた本体であり、動力室53
と収塵室55を分けた仕切壁56が設けられてい
る。57は仕切壁56に爪部58によつて係合自
在となつているフイルタ押えで、リブ59を配設
し2次フイルター60を装着している。61は集
塵袋54の口枠62を圧着するためのパツキンで
ある。上記口枠62の下方と上方は収塵室55の
前方底部に形成した押えリブ63と収塵室55を
タイトパツキン64をかいして着脱自在に係合す
る蓋65のリブ66で支持されている。
造となつていた。すなわち、51はフアンモータ
ー52を搭載した動力室53と集塵袋54を装着
した収塵室55を設けた本体であり、動力室53
と収塵室55を分けた仕切壁56が設けられてい
る。57は仕切壁56に爪部58によつて係合自
在となつているフイルタ押えで、リブ59を配設
し2次フイルター60を装着している。61は集
塵袋54の口枠62を圧着するためのパツキンで
ある。上記口枠62の下方と上方は収塵室55の
前方底部に形成した押えリブ63と収塵室55を
タイトパツキン64をかいして着脱自在に係合す
る蓋65のリブ66で支持されている。
67は本体51とビス等で挟持固定されたフロ
ントカバーで、この本体51とフロントカバー6
7の間にパツキン61が挟持されている。68は
本体51に回転自在に係合するキヤスターローラ
ーで、本体51の走行方向転換を目的とする。6
9はホースである。
ントカバーで、この本体51とフロントカバー6
7の間にパツキン61が挟持されている。68は
本体51に回転自在に係合するキヤスターローラ
ーで、本体51の走行方向転換を目的とする。6
9はホースである。
考案が解決しようとする問題点
このような従来の構成の場合、仕切壁56にフ
イルター押え57から一体的に形成された爪部5
8が係合されているが、掃除機を梱包状態で運搬
して衝撃を受けた場合、収塵室55には集塵袋5
4のみが存在するものでありフイルター押え57
を支えるものがないことから、フイルター押え5
7が外れることがあり、またフイルター押え57
が外れているとその爪部58や端面によつて、集
塵袋54が破れるという問題があり、その破れた
集塵袋54から塵埃が出てフアンモーター52の
故障となる問題があつた。またそれを防止すべく
フイルター押え57の爪部58の強度を増すため
その厚肉を大きくして係合した場合、二次フイル
ター60を清掃するためにフイルター押え57を
取りはずそうと思つても爪部58の弾性が厚肉に
よつて失われ、フイルター押え57が外れないと
いう問題が発生していた。
イルター押え57から一体的に形成された爪部5
8が係合されているが、掃除機を梱包状態で運搬
して衝撃を受けた場合、収塵室55には集塵袋5
4のみが存在するものでありフイルター押え57
を支えるものがないことから、フイルター押え5
7が外れることがあり、またフイルター押え57
が外れているとその爪部58や端面によつて、集
塵袋54が破れるという問題があり、その破れた
集塵袋54から塵埃が出てフアンモーター52の
故障となる問題があつた。またそれを防止すべく
フイルター押え57の爪部58の強度を増すため
その厚肉を大きくして係合した場合、二次フイル
ター60を清掃するためにフイルター押え57を
取りはずそうと思つても爪部58の弾性が厚肉に
よつて失われ、フイルター押え57が外れないと
いう問題が発生していた。
問題点を解決するための手段
本考案は、上記問題点を解決するため収塵室と
蓋の間に設けられたパツキンを利用して、パツキ
ンより突設したリブ体をフイルター上部を覆うよ
うに設け、このリブ体の根元を薄肉部として形成
させたものである。
蓋の間に設けられたパツキンを利用して、パツキ
ンより突設したリブ体をフイルター上部を覆うよ
うに設け、このリブ体の根元を薄肉部として形成
させたものである。
作 用
本考案は上記した手段により、衝撃が加わつて
もフイルターをタイトパツキンより一体的に突設
するリブ体によつて押えられるため外れることは
なく、またリブ体の屈曲する根元部を薄肉として
いることからフイルターを外す場合、リブ体を引
き上げるだけでフイルターを取り出すことが出来
る。さらに、掃除機を動かした場合でも風圧によ
つてリブ体が薄肉部より屈曲されフイルター上部
を押えるようになり、フイルター上部よりの塵埃
の侵入を防ぐのである。
もフイルターをタイトパツキンより一体的に突設
するリブ体によつて押えられるため外れることは
なく、またリブ体の屈曲する根元部を薄肉として
いることからフイルターを外す場合、リブ体を引
き上げるだけでフイルターを取り出すことが出来
る。さらに、掃除機を動かした場合でも風圧によ
つてリブ体が薄肉部より屈曲されフイルター上部
を押えるようになり、フイルター上部よりの塵埃
の侵入を防ぐのである。
実施例
以下、本考案の一実施例を添付図面にもとづい
て説明する。第1〜3図において、1は前側に上
方開口状の収塵室2を、仕切壁3とで区切られた
後方室に塵埃吸引用の送風機4を内蔵した本体
で、本体カバー5がセツトされている。
て説明する。第1〜3図において、1は前側に上
方開口状の収塵室2を、仕切壁3とで区切られた
後方室に塵埃吸引用の送風機4を内蔵した本体
で、本体カバー5がセツトされている。
この本体1の前端には把手部6が構成されてお
り、後部には移動ローラ7、底面にはキヤスター
ローラー8が取り付けられている。
り、後部には移動ローラ7、底面にはキヤスター
ローラー8が取り付けられている。
送風機4は、その前部のフアンケース9がゴム
等の弾性体からなる支持体10を介して仕切壁3
の円筒状を成す支持リブ11に、後部が本体1よ
り植立するリブ13を支持体14を介して保持さ
れている。
等の弾性体からなる支持体10を介して仕切壁3
の円筒状を成す支持リブ11に、後部が本体1よ
り植立するリブ13を支持体14を介して保持さ
れている。
18は本体1から植立された丸ボスと穴嵌合さ
せ、上端をビス締めによつて一体的に固定したフ
ロントカバーである。このフロントカバー18は
ホースを接続する接続孔19を有し、本体1との
間で、ゴム等の弾性体からなる接続孔19に連通
する開口を設けたパツキン20を圧接挟持してい
る。
せ、上端をビス締めによつて一体的に固定したフ
ロントカバーである。このフロントカバー18は
ホースを接続する接続孔19を有し、本体1との
間で、ゴム等の弾性体からなる接続孔19に連通
する開口を設けたパツキン20を圧接挟持してい
る。
21は吸塵室2の上方開口部を覆う蓋で、前側
にはフロントカバー18との形状に沿つた形の把
手部22を有し尾錠25を介して本体1に着脱自
在に取り付けられている。26は塵埃を捕獲する
ためのフイルターとしての役目をもつ集塵袋であ
つて、ボール紙等からなる口枠27と接着等によ
つて一体的に構成されている。前記蓋21にはこ
の集塵袋26に塵埃が一杯になつた時、指針28
によりそれを表示する表示機構29が内蔵されて
いる。
にはフロントカバー18との形状に沿つた形の把
手部22を有し尾錠25を介して本体1に着脱自
在に取り付けられている。26は塵埃を捕獲する
ためのフイルターとしての役目をもつ集塵袋であ
つて、ボール紙等からなる口枠27と接着等によ
つて一体的に構成されている。前記蓋21にはこ
の集塵袋26に塵埃が一杯になつた時、指針28
によりそれを表示する表示機構29が内蔵されて
いる。
12は本体1の上端面全周に設けられた溝部に
圧入されたパツキンで、蓋21によつて気密が保
たれる構造となつている。
圧入されたパツキンで、蓋21によつて気密が保
たれる構造となつている。
吸塵室2の仕切壁3には吸引孔23が設けてあ
り、不織布等からなる2次フイルター17を内蔵
し、かつ集塵袋26が密着するのを防止するリブ
24を本体1より植立している。
り、不織布等からなる2次フイルター17を内蔵
し、かつ集塵袋26が密着するのを防止するリブ
24を本体1より植立している。
また、この2次フイルター17の上部にはパツ
キン12より一体的に突設するリブ体15が設け
られ、このリブ体15は逆V字形状となつてい
て、パツキン12とリブ体15の接続する部分は
薄肉な屈曲部16となつている。
キン12より一体的に突設するリブ体15が設け
られ、このリブ体15は逆V字形状となつてい
て、パツキン12とリブ体15の接続する部分は
薄肉な屈曲部16となつている。
上記の構成において、スイツチを入れ送風機4
が運転開始すると、接続孔19より集塵袋26を
通つて送風機4に風が流れ始める。この時パツキ
ン12のリブ体15が薄肉な屈曲部16を有する
ことでリブ体15は、A方向に傾むく。それによ
り2次フイルター17の上部がリブ体15によつ
て押しつけられ、2次フイルター17とリブ体1
5の間に間隙がなくなり、塵埃を送風機4側への
流出を防止することが出来る。また、2次フイル
ター17を清掃する場合には、リブ体15の端部
を指先でB方向に持ち上げることにより、屈曲部
16よりリブ体15が曲がりフイルター17を簡
単に取り出すことが出来るのである。さらに、運
搬中での梱包落下等における本体への衝撃に対し
ても、フイルター17の前面は本体1下より植立
する、リブ24で前面に飛び出すことはなく、上
部に対しては、リブ体15によつて外れることが
ないのである。
が運転開始すると、接続孔19より集塵袋26を
通つて送風機4に風が流れ始める。この時パツキ
ン12のリブ体15が薄肉な屈曲部16を有する
ことでリブ体15は、A方向に傾むく。それによ
り2次フイルター17の上部がリブ体15によつ
て押しつけられ、2次フイルター17とリブ体1
5の間に間隙がなくなり、塵埃を送風機4側への
流出を防止することが出来る。また、2次フイル
ター17を清掃する場合には、リブ体15の端部
を指先でB方向に持ち上げることにより、屈曲部
16よりリブ体15が曲がりフイルター17を簡
単に取り出すことが出来るのである。さらに、運
搬中での梱包落下等における本体への衝撃に対し
ても、フイルター17の前面は本体1下より植立
する、リブ24で前面に飛び出すことはなく、上
部に対しては、リブ体15によつて外れることが
ないのである。
考案の効果
以上述べた様に本考案によれば、パツキンと一
体的に成形されたリブ体を突設し、このリブ体の
根元のパツキンとの接続部を薄肉とすることで、
運転中の風圧によつてリブ体が動き2次フイルタ
ー上端と密着してフイルター上端の隙間をなくす
るとともに、フイルターの清掃時にはリブ体の端
部を指先で引き上げるだけで、簡単にフイルター
取り出すことで出来る。また衝撃に対してもリブ
体が逆V字型であることからフイルターの外れは
ないのである。このように従来のようなフイルタ
ー押えの部品を増やすことなく、フイルターを押
える機能を十分に達成することが出来き、安価で
軽量化を図る製品を提供するものである。
体的に成形されたリブ体を突設し、このリブ体の
根元のパツキンとの接続部を薄肉とすることで、
運転中の風圧によつてリブ体が動き2次フイルタ
ー上端と密着してフイルター上端の隙間をなくす
るとともに、フイルターの清掃時にはリブ体の端
部を指先で引き上げるだけで、簡単にフイルター
取り出すことで出来る。また衝撃に対してもリブ
体が逆V字型であることからフイルターの外れは
ないのである。このように従来のようなフイルタ
ー押えの部品を増やすことなく、フイルターを押
える機能を十分に達成することが出来き、安価で
軽量化を図る製品を提供するものである。
第1図は本考案の実施例を示す電気掃除機の断
面図、第2図は送風機運転時のパツキンリブ体の
変形を示す断面図、第3図は指先によつてリブ体
を引き上げる状態を示す断面図、第4図は従来例
の断面図である。 17……2次フイルター、12……パツキン、
15……リブ体、16……屈曲部。
面図、第2図は送風機運転時のパツキンリブ体の
変形を示す断面図、第3図は指先によつてリブ体
を引き上げる状態を示す断面図、第4図は従来例
の断面図である。 17……2次フイルター、12……パツキン、
15……リブ体、16……屈曲部。
Claims (1)
- 本体を動力室と収塵室とに仕切る仕切壁と、こ
の仕切壁の開口部収塵室側に着脱自在に設けた2
次フイルターとを備え、前記収塵室の上方に開閉
自在な蓋を設け、その蓋と収塵室との間にパツキ
ンを配設し、このパツキンには2次フイルター上
部に係止されるリブ体を薄肉の屈曲部を介して一
体に形成してなる電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986124216U JPH0436782Y2 (ja) | 1986-08-13 | 1986-08-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986124216U JPH0436782Y2 (ja) | 1986-08-13 | 1986-08-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6330939U JPS6330939U (ja) | 1988-02-29 |
JPH0436782Y2 true JPH0436782Y2 (ja) | 1992-08-31 |
Family
ID=31016026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986124216U Expired JPH0436782Y2 (ja) | 1986-08-13 | 1986-08-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0436782Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6031721A (ja) * | 1983-08-01 | 1985-02-18 | 松下電器産業株式会社 | 電気掃除機 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56139452U (ja) * | 1980-03-19 | 1981-10-21 | ||
JPS6196849U (ja) * | 1984-11-28 | 1986-06-21 |
-
1986
- 1986-08-13 JP JP1986124216U patent/JPH0436782Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6031721A (ja) * | 1983-08-01 | 1985-02-18 | 松下電器産業株式会社 | 電気掃除機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6330939U (ja) | 1988-02-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5755009A (en) | Bag mount for a vacuum cleaner | |
JPH0436782Y2 (ja) | ||
JPH044690Y2 (ja) | ||
KR20050066907A (ko) | 진공청소기의 집진통 착탈장치 | |
JPH0355430Y2 (ja) | ||
JPS61163032U (ja) | ||
JPS6041894Y2 (ja) | 電気掃除機 | |
JPH0346701Y2 (ja) | ||
JPS63200721A (ja) | ハンド型電気掃除機 | |
JPH0157576B2 (ja) | ||
JPS6014429Y2 (ja) | 電気掃除機 | |
JP4078046B2 (ja) | 集塵容器及び電気掃除機 | |
JP2921052B2 (ja) | 電気掃除機 | |
JPS62236521A (ja) | 電気掃除機 | |
JPS6334614Y2 (ja) | ||
JPH0323160Y2 (ja) | ||
JPS6130603Y2 (ja) | ||
JPH0520280Y2 (ja) | ||
JPH0355435Y2 (ja) | ||
GB2114207A (en) | Fastening devices | |
JPS5929628Y2 (ja) | 電気掃除機 | |
JP2502686B2 (ja) | 電気掃除機 | |
JPS646766Y2 (ja) | ||
JPH0355434Y2 (ja) | ||
JP3965747B2 (ja) | 電気掃除機 |