JPH04353538A - ゴム組成物 - Google Patents
ゴム組成物Info
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- JPH04353538A JPH04353538A JP15508391A JP15508391A JPH04353538A JP H04353538 A JPH04353538 A JP H04353538A JP 15508391 A JP15508391 A JP 15508391A JP 15508391 A JP15508391 A JP 15508391A JP H04353538 A JPH04353538 A JP H04353538A
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- rubber
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- butadiene
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Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴム組成物に関する。
更に詳しくは、エンジンマウント成形用ゴム組成物に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの高出力化と各種部品の増加に
よりエンジンルームが狭くなる結果として、エンジンマ
ウント周辺温度が上昇し、また自動車のFF化に伴い、
益々エンジンマウント成形品ゴムの高温雰囲気中での耐
久性、熱劣化後の耐久性、耐へたり性などが問題となっ
ている。
よりエンジンルームが狭くなる結果として、エンジンマ
ウント周辺温度が上昇し、また自動車のFF化に伴い、
益々エンジンマウント成形品ゴムの高温雰囲気中での耐
久性、熱劣化後の耐久性、耐へたり性などが問題となっ
ている。
【0003】ところで、エンジンマウントでは、7〜1
5Hzの振動数領域での振動(エンジンシェイク)に対
する減衰力が大きく、また100Hz以上の振動数領域
での振動に対する動倍率(動バネ定数/静バネ定数)が
小さいものが望まれることから、その成形ゴム材料とし
ては、天然ゴム、ブタジエンゴム、スチレン・ブタジエ
ン共重合ゴムなどが一般に用いられている。
5Hzの振動数領域での振動(エンジンシェイク)に対
する減衰力が大きく、また100Hz以上の振動数領域
での振動に対する動倍率(動バネ定数/静バネ定数)が
小さいものが望まれることから、その成形ゴム材料とし
ては、天然ゴム、ブタジエンゴム、スチレン・ブタジエ
ン共重合ゴムなどが一般に用いられている。
【0004】そこで、耐熱性、耐久性、耐へたり性など
の向上のため、加硫系や老化防止剤などの最適化で対応
しているが、例えば耐久性にすぐれたものは一般的に耐
へたり性が悪いなど、すべての要求を同時に満足させ得
ないのが実情である。
の向上のため、加硫系や老化防止剤などの最適化で対応
しているが、例えば耐久性にすぐれたものは一般的に耐
へたり性が悪いなど、すべての要求を同時に満足させ得
ないのが実情である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、耐久
性、耐へたり性にすぐれ、しかも動倍率の点でも満足さ
れるエンジンマウント成形品を与えるゴム組成物を提供
することにある。
性、耐へたり性にすぐれ、しかも動倍率の点でも満足さ
れるエンジンマウント成形品を与えるゴム組成物を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の目的は、
天然ゴムまたはイソプレンゴム90〜40重量%および
ブタジエンゴムまたはスチレン・ブタジエン共重合ゴム
10〜60重量%よりなるブレンドゴム100重量部に
、含水けい酸10〜100重量部およびビス(3−トリ
エトキシシリルプロピル)テトラスルフィド1〜15重
量部を配合したゴム組成物によって達成される。
天然ゴムまたはイソプレンゴム90〜40重量%および
ブタジエンゴムまたはスチレン・ブタジエン共重合ゴム
10〜60重量%よりなるブレンドゴム100重量部に
、含水けい酸10〜100重量部およびビス(3−トリ
エトキシシリルプロピル)テトラスルフィド1〜15重
量部を配合したゴム組成物によって達成される。
【0007】ブレンドゴムは、天然ゴムまたはイソプレ
ンゴム90〜40重量%、好ましくは80〜60重量%
とブタジエンゴムまたはスチレン・ブタジエン共重合ゴ
ム(SBR)10〜60重量%、好ましくは20〜40
重量%とから構成される。 後者のブレンド割合がこれより少ないと、エンジンマウ
ントに成形したとき、耐へたり性の目安となる圧縮永久
歪やデマッチャ屈曲亀裂の発生、成長で示される耐久性
の点で、本発明の所期の目的を達成し得ない。一方、こ
れより多い割合で後者がブレンドされると、引張強さ、
伸びが低下するようになり好ましくない。
ンゴム90〜40重量%、好ましくは80〜60重量%
とブタジエンゴムまたはスチレン・ブタジエン共重合ゴ
ム(SBR)10〜60重量%、好ましくは20〜40
重量%とから構成される。 後者のブレンド割合がこれより少ないと、エンジンマウ
ントに成形したとき、耐へたり性の目安となる圧縮永久
歪やデマッチャ屈曲亀裂の発生、成長で示される耐久性
の点で、本発明の所期の目的を達成し得ない。一方、こ
れより多い割合で後者がブレンドされると、引張強さ、
伸びが低下するようになり好ましくない。
【0008】充填剤としてのホワイトカーボンとして、
ブレンドゴム100重量部当り10〜100重量部、好
ましくは10〜60重量部の含水けい酸が用いられる。 含水けい酸の配合割合がこれより少ないと、すぐれた耐
久性の効果が得られず、一方これより多い割合で配合さ
れると、永久伸びの増大や圧縮永久歪の悪化を招くよう
になる。
ブレンドゴム100重量部当り10〜100重量部、好
ましくは10〜60重量部の含水けい酸が用いられる。 含水けい酸の配合割合がこれより少ないと、すぐれた耐
久性の効果が得られず、一方これより多い割合で配合さ
れると、永久伸びの増大や圧縮永久歪の悪化を招くよう
になる。
【0009】充填剤としては、これらのホワイトカーボ
ンだけを用いたとき、耐へたり性や耐久性が最も良好と
なるが、これらの性質を若干犠牲にしてもよい場合には
、カーボンブラックを併用することもできる。併用され
るカーボンブラックの量は、ホワイトカーボンの約2倍
量以下である。
ンだけを用いたとき、耐へたり性や耐久性が最も良好と
なるが、これらの性質を若干犠牲にしてもよい場合には
、カーボンブラックを併用することもできる。併用され
るカーボンブラックの量は、ホワイトカーボンの約2倍
量以下である。
【0010】シランカップリング剤の一種でもあるビス
(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド
(H5C2O)3Si(CH2)3SSSS(CH2)
3Si(OC2H5)3は、ブレンドゴム100重量部
当たり1〜15重量部、好ましくは1〜10重量部の割
合で用いられる。これ以下の配合割合では、耐へたり性
も低下するが、特に耐久性の点で劣るようになる。一方
、これ以上の割合で配合して用いられると、耐へたり性
、耐久性が悪化するようになる。 このシランカップリング剤は液体であるので、これをカ
ーボンブラックに担持させ、顆粒状として用いると、混
練作業時の取扱性が良くなる。かかる担持用カーボンブ
ラックは、上記の如くホワイトカーボンと併用されるカ
ーボンブラックの一種でもある。また、シランカップリ
ング剤を、ホワイトカ−ボンに担持させて用いることも
できる。
(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド
(H5C2O)3Si(CH2)3SSSS(CH2)
3Si(OC2H5)3は、ブレンドゴム100重量部
当たり1〜15重量部、好ましくは1〜10重量部の割
合で用いられる。これ以下の配合割合では、耐へたり性
も低下するが、特に耐久性の点で劣るようになる。一方
、これ以上の割合で配合して用いられると、耐へたり性
、耐久性が悪化するようになる。 このシランカップリング剤は液体であるので、これをカ
ーボンブラックに担持させ、顆粒状として用いると、混
練作業時の取扱性が良くなる。かかる担持用カーボンブ
ラックは、上記の如くホワイトカーボンと併用されるカ
ーボンブラックの一種でもある。また、シランカップリ
ング剤を、ホワイトカ−ボンに担持させて用いることも
できる。
【0011】以上の各成分を必須成分とするゴム組成物
の調製は、ブレンドゴムの各成分に必要な加硫剤、加硫
促進剤あるいは受酸剤、軟化剤、加工助剤、老化防止剤
などの成分を配合し、ニーダ、バンバリーミキサ、2本
ロ−ルなどで混練することにより行われ、それの加硫は
一般に約150〜180℃に加熱することにより行われ
る。
の調製は、ブレンドゴムの各成分に必要な加硫剤、加硫
促進剤あるいは受酸剤、軟化剤、加工助剤、老化防止剤
などの成分を配合し、ニーダ、バンバリーミキサ、2本
ロ−ルなどで混練することにより行われ、それの加硫は
一般に約150〜180℃に加熱することにより行われ
る。
【0012】
【発明の効果】天然ゴムまたはイソプレンゴムとブタジ
エンゴムまたはスチレン・ブタジエン共重合ゴムとのブ
レンドゴムを成形用ゴム材料として用い、これに含水け
い酸およびビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テ
トラスルフィドを配合することにより、耐久性(高温雰
囲気中あるいは熱劣化後)、耐へたり性にすぐれ、動倍
率の点でも満足されるエンジンマウント成形品が得られ
る。 また、このゴム組成物は、液体封入式マウント、ブッシ
ュなどの成形にも有効に使用することができる。
エンゴムまたはスチレン・ブタジエン共重合ゴムとのブ
レンドゴムを成形用ゴム材料として用い、これに含水け
い酸およびビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テ
トラスルフィドを配合することにより、耐久性(高温雰
囲気中あるいは熱劣化後)、耐へたり性にすぐれ、動倍
率の点でも満足されるエンジンマウント成形品が得られ
る。 また、このゴム組成物は、液体封入式マウント、ブッシ
ュなどの成形にも有効に使用することができる。
【0013】
【実施例】次に、実施例について本発明を説明する。
【0014】実施例1
天然ゴム(スモークドシート、RSS#3)
70重量部 ブタジエンゴム(日本合成ゴム製
品BR01)
30 含水けい酸(日本シリカ製品ニ
ップシールVN2)
40 シランカップリング剤(デグサ・ジ
ャパン製品X50S)
5 [HAFカーボンブラック1:1配
合品] 酸化亜鉛
5 ステアリン酸
1
耐オゾン亀裂防止ワックス(大内新興化学製品
サンノック) 2 ナフテン系
プロセスオイル(出光石油製品NS−100)
2老化防止剤(N−フェニ
ル−N´−イソプロピル−p−フェニレンジアミン)
1.5老化防止剤(2,2,4−トリメチル−1,2−
ヒドロキノリン) 1.5イ
オウ
1.5加硫促進剤(テトラメチルチウラ
ムジスルフィド)
0.3加硫促進剤(ジベンゾチアジルジスルフィド)
0.8
70重量部 ブタジエンゴム(日本合成ゴム製
品BR01)
30 含水けい酸(日本シリカ製品ニ
ップシールVN2)
40 シランカップリング剤(デグサ・ジ
ャパン製品X50S)
5 [HAFカーボンブラック1:1配
合品] 酸化亜鉛
5 ステアリン酸
1
耐オゾン亀裂防止ワックス(大内新興化学製品
サンノック) 2 ナフテン系
プロセスオイル(出光石油製品NS−100)
2老化防止剤(N−フェニ
ル−N´−イソプロピル−p−フェニレンジアミン)
1.5老化防止剤(2,2,4−トリメチル−1,2−
ヒドロキノリン) 1.5イ
オウ
1.5加硫促進剤(テトラメチルチウラ
ムジスルフィド)
0.3加硫促進剤(ジベンゾチアジルジスルフィド)
0.8
【0015】以上の各配合成分を3リットルニーダおよ
び2本ロ−ルで混練し、混練されたゴム組成物を160
℃で10分間ヒートプレスし、得られたシート(厚さ2
mm)について、JIS K−6301に従って、硬さ
を測定した。また、エンジンマウント材に要求されるゴ
ム物性をみる目安として、次の各項目の測定を行った。 圧縮永久歪:耐へたり性の目安(測定条件100℃、2
4時間) 反発弾性率:動倍率の目安 屈曲疲労試験:耐久性の目安 (A)80℃雰囲気中、5Hzの条件下で、デマッチャ
屈曲亀裂が発生し、その長さが10mmに達する迄の屈
曲回数(高温耐久性) (B)100℃、72時間後、室温雰囲気中、5Hzの
条件下で、デマッチャ屈曲亀裂の長さが10mmに達す
る迄の屈曲回数(熱劣化後耐久性) (C)室温条件下で、デマッチャ屈曲亀裂の長さが5m
mに達する迄の屈曲回数 (D)100℃、72時間熱劣化させたものの、デマッ
チャ屈曲亀裂の長さが5mmに達する迄の屈曲回数
び2本ロ−ルで混練し、混練されたゴム組成物を160
℃で10分間ヒートプレスし、得られたシート(厚さ2
mm)について、JIS K−6301に従って、硬さ
を測定した。また、エンジンマウント材に要求されるゴ
ム物性をみる目安として、次の各項目の測定を行った。 圧縮永久歪:耐へたり性の目安(測定条件100℃、2
4時間) 反発弾性率:動倍率の目安 屈曲疲労試験:耐久性の目安 (A)80℃雰囲気中、5Hzの条件下で、デマッチャ
屈曲亀裂が発生し、その長さが10mmに達する迄の屈
曲回数(高温耐久性) (B)100℃、72時間後、室温雰囲気中、5Hzの
条件下で、デマッチャ屈曲亀裂の長さが10mmに達す
る迄の屈曲回数(熱劣化後耐久性) (C)室温条件下で、デマッチャ屈曲亀裂の長さが5m
mに達する迄の屈曲回数 (D)100℃、72時間熱劣化させたものの、デマッ
チャ屈曲亀裂の長さが5mmに達する迄の屈曲回数
【0
016】実施例2 実施例1において、天然ゴムの代わりに、同量のイソプ
レンゴム(日本合成ゴム製品IR2200)が用いられ
た。
016】実施例2 実施例1において、天然ゴムの代わりに、同量のイソプ
レンゴム(日本合成ゴム製品IR2200)が用いられ
た。
【0017】実施例3
実施例1において、ブタジエンゴムの代わりに、同量の
SBR(日本ゼオン製品SBR1502)が用いられた
。
SBR(日本ゼオン製品SBR1502)が用いられた
。
【0018】実施例4
実施例1において、含水けい酸量を15重量部に変更し
、FEFカーボンブラック(東海カーボン製品シースト
G−SO)が25重量部用いられた。
、FEFカーボンブラック(東海カーボン製品シースト
G−SO)が25重量部用いられた。
【0019】実施例5
実施例1において、天然ゴム量を40重量部に、またブ
タジエンゴム量を60重量部に変更した。
タジエンゴム量を60重量部に変更した。
【0020】比較例1
実施例1において、天然ゴムを100重量部用い、ブタ
ジエンゴムが用いられなかった。
ジエンゴムが用いられなかった。
【0021】比較例2
実施例1において、含水けい酸量を10重量部に変更し
、FEFカーボンブラックを30重量部用い、シランカ
ップリング剤を用いなかった。
、FEFカーボンブラックを30重量部用い、シランカ
ップリング剤を用いなかった。
【0022】以上の各実施例および比較例における測定
結果は、次の表に示される。
表
実施例
比較例 測定項目
1 2 3 4
5 1 2 硬さ (JIS
A) 54 54 54
53 55 52 52圧縮永
久歪 (%) 27 29
29 48 23 43
38反発弾性率 (%) 65
65 63 63 65
65 64屈曲疲労
結果は、次の表に示される。
表
実施例
比較例 測定項目
1 2 3 4
5 1 2 硬さ (JIS
A) 54 54 54
53 55 52 52圧縮永
久歪 (%) 27 29
29 48 23 43
38反発弾性率 (%) 65
65 63 63 65
65 64屈曲疲労
Claims (1)
- 【請求項1】 天然ゴムまたはイソプレンゴム90〜
40重量%およびブタジエンゴムまたはスチレン・ブタ
ジエン共重合ゴム10〜60重量%よりなるブレンドゴ
ム100重量部に、含水けい酸10〜100重量部およ
びビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスル
フィド1〜15重量部を配合してなる、エンジンマウン
ト成形用ゴム組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15508391A JPH04353538A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | ゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15508391A JPH04353538A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | ゴム組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04353538A true JPH04353538A (ja) | 1992-12-08 |
Family
ID=15598288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15508391A Pending JPH04353538A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | ゴム組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04353538A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11193338A (ja) * | 1997-12-26 | 1999-07-21 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | エンジンマウント用ゴム組成物 |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP15508391A patent/JPH04353538A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11193338A (ja) * | 1997-12-26 | 1999-07-21 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | エンジンマウント用ゴム組成物 |
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