JP2007104224A - チューナユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のチューナ回路が搭載されたチューナユニットに関し、複数のチューナ間のシールドを強化することにより複数のチューナを一つのユニットに一体化し、同時に動作可能としたチューナユニットを提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明は、第1の放送を受信する第1のチューナ回路(131)と、第1のチューナ回路(131)に隣接して配置されており、第2の放送を受信する第2のチューナ回路(132)とが搭載された回路基板(111)とを有し、回路基板(111)は第1のチューナ回路(131)と第2のチューナ回路(132)との間に貫通孔(111a)を有し、回路基板(111)の貫通孔(111a)に係合し、第1のチューナ回路(131)と第2のチューナ回路(132)とをシールドするシールド部(251)とを有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明はチューナユニットに係り、特に、複数のチューナ回路が搭載されたチューナユニットに関する。
近年、ディジタル放送が発達している。ディジタル放送としては主に、地上波ディジタル放送とBS/100度CS放送が上げられる。チューナユニットには地上波ディジタル放送とBS/100度CS放送を選局できることが望まれている。このとき、地上波ディジタル放送とBS/100度CS放送とはその周波数帯域が異なり、別々の受信回路を必要としていた。
このため、地上波ディジタル放送とBS/100度CS放送とでチューナユニットを一体化する場合には、地上波ディジタル放送受信用受信回路とBS/100度CS放送用受信回路とを搭載する必要がある。このとき、BS/100度CS放送において、特定のチャンネルの中心周波数が地上波ディジタル放送の特定のチャンネルの中心周波数の2倍となるチャンネルがあった。
これらのチャンネルを選局した場合、地上波ディジタル放送用受信回路と、BS/100度CS放送用受信回路とで高調波妨害が発生する。この高調波妨害は簡単なシールド構造では除去できなかった。
このため、通常、地上波ディジタル放送とBS/100度CS放送とを受信可能な一体型チューナユニットでは、地上波ディジタル放送とBS/100度CS放送と切り替えて受信する構成とされていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−341373号公報
しかるに、従来の地上波ディジタル放送とBS/100度CS放送とを受信可能な一体型チューナユニットは地上波ディジタル放送とBS/100度CS放送と切り替えて受信するものであり、同時に受信を行なうことはできなかった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、複数のチューナ間のシールドを強化することにより複数のチューナを一つのユニットに一体化し、同時に動作可能としたチューナユニットを提供することを目的とする。
本発明は、第1の放送を受信する第1のチューナ回路(131)と、第1のチューナ回路(131)に隣接して配置されており、第2の放送を受信する第2のチューナ回路(132)とが搭載された回路基板(111)とを有し、回路基板(111)は第1のチューナ回路(131)と第2のチューナ回路(132)との間に貫通孔(128)を有し、回路基板(111)の貫通孔(128)に係合し、第1のチューナ回路(131)と第2のチューナ回路(132)とをシールドするシールド部(271、301)とからなり、シールド部(271、301)は、貫通孔(128)に係合し、第1のチューナ回路(131)側に配置され第1のチューナ回路(131)をシールドする第1のシールド部と、貫通孔(128)に係合し、第2のチューナ回路(132)側に配置され第2のチューナ回路(132)をシールドする第2のシールド部とにより2重構造とされていることを特徴とする。
貫通孔(128)は、回路基板(111)に断続して形成されていることを特徴とする。
第1のチューナ回路(131)及び第2のチューナ回路(132)は、同時に動作可能であることを特徴とする。
第1のチューナ回路(131)及び第2のチューナ回路(132)はシールドケース(112、113、114、115、116)に収納されており、シールドケース(112、113、114、115、116)は第1のチューナ回路(131)及び/又は第2のチューナ回路(132)に近接するように形成された絞り部(402)を有することを特徴とする。
なお、上記参照符号は、あくまでも参考であり、これによって、特許請求の範囲が限定されるものではない。
本発明によれば、回路基板の第1のチューナ回路と第2のチューナ回路との間に貫通孔を設け、回路基板の貫通孔に第1のチューナ回路と第2のチューナ回路とをシールドするシールド部を係合させることにより、第1のチューナ回路と第2のチューナ回路とのシールドを確実に行なえるため、第1のチューナ回路と第2のチューナ回路とを同時動作させることが可能となる。
〔全体構成〕
図1は本発明のチューナユニットの一実施例の分解斜視図、図2は本発明のチューナユニットの一実施例の組立図、図3は本発明のチューナユニットの一実施例の構成図、図4は本発明のチューナユニットの一実施例のブロック構成図を示す。
本実施例のチューナユニット100は、回路基板111、端子板112、シールドケース113、裏カバー114、第1表カバー115、第2表カバー116から構成されている。
〔回路基板111〕
図5は回路基板111の斜視図を示す。
回路基板111は、プリント配線板121に各種電子部品122、SAWフィルタチップ123、衛星放送受信用IC124、復調用IC125、発振子126、コネクタ127を搭載した構成とされている。回路基板111上には上記電子部品によって、第1のチューナ回路131、第2のチューナ回路132、復調回路133が形成されている。
第1のチューナ回路131は、VHF及びUHF帯の放送を受信するためのチューナ回路である。また、第2のチューナ回路132は、衛星放送を受信するためのチューナ回路である。さらに、復調回路133は、第1のチューナ回路131及び第2のチューナ回路132で受信した放送を復調するための回路である。
また、回路基板111は、第1のチューナ回路131と第2のチューナ回路132との間に貫通孔128が形成されている。この貫通孔128は、第1のチューナ回路131と第2のチューナ回路132との絶縁性を強化するとともに、シールドケース113が係合する。
この貫通孔128によって、第1のチューナ回路131と第2のチューナ回路132との間の相互のアイソレーションが向上する。これによって、第1のチューナ回路131と第2のチューナ回路132とを同時に動作させることが可能となる。
〔第1のチューナ回路131〕
第1のチューナ回路131は、アンテナ同調回路141、高周波同調回路142、IF変換回路143、IF信号処理回路144から構成されている。アンテナ同調回路141、高周波同調回路142、IF変換回路143、IF信号処理回路144は、シールドケース113によって相互にシールドされている。
第1アンテナ端子T1はVHF/UHFアンテナに接続されており、VHF/UHFアンテナで受信される地上波放送などの高周波信号が入力される。また、第2アンテナ端子T2は衛星アンテナに接続されており、衛星アンテナで受信される衛星放送、CS放送などの高周波信号が入力される。
アンテナ同調回路141は、第1アンテナ端子T1から地上波放送の高周波入力信号が入力されている。アンテナ同調回路141は、第1VHFフィルタ回路151、第2VHFフィルタ回路152、UHFフィルタ回路153、第1増幅回路154、第2増幅回路155、UHF増幅回路156から構成されている。
第1VHFフィルタ回路151は、VHF帯域のうち低周波帯域の信号を通過させる。第2VHFフィルタ回路152は、VHF帯域のうち高周波帯域の信号を通過させる。
UHFフィルタ回路153は、UHF帯域の信号を通過させる。
第1増幅回路154は、第1VHFフィルタ回路151を通過した信号を増幅し、高周波同調回路142に供給する。第2増幅回路155は、第2VHFフィルタ回路152を通過した信号を増幅し、高周波同調回路142に供給する。UHF増幅回路156は、UHFフィルタ回路153を通過した信号を増幅し、高周波同調回路142に供給する。
高周波同調回路142は、第1VHFフィルタ回路161、第2VHFフィルタ回路162、UHFフィルタ回路163から構成されている。第1VHFフィルタ回路161は、第1増幅回路154からの信号のうちVHF帯域の低周波帯域の信号を通過させ、IF変換回路143に供給する。
第2VHFフィルタ回路162は、第2増幅回路155からの信号のうちVHF帯域の高周波帯域の信号を通過させ、IF変換回路143に供給する。UHFフィルタ回路163は、UHF増幅回路156からの信号のうちUHF帯域の信号を通過させ、IF変換回路143に供給する。
IF変換回路143は、周波数変換IC171、発振子172から構成されている。周波数変換IC171は、PLL回路181、電圧コントロール発振回路(VCO)182、ミキサ183、増幅回路184をICチップ上に搭載した構成とされている。発振子172は、電圧コントロール発振回路182に接続されて、所定の周波数で発振する。
IF変換回路143は、VHF帯、UHF帯の受信信号を中間周波数帯(中心周波数57MHz)に周波数変換する。IF変換回路143で中間周波数に変換された信号は、IF信号処理回路144に供給される。
IF信号処理回路144は、第1SAWフィルタ191、増幅回路192、第2SAWフィルタ193、ゲインコントロールアンプ194から構成されている。第1SAWフィルタ191には、IF変換回路143から中間周波数に変換された信号が供給される。第1SAWフィルタ191は、供給された信号から所望の周波数帯域の信号を通過させる。
第1SAWフィルタ191から抽出された信号は、増幅回路192に供給される。増幅回路192は、第1SAWフィルタ191から供給された信号を増幅して、第2SAWフィルタ193に供給する。
第2SAWフィルタ193は、増幅回路192から供給された信号から所望の周波数帯域の信号を通過させる。第2SAWフィルタ193を通過した信号は、ゲインコントロールアンプ194に供給される。ゲインコントロールアンプ194は、第2SAWフィルタ193を通過した信号を復調回路133から供給されるゲインコントロール信号に応じたゲインで増幅して、復調回路133に供給する。このとき、復調回路133はゲインコントロールアンプ194から供給される信号のレベルが一定となるようにゲインコントロールアンプ194を制御するゲインコントロール信号を生成して、ゲインコントロールアンプ194に供給している。ゲインコントロールアンプ194で増幅された信号は、復調回路133に供給される。
復調回路133は、復調用IC201及び発振子202から構成されている。復調用IC201は、IF信号処理回路144から供給された信号を復調して、出力端子Tout1より出力する。
〔第2のチューナ回路132〕
第2のチューナ回路132は、入力回路211、及び、周波数変換回路212から構成されている。入力回路211と周波数変換回路212とは、回路基板111上に隣接して配置されており、シールドケース113によってシールドされている。
入力回路211は、第1バンドパスフィルタ221、第1アンプ222、第1ゲインコントロール回路223、第2バンドパスフィルタ224、第2アンプ225、第2ゲインコントロール回路226から構成されている。
第1バンドパスフィルタ221は、第2アンテナ端子T2から供給される受信信号のうち所望の周波数帯域の信号を通過させる。第1バンドパスフィルタ221で抽出された信号は、第1アンプ222に供給される。第1アンプ222は、第1バンドパスフィルタ221から供給された信号を増幅する。第1アンプ222で増幅された信号は、第1ゲインコントロール回路223に供給される。
第1ゲインコントロール回路223は、第1アンプ222から供給された信号を復調回路133から供給されるゲインコントロール信号に応じて減衰させる。
第2バンドパスフィルタ224は、第1ゲインコントロール回路223から供給された信号のうち所望の周波数帯域の信号を通過させる。第2バンドパスフィルタ224を通過した信号は、第2アンプ225に供給される。
第2アンプ225は、第2バンドパスフィルタ224を通過した信号を増幅する。第2アンプ225で増幅された信号は、第2ゲインコントロール回路226に供給される。
第2ゲインコントロール回路226は、第2アンプ225から供給された信号を復調回路133から供給されるゲインコントロール信号に応じて減衰させる。第2ゲインコントロール回路226で減衰された信号は、周波数変換回路212に供給される。
周波数変換回路212は、周波数変換IC231及び発振子232から構成されている。周波数変換IC231は、図5に記載の衛星放送受信用IC124に相当しており、発振子232により発生する発振出力により周波数変換を行なう。周波数変換IC231で周波数変換された信号は、復調回路133に供給される。
第1のチューナ回路131、及び、第2のチューナ回路132、並びに、復調回路133とは、シールドケース113によって相互にシールドされている。
〔端子板112〕
端子板112は、金属板241、及び、同軸コネクタ242、243から構成されている。金属板241は、回路基板111及びシールドケース113に係止されて、回路基板111をシールドする。同軸コネクタ242及び同軸コネクタ243は、金属板241に取り付けられている。
金属板241は、その上下端に形成された溝部244によりシールドケース113に結合される。同軸コネクタ242は、回路基板111に半田付けされる。同軸コネクタ242には、一端が地上波放送受信用アンテナに接続された同軸ケーブルの他端が接続されており、地上波放送の高周波信号が入力される。同軸コネクタ243は、回路基板111に半田付けされる。同軸コネクタ243には、一端が衛星放送受信用アンテナに接続された同軸ケーブルの他端が接続されており、衛星放送の高周波信号が入力される。
〔シールドケース113〕
図6はシールドケース113の斜視図を示す。
シールドケース113は金属板を打ち抜き、折曲することにより形成されており、第1シールド部251、第2シールド部252から構成されている。
第1シールド部251は、外部シールド部261、262、263、内部シールド部271〜276から構成されている。
外部シールド部261、262、263は、回路基板111の三辺を囲むように配置されている。なお、回路基板111の他の一辺は、端子板112によりシールドされる。端子板112は、溝部244を外部シールド部261、263の端部に形成された突起281と係合させて、溝部244又は突起281をかしめることによって、シールドケース113に結合される。
端子板112及び外部シールド部261〜263によって回路基板111が外部とシールドされる。
内部シールド部271は、下端に回路基板111の貫通孔128に係合する凸部291が設けられている。凸部291を回路基板111の貫通孔128に係合させ、貫通孔128の周囲に半田付けを行なうことにより、回路基板111の第1のチューナ回路131と第2のチューナ回路132とが内部シールド部271によって、シールドされる。
内部シールド部272は、第1のチューナ回路131を構成するアンテナ同調回路141と高周波同調回路142との間に配置されている。内部シールド部273は、回路基板111上の高周波同調回路142とIF変換回路143との間に配置される。
内部シールド部274は、高周波同調回路142のうちVHF帯域の回路部分とUHF帯域の回部部分とを分離している。内部シールド部275は外部シールド部261と外部シールド部263との間に設けられ、回路基板111上のIF変換回路143及び周波数変換回路212とIF信号処理回路144とを分離する。内部シールド部276は外部シールド部261と外部シールド部263との間に設けられ、IF信号処理回路144と復調回路133とを分離している。
第2のシールド部252は、シールド部301、302から構成されている。第2のシールド部252は、シールド部301、302の端部に形成された突起部303を第1のシールド部251に形成された溝部311に係合させ、突起部303又は溝部311をかしめることにより第1のシールド部251に結合される。このとき、シールド部301は、内部シールド部271に平行に配置される。また、シールド部301の下端には凸部304が形成されている。凸部304は内部シールド部271の下端に形成された凸部291ととともに、回路基板111の貫通孔128に係合する。
本実施例によれば、内部シールド部271とシールド部301とにより第1のチューナ回路131と第2のチューナ回路132とを分離することができる。このため、第1のチューナ回路131と第2のチューナ回路132との間の相互のシールドを強化できるため、第1のチューナ回路131と第2のチューナ回路132とを同時に動作させることが可能となる。
回路基板111は、コネクタ127がシールドケース113の外部に延出するようにシールドケース113に収納される。回路基板111は接地パターンをシールドケース113に半田付けすることにより、シールドケース113に固定される。回路基板111がシールドケース113に収納され、半田付けされた後、裏カバー114及び第1表カバー115及び第2表カバー116がシールドケース113に装着される。
〔裏カバー114〕
図7は裏カバー114の斜視図平面図、図8は裏カバー114の組付時の要部の断面図を示す。
裏カバー114は、金属板を打ち抜き、折曲することにより成形されており、シールドケース113の裏面開口部を閉蓋する。裏カバー114は、爪部401、絞り部402、バネ部403を有する。
爪部401は、裏カバー114の周囲に形成されており、端子板112及びシールドケース113の下端部に係合する。爪部401をシールドケース113に係合させることにより裏カバー114がシールドケース113に装着される。
絞り部402は、裏カバー114の裏面側に搭載された衛星放送受信用IC124に対応する位置に裏カバー114と一体に形成されており、衛星放送受信用IC124に近接するように成形されている。このとき、絞り部402は図8に示されるように衛星放送受信用IC124と所定の距離dを持って配置される。また、絞り部402には、スリット404が形成されている。スリット404は、衛星放送受信用IC124の熱を裏カバー114の外部に逃がすように作用する。
絞り部402を衛星放送受信用IC124に近接させることにより、不要な放射が絞り部402によって接地に吸収されるため、第1のチューナ回路131への不要放射の流入を防止できる。また、このとき、絞り部402と衛星放送受信用IC124との間に所定の距離dを設けることにより、絞り部402により衛星放送受信用IC124が押圧されて、衛星放送受信用IC124が破壊されることを防止できる。
バネ部403は、図8に示すようにシールドケース113の内部シールド部271〜176などの下端面や回路基板111に植設され、接地電位に接続されたピンを押圧する。これによって、裏カバー114とシールドケース113との接続を確実に行なえ、シールド効果を向上させることができる。
〔第1表カバー115〕
図9は、第1表カバー115の斜視図を示す。
第1表カバー115は、金属板を打ち抜き、折曲することにより成形されており、シールドケース112の表面側開口部のうち第1のチューナ回路131に対応する部分を閉蓋する。
第1表カバー115には、爪部411、バネ部412が一体に形成されている。爪部411は、周囲に形成されており、端子板112、及び、シールドケース113を構成する外部シールド部261、並びに、内部シールド部271に係合し、第1のチューナ回路131の上面をシールドする。
バネ部412は、シールドケース113の内部シールド部271〜176などの上端面を押圧する。これによって、第1表カバー115とシールドケース113との接続を確実に行なえ、シールド効果を向上させることができる。
〔第2表カバー116〕
図10は、第2表カバー116の斜視図を示す。
第2表カバー116は、金属板を打ち抜き、折曲することにより成形されており、シールドケース112の表面側開口部のうち第2のチューナ回路132に対応する部分を閉蓋する。
第2表カバー116には、爪部421、バネ部422が一体に形成されている。爪部421は、周囲に形成されており、端子板112、及び、シールドケース113を構成する外部シールド部263、並びに、第2のシールド部252を構成するシールド部301に係合し、第2のチューナ回路132の上面をシールドする。
バネ部422は、シールドケース113の内部シールド部271〜176などの上端面を押圧する。これによって、第2表カバー116とシールドケース113との接続を確実に行なえ、シールド効果を向上させることができる。
端子板112、及び、外部シールド部261、内部シールド部271、275、並びに、裏カバー114、第1表カバー115により第1のチューナ回路131がシールドされ、端子板112、及び、外部シールド部263、シールド部301、内部シールド部275、並びに、裏カバー114、第2表カバー116により第2のチューナ回路132がシールドされる。これによって、第1のチューナ回路131と第2のチューナ回路132とがあたかも別のシールドケースによってシールドされているような構造とすることができる。このため、第1のチューナ回路131と第2のチューナ回路132とのシールドを強化することが可能となり、第1のチューナ回路131と第2のチューナ回路132とを同時動作させることが可能となる。
図11は第1表カバー115及び第2表カバー116の組付時の要部の構成図を示す。
第1表カバー115の内部シールド部271に係合する爪部411と第2表カバー116のシールド部301に係合する爪部421とは、第1表カバー115及び第2カバー116をシールドケース113したときに、互い違いになるように配置されている。これによって、図11に示すように内部シールド部271とシールド部301との間隔、すなわち、貫通穴128の幅を狭くすることができるため、チューナユニット100を小型化することが可能となる。
〔効果〕
本実施例によれば、第1のチューナ回路131と第2のチューナ回路132とを確実にシールドすることができるため、第1のチューナ回路131と第2のチューナ回路132とで相互の高調波妨害を抑制でき、よって、第1のチューナ回路131と第2のチューナ回路132とを同時に動作させることができる。
〔他の実施例〕
図12は本発明のチューナユニットの他の実施例の分解斜視図を示す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施例のチューナユニット500は、表カバー501の構成が図1とは相違する。本実施例の表カバー501は、金属板を打ち抜き、折曲させることにより成形されている。表カバー501は、爪部511及びバネ部512を有する。
爪部511は、表カバー501の周囲に形成されており、端子板112、及び、シールドケース113を構成する外部シールド部261、263、並びに、内部シールド部276に係合し、第1のチューナ回路131及び第2のチューナ回路132の上面をシールドする。
バネ部512は、シールドケース113の内部シールド部271〜276及びシールド部301の上端面を押圧する。これによって、表カバー501とシールドケース113との接続を確実に行なえ、シールド効果を向上させることができる。本実施例によれば、表カバー501の組付けを容易に行なえる。
本発明のチューナユニットの一実施例の分解斜視図である。 本発明のチューナユニットの一実施例の組立図である。 本発明のチューナユニットの一実施例の構成図である。 本発明のチューナユニットの一実施例のブロック構成図である。 回路基板111の斜視図である。 シールドケース113の斜視図である。 裏カバー114の斜視図である。 裏カバー114の組付時の要部の断面図である。 第1表カバー115の斜視図である。 第2表カバー116の斜視図である。 第1表カバー115及び第2表カバー116の組付時の要部の構成図である。 本発明のチューナユニットの他の実施例の分解斜視図である。
符号の説明
100、500 チューナユニット
111 回路基板、112 端子板、113 シールドケース、114 裏カバー
115 第1表カバー、116 第2表カバー
131 第1のチューナ回路、132 第2のチューナ回路
501 表カバー

Claims (4)

  1. 第1の放送を受信する第1のチューナ回路と、前記第1のチューナ回路に隣接して配置されており、前記第2の放送を受信する第2のチューナ回路とが搭載された回路基板とを有し、
    前記回路基板は、前記第1のチューナ回路と前記第2のチューナ回路との間に貫通孔を有し、
    前記回路基板の前記貫通孔に係合し、前記第1のチューナ回路と前記第2のチューナ回路とをシールドするシールド部とからなり、
    前記シールド部は、前記貫通孔に係合し、前記第1のチューナ回路側に配置され前記第1のチューナ回路をシールドする第1のシールド部と、前記貫通孔に係合し、前記第2のチューナ回路側に配置され前記第2のチューナ回路をシールドする第2のシールド部とにより2重構造とされていることを特徴とするチューナユニット。
  2. 前記貫通孔は、前記回路基板に断続して形成されていることを特徴とする請求項1記載のチューナユニット。
  3. 前記第1のチューナ回路及び前記第2のチューナ回路は、同時に動作可能であることを特徴とする請求項1乃至2記載のいずれか一項記載のチューナユニット。
  4. 前記第1のチューナ回路及び前記第2のチューナ回路は、シールドケースに収納されており、
    前記シールドケースは、前記第1のチューナ回路及び/又は前記第2のチューナ回路に近接するように形成された絞り部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載のチューナユニット。
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