JPS6232337Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6232337Y2 JPS6232337Y2 JP11417481U JP11417481U JPS6232337Y2 JP S6232337 Y2 JPS6232337 Y2 JP S6232337Y2 JP 11417481 U JP11417481 U JP 11417481U JP 11417481 U JP11417481 U JP 11417481U JP S6232337 Y2 JPS6232337 Y2 JP S6232337Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- capacitor
- coil
- recording
- bias
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 19
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 8
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Amplifiers (AREA)
- Digital Magnetic Recording (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は録音出力回路に係り、録音出力段のト
ランジスタの出力端子に設けた直列共振回路で交
流バイアス信号をトラツプすることにより、共振
回路のコイルに生ずる磁束が少なく、共振回路の
コンデンサが音声信号の高域遮断用コンデンサを
も兼用して部品点数の少ない録音出力回路を提供
することを目的とする。
ランジスタの出力端子に設けた直列共振回路で交
流バイアス信号をトラツプすることにより、共振
回路のコイルに生ずる磁束が少なく、共振回路の
コンデンサが音声信号の高域遮断用コンデンサを
も兼用して部品点数の少ない録音出力回路を提供
することを目的とする。
従来の録音出力回路を第１図に示す。同図中、
入力端子１より供給される音声信号はトランジス
タTr1で増幅された後、トランジスタTr1のコレ
クタより取出され、コンデンサC1、抵抗R1、更
にコンデンサC2とコイルL1との並列回路を通つ
て録音ヘツド２へ供給される。ここで、トランジ
スタTr1のコレクタと電源端子３との間に設けら
れたコンデンサC3は音声信号の高域遮断用のも
のである。また、入力端子４からはバイアス発振
器（図示せず）よりの周波数略65KHzの交流バイ
アス信号が供給されており、可変抵抗R2、コン
デンサC4を通して録音ヘツド２へ供給されてい
る。この交流バイアス信号の電圧は略50Vppであ
り、このバイアス信号が録音出力段のトランジス
タTr1に混入すると音声信号のダイナミツクレン
ジを狭め歪率が増大するため、上記混入をしない
ようコンデンサC2、コイルL1によるバイアスト
ラツプ回路５が設けられている。バイアストラツ
プ回路５は周波数略65KHzの交流に対して数
100KΩのインピーダンスを有し、交流バイアス
信号は抵抗R1とバイアストラツプ回路５の接続
点で数Vpp、トランジスタTr1のコレクタにおい
ては略0.1Vppまで減衰される。
入力端子１より供給される音声信号はトランジス
タTr1で増幅された後、トランジスタTr1のコレ
クタより取出され、コンデンサC1、抵抗R1、更
にコンデンサC2とコイルL1との並列回路を通つ
て録音ヘツド２へ供給される。ここで、トランジ
スタTr1のコレクタと電源端子３との間に設けら
れたコンデンサC3は音声信号の高域遮断用のも
のである。また、入力端子４からはバイアス発振
器（図示せず）よりの周波数略65KHzの交流バイ
アス信号が供給されており、可変抵抗R2、コン
デンサC4を通して録音ヘツド２へ供給されてい
る。この交流バイアス信号の電圧は略50Vppであ
り、このバイアス信号が録音出力段のトランジス
タTr1に混入すると音声信号のダイナミツクレン
ジを狭め歪率が増大するため、上記混入をしない
ようコンデンサC2、コイルL1によるバイアスト
ラツプ回路５が設けられている。バイアストラツ
プ回路５は周波数略65KHzの交流に対して数
100KΩのインピーダンスを有し、交流バイアス
信号は抵抗R1とバイアストラツプ回路５の接続
点で数Vpp、トランジスタTr1のコレクタにおい
ては略0.1Vppまで減衰される。
ここで、バイアストラツプ回路５のコイルL1
の両端では40数Vppの電位差があるため、コイル
L1の巻線を電流が流れることにより発生する磁
束は多く、特にビデオテープレコーダにおいては
この磁束が映像信号処理回路に影響を与え、モア
レ縞が発生する等の欠点があつた。この欠点を除
去するために録音出力回路と映像信号処理回路と
を離して配置する、コイルL1をシールドタイプ
のものとする、シールド材料により録音出力回路
を隔離する等が考えられるが夫々装置が大型化す
る、シールドタイプのコイルが高価である、組立
工数が増しコスト高となる等の欠点があつた。
の両端では40数Vppの電位差があるため、コイル
L1の巻線を電流が流れることにより発生する磁
束は多く、特にビデオテープレコーダにおいては
この磁束が映像信号処理回路に影響を与え、モア
レ縞が発生する等の欠点があつた。この欠点を除
去するために録音出力回路と映像信号処理回路と
を離して配置する、コイルL1をシールドタイプ
のものとする、シールド材料により録音出力回路
を隔離する等が考えられるが夫々装置が大型化す
る、シールドタイプのコイルが高価である、組立
工数が増しコスト高となる等の欠点があつた。
本考案は上記の欠点を除去したものであり、第
２図以下と共にその１実施例につき説明する。
２図以下と共にその１実施例につき説明する。
第２図は本考案になる録音出力回路の１実施例
の回路図を示す。同図中、第１図と同一部分には
同一符号を付し、その説明を省略する。第２図中
１は音声信号の入来する入力端子であり、コンデ
ンサC5を介して録音出力段のトランジスタTr1の
ベースと接続されている。また、トランジスタ
Tr1のベースは一端を接地された抵抗R3の他端及
び一端を電源端子３に接続された抵抗R4の他端
と接続されてバイアスされている。トランジスタ
Tr1のエミツタは一端を接地された抵抗R5の他端
にその一端を接続された可変抵抗R6の他端と接
続されており、可変抵抗R6の摺動子は直列接続
されたコイルL2、コンデンサC6を介して接地さ
れており、これら抵抗R5，R6、コイルL2、コン
デンサC6により高域補償回路を構成している。
トランジスタTr1のコレクタは負荷用の抵抗R7と
直列接続されたコイルL3、コンデンサC7による
バイアストラツプ回路６を介して電源端子３に接
続されると共にコンデンサC1の一端に接続され
ている。コンデンサC1の他端は直列接続された
抵抗R1、コンデンサC4、可変抵抗R2を介して周
波数略65KHzの交流バイアス信号が供給される入
力端子４に接続されている。ここで、抵抗R1は
録音ヘツド２に流れる電流が音声信号の周波数に
より変化しないよう一定とするためのものであ
る。また抵抗R1とコンデンサC4の接続点には一
端を接地された録音ヘツド２の他端が接続されて
いる。
の回路図を示す。同図中、第１図と同一部分には
同一符号を付し、その説明を省略する。第２図中
１は音声信号の入来する入力端子であり、コンデ
ンサC5を介して録音出力段のトランジスタTr1の
ベースと接続されている。また、トランジスタ
Tr1のベースは一端を接地された抵抗R3の他端及
び一端を電源端子３に接続された抵抗R4の他端
と接続されてバイアスされている。トランジスタ
Tr1のエミツタは一端を接地された抵抗R5の他端
にその一端を接続された可変抵抗R6の他端と接
続されており、可変抵抗R6の摺動子は直列接続
されたコイルL2、コンデンサC6を介して接地さ
れており、これら抵抗R5，R6、コイルL2、コン
デンサC6により高域補償回路を構成している。
トランジスタTr1のコレクタは負荷用の抵抗R7と
直列接続されたコイルL3、コンデンサC7による
バイアストラツプ回路６を介して電源端子３に接
続されると共にコンデンサC1の一端に接続され
ている。コンデンサC1の他端は直列接続された
抵抗R1、コンデンサC4、可変抵抗R2を介して周
波数略65KHzの交流バイアス信号が供給される入
力端子４に接続されている。ここで、抵抗R1は
録音ヘツド２に流れる電流が音声信号の周波数に
より変化しないよう一定とするためのものであ
る。また抵抗R1とコンデンサC4の接続点には一
端を接地された録音ヘツド２の他端が接続されて
いる。
ここでバイアストラツプ回路６の共振周波数は
略65KHzとされ、このときのインピーダンスは数
十Ωである。このため、入力端子４より供給され
る交流バイアス信号は抵抗R1とこのバイアスト
ラツプ回路６により分圧されて、トランジスタ
Tr1のコレクタでは0.1Vpp程度となり、録音出力
段のトランジスタTr1へ交流バイアス信号はほと
んど混入しない。またこのとき、バイアストラツ
プ回路６の両端の電位差は略0.1Vppであり、こ
の直列共振回路のＱを20とするとコイルL3の両
端の電位差は略2Vppとなり、コイルL3に流れる
電流は第１図に示すコイルL1に流れる電流の略
1/10乃至1/20であり、発生する磁束も少なく通常
のピーキングコイルであつても漏洩した磁束が映
像信号処理回路に影響を及ぼすことはない。ま
た、コンデンサC7はバイアストラツプ回路６を
構成すると共に、第１図示の音声信号の高域遮断
用コンデンサC3をも兼ねているため、コンデン
サを１点削除することが出来、生産コストを下げ
ることが出来る。
略65KHzとされ、このときのインピーダンスは数
十Ωである。このため、入力端子４より供給され
る交流バイアス信号は抵抗R1とこのバイアスト
ラツプ回路６により分圧されて、トランジスタ
Tr1のコレクタでは0.1Vpp程度となり、録音出力
段のトランジスタTr1へ交流バイアス信号はほと
んど混入しない。またこのとき、バイアストラツ
プ回路６の両端の電位差は略0.1Vppであり、こ
の直列共振回路のＱを20とするとコイルL3の両
端の電位差は略2Vppとなり、コイルL3に流れる
電流は第１図に示すコイルL1に流れる電流の略
1/10乃至1/20であり、発生する磁束も少なく通常
のピーキングコイルであつても漏洩した磁束が映
像信号処理回路に影響を及ぼすことはない。ま
た、コンデンサC7はバイアストラツプ回路６を
構成すると共に、第１図示の音声信号の高域遮断
用コンデンサC3をも兼ねているため、コンデン
サを１点削除することが出来、生産コストを下げ
ることが出来る。
なお、本考案回路はビデオテープレコーダに用
いて特に好適であるがこれに限定されるものでは
なく、テープレコーダ等に適用しても良い。
いて特に好適であるがこれに限定されるものでは
なく、テープレコーダ等に適用しても良い。
上述の如く、本考案になる録音出力回路は、録
音出力回路の出力端子と前記録音出力回路の電源
端子との間に設けたその共振周波数が交流バイア
ス信号の周波数に略等しい直列共振回路と、前記
録音出力回路の出力端子と録音ヘツドとの間に設
けた抵抗とを備えたため、直列共振回路のコイル
両端の電位差は従来の並列共振回路のコイル両端
の電位差の1/10以下となり、磁束の発生も減少し
漏れ磁束が他の回路に影響を及ぼさず、直列共振
回路のコイルをシールドタイプとする等の漏れ磁
束対策を講ずる必要もなく、また、直列共振回路
のコンデンサが音声信号の高域遮断用のコンデン
サを兼ねているため部品点数が減少する等の特長
を有するものである。
音出力回路の出力端子と前記録音出力回路の電源
端子との間に設けたその共振周波数が交流バイア
ス信号の周波数に略等しい直列共振回路と、前記
録音出力回路の出力端子と録音ヘツドとの間に設
けた抵抗とを備えたため、直列共振回路のコイル
両端の電位差は従来の並列共振回路のコイル両端
の電位差の1/10以下となり、磁束の発生も減少し
漏れ磁束が他の回路に影響を及ぼさず、直列共振
回路のコイルをシールドタイプとする等の漏れ磁
束対策を講ずる必要もなく、また、直列共振回路
のコンデンサが音声信号の高域遮断用のコンデン
サを兼ねているため部品点数が減少する等の特長
を有するものである。
第１図は従来の録音出力回路の１例の回路図、
第２図は本考案になる録音出力回路の１実施例の
回路図である。 １，４……入力端子、２……録音ヘツド、３…
…電源端子、５，６……バイアストラツプ回路、
C1〜C7……コンデンサ、L1〜L3……コイル、R1
〜R7……抵抗。
第２図は本考案になる録音出力回路の１実施例の
回路図である。 １，４……入力端子、２……録音ヘツド、３…
…電源端子、５，６……バイアストラツプ回路、
C1〜C7……コンデンサ、L1〜L3……コイル、R1
〜R7……抵抗。
Claims (1)
- 録音出力回路の出力端子と前記録音出力回路の
電源端子との間に設けたその共振周波数が交流バ
イアス信号の周波数に略等しい直列共振回路と、
前記録音出力回路の出力端子と録音ヘツドとの間
に設けた抵抗とを備えた録音出力回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11417481U JPS5823008U (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | 録音出力回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11417481U JPS5823008U (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | 録音出力回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5823008U JPS5823008U (ja) | 1983-02-14 |
| JPS6232337Y2 true JPS6232337Y2 (ja) | 1987-08-19 |
Family
ID=29908459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11417481U Granted JPS5823008U (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | 録音出力回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5823008U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7418894B2 (en) | 1999-02-05 | 2008-09-02 | Hitachi Koki Co., Ltd. | Cutter with laser generator that irradiates cutting position on workpiece to facilitate alignment of blade with cutting position |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0789404B2 (ja) * | 1984-03-05 | 1995-09-27 | 松下電器産業株式会社 | 録音回路 |
-
1981
- 1981-07-31 JP JP11417481U patent/JPS5823008U/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7418894B2 (en) | 1999-02-05 | 2008-09-02 | Hitachi Koki Co., Ltd. | Cutter with laser generator that irradiates cutting position on workpiece to facilitate alignment of blade with cutting position |
| US7886644B2 (en) | 1999-02-05 | 2011-02-15 | Hitachi Koki Co., Ltd. | Cutter with laser generator that irradiates cutting position on workpiece to facilitate alignment of blade with cutting position |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5823008U (ja) | 1983-02-14 |
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