JPS6217316Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6217316Y2 JPS6217316Y2 JP1980155669U JP15566980U JPS6217316Y2 JP S6217316 Y2 JPS6217316 Y2 JP S6217316Y2 JP 1980155669 U JP1980155669 U JP 1980155669U JP 15566980 U JP15566980 U JP 15566980U JP S6217316 Y2 JPS6217316 Y2 JP S6217316Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speaker
- sound
- pillar
- space
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 230000011514 reflex Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車の音響装置の改善に関する。
自動車用のスピーカは前面側にバツフル板を有
しており、装着場所も計器板部とかリヤシエルフ
部、ドア部等であつて、乗員側に前面が向くよう
に取付けられている。
しており、装着場所も計器板部とかリヤシエルフ
部、ドア部等であつて、乗員側に前面が向くよう
に取付けられている。
計器板にスピーカが取付けられるものでは、ス
ピーカの前面側（計器板の上面側）に出る音と後
面側（計器板の下面側）から出る音とが逆位相と
なつて打消し合うので、低音が出にくくなつて良
好な音を得ることが困難である。
ピーカの前面側（計器板の上面側）に出る音と後
面側（計器板の下面側）から出る音とが逆位相と
なつて打消し合うので、低音が出にくくなつて良
好な音を得ることが困難である。
また、リヤシエルフ部、ドア部等にスピーカが
取付けられるものでは、スピーカのコーン部がド
ア内またはトランクルーム内等に封じ込まれた状
態になつてしまうため、適度のインピーダンスを
車室内に得ることができず、この場合にも前記計
器板部に取付けたものと同じように良好な音を得
ることが困難である。
取付けられるものでは、スピーカのコーン部がド
ア内またはトランクルーム内等に封じ込まれた状
態になつてしまうため、適度のインピーダンスを
車室内に得ることができず、この場合にも前記計
器板部に取付けたものと同じように良好な音を得
ることが困難である。
本考案の目的は上記欠点を排除できるスピーカ
の取付構造による音響装置を提供することであ
り、その特徴とするところは、車室の隅角部に配
設され、内部に空間を有する車体骨格部材におい
て、同車体骨格部材が上記空間と上記車室の乗員
居住空間とを音響的に連通する２つの開口を有
し、同２つの開口の一方が上記車室の乗員居住空
間側からスピーカの音響発生部の前面で閉塞され
るとともに同スピーカの上記音響発生部の後面か
ら発せられる音響を乗員が直接聴き取れる位置に
形成されたことである。
の取付構造による音響装置を提供することであ
り、その特徴とするところは、車室の隅角部に配
設され、内部に空間を有する車体骨格部材におい
て、同車体骨格部材が上記空間と上記車室の乗員
居住空間とを音響的に連通する２つの開口を有
し、同２つの開口の一方が上記車室の乗員居住空
間側からスピーカの音響発生部の前面で閉塞され
るとともに同スピーカの上記音響発生部の後面か
ら発せられる音響を乗員が直接聴き取れる位置に
形成されたことである。
以下図面を参照して本考案による実施例につき
説明する。
説明する。
第１図ａは本考案による第１実施例の装置を示
す説明図、第１図ｂは第１図ａのＡ−Ａ矢視断面
図、第１図ｃは第１図ａのＢ−Ｂ矢視断面図であ
る。
す説明図、第１図ｂは第１図ａのＡ−Ａ矢視断面
図、第１図ｃは第１図ａのＢ−Ｂ矢視断面図であ
る。
図において、１は計器板、２はフロントピラー
で、天井部に連通する空間を内部に形成し車室の
隅角部に位置する車体骨格部材である。一般にフ
ロントピラー２の上端部は、第１図ｃに示すよう
に、天井部に連通する開口１２が設けられてい
る。１０はルーフ、１１は天井内張りである。
で、天井部に連通する空間を内部に形成し車室の
隅角部に位置する車体骨格部材である。一般にフ
ロントピラー２の上端部は、第１図ｃに示すよう
に、天井部に連通する開口１２が設けられてい
る。１０はルーフ、１１は天井内張りである。
３はピラーの開口で、ピラー２の計器板近傍で
ピラー２の車室内に臨む面に設けられている。
ピラー２の車室内に臨む面に設けられている。
４はスピーカで、同スピーカの通常コーン部と
称される音響発生部でピラーの開口３が閉塞され
るようにスピーカの前面周縁が同開口３の周縁に
締着されている。５はコーン部である。
称される音響発生部でピラーの開口３が閉塞され
るようにスピーカの前面周縁が同開口３の周縁に
締着されている。５はコーン部である。
上記構成の場合の作用、効果について述べる。
スピーカ４作動時には、スピーカ４の後部のコー
ン部５から出る音を直接に、またスピーカ４の前
面から出る音を天井部を介して間接的に乗員が聴
ける。
スピーカ４作動時には、スピーカ４の後部のコー
ン部５から出る音を直接に、またスピーカ４の前
面から出る音を天井部を介して間接的に乗員が聴
ける。
この場合は、車室内の隅角部に設けられたピラ
ー２にスピーカ４を装着したことにより、スピー
カに適度の負荷を加えることができ、またピラー
２内がダクトと考えられ、位相反転（バスレフ）
型のスピーカシステムとなり低音の質が向上す
る。即ち、適度のインピーダンスを与えられ良好
な音を発生する。なお、第１図と逆方向にスピー
カを取付けることもできる。これにより中高音域
の音質が改善される。
ー２にスピーカ４を装着したことにより、スピー
カに適度の負荷を加えることができ、またピラー
２内がダクトと考えられ、位相反転（バスレフ）
型のスピーカシステムとなり低音の質が向上す
る。即ち、適度のインピーダンスを与えられ良好
な音を発生する。なお、第１図と逆方向にスピー
カを取付けることもできる。これにより中高音域
の音質が改善される。
第２図は本考案による他の実施例のスピーカ構
造を示す。
造を示す。
前記実施例ではスピーカ４は露出していて見栄
えが良くないので、カバー６で被覆し周面に穴６
ａを設けたものであり、さらにスピーカ４に適度
の負荷も与えられるものであり、音質も多少調整
できるものである。
えが良くないので、カバー６で被覆し周面に穴６
ａを設けたものであり、さらにスピーカ４に適度
の負荷も与えられるものであり、音質も多少調整
できるものである。
第３図は本考案による第２実施例の装置を示す
説明図である。
説明図である。
この場合は、前記のカバー６を設けたスピーカ
４をフロントピラー２に装着している。その作
用、効果は第１実施例の場合と同じである。
４をフロントピラー２に装着している。その作
用、効果は第１実施例の場合と同じである。
第４図は本考案による第３実施例の装置を示す
説明図である。
説明図である。
この場合は車室のリヤピラー８の上部に開口を
設けてスピーカ４を取付けていて、車室内空気を
矢印ａのように室外へ排出する空気抜きダクトの
リヤピラー８に設けられた開口９からも音を出す
ようにしたものである。
設けてスピーカ４を取付けていて、車室内空気を
矢印ａのように室外へ排出する空気抜きダクトの
リヤピラー８に設けられた開口９からも音を出す
ようにしたものである。
第５図は本考案による第４実施例の装置を示す
説明図である。
説明図である。
この場合は、スピーカ４の配置を第１実施例と
同様に下方に寄せたもので、その作用、効果は第
１実施例の場合と同じである。なお、リヤピラー
８は一般には天井部への開口は設けられていない
が、この場合は開口を設けてあるものである。
同様に下方に寄せたもので、その作用、効果は第
１実施例の場合と同じである。なお、リヤピラー
８は一般には天井部への開口は設けられていない
が、この場合は開口を設けてあるものである。
また、カウルヘツド下トーボード部及びバン車
のリヤコーナ等に設けてもよい。
のリヤコーナ等に設けてもよい。
なお、第１図及び第５図に示した実施例では、
天井内張りの存在により車室内部の空間に目視的
には連通されていない天井部の空間と車体骨格部
材内部の空間とを連通する開口が形成されている
が、上記天井内張りは通常薄いシート状の部材か
ら成るものなので、上記車室内部の空間に対する
音響的な影響は何らないものである。
天井内張りの存在により車室内部の空間に目視的
には連通されていない天井部の空間と車体骨格部
材内部の空間とを連通する開口が形成されている
が、上記天井内張りは通常薄いシート状の部材か
ら成るものなので、上記車室内部の空間に対する
音響的な影響は何らないものである。
第１図ａは本考案による１実施例の装置を示す
説明図、第１図ｂは第１図ａのＡ−Ａ矢視断面
図、第１図ｃは第１図ａのＢ−Ｂ矢視断面図、第
２図は本考案による他の実施例のスピーカ構造を
示す説明図、第３図は本考案による第２実施例の
装置を示す説明図、第４図は本考案による第３実
施例の装置を示す説明図、第５図は本考案による
第４実施例の装置を示す説明図である。 １……計器板、２……フロントピラー、３……
開口、４……スピーカ、５……コーン部、６……
カバー、８……リヤピラー。
説明図、第１図ｂは第１図ａのＡ−Ａ矢視断面
図、第１図ｃは第１図ａのＢ−Ｂ矢視断面図、第
２図は本考案による他の実施例のスピーカ構造を
示す説明図、第３図は本考案による第２実施例の
装置を示す説明図、第４図は本考案による第３実
施例の装置を示す説明図、第５図は本考案による
第４実施例の装置を示す説明図である。 １……計器板、２……フロントピラー、３……
開口、４……スピーカ、５……コーン部、６……
カバー、８……リヤピラー。
Claims (1)
- 車室の隅角部に配設され、内部に空間を有する
車体骨格部材において、同車体骨格部材が上記空
間と上記車室の乗員居住空間とを音響的に連通す
る２つの開口を有し、同２つの開口の一方が上記
車室の乗員居住空間側からスピーカの音響発生部
の前面で閉塞されるとともに同スピーカの上記音
響発生部の後面から発せられる音響を乗員が直接
聴き取れる位置に形成されたことを特徴とする音
響装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980155669U JPS6217316Y2 (ja) | 1980-11-01 | 1980-11-01 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980155669U JPS6217316Y2 (ja) | 1980-11-01 | 1980-11-01 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5780986U JPS5780986U (ja) | 1982-05-19 |
| JPS6217316Y2 true JPS6217316Y2 (ja) | 1987-05-02 |
Family
ID=29514850
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980155669U Expired JPS6217316Y2 (ja) | 1980-11-01 | 1980-11-01 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6217316Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5986797U (ja) * | 1982-12-03 | 1984-06-12 | 株式会社村上開明堂 | 車両用スピ−カ装置 |
| JPH0136391Y2 (ja) * | 1984-10-23 | 1989-11-06 | ||
| JPH057878Y2 (ja) * | 1986-07-16 | 1993-02-26 | ||
| JP5345368B2 (ja) * | 2008-11-06 | 2013-11-20 | アルパイン株式会社 | 車載用スピーカ装置 |
| JP6291462B2 (ja) * | 2015-09-03 | 2018-03-14 | 本田技研工業株式会社 | 車両用会話補助システム |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4823397U (ja) * | 1971-07-26 | 1973-03-16 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5623976Y2 (ja) * | 1976-06-28 | 1981-06-05 |
-
1980
- 1980-11-01 JP JP1980155669U patent/JPS6217316Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4823397U (ja) * | 1971-07-26 | 1973-03-16 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5780986U (ja) | 1982-05-19 |
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