JPH0351762Y2 - - Google Patents

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JPH0351762Y2
JPH0351762Y2 JP1983052958U JP5295883U JPH0351762Y2 JP H0351762 Y2 JPH0351762 Y2 JP H0351762Y2 JP 1983052958 U JP1983052958 U JP 1983052958U JP 5295883 U JP5295883 U JP 5295883U JP H0351762 Y2 JPH0351762 Y2 JP H0351762Y2
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JP
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tertiary winding
recording
winding
power supply
supply terminal
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JP1983052958U
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JPS59157208U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ヘツド結合用の1次巻線、再生出
力用の2次巻線、記録入力用の3次巻線を有する
3次巻線型のステツプアツプトランスを使用し、
録再ヘツド部を前記1次巻線に接続するととも
に、再生回路部、記録回路部を前記2次巻線、3
次巻線にそれぞれ接続したビデオテープレコーダ
に関し、再生モード時の前記2次巻線の信号に対
する前記3次巻線の不要な信号誘起の影響を除去
することを目的とする。
従来のこの種ビデオテープレコーダは第1図に
示すように構成され、同図において、1は録再ヘ
ツド、2は1次巻線が録再ヘツド1に接続された
ロータリートランスであり、ヘツド1とともに録
再ヘツド部を形成する。3はヘツド結合用の1次
巻線l1がトランス2の2次巻線に接続された3
次巻線型のステツプアツプトランス、4は入力端
子がトランス3の再生出力用の2次巻線l2に接
続された再生プリアンプであり、再生回路部の入
力側に設けられている。5は出力端子がトランス
3の記録入力用の3次巻線l3の一端に接続され
た記録アンプであり、記録回路部を形成する。
6は3次巻線l3の両端間に設けれた誘起電圧
検出用の第1抵抗、7は3次巻線l3の他端に接
続された記録電源端子であり、記録モードの間に
記録回路部に電源を供給する。8は電源端子7と
アースとの間に設けられた第2抵抗である。
そして再生モードの間は、再生電源端子(図示
せず)の電源が再生プリアンプ4などの再生回路
部に供給されるとともに、録再ヘツド1の再生ビ
デオ信号がトランス2の両巻線、トランス3の1
次巻線l1および2次巻線l2を介して再生プリ
アンプ4に入力される。
一方、記録電源端子7からの電源供給は行なわ
れず、このとき、3次巻線l3と第1抵抗6によ
り閉ループ回路が形成されるとともに、1次巻線
l1の再生ビデオ信号にもとづき、3次巻線l3
にも再生ビデオ信号が誘起される。
そして3次巻線l3に誘起された信号が2次巻
線l2に同相または逆相で作用し、2次巻線l2
の再生ビデオ信号の周波数特性に悪影響を与える
欠点がある。
この考案は、前記の点に留意してなされたもの
であり、ヘツド結合用の1次巻線、再生出力用の
2次巻線、記録入力用の3次巻線を有し前記1次
巻線が録再ヘツド部に接続された3次巻線型のス
テツプアツプトランスと、入力端子が前記2次巻
線に接続された再生回路部と、前記3次巻線の両
端間に設けられた誘起電圧検出用の抵抗と、出力
端子が前記3次巻線の一端に接続された記録回路
部と、再生モード時に前記再生回路部に電源を供
給する再生電源端子と、記録モード時に前記記録
回路部および前記3次巻線の他端に電源を供給す
る記録電源端子と、アノードに前記再生電源端子
の電源が供給されカソードが前記3次巻線型の一
端に直接接続されたダイオードと、前記アノード
とアースとの間に設けられた交流結合用のコンデ
ンサとを備え、再生モード時に前記ダイオード、
前記コンデンサにより前記3次巻線を交流的にア
ースし、前記3次巻線の不要な信号誘起を阻止す
るようにしたビデオテープレコーダを提供するも
のである。
したがつて、この考案のビデオテープレコーダ
によると、再生モードの間には再生電源端子の電
源によりダイオードが導通し、3次巻線に誘起す
る信号がダイオードおよび交流結合用のコンデン
サを介して交流的にアースされ、3次巻線の信号
誘起が阻止され、2次巻線の信号に対する3次巻
線の悪影響を除去することができるものである。
また、記録モードの間には再生電源端子から電
源が供給されないためダイオードが非導通にな
り、記録回路部から3次巻線に出力された信号に
影響を与えることがないものである。
そして、再生回路部の給電用の再生電源端子の
電源を利用してダイオードのバイアスを制御し、
再生モード時にダイオードのオンに基く交流的な
アースにより、3次巻線と記録回路部とを接続し
た状態で3次巻線の信号誘起を阻止するため、ダ
イオードのバイアス制御に専用の電源等を設ける
必要がなく、しかも、たとえば3次巻線を記録回
路部とアースとに切換えて接続する場合のような
特別なスイツチング回路およびその制御信号の発
生回路を備えることもなく、ダイオードとコンデ
ンサを付加する極めて安定かつ簡単な構成で形成
することができる。
つぎに、この考案を、その1実施例を示した第
2図とともに詳細に説明する。
第2図において、第1図と同一記号は同一もし
くは相当するものを示し、9は再生電源端子、1
0は一端が電源端子9に接続された第3抵抗、1
1はアノードが第3抵抗10の他端に接続された
逆流防止用のダイオードであり、カソードが3次
巻線l3の一端に接続されている。12はダイオ
ード11のアノードとアースとの間に設けられた
交流結合用のコンデンサである。
そして再生モードの間は、再生電源端子9の電
源が第3抵抗10を介してダイオード11に供給
され、該ダイオード11が導通する。
したがつて、3次巻線l3はダイオード11お
よびコンデンサ12を介して交流的にアースさ
れ、3次巻線l3と記録回路部5とを接続した状
態で3次巻線l3の信号誘起が阻止され、2次巻
線l2の再生ビデオ信号への悪影響を除去するこ
とができる。
一方、記録モードの間は、再生電源端子9から
電源が供給されないためダイオード11が非導通
になる。
そして記録電源端子7から記録回路部に電源が
供給され、記録アンプ5から3次巻線l3に記録
ビデオ信号が出力され、このときダイオード11
が非導通に保持されるため、記録ビデオ信号は交
流的にアースされることがなく、前記記録ビデオ
信号は1次巻線l1、トランス2の両巻線を介し
て録画ヘツド1に供給される。
なお、再生電源端子9の電源の供給、停止によ
りダイオード11をバイアス制御するため、ダイ
オード11のバイアス制御に専用の電源などを設
ける必要がなく、また、従来の回路にダイオード
11およびコンデンサ12を付加するだけでよい
ため、安価かつ簡単に形成することができる。
ところでダイオード11の代わりにたとえば
NPN型のトランジスタを使用し、該トランジス
タのコレクタを3次巻線l3の一端に接続すると
ともに、エミツタをコンデンサ12を介してアー
スし、再生電源端子9の電源を前記トランジスタ
のベースに供給して該トランジスタをスイツチン
グ制御することも考えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のビデオテープレコーダの一部の
ブロツク結線図、第2図はこの考案のビデオテー
プレコーダの要部のブロツク結線図である。 1……録再ヘツド、2……ロータリートラン
ス、3……ステツプアツプトランス、4……再生
プリアンプ、5……記録アンプ、6,8,10…
…第1ないし第3抵抗、7……記録電源端子、9
……再生電源端子、11……ダイオード、12…
…コンデンサ、l1,l2,l3……1次、2
次、3次巻線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ヘツド結合用の1次巻線、再生出力用の2次巻
    線、記録入力用の3次巻線を有し前記1次巻線が
    録再ヘツド部に接続された3次巻線型のステツプ
    アツプトランスと、 入力端子が前記2次巻線に接続された再生回路
    部と、 前記3次巻線の両端間に設けられた誘起電圧検
    出用の抵抗と、 出力端子が前記3次巻線の一端に接続された記
    録回路部と、 再生モード時に前記再生回路部に電源を供給す
    る再生電源端子と、 記録モード時に前記記録回路部および前記3次
    巻線の他端に電源を供給する記録電源端子と、 アノードに前記再生電源端子の電源が供給され
    カソードが前記3次巻線の一端に直接接続された
    ダイオードと、 前記アノードとアースとの間に設けられた交流
    結合用のコンデンサと を備え、 再生モード時に前記ダイオード、前記コンデン
    サにより前記3次巻線を交流的にアースし、前記
    3次巻線の不要な信号誘起を阻止するようにした
    ビデオテープレコーダ。
JP5295883U 1983-04-07 1983-04-07 ビデオテ−プレコ−ダ Granted JPS59157208U (ja)

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JP5295883U JPS59157208U (ja) 1983-04-07 1983-04-07 ビデオテ−プレコ−ダ

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JP5295883U JPS59157208U (ja) 1983-04-07 1983-04-07 ビデオテ−プレコ−ダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59157208U JPS59157208U (ja) 1984-10-22
JPH0351762Y2 true JPH0351762Y2 (ja) 1991-11-07

Family

ID=30183303

Family Applications (1)

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JP5295883U Granted JPS59157208U (ja) 1983-04-07 1983-04-07 ビデオテ−プレコ−ダ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5753229B2 (ja) * 1977-12-28 1982-11-11

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5061011U (ja) * 1973-10-01 1975-06-05
JPS6220889Y2 (ja) * 1980-09-11 1987-05-27

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5753229B2 (ja) * 1977-12-28 1982-11-11

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59157208U (ja) 1984-10-22

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