JPS6217730Y2 - - Google Patents

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JPS6217730Y2
JPS6217730Y2 JP17010182U JP17010182U JPS6217730Y2 JP S6217730 Y2 JPS6217730 Y2 JP S6217730Y2 JP 17010182 U JP17010182 U JP 17010182U JP 17010182 U JP17010182 U JP 17010182U JP S6217730 Y2 JPS6217730 Y2 JP S6217730Y2
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JP
Japan
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test point
terminal
switching diode
circuit
noise
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JP17010182U
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JPS5974366U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はラジオ受信機やテレビジヨン受像機等
の放送受信機、並びにビデオテープレコーダ等の
記録再生機器、そのほか信号を扱う種々の機器に
おいて一時的にテストや調整を行なう際に必要な
テストポイント回路に関する。
(ロ) 従来技術 第1図において、偏向系IC1(東京三洋電機
製LA7800)の14番ピンには端子2からビデオ
信号Sが与えられるが、このビデオ信号からは
IC1内部の同期分離回路3で同期信号が分離さ
れ、その分離された同期信号のうち水平同期パル
スはAFC回路4に与えられて、ここで別途端子
5から16番ピンを通して与えられるフライバツ
クパルスPとにより位相比較がなされると共に、
その比較出力が水平発振回路6の周波数制御信号
として1番ピンから外付け回路7を通して2番
ピンに与えられる2番ピンに結合した水平発振
回路に供給される。一方、12番ピンには端子8
から12Vの電源電圧が与えられる。水平発振回路
6の発振周波数はAFC回路4からの制御信号に
より制御されるが、制御信号による周波数引込み
には一定の限度があるから水平発振回路6による
フリー発振は予めその引込み範囲内になければな
らない。このような水平発振周波数の調整を行な
う場合には、14番ピンに接続されたテストポイ
ント端子9と12Vの電源電圧が与えられる12番ピ
ンに接続されたテストポイント端子10とを治
具によつて短絡し、14番ピンを一定電圧になす
ことによりビデオ信号をカツトし、実質的に
AFC回路4が働かないようにしておいてからボ
リウムVR1を調整することによつて行なう。
(ハ) 目的 ところで、そのような調整作業を行ないやすく
するためテストポイント端子9,10はプリント
配線板の配置をも考慮し、最も作業性のよい位置
にもつてくるのが普通である。このため、回路の
所定の点をテストポイント端子に供給するための
導電路11,12は長くならざる得ない。しかし
ながら、回路設計上信号路は一般にインピーダン
スが高くなつているから、斯る信号路の点イに接
続されたテストポイント端子9はノイズが乗り易
い。このことは、導電路11が長くなければなる
程、顕著になる。尚、インピーダンスの高い線路
にノイズが乗り易いことは回路設計者にとつて熟
知されていることであるが、理論的な根拠として
はノイズは電磁板であり、そのノイズが空中にお
けるインピーダンスZ1と誘起点である線路のイ
ンピーダンスZ2により分圧されるとした場合、
Z2の大きい線路ほど、その線路に乗るノイズが
大きいからであると考えられる。斯くしてテスト
ポイント端子9,10を短絡しない通常の動作時
において導電路11に乗つたノイズが端子2から
与えられるビデオに重畳して第2図のようにビデ
オ信号の波形を損なう。第2図において、Nがノ
イズを顕している。
本考案の目的はこのような問題点を克服するこ
とにある。
(ニ) 構成 本考案では第3図に示すように信号路をテスト
ポイント端子9に接続する導電路11中に前記テ
ストポイント端子9に与えられる電圧によつて導
通する極性でスイツチングダイオード13を挿入
する共に、前記スイツチングダイオード13とテ
ストポイント端子9の接続点ロとアース間に抵抗
を接続した。
(ホ) 実施例 本考案を実施した第3図において、第1図と同
一部分には同一の記号を付して説明を省略する。
ビデオ信号Sが入力される14番ピンとテストポ
イント端子9との間に図示の極性でスイツチング
ダイオード13が接続され、そのアノード側とア
ース間に抵抗14が挿入されている。尚、スイツ
チングダイオード13は比較的14番ピンに近い
位置に設けるのがよい。
通常の受信時にはテストポイント端子9は解放
され浮いた状態となつている。このときスイツチ
ングダイオード13とテストポイント端子9間の
長い導電路部分11にノイズが誘起されても、そ
のノイズはスイツチングダイオード13をオンさ
せるに十分な値とはなり得ない。従つて、ノイズ
が14番ピンに伝達されずビデオ信号に第2図の
如くノイズNが重畳されることはない。
次に水平発振周波数の調整時にテストポイント
端子9,10を治具によつて短絡した場合には端
子8からの電圧が抵抗14の両端に加えられスイ
ツチングダイオード13は順バイアスされるので
オンし、14番ピンの電位を一定にしてビデオ信
号の14番ピンへの伝送をカツトする。
(ヘ) 効果 本考案によれば通常動作時にテストポイント端
子に通じる導電路に乗るノイズは導電路に挿入し
たスイツチングダイオードによつて信号路に及ぶ
のを阻止されるので、スイツチングダイオードと
テストポイント端子間の導電路のノイズが乗り易
い程、長くてもノイズによる問題が生じることが
ない。そして、テストポイント端子を作動させる
状態のとき(実施例でいえば水平発振周波数の調
整時)にはスイツチングダイオードが導通するよ
うになるので本来のテストが可能である。しかも
前記のような機能をスイツチングダイオードと抵
抗を図示の如く追加するだけの簡単な構成で実現
しており、極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のテストポイント回路の回路図で
あり、第2図はその説明波形図である。第3図は
本考案を実施したテストポイント回路の回路図で
ある。 イ……所定点、9……テストポイント端子、1
1……導電路、13……スイツチングダイオー
ド、14……抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 信号路の所定点をテストポイント端子に接続す
    る導電路を有し、テスト時に前記テストポイント
    端子に与えられる直流電圧によつて前記所定点を
    一定電位にするテストポイント回路において、前
    記テストポイント端子に与えられる直流電圧によ
    り導通する極性で前記導電路にスイツチングダイ
    オードを挿入すると共に前記スイツチングダイオ
    ードとテストポイント端子の接続点を抵抗を介し
    て基準電位点に接続したことを特徴とするテスト
    ポイント回路。
JP17010182U 1982-11-09 1982-11-09 テストポイント回路 Granted JPS5974366U (ja)

Priority Applications (1)

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JP17010182U JPS5974366U (ja) 1982-11-09 1982-11-09 テストポイント回路

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JP17010182U JPS5974366U (ja) 1982-11-09 1982-11-09 テストポイント回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5974366U JPS5974366U (ja) 1984-05-19
JPS6217730Y2 true JPS6217730Y2 (ja) 1987-05-07

Family

ID=30371428

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JP17010182U Granted JPS5974366U (ja) 1982-11-09 1982-11-09 テストポイント回路

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JPS5974366U (ja) 1984-05-19

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