JPS606894Y2 - 磁気録音再生機の録音特性調整装置 - Google Patents
磁気録音再生機の録音特性調整装置Info
- Publication number
- JPS606894Y2 JPS606894Y2 JP17179078U JP17179078U JPS606894Y2 JP S606894 Y2 JPS606894 Y2 JP S606894Y2 JP 17179078 U JP17179078 U JP 17179078U JP 17179078 U JP17179078 U JP 17179078U JP S606894 Y2 JPS606894 Y2 JP S606894Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- level
- signal
- compensation amount
- display
- Prior art date
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- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は磁気録音再生機の録音特性調整装置に関し、特
にテープレコーダにおける録音感度補正及び録音周波数
特性の調整装置に関する。
にテープレコーダにおける録音感度補正及び録音周波数
特性の調整装置に関する。
磁気テープには種々のテープがあるが、通常それぞれの
種類の標準となるテープによりテープレコーダは調整さ
れているが、同一種類のテープによっても特性の違いが
大きいために、テープ毎に録音特性の調整をなす必要が
多々ある。
種類の標準となるテープによりテープレコーダは調整さ
れているが、同一種類のテープによっても特性の違いが
大きいために、テープ毎に録音特性の調整をなす必要が
多々ある。
しかしながら、上述の調整は極めて煩雑であり、時間も
要するという欠点がある。
要するという欠点がある。
本考案の目的は極めて簡単に録音特性特にテープの録音
感度差及び録音周波数特性を良好に調整することができ
る磁気録音再生機の録音特性調整装置を提供することで
ある。
感度差及び録音周波数特性を良好に調整することができ
る磁気録音再生機の録音特性調整装置を提供することで
ある。
以下、本考案について図面を参照しつつ説明する。
第1図は本考案の実施例を示すブロック図であり、録音
特性調整用の2信号すなわち中低域信号f L(400
Hz)及び高域信号fH(lOKHz)は、切替スイッ
チ1により選択されてラインスイッチ2へ入力される。
特性調整用の2信号すなわち中低域信号f L(400
Hz)及び高域信号fH(lOKHz)は、切替スイッ
チ1により選択されてラインスイッチ2へ入力される。
ラインスイッチ2はライン入力信号と調整用信号fしく
又はfH)とのいずれかを選択してラインアンプ3へ印
加する。
又はfH)とのいずれかを選択してラインアンプ3へ印
加する。
増巾された信号はテープノイズを抑圧するためのいわゆ
るドルビーノイズ低減回路4へ入力された後、録音レベ
ル可変回路5の入力となり、レベルが可変されて適当な
レベルに設定される。
るドルビーノイズ低減回路4へ入力された後、録音レベ
ル可変回路5の入力となり、レベルが可変されて適当な
レベルに設定される。
しかる後に録音イコライザ特性を可変するための録音補
償量可変回路6に入力されて録音補償量が調整され、そ
の出力は録音アンプ7により増巾される。
償量可変回路6に入力されて録音補償量が調整され、そ
の出力は録音アンプ7により増巾される。
この増巾出力は録音バイアス発振回路8の出力と重畳さ
れて録音ヘッド9により磁気テープ10に録音される。
れて録音ヘッド9により磁気テープ10に録音される。
テープ録音信号は再生ヘッド11により電気信号に変換
されて再生イコライザ回路12において補償され、しか
る後にフラットランプ13により増巾される。
されて再生イコライザ回路12において補償され、しか
る後にフラットランプ13により増巾される。
この増巾出力は再生用のドルビーノイズ低減回路14に
おいてノイズが抑圧されてラインアンプ15を介してラ
イン出力となる。
おいてノイズが抑圧されてラインアンプ15を介してラ
イン出力となる。
再生用ドルビー回路14の出力Bからの再生信号はまた
整流及び平滑機能を有する直流電圧発生回路16に入力
されて再生レベルに応じた直流レベルが発生される。
整流及び平滑機能を有する直流電圧発生回路16に入力
されて再生レベルに応じた直流レベルが発生される。
一方、ラインアンプ3の出力Aからの録音信号が同様な
機能を有する直流電圧発生回路17へ印加され直流レベ
ルに変換される。
機能を有する直流電圧発生回路17へ印加され直流レベ
ルに変換される。
これら両直流レベルは比較回路18の2人力となり、そ
の大小が判別されて大小に応じた比較信号により表示器
19が点灯制御される。
の大小が判別されて大小に応じた比較信号により表示器
19が点灯制御される。
第2図aは直流電圧発生回路16.17及び比較器18
更には表示器19の回路例を示すもので、直流電圧発生
回路16は整流用ダイオードD工及び平滑コンデンサC
1更には抵抗R□より成り、直流電圧発生回路17も同
様にダイオードD2及びコンデンサC1更には低Th2
より威る。
更には表示器19の回路例を示すもので、直流電圧発生
回路16は整流用ダイオードD工及び平滑コンデンサC
1更には抵抗R□より成り、直流電圧発生回路17も同
様にダイオードD2及びコンデンサC1更には低Th2
より威る。
比較回路18は差動増巾回路構成であって、1対の差動
トランジスタQ1.Q2及び抵抗R3を有し、これらト
ランジスタの各コレクタにLED−D3及びD4がそれ
ぞれ設けられ、このLED−D3及びD4により表示器
19が構成される。
トランジスタQ1.Q2及び抵抗R3を有し、これらト
ランジスタの各コレクタにLED−D3及びD4がそれ
ぞれ設けられ、このLED−D3及びD4により表示器
19が構成される。
同図すは表示器の1例の平面概略図であって、LED−
D3によりrMIN方向1方向1ュ示タLED−D、に
より”MAX方向方向不表示わせるように構成されてい
るものである。
D3によりrMIN方向1方向1ュ示タLED−D、に
より”MAX方向方向不表示わせるように構成されてい
るものである。
いま、か)るテープレコーダにおいてOVUで録音され
たテープを再生したときC2=Eの出力が得られたとす
る。
たテープを再生したときC2=Eの出力が得られたとす
る。
こ)でC1=Eなる入力で録音し、OVU録音つまり出
力E2=Eとなるように録音感度を調整したとする。
力E2=Eとなるように録音感度を調整したとする。
この状態ではテープが飽和していない場合、更にはテー
プレコーダの周波数特性が理想的にフラットである範囲
では、入力レベル周波数がどうあってもC1=E2とな
る。
プレコーダの周波数特性が理想的にフラットである範囲
では、入力レベル周波数がどうあってもC1=E2とな
る。
か)る状態で録音感度の異ったテープに変えて録音再生
すると、例えば録音感度の2dB高いテープで中低域信
号を録音再生すると当然2dB高い録音がなされて再生
レベルE2は2dB高い出力となる。
すると、例えば録音感度の2dB高いテープで中低域信
号を録音再生すると当然2dB高い録音がなされて再生
レベルE2は2dB高い出力となる。
従ってE、=C2となるように録音感度を調整すれば録
音感度を補正することができる。
音感度を補正することができる。
このように中低域の周波数で録音感度を補正した後、高
域周波数をテープが飽和しないレベルで入力してE□=
E2となるように録音補償量を補正すると、テープレコ
ーダの録音再生周波数特性をフラットにすることができ
ることがわかる。
域周波数をテープが飽和しないレベルで入力してE□=
E2となるように録音補償量を補正すると、テープレコ
ーダの録音再生周波数特性をフラットにすることができ
ることがわかる。
本考案は上述の如き原理に基づきなされたものであって
、第3図及び第4図を用いて動作を説明する。
、第3図及び第4図を用いて動作を説明する。
先ずテープレコーダを録音再生状態にして、スイッチ2
をテスト側に、スイッチ1をレベル側にそれぞれ切換え
ラインアンプ3に400Hzの信号fLを印加する。
をテスト側に、スイッチ1をレベル側にそれぞれ切換え
ラインアンプ3に400Hzの信号fLを印加する。
そして400Hzの録音信号のレベルE1と、この録音
信号を同時再生して得られる再生信号レベルE2とを比
較器18により比較する。
信号を同時再生して得られる再生信号レベルE2とを比
較器18により比較する。
このとき、E!〉C2であればトランジスタQ2がオン
、Q、がオフとなるから、LED−D4が点灯して’M
AX方向ヨ方向1ム示。
、Q、がオフとなるから、LED−D4が点灯して’M
AX方向ヨ方向1ム示。
従って、当該表示指示に従って、第3図に示すように録
音レベル可変回路5の例えばボリューム等の調整つまみ
をMAX方向へまわして可変し録音信号fLの録音レベ
ルを徐々に増大するよう調整する。
音レベル可変回路5の例えばボリューム等の調整つまみ
をMAX方向へまわして可変し録音信号fLの録音レベ
ルを徐々に増大するよう調整する。
こ)でレベルE1とC2とが等しくなり、若干レベルE
2がElより犬となると表示器のLED−D3が消灯か
ら点灯へ変化して適正録音レベルに近いことを知ること
ができる。
2がElより犬となると表示器のLED−D3が消灯か
ら点灯へ変化して適正録音レベルに近いことを知ること
ができる。
逆に、再生レベルE2が録音信号のレベルE1よりも大
なる場合にはrMIN方向ヨ方向1ム示れるので、レベ
ル調整つまみをMIN方向へまわして、表示状態が逆転
するまで可変する。
なる場合にはrMIN方向ヨ方向1ム示れるので、レベ
ル調整つまみをMIN方向へまわして、表示状態が逆転
するまで可変する。
こうして表示器19が交互に点灯をなすような状態てE
、=ンE2となるので録音感度の補正が可能となる。
、=ンE2となるので録音感度の補正が可能となる。
次にスイッチ1をEQ側に切換えて、ラインアンプ3に
10K Hzの録音信号fHを印加する。
10K Hzの録音信号fHを印加する。
この場合も表示器19が交互に点灯するように録音イコ
ライザ回路6の録音補償量つまみをまわして調整すれば
第4図の如く再生レベルE2が変化するので、容易に周
波数特性をフラットにすることができる。
ライザ回路6の録音補償量つまみをまわして調整すれば
第4図の如く再生レベルE2が変化するので、容易に周
波数特性をフラットにすることができる。
以上述べた如く、本考案によれは録音レベルとEQ調整
が極めて容易に行えるものであるから、テープの録音感
度差の補正ができ、周波数特性をフラットにすることが
可能となる。
が極めて容易に行えるものであるから、テープの録音感
度差の補正ができ、周波数特性をフラットにすることが
可能となる。
また、調整に際してはLED表示に従って行えばよいの
で短時間に誰もが調整できる利点がある。
で短時間に誰もが調整できる利点がある。
更には、録音信号f、及びfHの発振出力が経時変化や
温度変化により偏移しても、その影響は全くなく、安定
した調整が可能である。
温度変化により偏移しても、その影響は全くなく、安定
した調整が可能である。
尚、上記実施例においては差動回路を用いて比較器を構
成したが他の比較器を用いてもよく、また減算回路等を
用いてもよいことは勿論である。
成したが他の比較器を用いてもよく、また減算回路等を
用いてもよいことは勿論である。
第1図は本考案の実施例の回路ブロック図、第2図aは
第1図の1部具体的回路図、bは表示器01例を示す概
略平面図、第3図及び第4図は第1図の回路ブロックに
おける動作説明図である。 主要部分の符号の説明、5・・・・・・録音レベル可変
回路、6・・・・・・録音EQ可変回路、9・・・・・
・録音ヘッド、11・・・・・・再生ヘッド、16,1
7・・・・・・直流電圧発生回路、18・・・・・・比
較回路、19・・・・・・表示器。
第1図の1部具体的回路図、bは表示器01例を示す概
略平面図、第3図及び第4図は第1図の回路ブロックに
おける動作説明図である。 主要部分の符号の説明、5・・・・・・録音レベル可変
回路、6・・・・・・録音EQ可変回路、9・・・・・
・録音ヘッド、11・・・・・・再生ヘッド、16,1
7・・・・・・直流電圧発生回路、18・・・・・・比
較回路、19・・・・・・表示器。
Claims (1)
- 第1及び第2録音信号のいずれかを選択する選択手段と
、選択された録音信号の録音レベルを可変するレベル可
変手段と、前記第2録音信号に対する録音補償量を可変
する録音補償量可変手段と、前記レベル可変手段及び録
音補償量可変手段を経た信号を録音媒体に録音する手段
と、前記録音媒体に録音された信号を再生してその再生
レベルに応じた直流電圧を発生する第1の直流電圧発生
手段と、前記選択手段により選択された録音信号のレベ
ルに応じた直流電圧を発生する第2の直流電圧発生手段
と、前記第1及び第2の直流電圧発生手段の出力電圧を
比較してその大小を示す比較信号を発生する比較手段と
、前記比較信号に応じて表示駆動される表示手段とを含
み、前記表示手段の表示状態に応じて前記レベル可変手
段及び録音補償量可変手段を調整するようにして録音特
性の手動調整を容易にしてなることを特徴とする磁気記
録再生機の録音特性調整装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17179078U JPS606894Y2 (ja) | 1978-12-12 | 1978-12-12 | 磁気録音再生機の録音特性調整装置 |
US06/058,326 US4312020A (en) | 1978-07-18 | 1979-07-17 | Frequency response adjusting device for magnetic sound recorder |
DE19792929063 DE2929063A1 (de) | 1978-07-18 | 1979-07-18 | Vorrichtung zur einstellung der frequenzcharakteristik bei magnetischen aufzeichnungs- und wiedergabegeraeten |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17179078U JPS606894Y2 (ja) | 1978-12-12 | 1978-12-12 | 磁気録音再生機の録音特性調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5590027U JPS5590027U (ja) | 1980-06-21 |
JPS606894Y2 true JPS606894Y2 (ja) | 1985-03-07 |
Family
ID=29176024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17179078U Expired JPS606894Y2 (ja) | 1978-07-18 | 1978-12-12 | 磁気録音再生機の録音特性調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS606894Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-12-12 JP JP17179078U patent/JPS606894Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5590027U (ja) | 1980-06-21 |
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