JPS6310551B2 - - Google Patents

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JPS6310551B2
JPS6310551B2 JP13456883A JP13456883A JPS6310551B2 JP S6310551 B2 JPS6310551 B2 JP S6310551B2 JP 13456883 A JP13456883 A JP 13456883A JP 13456883 A JP13456883 A JP 13456883A JP S6310551 B2 JPS6310551 B2 JP S6310551B2
Authority
JP
Japan
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circuit
capacitor
transistor
zero
output
Prior art date
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Expired
Application number
JP13456883A
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English (en)
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JPS6025178A (ja
Inventor
Yoshio Ogino
Seiichi Taniguchi
Takumi Mizukawa
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭において使用される誘導加熱
を応用した誘導加熱調理器に関するものである。
従来例の構成とその問題点 従来、この種の誘導加熱調理器は第1図のよう
に、商用電源1に電源スイツチ2を介して接続さ
れた整流器3の出力端子には、チヨークコイル4
と第1のフイルタコンデンサ5の直列回路が接続
され、コンデンサ5の両端には加熱コイル6と共
振コンデンサ7の並列共振回路と、トランジスタ
8とフライホイールダイオード9の逆並列回路の
直列回路が接続されている。トランジスタ8が超
可聴周波数でスイツチング動作をすることによ
り、加熱コイル6は高周波磁界を発生し、この上
に載置された鍋に渦電流を発生させジユール熱を
発生させる。また前記構成のチヨークコイル4、
加熱コイル6、コンデンサ5,7、トランジスタ
8及びダイオード9は周波数変換装置10を構成
している。
周波数変換装置10からの高周波雑音が電源へ
流出するのを軽減するために第2のフイルタコン
デンサ11が整流器3の出力端子に接続されてい
る。
トランジスタ8に周期的な駆動信号を発生する
駆動回路12は、整流器3の入力端子から電源を
供給されトランジスタ8を超可聴周波数でスイツ
チングさせる。上述の基本的な加熱動作に加えて
実際の調理時には出力を任意に可変し設定するこ
とが必要であり、そのために駆動回路12の出力
信号の周波数を変化させていた。その場合、煮込
み料理にも適する様に出力の可変巾を大きくとる
には周波数の変化巾も極めて大きくなり、妨害波
雑音周波数の広域化のために妨害雑音を受ける機
器が多くなつたり、スイツチングトランジスタ8
に高速のスイツチング時間が必要となつた。又、
出力可変の別の手段として周波数変換装置10の
発振を周期的にオン・オフさせ通電比率を制御す
るデユーテイ制御手段がある。この方式の欠点と
しては、デユーテイ制御の起動時に発生する鍋音
が、毎周期の初めに周期的に発生し耳障りとなる
ことである。ここで起動時の鍋音の原因は、コン
デンサ5,11の蓄積電荷がトランジスタ8の導
通時に加熱コイル6を流れる時に鍋が機械的に振
動することに起因する。従つて起動時のコンデン
サ5の電圧が高い程、鍋音も高くなる。
第1図の回路構成では、トランジスタ8がオフ
(非発振時)しているとコンデンサ11,7は電
源1の最大値迄充電されているため上述の鍋音は
極めて高いものとなる問題があつた。
発明の目的 本発明はかかる従来の問題を解消し鍋音が発生
しないデユーテイ制御手段により出力設定の可変
巾を大きくした誘導加熱調理器を使用者に供する
ものである。
発明の構成 本発明の誘導加熱調理器は商用電源に接続され
た整流器の整流出力端子にチヨークコイルと第1
のフイルタコンデンサとを接続し、この第1のフ
イルタコンデンサの両端に加熱コイルと共振コン
デンサの共振回路とそれを励振する第1のスイツ
チング手段を接続し、かつ前記フイルタコンデン
サに整流素子を逆並列接続して構成した周波数変
換装置と、整流器の整流出力端子に第2のフイル
タコンデンサと第2のスイツチング手段を直列接
続したフイルタ回路と、商用電源の零電圧時点に
同期して反転し第2のスイツチング手段へオン信
号を供給する零点同期回路と、零点同期回路の出
力により第1のスイツチング手段へ周期的なオン
信号を供給する駆動回路と、この駆動回路の作動
の開始を遅延させる遅延回路とを有したものであ
る。
実施例の説明 以下、本発明の一実施例について添付図面をも
とに説明する。第2図は本発明の基本回路であ
り、商用電源1に電源スイツチ2を介して接続さ
れた整流器3の整流出力端子にチヨークコイル4
と第1のフイルタコンデンサ5とを接続し、この
第1のフイルタコンデンサ5の両端に、加熱コイ
ル6と共振コンデンサ7の共振回路と、それを励
振する第1のスイツチング手段13を接続し、か
つ、前記フイルタコンデンサ5に整流素子14を
逆並列接続して構成した周波数変換装置10と、
整流器3の整流出力端子に第2のフイルタコンデ
ンサ11と第2のスイツチング手段15を直列接
続したフイルタ回路と、商用電源1の零電圧時点
に同期して反転し、第2のスイツチング手段15
へオン信号を供給する零点同期回路16と、零点
同期回路16の出力により第2のスイツチング手
段15へオン信号を供給する駆動回路17と、こ
の駆動回路17の作動の開始を遅延させる遅延回
路18とを有したものである。
次に第3図により具体回路を説明する。第1の
スイツチング手段13はNPNトランジスタ8と
フライホイールダイオード9の逆並列接続で構成
されており、第2のスイツチング手段15はサイ
リスタ19とダイオード20の逆並列接続で構成
されている。
ここでトランジスタ8やサイリスタ19は制御
信号により作動するスイツチング素子であれば特
に限定されるものでなく、例えば電界効果トラン
ジスタ(FET)やゲートターンオフサイリスタ
(GTO)などを用いても何ら動作に支障ない。零
点同期回路16は整流器3の交流入力端子に接続
された電源トランス21を有している。その二次
巻線はセンタタツプを有しておりダイオード2
2,23によつて単相全波整流された整流出力は
分圧抵抗24,25によつて分圧された後、トラ
ンジスタ26のベースに接続されている。又、ダ
イオード22,23のカソード端子には、さらに
ダイオード27と平滑コンデンサ28が接続され
ており、その平滑された直流電圧は抵抗29とゼ
ナダイオード30とにより安定化され、他の電子
回路の定電圧電源となつている。
トランジスタ26のコレクタ−エミツタ間に発
生する零ボルト同期パルスはD−フリツプフロツ
プ31(例えば日本電気(株)製のNPD4013など、
以下D−F/Fと略す。)のクロツク入力端CKに
接続され、又そのデータ入力端子Dには発振制御
スイツチ32により発振時には高レベルの入力が
供給されている。D−F/F31の出力端子Qから
は制限抵抗33を介してサイリスタ19のゲート
端子へトリガ信号が供給されると共に遅延回路1
8入力抵抗34へ出力が供給される。
D−F/F31からの出力信号は遅延回路18を
構成する抵抗34とコンデンサ35から成る積分
回路と、コンデンサ35の端子間に接続されたゼ
ナダイオード36とトランジスタ37から成る電
圧検出回路に供給される。駆動回路17はパルス
出力を周期的に発生するパルス発生回路であれば
特に限定されないが、本実施例では、トランジス
タ38,39で構成される非安定マルチバイブレ
ータを用いている。ここでトランジスタ38のエ
ミツタ端子はトランジスタ37のコレクタ端子に
接続されていて、トランジスタ37が導通するま
ではトランジスタ38はオフしトランジスタ39
はオンしているのでトランジスタ8にはベース電
流が供給されていず周波数変換装置10は全く励
振されていない。トランジスタ37がオンすると
同時にトランジスタ39は所定の時間だけオフし
抵抗40,41を介してトランジスタ8にベース
電流を流し、以後、非安定マルチバイブレータの
出力周波数に応じて周波数変換装置10は励振さ
れ、加熱コイル6は鍋(図示せず)を誘導加熱す
る。
その動作を第4図に従つて説明する。第4図a
は商用電源1を実質的に全波整流したダイオード
22,23のカソード端子電圧を示す。この電圧
は抵抗24を介してトランジスタ26のベース端
子へ供給されるため、電源の零ボルト時にはベー
ス電流がなくなりトランジスタ26がオフし、第
4図bの正パルスをD−F/F31のクロツク入力
端子CKへ毎サイクル供給している。一方、発振
制御スイツチ32が任意の位相でオンされ第4図
oのように任意の繰り返し波形をD−F/F31の
データ入力端子Dへ入力するとクロツク入力の立
上がり点に同期して第4図dのようにD−F/
F31の出力端子Qには出力が発生する。従つてD
−F/F31の出力の立上がり及び立下がりは必ず
電源の零点に同期する。ここで発振信号の制御を
スイツチ32で図示しているが、ここに非安定マ
ルチバイブレータのような構成で容易に得られる
低周波発振器の出力を代わりに接続し、その出力
パルス巾を可変することによつて第4図dの出力
波形の繰返し周期や時間比率を任意に設定するこ
とは可能である。
D−F/F31の出力(第4図d)が立上がると
同時に抵抗33を介してサイリスタ19にゲート
電流が流れサイリスタ19が導通する。その時、
コンデンサ5の端子電圧はまだトランジスタ8が
導通していないので第4図kのように、ほぼ商用
電源の最大値に等しい電圧であるが、サイリスタ
19が導通することによりチヨークコイル4とで
直列共振回路を構成し振動する。その振動の最下
点を零近辺にすることは、その直列共振回路の損
失分が少なければ容易であるので、最下点近傍に
同期してトランジスタ8がスイツチングを開始す
れば、加熱コイル6に流れる電流は極めて低い値
から起動することが可能となり鍋の渦電流も零か
ら立上がるソフトスタートとなり鍋の音が発生し
ない。
しかし、コンデンサ5の最下点を零にする様に
チヨークコイル4やコンデンサ11、サイリスタ
19の回路の抵抗分を低減させた場合、バラツキ
によつてはコンデンサ5の電圧が共振により負に
なる場合が予想される。その場合、コンデンサ
5、ダイオード9、加熱コイル6の閉ループが生
じるため、トランジスタ8が導通しなくても加熱
コイル6に電流が流れ、起動前に鍋音が発生して
しまう恐れがある。それに対して本実施例ではコ
ンデンサ5に逆並列にダイオード14を接続し逆
電圧の発生を防止している。ダイオード14の電
流を第4図jに示す。このダイオード14によ
り、コンデンサ5の電圧を完全に零(厳密には約
1V発生するがそれはダイオード9の順方向電
圧と一致するため加熱コイル6には電流が流れな
い。)にすることが出来、鍋音の発生を防止する
ことが出来る。コンデンサ5の電圧は、コンデン
サ11により一旦零に低下するが商用電源1の電
圧が位相の進捗と共に上昇するので、第4図kの
ように再上昇する。D−F/F31の出力(第4図
d)は抵抗34とコンデンサ35の積分回路に印
加され、コンデンサ35は第4図eの波形とな
る。ここでゼナーダイオード36の降伏電圧を破
線で示すと、出力トランジスタ37は第4図fの
ようにオン、オフとなる。
トランジスタ37がオンする時点を、コンデン
サ5の電圧が零から立上つた時点に設定すると、
第4図gのようにトランジスタ8のコレクタ電圧
は零から徐々に立上がり、結果として加熱コイル
6の電流波形(第4図h)もソフトスタートする
ことが可能である。一旦起動すると、コンデンサ
5の端子電圧は第4図kのように高リツプル電圧
波形となり、同時にコンデンサ11の電圧も第4
図iのように高リツプル電圧となる。従つて、D
−F/F31の出力波形の立下がりが零点に同期し
ているので、停止時にも加熱コイル6の電流とコ
ンデンサ11の電圧も零である。このため、停止
時にも鍋音が発生せず、且つ、コンデンサ11の
電圧も零であるので、次に起動する際に再びコン
デンサ5の電荷を移すことが出来、再起動時の鍋
音発生を防止することが出来る。このことは、連
続発振の出力より、ごくわずかだけ出力を下げた
い場合の時間比制御では発振停止サイクルが1サ
イクルの場合があり得るが、その場合でも鍋音の
発生を防止できるということである。
発明の効果 以上説明したように、本発明の誘導加熱調理器
は、 起動時の鍋音を防止して使用者に不快感を与
えない。
デユーテイ制御(時間比制御)時に、広範な
出力設定をしても、上記鍋音が発生しない。
起動時に、コンデンサの短絡電流がスイツチ
ング素子に流れないため、素子の信頼性や経済
性が高い。
などの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の誘導加熱調理器の構成を示す
回路図、第2図は本発明の誘導加熱調理器の回路
図、第3図は同誘導加熱調理器の一実施例を示す
回路図、第4図は第3図の実施例の動作波形を示
す波形図である。 5……第1のフイルタコンデンサ、6……加熱
コイル、10……周波数変換装置、11……第2
のフイルタコンデンサ、13……第1のスイツチ
ング手段、15……第2のスイツチング手段、1
6……零点同期回路、17……駆動回路、18…
…遅延回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 商用電源に接続された整流器の整流出力端子
    にチヨークコイルと第1のフイルタコンデンサと
    を接続し、この第1のフイルタコンデンサの両端
    に、加熱コイルと共振コンデンサの共振回路とそ
    れを励振する第1のスイツチング手段を接続し、
    かつ前記第1のフイルタコンデンサに整流素子を
    逆並列接続して構成した周波数変換装置と、整流
    器の整流出力端子に第2のフイルタコンデンサと
    第2のスイツチング手段を直列接続したフイルタ
    回路と、商用電源の零電圧時点に同期して反転し
    第2のスイツチング手段へオン信号を供給する零
    点同期回路と、零点同期回路の出力により第1の
    スイツチング手段へ周期的なオン信号を供給する
    駆動回路と、この駆動回路の作動の開始を遅延さ
    せる遅延回路とを有した誘導加熱調理器。
JP13456883A 1983-07-22 1983-07-22 誘導加熱調理器 Granted JPS6025178A (ja)

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JPS6025178A JPS6025178A (ja) 1985-02-07
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0543544U (ja) * 1991-11-12 1993-06-11 日本無線株式会社 電子素子の接続端子構造

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JPH0543544U (ja) * 1991-11-12 1993-06-11 日本無線株式会社 電子素子の接続端子構造

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