JPH023586B2 - - Google Patents
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- JPH023586B2 JPH023586B2 JP56037764A JP3776481A JPH023586B2 JP H023586 B2 JPH023586 B2 JP H023586B2 JP 56037764 A JP56037764 A JP 56037764A JP 3776481 A JP3776481 A JP 3776481A JP H023586 B2 JPH023586 B2 JP H023586B2
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- transistor
- signal
- circuit
- synchronization signal
- emitter
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 12
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 230000010356 wave oscillation Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/14—Picture signal circuitry for video frequency region
- H04N5/16—Circuitry for reinsertion of dc and slowly varying components of signal; Circuitry for preservation of black or white level
- H04N5/18—Circuitry for reinsertion of dc and slowly varying components of signal; Circuitry for preservation of black or white level by means of "clamp" circuit operated by switching circuit
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Picture Signal Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はビデオ信号中の同期信号先端レベルの
再生のためのコンデンサの充電と該コンデンへ接
続された出力回路の給電とに差動的に作用する定
電流源を用いたビデオ信号の同期信号クランプ回
路に関する。
再生のためのコンデンサの充電と該コンデンへ接
続された出力回路の給電とに差動的に作用する定
電流源を用いたビデオ信号の同期信号クランプ回
路に関する。
民生用ビデオテープレコーダ(以下、VTRと
いう。)等のビデオ機器の出力信号をテレビ受像
機で受信してモニターするに際して、第1図に示
すように上記出力信号をビデオ変調回路aで一旦
放送波と同じビデオ信号に変換することが行われ
ている。このような変換を必要とする理由は一般
テレビ受像機のシヤーシがホツトシヤーシとなつ
ている即ちシヤーシが充電部となつていることか
ら来る不具合つまりビデオ機器(第1図では、記
録再生部b)の出力信号を直接にテレビ受像機に
入力させることの電気的危険性即ち感電を防止す
るためである。なお、第1図において、cは
VTRセツトであり、S1,S2は連動スイツチ、
dはテレビ受像機である。
いう。)等のビデオ機器の出力信号をテレビ受像
機で受信してモニターするに際して、第1図に示
すように上記出力信号をビデオ変調回路aで一旦
放送波と同じビデオ信号に変換することが行われ
ている。このような変換を必要とする理由は一般
テレビ受像機のシヤーシがホツトシヤーシとなつ
ている即ちシヤーシが充電部となつていることか
ら来る不具合つまりビデオ機器(第1図では、記
録再生部b)の出力信号を直接にテレビ受像機に
入力させることの電気的危険性即ち感電を防止す
るためである。なお、第1図において、cは
VTRセツトであり、S1,S2は連動スイツチ、
dはテレビ受像機である。
上述のような変換手段を採る際に用いられるビ
デオ変調回路aでの変調方式は振幅変調であるが
その変調の変調度及び振幅は予め決められた値に
規定されているので、その振幅変調に際して入力
ビデオ信号の直流分を再生し、変調レベルの基準
を作る必要性があり、一般に第2図に示すように
ビデオ変調回路aへビデオ信号が入力する前にこ
のビデオ信号の直流分を再生する同期信号クラン
プ回路eが設けられる。
デオ変調回路aでの変調方式は振幅変調であるが
その変調の変調度及び振幅は予め決められた値に
規定されているので、その振幅変調に際して入力
ビデオ信号の直流分を再生し、変調レベルの基準
を作る必要性があり、一般に第2図に示すように
ビデオ変調回路aへビデオ信号が入力する前にこ
のビデオ信号の直流分を再生する同期信号クラン
プ回路eが設けられる。
クランプ回路eとして従来用いられている回路
は第3図の3―1に示されるものがある。この回
路はクランプコンデンサCを経てNPN型トラン
ジスタQ1にエミツタへ入力される正極性ビデオ
信号(同期負、映像正)の同期信号先端レベル
を、抵抗R1,R2のブリーダ比によつて決まる
基準電圧からトランジスタQ1のベースエミツタ
順電圧VF1だけ低い電圧値にクランプするように
動作する。第3図の3―1において、vsはビデオ
信号源、Rsはその出力抵抗、Q2,Q4はNPN
型トランジスタ、Q3及びR3並びにQ5及びR
4は電流源、R11,Q10及びR12はQ3及
びQ5のベースバイアス回路である。上記動作を
もう少し詳しく説明すると、同期信号の到来時に
その期間(第3図の3―2に示すように例えば
0.075H(Hは水平同期))中トランジスタQ1が
オンして充電電流I chargeが流れて充電され
るコンデンサCの充電電荷量 Q charge=I charge×0.075Hと、同期信号
以外の期間((1−0.075)H)中にトランジスタ
Q2のベースエミツタダイオードを経てベース電
流IB2が流れて放電されるコンデンサCの放電電
荷Q discharge=IB2×(1−0.075)Hとは定常
状態では等しくなり、このことからI charge
=12.31B2となる。
は第3図の3―1に示されるものがある。この回
路はクランプコンデンサCを経てNPN型トラン
ジスタQ1にエミツタへ入力される正極性ビデオ
信号(同期負、映像正)の同期信号先端レベル
を、抵抗R1,R2のブリーダ比によつて決まる
基準電圧からトランジスタQ1のベースエミツタ
順電圧VF1だけ低い電圧値にクランプするように
動作する。第3図の3―1において、vsはビデオ
信号源、Rsはその出力抵抗、Q2,Q4はNPN
型トランジスタ、Q3及びR3並びにQ5及びR
4は電流源、R11,Q10及びR12はQ3及
びQ5のベースバイアス回路である。上記動作を
もう少し詳しく説明すると、同期信号の到来時に
その期間(第3図の3―2に示すように例えば
0.075H(Hは水平同期))中トランジスタQ1が
オンして充電電流I chargeが流れて充電され
るコンデンサCの充電電荷量 Q charge=I charge×0.075Hと、同期信号
以外の期間((1−0.075)H)中にトランジスタ
Q2のベースエミツタダイオードを経てベース電
流IB2が流れて放電されるコンデンサCの放電電
荷Q discharge=IB2×(1−0.075)Hとは定常
状態では等しくなり、このことからI charge
=12.31B2となる。
また、ビデオ変調回路aの入力インピーダンス
は一般に1kΩ程度のものが多く、また出力抵抗
Rsの抵抗値rsは1kΩの値を有する。
は一般に1kΩ程度のものが多く、また出力抵抗
Rsの抵抗値rsは1kΩの値を有する。
ここで、例示として、IB2=2μAであるとする
とI charge=12.31B2=24.6μAとなり、充電時
に抵抗Rsの両端にv=I charge×rs=24.6mV
の電位差を生じさせる。
とI charge=12.31B2=24.6μAとなり、充電時
に抵抗Rsの両端にv=I charge×rs=24.6mV
の電位差を生じさせる。
このような電位差が生じ、またトランジスタQ
2のベース電流の増大も同期信号期間に生ずるた
め、ビデオ信号中の同期信号先端レベルは正規の
同期信号先端レベルよりもv=24.6mVだけ縮減
されたいわゆるつぶれた同期信号が出力されるこ
とになる。これを上記具体的数値例で説明する
と、入力ビデオ信号が1Vp-pである場合、同期信
号先端レベルはその28.6%即ち286mVであるから
上述のクランプ作用が生じたときには24.6/286×100 =86(%)だけ同期信号はつぶれる。
2のベース電流の増大も同期信号期間に生ずるた
め、ビデオ信号中の同期信号先端レベルは正規の
同期信号先端レベルよりもv=24.6mVだけ縮減
されたいわゆるつぶれた同期信号が出力されるこ
とになる。これを上記具体的数値例で説明する
と、入力ビデオ信号が1Vp-pである場合、同期信
号先端レベルはその28.6%即ち286mVであるから
上述のクランプ作用が生じたときには24.6/286×100 =86(%)だけ同期信号はつぶれる。
このように同期信号がつぶれた即ち変調レベル
の基準がずれたビデオ信号をビデオ変調回路aで
変調し、その信号をテレビ受像機dに供給する
と、テレビ受像機の自動利得制御回路がつぶれた
同期信号レベルに従つた利得制御を行うので、正
規の同期信号レベルに比してコントラストが変化
するという不具合を生じさせる。また、第1図に
示すように、ビデオ変調回路aからの信号とアン
テナgからの信号とを切換えスイツチS1,S2
で切換えて受信する場合に、両信号の同期信号先
端レベルに相違が生ずるとコントラストに変化を
生じさせ視聴者に不快感を与えるばかりでなく、
その変化が大きい場合にはその都度調整も必要と
なる。
の基準がずれたビデオ信号をビデオ変調回路aで
変調し、その信号をテレビ受像機dに供給する
と、テレビ受像機の自動利得制御回路がつぶれた
同期信号レベルに従つた利得制御を行うので、正
規の同期信号レベルに比してコントラストが変化
するという不具合を生じさせる。また、第1図に
示すように、ビデオ変調回路aからの信号とアン
テナgからの信号とを切換えスイツチS1,S2
で切換えて受信する場合に、両信号の同期信号先
端レベルに相違が生ずるとコントラストに変化を
生じさせ視聴者に不快感を与えるばかりでなく、
その変化が大きい場合にはその都度調整も必要と
なる。
本発明は上述したような従来回路の欠点を一掃
すべく創案されたもので、その目的はビデオ信号
中の同期信号の到来時に要するクランプコンデン
サの充電電流分だけ出力回路へ給電される動作電
流を減少させて上記充電時に出力回路の同期信号
先端レベル振幅が縮減(低振幅化)しようとする
のを抑止して出力される同期信号のつぶれを防止
できるようにしたビデオ信号の同期信号クランプ
回路を提供することにある。
すべく創案されたもので、その目的はビデオ信号
中の同期信号の到来時に要するクランプコンデン
サの充電電流分だけ出力回路へ給電される動作電
流を減少させて上記充電時に出力回路の同期信号
先端レベル振幅が縮減(低振幅化)しようとする
のを抑止して出力される同期信号のつぶれを防止
できるようにしたビデオ信号の同期信号クランプ
回路を提供することにある。
以下、添付図面の参照の下に本発明の一実施例
を説明する。
を説明する。
第4図は本発明のビデオ信号の同期信号クラン
プ回路1を示す。vsはビデオ信号源でこれはその
出力抵抗Rs、クランプコンデンサCを経て電流
供給回路2の給電端及び出力回路3の人力端へ接
続されている。電流供給回路2は例えばNPN型
トランジスタQ1を有する。トランジスタQ11
のエミツタへ上述のコンデンサCが接続されてい
る。トランジスタQ1のベースには抵抗R1,R
2によつて電源電圧Vccをブリーダ比で按分した
バイアス電圧が給電され、そのコレクタは2つの
出力端子を有する定電流源4の一方の出力端子へ
接続されている。定電流源4は例えば、エミツタ
が抵抗R5を経て電源電圧Vccを受け、ベースが
後述するベースバイアス回路へ接続され、そして
コレクタが出力回路3へ接続されたPNP型トラ
ンジスタQ6を有す。このトランジスタQ6のエ
ミツタがトランジスタQ1のコレクタへ接続され
て、定電流源4の一方の出力端子を構成し、また
トランジスタQ6のコレクタが定電流源の他方の
出力端子を構成する。
プ回路1を示す。vsはビデオ信号源でこれはその
出力抵抗Rs、クランプコンデンサCを経て電流
供給回路2の給電端及び出力回路3の人力端へ接
続されている。電流供給回路2は例えばNPN型
トランジスタQ1を有する。トランジスタQ11
のエミツタへ上述のコンデンサCが接続されてい
る。トランジスタQ1のベースには抵抗R1,R
2によつて電源電圧Vccをブリーダ比で按分した
バイアス電圧が給電され、そのコレクタは2つの
出力端子を有する定電流源4の一方の出力端子へ
接続されている。定電流源4は例えば、エミツタ
が抵抗R5を経て電源電圧Vccを受け、ベースが
後述するベースバイアス回路へ接続され、そして
コレクタが出力回路3へ接続されたPNP型トラ
ンジスタQ6を有す。このトランジスタQ6のエ
ミツタがトランジスタQ1のコレクタへ接続され
て、定電流源4の一方の出力端子を構成し、また
トランジスタQ6のコレクタが定電流源の他方の
出力端子を構成する。
出力回路3はトランジスタQ1のエミツタに入
力端が接続さた第1のエミツタホロワ5と、この
第1のエミツタホロワ5の出力端に入力端が接続
された第2のエミツタホロワ6と、この第2のエ
ミツタホロワ6の出力端にベースが接続され、コ
レクタが基準電位例えばアースに接続され、エミ
ツタが抵抗R10を経てトランジスタQ6のコレ
クタへ接続されたPNP型トランジスタ(増幅素
子)Q7と、抵抗R10とトランジスタQ6のコ
レクタとの接続点8に入力端が接続された第3の
エミツタホロワ7とから主に成る。第1のエミツ
タホロワ5はベースがトランジスタQ1のエミツ
タに接続され、コレクタに電源電圧Vccを受ける
NPN型トランジスタQ2のエミツタを、電流源
を構成するNPN型トランジスタQ3のコレクタ
に接続し、該トランジスタQ3のエミツタを抵抗
R3を経て基準電位例えばアースに接続して構成
される。また、第2及び第3のエミツタホロワ
6,7も第1のエミツタホロワ5と同様に構成さ
れ、これらのエミツタホロワの参照文字Q4,Q
7はQ2に対応し、Q5,Q10はQ3に対応
し、R4,R9はR3に対応する。そして、トラ
ンジスタQ4のベースはトランジスタQ2のエミ
ツタに、トランジスタQ9のベースは接続点8に
それぞれ接続されている。また、トランジスタQ
3,Q5,Q10のベースは、電源電圧Vccを一
方に受け他方を基準電位例えばアースに落してい
る直列接続の抵抗R6,R7、ダイオードQ8及
び抵抗R8から成るベースバイアス回路9の接続
点10に接続されている。
力端が接続さた第1のエミツタホロワ5と、この
第1のエミツタホロワ5の出力端に入力端が接続
された第2のエミツタホロワ6と、この第2のエ
ミツタホロワ6の出力端にベースが接続され、コ
レクタが基準電位例えばアースに接続され、エミ
ツタが抵抗R10を経てトランジスタQ6のコレ
クタへ接続されたPNP型トランジスタ(増幅素
子)Q7と、抵抗R10とトランジスタQ6のコ
レクタとの接続点8に入力端が接続された第3の
エミツタホロワ7とから主に成る。第1のエミツ
タホロワ5はベースがトランジスタQ1のエミツ
タに接続され、コレクタに電源電圧Vccを受ける
NPN型トランジスタQ2のエミツタを、電流源
を構成するNPN型トランジスタQ3のコレクタ
に接続し、該トランジスタQ3のエミツタを抵抗
R3を経て基準電位例えばアースに接続して構成
される。また、第2及び第3のエミツタホロワ
6,7も第1のエミツタホロワ5と同様に構成さ
れ、これらのエミツタホロワの参照文字Q4,Q
7はQ2に対応し、Q5,Q10はQ3に対応
し、R4,R9はR3に対応する。そして、トラ
ンジスタQ4のベースはトランジスタQ2のエミ
ツタに、トランジスタQ9のベースは接続点8に
それぞれ接続されている。また、トランジスタQ
3,Q5,Q10のベースは、電源電圧Vccを一
方に受け他方を基準電位例えばアースに落してい
る直列接続の抵抗R6,R7、ダイオードQ8及
び抵抗R8から成るベースバイアス回路9の接続
点10に接続されている。
ベースバイアス回路9の接続点11は定電流源
を構成しているトランジスタQ6のベースに接続
されている。
を構成しているトランジスタQ6のベースに接続
されている。
次に、本発明回路の動作を説明する。
ビデオ信号源VsからクランプコンデンサCを
経て入力されるビデオ信号はその同期信号先端レ
ベルの到来期間中トランジスタQ1がオンに転ぜ
られ、定電流源4からトランジスタQ1を経て充
電電流がコンデンサCに給電される。これにより
接続点12での同期信号先端レベルは抵抗R1、
R2のブリーダ比によつて決まる基準電圧からト
ランジスタQ1のベースエミツタ電圧VF1だけ低
い電圧レベルにクランプされる。
経て入力されるビデオ信号はその同期信号先端レ
ベルの到来期間中トランジスタQ1がオンに転ぜ
られ、定電流源4からトランジスタQ1を経て充
電電流がコンデンサCに給電される。これにより
接続点12での同期信号先端レベルは抵抗R1、
R2のブリーダ比によつて決まる基準電圧からト
ランジスタQ1のベースエミツタ電圧VF1だけ低
い電圧レベルにクランプされる。
しかしながら、同期信号以外のビデオ信号期間
中は、トランジスタQ1はオンに転ぜられず、定
電流源4から電流をとることはなく、トランジス
タQ6のエミツタにはIE6=1/α6IE7(α6はトランジ スタQ6のベース接地電流増幅率)が流れ、これ
によりトランジスタQ7のエミツタにはIE7のエ
ミツタにはIE7の電流が流れつつビデオ信号はク
ランプされることなくトランジスタQ9を経てビ
デオ変調回路a(第2図参照、第2図のfは搬送
波発振回路である。)へ供給される。
中は、トランジスタQ1はオンに転ぜられず、定
電流源4から電流をとることはなく、トランジス
タQ6のエミツタにはIE6=1/α6IE7(α6はトランジ スタQ6のベース接地電流増幅率)が流れ、これ
によりトランジスタQ7のエミツタにはIE7のエ
ミツタにはIE7の電流が流れつつビデオ信号はク
ランプされることなくトランジスタQ9を経てビ
デオ変調回路a(第2図参照、第2図のfは搬送
波発振回路である。)へ供給される。
上述のような同期信号先端レベルのクランプに
際して、クランプのための充電電流Ichargeがト
ランジスタQ1のエミツタから流れるが、そのと
きトランジスタQ1のコレクタにはI c1=α1×
Icharge(α1はトランジスタQ1のベース接地電流
増幅率)が定電流源4から流れる。即ち、それま
でトランジスタQ6のエミツタに流れ込んでいた
エミツタ電流はIc1=ΔIE6分だけ減少する。
際して、クランプのための充電電流Ichargeがト
ランジスタQ1のエミツタから流れるが、そのと
きトランジスタQ1のコレクタにはI c1=α1×
Icharge(α1はトランジスタQ1のベース接地電流
増幅率)が定電流源4から流れる。即ち、それま
でトランジスタQ6のエミツタに流れ込んでいた
エミツタ電流はIc1=ΔIE6分だけ減少する。
これに伴つて、トランジスタQ7のエミツタ電
流もIE7=α6×IE6=α6×Ichargeだけ減少するか
ら、抵抗R10における電圧降下 V=r10×IE7(r10は抵抗R10の抵抗値)だけ
減少する。従つて、接続点8に現われる正極性ビ
デオ信号の同期信号先端レベルのレベルシフト量
は減少させられる。換言すれば、上記のようなレ
ベルシフト量の減少により、従来なら生ぜしめら
れていたレベルシフトによる同期信号先端レベル
の縮減(つぶれ)は補正しうる。これを数量的に
説明すると、同期信号先端レベルのクランプによ
り生ぜしめられる同期信号のつぶれ量は上述した
ようにv=Icharge×rsであるから、v=ΔVとす
ればクランプによりつぶされてトランジスタQ2
のベースに入つて来た同期信号のつぶれ分は相殺
され、接続点8には、つぶれのない即ちつぶれが
生じた場合に比べれば伸長して正規の先端レベル
にクランプされた同期信号が現われる。
流もIE7=α6×IE6=α6×Ichargeだけ減少するか
ら、抵抗R10における電圧降下 V=r10×IE7(r10は抵抗R10の抵抗値)だけ
減少する。従つて、接続点8に現われる正極性ビ
デオ信号の同期信号先端レベルのレベルシフト量
は減少させられる。換言すれば、上記のようなレ
ベルシフト量の減少により、従来なら生ぜしめら
れていたレベルシフトによる同期信号先端レベル
の縮減(つぶれ)は補正しうる。これを数量的に
説明すると、同期信号先端レベルのクランプによ
り生ぜしめられる同期信号のつぶれ量は上述した
ようにv=Icharge×rsであるから、v=ΔVとす
ればクランプによりつぶされてトランジスタQ2
のベースに入つて来た同期信号のつぶれ分は相殺
され、接続点8には、つぶれのない即ちつぶれが
生じた場合に比べれば伸長して正規の先端レベル
にクランプされた同期信号が現われる。
このようなつぶれのない同期信号のクランプの
ための条件は上述のように、 ΔV=v ………(1) であり、上式(1)から r10=1/α1α6×rs ………(2) が得られる。
ための条件は上述のように、 ΔV=v ………(1) であり、上式(1)から r10=1/α1α6×rs ………(2) が得られる。
従つて、同期信号のつぶれを相殺するために
は、ビデオ信号源の出力抵抗及び抵抗R10の抵
抗値が式(2)を満たせばよい。
は、ビデオ信号源の出力抵抗及び抵抗R10の抵
抗値が式(2)を満たせばよい。
上記実施例においては、バイポーラ型トランジ
スタを用いた例について説明したが、ユニポーラ
型トランジスタ等を用いて、電流供給回路、定電
流源を構成してもよい。また、回路の極性を逆に
して負極性ビデオ信号に対するクランプ回路を同
等に構成し得る。
スタを用いた例について説明したが、ユニポーラ
型トランジスタ等を用いて、電流供給回路、定電
流源を構成してもよい。また、回路の極性を逆に
して負極性ビデオ信号に対するクランプ回路を同
等に構成し得る。
以上の説明から明らかなように本考案によれば
次の効果が得られる。
次の効果が得られる。
同期信号つぶれのない同期信号先端レベルの
クランプが行える。
クランプが行える。
本発明回路を用いたVTR等からの信号と放
送信号とを切換えてテレビ受信機で受信しても
コントラストに変動なく、良好な受信が行え
る。
送信号とを切換えてテレビ受信機で受信しても
コントラストに変動なく、良好な受信が行え
る。
従つて、上述のような切換えに際してコント
ラストの調整に煩わされることはない。
ラストの調整に煩わされることはない。
これらの効果はビデオ信号源の出力抵抗が比
較的に大きい場合でも回路の複雑化をもたらす
ことなく達成し得る等である。
較的に大きい場合でも回路の複雑化をもたらす
ことなく達成し得る等である。
第1図は放送信号とVTR等からの信号とを切
換えてテレビ受信機で受信するための回路図、第
2図はビデオ変調回路まわりの回路構成を示す
図、第3図の3―1は従来の同期信号クランプ回
路図、第3図の3―2はビデオ信号波形図、第4
図は本発明の同期信号クランプ回路図である。 図中、2は電流供給回路、Cはクランプコンデ
ンサ、3は出力回路、4は定電流源、R10は抵
抗、Q7は増幅素子である。
換えてテレビ受信機で受信するための回路図、第
2図はビデオ変調回路まわりの回路構成を示す
図、第3図の3―1は従来の同期信号クランプ回
路図、第3図の3―2はビデオ信号波形図、第4
図は本発明の同期信号クランプ回路図である。 図中、2は電流供給回路、Cはクランプコンデ
ンサ、3は出力回路、4は定電流源、R10は抵
抗、Q7は増幅素子である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ベースに基準電圧が供給されると共にコレク
タに定電流源が接続されエミツタにコンデンサを
介して供給されるビデオ信号の同期信号期間に導
通し前記同期信号の先端を前記基準電圧にクラン
プするトランジスタで構成されたクランプ手段
と、 前記クランプされたビデオ信号を出力端に導出
する経路中に設けられた前記定電流源と抵抗で構
成されたレベルシフト手段と、 前記同期信号のクランプ時前記トランジスタを
流れるクランプ電流により前記定電流源から前記
抵抗に流れる電流を制御して前記レベルシフト手
段のレベルシフト量を制御し同期信号のつぶれを
防止するレベルシフト制御手段を有したことを特
徴とするビデオ信号の同期信号クランプ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56037764A JPS57152779A (en) | 1981-03-18 | 1981-03-18 | Synchronous signal clamping circuit for video signal |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56037764A JPS57152779A (en) | 1981-03-18 | 1981-03-18 | Synchronous signal clamping circuit for video signal |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57152779A JPS57152779A (en) | 1982-09-21 |
JPH023586B2 true JPH023586B2 (ja) | 1990-01-24 |
Family
ID=12506532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56037764A Granted JPS57152779A (en) | 1981-03-18 | 1981-03-18 | Synchronous signal clamping circuit for video signal |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57152779A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3245300C1 (de) * | 1982-12-08 | 1984-03-22 | Deutsche Thomson-Brandt Gmbh, 7730 Villingen-Schwenningen | Schaltungsanordnung zur Verarbeitung von Videosignalen mit einer Klemmschaltung |
JPS6266464U (ja) * | 1985-10-17 | 1987-04-24 | ||
JPS63102366U (ja) * | 1986-12-20 | 1988-07-04 |
-
1981
- 1981-03-18 JP JP56037764A patent/JPS57152779A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57152779A (en) | 1982-09-21 |
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