JPS6029048Y2 - 前置増幅回路 - Google Patents
前置増幅回路Info
- Publication number
- JPS6029048Y2 JPS6029048Y2 JP9721579U JP9721579U JPS6029048Y2 JP S6029048 Y2 JPS6029048 Y2 JP S6029048Y2 JP 9721579 U JP9721579 U JP 9721579U JP 9721579 U JP9721579 U JP 9721579U JP S6029048 Y2 JPS6029048 Y2 JP S6029048Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- field effect
- effect transistor
- preamplifier circuit
- coil
- magnetic head
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、磁気記録再生装置における磁気ヘッドに接続
された記録増幅器や再生増幅器等の前置増幅回路の改良
に関するものである。
された記録増幅器や再生増幅器等の前置増幅回路の改良
に関するものである。
一般に、この種の前置増幅回路は、磁気ヘッドの磁気変
換特性等の周波数特性を補障するため、適宜な周波数特
性を呈するように、その周波数特性が調整される。
換特性等の周波数特性を補障するため、適宜な周波数特
性を呈するように、その周波数特性が調整される。
例えば、従来よりビデオテープレコーダにおける再生増
幅器は、入力タンス1の二次側コイルIBにゲートが接
続された電界効果型トランジスタ2を増幅素子として用
い、そのゲートを可変コンデンサ3と可変抵抗4との並
列回路を介して接地し、該可変コンデンサ3の容量値C
と可変抵抗4の抵抗値RDとを調整することによって、
適宜な周波数特性を得るようにしている。
幅器は、入力タンス1の二次側コイルIBにゲートが接
続された電界効果型トランジスタ2を増幅素子として用
い、そのゲートを可変コンデンサ3と可変抵抗4との並
列回路を介して接地し、該可変コンデンサ3の容量値C
と可変抵抗4の抵抗値RDとを調整することによって、
適宜な周波数特性を得るようにしている。
なお、上記入カドランス1は、1:n(nは任意の整数
)の巻数比を有し、その一次側コイル1Aが、1:1の
巻数比のロータリートンス5を介して磁気ヘッド6に接
続されている。
)の巻数比を有し、その一次側コイル1Aが、1:1の
巻数比のロータリートンス5を介して磁気ヘッド6に接
続されている。
上記磁気ヘッド6は、eHなる信号レベルの再生信号を
出力する信号源7.L、4なるインダクタンスのコイル
8およびRHなる抵抗値の抵抗9の直列回路にて等価的
に示され、さらに、上記ロータリートランス5および入
カドランス1を考慮すると、第2図に示すような等価回
路にて示される。
出力する信号源7.L、4なるインダクタンスのコイル
8およびRHなる抵抗値の抵抗9の直列回路にて等価的
に示され、さらに、上記ロータリートランス5および入
カドランス1を考慮すると、第2図に示すような等価回
路にて示される。
なお、第2図において、C1は電界効果型トランジスタ
2の内部容量である。
2の内部容量である。
ところで、上述の如き構成の従来の再生増幅器では、そ
の周波数特性を調整するのに可変抵抗4を用いているの
で、該可変抵抗4で発生される熱雑音成分が再生信号に
重畳されてしまい、熱雑音成分によるS/N比の劣化を
避けることができない。
の周波数特性を調整するのに可変抵抗4を用いているの
で、該可変抵抗4で発生される熱雑音成分が再生信号に
重畳されてしまい、熱雑音成分によるS/N比の劣化を
避けることができない。
そこで、本考案は、上述の如き従来例における問題点に
鑑み、磁気ヘッドがゲートに接続される電界効果型トラ
ンジスタを増幅素子として備えた前置増幅回路において
、上記電界効果型トランジスタのドレインに負荷抵抗を
接続し、ソースに所定のインダクタンス値Lsを有する
コイルを接続し、上記電界効果型トランジスタの内部容
量をCinとし、上記電界効果型トランジスタの相互コ
ンダクタンスをgmとして、入力インダクタンスZが z=−、−二し=+gm−↓Σ十jωb j6)Cxn Cin となるようにしたことを特徴とすることによって、熱雑
音の発生原因となる抵抗を用いることなく、インダクタ
ンスによって等価的にダンピング特性を得て、所望の周
波数特性を実現し、且つ、良好なS/N比をもって増幅
出力信号を出力するような前置増幅回路を提供するもの
である。
鑑み、磁気ヘッドがゲートに接続される電界効果型トラ
ンジスタを増幅素子として備えた前置増幅回路において
、上記電界効果型トランジスタのドレインに負荷抵抗を
接続し、ソースに所定のインダクタンス値Lsを有する
コイルを接続し、上記電界効果型トランジスタの内部容
量をCinとし、上記電界効果型トランジスタの相互コ
ンダクタンスをgmとして、入力インダクタンスZが z=−、−二し=+gm−↓Σ十jωb j6)Cxn Cin となるようにしたことを特徴とすることによって、熱雑
音の発生原因となる抵抗を用いることなく、インダクタ
ンスによって等価的にダンピング特性を得て、所望の周
波数特性を実現し、且つ、良好なS/N比をもって増幅
出力信号を出力するような前置増幅回路を提供するもの
である。
以下、本考案について、一実施例を示す図面に従い詳細
に説明する。
に説明する。
ビデオテープレコーダの再生増幅器に本考案を適用した
場合の一実施例について、その具体的な回路構成を第3
図に示すとともに、その要部の等価回路図を第4図に示
す。
場合の一実施例について、その具体的な回路構成を第3
図に示すとともに、その要部の等価回路図を第4図に示
す。
この実施例において、図示しない磁気テープをトレース
して再生信号を検出する磁気ヘッド11は、図示しない
回転磁気ヘッド装置に配置されており、ロータリートラ
ンス12を介して、入カドランス13の一次側コイル1
3Aに接続されている。
して再生信号を検出する磁気ヘッド11は、図示しない
回転磁気ヘッド装置に配置されており、ロータリートラ
ンス12を介して、入カドランス13の一次側コイル1
3Aに接続されている。
上記入カドランス13の二次側コイル13Bは、その一
端が増幅素子としての電界効果型トランジスタ14のゲ
ート端子に接続され、また、その他端が抵抗15を介し
て正の電源供給端子16に接続されるとともに抵抗17
とコンデンサ18との並列回路を介してダイオード19
のアノードに接続されている。
端が増幅素子としての電界効果型トランジスタ14のゲ
ート端子に接続され、また、その他端が抵抗15を介し
て正の電源供給端子16に接続されるとともに抵抗17
とコンデンサ18との並列回路を介してダイオード19
のアノードに接続されている。
上記ダイオード19のカソードがコレクタに接続された
PNP )ランジスタ20は、そのエミッタが接地され
、そのベースがコンデンサ21を介して接地されている
とともに抵抗22を介して上記正の電源供給端子16に
接続されている。
PNP )ランジスタ20は、そのエミッタが接地され
、そのベースがコンデンサ21を介して接地されている
とともに抵抗22を介して上記正の電源供給端子16に
接続されている。
また、上記電界効果型トランジスタ14は、そのドレイ
ン端子がコンデンサ23を介して信号出力端子24に接
続されているとともにダイオード25と負荷抵抗26と
の直列回路を介して上記正の電源供給端子16に接続さ
れ、そのソース端子が周波数補障用のコイル27の一端
に接続されている。
ン端子がコンデンサ23を介して信号出力端子24に接
続されているとともにダイオード25と負荷抵抗26と
の直列回路を介して上記正の電源供給端子16に接続さ
れ、そのソース端子が周波数補障用のコイル27の一端
に接続されている。
上記コイル27の他端が抵抗28とコンデンサ29との
並列回路を介してコレクタ端子に接続されているPNP
)ランジスタ30は、そのエミッタ端子が接続され、そ
のベース端子が抵抗31.32の直列回路およびコンデ
ンサ33を介して接地されている。
並列回路を介してコレクタ端子に接続されているPNP
)ランジスタ30は、そのエミッタ端子が接続され、そ
のベース端子が抵抗31.32の直列回路およびコンデ
ンサ33を介して接地されている。
上記抵抗31.32の接続中点は、上記正の電源供給端
子16に接続されているとともに、コンデンサ34を介
して接地されている。
子16に接続されているとともに、コンデンサ34を介
して接地されている。
上述の如き構成の実施例においては、ロータリートラン
ス12の巻数比1:1、入カドランス13の巻数比を1
:nとして、要部の等価回路を示すと、第5図に示すよ
うに、増幅素子としての電界効果トランジスタ14のゲ
ート端子に磁気ヘッド11が接続され、該電界効果トラ
ンジスタ14のソース端子にLsなるインダクタンスの
周波数補障用コイル27が接続されたことになる。
ス12の巻数比1:1、入カドランス13の巻数比を1
:nとして、要部の等価回路を示すと、第5図に示すよ
うに、増幅素子としての電界効果トランジスタ14のゲ
ート端子に磁気ヘッド11が接続され、該電界効果トラ
ンジスタ14のソース端子にLsなるインダクタンスの
周波数補障用コイル27が接続されたことになる。
上記電界効果トランジスタ14には、その内部容量Ci
n、ゲート電圧をegl ソース電圧をesとすると、 lD= (eg−es) *gm −−−−
−−第1式なる第1式にて示されるドレイン電流IDが
流れ、 1g= (eg−es) * j ωcin
−−−−−−第2式なる第2式にて示されるゲート電流
Igが流れる。
n、ゲート電圧をegl ソース電圧をesとすると、 lD= (eg−es) *gm −−−−
−−第1式なる第1式にて示されるドレイン電流IDが
流れ、 1g= (eg−es) * j ωcin
−−−−−−第2式なる第2式にて示されるゲート電流
Igが流れる。
上&mは、電界効果型トランジスタ14の相互コンダク
タンスである。
タンスである。
そこで、上記電界効果型トランジスタ14のソース電圧
esは、 eS=(lD十Ig)・jωLS = (6g−es) (gm十j ωcin)
* j ωLs−+jωC4n−jωLs 1+(gm+ j6)Cin、jcuLs″eg −
−−−−−第3式なる第3式にて示される。
esは、 eS=(lD十Ig)・jωLS = (6g−es) (gm十j ωcin)
* j ωLs−+jωC4n−jωLs 1+(gm+ j6)Cin、jcuLs″eg −
−−−−−第3式なる第3式にて示される。
また、ゲート電流1gは、
1g= (eg−es) * j ωcinjωC1
n 1+(gm+ jωcin)−jωLs″egなる第4
式にて示される。
n 1+(gm+ jωcin)−jωLs″egなる第4
式にて示される。
従って、入力インダクタンス2を求めると、
・・・・・・第4式
%式%
)
==+g111− 、;−)−j ωLS −−−
−−−第5式なる第5式にて入力インダクタンスを示す
ことができる。
−−−第5式なる第5式にて入力インダクタンスを示す
ことができる。
すなわち、上述の如き構成の実施例においては、増幅素
子としての電界効果型トランジスタ14の入力インダク
タンスZを上記第5式に従って第4図の等価回路に表わ
すことができ、該第5式における右辺第2項の訓・Ci
nなる抵抗値によって、熱雑音を発生することなく周波
数特性上のピークをダンピングすることができる。
子としての電界効果型トランジスタ14の入力インダク
タンスZを上記第5式に従って第4図の等価回路に表わ
すことができ、該第5式における右辺第2項の訓・Ci
nなる抵抗値によって、熱雑音を発生することなく周波
数特性上のピークをダンピングすることができる。
上述の実施例の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、入力インピーダンスZが l Ls Z=j、cin十gma c面子j ωLsとなるよう
に、電界効果型トランジスタのソースに所定のインダク
タンス値Lsのコイルを接続することによって、熱雑音
の発生を伴うことなく、周波数特性を設定することので
きる前置増幅回路を提供することができ、所期の目的を
十分に達成できる。
ば、入力インピーダンスZが l Ls Z=j、cin十gma c面子j ωLsとなるよう
に、電界効果型トランジスタのソースに所定のインダク
タンス値Lsのコイルを接続することによって、熱雑音
の発生を伴うことなく、周波数特性を設定することので
きる前置増幅回路を提供することができ、所期の目的を
十分に達成できる。
第1図は従来の再生増幅器の回路構成を示す回路図であ
る。 第2図は上記従来例の等価回路図である。 第3図は本考案に係る前置増幅回路の一実施例の具体的
な回路構成を示す回路図である。 第4図はこの実施例の要部の等価回路図である。 第5図は上記実施例の増幅素子の入力インピーダンスを
示す等価回路図である。 11・・・・・・磁気ヘッド、14・・・・・・増幅素
子、26・・・・・・負荷抵抗、27・・・・・・コイ
ル。
る。 第2図は上記従来例の等価回路図である。 第3図は本考案に係る前置増幅回路の一実施例の具体的
な回路構成を示す回路図である。 第4図はこの実施例の要部の等価回路図である。 第5図は上記実施例の増幅素子の入力インピーダンスを
示す等価回路図である。 11・・・・・・磁気ヘッド、14・・・・・・増幅素
子、26・・・・・・負荷抵抗、27・・・・・・コイ
ル。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 磁気ヘッドがゲートに接続される電界効果型トランジス
タを増幅素子として備えた前置増幅回路において、上記
電界効果型トランジスタのドレインに負荷抵抗を接続し
、ソースに所定のインダクタンス値Lsを有するコイル
を接続し、上記電界効果型トランジスタの内部容量0n
とし、上記電界効果型トランジスタの相互コンダクタン
スを胛として、 入力インピーダンス2が l Ls Z =j、、、cin+gm e ζ伍十j ωLsと
なるようにしたことを特徴とする前置増幅回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9721579U JPS6029048Y2 (ja) | 1979-07-14 | 1979-07-14 | 前置増幅回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9721579U JPS6029048Y2 (ja) | 1979-07-14 | 1979-07-14 | 前置増幅回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5616822U JPS5616822U (ja) | 1981-02-14 |
JPS6029048Y2 true JPS6029048Y2 (ja) | 1985-09-03 |
Family
ID=29330027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9721579U Expired JPS6029048Y2 (ja) | 1979-07-14 | 1979-07-14 | 前置増幅回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6029048Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2520809B2 (ja) * | 1991-11-21 | 1996-07-31 | 国際電気株式会社 | Fetバイアス回路 |
-
1979
- 1979-07-14 JP JP9721579U patent/JPS6029048Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5616822U (ja) | 1981-02-14 |
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