JPH06120685A - チューナーの出力端子構造 - Google Patents

チューナーの出力端子構造

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JPH06120685A
JPH06120685A JP26251592A JP26251592A JPH06120685A JP H06120685 A JPH06120685 A JP H06120685A JP 26251592 A JP26251592 A JP 26251592A JP 26251592 A JP26251592 A JP 26251592A JP H06120685 A JPH06120685 A JP H06120685A
Authority
JP
Japan
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tuner
substrate
output terminal
terminal structure
board
Prior art date
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Pending
Application number
JP26251592A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Yokoo
秀雄 横尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 チューナーの簡素化,取付工数を削減すると
ともに大幅にコストの低減ができるチューナー出力端子
構造の提供を目的とする。 【構成】 基板の表面に印刷配線5を施したチューナー
基板2と、前記チューナー基板2を機器本体の基板7に
取り付けるために設けた出力端子を有する接栓手段8
と、前記チューナー基板2と前記接栓手段8が一体化し
たチューナーの出力端子構造1であって、前記チューナ
ー基板2に、複数のチィップコンデンサ4を使用配置
し、前記チィップコンデンサ4の一方の端子をアース間
に接続するとともに、前記チューナー基板2と前記機器
本体の基板7との接栓部分、またはその周辺部分に、磁
性を帯びた塗料と磁性を帯びた板の少なくとも一方の磁
性材3を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーテレビジョン受
像器,ビデオカセットテープレコーダーや音響機器等に
使用するチューナーの出力端子構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にチューナーは、カラーテレビジョ
ン受像器,ビデオカセットレコーダーや音響機器等に使
用されており、最近では例えばカラーテレビジョン受像
器において、同調回路のコイルの切り替えをスィッチダ
イオードにより、また、同調回路のコンデンサの容量変
化を可変ダイオードにより行う電子チューナーがほとん
どを占めている。
【0003】このような状況の中で上記チューナーは、
極めて構造が複雑になるとともに、希望信号の受信性能
が高く、それ以外の電波により妨害を受けないことが必
要になってくる。そこで従来、上記チューナーには複数
のコンデンサ(主に貫通コンデンサ)が使用されいた。
しかし、上記貫通コンデンサは極めて構造が複雑である
ため貫通コンデンサ自体のコストが高いという欠点があ
った。
【0004】図6は従来のチューナーの出力端子構造を
示し、チューナー本体60を一部破断した斜視図であ
る。
【0005】図6において、従来、チューナーの出力端
子構造は、上記複数の貫通コンデンサ11が使用されて
おり、チューナー本体60のシールドケース60aと上
記シールドケース60aに嵌着される複数の貫通コンデ
ンサ11とで構成されている。 さらに詳しく説明する
と、上記シールドケース60aの底面部分に案内孔が各
々設けられており、上記複数の貫通コンデンサ11を、
上記案内孔に一個づつ嵌入し、嵌入された状態で且つシ
ールドケース60a底面に貫通した上記貫通コンデンサ
11のリード線12を炉加工等により半田付され固定し
形成されている。 図7〜図9は上記チューナー出力端
子構造に使用されている貫通コンデンサ11を示し、図
7は構造を示す断面図、図8は等価回路を示す回路図、
図9は減衰特性を示す特性図である。
【0006】図7において、上記貫通コンデンサ11
は、セラミック素子15に対向電極14が相対向して接
合し、そして上記セラミック素子15の中心部分にリー
ド線12が縦に貫通し形成している。さらに外ケース1
6及び外装塗料17によって、単品補強されると同時に
外半田付けを成し、構成されている。
【0007】等価回路的には、図8に示すようになる。
図8において、符号30は信号発生源であり、中間周波
数出力を端子側に出力している。したがって、この信号
発生源30より入力端c,dに接続されている。 入力
端cは出力端子xに接続され、一方、入力端cからはに
直列に接続された貫通コンデンサ11を意味する容量c
を介してアースに接続されている。
【0008】尚、減衰特性はコンデンサであるので、図
9に示すように周波数が高くなるほど大きくなる特性を
持っている。
【0009】したがって、このような構成によるチュー
ナー出力端子構造は、上記チューナー出力端子構造に使
用される貫通コンデンサ11の構造が極めて複雑であ
り、そのため上記貫通コンデンサ11自体のコストが高
くなっていた。
【0010】また、チューナーシャーシ等への取付の際
には、上記貫通コンデンサ11のリード線12を一個づ
つ嵌入しなければならず、個数が多い場合には必要以上
の工数を要してしまい、しかも、チューナーシャーシへ
の半田付の際には、炉加工等の設備や貫通コンデンサ1
1の傾きを修正する治具が必要不可欠なものとなり、さ
らに、上記貫通コンデンサ11の外ケース16とチュー
ナーシャーシとの半田付向上としては、ペースト半田塗
布等も必要とされていた。したがって、取付作業が極め
て煩雑になり、必要以上の工数を要してしまい、総合的
にコストが増大してしまっていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来のチュー
ナー出力端子構造では、貫通コンデンサの取付の際に治
具及び半田付設備(炉加工等)が必要不可欠になるとと
もに、取付工数が増大してしまい、さらに高価な貫通コ
ンデンサを使用しているので総合的にコストが増大して
しまっていた。
【0012】そこで本発明は、上記問題を除去し、チュ
ーナーの簡素化,取付工数を削減するとともに大幅にコ
ストの低減ができるチューナー出力端子構造の提供を目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、チューナー回
路パターンと、このパターンを延設した少なくとも一対
の出力端子が設けられたチューナー基板と、このチュー
ナー基板の前記一対の出力端子パターン間に、一方をア
ース側として接続されたチィップコンデンサと、 前記
チューナー基板の出力端子パターン上に設けた磁性材と
を具備したことを特徴とする
【0014】
【作用】このような構成によれば、回路パターンを施し
たチューナー基板と出力端子を有する接栓手段が一体化
することによって、前記チューナー基板を機器本体の基
板に取り付ける際の取付工数を減少させることができ
る。また、磁性を帯びた塗料と磁性を帯びた板の少なく
ても一方を設けることで高価な貫通コンデンサ使用せず
チューナー本体からの発信周波数の漏洩やチューナー外
部からの電波による妨害を防止することができる。
【0015】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は本発明に係るチューナー出力端子構造1の一実施例
を示す斜視図である。 図1においてチューナー基板2
は、例えば紙フェノールもしくはガラエポで構成され、
前記チューナー基板2の表面には出力端子を有する印刷
配線5(以下端子兼用パターンという)を施されてお
り、さらに前記チューナー基板2の下部には前記チュー
ナー基板2を機器本体の基板7に取り付けるために設け
られた接栓手段8が設けられて形成している。また、前
記チューナー基板2の端子兼用パターン5には、前記チ
ューナー基板2と機器本体の基板7との接栓部分9また
はその周辺に磁性を帯びた塗料と磁性を帯びた板の少な
くても一方3の帯が設けられており、従来の貫通コンデ
ンサ11の代用として複数のチィップコンデンサ4が使
用配置され構成している。
【0016】さらに前記複数のチィップコンデンサ4の
一方の端子は、前記チューナー基板2の端子兼用パター
ン5において、アース間に接続されている。
【0017】上記のような構成で前記チューナー基板2
と前記接栓手段8が一体化したチューナー出力端子構造
1と成している。
【0018】次に前記チューナー出力端子構造1の動作
を図2及び図3を参照しながら説明する。
【0019】図2及び図3は、前記チューナー出力端子
構造1の特性を示すものであり、図2は等価回路を示す
回路図、図3は減衰特性を示す特性図である。
【0020】図2において、符号19は信号発生源であ
り、中間周波出力を端子側に出力している。したがって
この信号発生源19より入力端a,bに各々接続されて
おり、入力端aからは前記磁性を帯びた塗料もしくは板
3の帯を設けることでこれを意味するインダクタンスL
を介してチューナーの出力端mに接続されている。Cは
前記チィップコンデンサの要領を示す。また、前記チィ
ップコンデンサ4は、前記インダクタンスLと並列で接
続されており、一方入力端aから前記チィップコンデン
サの容量Cを介してアース間b,nに接続されている。
【0021】上記の構成によれば、図3に示すようにイ
ンダクタンスLとチィップコンデンサの容量Cによって
ローパスフィルターの特性を持つことができる。即ち、
遮断周波数fc以上の周波数において、急峻な減衰効果
を得ることができる。
【0022】したがって、チィップコンデンサ4のみ使
用するとチューナー本体からの発信周波数の漏洩やチュ
ーナー外部からの高周波の妨害に対して減衰特性が構造
上弱いが、この補いとして前記磁性を帯びた塗料もしく
は板3の帯を付加することによって上述したようにロー
パスフィルター化され、従来使用されていた貫通コンデ
ンサ11以上の減衰特性を得ることができる。
【0023】図4及び図5は上記チューナー出力端子構
造1の一実施例を示し、図4は組み立てられたチューナ
ー本体6を一部破断した斜視図であり、図5は機器本体
の基板7に溶着された際の図4の断面図である。
【0024】図4において、チューナー本体6のシール
ドケース6aと、前記シールドケース6aに取り付けら
れるチューナー基板1とで構成される。
【0025】また、前記シールドケース6aには機器本
体の基板7に溶着するために設けられた端子を有して形
成しており、前記チューナー基板2にも上述したように
端子を有する接栓手段8が設けられ構成している。
【0026】このような構成で前記チューナー基板2は
チューナー本体6のシールドケース6aの両側端面,上
端面の内側に嵌入し嵌装されており、前記チューナー基
板2とシールドケース6aは一体化と成して組み立てら
れている。
【0027】次に、こうして組み立てられたチューナー
出力端子構造1を有するチューナー本体6を機器本体の
基板7に取り付けた状況を図5を参照しながら説明す
る。
【0028】前記チューナー本体6を機器本体の基板7
に取り付ける際において、前記チューナー本体6は接栓
構造を形成しているので、あらかじめ設けられた機器本
体の基板の案内孔に前記チューナー本体6の接栓部を嵌
入するだけで容易に機器本体の基板7に取り付けられ、
機器本体の基板7の裏側に貫通したチューナー基板2の
接栓部9に半田付をすることによって半田フィレット1
0が形成され前記チューナー本体6を固定することが可
能になる。しかもその場合、前記機器本体の基板7から
前記チューナー基板2へのフラックス上がり及び半田上
がりが一般に問題となるが、チューナー基板2に設けら
れた磁性を帯びた塗料もしくは板3によって、上記問題
を防止することができる。
【0029】さらに、チューナー基板2の接栓部9また
はその周辺に設けられている磁性を帯びた塗料もしくは
磁性を帯びた板3の帯に対向してシールドケース6aの
内側の一部にばね構造である部材18を設けることで、
チューナー基板2のパターン5と前記磁性を帯びた塗料
もしくは板3とのギャップを小さくするとともに補強さ
れ、シールド性を維持することによって上記問題を防止
することができる。
【0030】したがって、上述したように取付作業を簡
素化するとともに取付工数を削減することができる。
【0031】尚、本実施例では、チューナー基板2の接
栓部9またはその周辺に磁性を帯びた塗料もしくは磁性
を帯びた板3の帯を設けた場合を説明したが、本発明は
これに限らず、前記チューナー基板2の少なくても一対
の出力端子パターン上に前記磁性を帯びた塗料もしくは
磁性を帯びた板を独立した形で設けた場合でも同様の効
果を得ることができる。
【0032】
【発明の効果】このような構成によれば、チューナーの
簡素化,取付工数を削減するとともに貫通コンデンサの
代替化に伴う総合的なコストを大幅に低減することがで
きる
【図面の簡単な説明】
【図1】図1〜図5は本発明に係るチューナー出力端子
構造の一実施例を示し、図1は斜視図
【図2】等価回路を示す回路図
【図3】減衰特性を示す特性図
【図4】組み立てられたチューナー本体を一部破断した
斜視図
【図5】機器本体の基板に溶着された図4の断面図
【図6】図6〜図9は従来におけるチューナー出力端子
構造を示し、図6はチューナー本体を一部破断した斜視
【図7】貫通コンデンサの構造を示す断面図
【図8】等価回路を示す回路図
【図9】減衰特性を示す特性図
【符号の説明】
1…チューナー出力端子構造 2…チューナー基板 3…磁性材 4…チィップコンデンサ 5…端子兼用パターン 5a…アース 6…チューナー本体 6a…シールドケース 7…機器本体の基板 8…接栓手段 9…基板部の接栓部 10…半田フィレット 11…貫通コンデンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チューナー回路パターンと、 このパターンを延設した少なくとも一対の出力端子が設
    けられたチューナー基板と、 このチューナー基板の前記一対の出力端子パターン間
    に、一方をアース側として接続されたチィップコンデン
    サと、 前記チューナー基板の出力端子パターン上に設けた磁性
    材とを具備したことを特徴とするチューナー出力端子構
JP26251592A 1992-09-30 1992-09-30 チューナーの出力端子構造 Pending JPH06120685A (ja)

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JP26251592A JPH06120685A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 チューナーの出力端子構造

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JP26251592A JPH06120685A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 チューナーの出力端子構造

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JPH06120685A true JPH06120685A (ja) 1994-04-28

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ID=17376878

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JP26251592A Pending JPH06120685A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 チューナーの出力端子構造

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JP (1) JPH06120685A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08242089A (ja) * 1995-03-06 1996-09-17 Nec Corp 高周波遮断用中継端子及びそれを用いた高周波回 路
JP2000269678A (ja) * 1999-03-16 2000-09-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 高周波装置
US6388892B1 (en) * 1999-04-08 2002-05-14 Funai Electric Co., Ltd. Tuner unit
JP2010129559A (ja) * 2008-11-25 2010-06-10 Alps Electric Co Ltd 高周波回路ユニット

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