JPS6144253Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6144253Y2 JPS6144253Y2 JP1976156973U JP15697376U JPS6144253Y2 JP S6144253 Y2 JPS6144253 Y2 JP S6144253Y2 JP 1976156973 U JP1976156973 U JP 1976156973U JP 15697376 U JP15697376 U JP 15697376U JP S6144253 Y2 JPS6144253 Y2 JP S6144253Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- head
- coil
- channel
- emitter follower
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 9
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 7
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 2
- 230000035699 permeability Effects 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 2
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 2
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は接続線および外部からの誘導雑音の悪
影響を除去するための回路を内蔵した磁気再生ヘ
ツドに関するものである。
影響を除去するための回路を内蔵した磁気再生ヘ
ツドに関するものである。
従来の磁気ヘツドは、記録媒体面に作用するギ
ヤツプを有する高透磁率磁性材料よりなる磁気コ
アにコイルを巻装し、該コアをホルダにて保持
し、該コイルの巻端末を端子板の端子に半田付け
してケース内に収め、ヘツドを構成している。
ヤツプを有する高透磁率磁性材料よりなる磁気コ
アにコイルを巻装し、該コアをホルダにて保持
し、該コイルの巻端末を端子板の端子に半田付け
してケース内に収め、ヘツドを構成している。
従来は第１図に示すように、磁気再生ヘツド１
の出力端子を磁気記録・再生装置の再生前置増幅
器２の入力端子に接続して使用しているが、磁気
再生ヘツド１の出力のインピーダンスが高いの
で、磁気再生ヘツド１の出力端子と前置増幅器２
の入力端子間を接続するシールド線等の接続線３
の線間容量や浮遊容量によつて再生出力の周波数
特性が劣化したり、モータ等の外部誘導雑音の影
響を受け易く、再生出力のＳ／Ｎ特性の劣化など
が生じてしまう。
の出力端子を磁気記録・再生装置の再生前置増幅
器２の入力端子に接続して使用しているが、磁気
再生ヘツド１の出力のインピーダンスが高いの
で、磁気再生ヘツド１の出力端子と前置増幅器２
の入力端子間を接続するシールド線等の接続線３
の線間容量や浮遊容量によつて再生出力の周波数
特性が劣化したり、モータ等の外部誘導雑音の影
響を受け易く、再生出力のＳ／Ｎ特性の劣化など
が生じてしまう。
このために、磁気記録・再生装置を設計すると
きは、磁気再生ヘツド１と前置増幅器２の距離を
小さくして接続線３の長さを短くして、接続線３
の線間容量、浮遊容量の悪影響を少なくしたり、
誘導雑音発生源となる部品と磁気再生ヘツド１の
距離を大きくしたり、静電、磁気的な遮蔽板を使
用して外部誘導雑音の悪影響を少なくしている
が、充分に除去できない欠点があつた。このよう
な問題は特に磁気ヘツド１を多チヤンネル化した
場合には、各チヤンネルのそれぞれに対策を施さ
なければならず、構成の複雑化をまねいてしま
う。またこれらの各チヤンネルにおける悪影響の
程度は各チヤンネルにおいて均一でなくなるの
で、各チヤンネル出力の特性にバラツキが生じて
しまう。
きは、磁気再生ヘツド１と前置増幅器２の距離を
小さくして接続線３の長さを短くして、接続線３
の線間容量、浮遊容量の悪影響を少なくしたり、
誘導雑音発生源となる部品と磁気再生ヘツド１の
距離を大きくしたり、静電、磁気的な遮蔽板を使
用して外部誘導雑音の悪影響を少なくしている
が、充分に除去できない欠点があつた。このよう
な問題は特に磁気ヘツド１を多チヤンネル化した
場合には、各チヤンネルのそれぞれに対策を施さ
なければならず、構成の複雑化をまねいてしま
う。またこれらの各チヤンネルにおける悪影響の
程度は各チヤンネルにおいて均一でなくなるの
で、各チヤンネル出力の特性にバラツキが生じて
しまう。
本考案は前記の欠点を除去するため、多チヤン
ネル形の磁気再生ヘツドにおいて、各チヤンネル
に対応するエミツタフオロワ回路を厚膜集積回路
化してケースに内蔵し、簡単な構成で接続線の線
間容量、浮遊容量や外部誘導雑音等の影響を効果
的に防止することを目的とするものである。以下
図面により本考案を詳細に説明する。
ネル形の磁気再生ヘツドにおいて、各チヤンネル
に対応するエミツタフオロワ回路を厚膜集積回路
化してケースに内蔵し、簡単な構成で接続線の線
間容量、浮遊容量や外部誘導雑音等の影響を効果
的に防止することを目的とするものである。以下
図面により本考案を詳細に説明する。
第２図は本考案の原理的構成を示す、インピー
ダンス変換回路の一例であるインピーダンス低減
用エミツタフオロワ回路を内蔵した磁気再生ヘツ
ド４と、前置増幅器２とを接続線３で接続した１
チヤンネル分の模式図である。
ダンス変換回路の一例であるインピーダンス低減
用エミツタフオロワ回路を内蔵した磁気再生ヘツ
ド４と、前置増幅器２とを接続線３で接続した１
チヤンネル分の模式図である。
第３図〜第５図は本考案の実施例図で、第３図
は前述の１チヤンネル分のエミツタフオロワ回路
を複数の磁気再生ヘツドに対応させて多チヤンネ
ル形成した場合の接続関係を示し、第４図および
第５図は、前記エミツタフオロワ回路を厚膜集積
回路化して一体化した磁気再生ヘツドを示す。
は前述の１チヤンネル分のエミツタフオロワ回路
を複数の磁気再生ヘツドに対応させて多チヤンネ
ル形成した場合の接続関係を示し、第４図および
第５図は、前記エミツタフオロワ回路を厚膜集積
回路化して一体化した磁気再生ヘツドを示す。
第３図において、磁気再生ヘツド４は次のよう
な回路構成となつている。すなわち複数（ｎ個）
のコア６１〜６oのそれぞれに巻装されたコイル
７１〜７oのそれぞれに巻端末８１〜８oは、基板
５に形成された各エミツタフオロワ回路に直接に
接続されている。この基板５には、前記ｎ個に対
応するｎ個のエミツタフオロワ回路が厚膜集積化
されて形成されている。またこの基板５には、電
源端子、入出力端子が形成され、この各端子が外
部回路に接続されるようになつている。
な回路構成となつている。すなわち複数（ｎ個）
のコア６１〜６oのそれぞれに巻装されたコイル
７１〜７oのそれぞれに巻端末８１〜８oは、基板
５に形成された各エミツタフオロワ回路に直接に
接続されている。この基板５には、前記ｎ個に対
応するｎ個のエミツタフオロワ回路が厚膜集積化
されて形成されている。またこの基板５には、電
源端子、入出力端子が形成され、この各端子が外
部回路に接続されるようになつている。
このような基板５は、例えば第４図に示すよう
に、コイル７が巻装されたコア６を支持している
ホルダ９の内側部に固定されていて、この基板５
の入出力端子には、前記コイル７の両巻端末８が
リード線等を介さないで直接に接続されている。
に、コイル７が巻装されたコア６を支持している
ホルダ９の内側部に固定されていて、この基板５
の入出力端子には、前記コイル７の両巻端末８が
リード線等を介さないで直接に接続されている。
このように形成されたホルダ９は図示しないシ
ールドケース内に収納され、モールド充填されて
一体化固定される。
ールドケース内に収納され、モールド充填されて
一体化固定される。
従つて、コア６のギヤツプに生じる、磁気記録
媒体に対応した磁束変化がコイル７によつて電気
信号に変換され、コイル７の両巻端末８を介して
基板５のエミツタフオロワ回路に入力され、イン
ピーダンス低減された再生出力が基板５の出力端
子に得られる。
媒体に対応した磁束変化がコイル７によつて電気
信号に変換され、コイル７の両巻端末８を介して
基板５のエミツタフオロワ回路に入力され、イン
ピーダンス低減された再生出力が基板５の出力端
子に得られる。
また基板５のホルダ９への取付けは、第５図に
示すように、ホルダ９の内側後方に固定するよう
にしてもよい。
示すように、ホルダ９の内側後方に固定するよう
にしてもよい。
以上説明したように、本考案の磁気再生ヘツド
は、インピーダンス低減用としてエミツタフオロ
ワ回路を用い、これを多チヤンネル分一体化して
厚膜集積回路化することにより、基板を作り、同
インピーダンス低減用エミツタフオロワ回路を小
型化でき、このようにして小型化を図つた基板を
多チヤンネル形の磁気再生ヘツドのケース内部に
固定してヘツド本体を構成し、前記基板と各チヤ
ンネルのヘツドのコイルの両巻端末とを、直接接
続することにより、相互の接続線の悪影響や、外
部誘導雑音の悪影響を除去することができ、ヘツ
ドの周波数特性や、磁気記録・再生装置のＳ／Ｎ
特性を改善できる利点がある。
は、インピーダンス低減用としてエミツタフオロ
ワ回路を用い、これを多チヤンネル分一体化して
厚膜集積回路化することにより、基板を作り、同
インピーダンス低減用エミツタフオロワ回路を小
型化でき、このようにして小型化を図つた基板を
多チヤンネル形の磁気再生ヘツドのケース内部に
固定してヘツド本体を構成し、前記基板と各チヤ
ンネルのヘツドのコイルの両巻端末とを、直接接
続することにより、相互の接続線の悪影響や、外
部誘導雑音の悪影響を除去することができ、ヘツ
ドの周波数特性や、磁気記録・再生装置のＳ／Ｎ
特性を改善できる利点がある。
また複数チヤンネルのエミツタフオロワ回路が
厚膜集積回路化しているので、各チヤンネルにお
ける電気特性のバラツキを少なくでできる利点も
ある。
厚膜集積回路化しているので、各チヤンネルにお
ける電気特性のバラツキを少なくでできる利点も
ある。
第１図は従来の磁気再生ヘツドと前置増幅器の
接続模式図、第２図は本考案の磁気再生ヘツドと
前置増幅器の１チヤンネル分の接続模式図、第３
図は本考案に係る多チヤンネルのエミツタフオロ
ワ回路図、第４図および第５図は本考案のヘツド
の構造を示す断面図である。 １……磁気再生ヘツド、２……前置増幅器、３
……接続線、４……磁気再生ヘツド、５……基
板、６，６１〜６o……コア、７，７１，７o……
コイル、８，８１，８o……巻端末、９……ホル
ダ。
接続模式図、第２図は本考案の磁気再生ヘツドと
前置増幅器の１チヤンネル分の接続模式図、第３
図は本考案に係る多チヤンネルのエミツタフオロ
ワ回路図、第４図および第５図は本考案のヘツド
の構造を示す断面図である。 １……磁気再生ヘツド、２……前置増幅器、３
……接続線、４……磁気再生ヘツド、５……基
板、６，６１〜６o……コア、７，７１，７o……
コイル、８，８１，８o……巻端末、９……ホル
ダ。
Claims (1)
- 記録媒体面に作用するギヤツプを有する高透磁
率磁性材料よりなる磁気コアにコイルを巻装して
なる複数チヤンネルのヘツドを同一ケース内に収
納した多チヤンネル形の磁気再生ヘツドにおい
て、前記ケースに内蔵されるとともに、前記複数
チヤンネルのヘツドの各コイルの両巻端末が直接
に接続される複数のインピーダンス低減用エミツ
タフオロワ回路が厚膜集積回路化して一体に形成
された基板を具備したことを特徴とする磁気再生
ヘツド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976156973U JPS6144253Y2 (ja) | 1976-11-25 | 1976-11-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976156973U JPS6144253Y2 (ja) | 1976-11-25 | 1976-11-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5374214U JPS5374214U (ja) | 1978-06-21 |
| JPS6144253Y2 true JPS6144253Y2 (ja) | 1986-12-13 |
Family
ID=35220616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1976156973U Expired JPS6144253Y2 (ja) | 1976-11-25 | 1976-11-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6144253Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5522578Y2 (ja) * | 1974-10-31 | 1980-05-29 |
-
1976
- 1976-11-25 JP JP1976156973U patent/JPS6144253Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5374214U (ja) | 1978-06-21 |
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