JPH0789404B2 - 録音回路 - Google Patents
録音回路Info
- Publication number
- JPH0789404B2 JPH0789404B2 JP59041538A JP4153884A JPH0789404B2 JP H0789404 B2 JPH0789404 B2 JP H0789404B2 JP 59041538 A JP59041538 A JP 59041538A JP 4153884 A JP4153884 A JP 4153884A JP H0789404 B2 JPH0789404 B2 JP H0789404B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- circuit
- bias
- capacitor
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/02—Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
- G11B5/027—Analogue recording
- G11B5/03—Biasing
Landscapes
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はテープレコーダ等に用いられる録音回路に関す
るものである。
るものである。
従来例の構成とその問題点 以下に従来のテープレコーダの録音回路について説明す
る。第１図は一般的なバイアス供給回路の一例を示すも
のである。１および２はそれぞれ左チャンネル，右チャ
ンネルの録音信号の増幅回路、３はバイアス信号を発生
する発振回路、４および５はそれぞれ録音ヘッド、6,7
はそれぞれバッファ抵抗、8,9はそれぞれバイアス供給
用のコンデンサ、10はバイアス左右差調整用半固定抵
抗、11はバイアス値調整用の半固定抵抗である。
る。第１図は一般的なバイアス供給回路の一例を示すも
のである。１および２はそれぞれ左チャンネル，右チャ
ンネルの録音信号の増幅回路、３はバイアス信号を発生
する発振回路、４および５はそれぞれ録音ヘッド、6,7
はそれぞれバッファ抵抗、8,9はそれぞれバイアス供給
用のコンデンサ、10はバイアス左右差調整用半固定抵
抗、11はバイアス値調整用の半固定抵抗である。
以上のように構成された従来例においては次のような欠
点がある。すなわち１個の発振回路３で左右の録音ヘッ
ドにバイアス信号を供給することになる。したがって録
音信号はバイアス信号を供給するためのコンデンサ８お
よび９を介してクロストークを生じる。このようなクロ
ストークを生じることにより左右の録音回路が相互に干
渉し合い、録音信号特性にピークおよびディップ等の影
響を生じる。
点がある。すなわち１個の発振回路３で左右の録音ヘッ
ドにバイアス信号を供給することになる。したがって録
音信号はバイアス信号を供給するためのコンデンサ８お
よび９を介してクロストークを生じる。このようなクロ
ストークを生じることにより左右の録音回路が相互に干
渉し合い、録音信号特性にピークおよびディップ等の影
響を生じる。
またクロームテープ，メタルテープ等の様にバイアスを
高くして使用するテープへの対応等のため、大きなバイ
アス値が必要となる場合、必然的にコンデンサ8,9の容
量が大きくなる。その結果、録音ヘッド4,5のインダク
タンスが録音信号周波数帯域内において無視できなくな
り、コンデンサ８と左チャンネル録音ヘッド、コンデン
サ９と右チャンネル録音ヘッドで直列共振回路を形成
し、録音信号の高域にピークやディップを生じる。そし
て同時に前述したクロストーク特性も悪化する問題点を
有している。
高くして使用するテープへの対応等のため、大きなバイ
アス値が必要となる場合、必然的にコンデンサ8,9の容
量が大きくなる。その結果、録音ヘッド4,5のインダク
タンスが録音信号周波数帯域内において無視できなくな
り、コンデンサ８と左チャンネル録音ヘッド、コンデン
サ９と右チャンネル録音ヘッドで直列共振回路を形成
し、録音信号の高域にピークやディップを生じる。そし
て同時に前述したクロストーク特性も悪化する問題点を
有している。
発明の目的 本発明は上記従来の問題点を解消するもので、簡単な構
成により、録音特性にピークやディップを生じることを
防止すると共にクロストークの発生を防止することを目
的とする。
成により、録音特性にピークやディップを生じることを
防止すると共にクロストークの発生を防止することを目
的とする。
発明の構成 本発明はバイアス供給コンデンサにコイルを接続するこ
とにより前記問題点を解消するものである。
とにより前記問題点を解消するものである。
実施例の説明 第２図は本発明の一実施例を示すものである。第２図に
おいて、１〜11はそれぞれ第１図における同符号のもの
に対応する。12および13はそれぞれインダクタンスであ
る。コンデンサ８とインダクタンス12、およびコンデン
サ９とインダクタンス13とで各々直列共振回路を構成し
ている。
おいて、１〜11はそれぞれ第１図における同符号のもの
に対応する。12および13はそれぞれインダクタンスであ
る。コンデンサ８とインダクタンス12、およびコンデン
サ９とインダクタンス13とで各々直列共振回路を構成し
ている。
以上のように構成された本実施例について、以下その動
作を説明する。
作を説明する。
直列共振回路の特性として、共振周波数においてはイン
ピーダンス最小となり、その他の周波数においてはコイ
ルおよびコンデンサそれぞれのインピーダンスのベクト
ル和となることはよく知られている。そこでコンデンサ
８とインダクタンス12およびコンデンサ９とインダクタ
ンス13で構成されたそれぞれの直列共振回路の共振周波
数をバイアス発振回路の発振周波数と同じになるように
定数を設定しておけば、バイアス信号は最小インピーダ
ンスでバイアス発振回路から録音ヘッドへ供給される。
また、録音信号に対してはコイルおよびコンデンサそれ
ぞれのインピーダンスのベクトル和でもって左右のチャ
ンネルが接続されることになる。
ピーダンス最小となり、その他の周波数においてはコイ
ルおよびコンデンサそれぞれのインピーダンスのベクト
ル和となることはよく知られている。そこでコンデンサ
８とインダクタンス12およびコンデンサ９とインダクタ
ンス13で構成されたそれぞれの直列共振回路の共振周波
数をバイアス発振回路の発振周波数と同じになるように
定数を設定しておけば、バイアス信号は最小インピーダ
ンスでバイアス発振回路から録音ヘッドへ供給される。
また、録音信号に対してはコイルおよびコンデンサそれ
ぞれのインピーダンスのベクトル和でもって左右のチャ
ンネルが接続されることになる。
実際には第２図におけるコンデンサ8,9の容量値は第１
図のものに比して約５分の１程度の容量値となり、イン
ピーダンスは約５倍となり、録音信号の左右のクロスト
ークは実用上影響のない程度となる。
図のものに比して約５分の１程度の容量値となり、イン
ピーダンスは約５倍となり、録音信号の左右のクロスト
ークは実用上影響のない程度となる。
また、録音信号の高域に対してはインダクタンス12,13
が追加されたことによりコンデンサ8,9と録音ヘッド4,5
による回路の共振点が録音信号周波数帯域外に移動し
て、ピーク，ディップが生ずることはない。
が追加されたことによりコンデンサ8,9と録音ヘッド4,5
による回路の共振点が録音信号周波数帯域外に移動し
て、ピーク，ディップが生ずることはない。
発明の効果 本発明はインダクタンスを録音回路に追加することによ
りバイアスに対しては通過、録音信号に対してはトラッ
プ効果を持たせることができ、バイアスの供給と録音特
性への影響という相反する条件を満足する優れた録音回
路を実現できるものである。
りバイアスに対しては通過、録音信号に対してはトラッ
プ効果を持たせることができ、バイアスの供給と録音特
性への影響という相反する条件を満足する優れた録音回
路を実現できるものである。
第１図は従来の録音回路のブロック図、第２図は本発明
の一実施例における録音回路のブロック図である。 ３……発振回路、4,5……録音ヘッド、8,9……コンデン
サ、12,13……インダクタンス。
の一実施例における録音回路のブロック図である。 ３……発振回路、4,5……録音ヘッド、8,9……コンデン
サ、12,13……インダクタンス。
Claims (1)
- 【請求項１】第１の録音信号を増幅する第１の増幅回路
の出力端に第１の録音ヘッドが接続され、第２の録音信
号を増幅する第２の増幅回路の出力端に第２の録音ヘッ
ドが接続され、バイアス信号を発生する発振回路の出力
端と第１の録音ヘッドの間に第１の共振回路が接続さ
れ、前記発振回路の出力端と第２の録音ヘッドの間に第
２の共振回路が接続されて成り、前記第１の共振回路お
よび前記第２の共振回路が前記バイアス信号の周波数で
インピーダンスが最小になるインダクタンスとコンデン
サの直列共振回路であることを特徴とする録音回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59041538A JPH0789404B2 (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | 録音回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59041538A JPH0789404B2 (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | 録音回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60185212A JPS60185212A (ja) | 1985-09-20 |
| JPH0789404B2 true JPH0789404B2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=12611190
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59041538A Expired - Lifetime JPH0789404B2 (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | 録音回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0789404B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5823008U (ja) * | 1981-07-31 | 1983-02-14 | 日本ビクター株式会社 | 録音出力回路 |
| JPS58159212A (ja) * | 1982-03-18 | 1983-09-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | テ−プレコ−ダ |
-
1984
- 1984-03-05 JP JP59041538A patent/JPH0789404B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60185212A (ja) | 1985-09-20 |
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