JPS62208698A

JPS62208698A - 電子機器

Info

Publication number: JPS62208698A
Application number: JP5051386A
Authority: JP
Inventors: 忠史小林; 有可　功; 信義肥塚
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1986-03-10
Filing date: 1986-03-10
Publication date: 1987-09-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、主にテレビ、またはビデオテープレコーダ等
に組み込んで使用する、たとえば電子同調回路（電子チ
ューナ）のような、電磁波遮蔽を必要とする高周波機器
に関する。

（従来の技術）近年、たとえば家電電子機器は、いわゆる軽薄、短小で
、しかも高性能化が要求されてきており、−例として電
子チューナは、テレビ単独に、または、テレビとビデオ
テープレコーダとの一体機に使用する選局部品として、
そのコストダウンと占有体積の縮小化が強く要望されて
いる。

従来、上記のような電子チューナにおける小型、高密度
実装化は、回路基板への両面実装、あるいは補助回路基
板を利用した実装などによって対処しているが、その電
気信号の入出力端子については、全く小型、高密度実装
化されていないのが実情である。

第５図はそのような従来の電子チューナを示す斜視図で
、１は電子チューナ、２はその電子チューナ１が組み込
まれ、接続されているマザーボードであり、３は電子チ
ューナ１の筐体の一面に取付けられたＵＨＦ信号アンテ
ナ端子板、４は同様に電子チューナ１の面に固着された
通称、フォノジャックと呼ばれるＶＨＦ信号入力部であ
る。

また、５は電源端子群で、通常、貫通型ディスコイダル
コンデンサ（ディスコンと略す）により構成され、電子
チューナ１の電源、及びその制御信号が印加される。こ
れは電子チューナ１の筐体の−面に取付けられており、
上記電源および制御信号からの配線を介して、電子チュ
ーナ１の発振する高周波信号のリークが、そのディスコ
ンによって防止されている。６は電子チューナ１の筐体
の一部により形成したアース端子で、上記ディスコン群
からなる電源端子群５と同一方向に向いている。７はプ
リスケーラ集積回路の入出力信号を印加するフォノジャ
ックであり、電子チューナ１の筐体の一面に取付けられ
ている。

このように構成した電子チューナ１は、ディスコン群に
より構成した電源端子群５と、アース端子６をマザーボ
ード２に形成した対応する開孔Ｈに直接挿入、半田付は
等により、電源配線や電子チューナ１のマザーボード２
への取付けが行われ、また、ＵＨＦアンテナ端子板３と
、ＵＨＦ信号入力部４は、テレビ、ビデオテープレコー
ダの、図示されていないアンテナ端子部からの同軸コー
ドＣ等の配線によってプラグＰを使用して接続され信号
の授受が行われる。また、フォノジャックはマザーボー
ド２上に一般に構成されたプリスケーラ集積回路関係の
回路から、同軸コードＣとプラグＰによって接続されて
いる。

（発明が解決しようとする問題点）上述したような従来の電子チューナ１はプラグＰや同軸
コードＣの占める空間が多く、特にマザーボード２への
接続は、電源端子群５を構成するディスコン群の半田接
続と、フォノジャック７によるプリスケーラ集積回路へ
の同軸コードＣでの接続と２系統で行われ、電子チュー
ナ１の性能の向上に関係のない材料費用がかかる問題が
あった。

また、マザーボード２に電子チューナ１の取付は後に配
線すると、他の部品との位置の関係で配線が困難になり
、工数も多くかかる欠点があった。

本発明は上記の問題点を解消し、電子チューナの小型化
、高密度実装化を達成するとともに、電子機器周辺の部
品実装の効率の向上と、組み立て作業の容易化を目的と
するものである。

（問題点を解決するための手段）本発明は上記に鑑み、その目的を電子機器の主回路基板
に、−都電子回路を構成した補助回路基＝３− 板を設け、その補助回路基板の一端部を導電性材料によ
る回路パターンによって電子チューナ筐体の外部に引出
し、それを入出力端子に利用することにより達成するも
のである。

（作　用）上述の構成によって、補助回路基板の一端部による入出
力端子を、電子チューナをマザーボードに挿入する端子
と同一面から取り出すことができるから、補助回路基板
の電子回路と主回路基板の電子回路を一工程でマザーボ
ードに接続することが可能になり、そのため同軸コード
による別記線を廃止でき、材料や工数の合理化を行うこ
とができる。

（実施例）以下、本発明を実施例により図面を用いて詳細に説明す
る。

第１図は本発明の一実施例の構成を従来と同じく電子チ
ューナを用いて一部透視図により示す図で、８は電子チ
ューナ、９は電子チューナ８に適宜な方法によって組み
付けられた主回路基板、１０＝４− は主回路基板９に挿入された補助回路基板であり、補助
回路基板１０には電子チューナ８の電子回路の一部であ
るプリスケーラ集積回路Ｓが構成されている。

１１はディスコン群により構成された電源端子群で、電
子チューナ８の筐体の一面に取付けられており、補助回
路基板１０の一端部りは導電性回路パターンにより、電
源端子群１１と同一の筐体面から電子チューナ８の外部
に引出されて入出力端子を構成している。

上記プリスケーラ集積回路Ｓとは、局部発振周波数を分
周させて出力するもので、テレビなどの回路では分周さ
れた信号によって局部発振周波数の微調整判断を行うも
のである。

その出力は分周比が固定のものと、２種類可変のものと
があり、前者はプリスケーラ集積回路の入出力端子１つ
だけでよいが、後者はパルススワロ−信号に有無によっ
て分周比を選択するため、入出力に２端子が必要になる
。これに対して本発明は補助回路基板１０の一端部りか
らなる入出力端子の片面で、またはスルーホール等を用
いて両面で２回路の入出力端子を形成することにより、
従来、フォノジャックで接続していた上述したような配
線は何れも廃止することが可能になる。

この第１図の構成では電子チューナ８をマザーボード１
２に取付けると同時にディスコン群によって形成した電
源端子群１１を挿入、接続することが可能である。さら
に、補助回路基板１０上に回路を構成するので電子チュ
ーナ８の全体の小型、高密度実装化が可能になる。

第２図、第３図、第４図は他の実施例を示す斜視図で、
第１図の場合と同様に電子チューナを例としており、符
号は第１図の説明に準じ、特に第４図において１３はプ
リスケーラ集積回路関係を組み込んだ別のブロックを示
し、それは補助回路基板１０上に構成されている。

第１の実施例との相違は補助回路基板１０による一端部
りを、ディスコン群による電源端子群１１側ではなく、
電子チューナ８の筐体の幅広面である側面に形成して入
出力端子とした点にある。

この構成は一端部りが側面に出されているので、次のよ
うな作用を有する。

すなわち、テレビ等の電子チューナの実装方法としては
、第１図に示したように、電子チューナ８をマザーボー
ド１２に立てて実装する方法と、第３図に示すように横
位置に実装する方法とがあり、この方法によると横位置
で実装する際に直接マザーボード１２に端子を接続する
ことが可能になり、第１図の実施例と同様に組み立ての
簡略化、および電子チューナ実装の省スペース化ができ
る入出力端子が得られることになる。また、マザーボー
ド１２上のプリスケーラ集積回路に関する回路を組み込
んだ別ブロック１３とした場合には、第４図に示すよう
に、電子チューナ８とプリスケーラ集積回路別ブロック
１３を合体させてからマザーボード１２に取付けること
が可能になり、したがってフォノジャックＰでの配線は
すべて廃止することができ、電子チューナ実装の省スペ
ース化ができる。

さらに、補助回路基板１０上に回路を構成することによ
り電子チューナ８の小型、高密度実装化を向上させる効
果も得られる。

以上、本発明を実施例を電子チューナにとって説明した
が、ＲＦ（高周波）コンバータなどの電子機器において
も、一部の回路を構成した補助回路基板を組み、その補
助回路基板の一端部に導電性回路パターンを設けて筐体
の外部に内部回路を引き出すことにより、上記と同様な
効果が得られることはいうまでもない。また、端子を開
孔して別の回路部品と合体し電子機器に関連する回路ブ
ロックを構成するような多様化機器に対しても本発明は
対応できる。

（発明の効果）以上、説明して明らかなように本発明は、補助回路基板
により電子チューナの一部の回路を実装し、小型・高密
度実装の電子機器を実現すると同時に、その筐体の一部
を端子として電子機器筐体外部に形成することにより、
フォノジャック、あるいは同軸コードによる回路間の接
続が不要となり、したがって材料・工数を簡略化させる
ことができる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例の端子構造を示す一部透
視図、第２図ないし第４図は本発明の第２　の実施例を
示す斜視図、第５図は従来の高周波電子機器の端子構造
を示す斜視図である。１．８・・・電子チューナ、　２，１２・・・マザーボ
ード、　５，１１・・・電源端子群、　９・・・主回路
基板、１０・・・補助回路基板、１３・・・（プリスケ
ーラ集積回路関係回路の）別ブロック、　Ｌ・・・一端
部、　Ｓ　・・・プリスケーラ集積回路、　Ｐ　・・・
プラグ、Ｃ・・・同軸コード、　Ｈ・・・開孔。特許出願人　松下電器産業株式会社第１図５−１−ノリ入Ｔ−フ呆精Ｕ硲第２図し−−−ＩＲｔＫｐ第３図第４図

Claims

【特許請求の範囲】

　電子回路を配置した電子機器において、その筐体に有
する主回路基板にほぼ垂直に補助回路基板を設け、この
補助回路基板に電子回路の一部を構成させると共に、補
助回路基板の一部分を上記筐体の外部にまで延長させ、
その一端部を電子機器の入出力端子とすることを特徴と
する電子機器。