JPH0447362B2 - - Google Patents

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JPH0447362B2
JPH0447362B2 JP55168552A JP16855280A JPH0447362B2 JP H0447362 B2 JPH0447362 B2 JP H0447362B2 JP 55168552 A JP55168552 A JP 55168552A JP 16855280 A JP16855280 A JP 16855280A JP H0447362 B2 JPH0447362 B2 JP H0447362B2
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Kaoru Izawa
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、信号切換制御回路に係り、例えば
ビデオテープレコーダ(VTR)の音声信号系に
おける録音、再生切換制御並びにミユート制御
等、各種モード切換制御に好適な信号の切換制御
に関する。
〔従来の技術〕
VTRの音声信号系には、録音、再生用前置増
幅器、ライン増幅器、録音増幅器、ALC
(Automatic Level Control)回路等が設けら
れ、これらの回路並びに信号経路は録音、再生及
びミユーテイングの各制御モードに基づいて切換
えられ、所定の信号が出力される。ミユーテイン
グ制御は、録音、再生の両者間の切換えにおいて
その切換えを緩やかにし、切換えに伴う異常信号
の発生等を防止するために採用されている。従つ
て、この種の信号系は、録音・再生の制御モード
とミユート制御モードの2系統から成つている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来、このようなモード切換にはリレー等の機
械的スイツチが用いられているが、複雑多岐に亘
る切換制御リレー等によつて行うと、リレーの多
用化で装置が高価に成るとともに配線が複雑化
し、基板上の占有面積が大となること、切換えの
信頼性が低くしかも切換えに伴うシヨツクノイズ
が発生すること、切換えタイミングの整合が取り
にくいこと等の欠点がある。このため、音声信号
系回路を半導体集積回路で構成することに伴つ
て、この集積回路の基板上に前記機械的スイツチ
に代わる半導体スイツチを形成し、信号系の切換
え制御を電子的に行うものが提案されている。
そこで、この発明は、2以上の信号を処理する
信号系に挿入された2以上の信号切換スイツチを
制御モードに基づいて確実かつ誤動作なく制御で
きるように構成し、しかも、制御モードの設定を
容易にした集積回路化に適する信号切換制御回路
の提供を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち、この発明の信号切換制御回路は、記録制
御モードに対応する第1レベル(GND)、ミユー
ト制御モードに対応する第2のレベル(Vcc/
2)、再生制御モードに対応する第3のレベル
(Vcc)を持つ入力制御電圧が時定数回路を介し
て入力され、前記第1のレベルより高く前記第2
のレベルより低い第1の比較電圧(VTL)、前記
第2のレベルより高く前記第3のレベルより低い
第2の比較電圧(VTH)が設定され、これら第1
及び第2の比較電圧と前記入力制御電圧とを比較
するとともに、その比較出力の変動に応じてヒス
テリシス回路136により前記第1又は第2の比
較電圧を変更して前記入力制御電圧とを比較する
コンパレータ124と、前記第1のレベルより高
くかつ前記第1の比較電圧より低く設定された下
限比較電圧(VML)以上、前記第2の比較電圧よ
り高くかつ前記第3のレベルより低く設定された
上限比較電圧(VM)以下の電圧範囲内に前記入
力制御電圧があるか否かを判別するウインドコン
パレータ(比較回路122)とを備え、前記第1
のレベルを持つ前記入力制御電圧が加えられたと
き、前記コンパレータから記録制御出力、前記第
3のレベルを持つ前記入力制御電圧が加えられた
とき、前記コンパレータから前記再生制御出力が
得られるとともに、前記第2のレベルの前記入力
制御電圧が入力されたとき、前記ウインドコンパ
レータからミユート制御モードが得られることを
特徴とする。
〔作用〕
この発明の信号切換制御回路では、入力制御電
圧を切り換えるべきモードに対応して第1のレベ
ル(GND)、第2のレベル(Vcc/2)及び第3
のレベル(Vcc)に設定する。そこで、コンパレ
ータ124では、前記第1のレベルより高く前記
第2のレベルより低い第1の比較電圧(VTL)、
前記第2のレベルより高く前記第3のレベルより
低い第2の比較電圧(VTH)が設定されるととも
に、ヒステリシス回路136により比較出力に応
じて変更された第1又は第2の比較電圧(VTL
VTHと入力制御電圧とが比較される。また、ウイ
ンドコンパレータ(比較回路122)では、第1
の比較電圧(VTL)より低い下限比較電圧(VML
以上、第2の比較電圧(VTH)より高い上限比較
電圧(VMH)以下で電圧範囲が設定され、この電
圧範囲に入力制御電圧があるか否かが判別され
る。そして、コンパレータ124及びウインドコ
ンパレータ(比較回路122)の比較出力によ
り、信号切換え制御が行われる。
したがつて、この信号切換制御回路では、1つ
の端子に加えられた入力制御電圧に基づいて互い
に独立した2系統のモード選択信号を出力させる
ことができる。
そして、入力制御電圧のレベルを判定するコン
パレータには、モード選択の後、比較電圧の値を
変更するヒステリシス回路が付加されているの
で、一方の系統において、何れのモードが選択さ
れた場合にも、その選択されたモードを維持して
他のモードへの切り換わりを起こすことがなく、
入力制御電圧のレベルに応じて他の系統のモード
を随時選択することができる。
〔実施例〕
以下、この発明を図面に示した実施例に基づき
詳細に説明する。
第1図は、この発明の信号切換制御回路の実施
例である録音・再生用増幅回路を示す。
この録音・再生用増幅回路は、1チツプの半導
体集積回路で構成されており、この増幅回路には
VTRの音声信号系に必要な録音・再生用前置増
幅部2、ライン増幅部4、録音用増幅部6、
ALC回路8及び録音・再生・ミユート制御回路
10が設けられている。
録音・再生用前置増幅部2には、録音用の増幅
器12及び再生用のイコライザ増幅部14ととも
に、これらの出力を増幅する増幅器16が含まれ
ている。増幅器12の入力端子18にはマイクロ
ホン20の出力が抵抗22を介して与えられると
ともに、ALC回路8からレベル制御出力が与え
られている。増幅器14の一方の入力端子24に
は、磁気ヘツド26の再生出力が与えられ、ま
た、抵抗28が接続された他方の入力端子30に
は増幅器16の出力が出力端子32よりイコライ
ザ素子34を介して戻されている。
増幅器16には増幅器12の出力が第1の制御
モードである録音制御モード(R)の場合オン状
態に制御されるアナログスイツチ36を介して与
えられるとともに、増幅器14の出力が第2の制
御モードである再生制御モード(P)の場合オン
状態に制御されるアナログスイツチ38を介して
与えられる。なお、増幅器16のバイパス用端子
40はバイパスコンデンサ42を介して接地され
ている。
増幅器16の出力端子32より出力される録
音、再生信号は、ライン増幅部4の録音入力端子
44に抵抗46を介して与えられるとともに、再
生入力端子48に可変抵抗50及び抵抗52を介
して与えられる。録音入力端子44に与えられた
信号は抵抗54,56の信号経路より増幅器58
に与えられ、また、再生入力端子48に与えられ
た信号は抵抗60,62の信号経路より増幅器5
8に与えられる。
アナログスイツチ64は、再生制御モード及び
第3の制御モードであるミユート制御モード(P
+M)の場合にオン状態に制御され、アナログス
イツチ66は録音制御モード及びミユート制御モ
ード(R+M)の場合にオン状態に制御される。
また、アナログスイツチ68は、ミユート制御
モード(M)の場合にオン状態に制御される。な
お、増幅器58の入力端子には、増幅器58の出
力が抵抗69及び帰還端子70に接続された抵抗
72で分圧されて戻されている。
そして、ライン増幅部4の出力端子74から取
り出される録音、再生信号出力は、可変抵抗76
を介して録音用増幅部6の入力端子78に与えら
れるとともに、整流回路80及び低域フイルタ回
路82を介してALC回路8の入力端子84に与
えられる一方、外部回路である再生用の電力増幅
器86にも入力される。
録音用増幅部6は、アナログスイツチ88で作
動が制御される増幅器90で構成されている。即
ち、増幅器90にはアナログスイツチ88を介し
て駆動電源より特定の直流電圧として電源電圧
Vccが印加されており、アナログスイツチ88は
録音制御モードの場合にオン状態に制御され、こ
のとき増幅器90が作動状態となる。この増幅器
90の入力端子92は、イコライザ素子94を介
して接地され、96,98は帰還用の抵抗であ
る。出力端子100より取り出される録音信号出
力は、交流バイアス発振器102の発振出力とと
もに磁気ヘツド26に入力される。
ALC回路8には、入力端子84に与えられる
信号レベルを可変する素子104とともに、その
作動を制御するアナログスイツチ106が含まれ
ており、アナログスイツチ106は再生制御モー
ド及びミユート制御モード(P+M)の場合にオ
ン状態に制御される。このALC回路8の出力端
子108より出力されるレベル制御出力は、前記
のように増幅器12の入力端子18に与えられて
いる。
そして、録音・再生・ミユート制御回路10
は、前記アナログスイツチ36,38,64,6
6,68,88,106を録音、再生及びミユー
トの制御モードに応じて操作する回路であり、制
御入力端子110には入力端子112に与えられ
る制御電圧が時定数回路114を介して入力され
る。この制御回路10より出力される制御モード
出力P、R、Mは前記アナログスイツチ36,3
8,64,66,68,88,106の操作入力
と成る。
なお、第1図において、一点鎖線で包囲した回
路は1チツプの半導体集積回路で構成される部分
であり、各端子は端子112を除きその集積回路
の外部端子として構成されている。また、各アナ
ログスイツチ36,38,64,66,68,1
06にはバイポーラ・プロセスNPNトランジス
タが使用され、オン状態におけるオフセツト電圧
を少なくするため、コレクタ・エミツタを逆接続
した構造とし、しかもスイツチング性能を向上さ
せるため逆方向の電流増幅率(βr)が高くなる形
状に設定している。
第2図は、録音・再生・ミユート制御回路10
の具体的な回路構成例を示す。
この制御回路10には、第1及び第2の制御モ
ードである録音・再生制御判定用の第1の比較回
路120と第3の制御モードであるミユート制御
判定用の第2の比較回路122が含まれている。
第1の比較回路120は、コンパレータ124で
構成されており、このコンパレータ124の入力
端子(+)には制御入力端子110より制御電圧
が与えられ、入力端子(−)には電源供給端子1
26に印加される電源電圧Vccを抵抗128,1
30,132で分割して設定される第1又は第2
の比較電圧VTH、VTL(VTH>VTL)が印加されてい
る。また、コンパレータ124には抵抗132に
並列接続されたスイツチング用トランジスタ13
4で構成されるヒステリシス回路136が併設さ
れている。即ち、トランジスタ134のベースに
はコンパレータ124の出力が印加されており、
コンパレータ124の出力が高(H)レベルにある場
合、トランジスタ134はオン状態に成つて、比
較電圧はVTHからVTLに変更される。従つて、コ
ンパレータ124の出力に基づくトランジスタ1
34のオン、オフ状態即ち制御入力端子110に
与えられる制御電圧が上昇する場合には、第1の
比較電圧VTL、逆に制御電圧が下降する場合には
第2の比較電圧VTHが設定されるように成つてい
る。そして、このコンパレータ124の出力端子
124Pには、第2の制御モード出力である再生
制御信号Pが出力され、またコンパレータ124
の出力を反転するインバータ138の出力端子1
38Rには第1の制御モード出力である録音制御
信号Rが出力される。
また、第2の比較回路122は、コンパレータ
140,142及びAND回路144でウインド
コンパレータとして構成されている。コンパレー
タ140の入力端子(−)及びコンパレータ14
2の入力端子(+)には制御入力端子110より
制御電圧が印加され、コンパレータ140の入力
端子(+)及びコンパレータ142の入力端子
(−)には前記電源電圧Vccをダイオード146,
148及び抵抗150,152,154で分割し
て設定される上限又は下限比較電圧VML、VMH
(VMH>VML)が印加されている。これら比較電圧
VMLないしVMHで一定幅の比較電圧範囲が設定さ
れ、これら比較電圧VMLないしVMHと前記比較電
圧VTL、VTHの大小関係は電源電圧Vcc/2を中心
にして接地電位(GND)<VML<VTL<Vcc/2<
VTH<VMH<Vccとなつている。このように各比
較電圧VML、VMHが設定されたコンパレータ14
0,142の出力はAND回路144に入力され、
AND回路144の出力端子144Mより第3の
制御モード出力であるミユート制御信号Mが出力
される。
そして、制御入力端子110には、入力端子1
12に設定される制御電圧が制御入力として抵抗
156及びコンデンサ158からなる時定数回路
114を通して加えられている。入力端子112
に加えられる制御電圧には、(1)第1のレベルとし
てGND電位、(2)第2のレベルとして電圧Vcc/
2、(3)第3のレベルとして電圧Vccが設定されて
いる。即ち、各第1〜第3のレベルは切り換えら
れるべき各信号モードに対応し、GND電位は録
音制御モード、電圧Vcc/2はミユート制御モー
ド、また、電圧Vccは再生制御モードに対応して
いる。
以上の構成に基づいて、制御動作を説明する。
第3図のA,B,C及びDは、制御入力端子1
10に印加される制御電圧と各増幅部2,4,6
の出力波形の時間関係を示し、この場合、第1図
に示す回路において、前置増幅部2の入力端子1
8,24に同時に信号を加えて切換え制御を行う
場合を仮定している。第3図のAにおいて、区間
a、b、c、d、e、fは制御モードを録音から
再生、ミユート、再生、録音、ミユート、録音に
変更指定した場合の制御入力端子110に印加さ
れる制御電圧波形である。この電圧を第1及び第
2の比較回路120,122で判定し、時間差を
持たせて所定の制御信号P、R、Mが出力され
る。即ち、第3図のAにおいて、区間aでは制御
電圧が下限比較電圧VMLに到達(T1)すると、コ
ンパレータ142がHレベル出力を発生し、この
場合コンパレータ140もHレベル出力を発生し
ているので、AND回路144よりミユート制御
信号Mが出力される。この出力は制御電圧が上限
比較電圧VMHを越える時点(T3)まで持続して発
生する。
そして、この場合、コンパレータ124の出力
は当初低(L)レベル出力となつているため、トラン
ジスタ134はオフ状態にあるから、比較電圧は
VTHに設定されている。従つて、制御電圧がVTH
を越えるとき(T2)、コンパレータ124がHレ
ベル出力を発生し、この結果、インバータ138
より出力されていた録音制御信号Rの解除と同時
にコンパレータ124より再生制御信号Rが出力
される。区間bの場合、コンパレータ124のH
レベル出力によつてトランジスタ134がオン状
態となるため、コンパレータ124の比較電圧は
VTHよりVTLに低下している。このため、制御電
圧がVcc/2に変更されても、区間aのミユート
状態と異なり録音制御モードに変更されず再生制
御モードが保持される。従つて、区間cのように
再び再生制御モードに指定された場合、ミユート
状態から再生状態に速やかに変更される(T4)。
また、区間dの場合には制御電圧がVccから
GND電位に変更されるので、制御電圧が比較電
圧VTLより低下した時(T7)、インバータ138
より録音制御信号Rが出力され、比較電圧VML
り低下した時点(T8)でミユート制御信号Mが
解除される。
そして、区間e、fのように録音制御モード及
びミユート制御モード間の変更は、比較電圧VTH
より低い電圧範囲で制御されるので、再生制御モ
ードに移行することなく録音、ミユート間の切換
え(T9、T10)が確実に行われる。
このようにして得られた各種制御モード信号
P、R、Mで第1図中のアナログスイツチ36,
38,64,66,68,88,106が切換え
られ、この結果、出力端子32には第3図Bに示
す録音(R)又は再生(P)の出力波形、出力端
子74には第3図Cに示す録音、再生切換え前後
でミユートされた録音(R)又は再生(P)の出
力波形、また出力端子100には第3図Dに示す
録音時に限定された出力波形(R)が得られてい
る。
以上説明したように、単一の制御入力端子11
0に所定の制御モードに対応した電圧を設定する
ことにより、極めて容易に第1及び第2の制御モ
ードである録音、再生切換えとともに第3の制御
モードであるミユート切換えを行うことができ
る。また、録音、再生判定用の第1の比較回路1
20にはヒステリシスを持たせているので、ミユ
ート状態での録音、再生モードの反転は確実に防
止できる。また、第2の比較回路122の比較電
圧範囲は極めて広く取ることができるので、録
音、再生相互間の反転する前後で完全なミユート
状態に制御することができ、ライン増幅部4の出
力に切換ノイズを生じさせないことが可能になつ
ている。各比較回路120,122の比較電圧
は、抵抗による電源電圧Vccの分割比によつて設
定されているので、電源電圧Vccの変化に対して
も比較動作が確実に成るとともに、制御電圧の設
定も容易にできる。特に、第2の比較回路122
は各コンパレータ140,142の利得を低く押
え、しかもコンパレート・レベル付近でのリニア
動作領域を広く取ることにより、ミユート動作及
びミユート解除における信号波形の減衰を極めて
緩やかに行うことができる。即ち、ミユーテイン
グのコンパレート・レベル付近では、制御電圧の
変化率dv/dtに比例したソフトなミユート制御
信号が得られる。従つて、このような制御信号で
アナログスイツチが駆動されるので、音声信号波
形は極めて滑らかに制御され、聴感上自然な状態
が得られる。このような制御状態によつてミユー
ト動作、ミユート解除時のノイズを聴感上抑制す
ることが可能に成る。
第4図は、実験により得られた信号波形を示
す。第4図において、Aはミユート解除時のライ
ン増幅部4の出力波形、Bは再生から録音に切換
えた前置増幅部2の出力波形、また、Cは出力波
形と同様にして得られたライン増幅部4の出力波
形である。このように切換え時の信号波形の歪は
極めて少なく、切換えに伴うクリツク・ノイズの
少ない優れた制御状態が得られることが分る。
なお、この発明は以上説明したVTRの音声信
号系に用いる増幅器の実施例にのみ限定されるも
のではなく、2以上の信号を処理する信号系にお
いて信号切換えを行う各種の制御回路に効果的に
用いることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、2以
上の信号を処理する記録、再生及びミユートの各
制御を行う信号系で、記録制御モード、再生制御
モード及びミユート制御モードに対応して段階的
なレベルを設定した入力制御電圧の各レベルに応
じて記録制御出力、再生制御出力又はミユート制
御出力を確実かつ誤動作なく発生でき、信号系の
回路とともに単一の基板上に容易にIC化するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の信号切換制御回路の実施例
を示すブロツク図、第2図は録音・再生・ミユー
ト制御回路の構成を示すブロツク図、第3図は第
2図に示した録音・再生・ミユート制御回路の動
作を示すタイミングチヤート、第4図は実験によ
り得られた信号波形を示す図である。 10……録音・再生・ミユート制御回路、12
0……比較回路、122……比較回路(ウインド
コンパレータ)、124,140,142……コ
ンパレータ、136……ヒステリシス回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 記録制御モードに対応する第1のレベル、ミ
    ユート制御モードに対応する第2のレベル、再生
    制御モードに対応する第3のレベルを持つ入力制
    御電圧が時定数回路を介して入力され、前記第1
    のレベルより高く前記第2のレベルより低い第1
    の比較電圧、前記第2のレベルより高く前記第3
    のレベルより低い第2の比較電圧が設定され、こ
    れら第1及び第2の比較電圧と前記入力制御電圧
    とを比較するとともに、その比較出力の変動に応
    じてヒステリシス回路により前記第1又は第2の
    比較電圧を変更して前記入力制御電圧とを比較す
    るコンパレータと、 前記第1のレベルより高くかつ前記第1の比較
    電圧より低く設定された下限比較電圧以上、前記
    第2の比較電圧より高くかつ前記第3のレベルよ
    り低く設定された上限比較電圧以下の電圧範囲内
    に前記入力制御電圧があるか否かを判別するウイ
    ンドコンパレータと、 を備え、前記第1のレベルを持つ前記入力制御電
    圧が加えられたとき、前記コンパレータから記録
    制御出力、前記第3のレベルを持つ前記入力制御
    電圧が加えられたとき、前記コンパレータから前
    記再生制御出力が得られるとともに、前記第2の
    レベルの前記入力制御電圧が入力されたとき、前
    記ウインドコンパレータからミユート制御モード
    が得られることを特徴とする信号切換制御回路。
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JPS4217777Y1 (ja) * 1965-10-26 1967-10-16
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JPS5792405A (en) 1982-06-09

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