JPH0216404Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0216404Y2 JPH0216404Y2 JP2240283U JP2240283U JPH0216404Y2 JP H0216404 Y2 JPH0216404 Y2 JP H0216404Y2 JP 2240283 U JP2240283 U JP 2240283U JP 2240283 U JP2240283 U JP 2240283U JP H0216404 Y2 JPH0216404 Y2 JP H0216404Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- playback
- amplifier
- circuit
- frequency characteristics
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
Landscapes
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は、ラジオ等からの外部入力信号が録音
再生兼用増幅器に入力される録音時には該録音再
生兼用増幅器に録音用イコライザー回路を接続し
て外部入力信号に高域周波数特性の補正を施し、
ヘツドからの再生出力信号が録音再生兼用増幅器
に入力される再生時には該録音再生兼用増幅器に
再生用イコライザー回路を接続して再生出力信号
に低域周波数特性の補正を施すようにしたテープ
レコーダーの録音再生回路に関するものである。
再生兼用増幅器に入力される録音時には該録音再
生兼用増幅器に録音用イコライザー回路を接続し
て外部入力信号に高域周波数特性の補正を施し、
ヘツドからの再生出力信号が録音再生兼用増幅器
に入力される再生時には該録音再生兼用増幅器に
再生用イコライザー回路を接続して再生出力信号
に低域周波数特性の補正を施すようにしたテープ
レコーダーの録音再生回路に関するものである。
(ロ) 従来技術
従来、斯る録音再生回路は第1図に示す如く構
成されており、1は再生時にはヘツドからの再生
出力信号が録音時にはラジオ等からの外部入力信
号が夫々印加される入力端子、2は前記入力端子
1に夫々印加される信号を増幅する録音再生兼用
増幅器、3は録音再生切換スイツチ4の可動接片
4aが録音接点R側に切換えられた録音時に前記
録音再生兼用増幅器2に接続される録音用イコラ
イザー回路(コンデンサ5及び抵抗6,7,8よ
り成る)で、斯る録音時に録音再生兼用増幅器2
にて増幅される外部入力信号に第2図に示す如き
録音用の周波数特性補正(即ち、高域周波数特性
の補正)を施す。9は録音再生切換スイツチ4の
可動接片4aが再生接点P側に切換えられた再生
時に前記録音再生兼用増幅器2に接続される再生
用イコライザー回路(コンデンサ10及び抵抗
6,11より成る)で、斯る再生時に録音再生兼
用増幅器2にて増幅される再生出力信号に第3図
に示す如き再生時の周波数特性補正(即ち、低域
周波数特性の補正)を施す。従つて、例えばラジ
オ等の外部入力信号を斯る録音再生兼用増幅器2
を通じて録音した後、斯る録音再生兼用増幅器2
を通じて再生すれば、出力端子12には理論的に
は略フラツトな周波数特性の再生出力信号が得ら
れることになる。
成されており、1は再生時にはヘツドからの再生
出力信号が録音時にはラジオ等からの外部入力信
号が夫々印加される入力端子、2は前記入力端子
1に夫々印加される信号を増幅する録音再生兼用
増幅器、3は録音再生切換スイツチ4の可動接片
4aが録音接点R側に切換えられた録音時に前記
録音再生兼用増幅器2に接続される録音用イコラ
イザー回路(コンデンサ5及び抵抗6,7,8よ
り成る)で、斯る録音時に録音再生兼用増幅器2
にて増幅される外部入力信号に第2図に示す如き
録音用の周波数特性補正(即ち、高域周波数特性
の補正)を施す。9は録音再生切換スイツチ4の
可動接片4aが再生接点P側に切換えられた再生
時に前記録音再生兼用増幅器2に接続される再生
用イコライザー回路(コンデンサ10及び抵抗
6,11より成る)で、斯る再生時に録音再生兼
用増幅器2にて増幅される再生出力信号に第3図
に示す如き再生時の周波数特性補正(即ち、低域
周波数特性の補正)を施す。従つて、例えばラジ
オ等の外部入力信号を斯る録音再生兼用増幅器2
を通じて録音した後、斯る録音再生兼用増幅器2
を通じて再生すれば、出力端子12には理論的に
は略フラツトな周波数特性の再生出力信号が得ら
れることになる。
ところが、小型軽量のフアツシヨナブルテープ
レコーダーの場合、スペース上電源トランス等の
ノイズ発生源との距離が余り大きく取れないの
で、再生時の周波数特性の低域補正を若干少なく
してノイズの影響を少なくしており、そのため低
域周波数(100Hz前後)部分での再生レベルが中
域周波数(1000Hz前後)部分での再生レベルに比
べて若干下がつてしまい、小口径スピーカと相ま
つて低音不足を来していた。また、再生ヘツドで
高域周波数(10000Hz前後)を再生した場合、そ
の電気的損失が増加し、中域周波数(1000Hz前
後)の再生レベルに比べるとどうしても下がり気
味になり、その分だけ別途補正する必要が生じて
いた。
レコーダーの場合、スペース上電源トランス等の
ノイズ発生源との距離が余り大きく取れないの
で、再生時の周波数特性の低域補正を若干少なく
してノイズの影響を少なくしており、そのため低
域周波数(100Hz前後)部分での再生レベルが中
域周波数(1000Hz前後)部分での再生レベルに比
べて若干下がつてしまい、小口径スピーカと相ま
つて低音不足を来していた。また、再生ヘツドで
高域周波数(10000Hz前後)を再生した場合、そ
の電気的損失が増加し、中域周波数(1000Hz前
後)の再生レベルに比べるとどうしても下がり気
味になり、その分だけ別途補正する必要が生じて
いた。
(ハ) 考案の目的
本考案は斯る点に鑑みて成されたもので、高域
周波数特性の補正を行なう録音時にも低域部分で
の周波数特性を補わせ、低域周波数特性の補正を
行なう再生時にも高域部分での周波数特性を補わ
せるようにして、低、高域部分での再生レベルの
低下を補償し、再生時の再生出力を低中高域でバ
ランスの取れたものにすることを目的とする。
周波数特性の補正を行なう録音時にも低域部分で
の周波数特性を補わせ、低域周波数特性の補正を
行なう再生時にも高域部分での周波数特性を補わ
せるようにして、低、高域部分での再生レベルの
低下を補償し、再生時の再生出力を低中高域でバ
ランスの取れたものにすることを目的とする。
(ニ) 考案の構成
即ち、本考案は上記した目的を達成するため
に、ラジオ等からの外部入力信号が録音再生兼用
増幅器に入力される録音時には該録音再生兼用増
幅器に録音用イコライザー回路を接続して外部入
力信号に高周波数特性の補正を施し、ヘツドから
の再生出力信号が録音再生兼用増幅器に入力され
る再生時には該録音再生兼用増幅器に再生用イコ
ライザー回路を接続して再生出力信号に低域周波
数特性の補正を施すようにした録音再生回路であ
つて、前記再生用イコライザー回路を録音時にも
録音用補償回路素子を介して前記録音再生兼用増
幅器に接続せしめて低域部分での周波数特性補償
用として用い、再生時には前記録音用イコライザ
ー回路を再生用補償回路素子を介して前記録音再
生兼用増幅器に接続せしめて高域部分での周波数
特性補償用として用いるように構成したものであ
る。
に、ラジオ等からの外部入力信号が録音再生兼用
増幅器に入力される録音時には該録音再生兼用増
幅器に録音用イコライザー回路を接続して外部入
力信号に高周波数特性の補正を施し、ヘツドから
の再生出力信号が録音再生兼用増幅器に入力され
る再生時には該録音再生兼用増幅器に再生用イコ
ライザー回路を接続して再生出力信号に低域周波
数特性の補正を施すようにした録音再生回路であ
つて、前記再生用イコライザー回路を録音時にも
録音用補償回路素子を介して前記録音再生兼用増
幅器に接続せしめて低域部分での周波数特性補償
用として用い、再生時には前記録音用イコライザ
ー回路を再生用補償回路素子を介して前記録音再
生兼用増幅器に接続せしめて高域部分での周波数
特性補償用として用いるように構成したものであ
る。
(ホ) 考案の実施例
以下、本考案の一実施例について図と共に説明
する。尚、従来と同一部品については同一図番を
附すと共にその説明を省略する。
する。尚、従来と同一部品については同一図番を
附すと共にその説明を省略する。
即ち、本考案に依れば前記録音再生用切換スイ
ツチ4の再生接点Pと可動接片4a間に録音用補
償回路素子としての抵抗13を接続し録音時にも
前記再生用イコライザー回路9が斯る抵抗13を
介して前記録音再生兼用増幅器2に接続されるよ
うにすると共に、前記録音再生用切換スイツチ4
の録音接点Rと可動接片4a間に再生用補償回路
素子としての抵抗14を接続し、再生時にも前記
録音用イコライザー回路3が斯る抵抗14を通じ
て前記録音再生兼用増幅器2に接続されるように
したものである。
ツチ4の再生接点Pと可動接片4a間に録音用補
償回路素子としての抵抗13を接続し録音時にも
前記再生用イコライザー回路9が斯る抵抗13を
介して前記録音再生兼用増幅器2に接続されるよ
うにすると共に、前記録音再生用切換スイツチ4
の録音接点Rと可動接片4a間に再生用補償回路
素子としての抵抗14を接続し、再生時にも前記
録音用イコライザー回路3が斯る抵抗14を通じ
て前記録音再生兼用増幅器2に接続されるように
したものである。
従つて、ラジオ等からの外部入力信号が入力端
子1に印加される録音時には、前記録音再生兼用
増幅器2に高域周波数特性の補正を行なう録音用
イコライザー回路3が録音再生切換スイツチ4の
録音接点Rと可動接片4aを介して接続せられる
と共に、再生用イコライザー回路9が低域部分で
の周波数特性補償用として抵抗13を通じて接続
せられ、斯る録音再生兼用増幅器2にて増幅され
る外部入力信号に第5図に示す如き録音用の周波
数特性補正を施すことになる。
子1に印加される録音時には、前記録音再生兼用
増幅器2に高域周波数特性の補正を行なう録音用
イコライザー回路3が録音再生切換スイツチ4の
録音接点Rと可動接片4aを介して接続せられる
と共に、再生用イコライザー回路9が低域部分で
の周波数特性補償用として抵抗13を通じて接続
せられ、斯る録音再生兼用増幅器2にて増幅され
る外部入力信号に第5図に示す如き録音用の周波
数特性補正を施すことになる。
次に、ヘツドからの再生出力信号が入力端子1
に印加される再生時には、前記録音再生兼用増幅
器2に低域周波数特性の補正を行なう再生用イコ
ライザー回路9が録音再生用切換スイツチ4の再
生接点Pと可動接片4aを介して接続せられると
共に、録音用イコライザー回路3が高域部分での
周波数特性補償用として抵抗14を通じて接続せ
られ、斯る録音再生兼用増幅器2にて増幅される
再生出力信号に第6図に示す如き再生用の周波数
特性補正を施すことになる。
に印加される再生時には、前記録音再生兼用増幅
器2に低域周波数特性の補正を行なう再生用イコ
ライザー回路9が録音再生用切換スイツチ4の再
生接点Pと可動接片4aを介して接続せられると
共に、録音用イコライザー回路3が高域部分での
周波数特性補償用として抵抗14を通じて接続せ
られ、斯る録音再生兼用増幅器2にて増幅される
再生出力信号に第6図に示す如き再生用の周波数
特性補正を施すことになる。
従つて、斯る録音再生兼用増幅器2を通じて録
音したラジオ等の外部入力信号を、斯る録音再生
兼用増幅器2を通じて再生すれば、出力端子12
には低、高域の周波数特性が十分に補正された再
生出力が得られることになる。
音したラジオ等の外部入力信号を、斯る録音再生
兼用増幅器2を通じて再生すれば、出力端子12
には低、高域の周波数特性が十分に補正された再
生出力が得られることになる。
(ヘ) 考案の効果
上述した如く本考案回路に依れば、高域周波数
特性の補正を行なう録音時に再生用イコライザー
回路を利用して低域部分での周波数特性補正を施
し、又低域周波数特性の補正を行なう再生時に録
音用イコライザー回路を利用して高域部分での周
波数特性補正を施すようにしたので、別途の回路
を用いることなく十分な周波数特性補正を施すこ
とが出来、音質向上に役立つものである。
特性の補正を行なう録音時に再生用イコライザー
回路を利用して低域部分での周波数特性補正を施
し、又低域周波数特性の補正を行なう再生時に録
音用イコライザー回路を利用して高域部分での周
波数特性補正を施すようにしたので、別途の回路
を用いることなく十分な周波数特性補正を施すこ
とが出来、音質向上に役立つものである。
第1図は従来の録音再生回路図、第2図はその
録音時の周波数特性図、第3図はその再生時の周
波数特性図、第4図は本考案の一実施例を示す録
音再生回路図、第5図はその録音時の周波数特性
図、第6図はその再生時の周波数特性図である。 1……入力端子、2……録音再生兼用増幅器、
3……録音用イコライザー回路、9……再生用イ
コライザー回路。
録音時の周波数特性図、第3図はその再生時の周
波数特性図、第4図は本考案の一実施例を示す録
音再生回路図、第5図はその録音時の周波数特性
図、第6図はその再生時の周波数特性図である。 1……入力端子、2……録音再生兼用増幅器、
3……録音用イコライザー回路、9……再生用イ
コライザー回路。
Claims (1)
- ラジオ等からの外部入力信号が録音再生兼用増
幅器に入力される録音時には該録音再生兼用増幅
器に録音用イコライザー回路を接続して外部入力
信号に高域周波数特性の補正を施し、ヘツドから
の再生出力信号が録音再生兼用増幅器に入力され
る再生時には該録音再生兼用増幅器に再生用イコ
ライザー回路を接続して再生出力信号に低域周波
数特性の補正を施すようにした録音再生回路であ
つて、前記再生用イコライザー回路を録音時にも
録音用補償回路素子を介して前記録音再生兼用増
幅器に接続せしめて低域部分での周波数特性補償
用として用い、再生時には前記録音用イコライザ
ー回路を再生用補償回路素子を介して前記録音再
生兼用増幅器に接続せしめて高域部分での周波数
特性補償用として用いる事を特徴としたテープレ
コーダーの録音再生回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2240283U JPS59130228U (ja) | 1983-02-17 | 1983-02-17 | テ−プレコ−ダ−の録音再生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2240283U JPS59130228U (ja) | 1983-02-17 | 1983-02-17 | テ−プレコ−ダ−の録音再生回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59130228U JPS59130228U (ja) | 1984-09-01 |
JPH0216404Y2 true JPH0216404Y2 (ja) | 1990-05-07 |
Family
ID=30153498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2240283U Granted JPS59130228U (ja) | 1983-02-17 | 1983-02-17 | テ−プレコ−ダ−の録音再生回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59130228U (ja) |
-
1983
- 1983-02-17 JP JP2240283U patent/JPS59130228U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59130228U (ja) | 1984-09-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5748754A (en) | Sound system gain and equalization circuit | |
US5717773A (en) | Sound system gain and equalization circuit | |
JPH0216404Y2 (ja) | ||
US3394235A (en) | Stereo amplification system for rumble reduction | |
JPS5839552Y2 (ja) | テ−プレコ−ダ | |
JPH0212740Y2 (ja) | ||
JPH0888893A (ja) | オーディオ信号伝送回路 | |
JPH0715271Y2 (ja) | 音場補正装置 | |
JPH08110783A (ja) | オーディオ信号伝送回路及びコンボルバの係数演算装置 | |
JPH0736205B2 (ja) | テ−プレコ−ダ | |
JPS609937Y2 (ja) | ドツキング式テ−プレコ−ダ | |
JPH01314097A (ja) | 車両用オーディオ装置 | |
JPS609936Y2 (ja) | ドツキング式テ−プレコ−ダ | |
JP2685809B2 (ja) | 雑音除去回路 | |
JPS5914120A (ja) | 磁気録音再生装置 | |
JPS584255Y2 (ja) | テレビジヨン受像機 | |
JPH0646098Y2 (ja) | オートラウドネス回路 | |
JPS5819693Y2 (ja) | ヒスノイズケイゲンソウチ | |
JPH08263939A (ja) | 磁気記録信号の再生装置 | |
JPH067668Y2 (ja) | オ−デイオ再生装置 | |
JPH0321120Y2 (ja) | ||
JPH062389Y2 (ja) | オ−デイオ再生装置 | |
JPS6113286B2 (ja) | ||
JPH0328631Y2 (ja) | ||
JPS634302Y2 (ja) |