JPS6171026A - 電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電池を電源とする電気掃除機に関するものであ
る。

従来例の構成とその問題点 従来、電源として電池を用いた電気掃除機においては隙
間用吸込口が本体とは分離した別部品となっているもの
や、本体を壁に掛けて設置するための壁掛金具なる別部
品に本体と一緒に着脱自在に取り付けられるものや、本
体外壁に引掛具を設け、それに取り付けられるものが一
般的であった。

しかし、このような構成において、隙間用吸込口が本体
とは分離した別部品のものにあっては隙間用吸込口を紛
失してしまうという欠点を有していた。次に隙間用吸込
口を壁掛金具に取り付けるようにしたものは隙間用吸込
口の紛失は防止できたとしても、掃除中に隙間用吸込口
が必要となった場合、壁掛金具の設置場所まで取りに行
かなくてはならないという手間を要した。コンセントが
ない所等に手軽にどこへでも持って行き掃除ができるこ
とを特長とする電池を電源とした掃除機が、隙間用吸込
口を必要とする都度数りに行かなくてはならないのでは
、その特長を充分に発揮できない。又隙間用吸込口を本
体外壁の引掛具に取り付けるようにしたものでは、本体
に収納されておらず突出しているため掃除中に邪魔にな
り、又取り付け、取外しに手間がかかるという欠点を有
していた。

発明の目的 本発明は上記従来の欠点を解消するもので、隙開用吸込
口を掃除機に収納して掃除中の邪魔にならないようにし
、掃除中に必要となったときに即座に取り出し使用でき
るようにした電気掃除機を提供することを目的とする。

発明の構成 上記目的を達成するため、本発明の電気掃除機は、電゛
動送風機、集塵用フィルター、集塵ケース、前記電動送
風機の電源となる電池を有し、前記集塵ケースの吸込口
上部に隙間用吸込口を着脱自在に設けてこの隙間用吸込
口を収納位置と使用位置との間で摺動可能に設けたもの
である。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例について、図面に基づいて説明
する。

図において、（１）は本体、（２）は尾錠（３）を介し
てこの本体（１）に着脱自在に結合される集塵ケースで
ある。本体（１）の上部には把手（４）を形成すると共
に、この把手（４）の前方にスイッチ（５）を配設して
いる。更に本体（１）内の把手（４）の下にファン（６
）及びその駆動用モーター（７）からなる電動送風機が
、又その下方に充電可能な電池（８）が夫々配設されて
おり、本体（１）の後部には電池（８）を充電するため
に外部の充電器との接、続を行なう充電端子（９）、電
池（８）の過充電を防止するための過充電防止装置（１
０）、及び充電中を表示する充電表示ランプ（１１）が
設けられている。又、電池（８）は本体（１）の後部に
着脱自在に設けられた電池交換蓋（１２）を介して取替
可能となっている。前記電池（８）のモーター（７）及
び過充電防止装置（１ｏ）への接続は本体（１）に固着
支持された端子板（Ｉ３）と電池（８）に内蔵された端
子板（図示せず）によって行なわれる。（１４）は本体
（１）の側面に設けた排気口で、モーター（７）と電池
（８）の間に位置している。

集塵ケース（２）の先端部は吸込口（１５）と、その下
面に着脱自在に設けられたブラシ（１６）及び吸込口（
１５）の奥に設けられ、ゴミ漏れ防止の役割をする逆止
弁（１７）とで構成されている。ここでブラシ（１６）
は吸込口（１５）と略平行に設けられ、且つブラシ（１
６）の毛の長さは吸込口（１５）の下端部先端（１５ａ
）に略一致する程度に調整されている。又、吸込口（１
５）の下部にはゴミだま′りの空間（１５６）が形成さ
れている。（１８）は集塵ケース（２）内に着脱自在に
装着されるフィルターで、その変形、つぶれを防止する
ための支持板（１９）に固着されている。この支持板（
１９）はエアタイト及びゴミタイトを目的とするパツキ
ン（２０）と一体に作られている。（２１）は本体（１
）の下部に配設され、別部品の壁掛金具（２２）に着脱
自在に結合する固定台である。壁掛金具（２２）と本体
（１）の固定台（２１）との結合は第２図に示す如く本
体（１）が下に、集塵箱（２）が上になるようにし固定
台（２１）の両側の突出部（２１ａ）が壁掛金具（２２
）に形設された逆り字形の突出部（２２ａ）に入り込む
ように行なわれる。従って使用者は本体（１）の把手（
４）を持ち変えることなく、スムーズに掃除機を壁掛金
具（２２）に装着することができる。

又、こうした小型の充電式掃除機にあっては、一般の掃
除機に比較して吸引力は小さく、使用中においても電池
放電によって吸引力が低下してくる。

そのため前述した集塵箱（２）の逆止弁（１７）の開閉
力を大きくすることができない。従って集塵箱（２）を
下向きにした場合、　（わずかな衝撃を加えることによ
り）ゴミが吸込口（１５）よりこぼれることが考えられ
る。このことから、本体（１）を下側に、集塵箱（２）
を上側にして壁掛金具（２２）に装着することで装着時
のゴミこぼれを防止している。しかし乍ら少量・のゴミ
では集塵箱（２）を下側にしてもゴミたまり空間（１５
ｂ）があることによりこぼれるのが防止される（その詳
細は後述する）。（２３）は隙間用吸込口で、両側面に
摺動棒（２４）、底面に四部（２５）と凸部（２６）を
有し、前記摺動棒（２４）を集塵ケース（２）の吸込口
（１５）の上部に設けた切欠き（２７）より挿入し、そ
のまま溝（２８）の中を上へ移動させ、爪（２９）に凹
部（２５）を係り止めして隙間用吸込口（２３）を集塵
ケース（２）へ収納する。取り外しの場合はこの逆の操
作を行なえばば良い。隙間用吸込口（２３）が掃除中に
必要な場合は、爪（２９）から凹部（２５）の係りを外
し、摺動棒（２４）を溝（２８）の中を上から先端部そ
して先端部下方位置（２８ａ）へと移動させ、吸込口（
１５）の下面に設けた凸部（３０）と隙間用吸込口（２
３）の底面に設けた凸部（２６）を係り止めし、隙間用
吸込口（２３）と吸込口（Ｊ５）を連通させる（第３図
工点鎖線参照）。使用後の収納の場合はこの；φの操作
を行なえば良い。

上記構成において、吸込口（１５）より吸引された含塵
空気はフィルター（１８）で集塵され、ファン（６）を
通りモーター（７）と電池（８）の間を抜は排気口（１
４）より排出される。部屋の隅々や家具の間等の掃除の
ために隙間用吸込口（２３）が必要となった場合、集塵
ケース（２）に収納された隙間用吸込口（２３）を爪（
２９）から四部（２５）の係りを外して摺動棒（２４）
′をＷ　（２８）に沿わせて先端部下方位置（２８ａ）
まで移動させ、吸込口（１５）と連通させることにより
、即座にその場で隙間用吸込口（２３）を用いて部屋の
隅々や家具の間等の狭い所の掃除ができるものである。

隙間用吸込口（２３）を使用しない場合は、これを集塵
ケース（２）に収納すれば邪魔にならず、手軽にコンセ
ントのない所等、どこへでも持って行くことができる。

このとき隙間用吸込口（２３）は本体（１）と常に一体
的であって紛失の恐れはなく、どこででも即座にその場
で隙間用吸込口（２３）を用いることができ、電池を電
源とした掃除機の用途に合致し、その効果を充分に発揮
し得るものである。又、隙間用吸込口（２３）を吸込口
（１５）の」二部に設け、吸込口（１５）の下部にはゴ
ミだまりの空間（１５ｂ）を設けたことにより、集塵箱
（２）を下向きにした場合（わずかな衝撃を加えること
により）でも少量のゴミでは吸込口（１５）よりこぼれ
る心配がない。集塵箱（２）を下向きにした場合、吸い
込まれたゴミは吸込口（１５）の下部にもぐり込む。こ
の吸込口（１５）の下部の空間が大きいとそれだけ多く
のゴミを吸い込んでもゴミはこぼれない。つまりゴミが
吸込口（１５）の端と逆止弁（１７）の隙間から外へこ
ぼれ落ちるのであるが、集塵箱（２）を下向きにして吸
込口（１５）の端の逆止弁（１７）の高さまでゴミが蓄
積されない間はゴミはこぼれ落ちることはない。しかし
、隙間用吸込口（２３）等を吸込口（１５）の下部に取
り付ける等して吸込口（１５）の下部の空間が小さくな
ったりなくなった場合は、ゴミは少量でも吸込口（１５
）の端の逆止弁（１７）の高さまで蓄積し、吸込口（１
５）と逆止弁（１７）の隙間より（オ）ず＝７− かな衝撃を加えることにより）こぼれ落ちる。従って集
塵箱（２）の空間を削除する隙間用吸込口（２３）は吸
込口（１５）の上部に設け、下部にゴミだまりの空間（
１５ｂ）を設けたことにより、少量のゴミを吸い込んで
も、そのこぼれ落ちを防止する効果を有する。

発明の効果 以上のように本発明によれば、集塵ケースの吸込口上部
に隙間用吸込口を着脱自在に且つ摺動式に更に集塵ケー
スに収納可能に設けたことにより、掃除中に隙間用吸込
口が必要となった場合、即座に集塵ケースの吸込口上部
に収納された隙間用吸込口を取り出し、その場で使用す
ることができ、又使用しないときは集塵ケースに収納し
、邪魔にならず、紛失することもなく、又その取り付は
取り外しも摺動式で簡単であり、手軽にどこへでも持っ
て行ける電池を電源とした掃除機の用途に合致させるこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は電気掃除機の
断面図、第２図は掃除機を壁掛金員に装着する状態の概
略斜視図、第３図は隙間用吸込口取付部の断面図、第４
図は同分解斜視図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、電動送風機、集塵用フィルター、集塵ケース、前記
   電動送風機の電源となる電池を有し、前記集塵ケースの
   吸込口上部に隙間用吸込口を着脱自在に設けてこの隙間
   用吸込口を収納位置と使用位置との間で摺動可能に設け
   た電気掃除機。