JPH0434226Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0434226Y2
JPH0434226Y2 JP1984081898U JP8189884U JPH0434226Y2 JP H0434226 Y2 JPH0434226 Y2 JP H0434226Y2 JP 1984081898 U JP1984081898 U JP 1984081898U JP 8189884 U JP8189884 U JP 8189884U JP H0434226 Y2 JPH0434226 Y2 JP H0434226Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint material
joint
concrete
socket
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984081898U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60195372U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8189884U priority Critical patent/JPS60195372U/ja
Publication of JPS60195372U publication Critical patent/JPS60195372U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0434226Y2 publication Critical patent/JPH0434226Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Building Environments (AREA)
  • Sewage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は暗渠、共同溝、マンホール、桝等に使
用するプレキヤストコンクリート製管製品および
側溝、水路等に使用するプレキヤストコンクリー
ト製U字溝等のコンクリート製品のジヨイント部
の漏水防止構造に関する。
<従来の技術および問題点> 従来のコンクリート製品ジヨイント部の漏水防
止構造には、第8図のように、コンクリート製品
40の一端にソケツト部41を形成し、段42に
ゴム製目地材43を接着し、しかる後他端をソケ
ツト部41に嵌入し押圧ジヨイントするものや、
第9図のように、製品50の一方の端面51に溝
52を形成し、該溝底部にゴム製目地材53を接
着し、しかる後他方の平滑な端面54を押圧ジヨ
イントするものがある。これらはゴム製目地材が
圧迫されて変形し、コンクリート面に密着して防
水効果をあげるものである。ゴム製目地材の接着
は瞬間接着剤又は樹脂系の強力接着剤で行われる
が、前者の場合は接着作業は容易であるが接着力
が弱く、運搬やジヨイント作業時の衝撃により、
また雨や温度変化等により離脱し易く、後者の場
合は接着剤が硬化するまでゴム製目地材を段42
や溝52底部に保持させておくのが困難で、接着
作業能率が著しく悪いという問題があつた。また
第10図のように、コンクリート製品60,60
の各端面61,61にゴム製目地材62,62を
一体的に突設させ、押圧し接着させた構造は、ジ
ヨイント部の強度、信頼性に問題があるととも
に、ゴム製目地材をコンクリート製品端面に一体
的に突設させるのが困難で、現在ほとんど使用さ
れていない。すなわち、型枠が非常に複雑になる
こと、目地材の型枠への取付が困難であること、
コンクリートの流し込みや締固めの衝撃で目地材
がはずれやすいという問題があるのである。
<問題点を解決するための手段> 本考案は上記問題点を解決するもので、目地材
を介して押圧ジヨイントされた複数のコンクリー
ト製品のジヨイント部の漏水防止構造において コンクリート製品の一端寄りの内壁に段を設
けて他端の外径寸法よりやや大きな内径寸法を
有するソケツト部を形成すること 前記段に、ソケツト部端から先端が突出しな
い程度に、目地材がその先端部を突出させた状
態で埋め込まれていること 前記目地材の先端部は独立気泡スポンジで成
ること ソケツト部にコンクリート製品他端が嵌入さ
れ、目地材が押圧されていること を特徴とするコンクリート製品ジヨイント部の漏
水防止構造である。
<作用> 以下前記手段に伴う作用を記載する。
コンクリート製品の一端寄りの内壁に段を設
けてソケツト部を形成したことは、ソケツトジ
ヨイントを可能とし、目地材を埋め込む場所を
提供する。
段に目地材を先端部を突出させて埋め込んだ
ことは漏水防止のためであり、目地材の先端が
ソケツト端より突出していないことは、型枠構
造が簡単となり目地材の損傷をも防止する。
目地材の先端部を独立気泡スポンジとしたこ
とは、変形を容易にし、型枠への取付を容易確
実にするとともに、漏水防止を高める。
ソケツト部にコンクリート製品他端が嵌入さ
れることによりジヨイントを確実強固なものと
し、目地材が押圧されていることは漏水を防止
する作用を有する。
<実施例> 以下実施例を表わした図面を参照しつつ本考案
の構成等を詳細に説明する。
第1〜5図はU字溝1,1のジヨイント部に本
考案を実施した例を示すものである。第1,2図
に示すごとく、U字溝1の一端よりの内壁には段
3が設けられ、他端の外径寸法よりやや大きな内
径寸法を有するソケツト部2が形成されている。
段3には目地材4が埋め込まれている。目地材4
は第3図に示すごとく、先端部5と埋込部8とか
ら成り、先端部5は段3から突出している部分、
埋込部はコンクリート中に一体的に埋め込まれて
いる部分である。先端部5は、変形を容易にして
コンクリート面への密着性を高めるため、また型
枠への取付を容易確実にするために独立気泡スポ
ンジで成り、さらにこれらの機能を高めるため、
第3図に示すごとく空洞6および鰭7が形成され
ている。埋込部8は、先端部5の変形を助成する
ため、後端10を除き独立気泡スポンジで成る。
後端10は引抜き防止のため、スポンジよりも変
形しにくいゴムで成る。括れ9も引抜き防止のた
め形成されている。目地材4はスポンジとゴムを
接着剤で貼付して作製してもよいし、押圧成型の
際スポンジとゴムを押圧することにより一体に接
合してもよい。目地材の構成は上記のものが通常
最も望ましいが、必らずしもこれに限るものでは
ない。例えば第4図イに示す目地材11は、先端
部12は独立気泡スポンジで成るが、埋込部13
はゴムで成る。また先端部12には空洞や鰭は形
成されておらず、埋込部には引抜き防止のため膨
出部14が形成されている。この目地材11は目
地材4に比べ先端部が変形しにくいから、大型の
コンクリート製品で、ジヨイントの際の押圧力が
大きい場合に使用すべきである。第4図ロに示す
目地材15は先端部16は独立気泡スポンジ、埋
込部19はゴムで成る。先端部16には空洞17
と、鰭に代えて、切込18が形成されている。埋
込部19には括れ20が形成されている。目地材
15の先端部は、目地材4の場合より変形しにく
いが、目地材11に比べ遥かに変形しやすい、目
地材はコンクリート製品の肉厚、重量、ジヨイン
トの際の押圧力等により適宜設計される。第3図
に示すごとく、目地材4はその先端がソケツト部
端から突出しない、すなわち引込んだ状態で埋め
込まれている。これにより、後述するように、目
地材を埋め込む際の型枠構造が簡単なものとな
り、またコンクリート製品の運搬等の作業の際に
目地材を損傷する危険も少なくなる。U字溝1の
他端は、第1図に示すごとく、ソケツト部2に嵌
入され、目地材4の先端部を押圧変形させ密着し
ているから、ジヨイント部の結合は強固であり、
著しい漏水防止効果が得られるのである。
目地材をコンクリート製品に埋め込むには、第
5図に示すごとく、端面の型枠せき板21の内側
に目地棒23を穴22から溶接する等して固定
し、目地棒23頂部に穿設された溝24に目地材
4の先端部5を挿入固定し、これらを側面の型枠
せき板25にセツトする。しかる後コンクリート
を流し込み、硬化後端面の型枠せき板21および
これに固定された目地棒23を取外せば、目地材
4は、第3図に示すごとく、コンクリート製品に
埋込まれる。目地材の先端部は弾性に富むスポン
ジで成るから、目地棒23の溝24の上から押し
込むだけで簡単に挿入固定でき、しかもコンクリ
ートを流し込む際の衝撃や、締固める際の振動に
よつても離脱することがない。この型枠構造は目
地棒23をせき板21の内側に固定するだけの極
めて単純なもので、これは目地材を、ソケツト部
端から先端が突出しない程度に、段に埋め込む構
成をもつて実現されるものである。
第6,7図はコンクリート管30,30のジヨ
イント部に本考案を実施した例を示すものであ
る。管30の一端寄りの内壁には段32が設けら
れ、他端の外径寸法よりやや大きな内径寸法を有
するソケツト部31が形成されている。段32に
は目地材33が、ソケツト部端から先端が突出し
ない程度に、先端部を突出させた状態で埋め込ま
れている。目地材33の構成は前述の目地材4と
同じである。ソケツト部31には管30の他端が
嵌入され、目地材33を押圧し密着している。
<考案の効果> 本考案によれば、目地材はあらかじめコンクリ
ート製品に埋め込まれ、離脱するおそれがなく、
煩わしい接着作業も必要ない。コンクリート製品
の一端にソケツト部を形成し、目地材は段に埋め
込まれるため、型枠構造が単純となり、運搬作業
時等に目地材を損傷するおそれもない。目地材の
先端部は独立気泡スポンジで成るから、型枠への
取付けも容易確実でジヨイント部の密着にも勝
れ、漏水防止効果も大きい。またジヨイント部は
ソケツトジヨイントであるから、強度も十分なも
のが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例たるジヨイント部の
漏水防止構造を有するU字溝の一部を切欠して示
す側面図、第2図はその一端の正面図、第3図は
ジヨイント前の状態を示す拡大断面図、第4図は
目地材の他の例を示す断面図、第5図は目地材を
型枠に取付けた状態を示す断面図、第6図は他の
実施例たる構造を有するコンクリート管の一部切
欠側面図、第7図はその一端の正面図、第8〜1
0図は従来のジヨイント部の漏水防止構造を示す
断面図である。 1……U字溝、2……ソケツト部、3……段、
4……目地材、5……先端部、8……埋込部、3
0……コンクリート管、31……ソケツト部、3
2……段、33……目地材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 目地材を介して押圧ジヨイントされた複数のコ
    ンクリート製品のジヨイント部の漏水防止構造に
    おいて コンクリート製品の一端寄りの内壁に段を設
    けて他端の外径寸法よりやや大きな内径寸法を
    有するソケツト部を形成すること 前記段に、ソケツト部端から先端が突出しな
    い程度に、目地材がその先端部を突出させた状
    態で埋め込まれていること 前記目地材の先端部は独立気泡スポンジで成
    ること ソケツト部にコンクリート製品他端が嵌入さ
    れ、目地材が押圧されていることを特徴とする
    コンクリート製品ジヨイント部の漏水防止構
    造。
JP8189884U 1984-06-04 1984-06-04 コンクリ−ト製品ジヨイント部の漏水防止構造 Granted JPS60195372U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8189884U JPS60195372U (ja) 1984-06-04 1984-06-04 コンクリ−ト製品ジヨイント部の漏水防止構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8189884U JPS60195372U (ja) 1984-06-04 1984-06-04 コンクリ−ト製品ジヨイント部の漏水防止構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60195372U JPS60195372U (ja) 1985-12-26
JPH0434226Y2 true JPH0434226Y2 (ja) 1992-08-14

Family

ID=30629115

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8189884U Granted JPS60195372U (ja) 1984-06-04 1984-06-04 コンクリ−ト製品ジヨイント部の漏水防止構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60195372U (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2565445Y2 (ja) * 1990-11-30 1998-03-18 前田製管 株式会社 ソケット付u字溝の継手構造
JPH0743245Y2 (ja) * 1990-11-30 1995-10-09 前田製管株式会社 ボックスカルバートの継手構造
JPH0811083Y2 (ja) * 1992-02-14 1996-03-29 前田製管株式会社 歩車道境界用蓋付側溝
JP5129912B2 (ja) * 2001-09-03 2013-01-30 積水化学工業株式会社 垂直方向の管接続方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5898539A (ja) * 1981-12-05 1983-06-11 ヤマウコンクリ−ト工業株式会社 コンクリ−ト製品用目地材

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5898539A (ja) * 1981-12-05 1983-06-11 ヤマウコンクリ−ト工業株式会社 コンクリ−ト製品用目地材

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60195372U (ja) 1985-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0434226Y2 (ja)
US20040208704A1 (en) Manhole structure constructing method, manhole structure water-stop flexible joint and manhole structure
JPH0434227Y2 (ja)
JP4537225B2 (ja) 可撓止水継手およびその施工方法
JPS5898539A (ja) コンクリ−ト製品用目地材
JP4136033B2 (ja) ジョイントシール材
JPS6243019Y2 (ja)
JPH0139829Y2 (ja)
JPS6337558Y2 (ja)
JPS582828Y2 (ja) 壁面化粧材の剥落防止構造
JPH0139828Y2 (ja)
JPS5941266Y2 (ja) 防水接合構造を内装した箱型暗きよ
JPS607156B2 (ja) フランジ付管継手
JP2868424B2 (ja) シートにパイプを接続するための接続器および接続方法
JPS60141936A (ja) 防水連結可能なコンクリート製品
JP4485047B2 (ja) 目地材
JPS6337557Y2 (ja)
KR200275390Y1 (ko) 산업용 부산물을 이용한 지하 매설용 콘크리트 구조물용연결구
JPS5930064Y2 (ja) 構築物の接続構造
JPH0342096Y2 (ja)
KR100207037B1 (ko) 목재 접합방법
JP2542107Y2 (ja) モルタルスリーブ用プラグ
KR100463660B1 (ko) 산업용 부산물을 이용한 지하 매설용 콘크리트 구조물용연결구
JP3015847B2 (ja) 地下連続壁の仕切板
JP4919477B2 (ja) 軒樋継手