JPS5910806Y2 - 音声消去回路 - Google Patents
音声消去回路Info
- Publication number
- JPS5910806Y2 JPS5910806Y2 JP10380479U JP10380479U JPS5910806Y2 JP S5910806 Y2 JPS5910806 Y2 JP S5910806Y2 JP 10380479 U JP10380479 U JP 10380479U JP 10380479 U JP10380479 U JP 10380479U JP S5910806 Y2 JPS5910806 Y2 JP S5910806Y2
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- JP
- Japan
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- power
- turned
- circuit
- capacitor
- transistor
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- Selective Calling Equipment (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は電源ＯＮ，ＯＦＦ回路にリレーを用い、かつ音声
回路を有する電子機器の音声消去回路に関する。
回路を有する電子機器の音声消去回路に関する。
従来、ボタン電極に指を触れるだけで電源をＯＮ，ＯＦ
Ｆしたり、リモートコントロールによって電源をＯＮ，
ＯＦＦしたりする電子機器の電源回路には、電源ＯＮ，
ＯＦＦ用のリレーが使用されている。
Ｆしたり、リモートコントロールによって電源をＯＮ，
ＯＦＦしたりする電子機器の電源回路には、電源ＯＮ，
ＯＦＦ用のリレーが使用されている。
このような電子機器が音声回路を有している場合には、
その音声回路に対する音量制御回路は別に設けられてい
て、しかもこの回路は前記の電源ＯＮ，ＯＦＦ用リレー
の動作とは無関係に常時動作状態におかれているため、
電源のＯＮ，ＯＦＦに伴って電子機器の各部から生じる
クリック雑音が外部に雑音として放出され不快感を与え
るという欠点があった。
その音声回路に対する音量制御回路は別に設けられてい
て、しかもこの回路は前記の電源ＯＮ，ＯＦＦ用リレー
の動作とは無関係に常時動作状態におかれているため、
電源のＯＮ，ＯＦＦに伴って電子機器の各部から生じる
クリック雑音が外部に雑音として放出され不快感を与え
るという欠点があった。
本案は上述したような欠点を除去することを目的とした
もので、音量制御回路系の入力部にダイオードとコンデ
ンサとコンデンサの放電回路などを設けることによって
前述の問題を解決したものである。
もので、音量制御回路系の入力部にダイオードとコンデ
ンサとコンデンサの放電回路などを設けることによって
前述の問題を解決したものである。
本案の構成について述べると、本案は、電源ＯＮ，ＯＦ
Ｆ回路にリレーを用いかつ音声回路を有する電子機器に
おいて、前記電源ＯＮ，ＯＦＦ用リレーの励磁コイルの
一端が低抵抗を介して電源に接続され、他端が電源ＯＮ
，ＯＦＦ指令がベースに入力しエミツタが接地されたト
ランジスタのコレクタに接続されており、電源ＯＦＦ期
間中は前記リレーコイルとトランジスタのコレクタとの
接続点に接続されたダイオードを介してコンデンサが充
電された状態にあり、電源がＯＮに転じた時点に、前記
コンデンサと放電用抵抗とによる電圧降下を利用してＯ
Ｎ時点より若干時間経過後に音量制御回路をＯＮ状態に
し、また電源がＯＦＦに転じた時点に、前記コンテ゛ン
サは直ちに充電され、これにより音量制御回路を直ちに
ＯＦＦ状態にすることを特徴とする音声消去回路である
。
Ｆ回路にリレーを用いかつ音声回路を有する電子機器に
おいて、前記電源ＯＮ，ＯＦＦ用リレーの励磁コイルの
一端が低抵抗を介して電源に接続され、他端が電源ＯＮ
，ＯＦＦ指令がベースに入力しエミツタが接地されたト
ランジスタのコレクタに接続されており、電源ＯＦＦ期
間中は前記リレーコイルとトランジスタのコレクタとの
接続点に接続されたダイオードを介してコンデンサが充
電された状態にあり、電源がＯＮに転じた時点に、前記
コンデンサと放電用抵抗とによる電圧降下を利用してＯ
Ｎ時点より若干時間経過後に音量制御回路をＯＮ状態に
し、また電源がＯＦＦに転じた時点に、前記コンテ゛ン
サは直ちに充電され、これにより音量制御回路を直ちに
ＯＦＦ状態にすることを特徴とする音声消去回路である
。
以下本案を実施例により図面を参照して説明する。
第１図は本案実施例の回路図を示し、第２図は第１図回
路の動作を説明するためのタイムチャートを示す。
路の動作を説明するためのタイムチャートを示す。
まず第１図の回路構戒について説明すると、１は例えば
テレビジョン受像機のような電子機器本体、２はその音
量制御回路、３は電源ＯＮ，ＯＦＦ用リレー、４はその
リレーコイル、５は抵抗とコンデンサの並列回路で低抵
抗値を有するもの、６は電源ＯＮ，ＯＦＦ指令人力トラ
ンジスタ、７はダイオード、８はコンデンサ、Ｒ１とＲ
２はコンデンサ８の放電用抵抗、９はトランジスタであ
る。
テレビジョン受像機のような電子機器本体、２はその音
量制御回路、３は電源ＯＮ，ＯＦＦ用リレー、４はその
リレーコイル、５は抵抗とコンデンサの並列回路で低抵
抗値を有するもの、６は電源ＯＮ，ＯＦＦ指令人力トラ
ンジスタ、７はダイオード、８はコンデンサ、Ｒ１とＲ
２はコンデンサ８の放電用抵抗、９はトランジスタであ
る。
次に第１図回路の動作について説明すると、まずトラン
ジスタ６のベースに入力する信号ａは、第２図左最上段
のａに示すように、零電位であり、従ってトランジスタ
６はＯＦＦＬているため、そのコレクタの点ｂは２段目
に示すように電源電圧が僅かに降下したＥ２の高さの電
圧になっており、このｂ点からダイオード７を経た点Ｃ
は、３段目に示すようにコンテ゛ンサ８の充電電圧とな
っていてほぼ前記のＥ２に等しくなっている。
ジスタ６のベースに入力する信号ａは、第２図左最上段
のａに示すように、零電位であり、従ってトランジスタ
６はＯＦＦＬているため、そのコレクタの点ｂは２段目
に示すように電源電圧が僅かに降下したＥ２の高さの電
圧になっており、このｂ点からダイオード７を経た点Ｃ
は、３段目に示すようにコンテ゛ンサ８の充電電圧とな
っていてほぼ前記のＥ２に等しくなっている。
次いでＣ点の電圧は抵抗Ｒ１とＲ２により分割され、そ
の接続点ｄの電圧は４段目に示すようにＲ，’＋Ｒ，！
”２になっている。
の接続点ｄの電圧は４段目に示すようにＲ，’＋Ｒ，！
”２になっている。
そのためトランジスタ９はＯＮして、そのコレクタの点
ｅは零電位になっていて、これが入力する音量制御回路
２は不動作状態となっていて、本体のスピーカからは音
声は全く出ていない。
ｅは零電位になっていて、これが入力する音量制御回路
２は不動作状態となっていて、本体のスピーカからは音
声は全く出ていない。
次にトランジスタ６のベースに入力する信号ａが、第２
図左最上段に示すように、時点ｔ１で電源ＯＮのＥ１電
圧に上昇すると、トランジスタ６はＯＮしてそのコレク
タの点ｂは零電位になる。
図左最上段に示すように、時点ｔ１で電源ＯＮのＥ１電
圧に上昇すると、トランジスタ６はＯＮしてそのコレク
タの点ｂは零電位になる。
これによりダイオード７は逆バイアスになって不導通と
なり、コンデンサ８の上段の点Ｃの電圧は、３段目に示
すようにコンデンサ８の静電容量と抵抗（Ｒ１＋Ｒ２
）によって定まる放電時定数に沿って降下して行く。
なり、コンデンサ８の上段の点Ｃの電圧は、３段目に示
すようにコンデンサ８の静電容量と抵抗（Ｒ１＋Ｒ２
）によって定まる放電時定数に沿って降下して行く。
従って抵抗Ｒ１とＲ２の接続点ｄの電圧もまた４段目に
示すように降下して行き、ｔ２の時点に到達するとトラ
ンジスタ９のＶＢＥ電圧以下になり、トランジスタ９は
ＯＦＦするに至る。
示すように降下して行き、ｔ２の時点に到達するとトラ
ンジスタ９のＶＢＥ電圧以下になり、トランジスタ９は
ＯＦＦするに至る。
従ってトランジスタのコレクタの点ｅは、最下段に示す
ように時点ｔ２で電圧Ｅとなり、この電圧が音声制御回
路に入力するので、同回路は動作を開始し、この時点ｔ
２に至って初めて本体のスピーカから音声が出始める。
ように時点ｔ２で電圧Ｅとなり、この電圧が音声制御回
路に入力するので、同回路は動作を開始し、この時点ｔ
２に至って初めて本体のスピーカから音声が出始める。
そのため、電源ＯＮの時点ｔ１と時点ｔ２との間に電子
機器の各部から生じるクリツク雑音は消去されることに
なる。
機器の各部から生じるクリツク雑音は消去されることに
なる。
次に上述の状態から引続いて、トランジスタ６のベース
に第２図右最上段に示すように、時点ちで電源ＯＦＦの
零電位信号が来ると、トランジスタ６はＯＦＦ Ｌ、そ
のコレクタの点ｂの電圧はＥ２になり、ダイオード７を
通じてコンテ゛ンサ８は急速に充電され、Ｃ点の電圧は
３段目に示すように直ちにＥ２になる。
に第２図右最上段に示すように、時点ちで電源ＯＦＦの
零電位信号が来ると、トランジスタ６はＯＦＦ Ｌ、そ
のコレクタの点ｂの電圧はＥ２になり、ダイオード７を
通じてコンテ゛ンサ８は急速に充電され、Ｃ点の電圧は
３段目に示すように直ちにＥ２になる。
これは抵抗とコンテ゛ンサの並列回路５とリレーコイル
４との和の直流抵抗が非常に小さいからである。
４との和の直流抵抗が非常に小さいからである。
次いでｄ点の電圧も４段目に示Ｒ
すように直ちにＲ，＋ＲＰ２になるが、それ以前のｔ３
′の時点でトランジスタ９のＶＢＥ電圧以上となるので
、この時点ｔ３′にトランジスタ９はＯＮし、そのコレ
クタの点ｅの電圧は時点ｔ３′で零電位になる。
′の時点でトランジスタ９のＶＢＥ電圧以上となるので
、この時点ｔ３′にトランジスタ９はＯＮし、そのコレ
クタの点ｅの電圧は時点ｔ３′で零電位になる。
これにより音量制御回路２は電源ＯＦＦの時点ｔ３より
極めて短時間後の時点ｔ３′で不動作状態となり、従っ
て電源ＯＦＦに伴って電子機器の各部から生じるクリッ
ク雑音も直ちに遮断されて本体のスピーカから外部に放
出されることは皆無となる。
極めて短時間後の時点ｔ３′で不動作状態となり、従っ
て電源ＯＦＦに伴って電子機器の各部から生じるクリッ
ク雑音も直ちに遮断されて本体のスピーカから外部に放
出されることは皆無となる。
以上に述べたように、本案によれば、従来回路にダイオ
ードとコンデンサとその放電用抵抗などの僅かな部品と
回路を付加するのみで、電源のＯＮ，ＯＦＦ時に発生す
るクリック雑音を容易しかも確実に消去することができ
、その技術的、経済的効果は極めて大である。
ードとコンデンサとその放電用抵抗などの僅かな部品と
回路を付加するのみで、電源のＯＮ，ＯＦＦ時に発生す
るクリック雑音を容易しかも確実に消去することができ
、その技術的、経済的効果は極めて大である。
第１図は本案実施例の回路図、第２図は第１図回路の動
作説明用のタイムチャートを示す。 なお図面に使用した符号はそれぞれ以下のものを示す。 １・・・・・・電子機器本体、２・・・・・・音量制御
回路、３・・・・・・電源ＯＮ，ＯＦＦ用リレー、４・
・・・・・リレーコイル、５・・・・・・抵抗とコンデ
ンサの並列回路、６・・・・・・電源ＯＮ，ＯＦＦ指令
入力トランジスタ、７・・・・・・ダイオード、８・・
・・・・コンデンサ、Ｒ１，Ｒ２・・・・・・放電用抵
抗、９・・・・・・トランジスタ、ｔ１・・・・・・電
源ＯＮ時点、ｔ２・・・・・・音声発生開始時点、ｔ３
・・・・・・電源ＯＦＦ時点、ｔ３′・・・・・・音声
消滅時点。
作説明用のタイムチャートを示す。 なお図面に使用した符号はそれぞれ以下のものを示す。 １・・・・・・電子機器本体、２・・・・・・音量制御
回路、３・・・・・・電源ＯＮ，ＯＦＦ用リレー、４・
・・・・・リレーコイル、５・・・・・・抵抗とコンデ
ンサの並列回路、６・・・・・・電源ＯＮ，ＯＦＦ指令
入力トランジスタ、７・・・・・・ダイオード、８・・
・・・・コンデンサ、Ｒ１，Ｒ２・・・・・・放電用抵
抗、９・・・・・・トランジスタ、ｔ１・・・・・・電
源ＯＮ時点、ｔ２・・・・・・音声発生開始時点、ｔ３
・・・・・・電源ＯＦＦ時点、ｔ３′・・・・・・音声
消滅時点。
Claims (1)
- 電源ＯＮ，ＯＦＦ回路にリレーを用いかつ音声回路を有
する電子機器において、前記電源ＯＮ， ＯＦＦ用リレ
ーの励磁コイルの一端が低抵抗を介して電源に接続され
、他端が電源ＯＮ，ＯＦＦ指令がベースに入力しエミツ
タが接地されたトランジスタのコレクタに接続されてお
り、電源ＯＦＦ期間中は前記リレーコイルとトランジス
タのコレクタとの接続点に接続されたダイオードを介し
てコンデンサが充電された状態にあり、電源がＯＮに転
じた時点に、前記コンデンサと放電用抵抗とによる電圧
降下を利用してＯＮ時点より若干時間経過後に音量制御
回路をＯＮ状態にし、また電源がＯＦＦに転じた時点に
、前記コンデンサは直ちに充電され、これにより音量制
御回路を直ちにＯＦＦ状態にすることを特徴とする音声
消去回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10380479U JPS5910806Y2 (ja) | 1979-07-27 | 1979-07-27 | 音声消去回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10380479U JPS5910806Y2 (ja) | 1979-07-27 | 1979-07-27 | 音声消去回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5622843U JPS5622843U (ja) | 1981-02-28 |
| JPS5910806Y2 true JPS5910806Y2 (ja) | 1984-04-04 |
Family
ID=29336508
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10380479U Expired JPS5910806Y2 (ja) | 1979-07-27 | 1979-07-27 | 音声消去回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5910806Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58191707U (ja) * | 1982-06-15 | 1983-12-20 | パイオニア株式会社 | 音響機器のミユ−テイング回路 |
-
1979
- 1979-07-27 JP JP10380479U patent/JPS5910806Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5622843U (ja) | 1981-02-28 |
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