JPH0336081Y2 - - Google Patents

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JPH0336081Y2
JPH0336081Y2 JP1982159385U JP15938582U JPH0336081Y2 JP H0336081 Y2 JPH0336081 Y2 JP H0336081Y2 JP 1982159385 U JP1982159385 U JP 1982159385U JP 15938582 U JP15938582 U JP 15938582U JP H0336081 Y2 JPH0336081 Y2 JP H0336081Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は高周波回路装置に係り、特に入力端子
と出力端子を有する高周波回路装置に関する。
〔従来の技術〕
複数のCATVケーブルをコンバータに接続す
る場合、そのCATVケーブルとコンバータとの
間に高周波スイツチ(以下単にRFスイツチとい
う)が接続される。このRFスイツチを切換える
事により、所望のCATVケーブルの信号をコン
バータに伝送している。
例えば二つのCATVケーブルからRFスイツチ
を介して各加入者テレビジヨン受信機(以下TV
という)のコンバータへ接続する場合において、
一方のCATVからの信号を受信するときは、RF
スイツチの切換えにより、他方のCATVケーブ
ルの入力は遮断される。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来のRFスイツチでは、一方の
入力端子からCATVの信号を受信しているとき
は他方の入力端子と出力端子間のスイツチは開成
される事になる。この時この他方の入力端子はオ
ープンとなり、CATVケーブルの線路インピー
ダンス(75Ω)とミスマツチングとなり、CATV
ケーブル内の定在波比を悪化させたり又、他方の
入力端子側からの信号が出力端子へ漏洩するため
他の受信機に対してゴーストの発生等の悪影響を
与える事になる。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、本考案になる高周
波回路装置では、一面の配線パターンに電気部品
が半田付けされているプリント基板を収納するシ
ールドケースに外部がアースで中部にセンターコ
ンタクトラグを有する複数の入力端子と一つの出
力端子と、電源端子とを配設した高周波回路装置
において、該出力端子を挟んで該複数の入力端子
が該シールドケースの側面に配設され、該入出力
端子のセンターコンタクトラグと該プリント基板
の配線パターンとが直接半田付けされてなり、ま
た、該入出力端子の間で該シールドケースと該プ
リント基板が半田付けされ、該電源端子は、該側
面と対向する他の側面に配されてなる。
〔作用〕
上記構成とされた高周波回路装置では、出力端
子を挟んで複数の入力端子が配設され、一面の配
線パターンに電気部品と各端子のセンターコンタ
クトラグが半田付けされ、また、入力端子と出力
端子間でシールドケースとプリント基板が半田付
けされ、電源端子が入出力端子と対向して配され
ているので、アイソレーシヨンが向上し、各端子
からノイズが発生するのを防ぎ、受信機や他の受
信機に悪影響を与えないようにすることができ
る。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例になるRFスイツチ
の具体的回路を示す。T1,T2はCATVケーブル
(図示せず)が接続され、その信号が入来する入
力端子、T0は出力端子でコンバータを介してTV
へ接続される。GNDはアース端子、B1,B2はプ
ラスの電圧が印加される電源端子を示す。入出力
端子T1〜T0間には、直流カツト用のコンデンサ
C1,C2とスイツチング用のダイオードD2〜D4
びコンデンサC11が接続されている。コンデンサ
C1とC2の接続点とアース間には、終端用のダイ
オードD1が接続され、そのD1のアノードは高周
波チヨークL1、抵抗R2を介して電源端子B2に接
続されている。コンデンサC2とダイオードD2
接続点は、高周波チヨークL2、抵抗R1を介して
電源端子B1へ接続されており、それらL2とR1
接続点はバイパス用のコンデンサC3を介してア
ースされている。ダイオードD3のアノード及び
カソードは、コンデンサC4及びC5を介してアー
スされている。このC4,C5は入力端子T1からみ
たインピーダンスを線路インピーダンスに合わせ
る為のインピーダンス補正用のものである。ダイ
オードD4とコンデンサC11の接続点は、高周波チ
ヨークL3、抵抗R3を介してアースされている。
電源端子B1は抵抗R5及び高周波チヨークL4を介
して他方の入力端子T2側の終端用ダイオードD5
へ接続されている。以上の回路説明は入力端子
T1と出力端子T0の間の回路構成であつたが、入
力端子T2と出力端子T0の間の回路構成は前記と
全く対称で同じであるのでその説明は省略する。
次にこの回路動作について説明する。CATV
ケーブルからの信号は入力端子T1及びT2に入来
しているが、受信側で、これらのいずれかのケー
ブル信号をスイツチングダイオードD2〜D4又は
D6〜D8を選択的に切換えて出力端子T0へ伝送す
る。ここで例えば入力端子T1からの入力信号を
出力端子T0へ伝送する場合について考える。電
源端子B1にプラスの電圧を印加し、他方の電源
端子B2への電圧は遮断(オープン)する。する
と、抵抗R1、高周波チヨークL2、ダイオードD2
〜D4、高周波チヨークL3及び抵抗R3の経路で電
流が流れ、ダイオードD2〜D4はオン(閉成即ち
導通状態)となる。すると入力端子T1に入来し
ている信号は、出力端子T0へ伝送される事にな
る。このときダイオードD6〜D8は逆バイアスさ
れてオフ(開成即ち導通状態)である。一方電源
端子B1からの電流は、抵抗R5高周波チヨークL4
及び終端用ダイオードD5を通して流れる。この
とき流れる電流は終端用ダイオードD5の動抵抗
が75Ωになる様に抵抗R5によつて設定される。尚
この75Ωは入力端子T2に接続されるCATVケー
ブルの線路インピーダ値を示す。即ちCATVケ
ーブルの線路インピーダンスと同じ値に選ばれ
る。この様に出力端子T0への入力信号が遮断状
態にある入力端子T2は、終端用ダイオードD5
より、その線路インピーダンスとインピーダンス
マツチングされる為、ケーブル内での信号の反射
は起らず、その定在波比を悪化させず、他の受信
者への妨害を与えないで済むものである。
コンデンサC9,C10は入力端子T2から出力側を
みたインピーダンスを、外部に接続される線路イ
ンピーダンスと同じにする為のインピーダンス補
正用のコンデンサである。
他方入力端子T2の入力信号を出力端子T0へ伝
送する場合は、電源端子B2へ電源が印加されB1
端子はオープンとされる。回路動作については前
記と同様の動作を反対入力側の回路が動作するだ
けであるので、それらの説明は省略する。
尚第1図では入力端子が二つのものについて説
明したが、これに限定されるものではなく三つ以
上のものにも適用できるものである。
次に第2図及び第3図は、上記第1図に示した
回路を組付けたRFスイツチを示し、第2図は上
蓋を取り、内部の部品組付け状態が見える様に上
面から見た平面図を示し、第3図は、基板への半
田付け状態が見える様にした下蓋を取つて下面か
らみた一部切截斜視図を示す。尚第1図と同一部
分には同一符号を付しその説明は省略する。
1はシールドケース、2はプリント基板、3及
び4はシールド板を夫々示す。又、T1,T2は入
力端子、T0は出力端子を示し、夫々外部がアー
スで中部にセンターコンタクトラグを持つ端子構
造となつている。このシールド板3及び4は、各
入力端子T1及びT2と出力端子T0とのアイソレー
シヨンの向上を計る為のもので、シールドする必
要のある部品について第1図と共に説明する。例
えば入力端子T1側の信号を出力端子T0へ伝送し
ている場合は、他方の入力端子T2側の入力信号
の出力端子T0への漏洩は−60dB以下に抑えなけ
ればならない。この場合このアイソレーシヨンの
悪化する一つの原因として、電源部品の高周波チ
ヨークL4,L5及び抵抗R2,R4,R5からの信号の
誘導がある。これらの部品から出力端子T0に近
い部品である高周波チヨークL3、抵抗R3、ダイ
オードD4,D5等及びそれらのリード端子へ透導
する為にアイソレーシヨンが悪化する。そこで一
点鎖線図示の如く、回路部品をブロツク5,6,
7に分離して、それらの間をシールドすれば誘動
によるアイソレーシヨンの悪化は防止できるもの
である。それらの各部品は第2図の如くシールド
板3及び4にて完全にシールドする事によりアイ
ソレーシヨンは改善できたものである。
次に第3図について説明する。側面15の中央
に出力端子T0、その左右に入力端子T1,T2が取
付けられ、側面15と対向する側面16に電源端
子B1,B2が取付けられている。そして、プリン
ト基板2の配線パターン上に電源端子B1,B2
導電端子8,9及び入出力端子T1,T0,T2のセ
ンターコンタクトラグ10,11,12が半田付
けけされている。ここで夫々の導電端子8〜12
は全てシールドケース1のほぼ同一高さ位置に取
付けられ、それらはプリント基板2のパターンに
直接半田付けされており、又リード端子を有する
各電気部品はプリント基板2の上面(第2図参
照)に組けられ、且つ任意の各部品はシールド板
3,4によつて遮蔽されている。尚チツプ部品等
のリード端子のない部品は、信号の誘導障害が少
ないので基板の配線パターン側でもよい。この様
にする事により、特に端子10〜12のプリント
基板へ密着して半田付けし、空中への突出を防止
し、入出力端子間のアイソレーシヨンが改善さ
れ、更には半田付け等の作業性を大巾に向上する
事ができたものである。
又、側面15の中央に出力端子T0、その左右
に入力端子T1,T2が取り付けられているために、
入力端子T1と入力端子T2の距離を離すことがで
きるので、互いの信号の漏洩を防ぐことができ、
また、入力端子T1,T2は夫々出力端子T0からの
距離が等しく対称であるのでパターン設計がしや
すく、また、入力端子T1に入力される信号と、
入力端子T2に入力される信号の出力特性も同じ
ものとなる。
また、入出力端子T0,T1,T2が取り付けられ
た側面15と対向する側面16に電源端子B1
B2を設け、入出力端子T0,T1,T2と、電源端子
B1,B2を離したために電源端子B1,B2より入来
する電源ノイズが、入出力端子T0,T1,T2に悪
影響をおよぼすのを防止することができる。
また、プリント基板2は、出力端子T0と入力
端子T1、の間で、シールドケース1の内側面と
半田付け13され、さらに出力端子T0と入力端
子T2の間で半田付け14され、夫々アースとな
るため、互いの端子間に発生するノイズを抵減さ
せることができアイソレーシヨンを改善すること
ができたものである。
〔考案の効果〕
上述の如く、本考案によれば、出力端子を挟ん
で複数の入力端子が配設されているので入力端子
どうしの漏洩を防ぐことができ、パターン設計が
容易で対称にすることができるので出力特性を同
じにすることができる。
また、入出力端子と電源端子を夫々対向する側
面に取付けたので、電源ノイズが入力端子に入来
するのを防ぐことができ、 また、プリント基板が入力端子と出力端子間で
シールドケースと半田付けされアースとなるため
に互いの端子間のアイソレーシヨンを向上させる
ことができ、 また、プリント基板の一面の配線パターンに電
気部品と、入出力端子T0,T1,T2のセンターコ
ンタクトラグ10,11,12が半田付けされる
為、信号導電部の空中への突出がなく、従つて他
の部品への誘導障害を最小減に抑える事ができ、
その結果入力端子T1,T2を出力端子T0間のアイ
ソレーシヨンの向上を計る事ができるという特徴
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例になるRFスイツチ
を具体的に表した回路図、第2図は第1図に示す
回路を組込んだRFスイツチの平面図、第3図は
第2図のRFスイツチを下面からみた一部切截斜
視図を夫々示す。 T1,T2……入力端子、T0……出力端子、B1
B2……電源端子、C1〜C13……コンデンサ、D1
D8……ダイオード、L1〜L5……高周波チヨーク、
R1〜R5……抵抗、1……シールドケース、2…
…プリント基板、3,4……シールド板、8〜9
……導電端子、10〜12……センターコンタク
トラグ、13,14……半田、15,16……シ
ールドケース側面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一面の配線パターンに電気部品が半田付けされ
    ているプリント基板を収納するシールドケースに
    外部がアースで中部にセンターコンタクトラグを
    有する複数の入力端子と一つの出力端子と、電源
    端子とを配設した高周波回路装置において、 該出力端子を挟んで該複数の入力端子が該シー
    ルドケースの側面に配設され、 該入出力端子のセンターコンタクトラグと該プ
    リント基板の配線パターンとが直接半田付けされ
    てなり、 また、該入出力端子の間で該シールドケースと
    該プリント基板が半田付けされ、 該電源端子は、該側面と対向する他の側面に配
    されてなる高周波回路装置。
JP15938582U 1982-10-22 1982-10-22 高周波回路装置 Granted JPS5963539U (ja)

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JP15938582U JPS5963539U (ja) 1982-10-22 1982-10-22 高周波回路装置

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JP15938582U JPS5963539U (ja) 1982-10-22 1982-10-22 高周波回路装置

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Publication Number Publication Date
JPS5963539U JPS5963539U (ja) 1984-04-26
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JP15938582U Granted JPS5963539U (ja) 1982-10-22 1982-10-22 高周波回路装置

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JPS5963539U (ja) 1984-04-26

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