JPS6117630Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6117630Y2
JPS6117630Y2 JP5322979U JP5322979U JPS6117630Y2 JP S6117630 Y2 JPS6117630 Y2 JP S6117630Y2 JP 5322979 U JP5322979 U JP 5322979U JP 5322979 U JP5322979 U JP 5322979U JP S6117630 Y2 JPS6117630 Y2 JP S6117630Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
resistor
capacitor
power supply
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5322979U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55152648U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5322979U priority Critical patent/JPS6117630Y2/ja
Publication of JPS55152648U publication Critical patent/JPS55152648U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6117630Y2 publication Critical patent/JPS6117630Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Relay Circuits (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はトランジスタを用いたスイツチング回
路に関し、その目的とするところは電源電圧の変
動に伴う誤動作を簡単にして防止しようとするこ
とにある。
従来より、トランジスタを用いたスイツチング
回路は電磁ソレノイドの駆動制御やその他各種の
用途に用いられているが、電源電圧の比較的大き
な変動に伴つて誤動作をすることがあるため、た
とえば、車載用の機器にこの種のスイツチング回
路を採用した場合には電源を定電圧化しておかな
ければならないものであつた。
しかしながら電源を定電圧化することはたちま
ちコストの上昇につながつてしまうため、電源を
わざわざ定電圧化しなくとも誤動作が起こらない
スイツチング回路が望まれていた。
本考案はこのような要求に答えるものであり、
少ない部品の追加で安価にして誤動作を防止でき
るスイツチング回路を提供するものである。
以下に本考案の一実施例について図面と共に説
明する。図において1は直流電源であり、2,3
はその正,負の出力端子である。このうち端子3
は接地されている。上記端子2,3間には電磁ソ
レノイド4とNPN型トランジスタ5の直列回路
が接続されている。6は上記ソレノイド4に並列
接続されたダイオードである。上記トランジスタ
5のベースは抵抗7を介してPNP型トランジスタ
8のコレクタに接続されており、このトランジス
タ8のエミツタは上記端子2に接続されている。
さらにこのトランジスタ8のベースはコンデンサ
9、抵抗10を順次介して先のトランジスタ5の
コレクタに接続されている。
上記2つのトランジスタ5,8と抵抗7,10
とコンデンサ9はソレノイド4を一定時間作動さ
せるための単安定マルチバイブレータを構成して
いる。
続いて、上記PNP型トランジスタ8のベースは
ダイオード11を介して端子2に接続されている
と共に抵抗12を介して端子2に接続されてい
る。さらに上記トランジスタ8のベースはコンデ
ンサ13から抵抗14を介して端子2に接続され
ており、このコンデンサ13と抵抗14相互の接
続点は抵抗15からソレノイド駆動スイツチ16
を介して端子3に接続されている。
上記実施例において次にその動作を説明する。
まず、スイツチ16を閉じると、コンデンサ1
3には第3図に示すような充電が行なわれ、これ
によつてトランジスタ8にベース電流が流れ、ト
ランジスタ8が導通状態になる。この場合、スイ
ツチ16を常に閉じていると実線で示す充電曲線
を描くが、実際にトランジスタ8にベース電流が
流れるのはT1の時間だけとなる。また、スイツ
チ16をt′2時点で開くと、この点で充電は終了
し、点線で示す放電曲線でコンデンサ13の電位
は下がる。従つて、この場合、トランジスタ8は
t′2−t1時間導通されることになる。このトランジ
スタ8を導通させる目的は、後述する単安定マル
チバイブレータにトリガを与えるためのものであ
る。
次に、トランジスタ5,8、抵抗7,10、コ
ンデンサ9で構成される単安定マルチバイブレー
タの説明を行なう。トランジスタ8が導通する
と、単安定マルチバイブレータを構成する抵抗7
を介してトランジスタ5が導通状態となり、トラ
ンジスタ5のコレクタ電位は、約+VCCから接地
電位に下がる。これにより、コンデンサ9には第
4図に示すような充電が行なわれ、トランジスタ
8にはコンデンサ9、抵抗10、トランジスタ5
を介してベース電流即ちコンデンサ9の充電電流
が流れ、再びトランジスタ8が導通状態になり、
この状態を保持する。しかし、第4図のt4時点即
ちコンデンサ9の充電が終了すると、トランジス
タ8には、ベース電流が流れなくなり、トランジ
スタ8は非導通となる。そして、トランジスタ5
が非導通となり、ソレノイド4の通電が終了す
る。従つて、ソレノイド4は、第4図に示すT2
(t4−t2)の時間だけ導通されることになる。ま
た、時定数T2は、前述のT1より大きくなる様に
設定してある。このソレノイドは例えば磁気録音
再生機のテープ走行の正転反転切換用として用い
ることが出来る。また、ダイオード11は逆起電
圧吸収用であり、スイツチ16がオンからオフし
た時にトランジスタ8のベースに高電圧が生じる
のを防ぐ働きをする。
ここでスイツチ16を閉成してトランジスタ8
を一度導通させた後も引続いてスイツチ16を閉
成状態にしている時に、第2図に示す様な電源電
圧の変動が起ると(但し変動電圧V1はトランジ
スタ8のベース・エミツタ間電圧Vbe以上であ
る)、コンデンサ13の両端電圧Vcは抵抗15が
ない状態では第5図のbに示すように大きく落ち
込んでしまつて再充電されるので(V1≒V3)再び
トランジスタ8が導通状態となり誤動作を起こ
す。
しかるに本実施例では、コンデンサ13の一端
をアース電位にするのではなく、抵抗14,15
で分割するようにしているので、スイツチ16が
閉成状態の時に電源電圧変動が起つても抵抗1
4,15の比を考慮するだけでコンデンサ13の
両端電圧変化を第5図のaの様に縮小することが
できる(但し、V2はトランジスタ8のVbeより小
さい)。電源電圧が再び元の電圧に戻る場合に
は、トランジスタ8のコレクタがV1上昇する
も、抵抗14,15の接続点でもV1×
抵抗14/抵抗14+15の電位が上昇するため、コン
デンサ1 3の両端電位は、V1より小さい電圧V1(1−
抵抗14/抵抗14+15)となる。このように抵抗を
追加する だけでトランジスタ8は電源電圧の変動によつて
導通状態になることはないようにすることができ
る。
以上説明したように本考案のスイツチング回路
によれば簡単な構成で、電源電圧の変動に対して
強いスイツチング回路が構成できるので、電源を
安定化電源にする必要もなく、性能が優れたスイ
ツチング回路を安定に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2
図、第3図、第4図及び第5図はその動作を説明
するための要部波形図である。 1……直流電源、2,3……端子、8……トラ
ンジスタ、13……コンデンサ、14,15……
抵抗、16……スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スイツチング用のPNPトランジスタのエミツタ
    を直流電源のプラス側の端子に接続し、このトラ
    ンジスタのベースをコンデンサと第1の抵抗を介
    して、上記電流のプラス端子に接続し、上記コン
    デンサと第1の抵抗の接続点を第2の抵抗を介し
    て上記直流電源の接地側端子に接続すると共に、
    上記トランジスタのベースと上記コンデンサの接
    続点と上記電源のプラス端子間に上記コンデンサ
    の放電用の第3の抵抗と、上記トランジスタの逆
    電圧防止用のダイオードを接続し、上記第2抵抗
    の接地線路を断続することにより、上記トランジ
    スタの導通、非導通を制御させ、このトランジス
    タのコレクタに出力を取り出す様に構成したスイ
    ツチング回路。
JP5322979U 1979-04-19 1979-04-19 Expired JPS6117630Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5322979U JPS6117630Y2 (ja) 1979-04-19 1979-04-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5322979U JPS6117630Y2 (ja) 1979-04-19 1979-04-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55152648U JPS55152648U (ja) 1980-11-04
JPS6117630Y2 true JPS6117630Y2 (ja) 1986-05-29

Family

ID=28945852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5322979U Expired JPS6117630Y2 (ja) 1979-04-19 1979-04-19

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6117630Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5814439A (ja) * 1981-07-20 1983-01-27 株式会社デンソー 負荷駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55152648U (ja) 1980-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6117630Y2 (ja)
JPS60221918A (ja) 自己保持型電磁リレ−の制御回路
JPS6116086B2 (ja)
US6459249B2 (en) Reset circuit
JPS5825453Y2 (ja) 直流電源初期化回路
GB2098763A (en) Electronic timepiece
JPH0441368Y2 (ja)
JPS635296Y2 (ja)
JP2662397B2 (ja) 駆動制御用ic
JPS645383Y2 (ja)
JPH0516725Y2 (ja)
KR940007798Y1 (ko) 카메라용 전자석 구동회로
JPS5831206Y2 (ja) 電源装置
KR870002317Y1 (ko) 전자식 구동 카세트 데크에서의 오동작 방지회로
JPS6114275Y2 (ja)
JPS63237326A (ja) リレ−駆動回路
JPH0115217Y2 (ja)
JPH0316111Y2 (ja)
JP2601724Y2 (ja) 起動回路
JPH0229782Y2 (ja)
JPS5830298Y2 (ja) 小型電子機器用低電圧電源オンオフ装置
JPS62189521A (ja) マイクロコンピユ−タの電源回路
JPH0317337B2 (ja)
JPS63164120A (ja) 突入電流防止回路
JPH09154297A (ja) モータ駆動回路