JP3380685B2 - 高周波電子機器 - Google Patents

高周波電子機器

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JP3380685B2
JP3380685B2 JP20306196A JP20306196A JP3380685B2 JP 3380685 B2 JP3380685 B2 JP 3380685B2 JP 20306196 A JP20306196 A JP 20306196A JP 20306196 A JP20306196 A JP 20306196A JP 3380685 B2 JP3380685 B2 JP 3380685B2
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寛 鍛治
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唯章 大西
晃 川村
義浩 佐藤
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    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
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    • H05K3/3442Leadless components having edge contacts, e.g. leadless chip capacitors, chip carriers

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  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
  • Structure Of Receivers (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばテレビ(以
下単にTVという)、ビデオテープレコーダ(以下単に
VTRという)等に組み込まれるRFフロントエンド
(以下単にフロントエンドという)等の高周波電子機器
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の高周波電子機器、例えば、VTR
に用いられるフロントエンドの構成を図8乃至図10を
用いて説明する。図8はフロントエンドを使用したVT
Rのブロック構成図、図9はフロントエンドの各回路部
の配置図、図10はフロントエンドの回路部の一つであ
る分配部の回路図である。
【0003】先ず、図8において、アンテナ1で受信さ
れたTV信号はVTR2のアンテナ入力端子3に導か
れ、フロントエンド4の分配部5に入力される。分配部
5で分配されたTV信号の一方は出力線6を介してチュ
ーナ部7に入力される。チューナ部7で中間周波数に周
波数変換されたTV信号は後続の復調部8を経て録画部
9に入力され、録画される。また、分配部5からの他方
のTV信号は出力線10を介して切り替え部11に入力
される。
【0004】一方、再生部12からのビデオ信号等は変
調部13でRF信号に変換され、出力線14を介して切
り替え部11に入力される。切り替え部11は、再生時
には変調部13からのRF信号をTV出力端子15に出
力し、テレビ(図示せず)で再生画を視聴する。このと
き、出力線10からのTV信号はTV出力端子15へは
出力されないようになっている。
【0005】フロントエンド4は図9に示すように、金
属板からなるケース21にアンテナ入力端子3(図8)
となる入力コネクタ22とTV出力端子15(図8)と
なる出力コネクタ23が取り付けられ、シールド板24
で分割された複数の区画室25〜28を有している。そ
して、区画室25には分配部5、区画室26にはチュー
ナ部7、区画室27には復調部8、区画室28には切り
替え部11、変調部13が収納されている。これらの各
回路部、すなわち分配部5、チューナ部7、復調部8、
切り替え部11および変調部13は通常一枚のプリント
基板上に配設されている。
【0006】入力コネクタ22と出力コネクタ23はケ
ース21の短側板29に取り付けられている。また、短
側板29に隣接する長側板の一方30から各回路部に供
給する電源や信号の入出力のための外部端子群31〜3
3が突出している。分配部5と切り替え部11、変調部
13はそれぞれ入力コネクタ22と出力コネクタ23に
対応した位置で短側板29に沿った区画室25、28に
配設されている。外部端子群31は切り替え部11、変
調部13が配設された区画室内のプリント基板に取り付
けられている。
【0007】区画室25に配設される分配部5は図10
に示すようにアンテナ入力フィルタ34と分配器35と
を有して、アンテナ入力フィルタ34の出力端36と分
配器35の入力端37とを信号線路38で接続して構成
されている。アンテナ入力フィルタ34は主にテレビの
中間周波数帯に存在する外部からの妨害信号を除去する
ためのものである。分配器35は入力された信号を2分
配して出力端子39、40に出力する。分配器35は、
一般には、出力端子39、40間ではアイソレーション
が充分に確保される。また、出力端子39、40に出力
される分配された信号は入力信号に対して理論上3dB
減衰するが、実際はさらに多く減衰する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】TV、VTR等の普及
にともなって、最近は製品に対する顧客の要求が多様化
しており、特に弱電界に起因する受信品質低下の改善要
求が多くある。一方、一般家庭でのテレビの使用形態
は、図8に示すようにアンテナ1からの受信信号をVT
R2のフロントエンド4を介してテレビ(図示せず)で
視聴するようにしている。そのため、アンテナ1にテレ
ビを直接接続した場合よりも3dB減衰した信号を受け
ることになり、受信品質が低下し、受信品質の改善要求
がますます多くなってきた。同様に、VTR2で録画す
る場合にも、フロントエンド4のチューナ部7は3dB
減衰した信号を受けるので録画品質が低下し、受信品質
の改善が要求されている。
【0009】一方、このような要求に応えるには、T
V、VTRの製造者は受信電界の強弱に対応した機種
(セット)を用意することになるが、強電界用、弱電界
用と専用に機種を用意することは徒に基本機種数を増や
し、生産管理上のコストが嵩むことになる。そこで、本
発明は、以上の要求に応えるとともに基本の機種を同じ
くして受信電界の強弱に対応できる高周波電子機器を提
供することを目的とする。
【0010】また、本発明の目的は、従来の生産ライン
をそのまま使用して生産管理コストを押さえることの出
来る高周波電子機器を提供することにある。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、本発明は、アンテナ入力端子で受信した信号を後段
の回路に伝送する信号線路を分断して前記アンテナ入力
端子側に接続された第一のはんだ付けランドと前記後段
の回路の入力側に接続された第二のはんだ付けランドと
を第一のプリント基板上に分離して設け、前記第一およ
び第二のはんだ付けランド間に増幅器を接続した高周波
電子機器において、前記増幅器を接続する場合において
は、前記増幅器を第二のプリント基板に構成し、前記第
二のプリント基板には前記増幅器の入力および出力のリ
ード端子それぞれを突設し、前記第一のプリント基板
を、金属ケース内を複数に分割する区画室の少なくとも
一つに収納し、前記第二のプリント基板を前記一つの区
画室内で前記第一のプリント基板に対向配置し、前記入
力のリード端子を前記第一のはんだ付けランドに、前記
出力のリード端子を前記第二の半田付けランドにそれぞ
れ接続した。
【0015】また、前記第一のプリント基板は前記第一
及び第二のはんだ付けランドを含む配線パターンを有
し、前記第二のプリント基板は前記増幅器を構成する配
線パターンを有し、前記第一のプリント基板と前記第二
のプリント基板とを、前記第一のプリント基板の配線パ
ターン面と前記第二のプリント基板の配線パターン面と
が前記ケース内でともに外方に向くように対向配置し
た。
【0016】また、前記第二のプリント基板に、前記一
つの区画室に隣接する他の区画室まで延在する延在部を
設け、前記延在部に前記増幅器に電圧を供給する電源端
子と電源供給の配線パターンとを設け、前記隣接する他
の区画室で前記第一のプリント基板に取り付けられると
ともに前記ケースから突出する外部端子の近傍で、前記
電源端子を前記第一のプリント基板を介して前記外部端
子に接続した。
【0017】また、前記増幅器にバイパス回路を設け、
前記外部端子への電圧供給を停止したときに前記アンテ
ナ入力端子からの受信信号を前記バイパス回路を介して
前記後段の回路に入力するようにした。
【0018】
【発明の実施の形態】VTRに使用するフロントエンド
に本発明を適用した実施の形態を図1乃至図7を用いて
説明する。図1は本発明の高周波電子機器の概念を説明
するための説明図、図2は本発明の高周波電子機器で用
いる導通部品の斜視図、図3は本発明の電子機器で用い
る導通部品の斜視図、図4は本発明の高周波電子機器で
用いる増幅器の斜視図、図5は本発明用いる高周波電子
機器で用いる増幅器の回路図、図6は本発明で用いる増
幅器の取り付け状態を説明する斜視図、図7は本発明に
おける図6のA−Aの要部断面図である。
【0019】本発明を適用したフロントエンドの分配部
41は、従来の分配部5に於けるアンテナ入力フィルタ
34と分配器35とを接続する信号線路38を分断し、
図1に示すように、アンテナ入力フィルタ34の出力端
36に配線パターン42を介して接続されたはんだ付け
ランド43と、アンテナ入力フィルタ34の後段の分配
器35の入力端37に配線パターン44を介して接続さ
れたはんだ付けランド45とを分離して設ける。はんだ
付けランド43、45は、いわゆるチップ部品で接続出
来る程度に近接して設けられている。また、このはんだ
付けランド43、45内には、それぞれリード端子挿入
用の透孔46、47が穿設されている。この分配部41
は、図5、6に示すように同一のプリント基板(以下単
にメイン基板という)48に他の回路部であるチューナ
部7、復調部8、切り替え部11、変調部13とともに
組み込まれ、ケース21に収納されている。
【0020】そして、このはんだ付けランド43、45
には、図2あるいは図3に示すような、このはんだ付け
ランド43、45を直接導通するためのいわゆる0オー
ムチップ部品(抵抗値が0オームのチップ部品)49も
しくはジャンパーリード50等の導通部品または、図4
に示すような、増幅器を組み込んだ小基板(以下サブ基
板という)51を接続出来るようにしている。
【0021】図2の0オームチップ部品49は二つの電
極52、53が導通しており、一般のチップ抵抗器やチ
ップコンデンサ等の回路部品と同様にプリント基板上に
搭載されて使用できる。また、図3に示すジャンパーリ
ード50は例えば導線をチップ部品と同程度の大きさに
切断して作ったものでもよい。
【0022】図4に示すサブ基板51は幅広部54とこ
の幅広部54の一端側から延在した延在部である幅狭部
55とからなってほぼL字型をしており、幅広部54に
増幅器56が構成されている。サブ基板51は、図4で
上面側に配線パターンが形成され、増幅器56を構成す
るチップ部品57が搭載されている。また、この増幅器
56の入力端となるリード端子58および出力端となる
リード端子59が基板下面側に突出して設けられてい
る。一方、幅狭部55には、増幅器56への電源電圧供
給用のリード端子60とこのリード端子60に接続され
た電源電圧供給ライン(図5の83)となる配線パター
ン61が設けられている。このリード端子60は幅狭部
55の先端側に基板下面に突出して設けられている。
【0023】そして、強電界用のフロントエンドを製造
するときは、メイン基板48への分配部41、チューナ
部7、復調部8、切り替え部11、変調部13の部品の
取り付け工程時に、図2あるいは図3に示す導通部品4
9あるいは50をはんだ付けランド43、45間に取り
付けるようにする。このようにすることにより、従来
の、フロントエンドの製造工程をそのまま適用できる。
【0024】一方、弱電界用のフロントエンドを製造す
るときは、まず、導通部品49、50等を除いてメイン
基板48への各回路部すなわち、分配部41、チューナ
部7、復調部8、切り替え部11、変調部13の部品取
り付けを行う。そして、メイン基板48をケース21に
組み込んだ後、別工程で準備しておいた図4のサブ基板
51をケース21に収納されたメイン基板48に対向さ
せて、入出力のリード端子58、59を図1の分配部4
1の透孔46、47に挿入した状態ではんだ付けランド
43、45に接続するようにしている。
【0025】次に、図4のサブ基板51に組み込まれて
いる増幅器56の回路を図5により説明する。増幅器5
6は増幅回路71とバイパス回路72との二つの回路で
構成されている。バイパス回路72は増幅回路71の入
出力端に直列接続されたスイッチダイオード73、74
を介して増幅回路71に並列に接続されている。増幅回
路71にはバイポーラトランジスタ(以下単にトランジ
スタという)75が用いられる。入力端子76に入力さ
れた受信信号は増幅回路71で増幅されて出力端子77
に出力されるか、または、増幅されずにバイパス回路7
2を介して出力端子77に出力されるように切り換えら
れる。増幅回路71はトランジスタ75のコレクタから
ベースに抵抗78とインダクタンス79とによって負帰
還がかけられている。バイパス回路72はFET80、
81によるスイッチ回路で構成され、FET80、81
の相互のドレインが接続されている。また、電源端子8
2、電源電圧供給ライン83を介して増幅回路71に供
給された電圧はスイッチダイオード73、74にも印加
される。
【0026】増幅回路71とバイパス回路72との切り
替えはスイッチダイオード73、74によって行われ
る。すなわち、電源端子82に電圧が印加されたとき、
増幅回路71のトランジスタ75は増幅に必要な所定の
ベースバイアス電圧が加わるように設定されている。こ
のとき、電圧はスイッチダイオード73、74を導通状
態になってバイパス回路72のFET80、81にも印
加されるが、この状態では、FET80、81はピンチ
オフ状態になるようにゲートバイアス抵抗84〜87が
設定されている。従って、入力端子76に入力された受
信信号はバイパス回路72を介さずに、増幅回路71で
増幅されて出力端子77に出力される。
【0027】一方、電源端子82に電圧が印加されない
ときは増幅回路71のトランジスタ75には電圧が印加
されず、スイッチダイオード73、74が非導通とな
り、バイパス回路72のFET80、81はゲート.ソ
ースが同電位となりドレイン.ソース間は導通状態にな
る。従って、入力端子76に入力された受信信号は増幅
回路71では遮断され、バイパス回路72を介して出力
端子77に出力される。従って、この増幅器56をフロ
ントエンド4に組み込めば電源端子82への電圧印加の
有無によって弱電界用と強電界用との二通りに使用でき
る。なお、入力端子76側にパラレルバックで挿入され
ている二つのダイオード88、89は落雷等から誘導さ
れる衝撃波の進入を防止する保護ダイオードである。
【0028】なお、入力端子76、出力端子77、電源
端子82はそれぞれ図4のリード端子58、59、60
に接続されている。
【0029】つぎに、この発明に基づいて、増幅器56
が構成された図4のサブ基板51をフロントエンド4を
構成するケース21に取り付けた状態を図6、7により
説明する。先ず、図6に示すように、本発明に関わる分
配部41、チューナ部7、復調部8、切り替え部11、
変調部13が配設されたメイン基板48がケース21の
下側(図7)に収納される。この際、分配部41のはん
だ付けランド45、46が設けられている配線パターン
の面はケース21の外方に向くように下側(図7)とな
っている。そして、分配部41は区画室25に、チュー
ナ部7は区画室26に、復調部8は区画室27に、切り
替え部11、変調部13は区画室28に収納される。一
方、サブ基板51はケース21の分配部41が収納され
る区画室25、切り替え部11および変調部13が収納
される区画室28内で、メイン基板48の上側に間隔を
置いて対向配置される(図7)。この場合、サブ基板5
1の幅広部54は区画室25内に、また、幅狭部55は
区画室28内にそれぞれ配置される。そして、メイン基
板48の分配部41にはサブ基板51の幅広部54に設
けられたリード端子58、59の位置に対応して図1に
示すはんだ付けランド43、45が形成されている。ま
た、メイン基板48の変調部13は、区画室28内で、
外部端子31が取り付けられている側に構成され、この
変調部13に、サブ基板51のリード端子60に対応し
てはんだ付けランド90が形成されている。そして、サ
ブ基板51のリード端子58、59、60はメイン基板
48のはんだ付けランド43、45に穿設された透孔4
6、47に挿入されて半田付けされる。同様に、リード
端子60もはんだ付けランド90に穿設された透孔(図
示せず)に挿入されてはんだ接続される。
【0030】また、ケース21の長側板30にはメイン
基板48が収納された側(図6の下側)に切り欠91、
92、93が形成され、この切り欠き91、92、93
からメイン基板48に取り付けられた端子群31、3
2、33がケース21外方に突出している。このうちの
端子群31の中の一つがメイン基板48のはんだ付けラ
ンド90を介して電源電圧供給用のリード端子60に接
続される。このはんだ付けランド90はリード端子60
の近傍に設ける。
【0031】なお、メイン基板48とサブ基板51は配
線パターン面が互いに外向きになるようにケース21に
取り付けられる。こうすることによって、サブ基板51
のリード端子58、59、60はメイン基板48のはん
だ付けランド43、45、90にはんだ接続し易くなっ
ている。
【0032】なお、今までの、実施の形態は、金属ケー
スに収納されてユニット化されたRFフロントエンドを
用いて説明してきたが、必ずしもこれに限ることなく、
例えば、チューナ部7、復調部8等がユニット化され
ず、これらの回路部が直接組み込まれた受信機全般にも
適用可能である。
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】
【発明の効果】以上のように、第一および第二のはんだ
付けランド間に増幅器を接続した構成において、増幅器
を第二のプリント基板に構成し、第二のプリント基板に
は増幅器の入力および出力のリード端子それぞれを突設
し、第一のプリント基板を、金属ケース内を複数に分割
する区画室の少なくとも一つに収納し、第二のプリント
基板を一つの区画室内で第一のプリント基板に対向配置
し、入力のリード端子を第一のはんだ付けランドに、出
力のリード端子を第二の半田付けランドにそれぞれ接続
したので、組立易くなり、総合的な製造コストを低減で
きる。また、 高周波電子機器のケースの形状を大きくす
ることなく従来のケースをそのまま使用することがで
き、部品費、組立費、管理費ともに低減できる。
【0037】また、前記第一のプリント基板と前記第二
のプリント基板とを、前記第一のプリント基板の配線パ
ターン面と前記第二のプリント基板の配線パターン面と
が前記ケース内でともに外方に向くように対向配置した
ので、第二のプリント基板を第一のプリント基板に取り
付ける際にはんだ付けしやすく、組立性にすぐれてい
る。
【0038】また、前記第二のプリント基板に、前記一
つの区画室に隣接する他の区画室まで延在する延在部を
設け、前記延在部に前記増幅器に電圧を供給する電源端
子と電源供給の配線パターンとを設け、前記隣接する他
の区画室で前記第一のプリント基板の取り付けられると
ともに前記ケースから突出する外部端子の近傍で、前記
電源端子を前記第一のプリント基板を介して前記外部端
子に接続したので、第二のプリント基板は二つの区画室
にまたがって取り付けられることになり取り付け状態が
安定し、さらに第一のプリント基板に増幅器への電源供
給のための余分な配線パターンを設けなくてすむので第
一のプリント基板を大きくする必要がない。
【0039】また、前記増幅器にバイパス回路を設け、
前記外部端子への電圧供給を停止したときに前記アンテ
ナ入力端子からの受信信号を前記バイパス回路を介して
前記後段の回路に入力するようにしたので、強電界用と
して製造した高周波電子機器であっても、強電界用と弱
電界用の二通りに対応でき高周波電子機器の利便性が高
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高周波電子機器の概念を説明するため
の説明図である。
【図2】本発明の高周波電子機器で用いる導通部品の斜
視図である。
【図3】本発明の高周波電子機器で用いる導通部品の斜
視図である。
【図4】本発明の高周波電子機器で用いる増幅器の斜視
図である。
【図5】本発明の高周波電子機器で用いる増幅器の回路
図である。
【図6】本発明の高周波電子機器で用いる増幅器の取り
付け状態を説明する斜視図である。
【図7】本発明に於ける図6のA−Aの要部断面図であ
る。
【図8】従来のフロントエンドを使用したVTRのブロ
ック構成図である。
【図9】従来のフロントエンドの各回路部の配置図であ
る。
【図10】従来のフロントエンドの分配部の回路図であ
る。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 VTR 3 アンテナ入力端子 4 フロントエンド 5.41 分配部 6.10.14 出力線 7 チューナ部 8 復調部 9 録画部 11 切り替え部 12 再生部 13 変調部 15 TV出力端子 21 ケース 22 入力コネクタ 23 出力コネクタ 24 シールド板 25.26.27.28 区画室 29 短側板 30 長側板 31.31.33 端子群 34 アンテナ入力フィルタ 35 分配器 36.39.40 出力線 37 入力線 38 信号線路 42.44.61 配線パターン 43.45.90 はんだ付けランド 46.47 透孔 48 メイン基板 49 0オームチップ部品 50 ジャンパーリード 51 サブ基板 52.53 電極 54 幅広部 55 幅狭部 56 増幅器 57 チップ部品 58.59.60 リード端子 71 増幅回路 72 バイパス回路 73.74 スイッチダイオード 75 トランジスタ 76 入力端子 77 出力端子 78.84.85.86.87 抵抗 79 インダクタンス 80.81 FET 82 電源端子 83 電源電圧供給端子 88.89 ダイオード 91.92.93 切り欠き
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川村 晃 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アル プス電気株式会社内 (72)発明者 佐藤 義浩 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アル プス電気株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−208777(JP,A) 特開 平5−29972(JP,A) 特開 昭51−18426(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/26 H04B 1/18 - 1/24

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナ入力端子で受信した信号を後段
    の回路に伝送する信号線路を分断して前記アンテナ入力
    端子側に接続された第一のはんだ付けランドと前記後段
    の回路の入力側に接続された第二のはんだ付けランドと
    を第一のプリント基板上に分離して設け、前記第一およ
    び第二のはんだ付けランド間に増幅器を接続した高周波
    電子機器において、前記増幅器を第二のプリント基板に
    構成し、前記第二のプリント基板には前記増幅器の入力
    および出力のリード端子それぞれを突設し、前記第一の
    プリント基板を、金属ケース内を複数に分割する区画室
    の少なくとも一つに収納し、前記第二のプリント基板を
    前記一つの区画室内で前記第一のプリント基板に対向配
    置し、前記入力のリード端子を前記第一のはんだ付けラ
    ンドに、前記出力のリード端子を前記第二の半田付けラ
    ンドにそれぞれ接続したことを特徴とする高周波電子機
    器。
  2. 【請求項2】 前記第一のプリント基板は前記第一及び
    第二のはんだ付けランドを含む配線パターンを有し、前
    記第二のプリント基板は前記増幅器を構成する配線パタ
    ーンを有し、前記第一のプリント基板と前記第二のプリ
    ント基板とを、前記第一のプリント基板の配線パターン
    面と前記第二のプリント基板の配線パターン面とが前記
    ケース内でともに外方に向くように対向配置したことを
    特徴とする請求項1に記載の高周波電子機器。
  3. 【請求項3】 前記第二のプリント基板に、前記一つの
    区画室に隣接する他の区画室まで延在する延在部を設
    け、前記延在部に、前記増幅器に電圧を供給する電源端
    子と電源供給の配線パターンとを設け、前記隣接する他
    の区画室で前記第一のプリント基板に取り付けられると
    ともに前記ケースから突設する外部端子の近傍で、前記
    電源端子を前記第一のプリント基板を介して前記外部端
    子に接続したことを特徴とする請求項2に記載の高周波
    電子機器。
  4. 【請求項4】 前記増幅器にバイパス回路を設け、前記
    外部端子への電圧供給を停止したときに前記アンテナ入
    力端子からの受信信号を前記バイパス回路を介して前記
    後段の回路に入力したことを特徴とする請求項3に記載
    高周波電子機器。
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