JPS6017930Y2 - 発振回路 - Google Patents

発振回路

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Publication number
JPS6017930Y2
JPS6017930Y2 JP9041377U JP9041377U JPS6017930Y2 JP S6017930 Y2 JPS6017930 Y2 JP S6017930Y2 JP 9041377 U JP9041377 U JP 9041377U JP 9041377 U JP9041377 U JP 9041377U JP S6017930 Y2 JPS6017930 Y2 JP S6017930Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistor
oscillation
capacitor
transistor
terminal
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Expired
Application number
JP9041377U
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English (en)
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JPS5416355U (ja
Inventor
雅晴 森田
恒夫 竹崎
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は磁気録音再生装置における発振回路に関し、電
源投入時に録音増幅器にて生ずるクリック音をバイアス
回路の発振開始時間の遅れを作ることによってテープ上
に記録されないようにした発振回路を提案するものであ
る。
第1図は従来の発振回路、第2図は発振電圧、リップル
コンデンサの両端電圧、録音信号の電源投入時の立ち上
がり特性を示す。
第1図において1〜3は抵抗、4〜7はコンデンサ、8
は電源スィッチ、9は電源、10は発振用トランジスタ
、11は発振コイル、12は録音ヘッド、13は録音信
号入力端子で、抵抗3とコンデンサ7がリップルフィル
タを構成している。
第2図の縦軸は電圧、横軸は時間を示し、14は発振電
圧特性曲線、15はリップルコンデンサ7の両端電圧特
性曲線、16は録音信号曲線で、17は電源投入時刻、
18はクリック音を示す。
発振回路はlQmA近くの消費電流が流れるため、抵抗
3は大きな抵抗に設定することが難しく、またリップル
コンデンサ7は大きさ、コストの制限により余り大きな
容量値に設定できない。
従ってリップルコンデンサ7と、抵抗3の時定数は小さ
く、はとんど時間遅れがなく電源投入時刻に発振を開始
する。
一方、録音ヘッド12からテープに録音される信号には
正常バイアスに移行するときに発生するクリック音18
がある一定の時間遅れΔTを伴って発生する。
従って録音回路で該クリック音18が発生しないような
対策を施さない限り、該クリック音18はテープ上に録
音されてしまう。
また録音回路で対策するためには相当の対策用部品を必
要とし、コスト、工数の上昇をきたしていた。
本考案は上記欠点を解消するためになされたもので、以
下その一実施例を図面に基づいて説明する。
第3図において、21.22は抵抗、23はリップルコ
ンデンサ、他の符号の部品は第1図のそれと同じである
発振コイル11の一次巻線の一端子はトランジスタ10
のコレクタに、他端子はコンデンサ6を通してトランジ
スタ10のベースに接続され、該トランジスタ10のエ
ミッタは小抵抗2を通して接地されている。
また、発振コイル11の一次巻線の中間端子は電源スィ
ッチ8に接続され、同時に抵抗21.22を通してトラ
ンジスタ10のベースに接続され、前記抵抗21゜22
の接続点はリップルコンデンサ23を通して接地されて
いる。
また発振コイル11の二次巻線の一端子は録音信号入力
端子13に接続されるとともにコンデンサ4を通して接
地され、他端子は録音ヘッド12に接続され、前記二次
巻線の両端子間にコンデンサ5が介装されている。
第4図は第2図と同様電源投入時の立ち上がり特性図を
示し、Tは発振開始時間遅れを示す。
抵抗21,22にはトランジスタ10のベース電流のみ
しか流れないため大きな抵抗を選定できる。
抵抗22はトランジスタ10の入力インピーダンスより
大きな値に設定し、発振回路の帰還端子の負荷を重くし
ないようにする。
抵抗21は発振回路の減電圧特性を考慮した上で出来る
だけ大きな値に設定することにより、リップルコンデン
サ23は比較的小さな値でも充分な充電時定数が得られ
、第4図に示すような発振開始の時間遅れTを得る。
従ってT〉Δ丁に選定すれば録音回路にてクリック音1
8が発生してもテープ上には録音されることがない。
第1の抵抗と第1のコンデンサとを含むリップルフィル
タを、発振用のトランジスタのベース回路に挿入した構
成に特に特徴を有するものであり、かかる構成により、
第1の抵抗にはベース電流しか流れず、このベース電流
は非常に小さいために、第1の抵抗による電圧降下が小
さいことから、第1の抵抗値を充分に大きくでき、した
がって小さい容量値のものを第1ののコンデンサとして
用いても、クリック音の録音を防止するに充分な長さの
時定数を得ることができるので、第1のコンデンサの大
きさ及びコストを低減できる。
また、ベース回路にリップルフィルタを挿入したことに
より、電圧降下の影響が少なくなり、したがって小電圧
の電池駆動の部品においても、安定な発振が得られ、か
つ消費電力が小さく電池が長持ちする。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の発振回路図、第2図は第1図の電源投入
時の立ち上がり特性図、第3図は本考案の一実施例を示
す発振回路図、第4図は第3図の電源投入時の立ち上が
り特性図である。 2・・・・・・小抵抗、4〜6・・・・・・コンデンサ
、8・・・・・・電源スィッチ、9・・・・・・電源、
10・・・・・・発振用トランジスタ、11・・・・・
・発振コイル、12・・・・・・録音ヘッド、17・・
・・・・電源投入時刻、18・・・・・・クリック音、
21,23・・・・・・抵抗、23・・・・・・リップ
ルコンデンサ、ΔT・・・・・・クリック音発生時間遅
れ、T・・・・・・発振開始時間遅れ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発振コイルの一次巻線の一端子を発振用のトランジスタ
    のコレクタに接続し、前記−次巻線の中間端子を電源に
    接続し、これら一次巻線の中間端子と電源との接続点に
    第1の抵抗の一端を接続し、この第1の抵抗の他端を第
    2の抵抗の一端に接続し、これら第1の抵抗と第2の抵
    抗との接続点に第1のコンデンサの一端を接続し、この
    第1のコンデンサの他端を接地し、前記第2の抵抗の他
    端を前記トランジスタのベースに接続腰前記−次巻線の
    他端子を第2のコンデンサを通して前記トランジスタの
    ベースと第2の抵抗との接続点に接続し、前記トランジ
    スタのエミッタを小抵抗を通して接地した発振回路。
JP9041377U 1977-07-07 1977-07-07 発振回路 Expired JPS6017930Y2 (ja)

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JP9041377U JPS6017930Y2 (ja) 1977-07-07 1977-07-07 発振回路

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JP9041377U JPS6017930Y2 (ja) 1977-07-07 1977-07-07 発振回路

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JPS5416355U JPS5416355U (ja) 1979-02-02
JPS6017930Y2 true JPS6017930Y2 (ja) 1985-05-31

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