JPH04349051A - 車室とエンジンルームとの間の防音構造 - Google Patents

車室とエンジンルームとの間の防音構造

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JPH04349051A
JPH04349051A JP3149165A JP14916591A JPH04349051A JP H04349051 A JPH04349051 A JP H04349051A JP 3149165 A JP3149165 A JP 3149165A JP 14916591 A JP14916591 A JP 14916591A JP H04349051 A JPH04349051 A JP H04349051A
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JP
Japan
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sound
dash
absorbing
cowl
soundproofing
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JP3149165A
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Motohiro Orimo
折茂 元弘
Tomohiro Sekino
関野 智博
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Kasai Kogyo Co Ltd
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Kasai Kogyo Co Ltd
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のエンジンルーム
内の防音材の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に従来の防音材の取付構造について
説明する。
【0003】図6は従来の防音材の取付構造を備えたエ
ンジンルームの正面図であり、図7はその断面図である
。図において、車室2はダッシュパネル3によってエン
ジンルーム1からの発生音が遮蔽されている。ダッシュ
パネル3はダッシュロアパネル4とダッシュアッパーパ
ネル5とから成り、ダッシュロアパネル4には防音材で
あるダッシュ吸遮音材8が取付けられている。そしてエ
ンジンルーム1の上部を遮蔽するフードパネル7にはフ
ード吸遮音材9が取付けられている。
【0004】またカウルボックス6のフロント側のダッ
シュアッパーパネル5には車体ナンバーの刻印10やナ
ンバープレート11が表示されており、またワイパーモ
ータなどの貫通部品12が取付けられているので、吸遮
音材が取付けられていない場合が多く、吸遮音材が取付
けられていてもダッシュアッパーパネル5の面積に対し
て、多くても80%の面積の吸遮音材が取付けられてい
る場合が多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エンジ
ンルーム1内ではコーナー部の音圧が高く、上記の従来
の構成では、カウルボックス6のフロント側のダッシュ
アッパーパネル5に取付けられる吸遮音材の取付面積が
小さいために音圧低減の効果が十分ではなく、車室2内
に騒音が侵入するなどの問題点を有していた。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、エンジンルームのコーナー部の音圧を低減させ、車
室内の静粛を保つ防音材の取付構造を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の防音材の取付構造は、エンジンルーム内のダ
ッシュパネルを覆うダッシュ防音材の上部を、フードパ
ネル側に斜めに立ち上げて、上縁部がフードパネル部に
当接するカウル側防音部を形成し、このカウル側防音部
とダッシュパネルとの間にコーナー部を覆う遮音空間を
形成した構成を有している。そして好ましくはダッシュ
防音材は吸音材、遮音材、吸遮音材である構成を有して
いる。
【0008】また本発明の目的を達成するために、ダッ
シュ防音材を、吸音材の表面に遮音材を取付けた構成を
有している。
【0009】さらに本発明の目的を達成するために、カ
ウル側防音部の上縁部にフードパネル部に密着する弾性
部材を設けた構成を有している。
【0010】
【作用】この構成によって、ダッシュ防音材の上部のカ
ウル側防音部と遮音空間とがエンジンルームのコーナー
部の音圧を低減させるので、車室内に騒音が侵入せず静
粛を保つことが出来る。またこの遮音空間を設けること
により、カウル側防音部がダッシュパネルの車体ナンバ
ーなどの視認性や貫通部品の取付けの作業性を損なうこ
とはない。しかもダッシュ防音材が吸音材、遮音材や吸
遮音材であることによっても、エンジンルームのコーナ
ー部の音圧を低減させるので、車室内への騒音の侵入を
防止することが出来て静粛が保たれる。
【0011】また、吸音材の表面に遮音材を取付けた構
成によって、コーナー部の低音域の音を遮断して音圧が
低減する。
【0012】さらに、カウル防音材の上縁部の弾性部材
がフードパネル部と密着するのでコーナー部の音圧低減
の効果が一層高められる。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
【0014】図1は本発明に係るエンジンルーム内の防
音材の取付構造の斜視図であり、図2はその断面図であ
る。尚、従来例で示した部品と同じ部品には同符号を付
してある。
【0015】図において、車室2はダッシュパネル3に
よってエンジンルーム1からの発生音が遮蔽されている
。ダッシュパネル3はダッシュロアパネル4とダッシュ
アッパーパネル5とから成り、ダッシュロアパネル4に
は防音材であるダッシュ吸音材18が取付けられている
。そしてエンジンルーム1の上部は開閉自在なフードパ
ネル7によって遮蔽されており、フードパネル7の先端
はパッキイング13に当接していて、このフードパネル
7の内面にはフード吸音材19が取付けられている。
【0016】またカウルボックス6のフロント側のダッ
シュアッパーパネル5には車体ナンバーの刻印10やナ
ンバープレート11が表示されており、またワイパーモ
ータなどの貫通部品12が取付けられている。そしてダ
ッシュ吸音材18の上部がフード吸音材19側に斜め立
ち上げられて、防音部であるカウル側吸音部15がダッ
シュ吸音材18と一体に成形されていて、このカウル側
吸音部15とカウルボックス6との間に遮音空間14が
形成されており、カウル側吸音部15の上縁部はフード
吸音材19に当接している。
【0017】吸音材18、19、15は熱成形可能なセ
ミキュアフェルトやグラスウールなどがホットプレス工
法によって成形され、表面には撥水性のある不織布が貼
着されている。
【0018】以上のように構成された防音材の取付構造
は、ダッシュ吸音材18の上部のカウル側吸音部15を
フード吸音材19側に斜めに立ち上げることにより、ダ
ッシュアッパーパネル5の面積に対してカウル側吸音部
15の面積が100%以上となり、さらにカウル側吸音
部15の上縁部がフード吸音材19に当接しているので
、このカウル側吸音部15と遮音空間14とがエンジン
ルーム1のコーナー部の音圧を低減させ、車室2内に騒
音が侵入せず静粛を保つことが出来る。
【0019】さらに、カウル側吸音部15はエンジンル
ーム1のデッドスペースとなっている部位には効率良く
設置することが出来、またこの部位では厚みを十分にと
ることが出来るので、より低音域の音を吸収して効果が
高められる。また遮音空間14を設けることにより、カ
ウル側吸音部15がダッシュパネルの車体ナンバー10
などの視認性や貫通部品12などの取付けの作業性を損
なうことはない。
【0020】以上のように本実施例によれば、エンジン
ルーム1内のダッシュパネル3を覆うダッシュ吸音材1
8の上部を、フードパネル7を覆うフード吸音材19側
に斜めに立ち上げて、上縁部がフード吸音材19に当接
するカウル側吸音部15を形成し、このカウル側吸音部
15とダッシュパネル3との間にコーナー部を覆う遮音
空間14を形成することにより、カウルボックス6のフ
ロント側のカウル側吸音部15と遮音空間14とがエン
ジンルーム1のコーナー部の音圧を低減させるので、車
室2内に騒音が侵入せず静粛を保つことが出来る。また
この遮音空間14を設けることにより、カウル側吸音部
15がダッシュパネルの車体ナンバー10などの視認性
や貫通部品12などの取付けの作業性を損なうことはな
い。
【0021】さらに図3に示すようにカウル側吸音部1
5の上縁部に、フード吸音材19との密着性を向上させ
るために、弾性部材であるラバー16などを設けること
により、遮音空間14の遮音性能が向上し、エンジンル
ーム1のコーナー部の音圧低減の効果が一層高められる
【0022】またカウル側吸音部15の上縁部をフード
パネル7に当接させることによっても、カウル側吸音部
15と遮音空間14とがエンジンルーム1のコーナー部
の音圧を低減させて、同様な効果が得られる。
【0023】さらにダッシュ吸音材は遮音材や吸遮音材
を使用しても、エンジンルームのコーナー部の音圧を低
減させるので、ダッシュパネルの遮音効果と相俟って一
層の効果が得られる。
【0024】尚、本実施例では吸音材として、熱成形可
能なセミキュアフェルトやグラスウールについて説明し
たが、変形例として図4に示すように、吸音材18の表
面に遮音材17を貼着して二重の構造にすると、さらに
エンジンルーム1のコーナー部の低音域の音を遮断して
、より一層の効果が得られる。遮音材17には耐熱表皮
材や樹脂材などが面密度1〜5kg/ m2 、厚み0
.5〜5mmの範囲で使用される。
【0025】エンジンルーム内における本発明の防音材
の取付構造と従来の防音材の取付構造の、音量と周波数
との関係を図5に示す。その結果、従来の防音材に比し
て本発明の防音材は約1%増の音量を吸収している。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明は、エンジンルーム
内のダッシュパネルを覆うダッシュ防音材の上部を、フ
ードパネル側に斜めに立ち上げて、上縁部がフードパネ
ル部に当接するカウル側防音部を形成し、このカウル側
防音部とダッシュパネルとの間にコーナー部を覆う遮音
空間を形成することにより、カウルボックスのフロント
側のカウル側防音部と遮音空間とがエンジンルームのコ
ーナー部の音圧を低減させるので、車室内に騒音が侵入
せず静粛を保つことが出来る。またこの遮音空間を設け
ることにより、カウル側防音部がダッシュパネルの車体
ナンバーなどの視認性や貫通部品の取付けの作業性を損
なうことはない。しかもダッシュ防音材が吸音材、遮音
材や吸遮音材であることによって、コーナー部の音圧を
低減させるので、車室内への騒音の侵入を防止すること
が出来て静粛が保たれる。
【0027】また、吸音材の表面に遮音材を取付けた構
成によって、コーナー部の低音域の音を遮断して音圧が
低減する。
【0028】さらに、カウル防音材の先端の弾性部材が
フード防音材と密着するのでコーナー部の音圧低減の効
果が一層高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る吸音材の取付構造の斜
視図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】図2のB部拡大図である。
【図4】本発明の変形例の吸遮音材の取付構造の断面図
である。
【図5】エンジンルーム内における本発明の防音材の取
付構造と従来の防音材の取付構造の、音量と周波数との
関係を示す図表である。
【図6】従来の吸遮音材の取付構造を備えたエンジンル
ームの正面図である。
【図7】従来の吸遮音材の取付構造の断面図である。
【符号の説明】
1  エンジンルーム 2  車室 3  ダッシュパネル 4  ダッシュロアパネル 5  ダッシュアッパーパネル 6  カウルボックス 7  フードパネル 8  ダッシュ吸遮音材 9  フード吸遮音材 14  遮音空間 15  カウル側吸音部 16  ラバー(弾性部材) 17  遮音材 18  ダッシュ吸音材 19  フード吸音材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  エンジンルーム内のダッシュパネルを
    覆うダッシュ防音材の上部を、フードパネル側に斜めに
    立ち上げて、上縁部がフードパネル部に当接するカウル
    側防音部を形成し、このカウル側防音部とダッシュパネ
    ルとの間に、コーナー部を覆う防音空間を形成したこと
    を特徴とする防音材の取付構造。
  2. 【請求項2】  ダッシュ防音材は吸音材である請求項
    1記載の防音材の取付構造。
  3. 【請求項3】  ダッシュ防音材は遮音材である請求項
    1記載の防音材の取付構造。
  4. 【請求項4】  ダッシュ防音材は吸遮音材である請求
    項1記載の防音材の取付構造。
  5. 【請求項5】  ダッシュ防音材を、吸音材の表面に遮
    音材を取付けた構成にした請求項1記載の防音材の取付
    構造。
  6. 【請求項6】  カウル側防音部の上縁部にフードパネ
    ル部に密着する弾性部材を設けた請求項1記載の防音材
    の取付構造。
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