JP3178016B2 - 信号入力選択回路 - Google Patents

信号入力選択回路

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JP3178016B2
JP3178016B2 JP21571691A JP21571691A JP3178016B2 JP 3178016 B2 JP3178016 B2 JP 3178016B2 JP 21571691 A JP21571691 A JP 21571691A JP 21571691 A JP21571691 A JP 21571691A JP 3178016 B2 JP3178016 B2 JP 3178016B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の信号入力端子が
設けられ、それらに接続された信号供給源から夫々供給
される複数の入力信号についての選択を行う信号入力選
択回路に関する。
【0002】
【従来の技術】オーディオ機器の分野においては、オー
プンリール型テープレコーダ,カセットテープレコー
ダ,ディスクプレーヤ等々の複数のオーディオ信号供給
機器からのオーディオ信号を、複数の外部入力端子を備
えた増幅装置にその複数の外部入力端子を通じて供給
し、増幅装置において選択されるとともに増幅されたオ
ーディオ信号をスピーカに供給して、再生音を得るよう
にするシステムが構築されることが少なくない。このよ
うなオーディオ・システムにあってその中核を成す増幅
装置は、それに設けられた複数の外部入力端子に複数の
オーディオ信号供給機器の出力端子が夫々接続された状
態におかれ、動作時には、複数のオーディオ信号供給機
器から複数の外部入力端子を通じて供給される入力オー
ディオ信号のうちの所望のものを選択し、選択された入
力オーディオ信号についての増幅を行うようにされる。
それゆえ、増幅装置には、複数の外部入力端子を含んで
構成される信号入力選択回路が備えられる。
【0003】このような増幅装置の信号入力選択回路と
して従来提案されているものの一例は、それに信号増幅
処理部が接続された状態において、図3に示される如く
に構成される。斯かる図3に示される従来の信号入力選
択回路の一例にあっては、2個の信号入力端子12及び
13が備えられたものとされており、信号入力端子12
が信号電極12Sと接地電極12Eとを含んで形成さ
れ、また、信号入力端子13が信号電極13Sと接地電
極13Eとを含んで形成されている。
【0004】信号入力端子12及び13が夫々有する接
地電極12E及び13Eは、増幅装置に内蔵されて基準
電位点を形成するシャーシに接続された共通接地導体1
4に接続されており、また、信号入力端子12及び13
が夫々有する信号電極12S及び13Sは、夫々、スイ
ッチ15及び16を介して、増幅装置に内蔵された信号
増幅処理部を構成する演算増幅器17の一方の入力端に
接続されている。演算増幅器17は、その他方の入力端
が抵抗18を介してシャーシに接続されており、また、
その出力端と他方の入力端との間に帰還抵抗19が接続
されたものとされている。そして、演算増幅器17の出
力端には、信号出力端子20が設けられている。
【0005】このようなもとで、信号入力端子12にお
ける信号電極12Sに接続されたスイッチ15がオン状
態とされて、信号入力端子13における信号電極13S
に接続されたスイッチ16がオフ状態とされることによ
り、信号入力端子12に接続された外部信号供給源から
の信号が演算増幅器17に供給される状態がとられ、ま
た、信号入力端子13における信号電極13Sに接続さ
れたスイッチ16がオン状態とされて、信号入力端子1
2における信号電極12Sに接続されたスイッチ15が
オフ状態とされることにより、信号入力端子13に接続
された外部信号供給源からの信号が演算増幅器17に供
給される状態がとられる。外部信号供給源は、例えば、
オーディオ信号供給機器とされる。
【0006】また、図4に示される如く、上述の信号入
力端子12及び13における信号電極12S及び13S
が夫々スイッチ15及び16を介して一方の入力端に接
続された演算増幅器17が、その他方の入力端が抵抗1
8を介して、基準電位点ではなく、共通接地導体14に
接続されたものとされる回路構成もとられる。このよう
な図4に示される回路構成にあっては、他の部分は図3
に示される回路構成と同様とされ、図3に示される回路
構成の場合と同様に、信号入力端子12における信号電
極12Sに接続されたスイッチ15がオン状態とされ
て、信号入力端子13における信号電極13Sに接続さ
れたスイッチ16がオフ状態とされることにより、信号
入力端子12に接続された外部信号供給源からの信号が
演算増幅器17に供給される状態がとられ、また、信号
入力端子13における信号電極13Sに接続されたスイ
ッチ16がオン状態とされて、信号入力端子12におけ
る信号電極12Sに接続されたスイッチ15がオフ状態
とされることにより、信号入力端子13に接続された外
部信号供給源からの信号が演算増幅器17に供給される
状態がとられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図3に示される回路構
成において、例えば、信号入力端子12における信号電
極12Sに接続されたスイッチ15がオン状態とされ
て、信号入力端子13における信号電極13Sに接続さ
れたスイッチ16がオフ状態とされたもとでは、信号入
力端子12における信号電極12Sと接地電極12Eと
の間に接続された外部信号供給源21からの信号電圧S
sが、信号電極12S及びスイッチ15を通じて演算増
幅器17に供給される。このとき、信号入力端子13に
あっては、等価的に、その接地電極13Eに所定の容量
C13を介してノイズ源N13が接続されたことにな
り、そのノイズ源N13からのノイズ電圧Snに基づく
ノイズ電流Inが、信号入力端子13における接地電極
13Eから共通接地導体14を通じて基準電位点へと流
れ、その際、共通接地導体14が等価的に基準電位点と
の間に有することになるインピーダンスZ14に、ノイ
ズ成分電圧Enを発生させる。このノイズ成分電圧En
は、共通接地導体14を通じて信号入力端子12におけ
る接地電極12Eに伝達されるので、信号入力端子12
における信号電極12Sに供給される外部信号供給源2
1からの信号電圧Ssはノイズ成分電圧Enに重畳され
ることになり、従って、演算増幅器17に供給される信
号電圧Ssがノイズ成分電圧Enを含んだものとされる
ことになってしまう。
【0008】実例に即して、例えば、信号電圧Ssを1
00mV,ノイズ電圧Snを1MHzで1V,容量C1
3の容量値を1,000 pF,共通接地導体14におけるイ
ンピーダンスZ14を0.1 Ωとすると、共通接地導体1
4を通じて基準電位点へと流れるノイズ電流は約6.2 m
Aとなり、共通接地導体14におけるインピーダンスZ
14に生じるノイズ成分電圧Enは約620μVとな
り、従って、演算増幅器17に供給される信号電圧Ss
についてのノイズ対信号比(S/N比)は、44dB程
度とされることになり、良好なものとは言えない。
【0009】また、図4に示される回路構成において、
例えば、信号入力端子13における信号電極13Sに接
続されたスイッチ16がオン状態とされて、信号入力端
子12における信号電極12Sに接続されたスイッチ1
5がオフ状態とされると、信号入力端子13における信
号電極13Sと接地電極13Eとの間に接続された外部
信号供給源22からの信号電圧Ss’が、信号電極13
S及びスイッチ16を通じて演算増幅器17に供給され
る。このとき、信号入力端子12にあっては、等価的
に、その接地電極12Eに所定の容量C12を介してノ
イズ源N12が接続されたことになり、そのノイズ源N
12からのノイズ電圧Sn’に基づくノイズ電流In’
が、信号入力端子12の接地電極12Eから共通接地導
体14を通じて基準電位点へと流れる。その際、共通接
地導体14は、等価的に、基準電位点との間のインピー
ダンスZ14、及び、信号入力端子12における接地電
極12Eと信号入力端子13における接地電極13Eと
の間のインピーダンスZ14’を有することになるが、
ノイズ電流In’が流れることによって、インピーダン
スZ14にノイズ成分電圧Enを発生させるとともにイ
ンピーダンスZ14’にノイズ成分電圧En’を発生さ
せる。
【0010】これらのノイズ成分電圧En及びノイズ成
分電圧En’は、共通接地導体14を通じて信号入力端
子13における接地電極13Eに伝達され、演算増幅器
17に対しては、信号入力端子13における信号電極1
3Sに供給される外部信号供給源22からの信号電圧S
s’がノイズ成分電圧En’に重畳されて供給されるこ
とになり、従って、演算増幅器17に供給される信号電
圧Ss’がノイズ成分電圧En’を含んだものとされる
ことになってしまう。斯かる場合にも、上述の図3に示
される回路構成の場合と同様に、演算増幅器17に供給
される信号電圧Ss’についてのS/N比は、良好とは
言えないものとされてしまう。
【0011】斯かる点に鑑み、本発明は、夫々が信号電
極と接地電極との対により形成される複数の信号入力端
子部と、複数の信号入力端子部の夫々に接続された外部
信号供給源から複数の信号入力端子部の各々を通じて供
給される信号を選択して、複数の信号入力端子部に対し
て共通の信号処理部に供給するスイッチ部とを含んで構
成され、スイッチ部による選択がなされた信号入力端子
部から信号処理部に供給される信号に対しての、スイッ
チ部による選択がなされなかった信号入力端子部の接地
電極に発生するノイズ電圧の影響を抑制することができ
るようにされた信号入力選択回路を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明に係る信号入力選択回路は、夫々が信号電極
と接地電極との対により形成される複数の信号入力端子
部と、複数の信号入力端子部における信号電極とそれら
に対して共通の信号処理部との間に夫々接続された複数
の第1のスイッチ部と、複数の信号入力端子部における
接地電極と基準電位点に接続された第1の共通接地導体
との間に夫々接続された複数の第2のスイッチ部と、複
数の信号入力端子部における接地電極と基準電位点に接
続された第2の共通接地導体との間に夫々接続された複
数の抵抗素子とを備えて構成され、複数の信号入力端子
部のうちの選択されたものを形成する信号電極及び接地
電極に夫々接続された第1のスイッチ部及び第2のスイ
ッチ部がオン状態とされるとともに、複数の信号入力端
子部のうちの選択されたもの以外のものの夫々を形成す
る信号電極及び接地電極に夫々接続された第1のスイッ
チ部及び第2のスイッチ部がオフ状態とされて、複数の
信号入力端子部のうちの選択されたものからの信号が信
号処理部に供給される状態がとられるものとされる。
【0013】
【作用】このようにされる本発明に係る信号入力選択回
路にあっては、複数の信号入力端子部のうちの選択され
たものを通じた外部信号供給源からの信号が第1のスイ
ッチ部の一つを介して信号処理部に供給されるに際し、
選択された信号入力端子部における接地電極のみがそれ
に接続された第2のスイッチ部を介して第1の共通接地
導体に接続され、複数の信号入力端子部のうちの選択さ
れなかったものにおける接地電極の夫々は、それに接続
された第2のスイッチ部によって第1の共通接地導体か
ら切り離され、それに接続された抵抗素子を介して第2
の共通接地導体に接続された状態におかれる。従って、
選択されなかった信号入力端子部における接地電極に発
生するノイズ電圧は、選択されなかった信号入力端子部
における接地電極に接続された抵抗素子と第2の共通接
地導体が等価的に有するインピーダンスとにより分圧さ
れるとともに、選択された信号入力端子部における接地
電極に接続された抵抗素子と第1の共通接地導体が等価
的に有するインピーダンスとによりさらに分圧されて、
極めて小なるレベルをもって作用するもの、あるいは、
選択された信号入力端子部を通じた外部信号供給源から
の信号が供給される信号処理部に対する入力に関与しな
いものとされ、その結果、選択された信号入力端子部の
信号電極から信号処理部に供給される外部信号供給源か
らの信号に対する、選択されなかった信号入力端子部に
おける接地電極に発生するノイズ電圧の影響が効果的に
抑制され、信号処理部に供給される外部信号供給源から
の信号が、混入するノイズ成分が充分に低減せしめられ
て、良好なS/N比を有したものとされることになる。
【0014】
【実施例】図1は、本発明に係る信号入力選択回路の一
例をそれに接続された信号増幅処理部と共に示す。この
例は、増幅装置の信号入力選択回路を構成するものであ
って、図3に示される回路構成に対する改良に係るもの
とされており、図1においては、図3に示される回路構
成における各部分及び電圧等に対応する部分及び電圧等
には図3と共通の符号が付されている。
【0015】図1に示される例にあっては、2個の信号
入力端子12及び13が備えられたものとされており、
信号入力端子12が信号電極12Sと接地電極12Eと
を含んで形成され、また、信号入力端子13が信号電極
13Sと接地電極13Eとを含んで形成されている。
【0016】信号入力端子12における接地電極12E
及び信号入力端子13における接地電極13Eは、夫
々、スイッチ31及びスイッチ32を介して、増幅装置
に内蔵されて基準電位点を形成するシャーシに接続され
た第1の共通接地導体33に接続されており、さらに、
信号入力端子12における接地電極12E及び信号入力
端子13における接地電極13Eは、夫々、抵抗34及
び抵抗35を通じて、増幅装置に内蔵されたシャーシに
接続された第2の共通接地導体36に接続されている。
また、信号入力端子12における信号電極12S及び信
号入力端子13における信号電極13Sが、夫々、スイ
ッチ15及びスイッチ16を介して、増幅装置に内蔵さ
れた信号増幅処理部を構成する演算増幅器17の一方の
入力端に接続されている。演算増幅器17は、その他方
の入力端が抵抗18を介してシャーシに接続されてお
り、また、その出力端と他方の入力端との間に帰還抵抗
19が接続されたものとされている。そして、演算増幅
器17の出力端には、信号出力端子20が設けられてい
る。
【0017】このようなもとで、信号入力端子12にお
ける信号電極12Sに接続されたスイッチ15と信号入
力端子12における接地電極12Eに接続されたスイッ
チ31とがオン状態とされるとともに、信号入力端子1
3における信号電極13Sに接続されたスイッチ16と
信号入力端子13における接地電極13Eに接続された
スイッチ32とがオフ状態とされることにより、信号入
力端子12に接続された外部信号供給源からの信号が演
算増幅器17に供給される状態がとられ、また、信号入
力端子13における信号電極13Sに接続されたスイッ
チ16と信号入力端子13における接地電極13Eに接
続されたスイッチ32とがオン状態とされるとともに、
信号入力端子12における信号電極12Sに接続された
スイッチ15と信号入力端子12における接地電極12
Eに接続されたスイッチ31とがオフ状態とされること
により、信号入力端子13に接続された外部信号供給源
からの信号が演算増幅器17に供給される状態がとられ
る。外部信号供給源は、例えば、オーディオ信号供給機
器とされる。
【0018】そして、図1に示されている状態の如く
に、信号入力端子12における信号電極12Sに接続さ
れたスイッチ15と信号入力端子12における接地電極
12Eに接続されたスイッチ31とがオン状態とされ
て、信号入力端子13における信号電極13Sに接続さ
れたスイッチ16と信号入力端子13における接地電極
13Eに接続されたスイッチ32とがオフ状態とされる
もとでは、信号入力端子12における信号電極12Sと
接地電極12Eとの間に接続された外部信号供給源21
からの信号電圧Ssが、信号電極12S及びスイッチ1
5を通じて演算増幅器17に供給される。このとき、信
号入力端子12における接地電極12Eは、抵抗34を
通じて第2の共通接地導体36に接続されるとともに、
スイッチ31を通じて第1の共通接地導体33に接続さ
れる。また、信号入力端子13は、その接地電極13E
が、抵抗35を通じて第2の共通接地導体36に接続さ
れているが、スイッチ32によって第1の共通接地導体
33からは切り離された状態におかれる。
【0019】斯かるもとで、信号入力端子13にあって
は、等価的に、その接地電極13Eに所定の容量C13
を介してノイズ源N13が接続されたことになり、その
ノイズ源N13からのノイズ電圧Snに基づくノイズ電
流Ioが、信号入力端子13における接地電極13Eか
ら抵抗35及び第2の共通接地導体36を通じて基準電
位点へと流れ、その際、第2の共通接地導体36が等価
的に基準電位点との間に有することになるインピーダン
スZ36に、ノイズ成分電圧Eoを発生させる。このノ
イズ成分電圧Eoは、第2の共通接地導体36から抵抗
34を通じて信号入力端子12における接地電極12E
に伝達される。このとき、接地電極12Eはスイッチ3
1を通じて第1の共通接地導体33に接続されているの
で、ノイズ成分電圧Eoは、抵抗34と第1の共通接地
導体33が等価的に基準電位点との間に有することにな
るインピーダンスZ33とによって分圧されて、信号入
力端子12における接地電極12Eに印加されることに
なる。
【0020】このようにして信号入力端子12における
接地電極12Eに印加されるノイズ成分電圧をEodと
すると、容量C13のインピーダンスをZ13,抵抗3
4及び35の抵抗値をR34及びR35として、以下の
関係が成立する。 Eo =Sn・Z36/(Z13+R35+Z36) Eod=Eo・Z33/(R34+Z33) =Sn・Z36/(Z13+R35+Z36) ・Z33/(R34+Z33) ・・・・・(1)
【0021】因みに、図3に示される回路構成の場合に
は、図1に示される回路構成において、抵抗34及び3
5及び第2の共通接地導体36が除去されて、スイッチ
31及び32が共にオン状態とされた状態に相当する
が、その場合における信号入力端子12における接地電
極12Eに印加されるノイズ成分電圧Enは、 En=Sn・Z33/(Z13+Z33) ・・・・・(2) となる。ここで、通常、Z13≫R35≒R34≫Z3
6≒Z33という関係が成立するものとされるので、
(1)式及び(2)式から、 Eod=En・Z33/Z34 となり、ノイズ成分電圧Eodは、ノイズ成分電圧En
に比して著しく低減されたものとされることになる。
【0022】斯かるノイズ成分電圧Eodが信号入力端
子12における接地電極12Eに印加されることによ
り、信号入力端子12における信号電極12Sに供給さ
れる外部信号供給源21からの信号電圧Ssは、ノイズ
成分電圧Eodに重畳されることになり、従って、演算
増幅器17に供給される信号電圧Ssがノイズ成分電圧
Eodを含んだものとされるが、上述の如くに、ノイズ
成分電圧Eodは、図3に示される回路構成の場合にお
けるノイズ成分電圧Enに比して著しく低減されたもの
とされるので、信号入力端子12における接地電極12
Eに対しての、信号入力端子13における接地電極13
Eに発生するノイズ電圧の影響が効果的に抑制されて、
演算増幅器17に信号入力端子12を通じて供給される
外部信号供給源21からの信号電圧Ssが、混入するノ
イズ成分が充分に低減せしめられて、良好なS/N比を
有したものとされることになる。
【0023】実例に即して、例えば、信号電圧Ssを1
00mV,ノイズ電圧Snを1MHzで1V,容量C1
3の容量値Z13を1,000 pF,第1の共通接地導体3
3におけるインピーダンスZ33を0.1 Ω,第2の共通
接地導体36におけるインピーダンスZ36を0.1 Ω,
抵抗34の抵抗値R34を10Ω,抵抗35の抵抗値R
35を10Ωとすると、第2の共通接地導体36におけ
るインピーダンスZ36に生じるノイズ成分電圧Eoは
約590μVとなり、信号入力端子12における接地電
極12Eに印加されるノイズ成分電圧Eodは約5.9 μ
Vとなって、演算増幅器17に供給される信号電圧Ss
についてのS/N比は84dB程度にまで改善される。
【0024】図2は、本発明に係る信号入力選択回路の
他の例をそれに接続された信号増幅処理部と共に示す。
この例は、図4に示される回路構成に対する改良に係る
ものであって、図1に示される例における信号入力端子
12及び13における信号電極12S及び13Sが夫々
スイッチ15及び16を介して一方の入力端に接続され
た演算増幅器17が、その他方の入力端が抵抗18を介
して、基準電位点ではなく、図1に示される例における
第1の共通接地導体33に対応する共通接地導体に接続
されたものに相当する。そして、図2においては、図4
に示される回路構成における各部分及び電圧等に対応す
る部分及び電圧等には図4と共通の符号が付されてい
る。
【0025】図2に示される例にあっては、2個の信号
入力端子12及び13が備えられたものとされており、
信号入力端子12が信号電極12Sと接地電極12Eと
を含んで形成され、また、信号入力端子13が信号電極
13Sと接地電極13Eとを含んで形成されている。信
号入力端子12における接地電極12E及び信号入力端
子13における接地電極13Eは、夫々、スイッチ31
及びスイッチ32を介して、増幅装置に内蔵されて基準
電位点を形成するシャーシに接続された第1の共通接地
導体41に接続されており、さらに、信号入力端子12
における接地電極12E及び信号入力端子13における
接地電極13Eは、夫々、抵抗34及び抵抗35を通じ
て、増幅装置に内蔵されたシャーシに接続された第2の
共通接地導体42に接続されている。また、信号入力端
子12における信号電極12S及び信号入力端子13に
おける信号電極13が、夫々、スイッチ15及びスイッ
チ16を介して、増幅装置に内蔵された信号増幅処理部
を構成する演算増幅器17の一方の入力端に接続されて
いる。演算増幅器17は、その他方の入力端が抵抗18
を介して、シャーシにではなく、第1の共通接地導体4
1に接続され、また、その出力端と他方の入力端との間
に帰還抵抗19が接続されたものとされている。そし
て、演算増幅器17の出力端には、信号出力端子20が
設けられている。
【0026】このようなもとで、信号入力端子12にお
ける信号電極12Sに接続されたスイッチ15と信号入
力端子12における接地電極12Eに接続されたスイッ
チ31とがオン状態とされるとともに、信号入力端子1
3における信号電極13Sに接続されたスイッチ16と
信号入力端子13における接地電極13Eに接続された
スイッチ32とがオフ状態とされることにより、信号入
力端子12に接続された外部信号供給源からの信号が演
算増幅器17に供給される状態がとられ、また、信号入
力端子13における信号電極13Sに接続されたスイッ
チ16と信号入力端子13における接地電極13Eに接
続されたスイッチ32とがオン状態とされるとともに、
信号入力端子12における信号電極12Sに接続された
スイッチ15と信号入力端子12における接地電極12
Eに接続されたスイッチ31とがオフ状態とされること
により、信号入力端子13に接続された外部信号供給源
からの信号が演算増幅器17に供給される状態がとられ
る。外部信号供給源は、例えば、オーディオ信号供給機
器とされる。
【0027】そして、図2に示されている状態の如く
に、信号入力端子13における信号電極13Sに接続さ
れたスイッチ16と信号入力端子13における接地電極
13Eに接続されたスイッチ32とがオン状態とされ
て、信号入力端子12における信号電極12Sに接続さ
れたスイッチ15と信号入力端子12における接地電極
12Eに接続されたスイッチ31とがオフ状態とされる
と、信号入力端子13における信号電極13Sと接地電
極13Eとの間に接続された外部信号供給源22からの
信号電圧Ss’が、信号電極13S及びスイッチ16を
通じて演算増幅器17に供給される。このとき、信号入
力端子13における接地電極13Eは、抵抗35を通じ
て第2の共通接地導体42に接続されるとともに、スイ
ッチ32を通じて第1の共通接地導体41に接続され
る。また、信号入力端子12は、その接地電極12E
が、抵抗34を通じて第2の共通接地導体42に接続さ
れているが、スイッチ31によって第1の共通接地導体
41からは切り離された状態におかれる。
【0028】斯かるもとで、信号入力端子12にあって
は、等価的に、その接地電極12Eに所定の容量C12
を介してノイズ源N12が接続されたことになり、その
ノイズ源N12からのノイズ電圧Sn’に基づくノイズ
電流Io’が、信号入力端子12における接地電極12
Eから抵抗34及び第2の共通接地導体42を通じて基
準電位点へと流れ、その際、第2の共通接地導体42
は、等価的に、基準電位点との間のインピーダンスZ4
2、及び、信号入力端子12における接地電極12Eと
信号入力端子13における接地電極13Eとの間のイン
ピーダンスZ42’を有することになるが、ノイズ電流
Io’が流れることによって、インピーダンスZ42に
ノイズ成分電圧Eoを発生させるとともにインピーダン
スZ42’にノイズ成分電圧Eo’を発生させる。
【0029】しかしながら、このとき、信号入力端子1
2における接地電極12Eに接続されたスイッチ31が
オフ状態とされているので、第2の共通接地導体42に
発生するノイズ成分電圧Eo及びノイズ成分電圧Eo’
は、演算増幅器17に対する入力に関与するものとはさ
れない。それゆえ、演算増幅器17に対しては、信号入
力端子13における信号電極13Sに供給される外部信
号供給源22からの信号電圧Ss’が、ノイズ成分電圧
Eo及びEo’による影響を受けることなく供給される
ことになり、従って、演算増幅器17に供給される信号
電圧Ss’がノイズ成分電圧を含まないものとされるこ
とになり、演算増幅器17に供給される信号電圧Ss’
についてのS/N比は、極めて良好なものとされる。
【0030】上述の図1及び図2に示される例の夫々に
おけるスイッチ15,16,31及び32についてのオ
ン・オフ制御は、例えば、マイクロコンピュータが用い
られて構成される制御ユニットが設けられて、斯かる制
御ユニットによって自動的に行われるものとされるのが
望ましい。
【0031】また、上述の図1及び図2に示されるにお
いては、信号入力端子が2個備えられているが、信号入
力端子の数は、2個に限られるものではなく、3個以上
とされてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明に
係る信号入力選択回路によれば、夫々が信号電極と接地
電極との対により形成され、外部信号供給源が接続され
た、複数の信号入力端子部のうちの選択されたものを通
じて、外部信号供給源からの信号が信号処理部に供給さ
れるにあたり、選択された信号入力端子部における接地
電極のみが、それに接続されたスイッチ部を介して第1
の共通接地導体に接続され、選択されなかった信号入力
端子部における接地電極は、それに接続されたスイッチ
によって第1の共通接地導体から切り離されて、それに
接続された抵抗素子を介して第2の共通接地導体に接続
された状態におかれ、それにより、選択されなかった信
号入力端子部における接地電極に発生するノイズ電圧
が、選択されなかった信号入力端子部における接地電極
に接続された抵抗素子と第2の共通接地導体が等価的に
有するインピーダンスとにより分圧されるとともに、選
択された信号入力端子部における接地電極に接続された
抵抗素子と第1の共通接地導体が等価的に有するインピ
ーダンスとによりさらに分圧されて、極めて小なるレベ
ルをもって作用するもの、あるいは、選択された信号入
力端子部を通じた外部信号供給源からの信号が供給され
る信号処理部に対する入力に関与しないものとされるの
で、選択された信号入力端子部の信号電極から信号処理
部に供給される外部信号供給源からの信号に対する、選
択されなかった信号入力端子部における接地電極に発生
するノイズ電圧の影響が効果的に抑制され、信号処理部
に供給される外部信号供給源からの信号が、混入するノ
イズ成分が充分に低減せしめられて、良好なS/N比を
有したものとされることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る信号入力選択回路の一例をそれに
接続された信号処理部と共に示す回路接続図である。
【図2】本発明に係る信号入力選択回路の他の例をそれ
に接続された信号処理部と共に示す回路接続図である。
【図3】従来の信号入力選択回路をそれに接続された信
号処理部と共に示す回路接続図である。
【図4】従来の信号入力選択回路をそれに接続された信
号処理部と共に示す回路接続図である。
【符号の説明】
12,13 信号入力端子 12S,13S 信号電極 12E,13E 接地電極 15,16,31,32 スイッチ 17 演算増幅器 21,22 外部信号供給源 33,41 第1の共通接地導体 34,35 抵抗 36,42 第2の共通接地導体

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】夫々が信号電極と接地電極との対により形
    成される複数の信号入力端子部と、該複数の信号入力端
    子部における信号電極と該複数の信号入力端子部に対し
    て共通の信号処理部との間に夫々接続された複数の第1
    のスイッチ部と、上記複数の信号入力端子部における接
    地電極と基準電位点に接続された第1の共通接地導体と
    の間に夫々接続された複数の第2のスイッチ部と、上記
    複数の信号入力端子部における接地電極と上記基準電位
    点に接続された第2の共通接地導体との間に夫々接続さ
    れた複数の抵抗素子とを備え、 上記複数の信号入力端子部のうちの選択されたものを形
    成する信号電極及び接地電極に夫々接続された上記第1
    のスイッチ部及び第2のスイッチ部がオン状態とされる
    とともに、上記複数の信号入力端子部のうちの上記選択
    されたもの以外のものの夫々を形成する信号電極及び接
    地電極に夫々接続された上記第1のスイッチ部及び第
    スイッチ部がオフ状態とされて、上記複数の信号入力
    端子部のうちの選択されたものからの信号が上記信号処
    理部に供給される状態がとられるものとされる信号入力
    選択回路。
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