JPH043561B2 - - Google Patents

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JPH043561B2
JPH043561B2 JP16433582A JP16433582A JPH043561B2 JP H043561 B2 JPH043561 B2 JP H043561B2 JP 16433582 A JP16433582 A JP 16433582A JP 16433582 A JP16433582 A JP 16433582A JP H043561 B2 JPH043561 B2 JP H043561B2
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voltage
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JP16433582A
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/02Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は情報記録回路に関し、例えばビデオテ
ープレコーダ(VTR)等の磁気記録装置に適用
するものである。
〔背景技術とその問題点〕
この種の磁気記録装置例えばVTRにおいて従
来磁気ヘツドによつて記録媒体としての磁気テー
プに情報を記録するために第1図に示すように情
報記録回路を用いていた。第1図において、1は
輝度信号増幅回路、2は色信号増幅回路で、増幅
された輝度信号S1及びクロマ信号S2は混合回
路3において混合されて記録増幅回路4に与えら
れる。記録増幅回路4の出力信号電流I1は直列に
接続された負荷抵抗5及び6を通じて磁気ヘツド
回路7に与えられ、一方の負荷抵抗6に並列に接
続されたロータリートランス8の1次巻線8Aを
介して2次巻線8Bに接続された磁気ヘツドでな
るビデオヘツド9に与えられる。なお10は直流
駆動電源である。
第1図の情報記録回路において、ビデオヘツド
9から磁気テープに最良の条件でビデオ信号を記
録するためビデオヘツド9には最適記録電流を流
すようになされ、かくして磁気テープから再生さ
れたビデオ信号に過変調が生じたり画質の低下が
生じたりしないようになされている。そのため従
来は輝度信号増幅回路1及び色信号増幅回路2に
それぞれゲイン設定用抵抗11及び12を設け、
ロータリートランス8の1次側の電流又は電圧が
所定の設定値になるようにゲイン設定用抵抗11
及び12に調整するようになされている。
このロータリートランス8の1次側電流又は電
圧についての設定値は当該磁気記録装置の機種に
おいて採用されたロータリートランス8ないしビ
デオヘツド9の諸定数に応じて決められ、従つて
同じ機種の磁気記録装置については各機器の製造
時に全て同じ基準設定値に合せるようにゲイン設
定用抵抗11及び12を調整するようになされて
いる。
ところがこのようにすると次の不都合がある。
第1に各ビデオヘツドのインピーダンスにはばら
つきがあるため実際にビデオヘツドに流れる電流
を最適記録電流値に正確に一致させるように調整
することは実際上困難な不都合がある。因みにた
とえロータリートランス8の1次側電流又は電圧
を基準設定値になるようにゲイン設定用抵抗11
及び12を正確に設定できたとしても、現に使用
しているビデオヘツド9のインピーダンスが基準
の設計値からばらついていればこの分実際にビデ
オヘツド9に流れる電流は最適記録電流と一致し
なくなり、第1図の構成によればこの不一致を修
正できない。
また第2の製造時の調整によつてたとえ最適記
録電流値に一致するような調整ができたとして
も、その磁気記録装置が使用されている間に例え
ばビデオヘツド9が摩耗してギヤツプ深さが変化
すること等によつてビデオヘツド9のインピーダ
ンスが変化したような場合、この変化を第1図の
構成によつては修正できない不都合がある。この
ようにビデオヘツド9のインピーダンスが使用中
に変化すれば、ビデオヘツド9には最適記録電流
が流れなくなり、その結果記録されたビデオ信号
は画質の劣化を生じさせるような記録レベルに劣
化してしまう。
〔発明の目的〕
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、
採用した磁気ヘツドのインピーダンスに基準設計
値からのばらつきがあつたり、磁気記録装置の使
用中に磁気ヘツドのインピーダンスが変化したり
しても、磁気ヘツドに実際に流れる記録電流を常
に最適記録電流値に維持することができる情報記
録回路を提案しようとするものである。
〔発明の概要〕
かかる目的を達成するため本発明においては、
磁気ベツド回路に供給される電流及び電圧の値に
相当する検出信号を得この検出信号に基づいて当
該電流及び電圧が磁気ヘツドに最適記録電流を流
すに必要な値になるように当該電流及び電圧のゲ
インを調整する。
〔実施例〕 以下図面について本発明の一実施例を詳述する
に、第1図との対応部分に同一符号を附して示す
第2図において、記録増幅回路4の出力信号電流
I1は十分小さい抵抗値の信号検出用抵抗15を介
して負荷抵抗6に流れるようになされ、この信号
検出用抵抗15の両端の接続点P1及びP2の電
圧V1及びV2がインピーダンス変化検出回路16
に与えられる。
インピーダンス変化検出回路16は接続点P1
及びP2の電圧V1及びV2をそれぞれハイパスフ
イルタ17及び18を介して比較回路19の反転
入力端及び非反転入力端に受け、これらの電圧の
差の電圧出力V3をダイオード構成の直流化回路
20において直流化して減算回路21の加算入力
端に与える。ここで比較回路21の差出力V3
接続点P1及びP2間の電圧と差従つて抵抗15
を通じてロータリートランス8の1次側回路(1
次巻線8A及び負荷抵抗6の並列回路でなる)に
流れる電流値に相当する値になる。
これに加えてインピーダンス変化検出回路16
は接続点P2の電圧V2をハイパスフイルタ23、
増幅回路24を順次直列に介してダイオード構成
の直流化回路25に与えられ、この直流化回路2
5によつて直流に変換された減算回路21の減算
入力端に与えられる。ここで直流化回路25の出
力電圧V4は接続点P2の電圧V2の平均電圧レベ
ル値に増幅回路24の増幅度を掛けた値に相当す
る値になり、従つて接続点P2の電圧が基準設定
値から上昇又は下降する方向に変動したとき、直
流化回路25の出力は増幅回路24の増幅度の比
率で変動することになる。
減算回路21の減算出力電圧V5は比較回路2
6に比較入力として与えられ、その基準入力端の
基準電圧源27の出力電圧VRとの誤差電圧V6
インピーダンス変化検出回路16の検出出力信号
として輝度信号ゲイン調整回路28及び色信号ゲ
イン調整回路29に与えられる。このゲイン調整
回路28及び29は誤差電圧V6に対応する大き
さのゲイン調整信号S3及びS4を輝度信号増幅
回路1及び色信号増幅回路2に与えてそのゲイン
を誤差電圧V6が0になるように調整する。なお
この実施例の場合調整回路28及び29は輝度信
号S1及び色信号S2に対して互いに所定の相対
的比率でゲインの調整ができるようになされてい
る。
この実施例の場合ハイパスフイルタ17,18
及び23は、記録増幅回路4の出力信号のうち高
域の輝度信号を通過させるようになされており、
出力信号中の輝度信号に基づいて輝度信号増幅回
路1及び色信号増幅回路2のゲインが調整され
る。
第2図の構成において、ビデオヘツド9のイン
ピーダンスZが第3図に示す如く設計基準値ZO
と、この設計基準値ZOより小さい値ZLと、設計基
準値ZOより大きい値ZHとにばらついているとき、
ロータリートランス8の2次巻線8Bとビデオヘ
ツド9との接続点P3における記録電流I2を最適
記録電流値に設定したとき直流化回路20及び2
5の検出信号V3及びV4の値は第3図に示す如く
それぞれ直線V3及びV4上に載り、従つて検出信
号V3及びV4の変化はビデオヘツド9のインピー
ダンスZに正比例する関係にある。
このことは、ビデオヘツド9のインピーダンス
Zが設計基準値ZOからZL又はZHにばらついたとき
ロータリートランス8の1次電流(検出信号V3
の値がそれに相当する)と1次電圧(検出信号
V4の値がこれに相当する)とを直線V3及びV4
沿うように変化させることができれば、ロータリ
ートランス8の2次電流従つてビデオヘツド9の
記録電流を常に最適記録電流値に維持できること
を意味している。換言すれば記録電流を常に最適
記録電流値に維持するという条件の下にビデオヘ
ツド9のインピーダンスZの基準設計値ZOからの
変化をロータリートランス8の1次側に供給され
る電流及び電圧を変更することによつて補償すれ
ば良いことが分る。
この補償をするためインピーダンス変化検出回
路16は、直流化回路20の電流検出信号V3
減算回路21の加算入力端に与えることにより第
4図の直線V3で示すようにインピーダンスZの
変化に対して正の傾斜で変化するように作用させ
ると共に、直流化回路25の電圧検出信号V4
減算回路21の減算入力端に与えることにより第
4図の直線4で示すように傾斜を反転させてイ
ンピーダンスZの変化に対して負の傾斜で変化す
るように作用させ、これにより減算回路21の出
力端に V5=V34 と表わし得る減算出力V5を得る。ここで電圧検
出信号V4の傾き(従つて反転電圧検出信号4
傾き)が電流検出信号V3傾きと一致するように
増幅回路24の増幅度を選定しておけば、減算出
力信号V5の値は第4図において直線V5で示すよ
うにインピーダンスZが基準設計値ZOの場合の減
算出力信号V5の値とほぼ等しい一定値VCにする
ことができる。
実際上比較回路26の基準電圧VRはこの一定
値VCに選定され、これにより減算出力値V5の値
が一定値VR(=VC)より大又は小のとき誤差信号
V6を発生してゲイン調整回路28及び29に動
作させて誤差信号V6の値が0になるように輝度
信号増幅回路1及び色信号増幅回路2のゲインを
変更させる。
従つて磁気記録装置の製造時ビデオヘツド9と
してインピーダンスZが基準設計値ZOのものを使
えば減算回路21の出力信号 V5(=V34) の値は基準電圧VR(=VC)と等しくなるので比較
回路26の誤差出力V6は0になり、ゲイン調整
回路28及び29は輝度信号増幅回路1及び色信
号増幅回路2を現在のゲインのままで動作させ、
かくしてビデオヘツド9に最適記録電流を流す電
流及び電圧をロータリートランス8の1次側に供
給する。
この状態において磁気記録装置を使用すること
によりビデオヘツド9のインピーダンスが高くな
れば、ロータリートランス8に流入する電流が小
さくなるので直流化回路20の電流検出信号V3
が小さくなり、これに応じて誤差信号V6が生じ
てゲイン調整回路28及び29が増幅回路1及び
2のゲインを大きくするように調整する。かくし
てロータリートランス8に供給される電流及び電
圧が上昇し、減算回路21の出力信号V5が第4
図の一定値VCになつた状態で安定する。
ビデオヘツド9のインピーダンスZが低くなつ
た場合も同様にして減算回路21の出力信号V5
が第4図の一定値VCになつた状態で安定する。
この安定状態ではビデオヘツド9のインピーダ
ンスの変化によつて生ずる記録電流の変化をロー
タリートランス8の1次側の供給電流及び電圧を
修正することによつて最適記録電流値に戻すこと
ができる。
また磁気記録装置の製造時に使つたビデオヘツ
ド9のインピーダンスZがばらつきによつてZH
(又はZL)に変化すれば、ロータリートランス8
の1次側に供給される電流及び電圧が第4図の一
定値VCと一致した状態にあれば比較回路26の
誤差出力V6が0になつて安定状態になるが、不
一致であれば上述の場合と同様にして誤差出力
V6が生じてゲイン調整回路28及び29が誤差
出力V6を0にするようにロータリートランス8
の電流及び電圧を修正し、これにより第4図の一
定値VCと一致した安定状態に戻す。
従つてこの場合もビデオヘツド9の記録電流を
常に最適記録電流値に維持できる。
なお上述においてはインピーダンス変化検出回
路16として電流検出信号V3及び電圧検出信号
V4を減算回路21で減算し、その減算結果に基
づいてゲイン調整信号S3及びS4を得るように
したがこれに代え、電流検出信号V3及び電圧検
出信号V4に基づいて演算回路によつてインピー
ダンスを演算し、その演算結果の変化に応じてゲ
イン調整信号S3及びS4を得るようにしても良
い。
〔発明の効果〕 以上のように本発明によれば、磁気ヘツド回路
に対して記録電流を常に最適記録電流値にするよ
うな電流及び電圧を供給するようにしたことによ
り、たとえバラツキや摩耗によるギヤツプ深さの
変化などによつて磁気ヘツドのインピーダンスが
変化しても常に最適記録電流値で記録し得る情報
記録回路を容易に得ることができる。かくするに
つき電流及び電圧のゲインの調整を自動的になし
得るようにしたので磁気記録装置の調整を一段と
簡易化し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の情報記録回路を示す略線的接続
図、第2図は本発明による情報記録回路の一実施
例を示す略線的接続図、第3図及び第4図はその
動作の説明に供する特性曲線図である。 1,2……輝度信号、色信号増幅回路、3……
混合回路、4……記録増幅回路、7……磁気ヘツ
ド回路、8……ロータリートランス、9……ビデ
オヘツド、16……インピーダンス変化検出回
路、17,18,23……ハイパスフイルタ、1
9……比較器、20,25……直流化回路、21
……減算回路、26……比較回路、28,29…
…ゲイン調整回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 入力信号を所定の出力レベルに増幅する信号
    増幅回路と、 この信号増幅回路に接続される十分小さい抵抗
    値の信号検出用抵抗と、 この信号検出用抵抗に接続される磁気ヘツド
    と、 上記信号検出用抵抗の両端の電圧差を検出する
    インピーダンス検出回路 とを備え、 上記信号増幅回路に基準信号を入力したときの
    上記インピーダンス検出回路の出力信号に基づい
    て上記信号増幅回路の増幅率を変化させるように
    した情報記録回路。
JP16433582A 1982-09-21 1982-09-21 情報記録回路 Granted JPS5954005A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16433582A JPS5954005A (ja) 1982-09-21 1982-09-21 情報記録回路

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JP16433582A JPS5954005A (ja) 1982-09-21 1982-09-21 情報記録回路

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JPS5954005A JPS5954005A (ja) 1984-03-28
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JP16433582A Granted JPS5954005A (ja) 1982-09-21 1982-09-21 情報記録回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6129405A (ja) * 1984-07-20 1986-02-10 Hitachi Ltd 磁気記録再生装置
JP2541920B2 (ja) * 1985-02-15 1996-10-09 ソニー株式会社 ビデオ音声記録装置

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JPS5954005A (ja) 1984-03-28

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