JPH01313880A - 電磁調理器 - Google Patents

電磁調理器

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JPH01313880A
JPH01313880A JP63144779A JP14477988A JPH01313880A JP H01313880 A JPH01313880 A JP H01313880A JP 63144779 A JP63144779 A JP 63144779A JP 14477988 A JP14477988 A JP 14477988A JP H01313880 A JPH01313880 A JP H01313880A
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照也 田中
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し発明の目的] 〈産業上の利用分野) 本発明は加熱コイルに高周波電流を供給し、この加熱コ
イルからの磁束によって鍋底に渦li流を発生させ、こ
の渦電流によるジュール熱で鍋を加熱する電磁調理器に
関するものである。
(従来の技術) Ill誘導作用により被加熱物を加熱する電磁調理器は
、炎が生じないので安全性が高く被加熱物を載置するた
めのトッププレートが結晶化ガラスで構成できるので清
潔であり、また熱効率が高い等の利点を有し、種々の電
磁調理器が開発されている。
第4図に示す従来の電磁調理器では直流電源回路101
からの所定の直流電圧をインバータ回路1.03へ供給
している。駆動回路115がトランジスタ113をオン
、オフ動作すなわちスイッチング動作をさせることによ
り加熱コイル107と共振用コンデンサ109が直列共
蛋状態に設定され、加熱コイル107から発生する磁束
による電11誘導作用により図示しない鍋等の被加熱物
に渦電流を発生して加熱するようになっている。
発振器を内蔵したパルス幅変調回路(PULSE  W
IDTHMODLILATION)119は電圧帰還回
路117からのタイミングパルスに基づいて発振器の発
振パルスの発振周期を補正するとともに、入力設定回路
121、オン時間設定回路123からの信号に基づいて
前記発振パルスのパルス幅を変調する。駆動回路115
はパルス幅変調回路119からのパルス信号を入力する
と、このパルス信号のパルス幅に相応する時間だけトラ
ンジスタ113をオンさせる。
入力電流監視回路127は交流電源部に設けられたカレ
ントトランスCTからの検出信号に基づいて交流電源部
からの入力電流、すなわちインバータ回路103を流れ
る電流icに相応する信号を負荷検知回路125へ出力
する。
負荷検知回路125は入力電流監視回路127からの電
流ICに相応する信号に基づいて負荷状態を監視する。
例えば第5図(A)に示すように鉄製の鍋が加熱コイル
107の上に載置された場合には適正な電流ICが流れ
ることから適正な負荷であることを判別し、パルス幅変
調回路119の動作を継続させる。また、第5、図(B
)、(C)に示すように無負荷状態か若しくはアルミニ
ウム(AI)製の鍋が加熱コイル107の上に載置され
た場合には電流icが小さくなり、若しくは加熱に寄与
しない回生電流1dが流れ、無負荷状態又は不適正な負
荷であることを判別してパルス幅変調回路119の動作
を停止し、加熱動作を禁止する。
第6図に示す従来例では電源を投入すると初期回路13
1が動作し、発振停止タイマ133によって設定された
所定時間のあいだ発成停止回路135を動作させてイン
バータ回路103の発振動作を停止させる。その後発振
停止回路135が復旧すると、オン時間設定回路123
によって設定された電圧V丁ONがパルス幅変調回路1
19へ与えられる。パルス幅変調回路119が電圧VT
ONに相応するパルス幅のパルス信号を出力すると、駆
動回路115がこのパルス信号のパルス幅に相応する時
間だけトランジスタ113をオンする。従って電圧VT
ONの値に応じてトランジスタ113のオン時間が設定
され、上記パルス信号に基づいてトランジスタ113が
オンオフ動作することにより加熱コイル107に高周波
電流が流れて被加熱物を加熱する。
ここで負荷検知回路125が適正な負荷であるかどうか
を監視しており、第7図(A)に示すように交流電源部
からの入力電流に相応する電圧V1が電圧VTONを上
回っている場合には適正な負荷であることを判別して加
熱動作を継続する。
逆に電圧■1が電圧VTONを下回る場合には無負荷状
態又はアルミニウム製の鏑等の不適正な負荷であると判
別される。この場合第7図(B)に示すように電圧VT
ONを徐々に上昇していき電圧v1が電圧vTONを下
回り、不適正な負荷であると判断するまでに例えば30
01秒の時間を要する。
また入力電力が高い場合には第8図(A)に示すように
トランジスタ113のオフ期間内にトランジスタ113
のコレクターエミッタ間の電圧、すなわち共振電圧VC
Eが正弦波形で得られ、トランジスタ113のオン時間
TON内にはトランジスタ113のコレクタ電流icが
直線状に増加する。また入力電力を低く設定すると第8
図(B)に示すように共振電圧VCEが0■まで下がり
きらずトランジスタ113がオンする直前で所定の電位
を有する。この電位によってトランジスタ113が短絡
し、短IBM流ISが流れトランジスタ113での損失
が増加する。
例えば電圧100■仕様で入力電力が最大1゜2KWの
従来の電磁調理器では第9図(A)に示すように入力電
力を低く設定するとトランジスタ113での損失WLO
3が増加するが、最小値として入力電力300Wまで低
下させることができる。
これを入力電力150Wまでに下げる場合にはインバー
タ回路の発振周期を秒単位で制御し、例えば1秒間オン
し、1秒間オフさせる必要がある。
また電圧200v仕様で入力電力が最大2KWの従来の
電磁調理器のインバータ回路における最大の共@電圧V
CEは、このインバータ回路で用いられるスイッチング
用のトランジスタの定格で制限される。例えばI G 
B T (I nsvlated−gateBipol
ar  Transistor )等のバイポーラ形の
MOSFETを用いて周波数25KHzでスイッチング
動作させる場合には、コレクタ電圧の最大定格が140
0Vであることから定常動作状態におけるコレクタ電圧
は1000V以下に制限される。
また電圧200■仕様である場合には直流電源回路から
の直流電源電圧は100V仕様の場合の2倍であり、共
振電圧VCEは直流電源電圧に収束するような減衰波形
の半周期に相応する電圧であるため、電圧200■仕様
の場合の共W1電圧VCEは電圧100V仕様の場合と
比較してそれ程低下しない。以上の理由から入力電力を
低く設定する場合には、前述した短絡電流によってトラ
ンジスタ113が破壊されるおそれがあるため、第9図
(B)に示すように入力電力iooow以下には低下さ
せることができない。
これを入力電力150Wまでに下げる場合にはインバー
タ回路の発振周期を例えば3秒間オンし、17秒間オフ
させる必要がある。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら低い入力電力を達成するためにインバータ
回路の発振周期を秒単位で制御すると、インバータ回路
のオフ時間が長くなり加熱むらを生じ改善の余地が残さ
れていた。また適正又は不適正な負荷であるかどうかの
判断が迅速に行なうことが望まれていた。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、適正な負荷であ
るか否かの判断を迅速に行ない、合わせて入力電力を低
い値に設定した場合に加熱むらが生じることなく適切に
加熱することのできる電磁調理器を提供することを目的
とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明は供給される電力のオン
オフ制御を行なうスイッチング手段を有し、このスイッ
チング手段に接続される加熱コイルによって被加熱物を
誘導加熱する電磁調理器において、前記供給される電力
に係る情報を出力する情報出力手段と、前記スイッチン
グ手段のオン時間を設定するオン時間設定手段と、前記
オン時間の開始から所定時間経過後の前記供給される電
力に係る情報に基づいて、前記被加熱物が適正な負荷で
あるか否かを判別する判別手段とを有して構成した。
(作用) 本発明はスイッチング手段がオンオフ動作をくり返すと
、このスイッチング手段に接続された加熱手段が前記ス
イッチング手段のオフ動作で生じた磁束によって被加熱
物に渦電流を発生させて当該被加熱物を加熱する。また
供給される供給電力に係る情報を出力するための情報出
力手段と、前記スイッチング手段のオン時間を設定する
ためのオン時間設定手段を設けており、このオン時間内
において判別手段が負荷の判別を行なう。すなわち判別
手段は前記オン時間の開始から所定時間経過後の前記加
熱手段への供給電力に関する情報に基づいて前記被加熱
物が適正な負荷であるか否かを判別する。
(実施例) 以下図面を参照して本発明に係る実施例を詳細に説明す
る。
まず第1図を参照して構成を説明すると、交流電源であ
る商用電源PWが2方向性3端子サイリスタであるトラ
イアックTSを介して直流電源回路1と接続されている
。直流電源回路1はブリッジ接続された4つのダイオー
ドD1.D2.D3゜D4及び平滑用のコンデンサC1
とで構成されており、商用電源PWからの交流電力を直
流電力に変換する。この直流電源回路1はインバータ回
路3と接続されており、所定の直流電力をインバータ回
路3へ供給する。
インバータ回路3は加熱コイル7と共振用コンデンサ9
とが直列に接続されると共に、トランジスタ13が共振
用コンデンサ9と並列に接続されている。トランジスタ
13のベースが駆動回路15と接続されており、駆動回
路15からの信号に基づいてトランジスタ13がオン、
オフ動作することにより、加熱コイル7と共振用コンデ
ンサ9が直列共振状態に設定され、加熱コイル7から発
生する磁束による電磁誘導作用により図示しない鋼等の
被加熱物に渦電流を発生して被加熱物を加熱するように
なっている。
パルス幅変調回路19は駆動回路15と接続されるとと
もに、オン時間設定回路23と接続されており、このオ
ン時間設定回路23からのオン時間設定用の電圧VTO
Nを入力すると、電圧VTONに相応するパルス幅のパ
ルス信号を駆動回路15へ出力する。駆動回路15はパ
ルス幅変調回路19からのパルス信号を入力すると、こ
のパルス信号のパルス幅に相応する時間だけトランジス
タ13をオンさせる。従って第2図(A)に示すように
オン時間設定回路23からの電圧VTONの値に応じて
トランジスタ13のオン時間TONが変化する。すなわ
ち電圧VTONを変化するとパルス変調回路19からの
パルス信号のパルス幅が変化し、トランジスタ13のオ
ン時1iTo Nを変化させることにより出力電力、す
なわちインバータ回路3による加熱出力を変化させるよ
うにしている。また加熱コイル7とコンデンサ9との接
続点がパルス幅変調回路19の帰還入力端子へ帰還接続
されており、加熱コイル7とコンデンサ9の共1!電圧
がパルス幅変調回路19へ与えられる。
次にオン時間設定回路23の内部構成を説明する。
抵抗R1とR2が直列に接続され、抵抗R1の一端に所
定の直流電圧Vccが与えられるとともに、抵抗R2の
一端がアースに接続されている。この抵抗R2と並列に
コンデンサC3が接続されている。この抵抗R1とR2
の接続点がパルス幅変調回路1つの入力端子P1と接続
されている。また入力端子P1は抵抗R3を介してトラ
ンジスタTr9のコレクタに接続されるとともに、トラ
ンジスタTr9のベースは抵抗R4を介してコンパレー
タCON2の出力端子へ接続されている。また入力端子
P1は抵抗R10とR11との接続点へ接続され、抵抗
RIOの他端はトランジスタTr10のコレクタへ接続
されるとともに、抵抗R11の他端はトランジスタTr
11のコレクタへ接続されている。またトランジスタT
r10のベースは抵抗R6を介して負荷検知用タイマ4
1へ接続されるとともに、トランジスタTr11のベー
スは抵抗R7を介して負荷検知用タイマ41へ接続され
ている。
このオン時間設定回路23によって電圧VTONの値が
一定の値に設定されると、トランジスタ13のオン時間
も一定の値に設定される。このような状態において交流
電源PWからの入力′2!流iINに相応する電圧v1
を監視することにより加熱コイル7の上に載置された鍋
等の負荷が適正であるかどうかを判別することができる
。例えば第2図(B)に示すように電圧V1が電圧VT
ONを上回る場合には適正な負荷であり、逆に電圧■1
が電圧VTONを下回る場合には無負荷状態若しくは不
適正な負荷である。
発掘停止回路35はトランジスタTr12と抵抗R8と
で構成され、トランジスタT「12のコレクタが入力端
子P1に接続されるとともに、トランジスタTr12の
ベースは抵抗R8を介して発掘停止タイマ33、負荷検
知用タイマ41及び4ンオフ制御回路43のそれぞれと
接続されている。発振停止タイマ33は初期回路31と
接続されるとともに負荷検知用タイマ41と接続されて
いる。
負荷検知用タイマ41は抵抗R9を介してトランジスタ
Tr13のベースへ接続され、トランジスタT「13の
エミッタは所定の直流電源へ接続されており、所定電圧
VCCがトランジスタTr13のエミッタへ与えられて
いる。このトランジスタTr13のコレクタは発振停止
タイマ33と接続されるとともに、抵抗R25を介して
コンパレータC0N1の出力端子へ接続されている。
次に負荷検知回路25とその周辺回路すなわち入力υ制
御回路21、入力電流監視回路27を説明する。交流電
源PWと直流電源回路1とのあいだの電源線には、カレ
ントトランスCTが設けられ、交流電流PWからの入力
電流に比例した値の検出信号を出力する。カレントトラ
ンスCTと並列に抵抗R15が接続されている。抵抗R
15には4つのダイオードD6.07.D8.D9をブ
リツジ接続したブリッジ回路を接続し、このブリッジ回
路に抵抗R16を接続している。コンデンサC4が抵抗
R16と並列に接続されており、この抵抗R16とコン
デンサC4とで決定される時定数は交流電源、すなわち
商用電源PWの半サイクルに相応する時間、例えば10
m秒より大きな値に設定される。また所定の電圧ycc
を出力する直流電源とアースとのあいだに抵抗R13と
R14が直列に接続され、この抵抗R13とR14の接
続点がダイオードD8のカソード側に接続されている。
またダイオードD6のカソードがコンパレータC0N1
の非反転入力端子に接続されるとともに、抵抗R18を
介してトランジスタTr15のエミッタへ接続されてい
る。このトランジスタTr15のコレクタはダイオード
D8のカソードに接続されるとともに、トランジスタT
r15のベースは抵抗R17を介してオンオフ制御回路
43へ接続されている。
負荷検知回路25では抵抗R21とR22が直列に接続
されるとともに、この接続点がコンパレータC0N1の
反転入力端子に接続されている。
またコバレータCON 1の反転入力端子は抵抗R21
を介してパルス幅変調回路19の入力端子P1に接続さ
れている。
入力制御回路21では、所定電圧■ccを出力する電流
電源とアースとのあいだに可変抵抗R23と抵抗R24
が直列に接続され、この可変抵抗R23の可変端子がコ
ンパレータ’CON 2の非反転入力端子に接続されて
いる。またコンパレータCON2の非反転入力端子はオ
ンオフ制御回路43と接続されている。
トライアックトリガ回路45はトライアックTSのゲー
トに接続されるとともにオンオフ制御回路43と接続さ
れており、オンオフ制御回路43からの信号に基づいて
トライアックTSをオンオフ動作すなわちスイッチング
動作をさせる。オンオフ制御回路43は可変抵抗R23
によって低い入力電力に設定されたことを判別すると、
トライアックトリガ回路45を介してトライアックTS
をオンオフ動作させる。従って低い入力電力に設定され
た場合にはトライアックTSのオンオフ動作によってイ
ンバータ回路3が制御される。
次に第3図(A)、<8)、(C)を参照して鉄鎖等の
適正な負荷を検出する場合について説明する。
まず電磁調理器の電源を投入すると、初期回路31が動
作して発振停止タイマ33を起動する。
発振停止タイマ33はタイマによって設定された所定4
時間、例えば3秒のあいだだけトランジスタTr12を
オンさけることにより電圧VTONをOVに設定し、イ
ンバータ回路3の発振動作を3秒間停止させる。この3
秒の時間経過後に発振停止タイマ33がトランジスタT
r12をオフするとともに、負荷検知用タイマ41を起
動させる。
時刻内t1において負荷検知用タイマ41はタイマによ
って設定された所定時間、例えば101秒のあいだだけ
トランジスタTr’10.Tr11及びTr13をオン
させる。トランジスタTr10゜Trllがオンすると
抵抗RIOとR1’lの分圧電圧をオン時間設定用の電
圧VTONとしてパルス幅変調回路19へ与える。これ
によりパルス幅変調回路19からのパルス信号のパルス
幅に相応するオン時間のあいだトランジスタ13がオン
しインバータ回路3が発振する。このとき第3図(A>
に示すような入力電力i+Nが直流電源回路1を流れる
またカレントトランスCTが入力電流itNを検出し、
この入力電流+INに対応する検出電流を出力しており
、この検出電流はダイオードD6゜D7.D8.D9で
成るブリッジ回路で整流された後に、抵抗R16とコン
デンサC4で成る平滑回路で平滑される。この平滑回路
の時定数は10m秒より長く設定されているため、負荷
検知用タイマ41が動作している10鴨秒のあいだ、す
なわち第3図(B)に示す時刻t1からt2までのあい
だにおいては負荷検知回路の検出動作を禁止するように
している。具体的に説明すると、前述したように負荷検
知用タイマ41からの信号に基づいてトランジスタTr
13が時刻t1からt2までの101秒のあいだ導通し
てコンパレータCONlの出力端子を強制的にHレベル
に引き上げるようにしている。これにより発振停止タイ
マ33の起動を禁止する。
次に時刻t2を経過すると、電流iINに対応する電圧
v1がコンパレータC0NIの非反転入力端子に与えら
れる。コンパレータC0NIでは抵抗R21とR22の
分圧電圧をM準電圧として反転入力端子へ入力しており
、この基準電圧と電圧V1を比較することにより、電圧
VTONと電圧Vlの大小関係を判断する。第3図(B
)に示すように電圧v1が電圧VTONを上回っている
場合には適正な負荷であることを判別して、インバータ
回路3による加熱動作を継続する。第3図 ′(C)に
示すように時刻t1から13までの例えば30n秒のあ
いだトライアックTSをオンしてインバータ回路3を動
作させる。また時刻t3からt4までの例えば4011
秒のあいだだけトライアックTSをオフするとともに、
オンオフ制御回路43からの信号に基づいてトランジス
タTr12をオンし、インバータ回路3の動作を停止さ
せる。以下同様にトライアックTSのオンオフ動作をく
り返して加熱動作を継続する。
またインバータ回路3が動作を停止している期間におい
てはオンオフ制御回路43からの信号に基づいてトラン
ジスタTr15をオンしてコンデンサC4の充電電荷を
放電させて初期状態に設定する。
次に第3図(D)、(E)、(F)を参照して無負荷状
態の検出動作を説明する。
前述したと同様に時刻t1からt2までのあいだは負荷
検知回路の検出動作を禁止しており、時刻t2を経過し
たときにコンパレータC0N1が電圧V1と基準電圧と
を比較する。これにより電圧■1と電圧VTONとの大
小関係を判別し、電圧V1が電圧VTONを下回ってい
る場合には加熱コイル7の上に鍋が載置されていない状
態、すなわち無負荷状態であることを判別してコンパレ
ータCON 1がLレベルの信号を発振停止タイマ33
へ出力する。この発振停止タイマ33からの信号に基づ
いてインバータ回路3の発振動作を3秒間停止させる。
以下、同様に負荷検知用タイマ41によって設定された
所定時間が経過した直接の情報、すなわち電圧V+の値
により負荷状態を判別する。
以上の如く入力電力を低い値に設定した場合にはトライ
アックのオンオフ動作によってインバータ回路を制御す
るようにしたことから、インバータ回路の発振周期を短
く設定することができ加熱むら等を生じることなく、被
加熱物を適切に加熱し又は保温することかできる。
尚、第1図に示した実施例では交流電源とブリッジ回路
とのあいだにトライアックを設けて構成したが、このよ
うなトライアックを設けることなくインバータ回路の発
振動作の制御を適切に行なうように構成すると回路構成
を簡略化することができる。
また前述のトライアックの代わりにサイリスタ等の適宜
のスイッチング素子を用いて構成することができる。
更に負荷検知回路の負荷検知i能、オン時間設定回路及
びその周辺装置による入力制御機能、オンオフ制御回路
のオンオフ制御機能のそれぞれの機能をマイクロコンピ
ュータ等の演算処理手段によって構成するとそれぞれ制
御処理を正確に実行することができる。
― [発明の効果] 以上説明してきたように本発明によれば、被加熱物が適
正な負荷であるかどうかの判断をスイッチング手段のオ
ン時間の開始から所定時間経過後の情報、すなわち加熱
手段への供給電力に関する情報に基づいて行なうように
したことから、適正な負荷であるかどうかの判断を迅速
に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例を示した回路図、第2図
及び第3図は第1図の実施例の動作を示した説明図、第
4図は従来例を示したブロック図、第5図は第4図の動
作を示した説明図、第6図は他の従来例を示したブロッ
ク図、第7図乃至第9図は従来例の動作を示した説明図
である。 3・・・インバータ回路   7・・・加熱コイル13
・・・トランジスタ 23・・・オン時間設定回路 CON 1・・・コンパレータ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 供給される電力のオンオフ制御を行なうスイッチング手
    段を有し、このスイッチング手段に接続される加熱コイ
    ルによって被加熱物を誘導加熱する電磁調理器において
    、 前記供給される電力に係る情報を出力する情報出力手段
    と、 前記スイッチング手段のオン時間を設定するオン時間設
    定手段と、 前記オン時間の開始から所定時間経過後の前記供給され
    る電力に係る情報に基づいて、前記被加熱物が適正な負
    荷であるか否かを判別する判別手段と を有することを特徴とする電磁調理器。
JP63144779A 1988-06-14 1988-06-14 電磁調理器 Expired - Lifetime JP2901979B2 (ja)

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