JPH04340368A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器

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JPH04340368A
JPH04340368A JP3107919A JP10791991A JPH04340368A JP H04340368 A JPH04340368 A JP H04340368A JP 3107919 A JP3107919 A JP 3107919A JP 10791991 A JP10791991 A JP 10791991A JP H04340368 A JPH04340368 A JP H04340368A
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JP
Japan
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switching element
circuit
control circuit
capacitor
voltage
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JP3107919A
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Motonari Hikita
泉生 弘田
Hideki Omori
英樹 大森
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般家庭及びレストラン
などで使用される誘導加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の誘導加熱調理器の回路動作を図6
〜図8を用いて説明する。図6は従来の誘導加熱調理器
の回路の一例である。21は直流電源、22は加熱コイ
ルで、図には特に記載していないがこの上に被加熱物(
鍋等)が置かれる。23は共振コンデンサで、加熱コイ
ル22と共振コンデンサ23で負荷回路24が構成され
ている。25はスイッチング素子で、本例では大電流、
高耐圧のIGBTを用いている。26は逆導通のダイオ
ードである。27はスイッチング素子25を駆動する制
御回路である。
【0003】図7は定常動作時におけるインバータ各部
の動作波形である。(ア)は制御回路27から出力され
るドライブ信号の波形で、この出力がHIGHの時にス
イッチング素子25がオンになる。(イ)はスイッチン
グ素子25と逆道通のダイオード26に流れる電流Ic
で、(ウ)はスイッチング素子25の両端にかかる電圧
Vceである。図8はターンオフ時におけるIc、Vc
eの拡大波形である。
【0004】以上の図6〜図8をもとにこの回路の動作
の説明を行う。制御回路27はスイッチング素子5を所
定時間(図においては20μs)オンさせた後、ターン
オフし加熱コイル22と共振コンデンサ23からなる負
荷回路24を共振させる。さらに制御回路27はVce
を検知しており、Vceの立ち下がりが所定値よりも低
くなると再びスイッチング素子25をオンさせる。
【0005】以上の動作を繰り返すため図7において制
御回路27のドライブ信号(ア)に対して、Icは(イ
)の様に、Vceは(ウ)の様になり、加熱コイル22
上に置かれた鍋にパワーが供給される。この鍋に供給さ
れるパワーはスイッチング素子25のオン時間を変化さ
せることにより自在に変えることができる。ここでター
ンオフ時のIc,Vce拡大波形は図8の様になる。図
に示すようにIcが完全に0にならないうちにVceが
立ち上がる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な従来の誘導加熱調理器では、以下に示す2つの課題が
あった。第1の課題はターンオフ時にIcが完全に0に
ならない状態からVceが立ち上がるため、スイッチン
グ素子にストレスがかかり、スイッチング損失が大きく
なるというものである。スイッチング損失が大きいと、
スイッチング素子の発熱が大きくなり、それを冷却する
機構が大型化、複雑化し、コストアップの原因となり問
題である。第2の課題は共振時にVceが大きく上がっ
てしまうため(700V程度)高耐圧のスイッチング素
子が必要となることである。高耐圧のスイッチング素子
もコストアップの原因となる。
【0007】本発明は従来の第1の課題を解決し、小型
で安価な誘導加熱調理器を提供することを第1の目的と
している。また本発明は従来の第2の課題を解決するも
ので、安価な誘導加熱調理器を提供することを第2の目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、加熱コイルと共振コンデンサからな
る負荷回路と、直流電源と、スイッチング素子と、前記
スイッチング素子に並列に接続されたダイオードと、前
記スイッチング素子を制御する制御回路とを有し、前記
負荷回路と前記スイッチング素子とを接続した直列回路
と、前記直流電源の出力とを接続し、前記制御回路は前
記スイッチング素子を所定周期でオン、オフし、前記共
振コンデンサは、両端電圧が小の時は容量が小さく、大
の時は容量が大きくなる非線形コンデンサを用いた誘導
加熱調理器としたものである。
【0009】また本発明は上記第2の目的を達成するた
めに、加熱コイルと共振コンデンサからなる負荷回路と
、直流電源と、スイッチング素子と前記スイッチング素
子に並列に接続されたダイオードと、前記スイッチング
素子を制御する制御回路とを有し、前記負荷回路と前記
スイッチング素子とを接続した直列回路と、前記直流電
源の出力とを接続し、前記制御回路は前記スイッチング
素子を所定周期でオン、オフし、前記共振コンデンサは
、両端電圧が大の時は容量が小さく、小の時は容量が大
きくなる非線形コンデンサを用いた誘導加熱調理器とし
たものである。
【0010】
【作用】上記本発明の構成により、ターンオフ時にVc
eの立ち上がりが鈍化されるので、スイッチング素子の
ストレスをほとんど0にすることができる。
【0011】また上記本発明の構成により、共振時のV
ceのピークを低く抑えることができるので、耐圧の低
いスイッチング素子を用いることができるようになる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1、図2
、及び図3を用いて説明する。図1において、1は直流
電源、2は加熱コイルで、図には特に記載していないが
この上に被加熱物(鍋等)が置かれる。3は共振コンデ
ンサで、加熱コイル2とにより負荷回路4を構成してい
る。そして共振コンデンサ3はその両端電圧が低いとき
は容量が小さく、両端電圧が高いときは容量が大きくな
る非線形のコンデンサを用いている。5はスイッチング
素子で、本例では大電流、高耐圧のIGBTを用いてい
る。6は逆導通のダイオードである。7はスイッチング
素子5を駆動する制御回路である。
【0013】図2は定常動作時におけるインバータ各部
の動作波形である。(ア)は制御回路7から出力される
ドライブ信号の波形で、この出力がHIGHの時にスイ
ッチング素子5がオンになる。(イ)はスイッチング素
子5と逆道通のダイオード6に流れる電流Icで、(ウ
)はスイッチング素子5の両端にかかる電圧Vceであ
る。図3はターンオフ時におけるIc、Vceの拡大波
形である。
【0014】以上の図1〜図3をもとにこの回路の動作
の説明を行う。制御回路7はスイッチング素子5を所定
時間(図においては20μs)オンさせた後、ターンオ
フし加熱コイル2と共振コンデンサ3からなる負荷回路
4を共振させる。さらに制御回路7はVceを検知して
おり、Vceの立ち下がりが所定値よりも低くなると、
再びスイッチング素子5をオンさせる。
【0015】以上の動作を繰り返すため図2において、
制御回路7のドライブ信号(ア)に対して、Icは(イ
)の様になる。そして共振コンデンサ3はその両端電圧
が低いときは容量が小さく、両端電圧が高いときは容量
が大きくなる非線形のコンデンサを用いているので、V
ceは(ウ)の様になり、加熱コイル2上に置かれた鍋
にパワーが供給される。この鍋に供給されるパワーはス
イッチング素子5のオン時間を変化させることにより自
在に変えることができる。ここでターンオフ時のIc,
Vce拡大波形は図3の様になる。
【0016】このように本発明の一実施例によれば、共
振コンデンサ3にその両端電圧が低いときは容量が小さ
く、両端電圧が高いときは容量が大きくなる非線形のコ
ンデンサを用いているので、ターンオフ時のVceの立
ち上がりが鈍化され、この部分のスイッチング損失がほ
とんど0となる。
【0017】次に本発明の他の実施例について図4及び
図5を用いて説明する。図4において、11は直流電源
、12は加熱コイルで、図には特に記載していないがこ
の上に被加熱物(鍋等)が置かれる。13は共振コンデ
ンサで、加熱コイル12とにより負荷回路14を構成し
ている。そして共振コンデンサ13はその両端電圧が大
の時は容量が小さく、小の時は容量が大きくなる非線形
コンデンサを用いている。15はスイッチング素子で、
本例では大電流、高耐圧のIGBTを用いている。 16は逆導通のダイオードである。17はスイッチング
素子15を駆動する制御回路である。
【0018】図5は定常動作時におけるインバータ各部
の動作波形である。(ア)は制御回路17から出力され
るドライブ信号の波形で、この出力がHIGHの時にス
イッチング素子15がオンになる。(イ)はスイッチン
グ素子15と逆道通のダイオード16に流れる電流Ic
で、(ウ)はスイッチング素子15の両端にかかる電圧
Vceである。
【0019】以上の図4と図5をもとにこの回路の動作
の説明を行う。制御回路17はスイッチング素子15を
所定時間(図においては20μs)オンさせた後、ター
ンオフし加熱コイル12と共振コンデンサ13からなる
負荷回路14を共振させる。さらに制御回路17はVc
eを検知しており、Vceの立ち下がりが所定値よりも
低くなると再びスイッチング素子15をオンさせる。
【0020】以上の動作を繰り返すため、図5において
制御回路17のドライブ信号(ア)に対して、Icは(
イ)の様になる。共振コンデンサ13はその両端電圧が
低いときは容量が大きく、両端電圧が高いときは容量が
小さくなる非線形のコンデンサを用いているので、Vc
eは(ウ)の様になり、加熱コイル12上に置かれた鍋
にパワーが供給される。この鍋に供給されるパワーはス
イッチング素子5のオン時間を変化させることにより自
在に変えることができる。
【0021】このように本発明の他の実施例によれば、
共振コンデンサ13に、その両端電圧が低いときは容量
が大きく、両端電圧が高いときは容量が小さくなる非線
形のコンデンサを用いているので、共振時のVceのピ
ークが従来に比べ低く抑えられる。
【0022】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば共振コンデンサに、その両端電圧が低いとき
は容量が小さく、両端電圧が高いときは容量が大きくな
る非線形のコンデンサを用いているので、ターンオフ時
のVceの立ち上がりが鈍化され、この部分のスイッチ
ング損失がほとんど0となり、スイッチング素子の発熱
を低く抑えることができ、冷却機構が簡素で、かつ低コ
ストの誘導加熱調理器を提供できる。
【0023】また本発明によれば、共振コンデンサに、
その両端電圧が低いときは容量が大きく、両端電圧が高
いときは容量が小さくなる非線形のコンデンサを用いて
いるので、共振時のVceのピークを抑えられ、耐圧の
低いスイッチング素子を用いることができ、低コストの
誘導加熱調理器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の誘導加熱調理器の回路図

図2】図1の回路の動作波形図
【図3】図2のターンオフ時のIc、Vce拡大波形図
【図4】本発明の他の実施例の誘導加熱調理器の回路図
【図5】図4の回路の動作波形図
【図6】従来の誘導加熱調理器の回路図
【図7】図6の
回路の動作波形図
【図8】図7のターンオフ時のIc、Vce拡大波形図
【符号の説明】
1,11  直流電源 2,12  加熱コイル 3,13  共振コンデンサ 4,14  負荷回路 1,11  直流電源 5,15  スイッチング素子 6,16  ダイオード 7,17  制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  加熱コイルと共振コンデンサからなる
    負荷回路と、直流電源と、スイッチング素子と、前記ス
    イッチング素子に並列に接続されたダイオードと、前記
    スイッチング素子を制御する制御回路とを有し、前記負
    荷回路と前記スイッチング素子とを接続した直列回路と
    、前記直流電源の出力とを接続し、前記制御回路は前記
    スイッチング素子を所定周期でオン、オフし、前記共振
    コンデンサは、両端電圧が小の時は容量が小さく、大の
    時は容量が大きくなる非線形コンデンサを用いた誘導加
    熱調理器。
  2. 【請求項2】  加熱コイルと共振コンデンサからなる
    負荷回路と、直流電源と、スイッチング素子と前記スイ
    ッチング素子に並列に接続されたダイオードと、前記ス
    イッチング素子を制御する制御回路とを有し、前記負荷
    回路と前記スイッチング素子とを接続した直列回路と、
    前記直流電源の出力とを接続し、前記制御回路は前記ス
    イッチング素子を所定周期でオン、オフし、前記共振コ
    ンデンサは、両端電圧が大の時は容量が小さく、小の時
    は容量が大きくなる非線形コンデンサを用いた誘導加熱
    調理器。
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