JPH11317687A - 電子チューナ - Google Patents

電子チューナ

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JPH11317687A
JPH11317687A JP12319798A JP12319798A JPH11317687A JP H11317687 A JPH11317687 A JP H11317687A JP 12319798 A JP12319798 A JP 12319798A JP 12319798 A JP12319798 A JP 12319798A JP H11317687 A JPH11317687 A JP H11317687A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子チューナの小型化を図ると共に、ケーブ
ルを装着する工程を不要にする。 【解決手段】 第1の電子チューナ部72と第2の電子
チューナ部73の回路を同一のプリント基板に装着する
と共にこのプリント基板を略四角形をした1個の金属製
のケース45に収納し、第1の電子チューナ部72の高
周波信号の出力と第2の電子チューナ部73の入力とは
プリント基板内でパターン74で接続されたものであ
る。従って、電子チューナは一つのケースに実装されて
いるので、小型化が図れると共にケーブルを装着する工
程が不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン放送
波を受信して一方の放送波をブラウン管上に映し出すと
共に他方の放送波を同時にビデオテープレコーダに録画
するビデオテープレコーダ付テレビジョン受像機や、2
画面テレビジョン受像機等に代表される複数のテレビジ
ョン放送波を同時に受信する複数放送波の受信装置等に
使用される電子チューナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の複数放送波の受信装置につ
いて説明する。従来の複数放送波の受信装置は、図8に
示すように、親プリント基板1に装着された電子チュー
ナ2と、この電子チューナ2の出力に接続された受信処
理部3と、電子チューナ4と、この電子チューナ4の出
力に接続された受信処理部5とで構成されていた。
【0003】そして、電子チューナ2は、高周波信号が
入力される入力端子6と、この入力端子6に共通端子が
接続されるとともに2つの分配出力を有する分配器と、
この分配器の一方の出力が供給される高周波増幅回路
と、この高周波増幅回路の出力が一方の入力に供給され
るとともに他方の入力には局部発振回路の出力が供給さ
れる混合回路と、この混合回路の出力が供給される中間
周波数増幅回路と、この中間周波数増幅回路の出力が供
給される中間周波数の出力端子と、前記分配器の他方の
出力が供給される高周波信号の出力端子7と、前記局部
発振回路にループ接続されたPLL回路と、このPLL
回路にデータを入力するデータ入力端子と、これらの回
路に電源を供給する電源端子と、これらの回路をプリン
ト基板に装着すると共にこのプリント基板を収納する略
四角形をした金属製のケースとから構成されていた。
【0004】一方、電子チューナ4は、高周波信号が入
力される入力端子8と、この入力端子8に入力された信
号が供給される高周波増幅回路と、この高周波増幅回路
の出力が一方の入力に供給されるとともに他方の入力に
は局部発振回路の出力が供給される混合回路と、この混
合回路の出力が供給される中間周波数増幅回路と、この
中間周波数増幅回路の出力が供給される中間周波数の出
力端子と、前記局部発振回路にループ接続されたPLL
回路と、このPLL回路にデータを入力するデータ入力
端子と、これらの回路に電源を供給する電源端子と、こ
れらの回路をプリント基板に装着すると共にこのプリン
ト基板を収納する略四角形をした金属製のケースとから
構成されていた。
【0005】そして、電子チューナ2のケースの縦側面
に入力端子6を設け、この縦側面に隣接する上方の横側
面に高周波信号の出力端子7を設け、下方の横側面にそ
れぞれ同一形状をした前記データ入力端子と、前記電源
端子と、前記中間周波数の出力端子とを設けていた。
【0006】また、電子チューナ4は縦側面に入力端子
8を設け、その下方の横側面にそれぞれ同一形状をした
電子チューナ4の前記データ入力端子と、前記電源端子
と、前記中間周波数の出力端子とを設けていた。
【0007】そして、電子チューナ2の下方の横側面に
設けられた端子と電子チューナ4の下方の横側面に設け
られた端子は親プリント基板1に直接半田付けされてい
た。
【0008】また、電子チューナ2の高周波信号の出力
端子7と電子チューナ4の入力端子8とはフォノコネク
タ付きのケーブル9で接続されていた。
【0009】以上のように構成された複数放送波の同時
受信装置において、例えばビデオテープレコーダ付テレ
ビジョン受信機においては、電子チューナ2であるチャ
ンネルを受信してその出力をブラウン管(受信処理部
3)に映し出すと共に、電子チューナ4で他のチャンネ
ルを受信して、その出力をテープレコーダ(受信処理部
5)に録画するものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の構成の電子チューナでは、親プリント基板1に
電子チューナ2と電子チューナ4の2つの電子チューナ
を装着する必要があった。また、この2つの電子チュー
ナ2,4を装着した後に、電子チューナ2の高周波の出
力端子7と電子チューナ4の入力端子8との間をケーブ
ル9で接続しなければならなかった。このように2つの
電子チューナ2,4を装着することは、受信装置そのも
のがどうしても大型化してしまうという問題があった。
また、電子チューナ2と電子チューナ4とをケーブルで
接続する作業は別工程であると共に手作業を行わなけれ
ばならず、工数がかかり大変であった。
【0011】そこで本発明は、この問題を解決したもの
で、電子チューナの小型化を図るとともに受信装置にお
けるケーブル接続の別工程を不要とした電子チューナを
提供することを目的としたものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の電子チューナは、第1の電子チューナ部と第
2の電子チューナ部とから成り、これら第1の電子チュ
ーナ部と第2の電子チューナ部を同一のプリント基板に
装着すると共にこのプリント基板を略四角形をした1個
の金属製のケースに収納し、このケースの一方の側面に
それぞれ同一形状をした前記第1の電子チューナ部の入
力端子と、前記中間周波数の出力端子と、前記第2の電
子チューナ部の中間周波数の出力端子と、これらの回路
に電源を供給する電源端子とを設け、前記第1の電子チ
ューナ部の高周波信号の出力と前記第2の電子チューナ
部の入力とは前記プリント基板内でパターン接続された
ものである。
【0013】これにより、電子チューナの小型化を図る
と共に受信装置でのケーブルを装着するための別工程が
不要となる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、第1の電子チューナ部と、第2の電子チューナ部と
から成り、前記第1の電子チューナ部は、高周波信号が
入力される入力端子と、この入力端子に共通端子が接続
されるとともに2つの分配出力を有する分配器と、この
分配器の一方の出力が供給される高周波増幅回路と、こ
の高周波増幅回路の出力が一方の入力に供給されるとと
もに他方の入力には局部発振回路の出力が供給される混
合回路と、この混合回路の出力が供給される中間周波数
増幅回路と、この中間周波数増幅回路の出力が供給され
る中間周波数の出力端子と、前記分配器の他方の出力が
供給される高周波信号の出力とから成り、前記第2の電
子チューナ部は、高周波信号が入力される入力と、この
入力された信号が供給される高周波増幅回路と、この高
周波増幅回路の出力が一方の入力に供給されるとともに
他方の入力には局部発振回路の出力が供給される混合回
路と、この混合回路の出力が供給される中間周波数増幅
回路と、この中間周波数増幅回路の出力が供給される中
間周波数の出力端子とから成り、これら第1の電子チュ
ーナ部と第2の電子チューナ部の回路を同一のプリント
基板に装着すると共にこのプリント基板を略四角形をし
た1個の金属製のケースに収納し、このケースの一方の
側面にそれぞれ同一形状をした前記第1の電子チューナ
部の入力端子と、前記中間周波数の出力端子と、前記第
2の電子チューナ部の中間周波数の出力端子と、これら
の回路に電源を供給する電源端子とを設け、前記第1の
電子チューナ部の高周波信号の出力と前記第2の電子チ
ューナ部の入力とは前記プリント基板内でパターン接続
された電子チューナであり、電子チューナは一つのケー
スに実装されているので、小型化が図れると共に管理コ
ストが低減する。また、第1の電子チューナ部の高周波
出力と第2の電子チューナ部の入力とはプリント基板内
でパターン接続されるので、受信装置としての工数の削
減ができる。
【0015】また、ケーブルを用いることなくプリント
基板内で直接半田付け接続されているので、接触不良に
よるトラブルが生じないと共に振動に対する信頼性が高
くなる。
【0016】更に、入力端子として大形状のコネクタを
用いることなく、他のデータ入力端子や電源端子や出力
端子と同一形状の端子を使用するので、電子チューナの
薄型化が図れる。
【0017】更にまた、大型のコネクタが不要であるの
で、軽量化と低価格化が図れる。請求項2に記載の発明
のケースは、親プリント基板に対して縦型装着する請求
項1に記載の電子チューナであり、親プリント基板に対
して縦型に装着することができるので、親プリント基板
の実装密度が向上する。
【0018】請求項3に記載の発明は、ケースの下方の
横側面に隣接する両縦側面を延在して親プリント基板に
装着する脚を設けた請求項2に記載の電子チューナであ
り、これらの端子の両端を高周波的にシールドすること
になり、これらの端子は高周波的・機構的に外部から守
られることになる。
【0019】請求項4に記載の発明は、第1の電子チュ
ーナ部をプリント基板の表面に形成すると共に、その裏
面に第2の電子チューナ部を形成した請求項1に記載の
電子チューナであり、一枚のプリント基板の両面にそれ
ぞれ電子チューナを装着するので、電子チューナの小型
化を図ることができる。
【0020】請求項5に記載の発明は、第1の電子チュ
ーナ部と第2の電子チューナ部をプリント基板の表面に
形成すると共に、前記第1の電子チューナ部と前記第2
の電子チューナ部との間に金属製の仕切板を設けた請求
項1に記載の電子チューナであり、第1の電子チューナ
部と第2の電子チューナ部とは仕切板で仕切られるの
で、お互いの影響を少なくすることができる。
【0021】請求項6に記載の発明のケースは、親プリ
ント基板に対して伏型装着する請求項1に記載の電子チ
ューナであり、電子部品を実装した後の親プリント基板
の厚みを薄くすることができる。
【0022】請求項7に記載の発明の電子チューナのプ
リント基板は、親プリント基板に対してリフロー半田可
能な面実装基板とした請求項1に記載の電子チューナで
あり、リフロー半田付けができるので、半田付け品質の
良い電子チューナが実現できる。
【0023】請求項8に記載の発明は、第1の電子チュ
ーナ部の局部発振回路にループ接続されたPLL回路の
データ入力端子と、第2の電子チューナ部の局部発振回
路にループ接続されたPLL回路のデータ入力端子とは
共通のデータ入力端子とした請求項1に記載の電子チュ
ーナであり、データ入力端子を共用化しているので、端
子の数が少なくて良い。また、端子の数が少ないので、
小型化と低価格化が実現できる。
【0024】請求項9に記載の発明は、第1の電子チュ
ーナ部の局部発振周波数と、第2の電子チューナ部の局
部発振周波数の基準となる周波数は同一の水晶発振子の
出力を用いた請求項1に記載の電子チューナであり、水
晶発振子を共用化しているので、小型化と低価格化が実
現できる。
【0025】以下、図面に従って本発明の実施の形態を
説明する。 (実施の形態1)図2は、実施の形態1における本発明
の電子チューナを用いた受信装置の斜視図であり、図1
は電子チューナの回路図である。すなわち、45は電子
チューナであり、この電子チューナ45内に二つの電子
チューナ部が内蔵されている。46は電子チューナ45
の出力に接続された受信処理部であり、電子チューナ4
5と受信処理部46とは親プリント基板47に装着され
て受信装置を構成している。
【0026】そして、この電子チューナ45の内、図1
に示すように、第1の電子チューナ部は、高周波信号が
入力される入力端子11と、この入力端子11に共通端
子が接続されるとともに2つの分配出力を有する分配器
12と、この分配器12の一方の出力が供給される高周
波増幅回路13と、この高周波増幅回路13の出力が一
方の入力に供給されるとともに他方の入力には局部発振
回路14の出力が供給される混合回路15と、この混合
回路15の出力が供給される中間周波数増幅回路16
と、この中間周波数増幅回路16の出力が供給される中
間周波数の出力端子17と、分配器12の他方の出力が
供給される高周波信号の出力19と、前記局部発振回路
14にループ接続されたPLL回路27から構成されて
いる。
【0027】一方、第2の電子チューナ部は、高周波信
号が入力される入力20と、この入力20に入力された
信号が供給される高周波増幅回路21と、この高周波増
幅回路21の出力が一方の入力に供給されるとともに他
方の入力には局部発振回路22の出力が供給される混合
回路23と、この混合回路23の出力が供給される中間
周波数増幅回路24と、この中間周波数増幅回路24の
出力が供給される中間周波数の出力端子25と、局部発
振回路22にループ接続されたPLL回路26とで構成
されている。
【0028】そして、第1の電子チューナ部と第2の電
子チューナ部の共通回路として、PLL回路26と27
にデータを入力するデータ入力端子28を設けており、
このデータ入力端子28は、それぞれゲート回路29と
30を介してPLL回路26と27に接続されている。
このゲート回路29と30はゲート選択端子31から入
力されるゲート選択信号により、どちらかのゲートが選
択されるようになっている。このことにより、データ信
号(データ信号、クロック信号、イネーブル信号)の端
子の数を半分にすることができる。また、32は電源端
子(5V,9V,30V)であるが、これらの電源も第
1のチューナ部と第2のチューナ部の電源を共用してい
る。従って、電源端子も半分にすることができる。ま
た、33は水晶発振子であり、発振回路34を介してP
LL回路26と27の基準周波数入力に接続されてい
る。従って、水晶発振子33も1つで良いことになる。
【0029】そして、これら第1の電子チューナ部と第
2の電子チューナ部の回路を同一のプリント基板(図示
せず)に装着している。そして、このプリント基板は図
2に示すように略四角形をした1個の金属製のケース4
8に収納されている。また、このケース48の下方の横
側面にそれぞれ同一形状をした第1の電子チューナ部の
入力端子11と、中間周波数の出力端子17と、第2の
電子チューナ部の中間周波数の出力端子25とを設け、
これらの端子は親プリント基板47に直接半田付けされ
ている。また、第1の電子チューナ部の高周波信号の出
力19と第2の電子チューナ部の入力20とはプリント
基板内でパターン接続されている。
【0030】従って、第1の電子チューナ部の高周波信
号の出力19と第2の電子チューナ部の入力20とはプ
リント基板内でパターン接続されているので、この電子
チューナを用いれば、従来のように高周波コネクタを装
着したケーブルを別工程で装着する必要はない。
【0031】また、電子チューナ45は一つのケース4
8に実装されているので、小型化が図れると共に管理コ
ストが低減する。
【0032】更に、従来の2つの電子チューナを用いる
ものと比べると、そのケーブルを用いることなくプリン
ト基板内で直接半田付け接続されているので振動に対す
る信頼性が高い。
【0033】更にまた、入力端子11として大形状のコ
ネクタを用いることなく、他のデータ入力端子28や電
源端子32や出力端子17や25と同一形状の端子を使
用するので、電子チューナの薄型化が図れる。また、大
型のコネクタが不要であるので、軽量化と低価格化が図
れる。
【0034】また、電子チューナ45は共に親プリント
基板47に対して縦型に装着しているので、親プリント
基板47の実装密度が向上する。なお、電子チューナ4
5の下方の横側面に隣接する両縦側面43を延在して
(図3、図4参照)親プリント基板に装着する脚44を
設けると、この脚44が端子の両端を高周波的にシール
ドすることになり、これらの端子が高周波的に外部から
守られることになる。
【0035】(実施の形態2)更に、図3に示すよう
に、第1の電子チューナ部をプリント基板40の表面に
形成すると共に、その裏面に第2の電子チューナ部を形
成すれば、一枚のプリント基板40の両面にそれぞれの
電子チューナ部を装着するので、電子チューナの小型化
を図ることができる。
【0036】なお、このプリント基板40は多層基板を
使用し、その内層にグランドプレーン41を設けて第1
の電子チューナ部と第2の電子チューナ部とを高周波的
に分離することが重要である。
【0037】(実施の形態3)更にまた、図4に示すよ
うに、第1の電子チューナ部と第2の電子チューナ部を
プリント基板の表面に形成すると共に、第1の電子チュ
ーナ部と第2の電子チューナ部との間に金属製の仕切板
42を設けると、第1の電子チューナと第2の電子チュ
ーナとは仕切板42で仕切られるので、お互いの影響を
少なくすることができる。
【0038】(実施の形態4)図5は、実施の形態4に
よる電子チューナであり、50はそのケースである。電
気回路に関しては実施の形態1の図1と同様である。こ
れらの回路はプリント基板(図示せず)に装着され、図
5に示すように金属製のケース50に収納されている。
このケース50は略長方形のフレーム(枠体)51と、
このフレーム51の表と裏にそれぞれ被せられたカバー
52とで構成されている。このフレーム51から下方に
延在させて親プリント基板(図示せず)に装着する4個
の脚54が設けられている。そしてこの一方の脚54近
傍の横側面に入力端子11が設けられると共に他方の脚
54の近傍に出力端子17と25が設けられている。こ
のように配置することにより、入力と出力との間の混信
が防げる。そしてこの入力端子11と出力端子17との
間に電源端子32やデータ入力端子28が同一側面上に
設けられている。これらの端子は全てリード線タイプの
ものであり、一括して親プリント基板にディップ半田付
けすることができる。
【0039】また、これらの端子は下カバー52に平行
して設けられた楕円状のスリット55と56から外部へ
導出されている。なお、このスリット55に沿って第1
のチューナ部が形成され、スリット56に沿って第2の
チューナ部が形成される。
【0040】このように実装された本実施の形態では、
電子部品を実装した後の親プリント基板の厚みを薄くす
ることができる。
【0041】(実施の形態5)図6は、実施の形態5に
よる面実装部品とした電子チューナである。なお、電気
回路に関しては実施の形態1の図1と同様である。これ
らの回路はプリント基板61に装着されて、図6に示す
ように金属製のケース62が被せられている。このプリ
ント基板61は略正方形をしており、その側面に端子を
設けてリフロー半田付けを可能にしている。プリント基
板61の一方の側面には入力端子11や電源端子32や
出力端子17が設けられており、他方の側面にはPLL
回路26,27のデータ入力端子28や出力端子25が
設けられている。ここでもやはり入力端子11と出力端
子17や25とは対角線上に設け、その距離を離してい
る。
【0042】なお、63は隣接した側面に設けられたグ
ランド端子であり、このグランド端子63で入力端子1
1と出力端子17や25とを高周波的に分離している。
【0043】このように実装された本実施の形態におい
ては、親プリント基板にリフロー半田付けができる。
【0044】(実施の形態6)図7は、本発明の電子チ
ューナを用いた受信装置として、ビデオテープレコーダ
付テレビジョン受像機について説明したものである。す
なわち、電子チューナ45において、11は高周波信号
の入力端子であり、それぞれ第1の電子チューナ部72
と第2の電子チューナ部73とからなる。ここで第1の
電子チューナ部72と第2の電子チューナ部73はプリ
ント基板上でパターン配線74で接続されている。従っ
て、そのための接続ケーブルは必要ない。また、その取
り付け工数も不要となる。
【0045】また、第1の電子チューナ部72の出力端
子17は第1の信号処理部75に接続されており、第2
の電子チューナ部73の出力端子25は第2の信号処理
部76に接続されている。すなわち、第1の電子チュー
ナ部72の出力端子17はV1F回路77に接続され、
その出力はビデオとテレビの切替回路78の一方の端子
に接続されている。この切替回路78の出力は映像信号
生成回路79を介してブラウン管80に接続される。一
方第2の電子チューナ部73の出力端子25はV1F回
路81に接続され、その出力はビデオテープレコーダの
メカ82に接続されている。そして、切替回路78がA
方向に切り替えられていれば、第1の電子チューナ72
で選局したテレビジョン放送をブラウン管80で観賞す
ると共に、電子チューナ73で選局したテレビジョン放
送をビデオテープレコーダのメカ82に同時に録画する
ことができる。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第1の電
子チューナ部と第2の電子チューナ部とから成り、これ
ら第1の電子チューナ部と第2の電子チューナ部の回路
を同一のプリント基板に装着すると共にこのプリント基
板を略四角形をした1個の金属製のケースに収納し、こ
のケースの一方の側面にそれぞれ同一形状をした前記第
1の電子チューナ部の入力端子と、前記中間周波数の出
力端子と、前記第2の電子チューナ部の中間周波数の出
力端子と、これらの回路に電源を供給する電源端子とを
設け、前記第1の電子チューナ部の高周波信号の出力と
前記第2の電子チューナ部の入力とは前記プリント基板
内でパターン接続されたものである。従って、電子チュ
ーナは一つのケースに実装されているので、小型化が図
れると共に管理コストが低減する。また、第1の電子チ
ューナ部の高周波出力と第2の電子チューナ部の入力と
はプリント基板内でパターン接続されるので、受信装置
としての工数の削減ができる。
【0047】また、ケーブルを用いることなくプリント
基板内で直接半田付けされているので、接触不良による
トラブルが生じないと共に振動に対する信頼性が高い。
【0048】更に、入力端子として大形状のコネクタを
用いることなく、他のデータ入力端子や電源端子や出力
端子と同一形状の端子を使用するので、電子チューナの
薄型化が図れる。
【0049】更にまた、大型のコネクタが不要であるの
で、軽量化と低価格化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による電子チューナのブ
ロック図
【図2】同、電子チューナを用いた受信装置の斜視図
【図3】同、実施の形態2における電子チューナの正面
【図4】同、実施の形態3における電子チューナの側面
【図5】(a)は、実施の形態4における電子チューナ
の裏面図 (b)は、同、側面図
【図6】(a)は、実施の形態5による電子チューナの
裏面図 (b)は、同、側面図
【図7】同、実施の形態6による複数放送波の同時受信
装置の一例としてのビデオテープレコーダ付テレビジョ
ン受像機のブロック図
【図8】従来の複数放送波の同時受信装置の斜視図
【符号の説明】
11 入力端子 12 分配器 13 高周波増幅回路 14 局部発振回路 15 混合回路 16 中間周波数増幅回路 17 出力端子 19 高周波信号の出力 20 入力 21 高周波増幅回路 22 局部発振回路 23 混合回路 24 中間周波数増幅回路 25 出力端子 32 電源端子 45 電子チューナ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電子チューナ部と第2の電子チュ
    ーナ部とから成り、前記第1の電子チューナ部は、高周
    波信号が入力される入力端子と、この入力端子に共通端
    子が接続されるとともに2つの分配出力を有する分配器
    と、この分配器の一方の出力が供給される高周波増幅回
    路と、この高周波増幅回路の出力が一方の入力に供給さ
    れるとともに他方の入力には局部発振回路の出力が供給
    される混合回路と、この混合回路の出力が供給される中
    間周波数増幅回路と、この中間周波数増幅回路の出力が
    供給される中間周波数の出力端子と、前記分配器の他方
    の出力が供給される高周波信号の出力とから成り、前記
    第2の電子チューナ部は、高周波信号が入力される入力
    と、この入力された信号が供給される高周波増幅回路
    と、この高周波増幅回路の出力が一方の入力に供給され
    るとともに他方の入力には局部発振回路の出力が供給さ
    れる混合回路と、この混合回路の出力が供給される中間
    周波数増幅回路と、この中間周波数増幅回路の出力が供
    給される中間周波数の出力端子とから成り、これら第1
    の電子チューナ部と第2の電子チューナ部の回路を同一
    のプリント基板に装着すると共にこのプリント基板を略
    四角形をした1個の金属製のケースに収納し、このケー
    スの一方の側面にそれぞれ同一形状をした前記第1の電
    子チューナ部の入力端子と、前記中間周波数の出力端子
    と、前記第2の電子チューナ部の中間周波数の出力端子
    と、これらの回路に電源を供給する電源端子とを設け、
    前記第1の電子チューナ部の高周波信号の出力と前記第
    2の電子チューナ部の入力とは前記プリント基板内でパ
    ターン接続された電子チューナ。
  2. 【請求項2】 ケースは親プリント基板に対して縦型装
    着する請求項1に記載の電子チューナ。
  3. 【請求項3】 ケースの下方の横側面に隣接する両縦側
    面を延在して親プリント基板に装着する脚を設けた請求
    項2に記載の電子チューナ。
  4. 【請求項4】 第1の電子チューナ部をプリント基板の
    表面に形成すると共に、その裏面に第2の電子チューナ
    部を形成した請求項1に記載の電子チューナ。
  5. 【請求項5】 第1の電子チューナ部と第2の電子チュ
    ーナ部をプリント基板の表面に形成すると共に、前記第
    1の電子チューナ部と前記第2の電子チューナ部との間
    に金属製の仕切板を設けた請求項1に記載の電子チュー
    ナ。
  6. 【請求項6】 ケースは親プリント基板に対して伏型装
    着する請求項1に記載の電子チューナ。
  7. 【請求項7】 電子チューナのプリント基板は、親プリ
    ント基板に対してリフロー半田可能な面実装基板とした
    請求項1に記載の電子チューナ。
  8. 【請求項8】 第1の電子チューナ部の局部発振回路に
    ループ接続されたPLL回路のデータ入力端子と、第2
    の電子チューナ部の局部発振回路にループ接続されたP
    LL回路のデータ入力端子とは共通のデータ入力端子と
    した請求項1に記載の電子チューナ。
  9. 【請求項9】 第1の電子チューナ部の局部発振周波数
    と、第2の電子チューナ部の局部発振周波数の基準とな
    る周波数は同一の水晶発振子の出力を用いた請求項1に
    記載の電子チューナ。
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