JPH1092564A - 電磁調理器 - Google Patents

電磁調理器

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JPH1092564A
JPH1092564A JP24503296A JP24503296A JPH1092564A JP H1092564 A JPH1092564 A JP H1092564A JP 24503296 A JP24503296 A JP 24503296A JP 24503296 A JP24503296 A JP 24503296A JP H1092564 A JPH1092564 A JP H1092564A
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switching
switching elements
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Hitoshi Takimoto
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Toshio Kakizawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、スイッチング損失及びノイズを低
減し、また容易に大電力化することを目的とする。 【解決手段】 第1、第2のスイッチング素子6,7の
何れか一方の両端の間に直列に接続したスナバコンデン
サ13及び第3のスイッチング素子14を有し、第1、
第2のスイッチング素子6,7の一方のスイッチング素
子7は所定の固定された通電時間で通電し、他方のスイ
ッチング素子6は出力に応じて通電時間を可変し、第3
のスイッチング素子14は前記一方のスイッチング素子
7の遮断後所定時間遅れて遮断し前記他方のスイッチン
グ素子6の通電後所定時間遅れて通電させたことを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誘導加熱により調
理物を加熱調理する電磁調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】図13は、インバータ回路を用いた従来
の電磁調理器の回路構成を示している。同図において、
31は商用電源、32は整流ブリッジ、33は平滑コン
デンサであり、整流ブリッジ33の正極には加熱コイル
34と共振コンデンサ35の並列共振回路が接続され、
並列共振回路の他端にトランジスタ36のコレクタが接
続されている。トランジスタ36のエミッタは整流ブリ
ッジ33の負極に接続されている。トランジスタ36に
はダンパダイオード37が並列接続されている。38は
トランジスタ36を制御する制御回路である。このよう
な構成のインバータ回路により、最大出力時には、約2
0kHzの発振周波数で加熱コイル34が駆動される。
図14は、インバータ回路による強出力時の動作波形、
図15は、弱出力時の動作波形である。両図において、
(a)はトランジスタ36の電圧、(b)はトランジス
タ36の電流、(c)はトランジスタ36の駆動パルス
である。図14に示す強出力時には、約20kHzの発
振周波数(周期t1 )で駆動されるが、図15に示す弱
出力時には、発振周波数(周期t2 )が上がる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の電磁調理器で
は、例えばシステムキッチン等に組み込むために、複数
のインバータ回路を近くに置いた多口タイプにしたと
き、それぞれのインバータ回路の発振周波数は、負荷の
種類、出力により周波数が変化するので、干渉音(t1
−t2 )が発生することがあり、耳障りになる場合があ
った。
【0004】この問題を解決するために、特開昭58−
80293号公報には、それぞれのインバータ回路をS
EPP回路で構成して、第1のトランジスタと第2のト
ランジスタをそれぞれデューティ制御する方式が開示さ
れている。この方式は、0〜100%までの出力を制御
できるが、大電流を遮断するのでトランジスタのスイッ
チング損失が大きい。
【0005】また、特開平5−21150号公報には、
第1のトランジスタと直列に接続されたダイオードと第
2のトランジスタに並列に接続されたダイオードとを設
け、さらに、第1、第2のトランジスタの接続点に加熱
コイルと共振コンデンサを接続し、共振コンデンサに
は、並列にダイオードを接続した構成のインバータ回路
が開示されている。このインバータ回路は、トランジス
タの損失が小さく、ノイズも小さい。しかし、第2のト
ランジスタのエミッタ・コレクタ間に高電圧が加わり、
この電圧は電力が大きくなるほど、さらに高くなる。ト
ランジスタの高電圧化は難しいので、この従来技術は、
大電力化することが難しい。
【0006】ここで、表1は、3kW電磁調理器、2k
W電磁調理器、ガスこんろ及びハロゲンヒータの調理性
能に関する試験結果を比較して示したものである。
【0007】
【表1】 熱効率(%) 時間(注1) 3kW電磁調理器 84 3分28秒 2kW電磁調理器 84 5分21秒 ガスこんろ(4200kCal) 25 6分19秒 ハロゲンヒータ(2kW) 50 10分4秒 (注1);初期温度20℃、1.5リットルの水を90℃に上げるのに 必要な時間
【0008】この表から、3kW電磁調理器は、一般に
使用されているガスこんろに比べても熱効率が良く、ま
た火力としても当然2kW電磁調理器に比べて大きく、
ガスこんろを超す能力があり、例えば、中華料理などに
おける調理器としても優れていることが確認された。こ
のような試験結果からも、電磁調理器を、キッチンシス
テムのようにキッチンで主調理器として使用する場合、
大容量化が望まれている。
【0009】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
第1に、スイッチング損失及びノイズを低減することが
でき、第2に容易に大電力化することができ、第3に基
板構造等を簡単化することができる電磁調理器を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、直流電源の正・負端子間に
直列に接続された単方向の第1、第2のスイッチング素
子と、該第1、第2のスイッチング素子にそれぞれ逆方
向に並列接続された第1、第2のダイオードと、前記第
1、第2のスイッチング素子の何れか一方の両端の間に
直列に接続された加熱コイル及び共振コンデンサと、該
共振コンデンサに並列に接続された第3のダイオード
と、前記加熱コイルおよび共振コンデンサが接続された
側のスイッチング素子の両端の間に直列に接続されたス
ナバコンデンサ及び単方向の第3のスイッチング素子
と、該第3のスイッチング素子に逆方向に並列接続され
た第4のダイオードとを有し、前記第1、第2のスイッ
チング素子は交互に導通制御を行うとともに、前記加熱
コイルおよび共振コンデンサが接続された側のスイッチ
ング素子は所定の固定された通電時間で通電し、他方の
スイッチング素子は出力に応じて通電時間を可変し、前
記第3のスイッチング素子は前記他方のスイッチング素
子の遮断後所定時間遅れて遮断し前記加熱コイルおよび
共振コンデンサが接続された側のスイッチング素子の通
電後所定時間遅れて通電するように構成してなることを
要旨とする。この構成により、加熱コイルおよび共振コ
ンデンサが接続された側のスイッチング素子の通電時間
は、例えば、一定周期T内において、固定されたT/2
時間で通電し、他方のスイッチング素子の通電時間は、
T/2時間内で可変することで、出力が0〜100%の
範囲で可変される。出力の制御を周波数の変化で行って
いないので、干渉音の発生がなく、ノイズの発生を抑え
ることが可能となる。そして、高出力時にスイッチング
素子に格別、高電圧を印加する方式ではないので、大電
力化が容易となる。また、スナバコンデンサによりスイ
ッチング素子遮断時のスイッチング素子電圧の変化が緩
やかになり、スイッチング素子電圧が低減する。
【0011】請求項2記載の発明は、直流電源の正・負
端子間に直列に接続された単方向の第1、第2のスイッ
チング素子と、該第1、第2のスイッチング素子にそれ
ぞれ逆方向に並列接続された第1、第2のダイオード
と、前記第1、第2のスイッチング素子の何れか一方の
両端の間に直列に接続された加熱コイル及び共振コンデ
ンサと、該共振コンデンサに並列に接続された第3のダ
イオードと、前記加熱コイルおよび共振コンデンサが接
続された側のスイッチング素子の両端の間に接続された
スナバコンデンサとを有し、前記第1、第2のスイッチ
ング素子は交互に導通制御を行うとともに、当該第1、
第2のスイッチング素子の通電比率を出力に応じて可変
するように構成してなることを要旨とする。この構成に
より、例えば、一定周期T内において、第1、第2のス
イッチング素子の通電比率を可変することで、出力が0
〜100%の範囲で可変される。前記と同様に、出力の
制御を周波数の変化で行っていないので、干渉音の発生
がなく、ノイズの発生を抑えることが可能となる。ま
た、大電力化容易性及び他方のスイッチング素子の通断
電時におけるスイッチング損失の低減作用が前記と同様
にして行われる。
【0012】請求項3記載の発明は、上記請求項1又は
2記載の電磁調理器において、前記スナバコンデンサに
直列に電流制限用の抵抗を接続してなることを要旨とす
る。この構成により、第3のスイッチング素子及びスナ
バコンデンサに流れる電流が制限されることで、第3の
スイッチング素子等の少容量化が可能となる。
【0013】請求項4記載の発明は、上記請求項1又は
2記載の電磁調理器において、前記第1、第2のスイッ
チング素子のうちの何れか他方のスイッチング素子の遮
断速度を前記何れか一方のスイッチング素子よりも速
く、前記何れか一方のスイッチング素子の飽和電圧を前
記何れか他方のスイッチング素子よりも低く設定してな
ることを要旨とする。この構成により、加熱コイル及び
共振コンデンサが間に接続されたスイッチング素子は、
他方にスイッチング素子に比べてオン電流は大きいが、
遮断電流は比較的小さく、また、他方のスイッチング素
子は、遮断電流は大きいが、一方のスイッチング素子に
比べてオン電流は少ない。そこで、加熱コイル及び共振
コンデンサが間に接続されたスイッチング素子には低飽
和電圧スイッチング素子を用い、他方のスイッチング素
子には遮断速度の早いスイッチング素子を用いること
で、より一層の低損失化が可能となる。
【0014】請求項5記載の発明は、上記請求項1又は
2記載の電磁調理器において、前記第1のスイッチング
素子と前記第2のスイッチング素子の接続中点に前記第
3のダイオードを接続し、該第2のスイッチング素子、
第3のダイオード及び前記第2のダイオードを同一放熱
板に設けてなることを要旨とする。この構成により、第
3のダイオードの放熱板を別に設ける必要がなくなって
放熱構造が簡単となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0016】図1乃至図5は、本発明の第1の実施の形
態を示す図である。まず、図1を用いて、本実施の形態
の電磁調理器の構成を説明する。商用電源1が整流ブリ
ッジ2に接続されている。整流ブリッジ2の正極にはチ
ョークコイル3が直列に接続され、チョークコイル3の
他端と整流ブリッジ2の負極との間に平滑用コンデンサ
4が接続されている。以下、この整流ブリッジ2、チョ
ークコイル3及び平滑用コンデンサ4を含めて、整流回
路又は直流電源5と云う。整流回路5の正・負端子間に
は、それぞれIGBTからなる単方向の第1のスイッチ
ング素子6と第2のスイッチング素子7が直列に接続さ
れている。第1のスイッチング素子6及び第2のスイッ
チング素子7には、それぞれ第1のダイオード8及び第
2のダイオード9が逆方向に並列接続されている。第1
のスイッチング素子6と第2のスイッチング素子7の接
続中点には、加熱コイル10及び共振コンデンサ11が
直列に接続され、共振コンデンサ11の他端は整流回路
5の負端子に接続されている。共振コンデンサ11には
第3のダイオード12が並列接続されている。第3のダ
イオード12は、加熱コイル10と共振コンデンサ11
の接続中点側がカソード、共振コンデンサ11の他端側
がアノードとなっている。また、第1のスイッチング素
子6と第2のスイッチング素子7の接続中点には、スナ
バコンデンサ13が接続され、スナバコンデンサ13に
直列に、トランジスタからなる第3のスイッチング素子
14が接続され、第3のスイッチング素子14の他端は
整流回路5の負端子に接続されている。第3のスイッチ
ング素子14には、第4のダイオード15が逆方向に並
列接続されている。スナバコンデンサ13は、第1のス
イッチング素子6が電流を遮断した時のスイッチング損
失を低減するために設けられている。
【0017】16は発振器であり、固定された所定の周
波数(例えば、20kHz)で発振を行う。発振器16
の発振出力は、それぞれ出力端子a,bを介して、出力
制御回路17及び第2のスイッチング素子7を駆動する
ための第2の駆動回路19に入力されている。出力制御
回路17の出力端子cは、第1のスイッチング素子6を
駆動するための第1の駆動回路18に接続されている。
出力制御回路17は、図示しないが、例えば、調理器筐
体のパネルに設けられた操作スイッチに連動、あるいは
回路内に設けられたマイコンなどの制御により出力パル
ス幅を変化する。そして、後述するように、第1の駆動
回路18を介して第1のスイッチング素子6の導通時間
を可変し、出力を0〜100%の範囲で制御するように
なっている。また、出力制御回路17の出力端子cと発
振器16の出力端子bが、第3のスイッチング素子14
のオン・オフを制御するコンデンサ導通制御回路20に
接続されている。
【0018】次に、上述のように構成された電磁調理器
の動作を説明する。図2及び図3を用いて、強出力時動
作から説明する。図2は、出力最大のときの各部の動作
波形、図3は、各動作タイミングで電流がどのように流
れるかを説明するための図である。発振器16は、約2
0kHzに相当する周期Tの間に、T/2幅のパルスを
出力端子a,bから出力する(図2(a))。出力制御
回路17は、最大出力時にはT/2よりも若干短いt1
時間幅のパルスを第1の駆動回路18に与える(図2
(b))。第2の駆動回路19には、発振器16からの
T/2幅パルスが直接与えられる(図2(c))。第
1、第2の駆動回路18,19は、各入力パルスに見合
った時間幅のオンパルスを第1のスイッチング素子6、
第2のスイッチング素子7にそれぞれ供給する。但し、
第1のスイッチング素子6と第2のスイッチング素子7
は、直列に接続されているので、公知のように、第1の
スイッチング素子6と第2のスイッチング素子7の各ス
イッチング時間には、それぞれ若干の遅れ時間Ta (デ
ッドタイム)が持たせてある(図2(d),(e))。
【0019】t1 の時間に第1のスイッチング素子6が
導通すると、電流は、図3(a)中の矢線Aで示すよう
に、第1のスイッチング素子6、加熱コイル10及び共
振コンデンサ11を流れる。t1 時間後、第1のスイッ
チング素子6が遮断されると、加熱コイル10に蓄積さ
れたエネルギーにより、図3(b)中の矢線Bで示すよ
うに、加熱コイル10、共振コンデンサ11及び第2の
ダイオード9を介して共振電流が流れ続けて共振コンデ
ンサ11に充電される。この共振電流は、加熱コイル1
0のエネルギーが放電されると共振コンデンサ11に充
電された電荷により反B方向に流れ始めることになる
が、t2 の時間が短く、共振電流が反転する前にt3
タイミングとなる。t3 のタイミングとなって第2のス
イッチング素子7が導通すると、図3(c)中の矢線C
1 で示すように、共振電流が反転して加熱コイル10、
共振コンデンサ11及び第2のスイッチング素子7を介
して共振コンデンサ11に充電された電荷が放電され
る。共振コンデンサ11の電荷が放電された後も第3の
ダイオード12を介して矢線C2 方向に電流は流れ続け
る。図3(d)のタイミングは、第1のスイッチング素
子6が導通した後においても、加熱コイル10と共振コ
ンデンサ11に流れる共振電流は流れ続けることを示し
ている。コンデンサ導通制御回路20で制御される第3
のスイッチング素子14は、第1のスイッチング素子6
が遮断された後、数μs遅れて遮断され、第2のスイッ
チング素子7が通電された後、数μs遅れて通電され
る。そのため、最大入力時には、第1のスイッチング素
子6が遮断された後、第2のスイッチング素子7が通電
されるまでの時間が短いので、第3のスイッチング素子
14は常時通電されることになる。図2(f),(g)
のVt1 ,Vt2 は、第1のスイッチング素子6、第2
のスイッチング素子7のコレクタ・エミッタ間電圧であ
り、図2(g)のIL は加熱コイル10の電流である。
【0020】図4及び図5を用いて、弱出力時動作を説
明する。図4は、出力を下げたときの各部の動作波形、
図5は、そのときの各動作タイミングで電流がどのよう
に流れるかを説明するための図である。図4(a)のt
1 の時間に第1のスイッチング素子6が導通する。前述
と同様に電流は、図5(a)中の矢線Aの方向に流れ
る。次のt2 の時間で第1、第2のスイッチング素子
6,7がともに遮断されると、図5(b)中の矢線B1
の方向に、加熱コイル10と共振コンデンサ11に共振
電流が流れ続ける。共振電流が反転して反B1 方向に電
流が流れると、図5(c)中の矢線B2 のように、共振
コンデンサ11、加熱コイル10及び第1のダイオード
8を介して電流が流れる。t3 のタイミングとなって第
2のスイッチング素子7が導通すると、図5(d)に示
すように、電流は矢線C1 のように流れる。ここで、第
3のスイッチング素子14は、前述のように、第1のス
イッチング素子6が遮断された約3μs後に遮断され
る。そして第2のスイッチング素子7が通電した約3μ
s後に導通する。図4(g),(h)のVt1 ,Vt2
は、第1のスイッチング素子6、第2のスイッチング素
子7のコレクタ・エミッタ間電圧である。図4に示すよ
うに、第1のスイッチング素子6が導通している時に
は、第2のスイッチング素子7に電源電圧が加わる。し
かし、次の図5(b)に示すタイミングでは第2のダイ
オード9がオンするため、図4に示すように、第2のス
イッチング素子7には電圧が加わらない。一方、共振電
流が反転した図5(c)のタイミングでは、第2のスイ
ッチング素子7に電源電圧が加わることになる。このと
きの加熱コイル10に流れる電流はIL で示すようにな
る(図4(i))。ところで、スナバコンデンサ13の
電荷に着目すると、図4中のP1時点で電荷が放電され
る。しかし、第3のスイッチング素子14は、P1 から
3 の間遮断されるので、この間は電荷充電されない。
このため、P3 時点で第2のスイッチング素子7が導通
する時、電荷はないので、単にコンデンサを接続した場
合に発生する第2のスイッチング素子7がコンデンサの
電荷を放電することによる損失をなくすことができる。
このように、強出力、弱出力何れの場合においても、ス
イッチング時の損失を大幅に低減できる。
【0021】次いで、スナバコンデンサ13の動作につ
いて説明する。スナバコンデンサ13には、第3のスイ
ッチング素子14が直列に接続され、この第3のスイッ
チング素子14がコンデンサ導通制御回路20で制御さ
れて、図4(d)に示すタイミングで通断電される。第
1のスイッチング素子6が断電するタイミングP1
は、スナバコンデンサ13は接続された状態となってお
り、t1 の時間、スナバコンデンサ13は充電をされて
いる。そこで、P1 の点では第4のダイオード15を介
してスナバコンデンサ13の電荷が放電されることにな
る。このため、P1 の時点での第1のスイッチング素子
6の電圧の立上がり方は、スナバコンデンサ13の作用
により緩慢になる。また、電流の切れ方は変わらず電圧
変化が緩やかになるので、第1のスイッチング素子6の
スイッチング損失は、スナバコンデンサ13が接続され
ていないときに比べて大きく減少することになる。この
時点でスナバコンデンサ13の電荷は放電される。次
に、P2 の時点では、スイッチングする素子はないの
で、スイッチング損失は関係ない。第2のスイッチング
素子7が導通する時、この場合は、図5(d)のタイミ
ングであり、第2のスイッチング素子7の両端電圧が加
わっている状態であるが、B2 の電流は小さな値であ
り、大きな損失とならない。P4 時点について説明す
る。P4 時点では、電流は図5(d)のタイミングであ
り、C1 方向に電流が流れている。そして、共振コンデ
ンサの電圧が0になると電流はC2 のように流れる。こ
の時点で、第2のスイッチング素子7を遮断して、第1
のスイッチング素子6を通電するが、第1のスイッチン
グ素子6はP4 時点で通電された時点では電流が流れな
いのでスイッチング損失が発生しないことになる。ま
た、第2のスイッチング素子7には、C2 に示す方向の
電流が流れているが、これを遮断する時、スナバコンデ
ンサの効果により、スイッチング損失は小さい値とな
る。そして、P5 のタイミングまでD方向の電流が流れ
続け、P5 の時点で電流が反転し、図5(a)に示すA
方向の電流となる。以上説明したように、本実施の形態
の電磁調理器におけるインバータ回路は、従来技術に比
べてスイッチング損失が非常に小さな値となる。
【0022】図6には、本発明の第2の実施の形態を示
す。図6において前記図1との相違は、共振コンデンサ
11と第3のダイオード12の並列回路と、加熱コイル
10との接続順が逆になっている。本実施の形態の電磁
調理器の回路動作は、図1の回路の動作と全く同様であ
るが、第3のダイオード12のカソードと、第2のスイ
ッチング素子7のコレクタと、第2のダイオード9のカ
ソードが一点Eで接続されることになる。ところで、ス
イッチング素子としては一般的にトランジスタを用いる
が、トランジスタのコレクタは放熱板に接触する面であ
り、ダイオードのカソードは同様に放熱板に接触する面
である。そこで、上記のような接続構成とすることで、
3個の素子7,9,12を同一放熱板上に設けることが
可能となり、第3のダイオード12の放熱板を別に設け
る必要がないので、冷却構造が簡単となり、プリント基
板を小型化することができる。
【0023】図7には、本発明の第3の実施の形態を示
す。本実施の形態は、第2のスイッチング素子7と第2
のダイオード9を同一の素子内に1個のモジュール21
として配置したものである。第2のダイオード9の持つ
容量を介して電流が流れる機会は、図3に示すタイミン
グ(d)から(a)又は図5に示すタイミング(e)か
ら(a)に移る時に発生する。しかし(d)又は(e)
のタイミングの時には、第2のダイオード9に既に電圧
が加わっており、電荷が充電されている。そこで、
(a)のタイミングとなった時に第2のダイオード9の
電圧が加わっても、この第2のダイオード9の容量を介
して電流が流れない。即ち、第2のダイオード9の逆回
復時間は遅くて良いことになる。一般的にトランジスタ
と同一基板上に組み込まれたダイオードの逆回復時間は
遅く、従来のハーフブリッジ回路では、逆回復時間の速
いダイオードを外部に用いていたので、部品点数が多く
なり、大型化するとともにコスト高になっていた。しか
し、本実施の形態では、図7に示すように、第2のスイ
ッチング素子7と第2のダイオード9を同一のシリコン
基板に組み込んだ素子を用いることにより、部品点数が
少くなり、小型化できるとともにコストも安くなる。ま
た、第2のスイッチング素子7は、第1のスイッチング
素子6に比べて大きな電流が流れる。しかし、遮断電流
は比較的小さい。また、第1のスイッチング素子6は、
前記P1 の時点で大きな電流を遮断するが第2のスイッ
チング素子7に比べてオン電流は少ない。そこで、第1
のスイッチング素子6には第2のスイッチング素子7に
比べて遮断速度の早いスイッチング素子を用い、第2の
スイッチング素子7には第1のスイッチング素子6に比
べて飽和電圧の小さな素子を使用することにより、より
一層低損失化を行うことが可能となる。
【0024】図8及び図9には、本発明の第4の実施の
形態を示す。本実施の形態は、第3のスイッチング素子
とこれに並列に接続された第4のダイオード及び第3の
スイッチング素子を制御するコンデンサ導通制御回路を
取り除いた構成となっている。図9は、動作時の各部の
波形を示している。上述した各実施の形態の制御方法
は、第1のスイッチング素子6のみの通断電時間を可変
制御する方法であったが、本実施の形態の制御方法で
は、周期Tの中で、第1のスイッチング素子6の通電時
間を短くするとともに第2のスイッチング素子7の通電
時間を長くするように制御する(図9(d),
(e))。即ち、第1のスイッチング素子6と第2のス
イッチング素子7の通電比率を可変制御する。これによ
り、加熱コイル10の電流IL は、図9に示すように、
1 の時点で第1のスイッチング素子6が断電される。
その後、第2のスイッチング素子7が通電されるので加
熱コイル10に流れている電流は、P1 からP2 の時間
まで同一方向に流れ、P2 の時点で流れる方向が変わ
る。そして、P2 からP3 の間は、前記と同様に、共振
コンデンサ11の電荷が放電されると第3のダイオード
12を介して加熱コイル10のエネルギーが放電する。
3 の時点で再度第1のスイッチング素子6が通電する
と、P4 の時点で電流が反転して再度電流の方向が変わ
ることになる。このように、P1 ,P3 の時点で第1、
第2のスイッチング素子6,7が通断電されるが、スナ
バコンデンサ13により電圧の立上がり方が緩やかとな
り、スイッチング素子の損失を大幅に低減できる。ま
た、第1のスイッチング素子6と第2のスイッチング素
子7の通電幅の和は、出力の如何に関わらず、ほぼTと
なっており、スイッチング部のタイミングは常に同じ動
作を行う。そこで、スナバコンデンサ13の効果は常時
同じような効果を得ることができる。
【0025】図10には、本発明の第5の実施の形態を
示す。本実施の形態は、上記図10の回路において、ス
ナバコンデンサ13に直列に抵抗22を接続して、スナ
バコンデンサ13に流れる電流を制限したものである。
【0026】図11には、本発明の第6の実施の形態を
示す。本実施の形態は、前記図1の回路において、上記
と同様に、スナバコンデンサ13に直列に抵抗22を接
続したものである。上記と同様に電流を制限できるの
で、第3のスイッチング素子14の損失を低減できる。
【0027】図12には、本発明の第7の実施の形態を
示す。本実施の形態は、前記図8の回路において、加熱
コイル10の他端を整流回路5の正端子側に接続したも
のである。図12と図8は、交流的には全く同様の回路
であることは、周知である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、直流電源の正・負端子間に直列に接続され
た単方向の第1、第2のスイッチング素子と、該第1、
第2のスイッチング素子にそれぞれ逆方向に並列接続さ
れた第1、第2のダイオードと、前記第1、第2のスイ
ッチング素子の何れか一方の両端の間に直列に接続され
た加熱コイル及び共振コンデンサと、該共振コンデンサ
に並列に接続された第3のダイオードと、前記加熱コイ
ルおよび共振コンデンサが接続された側のスイッチング
素子の両端の間に直列に接続されたスナバコンデンサ及
び単方向の第3のスイッチング素子と、該第3のスイッ
チング素子に逆方向に並列接続された第4のダイオード
とを有し、前記第1、第2のスイッチング素子は交互に
導通制御を行うとともに、前記加熱コイルおよび共振コ
ンデンサが接続された側のスイッチング素子は所定の固
定された通電時間で通電し、他方のスイッチング素子は
出力に応じて通電時間を可変し、前記第3のスイッチン
グ素子は前記他方のスイッチング素子の遮断後所定時間
遅れて遮断し前記加熱コイルおよび共振コンデンサが接
続された側のスイッチング素子の通電後所定時間遅れて
通電するように構成したため、出力の制御を周波数の変
化で行っていないので、干渉音の発生がなく、ノイズの
発生を抑えることができる。高出力時にスイッチング素
子に格別、高電圧を印加する方式ではないので、大電力
化が容易となる。また、スナバコンデンサによりスイッ
チング素子遮断時のスイッチング素子電圧の変化が緩や
かになり、スイッチング素子電圧を低減することができ
る。
【0029】請求項2記載の発明によれば、直流電源の
正・負端子間に直列に接続された単方向の第1、第2の
スイッチング素子と、該第1、第2のスイッチング素子
にそれぞれ逆方向に並列接続された第1、第2のダイオ
ードと、前記第1、第2のスイッチング素子の何れか一
方の両端の間に直列に接続された加熱コイル及び共振コ
ンデンサと、該共振コンデンサに並列に接続された第3
のダイオードと、前記加熱コイルおよび共振コンデンサ
が接続された側のスイッチング素子の両端の間に接続さ
れたスナバコンデンサとを有し、前記第1、第2のスイ
ッチング素子は交互に導通制御を行うとともに、当該第
1、第2のスイッチング素子の通電比率を出力に応じて
可変するように構成したため、前記と同様に、出力の制
御を周波数の変化で行っていないので、干渉音の発生が
なく、ノイズの発生を抑えることができる。また、前記
と同様に、大電力化容易性及びスイッチング損失の低減
効果を得ることができる。
【0030】請求項3記載の発明によれば、前記スナバ
コンデンサに直列に電流制限用の抵抗を接続したため、
第3のスイッチング素子等を少容量とすることができ
る。
【0031】請求項4記載の発明によれば、前記第1、
第2のスイッチング素子のうちの何れか他方のスイッチ
ング素子の遮断速度を前記何れか一方のスイッチング素
子よりも速く、前記何れか一方のスイッチング素子の飽
和電圧を前記何れか他方のスイッチング素子よりも低く
設定したため、加熱コイル及び共振コンデンサが間に接
続されたスイッチング素子は、他方のスイッチング素子
に比べてオン電流は大きいが、遮断電流は比較的小さ
く、また、他方のスイッチング素子は、遮断電流は大き
いが、一方のスイッチング素子に比べてオン電流は少な
くなる。このため、加熱コイル及び共振コンデンサが間
に接続されたスイッチング素子には低飽和電圧スイッチ
ング素子を用い、他方のスイッチング素子には遮断速度
の早いスイッチング素子を用いることで、より一層の低
損失化を可能とすることができる。
【0032】請求項5記載の発明によれば、前記第1の
スイッチング素子と前記第2のスイッチング素子の接続
中点に前記第3のダイオードを接続し、該第2のスイッ
チング素子、第3のダイオード及び前記第2のダイオー
ドを同一放熱板上に設けたため、第3のダイオードの放
熱板を別に設ける必要がないことから、放熱構造を簡単
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電磁調理器の第1の実施の形態を
示す回路図である。
【図2】上記第1の実施の形態において強出力時の各部
の動作波形を示すタイミングチャートである。
【図3】上記第1の実施の形態において強出力時の各部
の動作を説明するための図である。
【図4】上記第1の実施の形態において弱出力時の各部
の動作波形を示すタイミングチャートである。
【図5】上記第1の実施の形態において弱出力時の各部
の動作を説明するための図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図7】本発明の第3の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図8】本発明の第4の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図9】上記第4の実施の形態において動作時の各部の
波形を示すタイミングチャートである。
【図10】本発明の第5の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図11】本発明の第6の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図12】本発明の第7の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図13】従来の電磁調理器を示す回路図である。
【図14】上記従来技術において強出力時の動作波形を
示すタイミングチャートである。
【図15】上記従来技術において弱出力時の動作波形を
示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
5 整流回路(直流回路) 6 第1のスイッチング素子 7 第2のスイッチング素子 8 第1のダイオード 9 第2のダイオード 10 加熱コイル 11 共振コンデンサ 12 第3のダイオード 13 スナバコンデンサ 14 第3のスイッチング素子 15 第4のダイオード 22 抵抗

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源の正・負端子間に直列に接続さ
    れた単方向の第1、第2のスイッチング素子と、該第
    1、第2のスイッチング素子にそれぞれ逆方向に並列接
    続された第1、第2のダイオードと、前記第1、第2の
    スイッチング素子の何れか一方の両端の間に直列に接続
    された加熱コイル及び共振コンデンサと、該共振コンデ
    ンサに並列に接続された第3のダイオードと、前記加熱
    コイルおよび共振コンデンサが接続された側のスイッチ
    ング素子の両端の間に直列に接続されたスナバコンデン
    サ及び単方向の第3のスイッチング素子と、該第3のス
    イッチング素子に逆方向に並列接続された第4のダイオ
    ードとを有し、前記第1、第2のスイッチング素子は交
    互に導通制御を行うとともに、前記加熱コイルおよび共
    振コンデンサが接続された側のスイッチング素子は所定
    の固定された通電時間で通電し、他方のスイッチング素
    子は出力に応じて通電時間を可変し、前記第3のスイッ
    チング素子は前記他方のスイッチング素子の遮断後所定
    時間遅れて遮断し前記加熱コイルおよび共振コンデンサ
    が接続された側のスイッチング素子の通電後所定時間遅
    れて通電するように構成してなることを特徴とする電磁
    調理器。
  2. 【請求項2】 直流電源の正・負端子間に直列に接続さ
    れた単方向の第1、第2のスイッチング素子と、該第
    1、第2のスイッチング素子にそれぞれ逆方向に並列接
    続された第1、第2のダイオードと、前記第1、第2の
    スイッチング素子の何れか一方の両端の間に直列に接続
    された加熱コイル及び共振コンデンサと、該共振コンデ
    ンサに並列に接続された第3のダイオードと、前記加熱
    コイルおよび共振コンデンサが接続された側のスイッチ
    ング素子の両端の間に接続されたスナバコンデンサとを
    有し、前記第1、第2のスイッチング素子は交互に導通
    制御を行うとともに、当該第1、第2のスイッチング素
    子の通電比率を出力に応じて可変するように構成してな
    ることを特徴とする電磁調理器。
  3. 【請求項3】 前記スナバコンデンサに直列に電流制限
    用の抵抗を接続してなることを特徴とする請求項1又は
    2記載の電磁調理器。
  4. 【請求項4】 前記第1、第2のスイッチング素子のう
    ちの何れか他方のスイッチング素子の遮断速度を前記何
    れか一方のスイッチング素子よりも速く、前記何れか一
    方のスイッチング素子の飽和電圧を前記何れか他方のス
    イッチング素子よりも低く設定してなることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の電磁調理器。
  5. 【請求項5】 前記第1のスイッチング素子と前記第2
    のスイッチング素子の接続中点に前記第3のダイオード
    を接続し、該第2のスイッチング素子、第3のダイオー
    ド及び前記第2のダイオードを同一放熱板上に設けてな
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の電磁調理器。
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