JPH04357520A - マルチウィンドウ制御装置 - Google Patents

マルチウィンドウ制御装置

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Publication number
JPH04357520A
JPH04357520A JP3231546A JP23154691A JPH04357520A JP H04357520 A JPH04357520 A JP H04357520A JP 3231546 A JP3231546 A JP 3231546A JP 23154691 A JP23154691 A JP 23154691A JP H04357520 A JPH04357520 A JP H04357520A
Authority
JP
Japan
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window
investigation
area
detection
display
Prior art date
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Pending
Application number
JP3231546A
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English (en)
Inventor
Masaru Takeda
優 武田
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Publication of JPH04357520A publication Critical patent/JPH04357520A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/14Display of multiple viewports

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばワークステーシ
ョンやコンピュータのようにマルチウィンドウ形式で画
情報を表示画面に表示することのできる情報処理装置に
使用されるマルチウィンドウ制御装置に係わり、詳細に
はウィンドウ同士が重なり合うような場合の表示制御を
行うマルチウィンドウ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワークステーション等の情報処理装置の
普及と共に、マルチウィンドウ・システムがこれらの装
置で一般的に使用されるようになってきている。ここで
マルチウィンドウ・システムとは、複数のウィンドウを
同一画面上に表示するようにしたシステムをいう。マル
チウィンドウ・システムを用いると、同一画面上でそれ
ぞれのウィンドウに対応させて複数の処理が可能になっ
たり、複数のウィンドウを利用して画像の転記処理等を
効率的に行うことができる。
【0003】表示画面上に複数のウィンドウを表示する
際には、それらのウィンドウ・システムが単一の場合と
複数の場合とがある。前者の場合は、1つの処理プログ
ラムで複数のウィンドウが表示される場合をいい、後者
の場合とは複数の処理プログラムがそれぞれ担当するウ
ィンドウを持っている場合をいう。
【0004】図11は、後者の場合のマルチウィンドウ
・システムにおける表示画面の一例を表わしたものであ
る。表示画面11には、第1のウィンドウ・システムに
よって表示されるウィンドウ12A、12Bと、第2の
ウィンドウ・システムによって表示されるウィンドウ1
3A、13Bが表示されている。ここで表示画面11の
外枠と同一大きさのウィンドウ12Aは、第1のウィン
ドウ・システムで親子関係を定めたときには親となるべ
きウィンドウであり、一般にルート・ウィンドウ (R
oot Window)と呼ばれている。ここでは、子
は親のウィンドウ内に存在するとの前提にたっている。 この前提の下では、同一ウィンドウ・システムの他のウ
ィンドウ12Bは、ウィンドウ12Aに対して子のウィ
ンドウとなる。
【0005】ウィンドウ12B内には、第2のウィンド
ウ・システムの2つのウィンドウ13A、13Bが開設
されている。第1のウィンドウ・システムと第2のウィ
ンドウ・システムは別異のシステムを構成しているので
、図示しないカーソルが例えばウィンドウ13Aの内部
に存在する場合とその外部に存在する場合とでは、一般
にそれらの処理機能が異なることになる。なお、第2の
ウィンドウ・システムにおける2つのウィンドウ13A
、13Bはどちらも他方を内包していないので、親子関
係は存在しない。
【0006】ところで図11に示した例でもウィンドウ
間の重合が生じているが、同一のウィンドウ・システム
でも複数のウィンドウの間で重合が生じる場合が頻繁に
発生する。
【0007】図12は、このような一例を表わしたもの
である。この表示画面21には、第1のウィンドウ22
Aの上に第2のウィンドウ22Bと第3のウィンドウ2
2Cが重ねて表示されている。この結果、第1のウィン
ドウ22Aに限定して見ると、斜線で示した2つの矩形
領域23、24のみが内容を表示しており、これ以外の
部分は第2のウィンドウ22Bまたは第3のウィンドウ
22Cによって覆われており、内容の表示が行われてい
ない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から分かる
ように、マルチウィンドウ・システムでは1つのウィン
ドウが存在しても、他のウィンドウがこの上を覆ってし
まうと、覆われた部分は見ることができない。もちろん
、覆ったウィンドウを他の箇所に移動させたり、そのウ
ィンドウを閉じてしまったり、あるいはそのウィンドウ
のサイズを縮小したりすると、見えなかった部分が見え
てくることになる。
【0009】そこで、従来では他のウィンドウに覆われ
て現在見えていない部分を把握するための技術が開発さ
れている。そして、覆いが取り除かれ、新しく見えるよ
うになる部分については対応する画情報を補充して表示
するようにしていた。
【0010】一方、各ウィンドウによって覆われた合間
から現在見える部分の表示については、通常はウィンド
ウ・システムが提供する手段によって描画が行われる。 一般的にはこの手法で十分であるが、高速な表示が要求
される場合には直接画情報を表示用メモリに書き込む必
要がある。この場合、現在見える部分を越えて画情報の
書き込みを行うと画情報が現在見える部分からはみ出し
、画面情報を破壊することになる。
【0011】また、現在見える部分に対し第1と第2の
別異のウィンドウ・システムが同時に画情報を表示用メ
モリに書き込みを行うシステムにおいては、それぞれこ
の部分において重ね書きが生じ、しかも重ね書きの順序
はそれぞれのウィンドウ・システムを利用するプログラ
ムによって非同期に表示要求が行われるため、これらの
表示要求の順序に依存して表示内容が異なるという不具
合があった。
【0012】これを回避するためには、例えば第2のウ
ィンドウ・システムの表示部を、画情報を表示用メモリ
に書き込みを行うという手段から、第1のウィンドウ・
システムが提供する手段を利用する、という変更が可能
である。しかしながら、この手法によると第2のウィン
ドウ・システムの表示部における処理と第1のウィンド
ウ・システムにおける処理が重畳し、表示制御に時間を
要するという問題があった。
【0013】そこで本発明の目的は、ウィンドウの重な
りが生じた部分で、画情報の見える部分を迅速に表示す
ることのできるマルチウィンドウ制御装置を提供するこ
とにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明では
、表示領域検出のために特定された検出用ウィンドウと
は別のウィンドウで同一表示画面に配置されたウィンド
ウを1つ抽出し調査ウィンドウとして調査の対象に設定
する調査ウィンドウ設定手段と、調査ウィンドウが検出
用ウィンドウと共通の親のウィンドウに内包される子の
ウィンドウであるかどうかを判別する親子関係判別手段
と、この親子関係判別手段によって子のウィンドウであ
ると判別された調査ウィンドウが検出用ウィンドウの表
示領域と重なり合っているかどうかの判別を行う重合有
無判別手段と、この重合有無判別手段によって表示領域
が重なり合っていると判別されたとき、重なった辺ある
いはその延長線で検出用ウィンドウの表示領域を分割し
、分割後における調査ウィンドウの属していない領域と
しての表示可能領域を検出用ウィンドウに変更して親子
関係判別手段の判別対象とする検出用ウィンドウ変更手
段と、親子関係判別手段によって子のウィンドウでない
と判別されたとき同一表示画面に配置された検出用ウィ
ンドウ以外の残りのウィンドウの1つを調査ウィンドウ
に変更して親子関係判別手段の判別対象とする調査ウィ
ンドウ変更手段と、検出用ウィンドウ以外で調査ウィン
ドウになっていないウィンドウが同一表示画面に存在し
ないとき、その状態での検出用ウィンドウを表示可能な
領域として設定する表示可能領域設定手段とをマルチウ
ィンドウ制御装置に具備させる。
【0015】すなわち請求項1記載の発明では、表示領
域の検出を行う対象としての検出用ウィンドウと重ね合
わさり、かつ同一の親をもったウィンドウ(調査ウィン
ドウ)が存在する場合には、そのウィンドウと重なった
辺の延長線で検出用ウィンドウの表示領域を分割し、分
割後における調査ウィンドウの属していない領域として
のそれぞれの表示可能領域を新たな検出用ウィンドウに
変更する。そして、このようにして各調査ウィンドウと
の重なった部分を排除していって、最終的に残った1ま
たは複数の検出用ウィンドウの部分を元の検出用ウィン
ドウにおける画情報の表示可能な領域として設定する。 これにより、表示可能な領域が特定されるので、画情報
の上書きが不要となり、画情報の見える部分を迅速に表
示することが可能になる。
【0016】なお、本発明では、1つのウィンドウが画
情報の表示を行う画情報表示用ウィンドウと、この画情
報表示用ウィンドウ内に表示する文書等のタイトル等を
表示するためにこれに隣接して配置される1または複数
の付属ウィンドウから構成されるとき、これらを包含す
るウィンドウを単位として各ウィンドウの親子関係をみ
るようにすれば、表示領域の検出が可能になる。
【0017】すなわち本発明では、一部に画情報を表示
しないようなマルチウィンドウ・システムについても表
示領域の検出が可能になる。
【0018】また、本発明では、異なったウィンドウ・
システムにおける主導権をもったマスタ側のウィンドウ
と、このウィンドウ・システムを介して表示制御を行う
スレブ側のウィンドウとを互いに親子の関係にあるウィ
ンドウと擬制するようにすれば、このような異なったウ
ィンドウ・システムの共存するシステムにおいても表示
領域の検出が可能になる。
【0019】すなわちこのような構成とすれば、表示領
域の検出を、表示画面に表示されたウィンドウの位置変
化が検出されるたびに行うことができ、表示制御につい
ての実際的な便宜を図ることができる。
【0020】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0021】図1は本発明の一実施例におけるマルチウ
ィンドウ制御装置の構成を表わしたものである。
【0022】この実施例のマルチウィンドウ制御装置は
CPU(中央処理装置)31を備えており、データバス
等のバス32を通じて各種の回路装置と接続されている
。このうちRAM(主記憶)33は、プログラムや各種
データを一時的に格納するランダム・アクセス・メモリ
である。ディスク制御装置34は、磁気ディスク35と
接続され、例えばこれに格納されたプログラムを読み出
したり、作成した文書の書き込みを行うようになってい
る。磁気ディスク35の他に、他の外部記憶装置が用い
られてもよい。キーボード36は、キー入力を行う装置
であり、ポインティング・デバイスとしてのマウス37
が接続可能である。表示制御装置38は、CRT等の表
示装置39の制御を行うようになっており、画面メモリ
(図示せず)を内蔵している。通信制御装置41は、例
えばローカルエリアネットワークを構成するケーブル4
2を介して他のワークステーションやプリンタ等の機器
と接続され、必要なデータの入出力を行うようになって
いる。
【0023】図2は、このような構成のマルチウィンド
ウ制御装置を用いて、図12で説明したような表示可能
な領域を求めるための制御の流れを表わしたものである
。なお、説明を簡単にするために、この実施例のマルチ
ウィンドウ制御装置は単一のウィンドウ・システムでウ
ィンドウの表示を行うものとする。また、各ウィンドウ
はそれぞれ単独で存在する場合には、それらの全域に画
情報の表示を行うことができるものとする。
【0024】また、このマルチウィンドウ制御装置の表
示装置39に表示されるウィンドウの配置は、先の図1
2に示す通りとする。すなわち、第1のウィンドウ22
Aが画情報の表示領域を検出するためのウィンドウであ
り、本実施例では検出用ウィンドウと呼ぶことにする。 この図12に示すように検出用ウィンドウ22Aの上に
は、第2および第3のウィンドウ22B、22Cが覆っ
ており、これらに覆われていない2つの矩形領域23、
24が求める画情報の表示領域となる。
【0025】まず、図1に示したCPU31は画情報の
表示領域としてこの領域を検出するための検出用ウィン
ドウ22Aの全領域を設定する(図2ステップS101
)。
【0026】図3は、この検出用ウィンドウの全領域を
表わしたものである。検出用ウィンドウ22Aはその左
上の隅の座標が(X,Y)で、X軸と平行な辺の長さが
“w”、Y軸と平行な辺の長さが“h”であるとする。 便宜的に検出用ウィンドウ22Aの左下隅の座標を原点
(0,0)とすると、表示可能領域は2点(0,0)、
(w,h)を対角線の両端とする矩形領域となる。
【0027】図2に戻って説明を続ける。ステップS1
01で検出用ウィンドウ22Aの全領域を現時点での表
示領域として設定したら、CPU31はRAM33の所
定領域に格納する数値“n”を“1”に初期化する(ス
テップS102)。そして、調査ウィンドウとして検出
用ウィンドウ22Aの親のウィンドウの第1の子のウィ
ンドウを設定する(ステップS103)。
【0028】図4は、ウィンドウの親子関係を一般的に
説明するためのものである。1つのウィンドウ・システ
ムでは、親のウィンドウ51の下に第1〜第nの子のウ
ィンドウ52−1〜52−nが存在し、それぞれの子の
ウィンドウ52−1〜52−nの下には図示しないが孫
ウィンドウが存在するといったようにツリー構造がとら
れている。ここで、最上位のウィンドウは、すでに説明
した表示画面全体をウィンドウとするルート・ウィンド
ウである。本明細書の前提とする親子関係の各ウィンド
ウの間には、親側のウィンドウの占める矩形領域から子
側のウィンドウの矩形領域がはみ出すことはないという
原則が成立している。
【0029】第1の子のウィンドウ52−1が調査ウィ
ンドウとして選択されたら、CPU31はこの調査ウィ
ンドウの領域が前記した表示領域に重なっているかどう
かの判別を行う(ステップS104)。これは、例えば
第1の子のウィンドウ52−1の4隅の座標の少なくと
も1つが検出用ウィンドウ22Aの領域に含まれるかど
うかを数値で比較することによって調べることができる
【0030】図12で、今回の調査ウィンドウ(第2の
ウィンドウ)22Bは検出用ウィンドウ22Aと重なっ
ている。この場合には(ステップS104;Y)、表示
領域の分割が行われ、この結果としての幾つかの表示可
能領域がそれぞれ新しい表示領域として設定される(ス
テップS105)。
【0031】図5は、このような表示領域の変更の様子
を表わしたものである。検出用ウィンドウ22Aの左上
の部分には、斜線で示した調査ウィンドウ22Bが重な
って表示されている。この例では、調査ウィンドウ22
Bの下辺の延長線61が表示領域を分割している。分割
の態様としては、調査ウィンドウ22Bの右側辺の延長
線62を引いて分割を行ってもよいし、2つの延長線6
1、62の双方を用いて更に細かく領域の分割を行うよ
うにしてもよい。
【0032】表示領域の分割が行われたら、幾つかの表
示可能領域が新しい表示領域として設定される。図5で
、延長線61によって分割が行われたものとし、調査ウ
ィンドウ22Bが重合した部分のX軸方向の長さを“w
1”、Y軸方向の長さを“h1”とする。この場合の新
しい表示領域は次の2つになる。
【0033】第1の表示領域:2点(w1,h−h1)
、(w,h)を対角線の両端とする矩形領域。
【0034】第2の表示領域:2点(0,0)、(w,
h−h1)を対角線の両端とする矩形領域。
【0035】図2に戻って、再び説明を続ける。このよ
うにして新しい表示領域の設定が行われたら、数値“n
”が“1”だけ加算されて“2”となる。なお、ステッ
プS104で調査ウィンドウが表示領域に重なっていな
ければ(N)、ステップS105を経ずに直接ステップ
S106に進むことになる。
【0036】次のステップS107で、CPU31は検
出用ウィンドウの親のウィンドウの第nの子のウィンド
ウが存在するかどうかをチェックする。この場合には、
第2の子のウィンドウ22Cが存在するので(Y)、ス
テップS103に進み、これを調査ウィンドウとして設
定する。そして、ステップS104でこの調査ウィンド
ウ22Cが第1または第2の表示領域と重なっているか
どうかの判別が行われる。
【0037】図6は、この新しい表示領域に対する重な
り合いを説明するためのものである。この図で一点鎖線
で囲んだ斜線を引いた領域は調査ウィンドウ22Cの占
める領域を表わしたものである。この調査ウィンドウ2
2Cの占める領域のX軸方向の長さを“w2”、Y軸方
向の長さを“h2”とする。調査ウィンドウ22Cは、
2つの表示領域のいずれにも重なっていることがわかる
【0038】そこで、2つの表示領域とも分割を行い、
これによって得られた表示可能領域が新しい表示領域と
なる(ステップS105)。
【0039】図7は、このようにして得られた2つの新
たな表示領域を斜線で表わしたものである。これらの新
しい表示領域を対角線を用いて表わすと次のようになる
【0040】第1の表示領域:2点(w1,h2)、(
w,h)を対角線の両端とする矩形領域23。
【0041】第2の表示領域:2点(0,0)、(w−
w2,h−h1)を対角線の両端とする矩形領域24。
【0042】この後、数値“n”が“1”だけ加算され
て“3”となる。この例では第3の子のウィンドウが存
在しないので、この段階で表示領域を求めるための処理
が終了する。すなわち、CPU31は、本来検出用ウィ
ンドウ22A全体に書き込むべき画情報を、現実に画情
報の見える部分すなわち図7の斜線で表わした2つの矩
形領域23、24に限定して書き込めばよい。
【0043】以上、単一のウィンドウ・システムに関す
るマルチウィンドウ制御装置の動作について説明した。
【0044】次に異なったウィンドウ・システムに対す
る本発明の適用について考察する。
【0045】異なるウィンドウ・システムが単一のシス
テムの中で同時に動作するものとする。このような場合
、マスタとなるウィンドウ・システムを決めて、他のウ
ィンドウ・システムをこれに従属するスレーブとし、マ
スタとなるウィンドウ・システムの1つのウィンドウ内
にスレーブとなるウィンドウ・システムのウィンドウを
表示させることを考える。この場合には、スレーブとな
るウィンドウ・システムのウィンドウはマスタとなるウ
ィンドウ・システム内のあるウィンドウを親とした子の
関係となる。したがって、マスタとなるウィンドウ・シ
ステムのウィンドウの重なり具合をウィンドウの相対関
係が変化するたびに調べることで、表示を行うべき領域
を把握することができる。すなわち、本発明は同一のウ
ィンドウ・システムのみならず、異なったウィンドウ・
システムが混在する場合にも、適用が可能である。
【0046】次に、実施例では表示されたウィンドウの
全域が画情報を表示することができるとの前提で説明を
行った。しかしながら、多くのウィンドウでは画情報を
本来表示する領域以外のものとして制御用ウィンドウを
配置している。
【0047】図8は、このような制御用ウィンドウを持
ったウィンドウの一例を表わしたものである。画情報表
示用ウィンドウ71の上には、アプリケーションのタイ
トル等を表示する第1の制御用ウィンドウ72−1が配
置されており、右端には画情報を縦にスクロールさせる
際に使用する第2の制御用ウィンドウ72−2が配置さ
れている。また、下端には画情報を横にスクロールさせ
る際に使用する第3の制御用ウィンドウ72−3が配置
されている。
【0048】図9は、図8に示したウィンドウの形式的
な親子関係を表わしたものである。画情報表示用ウィン
ドウ71と3つの制御用ウィンドウ72−1〜72−3
は、これらをまとめたウィンドウ70の枠内に存在する
。この観点から見れば、ウィンドウ70が親で、他のウ
ィンドウ71、72−1〜72−3は子という関係にな
る。
【0049】しかしながら、このような場合には、以上
説明した比較対象となるウィンドウを画情報表示用ウィ
ンドウ71とその制御用ウィンドウ72−1〜72−3
を含めたウィンドウ70とすることで、本発明における
アルゴリズムをなんら変更することなく、表示領域を特
定することができる。
【0050】図10は、このようなウィンドウ・システ
ムにおける親子関係を表わしたものである。同一のウィ
ンドウ形式を持った親のウィンドウ81の下に、図8お
よび図9で示した形式の子のウィンドウ70−1〜70
−3が存在している。これらの間に重なり合いが生じて
いる場合には、前記した原理で表示領域を認定し、最終
的にはその中の画情報表示用ウィンドウ71(図8参照
)の部分に画情報が表示されることになる。
【0051】なお、1つのウィンドウが画情報の表示を
行う画情報表示用ウィンドウと、この画情報表示用ウィ
ンドウ内に表示する文書等のタイトル等を表示するため
にこれに隣接して配置される1または複数の付属ウィン
ドウから構成されるとき、これらを包含するウィンドウ
を単位として各ウィンドウの親子関係をみるようにすれ
ば、画情報の表示用のウィンドウに制御用のウィンドウ
が付属していた場合であっても、表示領域の確定を他と
同一の手順にしたがって行うことができるという利点が
ある。
【0052】更に画面表示に関してマスタとスレーブの
関係にある複数のウィンドウ・システムにおけるマスタ
のウィンドウとこれに内包されるスレーブのウィンドウ
を互いに親子の関係にあるウィンドウと擬制するように
すれば、すなわち異なったウィンドウ・システムにおけ
る主導権をもったマスタ側のウィンドウと、このウィン
ドウ・システムを介して表示制御を行うスレブ側のウィ
ンドウとを互いに親子の関係にあるウィンドウと擬制す
るので、このような異なったウィンドウ・システムの共
存するシステムにおいても表示領域の検出が可能になる
【0053】また、表示画面に表示されたウィンドウの
位置変化を検出する位置変化検出手段と、位置変化が検
出されたとき調査ウィンドウ設定手段が調査ウィンドウ
の設定を行う調査開始手段とを具備させれば、表示領域
の検出を、表示画面に表示されたウィンドウの位置変化
が検出されるたびに行うことができ、表示制御を効果的
に行うことができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、同一の親を持つ子のウィンドウの重なり具合
を比べて、表示領域を分割し、表示できる領域を新たな
表示領域として設定して他の同様なウィンドウとの重な
り具合を調べ、最終的な表示領域を調べるような構成と
したので、実際に表示される矩形領域を迅速に判別する
ことができ、この判別された領域にのみ画情報を表示す
ることができるので、画情報の表示終了までに要する時
間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の一実施例におけるマルチウィンド
ウ制御装置の回路構成の概略を示すブロック図である。
【図2】  本実施例で表示可能な領域を求める制御の
様子を表わした流れ図である。
【図3】  本実施例で一例としての検出用ウィンドウ
の全域を表わした平面図である。
【図4】  本実施例でウィンドウの親子関係を一般的
に表わした説明図である。
【図5】  本実施例で検出用ウィンドウの左上に調査
ウィンドウが重合した状態を示す説明図である。
【図6】  本実施例において図5で示した調査ウィン
ドウによって新たに表示された領域に対する他の調査ウ
ィンドウの重なりの状態を表わした説明図である。
【図7】  本実施例で最終的に求められた2つの新た
な表示領域を示した説明図である。
【図8】  本実施例において画情報表示用ウィンドウ
と制御用ウィンドウによって構成されるウィンドウの一
例を示す平面図である。
【図9】  図8に示したウィンドウとこれを構成する
各ウィンドウの形式的な親子関係を表わした説明図であ
る。
【図10】  図8に示したウィンドウについての親子
関係を表わした説明図である。
【図11】  従来における異なったウィンドウ・シス
テムが共存した表示画面の一例を表わした平面図である
【図12】  従来において複数のウィンドウが重なり
合った状態での表示の様子の表わした説明図である。
【符号の説明】
21……表示画面、23、24……矩形領域(表示領域
)、31……CPU、33……RAM、35……磁気デ
ィスク、38……表示制御装置、39……表示装置、5
1……親のウィンドウ、52……子のウィンドウ、70
……ウィンドウ、71……画情報表示用ウィンドウ、7
2……制御用ウィンドウ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  表示領域検出のために特定された検出
    用ウィンドウとは別のウィンドウで同一表示画面に配置
    されたウィンドウを1つ抽出し調査ウィンドウとして調
    査の対象に設定する調査ウィンドウ設定手段と、調査ウ
    ィンドウが前記検出用ウィンドウと共通の親のウィンド
    ウに内包される子のウィンドウであるかどうかを判別す
    る親子関係判別手段と、この親子関係判別手段によって
    子のウィンドウであると判別された調査ウィンドウが前
    記検出用ウィンドウの表示領域と重なり合っているかど
    うかの判別を行う重合有無判別手段と、この重合有無判
    別手段によって表示領域が重なり合っていると判別され
    たとき、重なった辺あるいはその延長線で前記検出用ウ
    ィンドウの表示領域を分割し、分割後における前記調査
    ウィンドウの属していない領域としての表示可能領域を
    前記検出用ウィンドウに変更して前記親子関係判別手段
    の判別対象とする検出用ウィンドウ変更手段と、前記親
    子関係判別手段によって子のウィンドウでないと判別さ
    れたとき同一表示画面に配置された前記検出用ウィンド
    ウ以外の残りのウィンドウの1つを調査ウィンドウに変
    更して前記親子関係判別手段の判別対象とする調査ウィ
    ンドウ変更手段と、前記検出用ウィンドウ以外で前記調
    査ウィンドウになっていないウィンドウが同一表示画面
    に存在しないとき、その状態での検出用ウィンドウを表
    示可能な領域として設定する表示可能領域設定手段とを
    具備することを特徴とするマルチウィンドウ制御装置。
JP3231546A 1990-10-10 1991-09-11 マルチウィンドウ制御装置 Pending JPH04357520A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/594963 1990-10-10
US07/594,963 US5191644A (en) 1990-10-10 1990-10-10 Multiwindow control system

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