JPH054082Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH054082Y2
JPH054082Y2 JP1984139378U JP13937884U JPH054082Y2 JP H054082 Y2 JPH054082 Y2 JP H054082Y2 JP 1984139378 U JP1984139378 U JP 1984139378U JP 13937884 U JP13937884 U JP 13937884U JP H054082 Y2 JPH054082 Y2 JP H054082Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amplifier
circuit
magnetic head
damping
capacitance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1984139378U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6155201U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984139378U priority Critical patent/JPH054082Y2/ja
Publication of JPS6155201U publication Critical patent/JPS6155201U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH054082Y2 publication Critical patent/JPH054082Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はフイードバツクアンプにかかわり、
特にVTRの磁気ヘツドに対する記録、再生用の
アンプに設けるダンピング回路に関するものであ
る。 [従来の技術] VTRの磁気ヘツドに対する記録アンプには通
常、第3図に示すように磁気ヘツドのインダクタ
ンスLと、出力容量Cによる共振回路ZLを利用し
て、アンプGの増幅周波数帯域を高域側に広げる
ことが行われている。なお、Ri は入力抵抗、ei
信号源を示し、ロータリトランス等は省略されて
いる。 しかし、このようなピーキングによる広帯化も
共振特性によるピーク点の高さが、磁気ヘツドの
インダクタンスLのバラツキによつて変動し、ま
た、共振回路のZLのQが高い場合は信号の位相が
周波数によつて変化するため画質の劣化を生じ
る。 そこで、この共振特性に対してQダンプを施
し、ピークを抑えることによつて周波数特性を改
善する必要がある。このようなQダンプは後述す
るように再生系のアンプにも適用されており、こ
の点については第4図、第5図b、第6図bで説
明する。 共振特性のQダンプ回路の簡便の方法として
は、第5図aに示すようにアンプGに対して抵抗
Rを負荷し、アンプGの出力抵抗を実質的に低下
してQダンプを施すことが考えられる。 この場合は図示したように電圧、電流を設定
し、アンプGの電流利得をAiとすると、 i2=Ai・i1 … i3=vp/ZL … vp=−(i2+i3)・R … i1+i2+i3=vi/Ri … より、 vp=−(Ai・i1+vp/ZL)・R ∴i1=−R+ZL/Ai・R・ZLvp … 第,,式より、 −(R+ZL/Ai・R・ZL+1/R)vp=vi/Ri ∴vp=−R・ZL・Ai/(R+(Ai+1)・ZL)Ri・vi
… 一方、第6図aにおいては、 vp=−i2R・ZL/Ai+1/R/(Ai+1)+ZL となつており、i2=−vi/Riであるから、 vp=R・ZL/R+(Ai+1)ZL・Aivi/Ri… 第式と第式は等しいから、第5図aと第6
図aは等価な増幅回路を構成している。 したがつて、第5図aの回路では磁気ヘツドの
インダクタンスLと出力容量Cで構成される共振
回路ZLは抵抗値(R/Ai+1)によつてQダンプ
されたことになる。 ダンピング用の抵抗値はr=√に選ぶ
と、ω=0とω=1/√・においてほぼ同一
の記録電流が供給されるため、第5図aのダンピ
ング用の抵抗の抵抗値rは大体50KΩ〜80KΩ
に設定されることになる。 [考案が解決しようとする問題点] ところで、実際の回路では、前記アンプGは
IC回路で構成され、プリント基板に装着されて
いるため、アンプ入力端子と出力端子にダンピン
グ用の抵抗を接続すると第7図に示すように浮
遊容量CFが付加される。 この浮遊容量CFの容量値は、例えば0.05pFと
小さくてもアンプGによる(Ai+1)倍の容量増
倍効果により、アンプGの利得が160としても、
ほぼ容量8pFが付加されたのと等価になるため、
この浮遊容量CFによつて共振回路ZLの共振点が
低い方にシフトし、ピーキングによる周波数特性
の改善効果を低減するという問題がある。 この考案は、このようにダンピング用の抵抗に
よつて実際に発生する周波数帯域のせばまりを軽
減できるようにしたフイードバツクダンピングア
ンプを提供するものである。 [問題点を解決するための手段] 第1図はこの考案の一実施例を示すフイードバ
ツクアンプの構成図を示したもので、従来と同様
にGはアンプ、ZLは磁気ヘツドのインダクタンス
Lとその巻線やリード線、およびアンプGの出力
容量Cなどで構成されている共振回路である。 R/2はフイードバツクダンピング用の抵抗を
示し、この実施例では抵抗値r/2の抵抗体が2
本直列に接続され、抵抗値がrとなるように構成
されている。 そして、これらの抵抗はコンデンサC1により
直流がカツトされるように構成されている。 コンデンサC1の容量は記録信号の周波数に対
して十分に小さいインピーダンスとなるように選
び、アンプGのオフセツトレベルの設定が容易に
なるようにする。 この考案は、第1図に示されるようにダンピン
グ用の抵抗が2本の直列接続された抵抗R/2
によつて所定の抵抗値rとなるように構成されて
いるので、各抵抗R/2が例えば実際の配線によ
つて点線で示すように浮遊容量CFを持つていた
としてもアンプGの入力および出力間の合成容量
は少なくともCF/2となり、従来の場合よりも
共振回路ZLに対する共振周波数の低下を軽減させ
ることができる。 そのため、磁気ヘツドに供給する信号の帯域が
せまくなることを防止できる。 なお、前記実施例は記録用のアンプについて述
べたが、再生用のアンプについても同様な問題が
解決される。すなわち、再生用のアンプの場合は
第4図に示すようにアンプGの入力側に接続され
ている磁気ヘツド(再生ヘツド)のインダクタン
スLiと入力容量Ciによつて共振回路ZLが形成さ
れ、その共振周波数pでピーキングを行い周波数
特性を改善しているが、このピーキングの高さが
インダクタンスLiのQのバラツキによつて変化す
るため、第5図bに示すようにアンプGに対して
ダンピング用の抵抗を接続することが考えられ
る。 この場合も詳細な説明を省略するが、ダンピン
グ用の抵抗が第6図bに示すように共振回路ZL
に対してR/Av+1の抵抗値として挿入された
回路と等価になるため、共振回路ZLのピークをダ
ウンすることができ、アンプGの周波数特性を改
善することができる。 そして、記録用のアンプGで説明したように浮
遊容量CFの影響を軽減するために、ダンピング
用の抵抗を第1図に示したように分割して直列
接続することにより同様な効果を上げることがで
きるものである。 なお、前記したダンピング用の抵抗R/2は記
録用アンプ、または再生用アンプで異なる値とな
るが2分割される点は同一である。 第2図は、磁気ヘツドに供給される記録用信号
の周波数帯域を示したもので、Xは共振回路ZL
よるピーキング効果があるときの周波数特性、Y
はこの考案のQダンプによる周波数特性である。 また、Zはダンピング用の抵抗の浮遊容量
CFによつて共振周波数pが低下し、周波数帯域が
せまくなつた第7図の場合の周波数特性を示す。 [考案の効果] 以上説明したように、この考案のフイードバツ
クアンプは、ダンピング用の抵抗が2個の抵抗体
を直列に接続したもので構成されているので、入
力、または出力側に接続されている共振回路のダ
ンピングが周波数特性を損なうことなく行うこと
ができるという利点があり、特に、磁気ヘツドの
記録、または再生用アンプに使用することによつ
て所定の周波数帯域を確保することができるとい
う効果を奏するものである。 又、直列した抵抗の中間にコンデンサを設ける
ことによつて交流分だけフイードバツクしている
で、アンプのオフセツトレベルの設定を容易にす
ると共に、コンデンサを中間に設けることによつ
て抵抗間の距離を離すことになるので、より一層
CFの影響を軽減することができるという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すフイードバ
ツクアンプ(記録用)の回路図、第2図はダンピ
ング特性を示す説明図、第3図、第4図は記録、
および再生用のアンプの接続図、第5図a,bは
記録、および再生用アンプのダンピング用の抵抗
Rの挿入位置を示す回路図、第6図a,bは第5
図a,bの等価回路図、第7図は浮遊容量CF
説明図である。 図中、Gはアンプ、はダンピング用の抵抗、
Lは磁気ヘツドのインダクタンス、Cは出力容
量、CFは浮遊容量を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 増幅回路の入力端子、または出力端子に接続さ
    れている磁気ヘツドのインダクタンスを含む共振
    特性をダンプするダンピング用の抵抗が、前記増
    幅回路の入力−出力端子間に設けられているフイ
    ードバツク回路に抵抗値のほぼ等しい2個の抵抗
    体の直列接続によつて構成され、かつこの2個の
    抵抗体の接続点にコンデンサが介在されているこ
    とを特徴とするフイードバツクアンプ。
JP1984139378U 1984-09-17 1984-09-17 Expired - Lifetime JPH054082Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984139378U JPH054082Y2 (ja) 1984-09-17 1984-09-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984139378U JPH054082Y2 (ja) 1984-09-17 1984-09-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6155201U JPS6155201U (ja) 1986-04-14
JPH054082Y2 true JPH054082Y2 (ja) 1993-02-01

Family

ID=30697755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984139378U Expired - Lifetime JPH054082Y2 (ja) 1984-09-17 1984-09-17

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH054082Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5611606A (en) * 1979-07-06 1981-02-05 Hitachi Ltd Reproducing amplifier for video tape recorder

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0119213Y2 (ja) * 1980-11-20 1989-06-05

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5611606A (en) * 1979-07-06 1981-02-05 Hitachi Ltd Reproducing amplifier for video tape recorder

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6155201U (ja) 1986-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0293806A2 (en) Dynamic Loudspeaker driving apparatus
US5369355A (en) Compensation circuit for transformer linearization
JPH0132566B2 (ja)
JPS5947495B2 (ja) 可変インピ−ダンス回路
JPH054082Y2 (ja)
US4622660A (en) Systems and methods for signal compensation
US4222012A (en) Amplifier device
JPS6125264B2 (ja)
US4594561A (en) Audio amplifier with resistive damping for minimizing time displacement distortion
US4636745A (en) Signal waveform equalizing circuitry
JPH0241934Y2 (ja)
JPS6236340Y2 (ja)
JPS59183522A (ja) 電気信号処理装置
JPH0212740Y2 (ja)
JPS6211047Y2 (ja)
JPS6029048Y2 (ja) 前置増幅回路
JPS5931054Y2 (ja) 等価インダクタンス回路
JPH07105504A (ja) 磁気記録ヘッドの交流バイアス制御装置
JPS6142890B2 (ja)
JPS63199585A (ja) ビデオ信号再生回路
JPS6117619Y2 (ja)
JPH0724088B2 (ja) ビデオ信号再生装置
JPS5821210Y2 (ja) 高周波集積回路装置
JP2513391Y2 (ja) インピ―ダンス補償回路
JPH05327404A (ja) トラップ回路