JPS6112639B2 - - Google Patents

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JPS6112639B2
JPS6112639B2 JP56012465A JP1246581A JPS6112639B2 JP S6112639 B2 JPS6112639 B2 JP S6112639B2 JP 56012465 A JP56012465 A JP 56012465A JP 1246581 A JP1246581 A JP 1246581A JP S6112639 B2 JPS6112639 B2 JP S6112639B2
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JP
Japan
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circuit
signal
switching element
inverter
time constant
Prior art date
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Expired
Application number
JP56012465A
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English (en)
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JPS57126089A (en
Inventor
Tadao Okuda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、誘導加熱調理器に関する。
誘導加熱調理器は、商用交流電源を整流して脈
流等直流電圧に変換し、この直流電源によりイン
バータを約20〜40KHz程度の高周波数にて発振
させ、これにより発生する高周波交番電流を誘導
加熱コイルに加えて磁界を発生させこの磁界を誘
導加熱コイルに近接して配置した鉄系金属よりな
る調理鍋に加えてこれを誘導加熱するものであ
る。
第1図は、この種調理器のインバータを含む主
回路を示し、1は、交流電源、2は電源スイツ
チ、3は、整流回路、4,5は、チヨークコイル
および平滑コンデンサで高周波濾波回路を構成し
ている。6はインバータで誘導加熱コイル7、共
振コンデンサ8、ダンパーダイオード9およびス
イツチング素子10よりなる。スイツチング素子
10としては、トランジスタ、GTO(ゲートタ
ーンオフ)サイリスタ等半導体スイツチング素子
が使用される。CTは、入力電流を検知するカレ
ント・トランス、11は調理鍋である。第2図
は、かかる主回路12を駆動・制御する回路ブロ
ツク図で、13は、インバータ発振起動信号を与
える起動信号発生回路、14は無負荷、小物負荷
と適性負荷の判別を行なう負荷検知回路、15は
自励発振を行なう際のオン信号発生回路で、オフ
状態にあるスイツチング素子10にオン信号を与
えこれを導通させる。16は、主回路12への入
力電流をカレント・トランスCTにて検知し、予
め設定された値と比較して入力電力を制御する入
力電力設定回路、17は、入力電力設定回路16
からの出力を受けて、発振周波数が設定電力に対
応する周波数となるよう、スイツチング素子10
のオフ時期を決定する周波数制御回路で、スイツ
チング素子10のオフ信号を発生する。18は負
荷検知回路14にて無負荷、不適性負荷若しくは
小物負荷が検知されたとき作動し、次段のナンド
ゲート19を禁止するラツチ回路で、このラツチ
回路19は起動信号入力により解除される。20
は波形整形回路、21はスイツチング素子のゲー
ト駆動回路である。しかしていま起動信号が発せ
られると、この起動信号は波形整形回路20、ゲ
ート駆動回路21を経て主回路12のスイツチン
グ素子10のゲートへ加わりこれを導通し、イン
バータ6の発振を開始する。スイツチング素子1
0が導通し、負荷へ電力が供給され始めると、そ
の入力電流はカレント・トランスCTを介して入
力電力設定回路16へ加えられ、周波数値に対応
した所予の電圧レベルと比較され、これに一致す
るよう周波数制御回路17にて周波数制御され
る。この周波数制御はスイツチング素子10の導
通期間を変化させることにより行なわれる。負荷
が小物負荷である場合、負荷検知回路14がはた
らきラツチ回路18をセツトする。それ故、ナン
ドゲート19は禁止され、オン信号発生回路15
より発せられたオン信号は、波形整形回路20へ
伝わらず、発振は停止する。
このような構成の調理器にあつては、負荷に数
KWの電力が加わるため、インバータ6には数
10Aの高周波電流が流れ、スイツチング素子10
の熱的破壊の原因となつている。特にインバータ
6の発振起動時には、第5図ロ波形E′(スイツ
チング素子オフ信号)およびIL′(負荷電流)に
示す如く、スイツチング素子10に流れる電流が
大きくなり、そのピークは約60A以上に達する。
これは、起動時は、負荷電流は、0点からT0
間流れるのに対し、他の期間では、負の位置から
T0時間流れるためである。したがつて第5図ロ
に示す波形のように起動時0点よりT0時間流れ
るためそのピークが60数Aと大きくなり、その逆
方向電流もまた大きく、負の期間が長くなり、そ
れ故再び正側に現れるピーク値も小さくなる。こ
のような起動時に現われる異常な大電流およびこ
れに続く小電流は起動音発生の原因となつてい
る。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたも
のであり、第3図に示す如く、起動保護回路22
を設け、起動直後は、スイツチング素子10のオ
ン期間を強制的に短かくし、素子10に過大電流
が流れるのを阻止したものである。以下第4図お
よび第5図イに基き本発明実施例を説明する。2
2は起動保護回路で、起動信号発生回路13より
発せられる起動信号Aが、コンデンサ23、抵抗
24よりなる微分回路を経てトランジスタ25の
ベースに加えられる。したがつて、トランジスタ
25のコレクタには起動信号発生直後、“H”レ
ベル信号Bが現われる。一方周波数制御回路17
は、比較回路26を備え、その入力端子には入
力電力設定回路16からの信号が電圧レベル信号
として与えられる。すなわち入力電力設定回路1
6は、設定された入力に応じて出力時間幅を変え
られたパルス信号を出力し、このパルス信号は、
抵抗27,28,29、コンデンサ30よりなる
積分回路を経て電位レベル信号に変換され、分割
抵抗31,32にて分割され、基準レベル信号と
して比較回路26の入力端子へ入力する。ここ
で分割抵抗31,32は入力電力設定回路16か
ら出力が発せられていないとき発振周波数が約
20KHz以下に下らないよう、比較回路26の基
準レベルを保持するものであり、これにより可聴
音ノイズの発生が阻止される。比較回路26の
入力端子は、また抵抗33およびダイオード34
を介して起動信号発生回路13に接続され、起動
信号Aが与えられる。したがつて“L”レベルの
起動信号発生期間中は、基準レベル信号Cは僅か
低下させられることとなる。
比較回路26の入力端子には、抵抗35およ
びコンデンサ36よりなる時定数回路37の出力
が加えられる。コンデンサ36には、並列にトラ
ンジスタ38が接続されており、このトランジス
タ38のベースには波形整形回路20より、約20
〜40KHzのインバータ発振周波数に同期したパ
ルス信号が加えられているから、同周波数にてオ
ン・オフを繰返す。したがつて時定数回路37出
力は、波形Dに示す鋸歯状波となり、これが基準
レベルに達した時、比較回路26は、“L”レベ
ルパルスEを発生し、これがスイツチング素子1
0オフ信号として波形整形回路20へ加えられ
る。
かかる構成において、まず起動信号Aが出力す
ると、この出力期間中比較回路26入力端子の
基準レベル信号Cは、僅か低いレベルに保持され
る。一方起動信号立下りに同期して出力されるト
ランジスタ25の“H”レベル信号は、抵抗35
に新たに抵抗39を付加し、時定数回路37の時
定数を下げるべく作用する。それ故、コンデンサ
36への充電が加速され、その出力は短期間T0
で基準レベルに達し、オフ信号Eを出力する。ト
ランジスタ25の出力Bは、次の高周波発振サイ
クルには、“L”レベルとなつているから、抵抗
39は遮断され、時定数は元の状態に戻る。それ
故前回よりやゝ長い時間かかつてコンデンサ36
が充電される。このとき基準レベルに達するまで
の期間t0′は、前回の期間t0よりも長い。起動信号
Aの出力がオフとなると、基準レベルCが上昇す
るから、コンデンサ36の充電々荷が基準レベル
に達するには、さらに長い時間を要し、この期間
T0″は、一層長くなり、これらの期間の大小関係
はT0<T0′<T0″となる。波形ILは、誘導加熱コ
イル7に流れる負荷電流を示し、起動初期には、
その値は約40Aとすることができ、これは、正常
発振時の電流約50Aより一段と低く抑えられてい
ることが判る。
以上のように本発明誘導加熱調理器は、インバ
ータ発振起動時、スイツチング素子導通期間を、
予め設定した入力電力レベルに対応する期間より
も短かくするものであるから、起動時スイツチン
グ素子に異常な大電流が流れることを阻止でき、
素子の発熱による破壊、劣化等を防止でき、調理
器の信頼性および安全性の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、誘導加熱調理器におけるインバータ
を含む主回路の一般的な回路図、第2図は制御部
を含むブロツク図、第3図は本発明実施例ブロツ
ク図、第4図は要部回路図、第5図イ,ロは波形
図である。 6……インバータ、12……主回路、17……
周波数制御回路、22……起動保護回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 誘導加熱コイルおよびスイツチング素子を含
    む高周波インバータ、上記スイツチング素子に起
    動信号を与えこれをオンとする起動信号発生回
    路、設定入力に応じたレベル信号を基準入力端子
    に、インバータ発振周波数に同期して充放電を繰
    り返す時定数回路出力を信号入力端子にそれぞれ
    入力する比較回路を有し、時定数回路出力が基準
    レベルに達したときスイツチング素子オフ信号を
    出力する周波数制御回路、起動信号発生時上記基
    準レベルを低下させるとともに上記時定数回路の
    時定数を低下させる起動保護回路、スイツチング
    素子オフ後インバータの共振状態を検知して上記
    スイツチング素子にオン信号を与えるオン信号発
    生回路を備え、インバータ発振起動直後は、入力
    を低下させたことを特徴とする誘導加熱調理器。
JP1246581A 1981-01-29 1981-01-29 Induction heating cooking device Granted JPS57126089A (en)

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JPS57126089A JPS57126089A (en) 1982-08-05
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ID=11806106

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6041792A (ja) * 1983-08-17 1985-03-05 三洋電機株式会社 電磁誘導加熱装置
JPS62188196A (ja) * 1987-02-05 1987-08-17 三洋電機株式会社 誘導加熱調理器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS5549510A (en) * 1978-10-02 1980-04-10 United Technologies Corp Rotary machine
JPS55136492A (en) * 1979-04-12 1980-10-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd Induction heating device

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