JPH04351794A - 不揮発性記憶装置 - Google Patents

不揮発性記憶装置

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JPH04351794A
JPH04351794A JP3153954A JP15395491A JPH04351794A JP H04351794 A JPH04351794 A JP H04351794A JP 3153954 A JP3153954 A JP 3153954A JP 15395491 A JP15395491 A JP 15395491A JP H04351794 A JPH04351794 A JP H04351794A
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JP
Japan
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erase
memory
block
signal
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Pending
Application number
JP3153954A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Nakamura
靖宏 中村
Takeshi Wada
武史 和田
Kazuto Izawa
伊澤 和人
Kazunori Furusawa
和則 古沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、不揮発性記憶装置に
関し、例えば一括消去型EEPROM(エレクトリカリ
・イレーザブル&プログラマブル・リード・オンリー・
メモリ)に利用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】不揮発性記憶装置としては紫外線により
記憶情報の消去が可能なEPROM(イレーザブル&プ
ログラマブル・リード・オンリー・メモリ)と、電気的
に消去可能な上記のEEPROMがある。EPROMは
、メモリセル面積が小さいため大記憶容量化に適しては
いるが、紫外線照射で記憶情報の消去を行うため窓付き
パッケージを必要とすること、プログラマーにて書き込
みを行うため書き換え時にシステムから取り外す必要が
あること等の問題がある。一方、EEPROMはシステ
ム内で電気的に書き換えが可能であるが、メモリセルの
大きさがEPROMの約2.5倍から5倍程度と大きい
ため、大記憶容量化には適していない。そこで、最近で
は両者の中間的な不揮発性記憶装置として、電気的一括
消去型EEPROMと呼ばれるものが開発されている。 電気的一括消去型EEPROMは、チップ一括又はある
ひとまとまりのメモリセル群を一括して電気的に消去す
る機能を持つ不揮発性記憶装置である。メモリセルの大
きさはEPROM並に小さくできる。このような一括消
去型EEPROMに関しては、例えば1980年国際固
体会議(ISSCC)の頁152 、1987年国際固
体会議(ISSCC)の頁76  、アイ・イー・イー
・イー・ジャーナル  オブ  ソリッドステート  
サーキッツ,第23巻第5号(1988年)第1157
頁から第1163頁(IEEE,J. Solid−S
tate Cicuits, vol.23(1988
) pp.1157−1163)がある。
【0003】電気的一括消去型EEPROMのメモリセ
ルは、通常のEPROMとよく似た2層ゲート構造であ
る。書き込み動作は、EPROMのメモリセルと同様に
ドレイン接合付近で発生させたホットキャリアをフロー
ティングゲートに注入することにより行われる。書き込
み動作によりメモリセルのコントロールゲートからみた
しいき値電圧は高くなる。一方、消去動作は、コントロ
ールゲートを接地し、ソースに高電圧を印加することに
よりフローティングゲートとソースの間に高電界を発生
させ、薄い酸化膜を通したトンネル現象を利用してフロ
ーティングゲートに蓄積された電子をソースに引き抜く
ことによって行う。消去動作によりコントロールゲート
からみたしきい値電圧は低くなる。読み出しはドレイン
に弱い書き込みが起こりにくいよう1V程度の低電圧を
印加し、コントロールゲートに5V程度を印加し、流れ
るチャンネル電流の大小を情報の“0”と“1”に対応
させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ブロック消去機能を持
つ電気的一括消去型EEPROMでは、1回の消去動作
では1個のブロックしか消去することができない。この
ため、複数のブロックを消去するときには、複数回にわ
たって消去動作を繰り返す必要がある。そこで、本願発
明者にあっては、複数のメモリブロックのうちの任意の
メモリブロックの消去を実現することを考えた。この場
合、複数のブロックを同時に消去すると、メモリセルの
数が増加するため消去後のしきい値電圧のバラツキが大
きくなり、消去ブロックの数を指定可能にするだけでは
実用上大きな問題が残ることに気が付いた。この発明の
目的は、1ないし複数からなる任意のメモリブロックに
対して確実な自動消去動作を実現した不揮発性記憶装置
を提供することにある。この発明の前記ならびにそのほ
かの目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図
面から明らかになるであろう。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、電気的に消去可能にされた
不揮発性記憶素子がマトリックス配置され、複数のメモ
リブロックに分割されてなるメモリアレイを持つ不揮発
性記憶装置に対して、外部からのブロック指定及び消去
動作の指示に従って対応する1ないし複数からなる任意
のメモリブロックに対して消去動作を行った後に対応す
るメモリブロックのメモリセルを少なくとも1回の読み
出し動作を行い、その読み出し情報に基づいてメモリブ
ロック毎にそれぞれ消去動作の継続又は停止の制御を行
う消去制御回路を設ける。
【0006】
【作用】上記した手段によれば、1ないし複数の任意の
メモリブロックの一括消去が個々のメモリブロックのベ
リファイの結果に従って継続又は停止させられるもので
あるため、1ないし複数からなる任意のメモリブロック
に対する消去動作を単時間でしかも確実に実施すること
ができる。
【0007】
【実施例】図1には、この発明に係る不揮発性記憶装置
の一実施例のブロック図が示されている。同図の各回路
ブロックは、公知の半導体集積回路の製造技術によって
、単結晶シリコンのような1個の半導体基板上において
形成される。この実施例の不揮発性記憶装置は、次の各
回路ブロックにより構成される。アドレス信号A0〜A
nは、ラッチ回路FFを持つアドレスバッファADB&
FFに入力される。アドレスバッファADB&FFを通
したX系の内部アドレス信号とY系の内部アドレス信号
とは、それぞれ次のデコーダ回路に供給される。Xアド
レスデコーダXDECは、上記X系の内部アドレス信号
を解読してメモリアレイのワード線の選択信号を形成す
る。YアドレスデコーダYDECは、上記アドレスバッ
ファADB&FFを通したY系の内部アドレス信号を受
けて、それを解読してメモリアレイのデータ線の選択信
号を形成する。カラムスイッチCWは、このデータ選択
信号によりメモリアレイのデータ線を選択する。同図で
は、Yデコーダとカラムスイッチとを1つのブロックに
よりYDEC&CWのように表している。上記アドレス
バッファADBに設けられたラッチ回路FFは、後述す
るように消去ブロックの指定するアドレスの取り込みに
利用され、取り込まれたブロック指定信号は、後述する
制御回路CONTに伝えられる。
【0008】カラムスイッチCWを通した読み出し信号
は、センスアンプSAによりセンスされる。入出力バッ
ファDBCは、上記センスアンプSAの出力信号を外部
に出力するデータ出力バッファと、外部から入力された
書き込みデータを上記カラムスイッチCWを通してメモ
リアレイのデータ線に伝えるデータ入力バッファから構
成される。センスアンプSAの出力信号は、上記のよう
な読み出し動作の他に消去確認のためのベリファイにも
使用され、その出力信号は制御回路CONTに伝えられ
る。また、データ端子D0〜D7からは書き込み信号の
他に、動作モードを指定するコマンドも入力される。そ
れ故、入力バッファの出力信号は制御回路CONTにも
伝えられる。
【0009】メモリアレイは、分割されたメモリブロッ
クMB0〜MBnから構成される。これらの各メモリブ
ロックMB0〜MBnに対応して消去回路ERC0〜E
RCnが設けられる。制御回路CONTは、外部から供
給されるチップイネーブル信号CEB、出力イネーブル
信号OEB及びライトイネーブル信号WEBと、上記デ
ータ端子D0〜D7から供給されるコマンド、アドレス
ラッチ回路FFに取り込まれた消去ブロック指定信号等
を受けて、書き込み/読み出し及び一連の自動消去動作
のための制御動作を行う。ここで、信号CEB、OEB
及びWEBのようにB(論理信号のバーを意味する)が
付加された信号はロウレベルがアクティブレベルである
ことを意味している。このことは、以下の他の信号にお
いても同様である。
【0010】図2には、この発明に係る不揮発性記憶装
置における自動消去動作の一実施例の概略タイミング図
が示されている。同図には、MB0〜MBnからなるメ
モリブロックのうち、メモリブロックMB0とMBmの
2つを選んで消去する場合が示されている。上記ブロッ
クMB0とMBmの指定は、アドレス信号のうちの上位
kビット、ここではアドレス信号Aj+1〜Aiにより
ブロック指定が行われる。このビット数kは、ブロック
数により決定される。例えば、ブロック数が8なら3ビ
ット、ブロック数が16なら4ビットにより指定される
。なお、上記kビットは、上位ビットの他、下位ビット
を用いるものであってもよく、中間の任意のkビットで
あってもよい。
【0011】データ端子D0〜D7からは、ブロック消
去コマンド、例えば70Hを2回に連続して入力する。 このコマンドは70H以外であってもよいことはいうま
でもない。入力アドレスと入力コマンドとは信号CEB
とWEBに従い、その立ち下がりエッジと立ち上がりエ
ッジによりそれぞれ取り込み、内部回路でラッチされる
。この信号CEBは、内部のタイマー回路により、一定
時間T1以内でクロックされると入力モードと判定し、
上記時間T1を超えた時間T2に信号CEBがクロック
されないと、同時に消去するメモリブロックの指定が終
了したと判定し、消去動作を開始する。このメモリブロ
ックの指定は、消去を行うべきブロックの数に応じて数
回にわたって行われる。この場合、同じブロックを重複
して指定してもよい。ただし、ブロックMB0〜MBn
を超えたブロックの指定は意味がなく、同然のようにで
きない。
【0012】消去動作において、各消去回路ERC0と
ERCmにより、消去パルスCLK0とCLKmが発生
される。この1回の消去動作の後にベリファイが行われ
て、メモリセルの消去が不完全なら同図のように2回目
の消去パルスCLK0とCLKmが発生される。そして
、2回目のベリファイにより、ブロックMBmは消去が
完了したと判定されて、以後消去パルスは発生されない
。これに対して、ブロックMB0では、ベリファイの結
果消去不完全であると判定されて3回目の消去パルスC
LK0が発生される。この3回目の消去動作に対応した
ベリファイの結果、消去が完了したと判定される消去動
作が終了される。
【0013】図8には、この発明に係る不揮発性記憶装
置(以下、単にEEPROMという)の一実施例の回路
図が示されている。同図の各回路素子は、特に制限され
ないが、公知のCMOS(相補型MOS)集積回路の製
造技術によって、1個の単結晶シリコンのような半導体
基板上において形成される。同図において、Pチャンネ
ルMOSFETは、そのチャンネル(バックゲート)部
に矢印が付加されることによってNチャンネルMOSF
ETと区別される。このことは他の図面においても同様
である。
【0014】特に制限されないが、集積回路は、単結晶
P型シリコンからなる半導体基板に形成される。Nチャ
ンネルMOSFETは、かかる半導体基板表面に形成さ
れたソース領域、ドレイン領域及びソース領域とドレイ
ン領域との間の半導体基板表面に薄い厚さのゲート絶縁
膜を介して形成されたポリシリコンからなるようなゲー
ト電極から構成される。PチャンネルMOSFETは、
上記半導体基板表面に形成されたN型ウェル領域に形成
される。これによって、半導体基板は、その上に形成さ
れた複数のNチャンネルMOSFETの共通の基板ゲー
トを構成し、回路の接地電位が供給される。N型ウェル
領域は、その上に形成されたPチャンネルMOSFET
の基板ゲートを構成する。PチャンネルMOSFETの
基板ゲートすなわちN型ウェル領域は、電源電圧Vcc
に結合される。ただし、高電圧回路であれば、それに対
応するPチャンネルMOSFETが形成されるN型ウェ
ル領域は、外部から与えられる高電圧Vpp、内部発生
高電圧等に接続される。あるいは、集積回路は、単結晶
N型シリコンからなる半導体基板上に形成してもよい。 この場合、NチャンネルMOSFETと不揮発性記憶素
子はP型ウェル領域に形成され、PチャンネルMOSF
ETはN型基板上に形成される。
【0015】この実施例のEEPROMは、外部端子か
ら供給されるXアドレス信号A0〜Ai、Yアドレス信
号Aj〜Akと内部で形成されたアドレス信号AA0〜
AAkを受けるアドレスバッファXADB,YADBに
入力される。このアドレスバッファXADB,YADB
を通したアドレス信号は、アドレスラッチ回路XAFF
及びYAFFを通してアドレスデコーダXDCR,YD
CRに供給される。特に制限されないが、上記アドレス
バッファXADB,YADBは、アドレスコントロール
信号ACTLにより制御されて、外部アドレスと内部ア
ドレスの切り替えを行う。内部アドレス信号AA0〜A
Akは、制御回路CONTに含まれるアドレス発生回路
により形成され、後述するようなプレライトや消去ベリ
ファイのときに使用される。XアドレスデコーダXDC
Rは、アドレスデコーダ活性化信号DEにより活性化さ
れ、対応するアドレスバッファXADBの相補アドレス
信号に従ったメモリアレイのワード線の選択信号を形成
する。YアドレスデコーダYDCRは、対応するアドレ
スバッファYADBからのアドレス信号に従ったメモリ
アレイのデータ線の選択信号を形成する。
【0016】上記メモリアレイは、代表として例示的に
1つが示されている。このメモリアレイは、例示的に示
されているコントロールゲートとフローティングゲート
を有するスタックドゲート構造の記憶素子(不揮発性メ
モリ素子・・MOSFETQ1〜Q3)と、ワード線W
0・・Wm・・Wn、及びデータ線D0,D1・・Dn
とにより構成されている。上記記憶素子は、EPROM
の記憶素子と類似の構造とされる。ただし、その消去動
作が後述するようにフローティングゲートとソース線C
Sに結合されるソース間のトンネル現象を利用して電気
的に行われる点が、従来の紫外線を用いたEPROMの
消去方法と異なる。
【0017】上記メモリアレイにおいて、同じ行に配置
された記憶素子Q1〜Q3のコントロールゲートは、そ
れぞれ対応するワード線W0に接続され、同じ列に配置
された記憶素子のドレインは、それぞれ対応するデータ
線D0,D1〜Dnに接続されている。同図では、例示
的に示されたデータ線データ線D0,D1〜Dnに対し
て独立して消去できることを表現するために、それぞれ
に結合される記憶素子のソースがそれぞれに共通化され
て消去回路ERC0〜ERCnが設けられる。すなわち
、この実施例では、メモリアレイをデータ線単位で分割
した例が示されている。言い換えるならば、データ線の
単位でメモリセルの消去が行われるようになっている。 実際には、このようにすると回路規模が大きくなるため
、複数からなるデータ線を1つのメモリブロックを構成
するように、上記のようなデータ線D0〜Dnが複数組
に分割されるとともに共通化されたソースに消去回路E
RCが設けられる。
【0018】特に制限されないが、8ビット(あるいは
16ビット等)のような複数ビットの単位での書き込み
/読み出しを行うため、上記メモリアレイは、合計で8
組(あるいは16組等)のように複数組設けられるよう
構成される。同図には、8ビット単位のメモリアクセス
を行うEEPROMの例が示されている。上記1つのメ
モリアレイを構成する各データ線D1〜Dnは、上記Y
アドレスデコーダYDCRによって形成されたカラム選
択信号Y0,Y1〜Ynを受けるカラムスイッチMOS
FETQ7〜Q9を介して、共通データ線CDに接続さ
れる。共通データ線CDには、外部端子I/O(D0〜
D7)から入力される書込み信号を受ける書込み用のデ
ータ入力バッファDIBの出力端子がスイッチMOSF
ETQ18を介して接続される。同様に他の残り7個の
メモリアレイに対しても、上記同様なカラム選択回路ス
イッチMOSFETが設けられ、それに対応したアドレ
スデコーダにより選択信号が形成される。
【0019】上記メモリアレイに対応して設けられる共
通データ線CDには、スイッチMOSFETQ16を介
してセンスアンプSAの入力段回路を構成し、次に説明
する初段増幅回路の入力端子に結合される。便宜上、上
記初段増幅回路を構成するMOSFETQ11〜Q15
と縦列形態のCMOSインバータ回路N1とN2とで構
成される回路をセンスアンプSAと呼ぶ事とする。セン
スアンプSAには、通常読み出し時には比較的低い電源
電圧Vccが供給され、特に制限されないが、消去ベリ
ファイ時には後述するように上記電圧Vccより低い電
圧となる電源電圧が供給される。
【0020】上記例示的に示されている共通データ線C
Dは、読み出し制御信号Yrによりオン状態にされるM
OSFETQ16を通して、そのソースが接続されたN
チャンネル型の増幅MOSFETQ11のソースに接続
される。この増幅MOSFETQ11のドレインと電源
電圧端子Vccとの間には、そのゲートに回路の接地電
位の印加されたPチャンネル型の負荷MOSFETQ1
2が設けられる。上記負荷MOSFETQ12は、読み
出し動作のために共通データ線CDにプリチャージ電流
を流すような動作を行う。
【0021】上記増幅MOSFETQ11の感度を高く
するため、スイッチMOSFETQ16を介した共通デ
ータ線CDの電圧は、Nチャンネル型の駆動MOSFE
TQ13とPチャンネル型の負荷MOSFETQ14と
からなる反転増幅回路の入力である駆動MOSFETQ
13のゲートに供給される。この反転増幅回路の出力電
圧は、上記増幅MOSFETQ11のゲートに供給され
る。さらに、センスアンプの非動作期間での無駄な電流
消費を防止するため、上記増幅MOSFETQ11のゲ
ートと回路の接地電位点との間には、NチャンネルMO
SFETQ15が設けられる。このMOSFETQ15
と上記PチャンネルMOSFETQ14のゲートには、
共通にセンスアンプの動作タイミング信号scが供給さ
れる。
【0022】メモリセルの読み出し時において、センス
アンプ動作タイミング信号scはロウレベルにされ、M
OSFETQ14はオン状態に、MOSFETQ15は
オフ状態にされる。メモリセルは、書込みデータに従っ
て、ワード線の選択レベルに対して高いしきい値電圧か
又は低いしきい値電圧を持つものである。各アドレスデ
コーダXDCR,YDCRによって選択されたメモリセ
ルがワード線が選択レベルにされているにもかかわらず
オフ状態にされている場合、共通データ線CDは、MO
SFETQ12とQ11からの電流供給によって比較的
ハイレベルにされる。一方、選択されたメモリセルがワ
ード線選択レベルによってオン状態にされている場合、
共通データ線CDは比較的ロウレベルにされる。
【0023】この場合、共通データ線CDのハイレベル
は、このハイレベルの電位を受ける反転増幅回路により
形成された比較的低いレベルの出力電圧がMOSFET
Q11のゲートに供給されることによって比較的低い電
位に制限される。一方、共通データ線CDのロウレベル
は、このロウレベルの電位を受ける反転増幅回路により
形成された比較的高いレベルの電圧がMOSFETQ1
1のゲートに供給されることによって比較的高い電位に
制限される。このようなハイレベルとロウレベルに共通
データ線CDの電位変化を制限すると、この共通データ
線CD等に信号変化速度を制限する浮遊容量等の容量が
存在するにかかわらずに、読み出しの高速化を図ること
ができる。すなわち、複数のメモリセルからのデータを
次々に読み出すような場合において共通データ線CDの
一方のレベルが他方のレベルへ変化させられるまでの時
間を短くすることができる。このような高速読み出し動
作のために、上記負荷MOSFETQ12のコンダクタ
ンスは比較的大きく設定される。
【0024】上記増幅用のMOSFETQ11は、ゲー
ト接地型ソース入力の増幅動作を行い、その出力信号を
CMOSインバータ回路N1の入力に伝える。CMOS
インバータ回路N2は、上記CMOSインバータ回路N
1の出力信号を波形整形した信号S0(S1〜S7)を
形成して対応したデータ出力バッファDOBの入力に伝
える。データ出力バッファDOBは、上記信号S0(S
1〜S7)を増幅して外部端子I/Oから送出させる。 特に制限されないが、データ出力バッファDOBには、
次のような機能を設けるものとしてもよい。外部端子I
/OのうちD0ないしD6に対応したデータ出力バッフ
ァDOBは、制御信号により高インピーダンスを含む3
状態出力動作を行う。これに対して、外部端子I/Oの
うちD7に対応したデータ出力バッファDOBは制御信
号によって制御され、内部消去状態を外部へ読み出すと
いうデータポーリングモードに用いるようにする。
【0025】上記外部端子I/Oから供給される書き込
み信号D0(D1〜D7)は、データ入力バッファDI
Bを介して、上記共通データ線CDに伝えられる。デー
タD1〜D7に対応した他のメモリアレイの共通データ
線と外部端子との間においても、上記同様な入力段回路
及びセンスアンプ並びにデータ出力バッファからなる読
み出し回路と、データ入力バッファからなる書き込み回
路とがそれぞれ設けられる。
【0026】制御回路CONTは、特に制限されないが
、外部端子から供給される制御信号CEB,OEB,W
EB及び高電圧VPPと、後述するようなアドレス信号
a0〜ak、データD0〜D7等に応じて、内部制御信
号ACTL、AL、DL、Yw,Yr及びsc等の内部
タイミング信号、及びアドレスバッファに供給するアド
レス信号AA0〜AAk等を形成する。
【0027】図9には、アドレスバッファXADB,Y
ADBの一実施例の回路図が示されている。同図には、
X系を代表してアドレス信号A0に対応した単位回路と
、Y系を代表してアドレス信号Akに対応した単位回路
がそれぞれ代表として例示的に示されている。アドレス
制御信号ACTLのハイレベルにより、アドレスバッフ
ァの入力は、外部端子A0,Akから内部アドレス信号
AA0,AAkにそれぞれ切り換えられてアドレスデコ
ーダXDCR,YDCRに伝えられる内部相補アドレス
信号a0,a0Bとak,akBを形成する。すなわち
、上記信号ACTLのハイレベルにより、アドレスバッ
ファXADB,YADBの単位回路は、外部端子からの
アドレス信号A0〜Akを受け付けなくされ、内部アド
レス信号AA0〜AAkの受け付けを行う。
【0028】図10には、消去回路ERCnの一実施例
の回路図が示されている。消去パルスEPは、基本的に
は低電圧Vccを動作電圧とするナンドゲート回路に供
給される。このナンドゲート回路の他方の入力には、消
去ブロックに対応したブロック選択信号BSnが供給さ
れる。消去回路ERCnの構成及び動作は、次の通りで
ある。消去パルスを受けるナンドゲート回路は、ブロッ
ク選択信号BSnがハイレベルのときには、実質的には
インバータ回路として動作する。それ故、消去パルスE
Pはナンドゲート回路を通してゲートに定常的に電源電
圧Vccが供給されたカット用MOSFET及びゲート
に定常的に高電圧Vppが供給されたカット用MOSF
ETを介して、高電圧Vppを動作電圧とするCMOS
インバータ回路を構成するPチャンネルMOSFETの
ゲートに供給される。上記CMOSインバータ回路を構
成するNチャンネルMOSFETのゲートには、上記ナ
ンドゲート回路の出力信号が供給される。この構成に代
えて、NチャンネルMOSFETのゲートを上記Pチャ
ンネルMOSFETのゲートと接続してもよい。上記P
チャンネルMOSFETのゲートと高電圧Vppとの間
には、レベル変換出力信号を受ける帰還用のPチャンネ
ルMOSFETが設けられる。
【0029】上記ナンドゲート回路を通した消去パルス
EPがロウレベルにされると、カット用MOSFETを
通してPチャンネルMOSFETのゲートにロウレベル
が供給されることに応じて、PチャンネルMOSFET
がオン状態になってメモリブロックのソースに供給され
る消去信号CLKnを高電圧Vppにする。このとき、
NチャンネルMOSFETは、上記ナンドゲート回路の
出力信号のロウレベルに応じてオフ状態になっている。 また、ブロック選択信号BSnが非選択のロウレベルな
ら、消去パルスEPに無関係にナンドゲート回路の出力
信号がハイレベルになり、NチャンネルMOSFETが
オン状態になって出力信号をロウレベルにする。これに
より、帰還用のPチャンネルMOSFETがオン状態に
なってCMOSインバータ回路を構成するPチャンネル
MOSFETのゲート電圧を高電圧にするため、このP
チャンネルMOSFETがオフ状態になる。また、ナン
ドゲート回路の出力信号のハイレベルに応じてカット用
MOSFETがオフ状態になるため、高電圧Vppから
低電圧Vccで動作するナンドゲート回路に向かって直
流電流が流れることが防止される。上記出力信号がロウ
レベルにされるため非選択のメモリブロックでは消去動
作が行われない。
【0030】図11には、制御回路CONTに含まれる
消去制御回路の一実施例のブロック図が示されている。 ラッチ制御信号発生部は、制御信号CEB,OEB,W
EB及び高電圧VPPと内部の自動消去開始信号AES
を受けて、各ラッチ回路の制御信号AL、DL、ML及
びPWS、BCTLを形成する。ALはアドレスラッチ
信号であり、図8のアドレスラッチ回路XAFF、YA
FFに供給される。DLはデータラッチ信号であり、図
8では省略されているデータ入力バッファDIBに含ま
れるデータラッチ回路に供給される。MLは内部ラッチ
信号である、PWSはプレライト開始信号であり、プレ
ライト制御回路に供給される。BCTLは消去ブロック
設定部制御信号であり、消去ブロック設定部に供給され
る。
【0031】コマンド設定部にあっては、上記データラ
ッチ回路に取り込まれたデータD0〜D7を受け、70
Hが2回入力されたことを検出すると、自動消去開始制
御信号AESを発生する。消去ブロック設定部は、消去
ブロック設定部制御信号BCTLを受けて、アドレスラ
ッチXAFF,YAFFに取り込まれたアドレス信号a
0〜akを受けて、それをデコードしてブロック選択信
号BS0〜BSnを形成する。このブロック選択信号B
S0〜BSnは、ブロックに対応したラッチ回路のセッ
ト/リセットにより保持される。すなわち、消去が指示
されたブロックに対応したラッチ回路がセットされ、消
去が指示されないブロックに対応したラッチ回路はリセ
ットのままにされる。この消去が指示されたラッチ回路
は、消去ベリファイの結果により消去が完了されたと判
定されるとリセットされ、消去が不完全であるならセッ
ト状態が維持される。これにより、ブロック毎での消去
制御が可能になる。上記消去ブロックを指定するアドレ
ス信号の取り込みは、前記図2に示したように後述する
ようなタイマーを利用した信号WEBのクロックの有無
を検出して行う。
【0032】プレライト制御部は、後述するように消去
しようとするブロックに対して書き込みを行うための回
路であり、プレライトのためのアドレスAA0〜AAk
は信号ACTLに従いアドレス制御部により発生される
。また、書き込み用のYゲート信号Ywを発生させ、内
部制御アドレスAA0〜AAkに従い書き込みを行う。 アドレス制御部からアドレス終了信号AENDが出力さ
れたなら、プレライト制御部はプレライトを終了し、消
去開始信号ESTRを消去制御部に出力する。アドレス
制御部は、上記のように信号ACTLに従い、内部アド
レスAA0〜AAkを発生する。内部アドレスAA0〜
AAkは、タイマ回路とカウンタ回路からなるアドレス
発生回路により形成される。内部アドレスは0から最終
アドレスまで進めるが、ブロック選択信号BS0〜BS
nが設定されないブロックのアドレスはスキップさせる
。アドレス制御部は、最終アドレスまでカウントしたな
ら終了信号AENDを発生する。
【0033】消去制御部は、消去パルスEPを発生する
。また、消去パルスEPを発生した後に読み出し用のY
ゲート信号Yrを発生して読み出す。この消去ベリファ
イの結果をセンスアンプの出力信号S0〜S7から受け
て、再度の消去が必要か否かの判定を行う。消去が完了
したと判定したなら、ブロックリセット信号BRSTを
発生してそれに対応したブロックの選択信号BSをリセ
ットさせる。もしも、再度の消去が必要とされたなら、
それに対応したブロックリセット信号BRSTを発生さ
せない。この結果、ブロック選択信号BSは前記ラッチ
回路にセットされたままとなり、再度の消去パルスEP
の発生に応じて、消去回路ERCがそれに対応したブロ
ックのソースに高電圧Vppを印加して再度の消去を行
う。このような消去パルスの発生は、指定された全ての
ブロックに対応したブロック選択信号がリセットされる
まで繰り返して行われる。全てのブロックが消去される
と一連の消去動作が終了する。
【0034】図12には、この発明に係る不揮発性記憶
装置における消去動作の一実施例のフローチャート図が
示されている。この実施例では、実際の消去動作に先立
って同図に点線で示すような一連のプレライト動作が実
行される。すなわち、消去する前のメモリアレイにおけ
るメモリセルの記憶情報、言い換えるならば、記憶素子
のしきい値電圧は、前記のような書き込みの有無に従っ
て高低さまざまである。上記のプレライト動作は、電気
的な一括消去動作に先立って、消去動作が指示されたメ
モリブロックの全記憶素子に対して書き込みを行うこと
により、未書き込みのメモリセルであるいわば消去状態
のメモリセルに対して、この実施例による内部自動消去
動作が行われることによって負のしきい値電圧になる過
消去のメモリセルが発生するのを防ぐものである。
【0035】このプレライト動作は、ステップ(1)に
おいて、個々のメモリセルを選択するためのアドレス信
号をアドレスカウンタ回路で発生させるというアドレス
設定(リセット)が行われる。ステップ(2)において
、書き込みパルスを発生させて書き込み(プレライト)
を行う。この書き込みの後にステップ(3)において、
アドレスカウンタ回路をインクリメント(+1)動作さ
せるという、アドレスインクリメントを行う。ステップ
(4)において、最終アドレスか否かを判定して、最終
アドレスまで上記のプレライトが行われていない(NO
)の場合は、上記書き込みのステップ(2)に戻り書き
込みを行う。これを最終アドレスまで繰り返して行うも
のである。なお、上記のようなブロック単位での消去を
行うものであるため、消去が指示されないブロックに対
応したアドレス部分はスキップされる。
【0036】上記のようなプレライトが終了すると、以
下のような消去動作が実行される。ステップ(5)にお
いては、消去動作のためのアドレスの初期設定(リセッ
ト)を行う。この実施例ではブロック単位でのを一括消
去するため、このアドレスの初期設定は消去動作それ自
体には格別の意味を持たない。このアドレス初期設定は
、その後に行われる消去ベリファイのために必要とされ
る。ステップ(6)では、一括消去のための消去パルス
EPが発生される。前記のように消去が指定されたブロ
ックに対して、上記消去パルスEPの期間消去動作が行
われる。
【0037】ステップ(7)において、上記アドレスイ
ンクリメントが行われて先頭アドレスからステップ(8
)によりベリファイ動作が行われる。このベリファイ動
作では、特に制限されないが、動作電圧が低電圧Vcc
より更に低い例えば3 .5Vのような低い電圧されて
前記のような読み出し動作が行われる。この読み出し動
作において、読み出し信号が“1”ならば、しきい値電
圧が上記3.5V以下の消去状態にされたものと認めら
れる。なお、上記先頭アドレスが消去ブロックとは異な
るときには、アドレススキップが行われて、実際に消去
を行うブロックに対応したアドレスから上記ステップ(
8)でのベリファイが行われる。このステップ(8)に
おいるけベリファイにおいて1つのメモリブロックにお
ける全メモリセルが消去と判定されたなら、ステップ(
9)においてそのブロック選択信号がリセットされる。 ブロックの途中又は未消去メモリセルが存在するときに
は、ステップ(10)において最終アドレスか否かの判
定が行われ、最終アドレスでない場合(N)にはステッ
プ(7)に戻り、アドレスインクリメントと上記同様な
ベリファイ動作が繰り返し行われる。なお、上記のよう
な最終アドレスまでのアドレスインクリメントにおいて
消去されないブロックに対応したアドレスはスキップさ
れて上記のような消去ベリファイは行われない。
【0038】ステップ(8)におけるベリファイは、消
去が指定された1つのブロックにわたる読み出しで信号
S0〜S7が全て消去状態である“1”ならば、そのブ
ロックの終了アドレスにおいてブロックリセット信号B
RSTが発生される。これ対して、上記1つのブロック
にわたる一連の読み出しにおいて1つでも“0”があれ
ば、上記ブロックリセット信号が発生されない、これに
より、最終アドレスまでのベリファイが終了したときに
、ステップ(11)において上記ブロック選択信号が全
てリセット状態であるか否かの判定、言い換えるならば
、全消去状態であるかの判定が行われ、未消去のブロッ
クが存在するときにはステップ(6)に戻り、再び消去
パルス発生が行われる。この場合には、消去が完了した
ブロックには、上記ブロック選択信号がリセットされる
ことに対応して消去動作が行われず、ブロック選択信号
がセット状態にあるブロックに対応して前記同様に消去
動作と、それに対応したベリファイが行われる。全ブロ
ックについて消去が行われたなら消去モードが終了する
【0039】この消去動作では、前記のようにメモリア
レイをブロック単位で一括消去するものであるため、複
数のブロックのうちうち書き込み動作によって最もしき
い値電圧が高くされたメモリセルを持つものが最も多い
回数の消去動作が行われることになる。すなわち、最も
しきい値電圧が高くされたメモリセルが、上記3.5V
で読み出しが可能、すなわち低いしきい値電圧を持つま
でステップ(6)における消去パルスが、ステップ(8
)のブロックベリファイ結果に基づいて行われるものと
なる。このため、消去されるブロックの数が区々であっ
ても、そのブロック毎に消去状態とみなされるまでしか
消去動作を行わないから、上記最もしきい値電圧が高く
されたメモリブロックに対する消去動作の影響を受けて
、最も小さな書き込み電圧しかもたないメモリブロック
のメモリセルに過消去が行われることがなく、メモリア
レイ全体のメモリセルのほぼ同じ消去状態とみなされる
しきい値電圧にすることができる。また、上記のように
メモリセルの消去状態のしきい値電圧を正の電圧に維持
することにより、1トランジスタによるメモリセルが実
現できる。
【0040】図13には、消去モードの設定の具体的一
実施例のタイミング図が示されている。この実施例では
、高電圧VPPをハイレベルにした状態で信号CEBが
ロウレベルで信号OEBがハイレベルのときにコマンド
の入力モードが指定され、信号WEBのロウレベルに同
期して入力されたデータをコマンドとしてみなして取り
込みが行われる。上記データDAにより70Hが2回に
わたって入力されると、消去モードと判定され、自動消
去開始信号AESが発生される。この信号AESの発生
と、信号WEBのハイレベルに同期して、アドレス端子
から消去ブロックが入力される。この実施例では、2つ
の消去ブロックBL0とBL1を指定する例が示されて
いる。このように2つのブロックを指定するときには、
1つの消去ブロックBL0の指定のためにWEBをハイ
レベルにした後に、クロックCKを計数するタイマ回路
による時間T1のような短い時間tcys1内に信号W
EBをロウレベルにし、アドレス信号ADを入力する。 上記時間T1内にWEBをロウレベルにし、それをハイ
レベルに変化させると、それに同期してアドレスラッチ
信号が発生されて2番目の消去ブロックBL1のアドレ
スが取り込まれる。
【0041】消去ブロックが2つの場合には、信号WE
Bをハイレベルのままにする。すると、タイマにより時
間T2により、言い換えるならば、信号WEBのtsy
s2により消去ブロックのアドレス取り込みモードが終
了したと判定し、プレライト開始信号PWSを発生させ
、実質的な消去動作が開始される。引き続き、3個以降
のブロックを指定するときには、上記時間T1内に信号
WEBをロウレベルにして、それに対応したアドレスを
入力すればよい。
【0042】図3には、消去ブロックの指定を行う他の
一実施例のタイミング図が示されている。この実施例で
は、各メモリブロックにそれぞれ一対一に対応して消去
コマンドを割り当てる。すなわち、コマンドの入力によ
りブロック消去の指定とそれに対応したブロックの指定
を行う。このコマンドの入力モードは、信号OEBとW
EBをハイレベルに維持した状態で、信号CEBをロウ
レベルにすることにより設定し、そのときにデータ端子
D0〜D7からコマンド70H、71H、72Hを入力
すると、上記コマンド70H、71H、72Hに対応し
て予め決められている、例えばメモリブロックMB0、
MB1、MB2等が指定される。このコマンド入力モー
ドも一定時間T1内に信号CEBをロウレベルにするこ
とにより行われ、信号CEBを時間T2以上ハイレベル
に維持すると、コマンド入力モードが終了と判定されて
消去動作が開始される。このようにコマンドの入力によ
りブロック消去モードと消去ブロックを指定する場合に
は、アドレス信号A0〜Aiは無効にされる。上記のよ
うなコマンド入力モードの設定は、上記信号CEB、O
EB及びWEBの他に高電圧VPPとの組み合わせてモ
ード設定を行うものであってもよい。
【0043】図4には、消去ブロックの指定を行う他の
一実施例のタイミング図が示されている。同図には、M
B0〜MBnからなるメモリブロックのうち、メモリブ
ロックMB0とMBmの2つを選んで消去する場合が示
されている。上記ブロックMB0とMBmの指定は、前
記図2のアドレス信号に代えてデータD0〜D7が利用
される。データD0〜D7の全ビットを使用すると、最
大256ブロックまでの指定が可能である。このため、
先頭に入力されるコマンドは、ブロック消去コマンド、
例えば70Hが入力され、引き続いて消去ブロックBA
0,BAmが入力される。入力コマンド70H及び消去
ブロックBA0,BAmとは信号CEBに従い、その立
ち下がりエッジ又は立ち上がりエッジによりそれぞれ取
り込み、内部回路でラッチされる。この信号CEBは、
内部のタイマー回路により、一定時間T1以内でクロッ
クされると入力モードと判定し、上記時間T1を超えた
時間T2に信号CEBがクロックされないと、同時に消
去するメモリブロックの指定が終了したと判定して消去
動作が開始される。このとき、前記同様に信号OEBと
WEBはハイレベルに維持され、消去コマンド入力及び
消去ブロック入力モードであることを設定する。この入
力モードの指定には、上記同様に高電圧VPPを組み合
わせるものであってもよい。
【0044】図5には、消去ブロックの指定を行う他の
一実施例のタイミング図が示されている。同図には、M
B0〜MBnからなるメモリブロックのうち、メモリブ
ロックMB0とMBmの2つを選んで消去しない場合が
示されている。言い換えるならば、前記図2とは逆に消
去をしないブロックを指定することにより、指定されな
い他の全てのブロックを消去する構成を採る。この場合
には、保持すべきデータの存在の有無に対応してメモリ
ブロックを指定して消去動作を行わせることができる。 上記消去しないブロックMB0とMBmの指定は、前記
図2と同様にアドレス信号A0〜Aiが利用される。た
だし、全ブロック数に応じて使用されるアドレス信号の
ビット数が選ばれる。この実施例では、アドレスとデー
タのラッチを行うために、信号CEBとWEBを用い、
WEBのの立ち下がりエッジではアドレスラッチ信号を
発生し、WEBの立ち上がりエッジではデータラッチ信
号を発生させる。このため、この信号CEB又はWEB
は、内部のタイマー回路により、一定時間T1以内でク
ロックされると入力モードと判定し、上記時間T1を超
えた時間T2に信号CEB又はWEBがクロックされな
いと、同時に消去しないメモリブロックの指定が終了し
たと判定し、指定されないメモリブロックに対する消去
動作が開始される。
【0045】図6には、消去ブロックの指定を行う他の
一実施例のタイミング図が示されている。この実施例で
は、消去を行うべき複数のメモリブロックの組み合わせ
にそれぞれ一対一に対応して消去コマンドを割り当てる
。すなわち、コマンドの入力によりブロック消去の指定
とそれに対応したブロックの組み合わせの指定を行う。 このコマンドの入力モードは、信号OEBとWEBをハ
イレベルに維持した状態で、信号CEBをロウレベルに
することにより設定し、そのときにデータ端子D0〜D
7からコマンド70H、71Hを入力すると、上記コマ
ンド70H、71Hに対応して予め決められている、例
えばブロックB0〜B3と、ブロックB4〜B7等が指
定される。このコマンド入力モードも一定時間T1内に
信号CEBをロウレベルにすることにより行われ、信号
CEBを時間T2以上ハイレベルに維持すると、コマン
ド入力モードが終了と判定されて消去動作が開始される
。このようにコマンドの入力によりブロック消去モード
と消去ブロックを指定する場合には、アドレス信号A0
〜Aiは無効にされる。上記のようなコマンド入力モー
ドの設定は、上記信号CEB、OEB及びWEBの他に
高電圧VPPとの組み合わせてモード設定を行うもので
あってもよい。
【0046】図7には、消去ブロックの指定を行う更に
他の一実施例のタイミング図が示されている。同図には
、MB0〜MBnからなるメモリブロックのうち、消去
を行う複数のメモリブロックのうち先頭のメモリブロッ
クと最後のメモリブロックを指定し、その間に存在する
メモリブロックも消去しようとするものである。同図に
は、メモリブロックMB0からMBmまでのm+1個の
メモリブロックを消去する例が示されている。上記消去
を行う先頭ブロックMB0と最後のブロックMBmに対
応したアドレスSB0とEBmの指定は、前記図2と同
様にアドレス信号A0〜Aiが利用される。ただし、全
ブロック数に応じて使用されるアドレス信号のビット数
が選ばれる。この実施例では、アドレスとデータのラッ
チを行うために、信号CEBとWEBを用い、WEBの
立ち下がりエッジではアドレスラッチ信号を発生し、W
EBの立ち上がりエッジではデータラッチ信号を発生さ
せる。このため、この信号CEB又はWEBは、内部の
タイマー回路により、一定時間T1以内でクロックされ
ると入力モードと判定し、上記時間T1を超えた時間T
2に信号CEB又はWEBがクロックされないと、メモ
リブロックの指定が終了したと判定して消去動作が開始
される。
【0047】上記のように3サイクルによりわたって固
定的に消去ブロックの指定が可能な方式のときには、上
記タイマー回路を省略して、信号CEB、WEBのクロ
ック数により自動的に消去モードに入るようにしてもよ
い。なお、上記タイマー回路を用いた場合には、メモリ
ブロックMB0からMB3までと、メモリブロックMB
5からMBmまでのように飛び飛びに繰り返して連続し
た消去ブロックを指定することができる。この実施例で
は、消去コマンドとしてF0Hを2回入力することによ
り、上記ブロック消去モードを設定するものである。上
記ブロックの指定は、消去ブロックを指定するもの他、
消去をしないブロックを指定するために用いるものであ
ってもよい。この場合には、コマンドの異ならせること
により、いずれか選択的に指定できるものとしてもよい
【0048】図14には、この発明に係る一括消去型E
EPROMを用いたマイクロコンピュータシステムの一
実施例のブロック図が示されている。この実施例のマイ
クロコンピュータシステムは、マイクロプロセッサCP
Uを中心として、プログラム等が格納されたROM(リ
ード・オンリー・メモリ)、主メモリ装置として用いら
れるRAM(ランダム・アクセス・メモリ)、入出力ポ
ートI/OPORT、この発明に係る前記一括消去型E
EPROM、制御回路CONTROLLERを介して接
続されるモニターとして液晶表示装置又はCRT(陰極
線管)がアドレスバスADDRESS、データバスDA
TAと、例示的に示され制御信号CONTROLを伝え
る制御バスとによって相互に接続されてなる。この実施
例では、上記表示装置LCDやCRTの動作に必要な1
2V系電源RGUを、上記EEPROMの高電圧Vpp
としても利用する。このため、この実施例では、電源R
GUはマイクロプロセッサCPUからの制御信号によっ
て、読み出し動作のときに端子VppをVccのような
5Vに切り換える機能が付加される。
【0049】図15には、マイクロプロセッサCPUと
EEPROMに着目した各信号の接続関係が示されてい
る。EEPROMの端子CEには、システムアドレスの
うちEEPROMに割り当てられたアドレス空間を示す
アドレス信号をデコーダ回路DECに供給し、チップイ
ネーブル信号CEBを発生させる。また、タイミング制
御回路TCは、マイクロプロセッサCPUからのR/W
(リード/ライト)信号、DS(データストローブ)信
号及びWAIT(ウエイト)信号を受け、出力イネーブ
ル信号OEB、ライトイネーブル信号WEBを発生させ
る。
【0050】この実施例のマイクロコンピュータシステ
ムでは、EEPROMが前記のような自動消去機能を持
つものであるため、マイクロプロセッサCPUは、EE
PROMをアドレス指定して信号CEBを発生させると
ともに上記信号R/W、DS及びWAITの組み合わせ
により前記のような消去モードを指定する信号OEB、
WEBとデータ端子からコマンド、アドレス端子からブ
ロック指定を出力させる。この後は、EEPROMが前
記のように内部で自動的な消去モードに入る。EEPR
OMが消去モードに入ると、前記のようにアドレス端子
、データ端子及び全コントロール端子がフリーになり、
マイクロプロセッサCPUから分離するものとなる。し
たがって、マイクロプロセッサCPUは、EEPROM
に対しては消去モードを指示するだけで、その後はシス
テムバスを用いて他のメモリ装置ROMやRAM、ある
いは入出力ポートとの間で情報の授受を伴うデータ処理
を実行することができる。これにより、システムのスル
ープットを犠牲にすることなく、一括消去型のEEPR
OMを、フルファンクション(バイト毎の書き換え可能
)のEEPROMと同様にシステム中に置いた状態での
消去が可能になる。特に制限されないが、マイクロプロ
セッサCPUは、上記のような消去モードの指示をした
後は、適当な時間間隔で上記EEPROMに対して前記
データポーリングモードを指定して、例えばデータバス
のうちの端子I/OのD7のレベルがロウレベル/ハイ
レベルの判定を行い消去動作の終了の有無を判定し、消
去が完了しEEPROMに書き込むべきデータが存在す
るなら書き込みを指示する。
【0051】上記実施例から得られる作用効果は、下記
の通りである。すなわち、 (1)  電気的に消去可能にされた不揮発性記憶素子
がマトリックス配置され、複数のメモリブロックに分割
されてなるメモリアレイを持つ不揮発性記憶装置に対し
て、外部からのブロック指定及び消去動作の指示に従っ
て対応する1ないし複数からなる任意のメモリブロック
に対して消去動作を行った後に対応するメモリブロック
のメモリセルを少なくとも1回の読み出し動作を行い、
その読み出し情報に基づいてメモリブロック毎にそれぞ
れ消去動作の継続又は停止の制御を行う消去制御回路を
設ける。この構成では、1ないし複数の任意のメモリブ
ロックの一括消去が個々のメモリブロックのベリファイ
の結果に従って継続又は停止させられるものであるため
、1ないし複数からなる任意のメモリブロックに対する
消去動作を単時間でしかも確実に実施することができる
という効果が得られる。 (2)  上記(1)により、メモリセルの過消去が防
止できるから、メモリセルとしてフローティングゲート
とコントロールゲートとの2層ゲート構造を持つMOS
FETを用いることができ、電気的な消去を可能にしつ
つ、高集積化が可能になるという効果が得られる。 (3)  マイクロプロセッサからの消去ブロック及び
消去動作の指示に従いマイクロプロセッサとは切り離さ
れた状態で内部で上記メモリブロック毎にそれぞれ消去
動作の継続又は停止を含む一連の消去動作を自動的に行
うようにすることにより、フルファンクション(バイト
毎の書き換え可能)のEEPROMと同様にシステム中
に置いた状態での消去が可能になるという効果が得られ
る。
【0052】以上本発明者よりなされた発明を実施例に
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、メモ
リアレイの消去は、ソース線とワード線とをそれぞれ分
割して、その組み合わせにより消去すべきメモリブロッ
クを指定するものであってもよい。記憶素子としては、
EPROMに用いられるスタックドゲート構造のMOS
トランジスタの他、書き込み動作もトンネル現象を用い
るFLOTOX型の不揮発性記憶素子を用いるものであ
ってもよい。書き込み/消去用の高電圧Vppは、外部
から供給される高電圧を用いるものに限定されない。す
なわち、書き込み/消去時に流れる電流が小さいならば
、EEPROMの内部で低電圧Vccから公知のチャー
ジポンプ回路等により昇圧したものを利用するものであ
ってもよい。また、この内部昇圧電源と外部高電圧Vp
pとを併用するものとしてもよい。
【0053】EEPROMは、通常の書き込み/読み出
し等の制御を行う回路部分(CNTR)や、消去アルゴ
リズムを制御する回路部分の構成は、前記実施例のタイ
ミング図やフローチャート図に示したような動作シーケ
ンスを行うものであればどのような回路であってもかま
わない。すなわち、ランダムロジック回路によるもの他
、プログラマブルロジックアレイ(PLA)、マイクロ
コンピュータとソフトウェアの組み込みで構成しても構
わない。このように、上記の動作シーケンスを実現する
回路は、種々の実施形態を採ることができるものである
【0054】EEPROMを構成するメモリアレイやそ
の周辺回路の具体的回路構成は、種々の実施形態を採る
ことができるものである。さらに、EEPROM等は、
マイクロコンピュータ等のようなディジタル半導体集積
回路装置に内蔵されるものであってもよい。この発明は
、EPROMに用いられるようなスタックドゲート構造
の不揮発性記憶素子や、FLOTOX型の記憶素子を用
いる不揮発性記憶装置に広く利用できるものである。
【0055】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、電気的に消去可能にされた
不揮発性記憶素子がマトリックス配置され、複数のメモ
リブロックに分割されてなるメモリアレイを持つ不揮発
性記憶装置に対して、外部からのブロック指定及び消去
動作の指示に従って対応する1ないし複数からなる任意
のメモリブロックに対して消去動作を行った後に対応す
るメモリブロックのメモリセルを少なくとも1回の読み
出し動作を行い、その読み出し情報に基づいてメモリブ
ロック毎にそれぞれ消去動作の継続又は停止の制御を行
う消去制御回路を設ける。この構成では、1ないし複数
の任意のメモリブロックの一括消去が個々のメモリブロ
ックのベリファイの結果に従って継続又は停止させられ
るものであるため、1ないし複数からなる任意のメモリ
ブロックに対する消去動作を単時間でしかも確実に実施
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る不揮発性記憶装置の一実施例を
示すブロック図である。
【図2】この発明に係る不揮発性記憶装置における自動
消去動作の一実施例を示す概略タイミング図である。
【図3】消去ブロックの指定を行う他の一実施例を示す
タイミング図である。
【図4】消去ブロックの指定を行う他の一実施例を示す
タイミング図である。
【図5】消去ブロックの指定を行う他の一実施例を示す
タイミング図である。
【図6】消去ブロックの指定を行う他の一実施例を示す
タイミング図である。
【図7】消去ブロックの指定を行う更に他の一実施例を
示すタイミング図である。
【図8】この発明に係る不揮発性記憶装置の一実施例を
示す回路図である。
【図9】この発明に係る不揮発性記憶装置におけるアド
レスバッファの一実施例を示す回路図である。
【図10】この発明に係る不揮発性記憶装置における消
去回路の一実施例を示す回路図である。
【図11】この発明に係る不揮発性記憶装置における制
御回路CONTに含まれる消去制御回路の一実施例を示
すブロック図である。
【図12】この発明に係る不揮発性記憶装置における消
去動作の一実施例を示すフローチャート図である。
【図13】消去モードの設定の具体的一実施例を示すタ
イミング図である。
【図14】この発明に係る一括消去型EEPROMを用
いたマイクロコンピュータシステムの一実施例を示すブ
ロック図である。
【図15】マイクロプロセッサCPUとEEPROMに
着目した各信号の接続関係を示すブロック図である。
【符号の説明】
ADB…アドレスバッファ、FF…ラッチ回路、XAD
B…Xアドレスバッファ、YADB…Yアドレスバッフ
ァ、XAFF,YAFF…アドレスラッチ回路、XDE
C…Xアドレスデコーダ、YDEC…Yアドレスデコー
ダ、SA…センスアンプ、DBC…入出力バッファ、M
B0〜MBn…メモリブロック、ERC0〜ERCn…
消去回路、CONT…制御回路、DOB…データ出力バ
ッファ、DIB…データ入力バッファ、CPU…マイク
ロプロセッサ、ROM…リード・オンリー・メモリ、R
AM…ランダム・アクセス・メモリ、I/OPORT…
入出力ポート、EEPROM(FLASH)…一括消去
型不揮発性記憶装置、RGU…12V系電源装置、LC
D…液晶表示装置、CRT…陰極線管、ADDRESS
…アドレスバス、DATA…データバス、DEC…デコ
ーダ回路、TC…タイミング制御回路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  電気的に消去可能にされた不揮発性記
    憶素子がマトリックス配置され、複数のメモリブロック
    に分割されてなるメモリアレイと、外部からのブロック
    指定及び消去動作の指示に従って対応する1ないし複数
    からなる任意のメモリブロックに対して消去動作を行っ
    た後に対応するメモリブロックのメモリセルを少なくと
    も1回の読み出し動作を行い、その読み出し情報に基づ
    いてメモリブロック毎にそれぞれ消去動作の継続又は停
    止の制御を行う消去制御回路とを備えてなることを特徴
    とする不揮発性記憶装置。
  2. 【請求項2】  上記メモリセルは、フローティングゲ
    ートとコントロールゲートとの2層ゲート構造を持つM
    OSFETであり、フローティングゲートに蓄積された
    情報電荷をトンネル現象を利用してソース、ドレインも
    しくはウェルに引き抜くことによって電気的消去が行わ
    れるものであることを特徴とする請求項1の不揮発性記
    憶装置。
  3. 【請求項3】  上記消去動作が指定されたメモリブロ
    ックは、消去動作に先立ってプレライト動作が行われる
    ものであることを特徴とする請求項1又は請求項2の不
    揮発性記憶装置。
  4. 【請求項4】  上記不揮発性記憶装置は、上記マイク
    ロプロセッサからの消去ブロック及び消去動作の指示に
    従いマイクロプロセッサとは切り離された状態で内部で
    上記メモリブロック毎にそれぞれ消去動作の継続又は停
    止を含む一連の消去動作を自動的に行うことを特徴とす
    る請求項1、請求項2又は請求項3の不揮発性記憶装置
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