JPH0222803Y2 - - Google Patents

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JPH0222803Y2
JPH0222803Y2 JP1981197222U JP19722281U JPH0222803Y2 JP H0222803 Y2 JPH0222803 Y2 JP H0222803Y2 JP 1981197222 U JP1981197222 U JP 1981197222U JP 19722281 U JP19722281 U JP 19722281U JP H0222803 Y2 JPH0222803 Y2 JP H0222803Y2
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【考案の詳細な説明】 本考案は磁気記録再生装置の入出力回路に関
し、特に再生信号及び記録信号を録再ヘツドとの
間で授受するものである。
この種の入出力回路として従来第1図の構成の
ものがあつた。1は入出力トランスで、1次巻線
1Aに録再ヘツド(図示せず)への入出力ライン
2が接続され、この入出力ライン2に2次巻線1
Bに接続された記録信号入力回路3の増幅器4か
らの記録信号S1が与えられ、さらに入出力ライン
2が得られる再生信号S2がトランス1の3次巻線
1Cを通じて再生信号出力回路5に接続される。
なお6は記録信号入力端子である。
このように入出力用トランス1によつて記録信
号入力回路3及び再生信号出力回路5が入出力ラ
イン2に共通に接続されているので、記録モード
時に記録入力信号S1が2次巻線1Bから3次巻線
1Cに結合して再生信号出力回路5に流れること
により記録入力信号S1が影響を受けないように、
次のような工夫がなされている。
すなわち3次巻線1Cのアース側端にはバイア
ス回路8を構成する抵抗R1及び交流側路用コン
デンサC1でなる並列回路と、ダイオードD1
と、エミツタホロアのスイツチ用トランジスタT
1とを介してアースに接続されると共に抵抗R2
を介して再生モード時電源出力を与える電源VPB
に接続されている。また3次巻線1Cの非アース
側端が電界効果型トランジスタ(以下FETとい
う)でなる入力トランジスタT2のゲートに接続
されている。しかるにスイツチ用トランジスタT
1のベースが抵抗R3を通じて電源VPBに接続さ
れ、これによりスイツチ用トランジスタT1がオ
ン動作したとき3次巻線1Cのアース側端に接続
されたバイアス回路8から主として抵抗R1及び
R2の抵抗比で決まるバイアスが3次巻線1Cを
介して入力トランジスタT2のゲートに与えられ
る。なおC2は電源VPBに混入している雑音を除
去するためのコンデンサである。
一方入力トランジスタT2のアース側のソース
又はドレイン(この実施例の場合ソース)がコイ
ルL1と、抵抗R4及び交流側路用コンデンサC
3の並列回路と、スイツチ用トランジスタT3と
を介してアースに接続された直列回路が接続され
ると共に、トランジスタT2の非アース側のドレ
イン又はソース(この実施例の場合ドレイン)が
ダイオードD2と、抵抗R5とを通じて電源VPB
に接続されている。しかるにスイツチ用トランジ
スタT3のベースには抵抗R6を通じて電源VPB
に接続され、これによりトランジスタT3がオン
動作したときトランジスタT2を動作状態にさせ
るようになされている。なおダイオードD2は記
録時トランジスタT2のゲートからドレインを通
つて3次巻線1Cの片端が交流アースされるのを
阻止している。コイルL1は周波数特性の補償回
路を形成している。またC4は電源VPBの雑音除
去用コンデンサである。
第1図の構成において記録モードでは電源VPB
から出力が供給されないためスイツチ用トランジ
スタT1及びT3がオフ動作する。従つて記録信
号入力回路3から入出力トランス1を通じて入出
力ライン2に記録信号S1が与えられる際に3次巻
線1Cに記録信号S1が結合されて再生信号出力回
路5に入り込んで来たとしても入力トランジスタ
T2のゲートで阻止されて再生信号出力回路5に
流れず、記録信号S1は影響を受けない。
一方このときバイアス回路8のスイツチ用トラ
ンジスタT1は動作上電流ループを形成しないよ
うにオフ動作しているので3次巻線1Cに不要な
回路が接続されず、従つて記録信号入力回路3か
ら見て3次巻線1Cの回路が悪影響を与えること
はない。
第1図の構成によれば、記録モード時、電源
VPBから電源を供給しないので、スイツチ用トラ
ンジスタT1及びT3がオフ動作するため再生信
号入力回路5の出力端子7に信号を出力し得ない
状態になる。従つて記録モード時に記録信号が3
次コイルを経て再生信号入力回路に結合しても、
再生信号出力端に送出されることはなく、換言す
れば記録信号の再生側への影響はなくなる。
ところが第1図の従来の構成においては、スイ
ツチ用トランジスタT1及びT3がバイアス用及
び信号入力用に2つ必要である。またトランジス
タT1にダイオードD1を接続していると共にト
ランジスタT2にダイオードD2を接続している
ので再生モード時このダイオードD1及びダイオ
ードD2がノイズ源として作用して再生信号の
C/N比が悪化する原因の1つになる。
本考案は以上の点を考慮してなされたもので、
第1図の従来の構成と比較して一段と簡易かつ特
性上の改善ができる入出力回路を提案しようとす
るものである。
以下第1図との対応部分に同一符号を附して示
す第2図について本考案の一例を詳述するに、こ
の場合3次巻線1Cのアース側端に接続されたバ
イアス回路8は常時例えば9〔V〕の電圧を供給
している第1の電源VREG及びアース間に直列に接
続された抵抗R11及びR12と、抵抗R11及
びR12の接続中点P1に接続された交流接地用
コンデンサC11とを有し、抵抗R11及びR1
2の接続中点P1の分割電圧(約2〔V〕)を3次
巻線1Cにバイアス電圧として常時与えるように
なされている。コンデンサC11の他端は入力ト
ランジスタT2に直列に接続されたスイツチ用ト
ランジスタT3のコレクタ側に接続され、交流信
号をトランジスタT3を通じて接地に流すように
なされている。
スイツチ用トランジスタT3のコレクタには抵
抗R13を介して第1の電源VREGが接続され、ト
ランジスタT3がオフになつたときトランジスタ
T3のコレクタ側に電源VREGから約9〔V〕の電
圧を与えるようになされている。
このスイツチ用トランジスタT3のコレクタは
第1図の場合と同様に抵抗R4及びコンデンサC
3の並列回路と、コイルL1とでなる接続回路を
通じて入力トランジスタT2のソースに接続され
ており、またエミツタがアースに接続されてお
り、さらにベースが再生時に例えば9〔V〕の電
圧を供給する第2の電源VPBに接続されている。
これに対して入力トランジスタT2のドレイン
はコイルL2と抵抗R5とでなる接続回路を通じ
て第1の電源VREGに接続されている。
第2図の構成において、再生モード時第2の電
源VPBが供給されてトランジスタT3がオン動作
することにより、入出力トランス1の1次巻線1
Aに入出力ライン2から出力されて来た再生信号
S2が入力トランジスタT2のゲートに与えられ、
そのドレインから再生信号出力回路5の出力信号
として送出される。このときコンデンサC11は
3次巻線1Cに生じた再生信号S2をバイアス回路
8に流さないようにスイツチ用トランジスタT3
を通じて交流的に接地する。
これに対して、記録モードになると第2の電源
VPBから電圧が供給されず、第1の電源VREGのみ
から供給される。従つてスイツチ用トランジスタ
T3はオフとなり、そのコレクタの電位は抵抗R
13を通じて与えられる第1の電源VREGの電圧9
〔V〕になりこれが抵抗R4及びコイルL1を通
じてトランジスタT2のソースに与えられる。こ
れに対してトランジスタT2のゲートにはバイア
ス回路8から接続中点P1の電圧2〔V〕が3次
巻線1Cを通じて与えられ、これによりトランジ
スタT2のゲート・ソース間が逆バイアス状態に
なつてこの電極間がオフになる。
一方トランジスタT2のドレインには抵抗R5
及びコイルL2を通じて第1の電源VREGからの電
圧9〔V〕が供給されるのに対して、上述のよう
にゲートにはバイアス回路8から電圧2〔V〕が
供給される。従つてトランジスタT2のゲート・
ドレイン間も逆バイアスになつてオフになる。
このように入力トランジスタT2はゲート・ソ
ース間及びゲート・ドレイン間両方共に逆バイア
ス状態になることによりオフ状態になる。従つて
記録信号S1が記録信号入力回路3からトランス1
を介して1次巻線1Aに出力される際に3次巻線
1Cに誘導されても、この出力はトランジスタT
2のゲートで阻止されて記録信号S1は影響を受け
ない。
しかるにこのときバイアス回路8に接続されて
いるコンデンサC11は動作上トランジスタT3
によつてアースから切り離されるので、このコン
デンサC11が3次巻線1Cを介して記録信号入
力回路3の不要な負荷回路を形成するようなこと
はない。
以上のように本考案によれば、第1図の従来の
構成と比較してバイアス回路8に設けられたスイ
ツチ用トランジスタT1と、このスイツチ用トラ
ンジスタT1に直列接続されたダイオードD1
と、トランジスタT2のドレインに接続されてい
たダイオードD2とを省略でき、これにより全体
としての構成を一段と簡易にし得る。従つて入出
力回路をIC基板上に形成するにつき基板の構成
を一段と簡易化できる。またバイアス回路8のダ
イオードD1を省略できるので、再生モード時こ
のダイオードD1で発生する比較的低い周波数の
雑音の発生を未然に防止でき、この分低域のC/
N比を改善できる。
かくするにつき再生モード時に使用する交流接
地用コンデンサC11を接続した状態のままにし
ておいても、これが記録モード時記録信号入力回
路3の負荷にはならないようにし得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の入出力回路を示す接続図、第2
図は本考案に依る磁気記録再生装置の入出力回路
の一例を示す接続図である。 1……入出力トランス、1A,1B,1C……
1次、2次、3次巻線、2……入出力ライン、3
……記録信号入力回路、4……増幅器、5……再
生信号出力回路、8……バイアス回路、T1,T
3……スイツチ用トランジスタ、T2……入力ト
ランジスタ、VREG,VPB……第1、第2の電源。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 録再ヘツドへの入出力ラインに接続された1次
    巻線と、記録信号出力回路に接続された2次巻線
    と、再生信号出力回路に接続された3次巻線とか
    らなる入出力トランスを有し、上記再生信号出力
    回路は、ゲートを上記入出力ラインに接続しかつ
    ドレイン(又はソース)を第1の電源に接続した
    電界効果型トランジスタでなる入力トランジスタ
    と、一端を上記入力トランジスタのソース(又は
    ドレイン)に直列に接続されかつ他端をアースに
    接続されたスイツチ用トランジスタとを有し、記
    録モード時上記スイツチ用トランジスタをオフ動
    作させることにより上記記録信号入力回路から上
    記入出力ラインを介して上記再生信号出力回路に
    入り込む記録信号を上記入力トランジスタによつ
    て阻止するようになされた磁気記録再生装置の入
    出力回路において、 第1及び第2の抵抗を直列に接続してなり、上
    記第1の抵抗を上記第1の電源に接続しかつ上記
    第2の抵抗をアースに接続することにより上記第
    1及び第2の抵抗間の接続中点に得られる分割電
    圧を上記入力トランジスタにバイアスとして供給
    するバイアス回路と、 上記接続中点と、上記入力トランジスタのソー
    ス(又はドレイン)及び上記スイツチ用トランジ
    スタ間の接続回路との間に接続された交流接地用
    コンデンサと を具え、上記スイツチ用トランジスタに第2の電
    源を供給することにより記録モード時オン動作さ
    せると共に再生モード時オフ動作させ、上記第1
    の電源を上記接続回路に接続することにより記録
    モード時上記スイツチ用トランジスタをオフ動作
    させたとき上記第1の電源の電圧によつて上記入
    力トランジスタのソース(又はドレイン)及びゲ
    ート間、並びに上記入力トランジスタのドレイン
    (又はソース)及びゲート間を同時に逆バイアス
    し、上記スイツチ用トランジスタによつて上記交
    流接地用コンデンサをアースから切り離すと共
    に、上記入出力トランスの3次巻線のアース側端
    に上記バイアス回路の接続中点を接続しかつ上記
    3次巻線の非アース側端に上記入力トランジスタ
    のゲートを接続するようにした ことを特徴とする磁気記録再生装置の入出力回
    路。
JP19722281U 1981-12-29 1981-12-29 磁気記録再生装置の入出力回路 Granted JPS58101310U (ja)

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JPS58101310U JPS58101310U (ja) 1983-07-09
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5545530U (ja) * 1978-09-18 1980-03-25
JPS5661007A (en) * 1979-10-25 1981-05-26 Tdk Corp Switching system for recording and reproduction

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5545530U (ja) * 1978-09-18 1980-03-25
JPS5661007A (en) * 1979-10-25 1981-05-26 Tdk Corp Switching system for recording and reproduction

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