JPH11163648A - 音声ミュート回路 - Google Patents

音声ミュート回路

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Publication number
JPH11163648A
JPH11163648A JP9324643A JP32464397A JPH11163648A JP H11163648 A JPH11163648 A JP H11163648A JP 9324643 A JP9324643 A JP 9324643A JP 32464397 A JP32464397 A JP 32464397A JP H11163648 A JPH11163648 A JP H11163648A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mute
transistor
power supply
circuit
audio
Prior art date
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Pending
Application number
JP9324643A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Tashiro
武 田代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP9324643A priority Critical patent/JPH11163648A/ja
Publication of JPH11163648A publication Critical patent/JPH11163648A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路規模を小さく、簡素化することを目的と
する音声ミュート回路を提供する。 【解決手段】 12V,5V電源が同時に立ち上ると、
PNPのトランジスタQ1のエミッタ波形は12V電源
が、ダイオードD1を介して印加されているだけなの
で、瞬時に立ち上る。この時、Q1のベース波形は抵抗
R2,R3,コンデンサC2による、充電波形となり、
電源立ち上りからある時間、Q1をオンさせる。これに
より、抵抗R4,NPNトランジスタQ2より成るミュ
ート制御回路にミュートパルスを供給し、Q2コレクタ
に接続されている音声出力をミュートパルスの発生期間
アースに接地し、音声アンプ出力で発生するポップノイ
ズをミュートする。電源オフ時、放電動作となるが電源
オン時と同様にQ1のコレクタよりミュートパルスを発
生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源オン/オフス
イッチを有し、音声信号を出力する機器における音声ミ
ュート回路に関し、より詳細には、2つの異なる電源を
持ち、これらの出力より簡単な構成で電源オン/オフ時
にミュートパルスを発生し得るようにした当該回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】図4に、従来における音声ミュート技術
に関し、その一回路例を示す。また、図5は、図4にお
ける回路各部の波形を示す。図4に示す例では、電源回
路41の立ち上り(図5(a)参照)を検出し、次段の
ミュートパルス発生回路42により、電源立ち上りより
ある時間遅れて立ち上るパルスを発生させ(図5(b)
参照)、発生するミュートパルスにより、音声信号,ラ
インに入れているリレー43を制御し、音声アンプ出力
(図5(c)参照)を導通させ、音声信号を出力させる
(図5(d)参照)。
【0003】これにより、音声アンプ出力で発生する電
源オン時のポップノイズ(図5(c)参照)は最終の音
声出力(図5(d)参照)には出力されない。一方、電
源オフ時には、電源オフと同時にリレー43が開放状態
になるようにタイミングを設定しておけば、この時発生
するポップノイズを出力させないようにできる。尚、電
源を一つしか持たない機器では、このようなリレーを用
いたミュート回路でしか電源オン,オフ時のポップ音対
応は実現できない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
な従来例によるポップノイズ対策では、ミュートパルス
発生回路とリレーが必要となり、回路規模が大きくな
り、コスト高になるという問題点がある。本発明は、こ
うした従来技術における問題点に鑑みてなされたもの
で、回路規模を小さく、簡素化することを目的とする音
声ミュート回路を提供することをその解決すべき課題と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、音声
信号を出力する機器における音声信号の外部への出力を
制御する音声ミュート回路において、前記機器内に有す
る異なる電圧の2電源における該異なる電圧を入力と
し、電源のオン時およびオフ時から所定の時間に、ミュ
ートパルスを1の端子に発生させるミュートパルス発生
手段と、該ミュートパルス発生手段からのミュートパル
スにより音声信号の外部への出力を制御する制御手段を
備えることを特徴とするものである。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記ミュートパルス発生手段は、前記2つの異なる
電圧の電源の電位差により充電及び放電される電圧によ
り動作が制御されるトランジスタを有する回路を用いる
ことを特徴とするもので、電源オンおよびオフ時に、2
つの電源の電位差を利用したトランジスタにより、電源
オン時は、立ち上りの充電時定数を利用して、トランジ
スタをスイッチし、又、電源オフ時は立ち下りの放電時
定数により、トランジスタをスイッチさせ、ミュートパ
ルスを発生させるようにしたものである。
【0007】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、前記ミュートパルス発生手段は、前記2つの異なる
電圧の電源の中の電位の高い第1の電源に接続されたダ
イオードで、そのカソードを第1の抵抗と第1のコンデ
ンサを通して接地すると共に前記トランジスタのエミッ
タに接続し、そのアノードを該第1の電源に接続した該
ダイオードと、前記トランジスタのベースとエミッタの
間に接続した第2の抵抗と、前記2つの異なる電圧の電
源の中の電圧の低い第2の電源から前記トランジスタの
ベースに接続される第2のコンデンサと第3の抵抗とを
備え、前記音声信号の外部への出力を制御する制御手段
は、前記トランジスタのコレクタから第4の抵抗を通し
て接続されたミュート制御用トランジスタで、そのコレ
クタは音声出力ラインに接続され、そのエミッタは接地
され、またそのベースは該第4の抵抗に接続された該ミ
ュート制御用トランジスタを備えることを特徴とするも
のである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明による音声ミュート回路の
実施形態を添付図を参照し、以下に説明する。図1に示
す本実施形態の回路図と、図1の回路図の各部の波形図
を示す図2および図3により、本回路の構成および動作
を以下に記述する。先ず、電源投入時(オン時)につい
て図2を参照し、説明する。ここでは、2つの異なる電
源を標準的な5V,12V電源とする。この12V電源
回路1,5V電源回路2の立ち上り、立ち下り特性は、
ほぼ同じであることとする。
【0009】12V,5V電源共、同時に立ち上ると、
図2のトランジスタQ1のエミッタ波形(図2(a)参
照)は、12V電源回路1が、ダイオードD1を介して
印加されているだけなので、図示のように電源投入時、
瞬時に立ち上る波形となる。この時、トランジスタQ1
のベース波形(図2(b)参照)は抵抗R2,R3,コ
ンデンサC2による、充電波形となり、電源立ち上りか
らある時間に、PNPトランジスタQ1をオンさせる。
【0010】PNPトランジスタQ1のオンは、このト
ランジスタQ1のコレクタのパルス波形信号(図2
(c)参照)を抵抗R4,NPNトランジスタQ2より
構成されるミュート制御回路にミュート制御パルスとし
て供給する。ミュート制御パルスは、トランジスタQ2
コレクタに接続されている音声出力をこのミュート制御
パルスの発生期間アースに接地し、音声アンプ出力(図
2(d)参照)で発生するポップノイズをミュートし音
声出力にはポップノイズは出力されない。
【0011】次に、電源切断時(オフ時)について図3
を参照し、説明する。5V電源,12V電源共に同じタ
イミングで立ち下るものとすると、トランジスタQ1の
エミッタ電圧の波形は、コンデンサC1と抵抗R1が放
電回路を構成することにより、時定数をもったゆっくり
と立ち下る波形(図3(a)参照)になる。一方、5V
電源回路2には放電回路を付けていないので、瞬時に立
ち下る波形(図3(b)参照)になる。
【0012】この時、PNPトランジスタQ1のベース
波形は、上記したようにトランジスタQ1のエミッタ電
圧(図3(a)参照)が落ちきっていないところから、
コンデンサC2,抵抗R2,抵抗R3を通じて、トラン
ジスタQ1のエミッタから5V電源回路2側に電流が流
入し、トランジスタQ1のエミッタよりも立ち下りの速
い波形(図3(c)参照)になる。これにより、電源オ
ン時と同様にトランジスタQ1のコレクタよりミュート
パルスを発生させ、音声アンプ出力で発生するポップノ
イズをミュートする。
【0013】
【発明の効果】上記のように、本発明によると2つの異
なる電圧の電源を有し音声信号を出力する機器におい
て、簡単な回路構成で電源オン,オフ時から所定の時間
にミュートパルスを発生させ、このミュートパルスを制
御信号としてこの時間に音声出力を行わないようにする
ことにより、ポップノイズをミュートさせることが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による音声ミュート回路の一実施形態の
回路図を示す。
【図2】図1の実施形態の各部の波形図で、電源オン時
の状態を示す。
【図3】図1の実施形態の各部の波形図で、電源オフ時
の状態を示す。
【図4】従来の音声ミュート回路の一例のブロック図を
示す。
【図5】図4に示す回路における各部の波形図で、電源
オン時の状態を示す。
【符号の説明】
1…12V電源回路、2…5V電源回路、41…電源回
路、42…ミュートパルス発生回路、43…リレー、C
1,C2…コンデンサ、D1…ダイオード、Q1…PN
Pトランジスタ、Q2…NPNトランジスタ、R1,R
2,R3,R4…抵抗。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号を出力する機器における音声信
    号の外部への出力を制御する音声ミュート回路におい
    て、前記機器内に有する異なる電圧の2電源における該
    異なる電圧を入力とし、電源のオン時およびオフ時から
    所定の時間に、ミュートパルスを1の端子に発生させる
    ミュートパルス発生手段と、該ミュートパルス発生手段
    からのミュートパルスにより音声信号の外部への出力を
    制御する制御手段を備えることを特徴とする音声ミュー
    ト回路。
  2. 【請求項2】 前記ミュートパルス発生手段は、前記2
    つの異なる電圧の電源の電位差により充電及び放電され
    る電圧により動作が制御されるトランジスタを有する回
    路を用いることを特徴とする請求項1記載の音声ミュー
    ト回路。
  3. 【請求項3】 前記ミュートパルス発生手段は、前記2
    つの異なる電圧の電源の中の電位の高い第1の電源に接
    続されたダイオードで、そのカソードを第1の抵抗と第
    1のコンデンサを通して接地すると共に前記トランジス
    タのエミッタに接続し、そのアノードを該第1の電源に
    接続した該ダイオードと、前記トランジスタのベースと
    エミッタの間に接続した第2の抵抗と、前記2つの異な
    る電圧の電源の中の電圧の低い第2の電源から前記トラ
    ンジスタのベースに接続される第2のコンデンサと第3
    の抵抗とを備え、前記音声信号の外部への出力を制御す
    る制御手段は、前記トランジスタのコレクタから第4の
    抵抗を通して接続されたミュート制御用トランジスタ
    で、そのコレクタは音声出力ラインに接続され、そのエ
    ミッタは接地され、またそのベースは該第4の抵抗に接
    続された該ミュート制御用トランジスタを備えることを
    特徴とする請求項2記載の音声ミュート回路。
JP9324643A 1997-11-26 1997-11-26 音声ミュート回路 Pending JPH11163648A (ja)

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JP9324643A JPH11163648A (ja) 1997-11-26 1997-11-26 音声ミュート回路

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100453155B1 (ko) * 2002-09-11 2004-10-15 주식회사 디엠비테크놀로지 이중 전원을 사용하는 디지털 오디오 증폭기에서의 팝잡음 제거회로 및 방법
JP2007336310A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Onkyo Corp 音響ミュート回路の制御装置
US7734265B2 (en) * 2005-10-21 2010-06-08 Funai Electric Co., Ltd. Audio muting circuit and audio muting method

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