JPH0722433B2 - コンデンサマイクの電源回路 - Google Patents

コンデンサマイクの電源回路

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JPH0722433B2
JPH0722433B2 JP9984685A JP9984685A JPH0722433B2 JP H0722433 B2 JPH0722433 B2 JP H0722433B2 JP 9984685 A JP9984685 A JP 9984685A JP 9984685 A JP9984685 A JP 9984685A JP H0722433 B2 JPH0722433 B2 JP H0722433B2
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JP
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transistor
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condenser microphone
capacitor
resistor
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健 飯田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R19/00Electrostatic transducers
    • H04R19/04Microphones

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、1.5V以下の低電圧でも動作し、電源の立ち上
がり時にプリアンプの出力より発生するクリック音を防
止することのできるコンデンサマイクの電源回路に関す
るものである。
従来の技術 一般にテープレコーダにおいては、音声を拾うためにコ
ンデンサマイクを内蔵しており、そのコンデンサマイク
にリップルフィルタから電源を供給している。近年、ポ
ータブルテープレコーダにおいては、携帯性を高めるた
め、小型化,軽量化が進められており、電池1本で動作
するテープレコーダも実現されるようになった。このよ
うなテープレコーダにおいては、1.5V以下の低電圧でも
動作するコンデンサマイクの電源回路を構成する必要が
ある。
以下図面を参照しながら従来のコンデンサマイクの電源
回路について説明する。
第3図は従来のコンデンサマイクの電源回路を示すもの
である。第3図において、1はコンデンサマイク、5は
リップルフィルタ、6は電源端子、29,30,31は抵抗、3
2,33はコンデンサである。コンデンサマイク1には抵抗
29を介して抵抗30と一端を接地されたコンデンサ32に、
抵抗30の他端は抵抗31と一端を接地されたコンデンサ33
に接続されている。また抵抗31の他端は電源に接続され
ている。
以上のように構成されたコンデンサマイクの電源回路に
ついて以下動作を説明する。電源端子6に第5図(a)
の電圧を加えると、コンデンサ32,33は抵抗30,31を介し
て充電され、その電圧波形は第5図(b)のようにな
る。
また、第4図は従来のコンデンサマイクの電源回路の他
の例を示すものである。第4図において、1はコンデン
サマイク、5はリップルフィルタ、6は電源端子、34,3
5は抵抗、36はコンデンサ、37はトランジスタである。
コンデンサマイク1は抵抗34を介してトランジスタ37の
エミッタに接続し、トランジスタ37のベースは抵抗35と
一端を接地されたコンデンサ36に接続し、抵抗35の他端
とトランジスタ37のコレクタは電源に接続されている。
以上のように構成されたコンデンサマイクの電源回路に
ついて以下動作を説明する。電源端子6に第5図(a)
の電圧を加えると、コンデンサ36に抵抗35を通して充電
され、その電圧がある値以上になるとトランジスタ37が
動作状態になりその電圧波形は第5図(c)のようにな
る。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記の第1の従来例のように抵抗とコン
デンサによるフィルタ回路ではコンデンサの容量が大き
くなり、小型化という面から不利であった。また、第2
の従来例のようなトランジスタ1石による構成では1.5V
以下の低電圧ではマイクロホンを動作させるのに十分な
電圧が得られないという問題点を有していた。
本発明は、上記問題点にかえりみ、低電圧でも動作し、
しかも電源投入時のクリック音がプリアンプの出力より
発生しないコンデンサマイクの電源回路を提供するもの
である。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため本発明のコンデンサマイクの
電源回路は、エミッタを互いに接続し差動構成とした第
1,第2のトランジスタと、定電流回路とからなる差動像
幅器において、第1のトランジスタのベースとアースと
の間に接続されたコンデンサと、そのコンデンサと電源
との間に接続された抵抗と、前記コンデンサの充電を早
くするために電源とコンデンサの間に接続されたスイッ
チング手段と、第1のトランジスタのコレクタにベース
が、第2のトランジスタのベースにコレクタが接続され
た第3のトランジスタと、抵抗を介して第3のトランジ
スタのコレクタに接続されたコンデンサマイクと、この
コンデンサマイクで拾った信号を増幅するプリアンプを
備えたものである。
作用 本発明は上記した構成によってコンデンサマイクの電源
がプリアンプより早く立ち上るようにすることにより、
プリアンプの出力にでるクリック音を防止するようにし
たマイクロホンの電源回路を実現することができる。
実施例 第1図は本発明のコンデンサマイクの電源回路の一実施
例であり、第2図は各部の動作波形である。
第1図において、1はコンデンサマイク、2はプリアン
プ、6は電源端子、7,9,10,11,12,13はトランジスタ、1
4,15,16,17,18,19,20は抵抗、21,22,23,24,25,26,27は
コンデンサ、28,29は定電流源、30は録音イコライザで
ある。コンデンサマイク1には、トランジスタ10のコレ
クタより抵抗14を介して電源電圧が供給されている。ト
ランジスタ7,9のエミッタは互いに接続され定電流源28
を介して接地し、トランジスタ9のコレクタはトランジ
スタ12のコレクタ及びトランジスタ10のベースに接続
し、トランジスタ11のコレクタ、ベースは互いに接続
し、トランジスタ12のベース及びトランジスタ7のコレ
クタに接続し、トランジスタ9のベースは電源との間に
抵抗18,電源投入時のみオンするトランジスタ13のコレ
クタが接続され、アースとの間にコンデンサ25,抵抗27
が接続されている。トランジスタ13のエミッタは電源
に、ベースは電流制限用の抵抗19に接続し、抵抗19の他
端は抵抗20を介して電源に、コンデンサ26を介して接地
されている。コンデンサマイク1の出力は、コンデンサ
21で直流カットしプリアンプ2の入力と接続し、プリア
ンプ2の出力は録音イコライザを介してバイアス発振回
路3と録再ヘッド4に接続し、プリアンプ2には抵抗17
とコンデンサ24のフィルタを通して電源が供給されてい
る。
以上のように構成されたコンデンサマイクの電源回路に
ついて以下第1図および第2図を用いてその動作を説明
する。
第2図(a)の波形の電圧を電源端子6に加えると、コ
ンデンサ26には抵抗20を通して充電され、トランジスタ
13はON状態となりコンデンサ25は急激に充電され、トラ
ンジスタ9はすぐに動作状態となる。その時、トランジ
スタ10のコレクタの出力波形は第2図(c)である。次
にコンデンサ26が充電され、その電圧がある値以上にな
るとトランジスタ13はOFF状態となりコンデンサ25は抵
抗18により充電することとなる。一方、プリアンプ2は
抵抗17,コンデンサ24のフィルタおよびコンデンサ21,2
2,23の影響で立ち上りが第2図(b)に示すように遅れ
る為、プリアンプ2の出力には、コンデンサマイク1の
出力波形はあらわれない。さらに、本コンデンサマイク
の電源回路の最低動作電圧は、定電流源28の両端の電圧
+トランジスタ7のコレクタ・ベース間の電圧または、
電源電圧(Vcc)−トランジスタ10のコレクタ・エミッ
ター間の電圧で決定される。
トランジスタ10のコレクタ・エミッター間の最低電圧は
約0.1V、トランジスタ7のエミッタ・ベース間の最低電
圧は約0.6V、定電流源28の両端の最低電圧は約0.1Vであ
る。本コンデンサマイクの電源回路の最低動作電圧は、
電源電圧−トランジスタ10のコレクタ・エミッター間の
最低電圧(0.1V)又は、トランジスタ7のエミッタ・ベ
ース間の最低電圧(0.6V)+定電流源28の両端の最低電
圧(0.1V)で決定され、電源電圧が0.8Vの時コンデンサ
マイクの供給電圧が0.7Vとなる。以上の事より、本コン
デンサマイクの電源回路の最低動作電圧は0.8Vである。
説明したように本実施例によれば、電源投入時のみ電源
回路のコンデンサを急速に充電することにより、コンデ
ンサマイクの電源回路がプリアンプより早く立ち上がる
ことになりプリアンプの出力より発生するクリック音を
除去することができる。さらに、本実施例によれば、本
コンデンサマイクの電源回路の最低動作電圧は約0.8Vと
なり、乾電池が消耗して電圧が1.5V以下になっても動作
が可能となる。
発明の効果 以上のように本発明のコンデンサマイクの電源回路は、
1.5V以下の低電圧でも動作し、さらに電源投入時のコン
デンサマイクの電源回路のコンデンサを急速に充電する
ことにより、コンデンサマイクの電源回路がプリアンプ
より早く立ち上がることになりプリアンプの出力より発
生するクリック音を除去することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のコンデンサマイクの電源回路の一実施
例の結線図、第2図は第1図のコンデンサマイクの電源
回路の各部の主要波形図、第3図は従来の電源回路の結
線図、第4図は従来の電源回路の他の例の結線図、第5
図は第3図および第4図のコンデンサマイクの電源回路
の各部の主要波形図である。 1……コンデンサマイク、2……プリアンプ、6……電
源端子、7,9,10,11,12,13……トランジスタ、14,18,19,
20……抵抗、25,26……コンデンサ、28,29……定電流
源。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エミッタを互いに接続し差動構成とした第
    1,第2のトランジスタと、定電流回路とからなる差動像
    幅器において、第1のトランジスタのベースとアースと
    の間に接続されたコンデンサと、そのコンデンサと電源
    との間に接続された抵抗と、前記コンデンサの充電を早
    くするために電源とコンデンサの間に接続されたスイッ
    チング手段と、第1のトランジスタのコレクタにベース
    が、第2のトランジスタのベースにコレクタが接続され
    電源にエミッタが接続された第3のトランジスタと、抵
    抗を介して第3のトランジスタのコレクタに接続された
    コンデンサマイクと、このコンデンサマイクで拾った信
    号を増幅するプリアンプを備え、電源の投入時のみ前記
    スイッチング手段をONにし、前記差動増幅器が前記プリ
    アンプより早く立ち上がるように構成したことを特徴と
    するコンデンサマイクの電源回路。
JP9984685A 1985-05-10 1985-05-10 コンデンサマイクの電源回路 Expired - Lifetime JPH0722433B2 (ja)

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JP2002247683A (ja) * 2001-02-02 2002-08-30 Techtronic As 内部a/d変換器を備えたマイクロホン
US7894616B2 (en) 2003-03-20 2011-02-22 Bse Co., Ltd. Condenser microphone employing wide band stop filter and having improved resistance to electrostatic discharge

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