JPS63200721A

JPS63200721A - ハンド型電気掃除機

Info

Publication number: JPS63200721A
Application number: JP3366487A
Authority: JP
Inventors: 直行尾原
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1987-02-17
Filing date: 1987-02-17
Publication date: 1988-08-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は袋体を集塵フィルターとして使用するハンド型
電気掃除機に間するものである。

従来の技術従来のハンド型電気掃除機の構造を第７図に基づいて説
明する。掃除機主体ケース１は遠心ファン２およびその
遠心ファン２を駆動する直流モータ３とその直流モータ
３の電源用２次電池４を内蔵し、上部に電源スィッチ５
および把手部６を備え、前面に排気孔７および両側面に
排気孔８を有し、前面下端には係止部９を、上端には係
合部１０を設けである。集塵室１１は前端に吸込口１２
を有し、フィルター体１３を内蔵して、優品下端に設け
た引掛は部１４と上端に設けた尾錠部１５で掃除機主体
ケース１に着脱自在に嵌め合わされている。前記吸込口
１２にはとみこぼれ防止用の逆止弁１６が内側から圧接
しており、前記フィルター体１３は合成樹脂材からなる
短ｍ維の不織布を縫製して形成し、機密リップ部１７を
有するエキスパンダ１８の外周部に一体的に取付けたも
のである。

発明が解決しようとする問題点このような従来の構造では、不織布製フィルター体１３
に塵埃が付着しごみ離れが悪く、ごみ捨て時の清拌に手
間取り、また塵埃が空中に舞い上り易く、非衛生的であ
った。一方これらの問題点を解決する方法として、ごみ
洩れや通気抵抗について特に管理された紙材料を製袋し
た紙袋をフィルター体として使用する方法が提案されて
いるが、把手部を本体漬方上部に、吸込口を前端下部に
それぞれ形成したハンド型電気掃除機においては、具体
的構造が提案されていなかった。ハンド型電気掃除機に
おいては、価格、重量、大きさの而から複雑な４Ｎ造が
とれず、また吸込口１２が本体前端に一体的に設けであ
るため、掃除中に吸込口１２の周囲が壁面や家具などに
衝突するという使用上の条件がある。

本発明は、これらハンド型電気掃除機の特性に合致した
紙袋フィルター体を用いた集塵構造を提案し、ごみ処理
の簡便化、衛生化をはからんとするものである。

問題点を解決するための手段上記の問題点を解決するために本発明のハンド型電気掃
除機は、遠心ファンと駆動用のモータとを内蔵するとと
もに、上部に把手部を有する主体部と、上面に開口部を
有するとともに前端部の下部に吸込口を有し、口芯を設
けた袋状フィルター体を前記開口部から着脱自在に収納
する集塵室を前記主体と吸込口との間に備えた集塵部と
からなり、前記１！塵部の開口部に蓋体をその開口部の
後縁部に設けた軸に侵端部で回動自在に取付け、その蓋
体の前端部に指の引掛は部とその下面側に前記吸込口の
上方に設けた係合部と係合する係止部を設けたものであ
る。

作用上記した構成により、袋状フィルター体の着脱が容易に
できると同時に、吸込口上部の空間を有効活用して蓋体
の係止手段を簡単な構造で形成できるものであり、小型
で安価に袋体式ハンド型電気掃除機を実現でき、また蓋
体の前端を集塵部前端より後方に配しているので、掃除
中に壁面や家具などにあたっても蓋が開くことがなく使
い勝手の良いものである。

実施例以下本発明の一実施例について図面を参照しながら説明
する。

第１図〜第３図は本発明の一実施例のハンド型電気掃除
機を示し、第１図は縦断面図、第２図は斜視図、第３図
は要部の斜視図である。第１図〜第３図において、掃除
機本体２０は後部の主体部２１と前部の集塵部２２とか
らなり、前記主体部２１は遠心ファン２３、その遠心フ
ァン２３を駆動する直流モータ２４およびその直流モー
タ２４の電源用２次電池２４ａを内蔵し、前記集塵部２
２は、前端部の下部に吸込口２５を有し、かつ前記主体
部２１と吸込０２５の間に縦断面がほぼ台形状のＩＩＩ
室２６を備えている。

この掃除機本体２０は合成樹脂材料で成型されている。

前記主体部２１は、上部の中央付近に電源スィッチ２７
を、後部に把手部２８をそれぞれ備え、前面には集塵室
２ｂとの仕切壁２９と吸気孔３０が、両側面に排気孔３
１がそれぞれ形成しである。ｓＵ室２６の内部には集塵
ケース３２を着脱自在に設置し、その集塵ケース３２の
内部に口芯３３を備えたａ埃を内部に捕集する紙袋状フ
ィルター体３４（以下紙袋と称す）を収納している。ま
た前記集塵部２２の上面には、紙袋３４を内部に収納す
る集塵ケース３２の投影面積と同等あるいはそれ以上の
開口部３５を形成し、蓋体３６をその開口部３５の後縁
部に形成した軸３７を中心に掃除機本体２０に対して回
動自在に取付けて、前記ｎ口部３５を覆うようにしであ
る。また吸気孔３０の前方には、発泡ポリウレタンなど
からなる２次フィルター３８が取り付けである。

前記蓋体３６は合成樹脂材料で一体的に成型され、上記
のように掃除機本体２０に対して軸３７を中心に回動自
在であるとともに、前端部に四部を形成して指の引掛は
部３９を設け、その引掛は部３９の下面側の後方奥に弾
性を有する係止部４０を一体的に設けである。一方集塵
部２２の内部の吸込口２５の上側に、第３図に示すよう
に係合部４１を一体的に形成してあって、蓋体３６を押
圧することによって、第１図に示すように前記係止部４
０と係合した状態で掃除機本体２０に保持、固定させ、
また引掛は部３９を指で引張ることにって開けて紙袋３
４の着脱をおこなうことができるものである。なお引掛
は部３９を設けた凹部は、蓋体３６の裏面側に形成した
壁面４２および吸込口２５の上面に塞がれるので、内部
が見えて外観をそこなったり、また塵埃が進入するのを
防止できる。モして凹部、すなわち引掛は部３９を紙袋
３４の前方で吸込口２５の上方に設けることによって、
ハンド型電気掃除機にフィルター体として紙袋を用いた
場合に生ずる空間を有効に活用できて、外観をそこなう
ことなくコンパクトにでき、かつ指を挿入する空間も充
分確保されて、蓋体３６を開き易くしている。さらに、
蓋体３６にはリブ３６ａが内面に形成してあり、その先
端部により紙袋３４を口芯３３で保持し、吸込口２５に
押圧して、紙袋３４の保持部を構成するとともに、空気
通路を形成している。そして蓋体３６の前端３６ｂは、
集塵部２２の前端２２ａよりも後方に配置されているの
で、掃除中に壁面や家具などに衝突しても、蓋体３６が
衝撃力で開くようなことがない。

次に前記集塵ケース３２は、第４図にも示すように、集
塵室２６に内設する、集塵室２６の形状に相似の縦断面
がほぼ台形状で上面に開部４３を設けた箱状体で、ポリ
塩化ビニルなどの合成樹脂材もしくは合成ゴム材で一体
成型したものであり、前方には吸込口２５に、後方には
吸気孔３０にそれぞれ連通する連通孔４４．４５を設け
、これら開部４３および連通孔４４．４５の周囲には気
密リップ部４６を形成し、蓋体３６、吸込口２５および
吸気孔３０に圧接している。

さらに集塵ケース３２の内部には、前端の下部に紙袋３
４の口芯３３を保持する段部３２ａを設け、かつ連通孔
４４の周囲に口芯３３との間でこみ洩れを防ぐ気密リッ
プ部４６ａを形成し、内周面の全域にわたって格子状に
複数のりプ体４７を形成しである。またこの集塵ケース
３２は、蓋体３６を開いた状態で集塵室２６に対して開
口部３５から出し入れが自由であり、蓋体３６を閉じる
と上側から押圧されて集塵室２６の内部に固定され、か
つこの集塵ケース３２は吸込口２５の後端部２５ａに連
通孔４４が嵌合しており、紙袋３４の着脱操作時にはず
れるようなことはない。集塵ケース３２の働きとして、
上記の紙袋３４の保持のほか集塵室２６の内部に気密室
を形成して吸塵性能を向上させることができる。また長
期使用により汚れてきた場合などには取りはずして情操
して清潔に保ち、紙袋３４を着脱するときなどに手が汚
れるのを防ぐことができる。

次に紙袋３４は、第５図に示すように吸込口２５と相似
形の孔部５０を設けた厚さ１〜２＋１１１のポール紙な
どからなる口芯３３と、風圧で拡がった状態で縦断面が
集塵室２６と相似形のほぼ台形となるように製袋した通
気抵抗およびごみ洩れなどを管理した柔軟な特殊紙から
なる袋体５１とで形成されている。

袋体５１は、たとえば第６図（イ）〜（ニ）に示すよう
に、（イ）集塵ケース３２と同じ幅Ｗで、高さＨを台形
の最大高さに等しくした直方筒体５２の、（ロ）左右側
壁面を内側に二つ折りし、（ハ）両端開部５３を２重に
折り曲げて折曲げ部５４ａ、　　５４ｂを形成して、長
さＲが上記台形局長のほぼ１／２の板状に製袋し、（ニ
）その袋体５１を折曲げ部５４ａの折り込み側を口芯３
３に当接させ、前記折曲げ部５４ａを口芯３３の孔部５
０の上側に近接して配置し、口芯３３と斜線で示す接着
部５５の範囲で接着し、紙袋３４を形成する。接着の前
または優に、袋体５１の口芯３３の孔部５０に対応する
箇所に吸塵孔を設ける。その紙袋３４は、第１図に示す
ように口芯３３を集塵ケース３２の段部３２ａに挿入し
て取り付けると、袋体５１の底面側５１ａは集塵ケース
３２の底に当って折り曲げられ、かつｉｉＩ流モータ２
４を駆動すると風圧によって第１図および第５図に示す
ように集塵ケース３２の内側に沿って縦断面がほぼ台形
状に拡がる。そして第５図に示すように、片側の折曲げ
部５４ａが折り曲げ側で口芯３３に接着されているので
、上面側５１ｂが矢印方向に容易に拡がり、上面側５１
ｂの上辺長Ｌｂと接着代ｈｂとの和（Ｌｂ＋Ｌｂ　）と
、下面側５１ａの下辺長Ｌａと接着代り。

との和（Ｌａ＋１１ａ）をほぼ同じ、すなわち（Ｌａ　
十ｈａ　）＃　（Ｌｂ　＋ｈｂ）としであるので、反対
側の折曲げ部５４ｂは、集塵ケース３２の後端部の連通
孔４５の前で高さＨのほぼ中央付近に位置することにな
り、内側に二つ折りした左右側壁面が＾さＨまで容易に
立ち上がれるものである。また接着代はｈａ＞ｈｂとし
てあり、上辺と下辺の長さはＬｂ＞Ｌａとしであるので
台形を形成することが可能で、また全長λを集塵ケース
３２の縦断面台形の周長の１／２としであるので内周面
に沿って接する台形状に拡大することができる。

発明の効果以上述べたように本発明のハンド型電気掃除機は、集塵
部上方に開口部を設け、間開自在な蓋体を配することに
よって、袋状フィルター体の着脱を簡単におこなうこと
ができ、特に吸込口の上方に設けた係合部に係合する構
造簡単な係止部と引掛は部を設けることによって、吸込
口の上方の空間を有効活用でき、小型かつコンパクトで
、低価格の製作が可能になり、しかも掃除中に壁面や家
具などに衝突しても蓋体が開かないので、使い勝手の良
いなどの格別の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第３図は本発明の一実施例のハンド型電気掃除
機を示し、第１図は縦断面図、第２図は斜視図、第３図
は要部の斜視図、第４図は集塵ケースの斜視図、第５図
は紙袋製フィルター体の斜視図、第６図は紙ｌＩ製スフ
イルタ一体作製手順の説明図、第７図は従来のハンド型
電気押除機の一部切欠き側面図である。２０・・・捧除機本体、２１・・・主体部、２２・・・
集塵部、２３・・・遠心ファン、２４・・・モータ、２
５・・・吸込口、２６・・・集塵室、３２・・・集塵ケ
ース、３３・・・口芯、３４・・・袋状フィルター体、
３５・・・間口部、３６・・・蓋体、３９・・・引掛は
部、４０・・・係止部、４１・・・係合部。代理人　　　森　　本　　鶴　　弘第３図ガー・閉口部第４図第Ｓ図第２図（ロン ’Ｓ　　ｇＯゐｔ

Claims

【特許請求の範囲】

１、遠心ファンと駆動用のモータとを内蔵するとともに
、上部に把手部を有する主体部と、上面に開口部を有す
るとともに前端部の下部に吸込口を有し、口芯を設けた
袋状フィルター体を前記開口部から着脱自在に収納する
集塵室を前記主体と吸込口との間に備えた集塵部とから
なり、前記集塵部の開口部に蓋体をその開口部の後縁部
に設けた軸に後端部で回動自在に取付け、その蓋体の前
端部に指の引掛け部とその下面側に前記吸込口の上方に
設けた係合部と係合する係止部を設けたハンド型電気掃
除機。