JPH0119213Y2 - - Google Patents

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JPH0119213Y2
JPH0119213Y2 JP1980166929U JP16692980U JPH0119213Y2 JP H0119213 Y2 JPH0119213 Y2 JP H0119213Y2 JP 1980166929 U JP1980166929 U JP 1980166929U JP 16692980 U JP16692980 U JP 16692980U JP H0119213 Y2 JPH0119213 Y2 JP H0119213Y2
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JP
Japan
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recording
amplifier
resistor
switch
resistors
Prior art date
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JP1980166929U
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JPS5788955U (ja
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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は内蔵マイクロホンおよび内蔵スピー
カとを有したテープレコーダの録音再生回路に係
り、特にその印刷配線板のスルーホール導通部に
よる共通インピーダンスの影響による録音時のハ
ウリングを除去し得るように改良したものに関す
る。
周知のように、内蔵マイクロホンおよび内蔵ス
ピーカとを有したテープレコーダでは、録音時に
内蔵スピーカからの洩れ音が内蔵マイクロホンに
入ることによつて生じるハウリングを防止してや
る必要がある。
一方、この種、テープレコーダの録音再生回路
は、印刷配線板の一面に回路構成に必要な抵抗を
印刷抵抗として形成し、他面に対してはスルーホ
ール導通部を介して電気的接続がなされるように
することにより、高密度実装化を図ることが考え
られている。
しかるに、スルーホール導通部の共通インピー
ダンスの影響によつて上述した不所望なハウリン
グが生じがちであることが問題となる。
そこで、この考案は以上のような点に鑑みてな
されたもので、印刷配線板のスルーホール導通部
の影響によるハウリングを確実に防止し得るよう
にしたテープレコーダの録音再生回路を提供する
ことを目的としている。
以下図面を参照してこの考案の一実施例につき
詳細に説明する。
第1図は内蔵マイクロホンおよび内蔵スピーカ
とを有するテープレコーダの録音再生回路を示し
ている。すなわち、この図は録音再生切換スイツ
チS1〜S4がいずれも録音側Rとなされた録音状態
を示すもので、内蔵マイクロホンMからの録音信
号はコンデンサC1,スイツチS2を直列に介して
この状態では録音用となる増幅器A1に供給され
る。そして、この増幅器A1で所要のレベルに増
幅された録音信号はコンデンサC3と抵抗R4を並
列に介して録音再生兼用の磁気ヘツドHに対し、
図示しないバイアス発振器からの録音バイアス信
号に重畳された状態で加えられるようになる。
この場合、後述の如く抵抗R1,R2,R3および
コンデンサC2である増幅器A1の帰還回路から再
生用として抽出される線路LがスイツチS3で接地
に落とされていることにより、後述する再生系回
路への入力信号を断つてそのスピーカSPから音
が出ないようになされている。つまり、これはス
ピーカSPからの音が内蔵マイクロホンMに入る
ことによつて生じるいわゆるハウリングと称され
る不所望な現象を防止せんとするものである。
また、再生状態では上記各スイツチS1〜S4がい
ずれも再生側Pになされ、磁気ヘツドHからの再
生信号はスイツチS1,S2を介してこの状態では再
生用となる増幅器A1に供給される。次に、この
増幅器A1で所要のレベルに増幅された再生信号
は、該増幅器A1に対する帰還回路内の抵抗R2
R3の接続中点から抵抗R5を介して抽出された後、
コンデンサC4および可変抵抗VR1でなるトーン
コントロール系および可変抵抗VR2でなるボリユ
ームコントロール系を介して主増幅器A2に加え
られる。そして、この主増幅器A2で所要のレベ
ルに電力増幅された再生信号はスピーカSPを奏
鳴せしめるのに供せられる。
第2図は、特にハウリング防止を考慮しない場
合のテープレコーダの録音再生回路が実装される
印刷配線板として、特に増幅器A1の周辺部を示
している。この場合、第1図の符号と同符号を付
してあるが、特に基板裏面側に形成される導電体
パターンP1の一端は、印刷抵抗として基板表面
側に形成される抵抗R2,R3,R5の各一端の共通
接続点に銀等の鍍金が施こされることにより電気
的に導通されて基板裏面側に形成されたスルーホ
ール導通部THに接続されている。
第3図はかかる第2図におけるスルーホール導
通部TH周辺の等価回路を示すもので、r0はスル
ーホール導通部THによつて生じる共通インピー
ダンスである。
而して、上述した録音状態時にあつては実際
上、この共通インピーダンスr0を介して再生用抽
出線路LがスイツチS3により接地に落とされるこ
とになるため、該再生用抽出線路Lを完全に接地
短絡することができない状態となつている。
このため、増幅器A1からの出力が抵抗R5を介
して再生系回路に流入し、最終的にスピーカSP
から音洩れが生じてしまうので、前述した如き内
蔵マイクロホンに対するハウリング現象の防止を
完全には行えなくなつてしまうという問題を有し
ていた。
第4図は特にハウリング防止を考慮した場合の
テープレコーダの録音再生回路が実装される印刷
配線板として、特に増幅器A1の周辺部を示して
いる。この場合、第1図(第2図)同じものには
同一符号を付してあるが、特に基板裏面側に形成
される導電体パターンP2はその一端が印刷抵抗
として基板表面側に形成される抵抗R2,R3,R5
の各一端の共通接続点に対しそのうちの抵抗R2
R3の各一端共通導通用として基板裏面側に形成
された第1のスルーホール導通部TH1に接続さ
れ、且つ中間部側が残る抵抗R5の一端導通用と
して基板裏面側に形成された第2のスルーホール
導通部TH2に接続されている。なお、この導電
体パターンP2の他端部側がスイツチS3を介して
接地パターン(GND)に接続されている点は前
述した第2図の場合と同様である。
第5図はかかる第4図におけるスルーホール導
通部TH1,TH2周辺の等価回路を示すもので、
r1,r2はそれぞれ第1および第2のスルーホール
導通部TH1,TH2によつて生じる共通インピー
ダンスである。
すなわち、抵抗R2,R3の各一端の共通接続点
は第1のスルーホール導通部TH1による共通イ
ンピーダンスr1を介してスイツチS3側に接続され
ると共に、抵抗R5の一端は該共通インピーダン
スr1のスイツチS3側端に第2のスルーホール導通
部TH2による共通インピーダンスr2を介して接続
された状態となつている。
而して、以上のような印刷配線板の構成によれ
ば、実際の録音状態において抵抗R2,R3の各一
端の共通接続点は共通インピーダンスr1を介して
接地に落とされることになるが、再生用抽出線路
となる抵抗R5は共通インピーダンスr2を介して共
通インピーダンスr1の低電位側つまり接地点に直
接的に接続される状態となつているので、再生用
抽出線路には増幅器A1からの出力が流入し得な
いようになされている。
つまり、スルーホール導通部TH1,TH2によ
る共通インピーダンスr1,r2は実際の回路動作上
何んらの影響を与えないようになされているもの
である。これによつて、この場合にはスピーカか
らの音洩れが生ぜず、内蔵マイクロホンに対する
ハウリング現象を確実に防止することができる。
そして、再生状態時には共通インピーダンス
r1,r2を介して抵抗R5から再生信号が抽出される
ことになるが、その際共通インピーダンスr1,r2
は実質的に無視し得るので何んら問題とはならな
い。
なお、この考案は上記し且つ図示した実施例に
のみ限定されることなく、この考案の要旨を逸脱
しない範囲で種々の変形や適用が可能であること
は言う迄もない。
従つて、以上詳述したようにこの考案によれ
ば、実際の回路動作上スルーホール導通部による
共通インピーダンスの影響によるハウリングを確
実に除去し得るように改良したテープレコーダの
録音再生回路を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るテープレコーダの録音
再生回路を示す構成図、第2図、第3図は第1図
の回路が実装されるハウリング防止を考慮しない
場合の印刷配線板の要部の導電体パターン図とそ
れの等価回路図、第4図、第5図は第1図の回路
が実装されるハウリング防止を考慮した場合の印
刷配線板の一実施例を示す要部の導電体パターン
図とそれの等価回路図である。 P2……導電体パターン、TH1,TH2……スル
ーホール導通部、R1〜R3,R5……抵抗(印刷抵
抗)、S1〜S4……録音再生切換スイツチ、r1,r2
……共通インピーダンス、M……内蔵マイクロホ
ン、H……磁気ヘツド、A1,A2……増幅器、SP
……内蔵スピーカ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入出力端に第1、第2および第3の抵抗が直列
    に接続されると共に、前記第1の抵抗にコンデン
    サが並列に接続されてなる帰還回路を有して録音
    時および再生時に兼用される第1の増幅器と、前
    記録音時に録音信号を前記第1の増幅器の入力端
    に供給する内蔵マイクロホンと、前記録音時に前
    記第1の増幅器の出力端からの録音信号が供給さ
    れると共に、前記再生時に再生信号を前記第1の
    増幅器の入力端に供給する磁気ヘツドと、前記第
    2および第3の抵抗との接続点から第4の抵抗を
    介して前記第1の増幅器の出力端からの再生信号
    が入力端に供給される第2の増幅器と、この第2
    の増幅器の出力端からの再生信号が供給される内
    蔵スピーカと、前記第2および第3の抵抗との接
    続点を前記録音時に接地すると共に再生時に開放
    するスイツチとを具備し、前記第1乃至第4の抵
    抗を印刷配線基板の第1の面に第1乃至第4の印
    刷抵抗として形成すると共に、少なくとも前記第
    2および第3の印刷抵抗の接続点に電気的に導通
    される第1のスルーホール導通部およびこの第1
    のスルーホール導通部と前記第4の印刷抵抗とに
    電気的に導通される第2のスルーホール導通部と
    を前記印刷配線基板の第2の面に形成し、前記印
    刷配線基板の第2の面に前記第2のスルーホール
    導通部と電気的に一端が導通されると共に他端が
    接地されたスイツチ接続パターンを形成し、この
    スイツチ接続パターンの一端を前記スイツチの前
    記録音時の端子とし且つ他端を前記スイツチの共
    通端子としたことを特徴とするテープレコーダの
    録音再生回路。
JP1980166929U 1980-11-20 1980-11-20 Expired JPH0119213Y2 (ja)

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JPS5788955U JPS5788955U (ja) 1982-06-01
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5162360A (ja) * 1974-11-29 1976-05-29 Hitachi Ltd
JPS5528603A (en) * 1978-08-22 1980-02-29 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Facsimile transmission unit

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