JPH039380Y2 - - Google Patents

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JPH039380Y2
JPH039380Y2 JP2439884U JP2439884U JPH039380Y2 JP H039380 Y2 JPH039380 Y2 JP H039380Y2 JP 2439884 U JP2439884 U JP 2439884U JP 2439884 U JP2439884 U JP 2439884U JP H039380 Y2 JPH039380 Y2 JP H039380Y2
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JP
Japan
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circuit
amplifier
time constant
resistor
capacitor
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JP2439884U
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自動レベル制御(以下、ALCという)
回路に係り、テープレコーダ等のオーデイオ電子
機器に用いられ、録音アンプの出力レベルを所定
レベルに抑えるALC回路に関する。
従来技術 テープレコーダ等のオーデイオ電子機器は、録
音時に過大入力による録音歪を防止するために録
音アンプに、入力が所定レベル以上になつた時に
録音アンプの出力レベルを所定レベルに抑える
ALC回路が設けられている。
第1図は従来のALC回路に設けられたテープ
レコーダの録音系の概略回路図を示す。同図にお
いて、録音入力端子1に入来したマイクロホン又
は外部機器からの信号はIC2内のアンプ3、コ
ンデンサ4、抵抗5を介して録音アンプ6に供給
され、ここで増幅されてIC2の端子より取出
される。IC2は従来公知のもので、イコライザ
アンプ、マイクロホンアンプ、ラインアンプ、電
力アンプ、イヤホンアンプ、LED駆動回路、録
再切換回路等を含む。
録音アンプ6の出力はALCアンプ7に供給さ
れ、ALCアンプ7は録音アンプ6の出力レベル
に応じて作動されて録音アンプ6の利得を制御す
る。例えば、端子1に入来する入力信号のレベル
が比較的小の場合、ALCアンプ7は作動せず、
出力レベルは入力レベルに対して直線的に変化
し、一方、入力信号レベルが比較的大の場合、
ALCアンプ7が作動して録音アンプ6の利得が
減少され、出力レベルが所定レベル以上にならな
いように制御される。
一方、録音アンプ6の出力はIC2の端子よ
り取出され、バイアストラツプ8等を介してバイ
アス発振回路9の出力と共に録音ヘツド10に供
給され、磁気テープに記録される。
ここで、録音アンプ6、ALCアンプ7等を含
む従来のALC回路の一例の具体的回路図を第2
図に示す。同図において、録音アンプ6の出力は
コンデンサ11にてDC成分を除去され、ダイオ
ード12,13にて両波整流されてトランジスタ
14に供給されてその導通状態を変える。トラン
ジスタ14はその導通状態に応じた出力を取出
し、録音アンフ6の利得を制御する。15は回路
動作立上り及び立下り時定数を決定する時定数回
路で、抵抗R1及びコンデンサCの並列接続にて
構成されている。
考案が解決しようとする問題点 上記構成になる従来回路は、時定数回路15の
コンデンサCの容量値を小に選定した場合(時定
数小)、入力レベルが急激に小になつた時は特に
問題ないが、入力レベルが急激に大になつた時は
コンデンサCの両端子間電圧が急激に過大にな
り、これにより、録音アンプ6の出力波形にオー
バシユートを生じる問題点があつた。一方、コン
デンサCの容量値を大に選定した場合(時定数
大)、入力レベルが急激に大になつた時は特に問
題ないが、入力レベルが急激に小になつた時はコ
ンデンサCの放電に時間を要し、録音アンプ6の
利得回復時間が長くなる問題点があつた。
問題点を解決するための手段 本考案は、時定数回路を構成する一素子である
第1の抵抗の抵抗値よりも十分小なる抵抗値の第
2の抵抗と、アノードを上記時定数回路に接続さ
れる一方カソードを第2の抵抗に接続されたダイ
オードとの直列接続回路を、上記時定数回路と並
列に接続した構成として上記問題点を解決したも
のであり、以下、第3図と共にその一実施例につ
いて説明する。
実施例 第3図は本考案回路の一実施例の回路図を示
し、同図中、第2図と同一構成部分には同一番
号、同一符号を付してその説明を省略する。時定
数回路15のコンデンサCの容量値は比較的大に
選定されている。ダイオードDのアノードは時定
数回路15と端子との接続点に接続されてお
り、そのカソードは抵抗R2(《R1)を介してアー
スされている。ダイオードD、抵抗R2の直列接
続回路にて放電回路が構成されている。その他の
構成は第2図示の従来回路と同様である。
同図において、入力レベルが急激に大にあつた
時、コンデンサCの容量値は大に選定されている
のでその両端子間電圧は従来回路のように急激に
過大になることはなく、これにより、録音アンプ
6の出力波形にオーバシユートを生じることはな
い。この立上り時、コンデンサCの端子電圧はダ
イオードDの順方向電圧以下であるので、この放
電回路は作動しない。
一方、入力レベルが急激に小になつた時、コン
デンサCの端子電圧がダイオードDの順方向電圧
以上である間はコンデンサCの電荷はダイオード
D、抵抗R2を介して急速に放電される。これに
より、録音アンプ6の利得回復時間を従来回路の
ものに比して短かくし得る。
効 果 上述の如く、本考案になるALC回路は、時定
数回路を構成する一素子である第1の抵抗の抵抗
値よりも十分小なる抵抗値の第2の抵抗と、アノ
ードを上記時定数回路に接続される一方カソード
を第2の抵抗に接続されたダイオードとの直列接
続回路を、上記時定数回路と並列に接続したた
め、時定数回路のコンデンサの容量値を比較的大
に選定した場合、入力レベルが急激に大になつた
時被出力レベル制御アンプの出力波形にオーバシ
ユートを生じることはなく、一方、入力レベルが
過大な状態から急激に小になつた時コンデンサの
端子電圧が上記ダイオードの順方向電圧以上であ
る間はコンデンサの電荷を上記ダイオード、第2
の抵抗を介して急速に放電せしめ得、これによ
り、被出力レベル制御アンプの利得回復時間を従
来回路のものに比して短かくし得る等の特長を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のALC回路に設けられたテープ
レコーダの録音系の概略回路図、第2図は従来の
ALC回路の一例の具体的回路図、第3図は本考
案になるALC回路の一実施例の回路図である。 6……録音アンプ、14……トランジスタ、1
5……時定数回路、C……コンデンサ、R1,R2
……抵抗、D……ダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動レベル制御動作の立上り及び立下り時定数
    を決定する第1の抵抗とコンデンサとの並列接続
    からなる時定数回路を設けられた自動レベル制御
    回路において、該第1の抵抗の抵抗値よりも十分
    小なる抵抗値の第2の抵抗と、アノードを上記時
    定数回路に接続される一方カソードを該第2の抵
    抗に接続されたダイオードとの直列接続回路を、
    上記時定数回路と並列に接続してなる自動レベル
    制御回路。
JP2439884U 1984-02-22 1984-02-22 自動レベル制御回路 Granted JPS60136525U (ja)

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JP2439884U JPS60136525U (ja) 1984-02-22 1984-02-22 自動レベル制御回路

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JP2439884U JPS60136525U (ja) 1984-02-22 1984-02-22 自動レベル制御回路

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Publication Number Publication Date
JPS60136525U JPS60136525U (ja) 1985-09-10
JPH039380Y2 true JPH039380Y2 (ja) 1991-03-08

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120112729A1 (en) * 2010-11-08 2012-05-10 Visteon Global Technologies, Inc. In-rush limiter circuit for a driver module

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JPS60136525U (ja) 1985-09-10

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