JPS6113286B2 - - Google Patents

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JPS6113286B2
JPS6113286B2 JP13342677A JP13342677A JPS6113286B2 JP S6113286 B2 JPS6113286 B2 JP S6113286B2 JP 13342677 A JP13342677 A JP 13342677A JP 13342677 A JP13342677 A JP 13342677A JP S6113286 B2 JPS6113286 B2 JP S6113286B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
coil
hall element
output
terminal
Prior art date
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Expired
Application number
JP13342677A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5467416A (en
Inventor
Takao Arai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS5467416A publication Critical patent/JPS5467416A/ja
Publication of JPS6113286B2 publication Critical patent/JPS6113286B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電磁変換素子としてコイルとホール素
子とを併用した磁気ヘツドに係り、特に出力端子
数が少なく、外部回路構成を簡単化するのに好適
な構造の磁気ヘツドに関する。
第1図は従来のコイル型磁気ヘツドの平面図
で、これはコア1にコイル2が巻装されていて、
電磁変換出力(以下ヘツド出力という)をヘツド
出力端子3,4より取出すようになつている。こ
の場合のヘツド出力の周波数特性は、ヘツド出力
がコイル2に鎖交する磁束の時間的変化に比例す
るため、第3図aで示したようになり、ヘツド出
力は周波数に比例する。したがつて、高域での
S/Nは良好であるが、低域でのS/Nは悪くな
る。
第2図は従来のホール素子型磁気ヘツドの平面
図で、これはコア1にホール素子5が装着されて
いて、ホール電流印加端子6,7よりホール電流
を流し、ヘツド出力端子8,9よりヘツド出力を
取出すようになつている。この場合のヘツド出力
の周波数特性は、ヘツド出力がホール電流と磁束
密度に比例するため、第3図にbで示したように
なり、ヘツド出力は周波数に無関係になる。した
がつて、コイル型磁気ヘツドに比べ低域でのS/
Nは改善されるが、高域でのS/Nが劣化する。
そこで、第4図に示すように、コア1にコイル
2を巻装するとともにホール素子5を装着し、高
域でのヘツド出力はコイル2のヘツド出力端子
3,4より取出し、低域でのヘツド出力はホール
素子5のヘツド出力端子8,9より取出すように
したものが提案されている。
しかし、このような構成の磁気ヘツドには、ヘ
ツド出力S/Nは改善されるが、ヘツド出力端子
が1チヤンネルあたり4個必要となり、また、信
号を増幅する増幅器などの外部回路が、1チヤン
ネルあたりコイル出力用とホール出力用の2組が
必、要になり、全体のコストが高くなるという欠
点がある。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、ヘツド出力端子数を2個とし、外部回路構
成を簡単にすることができる磁気ヘツドを提供す
ることにある。
本発明の特徴は、コイルをバランス巻きとした
一対のコイルとし、ホール素子の出力端子にそれ
ぞれのコイルの一方の端子をそれぞれ接続し、上
記のそれぞれのコイルの他方の端子をヘツド出力
端子とした点にある。
以下本発明を第5図ないし第8図に示した実施
例を用いて詳細に説明する。
第5図は本発明の磁気ヘツドの一実施例を示す
平面図で、第5図において、1はコア、2a,2
bはコア1に巻装された一対のコイル、5はコイ
ル2aと2bの中間に位置するようにコア1に装
着されたホール素子で、6,7はそれのホール電
流印加端子である。コイル2a,2bの一方の端
子はそれぞれホール素子5の出力端子に接続され
ていて、コイル2a,2bの他方の端子10,1
1がヘツド出力端子になつている。
なお、コイル2a,2bはそれぞれの出力がホ
ール素子5のホール出力と同様、バランス出力が
得られるようにバランス巻きにしてある。
上記した本発明の実施例によれば、ヘツド再生
出力信号は、低域周波数では、ホール素子5によ
るホール出力電圧がコイル2a,2bを通してヘ
ツド出力端子10,11より得られ、また、高域
周波数では、ホール素子5で再生される信号より
コイル2a,2bに誘起される電圧の方が大きく
なるので、それがヘツド出力端子10,11より
得られる。したがつて、全帯域で高感度の磁気ヘ
ツドとすることができ、しかも、ヘツド出力端子
は10,11の2個でよく、従来の1/2とする
ことができる。また、磁気ヘツド1チヤンネルに
対して外部回路を1組とすることができ、外部回
路構成が簡単になる。
第6図は本発明の磁気ヘツドのヘツド出力端子
に接続される再生回路の一例を示す回路図で、第
6図において、15はホール電流印加用電源、1
6〜19はトランジスタ、20〜25はコンデン
サ、26〜37は抵抗、38は電源印加端子、3
9は出力端子で、これらが図のように接続されて
いる。磁気ヘツドのヘツド出力は、差動接続のト
ランジスタ16,17によつて電源ハム等の同相
信号が除去され、バランス信号のみが増幅され
る。コンデンサ22はS/N改善のために接続し
たもので、これは信号源の直流抵抗と同等以下の
抵抗値の抵抗としてもよい。このように再生回路
1組を用いて、電磁変換素子としてコイル2a,
2bとホール素子5を用いた本発明の磁気ヘツド
のヘツド出力を増幅することができるので、外部
回路構成が簡単になる。
第7図は本発明の磁気ヘツドを録音、再生を兼
ねた兼合ヘツドとして用いる場合の録音時の回路
の一例を示す回路図で、再生時の場合は磁気ヘツ
ドと再生回路との接続が第6図のようになるよう
にスイツチで切換えて用いる。第7図において、
40はバイアストラツプ用コイル、41〜43は
コンデンサ、44は録音信号入力端子、45はバ
イアス信号入力端子で、これらが図のように接続
されている。このように録音時にはバランス巻き
コイル2bの入力側端子をコンデンサ42を介し
て、または、直接アースして、端子44からの録
音信号をコイル2bのヘツド出力端子に、また、
コイル2aのヘツド出力端子には端子45からの
バイアス信号を入力する。このようにすると、録
音信号とバイアス信号はコア1で磁束の形で加算
され録音される。したがつて、この場合も外部回
路構成が簡単になる。
また、本発明の磁気ヘツドをテープレコーダの
再生イコライザ兼用とする場合は、ヘツド出力が
第3図のa,b2つの特性を加算したものとな
り、しかも、ホール素子5の出力はホール電流に
比例するので、そのレベルを調整することによ
り、例えば、35μsec,70μsec,120μsec等の再
生補償特性に一致した出力が得られ、再生補償回
路が不要になるという利点もある。
第8図は本発明の他の実施例を示す平面図で、
第8図において、第5図と同一部分は同じ符号で
示し、説明を省略する。第5図と異なるところ
は、ホール素子5の出力端子間にコンデンサ12
を接続した点にある。第5図の場合、磁気ヘツド
のインピーダンスとしては、コイル2a,2bの
インダクタンス、巻線抵抗およびホール素子5の
出力端子間の抵抗がある。ここでインダクタンス
は雑音発生の原因とならないが、抵抗からは熱雑
音が発生する。特にホール素子5の出力端子間の
抵抗がコイル2a,2bの巻線抵抗より大きい場
合は、低域ではホール素子5の感度が高いため
S/Nが劣化しないが、高域ではホール素子5の
出力端子間の抵抗がコイル2a,2bの巻線抵抗
より大きい分だけS/Nが劣化する。この場合、
コンデンサ12を設け、その容量をホール出力電
圧に比べコイル出力電圧が大きくなる領域にホー
ル素子5の出力端子間抵抗とコンデンサ14とよ
るなる時定数が一致するように設定しておけば、
ホール素子5から発生する高域雑音をカツトする
ことができる。したがつて、第8図によれば、低
雑音の磁気ヘツドとすることができるという新た
な効果がある。
なお、第5図、第8図の実施例では、コア1に
ホール素子5を装着したものについて説明した
が、ホール素子5をヘツドギヤツプに入れるよう
にしてもよく、効果は同一である。
以上説明したように、本発明によれば、ヘツド
出力端子数を2個と少なくすることができ、さら
に、外部回路構成を簡単にすることができるとい
う顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来の磁気ヘツドの平面図、
第3図は第1図、第2図の磁気ヘツドのヘツド出
力の周波数特性図、第4図は最近提案された磁気
ヘツドの平面図、第5図は本発明の磁気ヘツドの
一実施例を示す平面図、第6図は第5図の磁気ヘ
ツドに接続される再生回路の一例を示す回路図、
第7図は第5図の磁気ヘツドを録音再生兼用とし
て用いる場合の録音時の回路の一例を示す回路
図、第8図は本発明の他の実施例を示す平面図で
ある。 1…コア、2a,2b…コイル、5…ホール素
子、10,11…ヘツド出力端子、12…コンデ
ンサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 1つの磁気閉ループ内に電磁変換素子として
    コイルとホール素子を有する磁気ヘツドにおい
    て、前記コイルをバランス巻きとした1対のコイ
    ルとし、前記ホール素子の出力端子に前記それぞ
    れのコイルの一方の端子をそれぞれ接続し、前記
    それぞれのコイルの他方の端子をヘツド出力端子
    としたことを特徴とする磁気ヘツド。 2 ホール素子の出力端子間にコンデンサを接続
    したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の磁気ヘツド。
JP13342677A 1977-11-09 1977-11-09 Magnetic head Granted JPS5467416A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13342677A JPS5467416A (en) 1977-11-09 1977-11-09 Magnetic head

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13342677A JPS5467416A (en) 1977-11-09 1977-11-09 Magnetic head

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5467416A JPS5467416A (en) 1979-05-30
JPS6113286B2 true JPS6113286B2 (ja) 1986-04-12

Family

ID=15104486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13342677A Granted JPS5467416A (en) 1977-11-09 1977-11-09 Magnetic head

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JP (1) JPS5467416A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1986002189A1 (en) * 1984-10-05 1986-04-10 Olympus Optical Co., Ltd. Compound magnetic head
WO1995004349A1 (fr) * 1993-07-30 1995-02-09 Japan Energy Corporation Tete magnetique flottante et son procede de fabrication

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JPS5467416A (en) 1979-05-30

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