JPH0248965Y2 - - Google Patents

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JPH0248965Y2
JPH0248965Y2 JP18086882U JP18086882U JPH0248965Y2 JP H0248965 Y2 JPH0248965 Y2 JP H0248965Y2 JP 18086882 U JP18086882 U JP 18086882U JP 18086882 U JP18086882 U JP 18086882U JP H0248965 Y2 JPH0248965 Y2 JP H0248965Y2
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variable resistor
circuit
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compensation
resistor
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JP18086882U
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案はテープレコーダに於ける再生周波数補
償特性を調整するための再生補償回路に関するも
のである。
従来技術 テープレコーダに於いては記録時に高域の信号
レベルを上昇させ、再生時に平坦な周波数特性と
なるように高域の信号レベルを低下させる。とこ
ろで、第1図に示す如く、磁気ヘツド1の出力段
に、増幅用の2つのトランジスタ2,3を設け、
一方のトランジスタ3のコレクタと他方のトラン
ジスタ2のエミツタとの間に抵抗4とコンデンサ
5と可変抵抗6とから成る帰還回路を接続した構
成の従来の再生イコライザ増幅器で、再生磁気ヘ
ツド1の周波数特性のバラツキを補償するため
に、例えば10kHz以上の高域のレベルを上昇させ
るように可変抵抗6を調整すると、第2図の曲線
aから曲線bに変化する。即ち、10kHz以上の高
域のみを上げようとしても例えば6.3kHzの中域の
レベルも上り、結局、平坦な総合周波数特性を得
ることが困難であつた。
第3図は例えば特公昭57−44964号公報に開示
されている再生イコライザ増幅回路であり、第1
図の回路の欠点をある程度解決したものである。
この回路では帰還回路の抵抗6の一端が可変抵抗
7とコンデンサ8とを介して接地され、可変抵抗
7の可動子がトランジスタ2のエミツタに接続さ
れている。このような回路構成とすれば、可変抵
抗7の調整によつて例えば第4図の曲線cを曲線
dに変えることが可能となり、第1図の回路より
は局部的にレベルを変れることが出来る。しか
し、10kHzを上げると6.3kHz程度の中域のレベル
もまだ変化する。
考案の目的 そこで、本考案の目的は高域を変化させても中
域が殆んど変化しないテープレコーダの再生補償
回路を提供することにある。
考案の構成 上記目的を達成するための本考案は、理解を容
易にするために実施例を示す図面の符号を参照し
て説明すると、テープレコーダの再生イコライザ
増幅器10の出力段に並列に接続された第1の可
変抵抗11と、前記第1の可変抵抗11に並列に
接続された第2の可変抵抗12と、前記第2の可
変抵抗12から分圧出力を得る可動子12aに接
続された再生補償出力端子13と、前記第1の可
変抵抗11から分圧出力を得る可動子11aと前
記再生補償出力端子13との間に接続された高域
補償用コンデンサ14と、から成るテープレコー
ダの再生補償回路に係わるものである。
考案の効果 上記考案によればコンデンサ14の容量を小さ
く選ぶことによつて中域のレベル変動を実質的に
阻止した状態で高域のレベルを調整することが可
能になる。また従来のコンデンサと可変抵抗との
並列回路を再生出力ラインに直列に接続して高域
を調整するものに比較し、利得ロスの少ない状態
で高域のレベルを調整することが出来る。
実施例 次に、第5図及び第6図を参照して本考案の実
施例に係わるテープレコーダの再生補償回路につ
いて述べる。第5図に示すテープレコーダの再生
回路に於いては、再生磁気ヘツド1に増幅用トラ
ンジスタ2,3、及び抵抗4とコンデンサ5と抵
抗6とからなる帰還回路等を含む従来と同様の再
生イコライザ増幅器10が接続され、この再生イ
コライザ増幅器10のトランジスタ3のコレクタ
に結合コンデンサ9を介して接続された再生出力
ラインとグランドとの間に第1及び第2の可変抵
抗11,12が接続され、第2の可変抵抗12の
分圧用可動子12aは再生補償出力端子13に直
接に接続され、第1の可変抵抗11の分圧用可動
子11aは高域補償用コンデンサ14を介して出
力端子13に接続されている。
上述の如く構成された再生補償回路に於いて第
1の可変抵抗11の第1の可動子11aよりも上
を抵抗R1、下を抵抗R2とし、また第2の可変抵
抗12の第2の可動子12aよりも上を抵抗R3
下を抵抗R4とし、更に第1及び第2の可変抵抗
11,12を同じ値(例えば50kΩ)とし、2つ
の可動子11a,12aを同一分圧点に設定した
とすれば、即ちR1/R2=R3/R4とすれば、2つ
の可動子11a,12aが同電位となり、コンデ
ンサ14が信号に無関係となり、周波数補償は行
われない。
一方、R1<R3となるように第1及び第2の可
動子11a,12aを調整すると、第1の可動子
11aの電位が第2の可動子12aの電位よりも
高くなるので、高域周波数成分がコンデンサ14
を通して出力端子13に送られ、第6図の曲線
g、hのようにほぼ10kHz以上の帯域の信号レベ
ルを上昇させることが出来る。この時、コンデン
サ14の容量を例えば560pFのように小さく設定
すれば、6.3kHzの中域に於けるレベル上昇を抑え
て高域のみを上昇させることが出来る。
またR1>R3に設定すれば、第1の可動子11
aの電位が第2の可動子12aの電位よりも低く
なるため、出力の高域成分がコンデンサ14を通
つて第1の可動子11a側に流れ、第6図の曲線
e、fに示すように高域を下げることが可能にな
る。
周波数特性を一定に保つて利得のみを調整した
い時には第1の可変抵抗11に於ける分圧比と第
2の可変抵抗12に於ける分圧比とを同一に保つ
ようにして可動子11a,12aを移動する。
上述から明らかなように、本実施例によれば、
次の利点が得られる。
(a) 高域のみを容易に調整することが出来る。従
つて、高域の周波数特性のみがバラツク磁気ヘ
ツドの周波数特性の補償を容易に行うことが出
来る。
(b) 利得のロスのない状態で周波数特性を補償す
ることが出来る。従つて、補償によつてダイナ
ミツクレンジの低下がなく、歪率の悪化、S/
Nの低下が生じない。
変形例 本考案は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形例を含むものである。
(1) 第1の可変抵抗11の値と第2の可変抵抗1
2の値とを異なる値としてもよい。
(2) 再生イコライザ増幅回路10に利得に余裕が
あれば、第2の可変抵抗12に直列に抵抗を接
続し、R3=0にしても高域を上昇することが
出来るようにしてもよい。
(3) 再生イコライザ増幅回路10は第5図に示す
回路に限ることなく、磁気ヘツド1に接続する
ことが可能な種々の回路とすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の再生イコライザ増幅回路を示す
回路図、第2図は第1図の回路の周波数特性図、
第3図は従来の別の再生イコライザ増幅回路を示
す回路図、第4図は第3図の回路の周波数特性
図、第5図は本考案の再生イコライザ増幅回路を
示す回路図、第6図は第5図の回路の周波数特性
図である。 1…磁気ヘツド、2,3…トランジスタ、10
…再生イコライザ増幅器、11…第1の可変抵
抗、12…第2の可変抵抗、13…出力端子、1
4…高域補償用コンデンサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 テープレコーダの再生イコライザ増幅器10の
    出力段に並列に接続された第1の可変抵抗11
    と、 前記第1の可変抵抗11に並列に接続された第
    2の可変抵抗12と、 前記第2の可変抵抗12から分圧出力を得る可
    動子12aに接続された再生補償出力端子13
    と、 前記第1の可変抵抗11から分圧出力を得る可
    動子11aと前記再生補償出力端子13との間に
    接続された高域補償用コンデンサ14と、 から成るテープレコーダの再生補償回路。
JP18086882U 1982-11-30 1982-11-30 再生補償回路 Granted JPS5986027U (ja)

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JP18086882U JPS5986027U (ja) 1982-11-30 1982-11-30 再生補償回路

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JP18086882U JPS5986027U (ja) 1982-11-30 1982-11-30 再生補償回路

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Publication Number Publication Date
JPS5986027U JPS5986027U (ja) 1984-06-11
JPH0248965Y2 true JPH0248965Y2 (ja) 1990-12-21

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JPS5986027U (ja) 1984-06-11

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