JPS6049969B2 - 信号再生装置 - Google Patents

信号再生装置

Info

Publication number
JPS6049969B2
JPS6049969B2 JP8064777A JP8064777A JPS6049969B2 JP S6049969 B2 JPS6049969 B2 JP S6049969B2 JP 8064777 A JP8064777 A JP 8064777A JP 8064777 A JP8064777 A JP 8064777A JP S6049969 B2 JPS6049969 B2 JP S6049969B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic field
magnetoresistive element
current
coil
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8064777A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5414719A (en
Inventor
浩 鳥取
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP8064777A priority Critical patent/JPS6049969B2/ja
Publication of JPS5414719A publication Critical patent/JPS5414719A/ja
Publication of JPS6049969B2 publication Critical patent/JPS6049969B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Heads (AREA)
  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は磁気抵抗効果素子を用いて磁気記録装置から
信号を再生する信号再生装置の改良に関するものである
第1図は磁気抵抗効果素子を用いた従来の信号再生装置
の一例を示すブロック構成図で、図において、1は磁気
抵抗効果素子、2は磁気抵抗効果素子1にバイアス磁界
を供給するコイル、3は磁気抵抗効果素子1に一定の電
流を供給するための定電流源、4は磁気抵抗効果素子1
の抵抗変化に基つく電圧変化を増幅する増幅器、5はコ
イル2に電流を供給する電源、6は定電流源3に直列に
接続された抵抗、7は出力端子である。
なお、磁気抵抗効果素子1とコイル2との部分の斜視図
を第2図に示す。
11は基板、12は絶縁層、13は磁気抵抗効果素子1
に電流を供給するための端子、14は磁気テープである
次に動作について説明する。
先ず信号が記録された磁気テープ14からの漏洩磁束に
よる磁界が磁気抵抗効果素子に入ると、この磁界に依存
して磁気抵抗効果素子1の磁化の向きが回転する。一方
磁気抵抗効果素子1には定電流源3から抵抗6および端
子13を介して一定電流が流れており、この電流の向き
は不変で、上述の磁化の向きとなす角θが磁気テープ1
4の磁界強度によつて変ることになる。この状態を第3
図aに示した。この図においてH、は磁気テープからの
漏洩磁界、Mは磁気抵抗効果素子1の回転後の磁化、I
は電流量とその向きである。このときいわゆる゛゛磁気
抵抗効果’’によつて磁気抵抗効果素子1の電流量Iの
向きの電気抵抗値は角θに依存して変化する。したがつ
て、電流Iが流れている磁気抵抗効果素子1の両端すな
わち端子13に発生する電圧は角θを変える磁気テープ
14からの磁界強度に依存して変化することになる。こ
の電圧を増幅器4によつて増幅し検知する。J しカル
ながら、角θと磁気抵抗効果素子1の抵抗変化δρとの
関係は第3図をに示したようにδρ=Δρcos2θの
関係にある。
ここにΔρは角θが900のときと00のときとの磁気
抵抗効果素子1の電気抵抗値の差である。また磁気テー
プ147からの磁界の強度に角θの変化は比例しない。
したがつて、前述のようにして検知された電圧値は磁気
テープ14からの磁界に比例したものではなく、比例関
係に復元することが困難な程複雑な関係にある。これは
原信号に対して再生信号が非常に歪んだ関係にあること
を示している。特にアナログ信号の再生には不適で用い
ることができない。また、δρ=ΔρCOs2θの関係
はθが正のときも負のときも同じ値になることを表わし
ており、この点では別途にこの区別の手段を用いないと
、記録媒体の磁化を逆転するディジタル方式の記録にお
いても使用が困難になる。この欠点を少しでも改良する
ために行なわれている従来の方法はコイル2を用いたバ
イアス磁界印加法である。
電源5からコイル2に電流を供給してバイアス磁界を発
生させ、第3図bに示したCOs2θの曲線の比較的直
線に近い0=45たの位置に磁気抵抗効果素子1の磁化
の向きをあらかじめ設定しておく方法である。しかし、
このような従来の信号再生装置では本質的に非直線性は
除去されず、少し振幅が大きくなれば大きな歪みを生ず
るばかりでなく、再生できる信号のダイナミックレンジ
は前述のように、バイアス磁界を用いて予め角θを45
のに設定するものとしてθは±45予の範囲しかとれな
いので非常に狭いものとなる。
この発明は以上のような点に鑑みてなされたものて、被
測定信号磁界を打消す方向に磁界を生じるコイルを設け
、このコイルに流れる電流を制御して、磁気抵抗効果素
子に及ほす信号磁界の効果をコイル電流で打消すように
して、このときのコイル電流から再生信号を得ることに
よつて、高忠実度のダイナミックレンジの大きい信号再
生装置を実現せんとするものである。
以下この発明の一実施例を図について説明する。
第4図において、21は基準電圧発生回路、22は増幅
器4によつて増幅された磁気抵抗効果素子1の出力電圧
と上記の基準電圧との差を増幅する差動増幅回路、23
は差動増幅回路22の出.力信号に基づいてコイル2の
電流を制御するコイル電流制御回路、24はこのコイル
電流の変化を検知し、この検知変化に応じた出力電圧を
発生する電流電圧変換回路である。つぎに動作について
説明する。
先づ、基準電圧く発生回路21の出力は、磁気抵抗効果
素子1において最も検出感度が高い前述の角θが451
の近傍にあるときの増幅後の出力電圧に等しい電圧にあ
らかじめ設定され、差動増幅回路22の一方の入力に印
加される。一方、磁気抵抗効果素子1の出力電圧は増幅
器4によつて増幅された後に同じく差動増幅回路22の
他方の入力に印加され、両者の差が増幅されてコイル電
流制御回路23に入り、この両者の差がなくなる向きに
コイル電流を発生する。コイル電流とコイルが発生する
磁界強度とは優れた比例関係にある。磁気テープ14か
らの磁界を打消して磁気抵抗効果素子1の磁化の向きを
前述の角θが45抵に等しい位置に保つようフにコイル
電流を印加するとき、この電流は磁気テープ14からの
磁界強度に比例したものとなる。第5図はこの関係を更
に詳しく説明するための波形図で、第5図aは記録され
た磁気テープ14からの磁界強度の変化波形図である。
このような門磁界を磁気抵抗効果素子1が受けたとき、
この素子1の出力の微少な変化によつて、差動増幅回路
22が大きな出力を出し、コイル電流制御回路23がコ
イル電流を調節して磁気抵抗効果素子1の出力をほぼ一
定に保つよう制御するので第5図b1に示したように素
子1の出力はほぼ一定に保たれる。このとき、磁気抵抗
効果素子1の出力を一定にするために制御されたコイル
電流の変化は第5図cに示したように入力磁界強度変化
と丁度反比例の関係にある。このコイル電流の変化を電
流電圧変換回路24によつて電圧に変換し、極性を反転
すると歪みのない、しかもコイル2の電流範囲を大きく
とることによつて広いダイナミックレインジを持つ原信
号が再生できる。この発明に基づく信号再生装置は上記
に説明したように磁気抵抗効果素子1の出力がほぼ一定
になるようにコイル電流を制御するというフィード・バ
ック回路を形成している。
このフィード・バックの閉回路で重要なことは、その安
定性と速応性とである。その安定性については、磁気抵
抗効果素子1の出力とコイル2の電流量との関係によつ
て、列えば一方が他方に対して比例の関係すなわち一次
の関係にあるか、2乗すなわち2次の関係にあるか、も
しくはステップ的に変化するかで異つて来る。しかし、
いずれの場合も安定状態を作り出すことは可能であり、
また既存の回路部品例えば集積回路などを用いて、いず
れの関係でも作り出すことが可能である。この回路の速
応性はその周波数特性に依存し、再生信号の周波数より
高い周波数特性を有する回路を使用しなければならない
ことはもちろんである。場合によつてはこの再生信号装
置の出力部に再生信号の周波数以上を切るフィルター設
け、回路が振動しやすい周波数帯を除去することは有効
なことである。例えば、音声信号を再生する場合、20
KHz以上の周波数は不要となるので、フィルターを設
け20KHz以上の帯域を切ることは有効である。また
、第5図cに示したコイル電流の極性が同図aの信号磁
界に対して反転しており、最終段でこの極性を反転する
回路の挿入という不便に対しては、コイル電流の流す向
きによつてバイアス磁界の向きを反転できるので、信号
磁界の向きとバイアス磁界の向きを、コイルと電源端子
との接続を逆にすることによつて逆転し、コイル電流量
と信号磁界の強度との極性を一致させ上記の回路を除去
することができる。
以上詳述したように、この発明では磁気抵抗効果素子に
抵抗測定用電流を流し、この定電流の方向に対して垂直
方向の磁界成分を有する被測定信号磁界が印加されるよ
うにし、一方、この磁気抵抗効果素子に上記被測定信号
磁界の方向と逆方向の磁界を印加するコイルを設け、上
記磁気抵抗効果素子の抵抗変化にもとづき上記定電流に
よつて生ずる電圧瞬時値が一定になるように上記コイル
に流れる電流を制御して、このコイル電流から再生出力
信号を得ているので、磁気抵抗効果素子の非直線性の影
響を受けない再生精度の高い出力信号が得られ、且つ、
そのダイナミックレンジも大きくできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は磁気抵抗効果素子を用いた従来の信号再生装置
を示すブロック構成図、第2図はその磁気抵抗効果素子
部分の斜視図、第3図は磁気抵抗効果素子の動作を説明
するための図で、第3図aは電流と磁界との関係を、第
3図bは抵抗変化特性を示す。 第4図はこの発明の一実施例を示すブ.ロック構成図、
第5図a−cはその動作を説明する各波形図である。図
において、1は磁気抵抗効果素子、2はコイル、3は定
電流源、4は増幅器、14は磁気テープ、21は基準電
圧発生回路、22は差動増幅回フ路、23はコイル電流
制御回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 抵抗測定用の定電流が流されこの電流の方向に対し
    て垂直方向の磁界成分を有する被測定信号磁界が印加さ
    れる磁気抵抗効果素子、この磁気抵抗効果素子に上記被
    測定信号磁界の方向と逆方向の磁界を印加するコイル、
    及び上記磁気抵抗効果素子の抵抗変化にもとづき上記定
    電流によつて生ずる電圧の瞬時値が一定になるように上
    記コイルに流れる電流を制御する電流制御回路を備え、
    上記コイルを流れる電流から再生出力信号を得るように
    した信号再生装置。
JP8064777A 1977-07-05 1977-07-05 信号再生装置 Expired JPS6049969B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8064777A JPS6049969B2 (ja) 1977-07-05 1977-07-05 信号再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8064777A JPS6049969B2 (ja) 1977-07-05 1977-07-05 信号再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5414719A JPS5414719A (en) 1979-02-03
JPS6049969B2 true JPS6049969B2 (ja) 1985-11-06

Family

ID=13724149

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8064777A Expired JPS6049969B2 (ja) 1977-07-05 1977-07-05 信号再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6049969B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62106863A (ja) * 1985-11-06 1987-05-18 Ohbayashigumi Ltd 塗装ロボツト
JPS6369559A (ja) * 1986-09-10 1988-03-29 Shimizu Constr Co Ltd 塗装用ロボツト
JPH0424413Y2 (ja) * 1986-03-17 1992-06-09

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4433092A (en) * 1981-03-09 1984-02-21 Champion Spark Plug Company Green ceramic of lead-free glass, conductive carbon, silicone resin and AlPO4, useful, after firing, as an electrical resistor
JPS6157011A (ja) * 1984-08-27 1986-03-22 Sony Corp 磁気抵抗効果型磁気ヘツド装置
JPS61175417U (ja) * 1985-04-03 1986-11-01
FR2709855B1 (fr) * 1993-09-06 1995-10-20 Commissariat Energie Atomique Tête magnétique de lecture et d'écriture à élément magnétorésistant compensé en écriture.

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62106863A (ja) * 1985-11-06 1987-05-18 Ohbayashigumi Ltd 塗装ロボツト
JPH0424413Y2 (ja) * 1986-03-17 1992-06-09
JPS6369559A (ja) * 1986-09-10 1988-03-29 Shimizu Constr Co Ltd 塗装用ロボツト

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5414719A (en) 1979-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS589484B2 (ja) 磁気読取ヘツド
JPS5858722B2 (ja) 変換回路
EP0081240A2 (en) Thin film magnetic head
JPS594769B2 (ja) トランスジュ−サの出力感知回路
JPS6049969B2 (ja) 信号再生装置
JPH04186517A (ja) 磁気記録再生装置
US6219194B1 (en) MR head read amplifier with improved write to read recovery time
US3255316A (en) Process for measuring magnetic unidirectional fields of low intensity, more especially for controlling magnetic sound instruments as regards noisefree unidirectional field quality
JPH0341890B2 (ja)
JPH09293215A (ja) 磁気記録再生装置
JPH05182113A (ja) 磁気記録再生装置
JPS5928497Y2 (ja) 磁気記録装置
JPH0452482B2 (ja)
JPH10188230A (ja) 磁気抵抗効果型磁気ヘッドの検査方法
JPS606894Y2 (ja) 磁気録音再生機の録音特性調整装置
JPH0440775B2 (ja)
JPH03254405A (ja) マルチ信号変換素子および記録再生装置
JPS5928496Y2 (ja) 磁気記録装置
JPS6037521B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH06203339A (ja) 磁気抵抗型薄膜磁気ヘッド
JPH01279406A (ja) 磁気ヘッド
JPS601689B2 (ja) 磁気録音増幅器
JPH03250403A (ja) 記録再生装置
JPH06243404A (ja) Mrヘッドの抵抗変動補償回路
JPS6043205A (ja) 磁気記録再生装置