JPS596005Y2 - 電源オン、オフ時のミユ−ティング - Google Patents

電源オン、オフ時のミユ−ティング

Info

Publication number
JPS596005Y2
JPS596005Y2 JP17069779U JP17069779U JPS596005Y2 JP S596005 Y2 JPS596005 Y2 JP S596005Y2 JP 17069779 U JP17069779 U JP 17069779U JP 17069779 U JP17069779 U JP 17069779U JP S596005 Y2 JPS596005 Y2 JP S596005Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
supply voltage
turned
transistor
power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17069779U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5687714U (ja
Inventor
和明 石渡
Original Assignee
日本ビクター株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本ビクター株式会社 filed Critical 日本ビクター株式会社
Priority to JP17069779U priority Critical patent/JPS596005Y2/ja
Publication of JPS5687714U publication Critical patent/JPS5687714U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS596005Y2 publication Critical patent/JPS596005Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Amplifiers (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、2つの電源の立上りおよび立下り特性とタ
イマ回路によって電源オン,オフ時に信号ラインをミュ
ーテイングする回路に関するもので、その目的とすると
ころは簡単な回路構威により電源のオン,オフに起因し
て信号系に発生するノイズの防止を図ることにある。
たとえばテープレコーダなどのアンプ用電源の電圧は電
源オンになった場合に瞬時に立上るものは少く、電源回
路のインピーダンスや平滑コンデンサなどによって徐々
に立上ってある時間の後に安定値に達する。
さらに、近頃はアンプ用に定電圧電源を用いることが多
いために、この定電圧回路によっても立上り特性が左右
される。
一方、アンプ回路を構戒するトランジスタなどには結合
コンデンサやバイパスコンデンサが接続されているため
に、電源電圧の立上りあるいは立下りの間は上記コンデ
ンサの充放電によって回路の直流バランスが崩れ易く、
これによるノイズが発生し、さらに、複数個のトランジ
スタから発生するノイズの波形や発生タイミングがそれ
ぞれ異なるために、それらが合成され増巾されたノイズ
がアンプから出力されたり、あるいは録音されたりする
という問題があった。
この考案は、このようなノイズを防止するためのもので
、第1図はこの考案になるミューテイング回路の一実施
例を示す。
この回路においてはアンプ用の電源電圧■1は定電圧回
路(図示せず)によって定電圧化されており、さらに、
コンデンサCを設けることによって電源オフになっても
しばらくの間はB点電圧を保持するようにし、この場合
にコンデンサCがアンプ回路などを通じて放電しないよ
うにダイオードDが図のように接続されている。
また、■2はメカニズムコントロール回路用の電源電圧
を示す。
X1はミューテイング用トランジスタで゛、コレクタを
信号ラインに接続し、エミツタを接地しており、電源電
圧V1よりダイオードD1、抵抗R1とR2を通じてベ
ース電圧が与えられる。
X2はトランジスタX1のベース電流制御用のトランジ
スタで、コレクタを上記抵抗R1に接続し、エミツタを
接地しており、電源電圧■2よりツエナーダイオードZ
と抵抗R3を通じてベース電圧が与えられ、このツエナ
ーダイオードZは抵抗R4を通じて接地されている。
1はタイマ回路で、本来はテープレコーダの目覚し再生
やタイマ録音のために設けられ、時計装置によって電源
オンになった場合に一定時間出力をローレベル(以下、
Lレベルという)に保ち、ボタン操作が行われなくても
自動的に再生あるいは録音動作をスタートさせることが
でき、上記回路ではこのタイマ回路1の出力をダイオー
ドD2を通じてトランジスタX2のベースに加えている
なお、タイマ回路1はTTLICによって構威され、A
点の出力特性は第2図に示すようなもので、電源オンの
場合に一定時間A点の出力をLレベルに保持し、時間t
1に出力がLレベルよりハイレベル(以下、Hレベルと
いう)に転じ、さらに、電源オフとなった時間t2以降
はその出力レベルが下り、最後にはA点は開放状態とな
る。
この考案の回路構或は、以上のようなものであるが、次
に、そのミューテイング動作について説明する。
第3図は上記アンプ用の電源電圧■1およびメカニズム
コントロール回路用の電源電圧■2の電源オンになる立
上りと電源オフによる立下り特性と、ミューテイング動
作のタイミングを示す。
電源オンの場合に電源電圧V1と■2とは第3図に示す
ようなカーブで立上るが、これとほぼ同時に、詳しくは
電源電圧■1がミューテイング用トラ′シジスタX1の
ベース・エミツタ間電圧VBEIを越えると、このミュ
ーテイング用トランジスタX1はベース電流IBIが流
れてオンになり、ミューテイング動作が始まる。
一方、電源電圧■2が立上り、この電源電圧V2がツエ
ナーダイオードZのツエナー電圧■2とトランジスタX
2のベース,エミツタ間電圧VBE2の和(Vz+VB
E2)を越えた場合には、第2図に示すようにタイマ回
路1のA点出力がLレベルであるた?に、トランジスタ
X2は、ベース電流IB2がダイオードD2を通じて側
路されてオフ状態を保つ。
ただし、時間t1においてタイマ回路1の出力がLレベ
ルよりHレベルに転じると、トランジスタX2はベース
電流■8が流れてオンになり、ミューテイング用トラン
ジスタX1はベース電流IBが側路されるのでオフにな
り、ミューテイング動作が解除される。
次に時間t2において電源オフになった場合には、電源
電圧■2は第3図のように降下し、その電源電圧■2が
(Vz+VBE2)以下になった時間t3にトランジス
タX2がオフになり、ミューテイング用トランジスタX
1によるミューテイング動作が再び始まる。
すなわち、ツエナーダイオー?′Zは電源電圧■2の降
下に際してなるべく早くトランジスタX2をオフにする
ために用いられている。
なお、タイマ回路1の出力を時間t2以後は降下するが
、前述のようにA点は開放状態となるために、トランジ
スタX2は電源電圧■2の立下り特性のみによってオフ
になる。
この場合に電源電圧■1は定電圧回路(図示せず)を通
じて供給されるために、電源オフによって定電圧回路の
人力電圧Vlnが断たれた時に電源電圧V1は常に電源
電圧V2より遅れて降下し、さらに、コンデンサCのチ
ャージによってB点の電圧Vl’は電源電圧V1よりさ
らに遅れて下り、電圧Vl’がミューテイング用トラン
ジスタX1のベース・エミツタ間電圧VBEIより下っ
た場合に始めてミューテイング用トランジスタX1がオ
フになる。
以上のように、この考案は、アンプ用の第1の電源電圧
と、この第1の電源電圧によって充電されるコンデンサ
と、電源オフ時に第1の電源電圧より早く電圧が降下す
るメカニズムコントロール回路用の第2の電源電圧と、
電源オン後に一定時間の間出力がローレベルに保持され
るタイマ回路と、第1の電源電圧によってベース電圧が
与えられる第1のトランジスタと、第2の電源電圧によ
ってツエナーダイオードを通じてベース電圧が与えられ
、かつ、そのベースにはタイマ回路の出力も加えられる
上記第1のトランジスタのベース電流制御用の第2のト
ランジスタとよりなり、電源オン時には上記タイマ回路
の出力がローレベルの間上記第2のトランジスタをオフ
にし上記第1のトランジスタをオンにして信号ラインを
ミューテイングし、さらに、電源オフ時には上記第2の
電源電圧の降下によって第2のトランジスタがオフにな
るとともに上記第1のトランジスタをオンにして再度信
号ラインをミューテイングするように構威した電源オン
,オフ時のミューテイング回路を提供したので、アンプ
用の第lの電源電圧Vエの立上りに際してはほぼ電源オ
ン直後より時間t1までの間、ミューテイング用第1の
トランジスタX1によるミューテイング動作が行われ、
また、上記アンプ用の第1の電源電圧■1の立下りに際
しては時間t3より電圧Vl’がほぼ消滅するまでの間
ミューテイング動作が行われ、かつ、時間t1と時間t
3は常にアンプ用の第1の電源電圧■1の安定領域内に
位置するように配慮されている。
このように、この考案のミューテイング回路を用いるこ
とによって、電源オン,オフによる電源電圧の立上りお
よび立下りに際して自動的に信号ラインをミューテイン
グすることができ、しかも、第3図に示すようにミュー
テイング動作は電源電圧の不安定領域を完全にカバーし
ているために、電源電圧の変化に基づくノイズを確実に
阻止し得る特長があり、さらに、上記のミューテイング
動作は電源電圧自身の変化およびタイマ回路によって制
御されているために、そのタイミングが狂うことはなく
、さらにまた、このミューテイング回路はアンプ用の第
1の電源電圧■1とメカニズムコントロール回路用の第
2の電源電圧V2とを利用しているので、特別の電源電
圧を必要とせず、従って、その回路構成が大変簡単にで
きるという長所も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案になるミューテイング回路の実施例を
示す回路図、第2図はタイマ回路の出力特性のタイミン
グチャート、第3図はこの考案の実施例回路における電
源電圧の立上りおよび立上り特性とミューテイング動作
のタイミングチャートである。 ■1・・・・・・アンプ用の電源電圧(第1の電源電圧
)、■2・・・・・・メカニズムコントロール回路用の
電源電圧(第2の電源電圧)、X1・・・・・・ミュー
テイング用トランジスタ(第1のトランジスタ)、X2
・・・・・・ミューテイング用トランジスタX1の制御
用のトランジスタ(第2のトランジスタ)、DI,D2
・・・・・・ダイオード、Z・・・・・・ツエナーダイ
オード、Rエ,R2,R3,R4・・・・・・抵抗、1
・・・・・・タイマ回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アンプ用の第1の電源電圧と、この第1の電源電圧によ
    って充電されるコンデンサと、電源オフ時に第1の電源
    電圧より早く電圧が降下するメカニズムコントロール回
    路用の第2の電源電圧と、電源オン後に一定時間の間出
    力がローレベルに保持されるタイマ回路と、第1の電源
    電圧によってベース電圧が与えられる第1のトランジス
    タと、第2の電源電圧によってツエナーダイオードを通
    じてベース電圧が与えられ、かつ、そのベースにはタイ
    マ回路の出力も加えられる上記第1のトランジスタのベ
    ース電流制御用の第2のトランジスタとよりなり、電源
    オン時には上記タイマ回路の出力がローレベルの間上記
    第2のトランジスタをオフにし上記第1のトランジスタ
    をオンにして信号ラインをミューテイングし、さらに、
    電源オフ時には上記第2の電源電圧の降下によって第2
    のトランジスタがオフになるとともに上記第1のトラン
    ジスタをオンにして再度信号ラインをミューテイングす
    るように構或したことを特徴とする電源オン,オフ時の
    ミューテイング回路。
JP17069779U 1979-12-10 1979-12-10 電源オン、オフ時のミユ−ティング Expired JPS596005Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17069779U JPS596005Y2 (ja) 1979-12-10 1979-12-10 電源オン、オフ時のミユ−ティング

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17069779U JPS596005Y2 (ja) 1979-12-10 1979-12-10 電源オン、オフ時のミユ−ティング

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5687714U JPS5687714U (ja) 1981-07-14
JPS596005Y2 true JPS596005Y2 (ja) 1984-02-24

Family

ID=29681534

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17069779U Expired JPS596005Y2 (ja) 1979-12-10 1979-12-10 電源オン、オフ時のミユ−ティング

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS596005Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5687714U (ja) 1981-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0547026B2 (ja)
JPS596005Y2 (ja) 電源オン、オフ時のミユ−ティング
US5220613A (en) Audio amplifier circuit
JPS6025154Y2 (ja) ミユ−テイング回路
JPH018026Y2 (ja)
JPH0316111Y2 (ja)
JP3530326B2 (ja) 増幅装置
JPH0352023Y2 (ja)
JP3079797B2 (ja) 定電圧電源回路
JP2788679B2 (ja) ボイス・コイル・モータ駆動回路
JPH024504Y2 (ja)
JPH024500Y2 (ja)
JPS633005Y2 (ja)
JPH0325342Y2 (ja)
JPS6218999Y2 (ja)
JPH0115217Y2 (ja)
KR890000153Y1 (ko) Vtr의 테이프 녹화 및 재생 종료 감지회로
JPH048486Y2 (ja)
JPS634247Y2 (ja)
JPS5910806Y2 (ja) 音声消去回路
JPH0112417Y2 (ja)
JPS6145620Y2 (ja)
JPS6117628Y2 (ja)
JPS6117537Y2 (ja)
JPS6017045Y2 (ja) テ−プレコ−ダ−のミユ−テイング回路