JPH0433626B2 - - Google Patents

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JPH0433626B2
JPH0433626B2 JP57204526A JP20452682A JPH0433626B2 JP H0433626 B2 JPH0433626 B2 JP H0433626B2 JP 57204526 A JP57204526 A JP 57204526A JP 20452682 A JP20452682 A JP 20452682A JP H0433626 B2 JPH0433626 B2 JP H0433626B2
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recording
recording paper
paper
ink carrier
ink
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Masazumi Yana
Kyoshi Yamada
Kazushi Nagato
Shoji Ueno
Kunihiro Shibuya
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Priority to DE8383307174T priority patent/DE3381669D1/de
Priority to EP83307174A priority patent/EP0109863B1/en
Publication of JPS5995170A publication Critical patent/JPS5995170A/ja
Priority to US06/834,650 priority patent/US5009527A/en
Publication of JPH0433626B2 publication Critical patent/JPH0433626B2/ja
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/50Picture reproducers
    • H04N1/506Reproducing the colour component signals picture-sequentially, e.g. with reproducing heads spaced apart from one another in the subscanning direction
    • H04N1/508Reproducing the colour component signals picture-sequentially, e.g. with reproducing heads spaced apart from one another in the subscanning direction using the same reproducing head for two or more colour components
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J13/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets
    • B41J13/02Rollers
    • B41J13/036Rollers co-operating with a roller platen
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S271/00Sheet feeding or delivering
    • Y10S271/902Reverse direction of sheet movement

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、熱転写記録装置に係わり、特に、
シート状の記録媒体が使用可能な熱転写記録装置
に関する。 〔発明の技術的背景とその問題点〕 多色熱転写記録装置として、特開昭54−156647
号、特開昭56−28872号、特開昭57−95483号に開
示された装置がある。 これに対し、面順次方式と呼ばれる記録方法が
高速記録という利点のため注目されている。 この面順次方式は、例えば、特願昭57−22140
号に示されているように、所定の単位記録面積に
つき、単色による記録を行い、記録媒体及びイン
ク担体を相対的に記録開始位置まで移動させ、次
の色による記録を重ねて行うことを繰り返して、
多色画像を得る。 この方式では、多色記録を高速に行うことがで
きるが、記録媒体の搬送の性質から、記録媒体と
してロール紙を用いざるを得なかつた。 しかし、ロール紙を用いることは、使用者にと
つて好ましくなく、出力時にロール紙をカツトし
て、シート紙とすることも好ましくなかつた。 〔発明の目的〕 この発明は、以上の欠点を除去し、連続でない
記録媒体を用いて、記録可能な熱転写記録装置を
提供することを目的とする。 〔発明の概要〕 この発明は、記録媒体であるシート状媒体を容
器からプラテンローラの位置まで搬送し、このプ
ラテンローラにおいて、インク層を有するインク
担体、記録媒体及び発熱素子を圧接し、プラテン
ローラの回転により一方向へ搬送しながら熱転写
記録を行い、記録媒体上の同一場所に重ねて単色
のインク層を転写する記録装置であつて、プラテ
ンローラの側周面に一対のピンチローラを設け
る。更に、入口側のピンチローラは、可動とし、
記録媒体が、ピンチローラ周面に密着してから記
録を行うものである。 〔発明の効果〕 この発明によると、プラテンローラに記録媒体
が密着してから、同一記録媒体への重ね記録を行
うので、インクの転写が正確に行われ、美しい記
録画像が得られる。 更に、プラテンローラの周面に一対のピンチロ
ーラを設けているので、これらのピンチローラ及
びプラテンローラにより、シート状の記録媒体で
あつても、正確な搬送制御が可能となり、美しい
記録画像が得られる。 〔発明の実施例〕 次に、この発明の実施例を図面に従つて説明す
る。 この実施例の装置は、カラー複写機に関する。 このカラー複写機は、第1図に示されるよう
に、記録部11、読取部13、信号部15から成
る。 読取部13により原稿を読み取り、原稿の画像
情報を電気信号に変換し、信号部15を介して、
記録部11に送る。 記録部11では、この信号に基づいて記録を行
う。又、信号部15は、電源をも含んでいる。 記録部11について詳説する。この記録部11
は、熱転写により記録を行う。用いるインク担体
は、第2図に示されるように、イエローY、マゼ
ンタM、シマンC、ブラツクBの4色が繰り返し
塗布されている。 各色毎の塗布面積は、略A4判と同一である。
但し、この実施例での記録に用いるシート状の記
録紙の大きさは、A4判とする。 各色のインクが塗布されるベース層は、ポリエ
チレンテレフタレートフイルム、又はコンデンサ
紙等から成り、その厚さは、3乃至12μmである。
インク層の厚さは、2乃至4μmで、インク軟化点
は、60℃至80℃が適当である。 又、記録紙としては、シート状のものを用い、
インク担体と接する面の平滑度は、300秒以上で、
その反対面の平滑度は、150秒以下とすることが
好ましい。但し、反対面の平滑度は、後述する給
紙ローラの平滑度により変化することは当然であ
る。 装置としての記録部11は、第3図に示される
ように、記録紙搬送部17と、その下部に設けら
れたインク担体搬送部19とから成る。インク担
体搬送部19は、第4図に示す。 この記録紙搬送部17と、インク担体搬送部
9とは、一端において、回動自在にて接続固定さ
れている。記録紙搬送部17の先端付近に設けら
れた握り軸21と取手23とを手で握ると、取手
23と一体化されている移動板25が、握り軸2
1側に動く。この移動板25と連動して、第2図
では図示しないロツク用フツクがインク担体搬送
部19の軸からはずれ記録紙搬送部17は、イン
ク担体搬送部19から持ち上げることができる。 記録紙搬送部17は、第3図に示されるよう
に、シート状の記録紙が収納されたカセツト容器
が挿入される挿入台27を有する。 この挿入台27の一端であつて、記録紙搬送部
17の中間部付近に、略コの字状のアーム29が
左右一対設けられている。 このアーム29の上部屈曲部を貫通して支持軸
31が設けられる。この支持軸31は、記録紙搬
送部17の筐体側面に固定される。但し、アーム
29は、支持軸31に対して回動自在である。 このアーム29の上部先端を貫通して回転軸3
3が設けられる。この回転軸33には、一対の給
紙ローラ35が、回動自在に設けられる。更に、
回転軸33の一端には、歯車37が設けられる。
この歯車37は、筐体内側面に接する程度に配置
される。 支持軸31と握り軸21との間には、トレー保
持部材43と握り軸21との間には、一対の排紙
ローラ45が設けられる。 一方、挿入台27の他端には、一対のカセツト
持上げレバー39が設けられている。このカセツ
ト持上げレバー39は、挿入されるカセツトに対
し、絶えず上向きの力が与えられる。 更に、挿入台27の後端には、カセツト取りは
ずし用軸41が設けられている。このカセツト取
りはずし用軸41は、後述するように、回動自在
であり、カセツトを支持していたバネをはずす。 この挿入台27の下部には、電気系統が収納さ
れており、フアン47により温度上昇を防止して
いる。 記録紙搬送部17の内側を示したのが、第5図
である。同図に示されるように、記録紙搬送部
7の内側には、記録紙搬送系49と、プラテンロ
ーラ51と、前述のカセツト持上げレバー39を
連動させる回転軸53及びこの回動軸53の下
に、記録紙搬送部17とインク担体搬送部19
を、同時に貫通する支持棒55が設けられてい
る。又、プラテンローラ51を挾むようにして、
第1及び第2のピンチローラ52a,52bが設
けられている。第1及び第2のピンチローラ52
a,52bは、図示しないスプリングによりプラ
テンローラ51側に押し付けられている。詳細は
後に述べる。 次にインク担体搬送部19について、第4図に
従つて説明する。 挿入台27の下部に相当する位置には、回路ユ
ニツト57が設けられている。前述の電気系統
は、この回路ユニツト57とは異なり、単一又は
少数のPC板から成り、少数のモータの駆動を制
している。 この回路ユニツト57の次に、供給ユニツト5
9が設けられている。この供給ユニツト59は、
左右一対の芯押えから成る。この芯押えの間で、
インク担体がロール状に巻かれている巻き芯が保
持される。 この供給ユニツト59の次に、ロール状のイン
ク担体の搬送路をまず規定するガイド軸63を設
ける。 このガイド軸61の次に、カラーセンサーユニ
ツト62が設けられる。このカラーセンサーユニ
ツト62は、この位置でインク担体上のインクの
色を検出する。 次に、サーマルヘツド63を保持するヘツドホ
ルダプレート65が設けられる。このヘツドホル
ダプレート65のカラーセンサーマツト62より
には、その幅方向に同図には、図示しない回転軸
67が設けられている。この回転軸67を回動中
心として、ヘツドホルダプレート65は、回動可
能である。 ヘツドホルダプレート65上、この回転軸67
の反対側に、シワ除去ローラ69、剥離ローラ7
1とが、設けられている。このシワ除去ローラ6
9、剥離ローラ71とは、共に、絶縁性物質で被
覆しておくことが好ましい。又、このシワ除去ロ
ーラ69及び剥離ローラ71との間にドツト状の
発熱抵抗体列(図示しない)が設けられている。 この発熱抵抗体列は、12本/mmの密度で、A4
判の幅だけ設けられている。1個個の発熱抵抗体
の抵抗は300Ωである。このような発熱抵抗体列
を同時駆動すると、電源からすると好ましくない
ので、大容量のコンデンサ64を設ける。このコ
ンデンサ64の容量は、15万μFであり、電源で
の電圧変動が少なくとも、大電流が流れるように
設けられており、一種のダムである。 前述のプラテンローラ51は、記録時には、こ
の発熱抵抗体列、シワ除去ローラ69、剥離ロー
ラ71と接触状態にある。 剥離ローラ71の次に、回転検出ローラ73が
設けられている。この回転検出ローラ73の軸口
は、同軸に円板75が設けられている。 この円板75上の同一円周上には、同一間隔
で、小孔が設けられている。このような円板75
の面を挾むようにして、ホトインタラプタ77が
設けられる。ホトインタラプタ77は、インク担
体搬送部19の筐体底面79に固定される。 回転検出ローラ73の次に、巻取ユニツト81
が設けられている。この巻取ユニツト81は、モ
ータ83により駆動される。 以上のように構成される記録部11の動作につ
いて、更に詳しく説明する。 まず、第6図に基づいて、記録紙85の搬送か
ら説明する。 シート状の記録紙85は、カセツト容器87の
内に層状に収納されている。このカセツト容器8
7は、上部が開いた箱構造をしており、先端付近
に、ツメ89がある。このツメ89は、シート状
の記録紙85が1枚づつカセツト記録87から取
り出されるために設けられている。 又、このツメ89より少し後端であつて、カセ
ツト容器87の底面に、バネ91が付けられた記
録紙押上板93が設けられている。この記録紙押
上板93の上に乗せられる記録紙85は、この板
93により絶えず上側に押される。 このカセツト容器89の他の特徴は、その後端
にあり、第6図に示されるその断面図からもわか
るように、側面後端下部に突起95が設けられて
いる。 このようなカセツト容器87を、挿入台27の
上に乗せ、先端をアーム29の凹部にさし込む。
すると、カセツト容器87の先端が、アーム29
の下部を押し、給紙ローラ35が、軸31を回動
中心として、下方に向かつて移動する。すると、
給紙ローラ35は、カセツト容器87の最上部に
ある記録紙85を圧接状態にする。 同時に、回転軸33の一端に設けられた歯車3
7の歯は、記録紙搬送部17の筐体側面に設置さ
れたモータ97の回転軸と同軸に設けられた歯車
99の歯と噛み合う。したがつて、モータ97の
駆動力が、歯車99、37及び回転軸33を介し
て給紙ローラ35に伝わる。 カセツト容器87挿入時には、前述のようにこ
の給紙ローラ35が、記録紙85を圧接する。同
時に、給紙ローラ35は、モータ97によつて回
転する。給紙ローラ35と記録紙85とは、摩擦
を生じ、記録紙85は、1枚づつ、ツメ85を越
えて給紙される。給紙ローラ35は、天然ゴムか
ら成り、その硬度はJIS硬度で35゜である。この給
紙ローラ35と接する記録紙85の面の平滑度
は、前述のように、150秒以下であり、給紙ロー
ラ35との間にスリツプはなく正確に給紙され
る。 一方、挿入台27に搭載されたカセツト容器8
7の後端の突起95は、第6図に示されるよう
に、金属片101によつて固定される。 この金属片101の一端は、固定され、装置の
内側に向かう屈曲部103を有している。この屈
曲部103の上部は、垂直になつている。カセツ
ト容器87の突起95は、この屈曲部分を乗り越
え、この下部に嵌合し、固定される。 カセツト容器87を、挿入台27から外す際に
は、カセツト取りはずし用軸41に取り付けられ
た腕部105を回転させる。この腕部105は、
金属片101の最上部に対して、カセツト容器8
7内側に位置している。 したがつて、腕部105を、カセツト容器87
の外側に向かつて回転させると、腕部105は、
金属片103を外側に押す。すると、屈曲部10
3も外側に移動し、突起95は、屈曲部分103
の規制を逃れる。カセツト容器87は、自由にな
る。 一方、カセツト持上げレバー39により、カセ
ツト容器87は、絶えず上向きに力が働いてい
る。結局、カセツト容器87は、その後端を持ち
上げられ挿入台27から外れる。 このようなカセツト容器87が装着されると、
まず、記録の準備を行う。記録紙85の動きを、
第7図を用いて説明する。 給紙ローラ35により、シート状の記録紙85
(この実施例では、A4判である)が、1枚づつ取
り出される。 取り出された記録紙85は、第1のガイドプレ
ート107で案内され、装置内部へ送り込まれて
いく。記録紙85は、やがて、第1のガイドロー
ラ対109へ達する。第1のガイドローラ対10
9は、メインモータ111により駆動される。 第1のガイドローラ対109は、ゴムで被覆さ
れており、記録紙85を挾むようにして、搬送す
る。更に、記録紙85が進行しようとすると、略
垂直に立つている第1のフラツパー113が、障
害となり、記録紙85は、略鉛直方向に搬送され
る。 第1のフラッパー113の下には、第1の紙セ
ンサ115が設けられている。第1の紙センサ1
15は、LED(ight mitting rade)とホ
トセンサとから成つており、対向して設けられて
いる。 この第1の紙センサ115に記録紙85の先端
が到達すると、LEDからの光が遮断され、記録
紙85の動きが検出される。 ホトダイオードでの受光がパルス的に減少した
時点から、予め設定された時間だけ、メインモー
タ111を回転させ、記録紙85の先端を、第2
のピンチローラ52bを若干通過した位置まで搬
送させる。その後、メインモータ111は停止さ
れる。又、後述するように、設定された時間内に
おいて、記録紙85の弛みを解く。 この後、熱転写記録に移る。単色毎の画像信号
に応じて、発熱抵抗体が選択的に発熱し、インク
担体121から、記録紙85にインクが転写され
る。 画像信号の供給速度に応じて、すなわち、記録
速度に応じて、プラテンローラ51は、回転し記
録紙85を移動させる。 記録紙85は、第2のピンチローラ52bで案
内され上方に搬送される。第2のピンチローラ5
2bの出口側には、略垂直に第2のガイドプレー
ナ123が設けられている。 記録紙85は、この第2のガイドプレート12
3により更に上方向に案内される。第2のガイド
プレート123には、第2の紙センサ125が設
けられている。 第2の紙センサ125は、第1の紙センサ11
5と同様に記録紙85の先端の動きを検知し、第
1の紙センサ115と全く同一の構成である。た
だし、第2の紙センサ125は、搬送路内での詰
まつた記録紙85を検出する機能、すなわち、ジ
ヤムセンサとしての機能と、記録終了に際し、排
紙を行う駆動源であるメインモータ111及び第
2のフラツパー129を制御するように出力信号
が用いられる。後者に関しては、特に、メインモ
ータ111を停止する時間を決定することであ
る。 第1色目の記録を行うにつれて、記録紙85は
更に、上方に搬送される。すると、メインモータ
111により駆動される第2のガイドローラ対1
27によつて、装置内でたわむことがないよう
に、挾持され、更に、上方に搬送される。 この第2のガイドローラ対127の上方には、
第2のフラツパー129が設けられている。第2
のフラツパー129が設けられている。第2のフ
ラツパー129は第1のフラツパー113と同様
に、記録紙85の搬送にとつて、一種の障害とな
り、搬送方向を規定している。又、両者とも、そ
の設置方向がロータリーソレノイドにより変化
し、搬送方向が可変となつている。 第1色目の記録に際し、第2のフラツパー12
9は第1の紙ガイド131側に記録紙85を搬送
される方向に設定される。 この時、記録紙85は、その先端が、第1の紙
ガイド131に位置し、後端が、プラテンローラ
51及び第1のピンチローラ52aとの保持点近
傍に位置する。記録時には、第1及び第2のピン
チローラ52a,52bから記録紙85が逃れる
ことはない。 こうして、1色目の記録が終了すると、記録紙
85は、復帰工程に移る。 まず、発熱抵抗体列とインク担体121、記録
紙85、プラテンローラ51との圧接が解かれ
る。次に、プラテンローラ51が逆回転し、記録
紙85は、記録開始位置に戻る。インク担体12
1は、更に前進し、次の色のインクの転写に備え
る。 こうして次の色による記録について、以上の工
程を繰り返すことにより達成し、3色目までは同
一の工程がなされる。 4色目のブラツクの記録時には、第2のフラツ
パー129の位置を、第1の紙ガイド131側へ
変化させる。 すると、記録紙85は、記録につれて、第1の
ガイド131の反対側に設けられた第2の紙ガイ
ド133に搬送される。 記録紙85の先端は、やがて搬送につれ、排紙
ローラ45により挾持され、トレー135に排紙
される。 記録紙85の動きを更に詳しく説明する。 記録を行う前に、以下のように2工程がなされ
る。 第1の工程は、記録紙85の先端を記録開始位
置に移動させることである。第2の工程は、記録
紙85の弛みを除去する工程である。 第1の工程は、前述のように、メインモータ1
11により駆動させる第1のガイドローラ対10
9及びプラテンローラ51によつて実現される。
この時、第8図に示されるように、第1のフラツ
パー113は垂直方向を向いており、記録紙85
は、プラテンローラ51に向かう。構造上、プラ
テンローラ51に向かつてくる記録紙85の搬送
方向(入出共)に対して、第1及び第2のピンチ
ローラ52a及び52bの中心を結ぶ直線が垂直
になるようにする。 又、ソレノイド117は、駆動されていず、第
1のピンチローラ52aは、プラテンローラ51
と共に記録紙85を保持している。サーマルヘツ
ド63は、非加圧状態(ダウン状態)であり、発
熱抵抗体列、記録紙85、インク担体は、非圧接
状態となつている。 発熱抵抗体(図示しない)が設けられたサーマ
ルヘツド63は、プラテンローラ51とは、0.5
乃至1mm程度離れている。この時、インク担体1
21は、シワ除去ローラ69及び剥離ローラ71
によつて支持されているに過ぎない。 記録紙85は、このような状態のインク担体1
21のインク層に沿つて案内される。そして、第
2のピンチローラ52b及びプラテンローラ51
により上方向に送られて、停止する。この位置
は、第1の紙センサ115により記録紙85の先
端が検出されてから、メインモータ111を一定
時間駆動することにより設定される。 この時、本発明者等によると、プラテンローラ
51の周面に記録紙85が密着せず、隙間(すな
わち、弛み)のある状態が生じやすく、この状態
で記録を行うと、次のような障害が生じることが
わかつた。 すなわち、熱転写記録では、インク転写時に、
発熱抵抗体、記録紙85、インク担体121を圧
接状態とする必要がある。ところが、記録紙85
の弛みをそのままにし、圧接すると、圧接状態に
する度にインクの転写位置がずれてしまう。する
と、多色記録に際し、色ずれが生じ、色相が正し
く表現できなく、見づらい画像となつてしまつ
た。 したがつて、第2の工程による弛み除去が必要
となる。 そこで、まず、ソレノイド117(SOL−1)
に電流を流し、ソレノイド117を付勢させる。
すると、第9図に示されるように、レバー141
が、矢印143に示される方向に移動し、第1の
ピンチローラ52aを保持する点は、第2のピン
チローラ52bとプラテンローラ51の間にそし
て、第1のガイドローラ対109のみとなる。 ここで、第9図に示されるように、第1のロー
ターソレノイド137により、第1のフラツパー
113を記録紙85に倒す。 この第1のフラツパー113の倒れこむ箇所
に、第3の紙ガイド139を設けておく。第3の
紙ガイド139は、第8図に示される準備時での
記録紙85の搬送方向に対して凹部を形成してお
り、第1のフラツパー113が倒れる際に、記録
紙85を充分押すことができるようにしている。 この時、記録紙85は、前述のように、プラテ
ンローラ51及び第2のピンチローラ52bによ
る保持と、第1のガイドローラ対109による保
持とがなされ、第1のフラツパー113からし
て、両端が固定されている。したがつて、記録紙
85は、これらの保持点の中間点で、第1のフラ
ツパー113により押されると、弛みが除去さ
れ、しかも、記録紙85は、プラテンローラ51
に密着する。 次に、ソレノイド117の付勢を解く。する
と、レバー141が元の位置に戻り、第1のピン
チローラ52aは、プラテンローラ51と共に、
記録紙85を保持する。 こうして、準備工程が終了し、記録に移る。 まず、サーマルヘツド63を加圧状態(アツプ
状態)とする。すなわち、後述するように、サー
マルヘツド63の後端に設けられた回転軸145
を回動中心として、サーマルヘツド63を上向き
に動かす。そして、サーマルヘツド63上の発熱
抵抗体を、インク担体121、記録紙85と共に
圧接状態とする。 次に、発熱抵抗体を画像信号に応じて選択的に
発熱させる。インクは、軟化し、記録紙85上に
転写される。但し、この時のインクの物理的状態
に関しては、諸説があることは事実であるが、単
に表現の問題であることが多い。 これと同時に、メインモータ111から伝えら
れた回転力が、プラテンローラ51に伝えられ、
記録紙85、インク担体121が供に、剥離ロー
ラ71の位置まで移動する。これは、プラテンロ
ーラ51の回転で連続的に進行する。もつとも、
インクの転写される瞬間を、微視的に捉えると、
発熱抵抗体列に対し、インク担体121及び記録
媒体85は静止している。 しかし、剥離ローラ71において、インク担体
121と記録紙85とは、分離され、インク担体
121は、略一定の張力で巻取ユニツト81へ送
られる。逆に言うと、サーマルヘツド63とプラ
テンローラ51とで圧接した位置から剥離ローラ
71までの間は、記録紙85とインク担体121
は共にづれることなく、固着されたまま移動し、
剥離ローラ71の位置で連続的に剥離、転写を行
うことで良好な100%転写を行ない得るのである。 一方、記録紙85は、第2のピンチローラ52
bとプラテンローラ51とで圧接されながら搬送
され、第2の紙センサ125で検出される(ここ
で検出されると記録紙85の送行は、異常なしと
判定される)更に、第2のガイドローラ対127
で上方へ向かい、1色乃至3色目までは、第2の
フラツパー129で第1の紙ガイド131方向へ
案内される。第2のフラツパー129は、第2の
ロータリーソレノイド147で付勢され、記録紙
85の搬送を規定するものである。 こうして、1色目の記録がA4判の有効記録面
積に対して完了すると、プラテンローラ51に対
して、サーマルヘツド63が、非加圧状態とな
る。 すなわち、サーマルヘツド63によるインク担
体121、記録紙85及びプラテンローラ51と
の圧接状態は解かれる。この時、記録紙85及び
インク担体121が互いに規制されずに走行でき
る点が重要である。 この状態で、記録紙85を最初の位置に戻す。
すなわち、記録に際して前進した距離と等しい距
離だけ逆方向に移動する。 記録紙85は、プラテンローラ51と第1及び
第2のピンチローラ52a,52bによつて保持
され、プラテンローラ51の回転によつて、この
ような移動を行う。但し、記録紙85の後端は、
第1のフラツパー113の規制により、第3の紙
ガイド139に入つていく。 一方、インク担体121は、サーマルヘツド6
3が非加圧状態になつたとき、発熱抵抗体が対向
する位置(インク転写位置)は、1色目のインク
の塗布面の後端であつて、このままでは、次の色
の記録ができない。そこで、次の色のインクが塗
布されている面が、発熱抵抗体列と対向する位置
にまで前進させる。これは、モータ83によつて
行われる。 以上の操作を各色毎に繰り返すと、カラー画像
が、記録紙85上に形成される。 最終転写工程のとき、ブラツクの記録のとき、
は、第2のフラツパー129は、第2の紙ガイド
133方向へ記録紙85を案内し、装置外へ送り
出す。 次に、インク担体搬送部19内のインク担体搬
送系について説明する。特に、第11図を参照す
る。インク担体121は、供給ユニツト59から
供給され、ガイド軸61、シワ除去ローラ69、
剥離ローラ71、回転検出ローラ73、押えロー
ラ151を経て、巻取ユニツト81で巻き取られ
る。 供給ユニツト59は、インク担体121の巻き
芯を保持すると共に、インク担体121に適度の
張力を与えている。 この供給ユニツト59は、インク担体121の
インク担体ロール153を左右から支持するフラ
ンジ155a,155bと、フレーム(図示せ
ず)に支持されフランジ155a,155bに同
軸の軸157a,157b、フランジ155aに
接するブレーキ158と、インク担体ロール15
3を取り付けやすくするための芯押し用バネ15
9及びそのストツパー161(固定されている)
とから構成される。 巻取ユニツト81は、転写記録中、転写を一様
に行い、転写率を100%とするために、一定の張
力、一定の速度で、使用済みインク担体121を
巻き取ることが重要である。 又、巻き取ることにより巻き取り径が一回転ご
とに2t(tはインク担体121の厚さ)づつ増加
するので、その回転角速度を一定速度で巻き取る
必要から、駆動力を、少しづつ減少させる必要が
ある。 更に、インク担体121上のインクの任意の色
が選択可能で、かつ、正確に、位置決め出来るこ
とも必要である。 これらの要求を満たすために、巻取ユニツト
1は、次のような構成をとる。 すなわち、インク担体搬送部19の筐体側面に
設けられたインク担体121を巻き取る駆動源と
してのモータ83と、このモータ83の軸に連結
した軸163a及びこの軸163aと同軸で反対
側側面に分離して設けられている軸163bと、
軸163aに同軸で、かつ、固定された(ネジで
止められた)板ばね165と、この板ばね165
による力を伝える加圧プレート167と、この加
圧プレート167に設けられ摩擦を生じさせるフ
エルト169と、このフエルト169により回転
角速度を変えながら、トルクを伝えると同時に、
巻取芯175を支持する摩擦円板173と、この
摩擦円板173に対向した支持円板(フランジ)
175で、巻取芯171を取り付けやすくし、一
方向に芯押しするためのバネ177と、バネスト
ツパー179とから構成される。 モータ83の駆動力は、板ばね165には、直
接伝達される。しかし、巻取芯171を支持する
摩擦円板173は軸163aに対して、回動自在
に設けられており、フエルト169を介しての
み、モータ83の回転力が伝えられる。 したがつて、インク担体121の巻き取り量が
増加し、巻取芯171でのインク担体121の総
量が増加すると、フエルト169を介して伝わる
駆動力が減少し、角速度が減少する。 これに対応して、巻取芯171のインク担体1
21の径が増加しており、インク担体121を巻
き取る際の搬送速度は、略一定となる。 このような搬送系は、略水平に設置すると、イ
ンク担体121等の取り付け、取りはずしが容易
となる。 インク担体121上のインクの色検出は、カラ
ーセンサーユニツト62で行われる。このカラー
センサーユニツト62は、LED(Light Emitting
Diode)又は豆ランプ列から成る光源及びこれに
対向したホトトランジスタ列とから成る。 カラーセンサーユニツト62は、インク担体1
21を挾むようにして、インク担体121の上下
に配列させる。 光源としては、2乃至3色の異なる発光源を用
いる。例えば、イエロー、レツド、グリーンの
LEDを用いる。これに対して、ホトダイオード
を、LEDと1対1で設ける。すると、インク担
体121上のインクの色によつて、透過光量が変
化するので、インクの色検出ができる。 又、第12図に示されるように、LED181
を、円弧状に配列し、その集光点がインク担体1
21上で一致するように設ける。この集光点に対
向して1個のホトトランジスタ183を配置す
る。こうして、LED181の発光時期を、高速
に順次切換えると、単一の検出器で、インクの色
検出ができる。 カラーセンサーユニツト62は、記録中のイン
クの色がわかるだけでなく、インク担体121こ
のインクの色の変化するタイミングも検出するこ
とができる。 次に、インク担体121の移動量検出について
説明する。 この検出は、円板75を利用して行う。インク
担体121は、回転検出ローラ73及び押えロー
ラ151によつて圧接され、インク担体121の
移動に伴い、回転検出ローラ73がスリツプする
ことなく回転する。 回転検出ローラ73に同軸に設けられた円板7
5には、同一周上に、1mm間隔で小孔が設けられ
ている。ホトインタラプタ77により、円板75
の片側から光が発せられ、この小孔を通過した光
だけが、反対側で受光される。したがつて、ホト
インタラプタ77における受光回数は、ホトイン
タラプタ77の光路上を、小孔が通過した回数と
なり、円板75の回転量がわかり、インク担体1
21の移動量が求まる。 又、前述のカラーセンサーユニツト62及び発
熱抵抗体列の設置位置(点線185で示され、こ
の位置がインク転写位置である。)の距離は、l
と設定しておく。 以上の情報をもとにして、インク担体121の
搬送制御ができる。例えば、この距離lを、円板
75の小孔のピツチで除した数を設定しておき、
図示しないカウンタの基準値とする。ホトインタ
ラプタ77から得られるパルス信号が出力される
度に、このカウンタの基準値から1づつ引いてい
くことでインク担体121の動き及び色の検出を
することができる。 このような情報が得られると、モータ83の制
御が可能となり、インク担体121の正確な制御
及びインク担体121上の任意の色の選択ができ
る。 例えば、インク担体121上のインクの塗布面
積の不均一及び巻き取りユニツト81での巻き取
り速度の変化に柔軟に対応できる。特に、ある色
の記録終了後、次の色の記録に移る際に、インク
担体121を前進させ、所謂インク担体121の
頭出しを正確に行える。 次に、サーマルヘツド63を、加圧、非加圧状
態(アツプ、ダウン状態)とさせる加圧機構につ
いて、第13図に基づいて説明する。 この加圧機構は、ソレノイド187と、第1及
び第2のレバー189,191とからなり、左右
一対設けられている。以下の動作説明は、第13
図に示される加圧機構のうち、右側のものに限
る。 第1のレバー189は、ソレノイド187に継
合し、この第1のレバー189の略中央に設けら
れた軸193を回動中心にして、水平面内を回動
可能である。 第2のレバー191は、略扇状であり、扇の略
中心に設けられた軸195を回動中心として、鉛
直面内で回動可能である。軸195は、筐体に対
して固定される。第2のレバー191の下端は、
第1のレバー189の端と接触しており、第1の
レバー189が、第2レバー191を押すと、第
2のレバー191は、鉛直面内で回転する。 ソレノイド187が付勢されていない時は、第
1のレバー189は、第2のレバー191の反対
側に設けられた復帰ばね197により、反時計方
向に回転する。但し、ピン199により、その最
大回転移動量が規制される。 この時、第2のレバー191は、鉛直面内で時
計方向に回転し、サーマルヘツド63を持ち上げ
ることはなく、サーマルヘツド63の表面とプラ
テンローラ51との距離は、1乃至2mmと設定し
ておく。 ソレノイド187が付勢されると、記録時に対
応する、第1のレバー189が吸収され、時計方
向に回転する。第2のレバー191には、軸19
5より下方に加圧ばね201が設けられている。 したがつて、第2のレバー191は、第1のレ
バー189による押圧が解かれると同時に、加圧
ばね201により反時計方向に回転する。 第2のレバー191の上部は、突起状になつて
おり、回転に伴い、サーマルヘツド63が設けら
れているヘツドホルダープレート65を押し上げ
る。 すると、発熱抵抗体列及びプラテンローラ51
とは、圧接状態となり、両者の接する長さ200mm
当り、4Kg−fの圧力が生じている。これは、イ
ンク転写にとつて、好適な圧力値である。 以上の説明において、軸193の位置及び復帰
ばね197、加圧ばね201の強さは、重要であ
る。軸193は、第1のレバー189において、
第2のレバー191よりに設けられ、復帰ばね1
97の強さの方が、加圧ばね201の強さよりも
大きいことが好ましい。 次に、記録部11の電気系統について第14図
に基づいて、そのタイミングを説明する。これら
のタイミングに従つて、個々の構成要素に制御信
号を送るのは、図示しないCPUである。 aは、給紙ローラ35を駆動させる給紙モータ
信号を示す。bは、メインモータ111を駆動さ
せる信号を示す。cは、メインモータ111の回
転方向を制御する信号を示し、“High”の時は前
進、“Low”の時は、後退となる。dは、第1の
フラツパー113の方向を規定するモーターソレ
ノイド147を規制する信号を示す。eは、第1
のピンチローラ52aを制御するソレノイド11
7に供給される信号を示す。fは、サーマルヘツ
ド63をアツプダウン状態とさせるソレノイド1
87に供給される信号を示す。gは、インク担体
121を巻き取るためのモータ83を駆動させる
信号を示す。hは、第2のフラツパー129の方
向を規定するモータソレノイド147を制御する
信号を示す。iは、ホトインタラプタ77からの
信号を示す。jは、カラーセンサーユニツト62
からのインク担体のインク色に対応した信号を示
す。kは、第1の紙センサ115からの信号を示
す。lは、第2の紙センサ125からの信号を示
す。但し、k,lは、“High”の時、記録紙85
が存在することを示す。 記録開始に先立ち、第15図aに示されるよう
に、モータ97に回転を命じる信号が供給され
る。すると、給紙ローラ35が回転し、記録紙8
5が1枚づつ装置内部に取り込まれる。 次に、同図bに示されるように、モータ111
に駆動を命じる信号が供給される。すると、モー
タ111の回転軸と有歯ベルトにより結合されて
いる第1のガイドローラ対109が回転し始め
る。 同時に、ロータリーソレノイド137に、
“High”信号が供給され、第1のフラツパー11
3が略垂直になる。 第1の紙センサ115において、記録紙85が
検出されてから、時間t1後に、モータ111への
信号供給を中止する。 この時、記録紙85の先端は、第2のピンチロ
ーラ52b及びプラテンローラ51とに保持され
る位置に達している。 同時に、同図eに示されるように、第1のピン
チローラ52aを移動させるソレノイド117に
駆動信号を供給する。これによつて、記録紙85
は、第1のピンチローラ52aからの圧接を解か
れる。 この動作が終了してから、同図dに示されるよ
うに、ロータリーソレノイド137への信号の供
給を中止する。すると、第1のフラツパー113
が倒れ、記録紙85を伸張する。 次に、モータ111に駆動信号を供給すると共
に、ソレノイド117への信号供給を中止する。 更に、同時に、ソレノイド187、モータ83
に“High”信号が、発熱抵抗体列に画像信号が
供給される。 すると、第1のピンチローラ52aは、弛みの
除去された記録紙85を、プラテンローラ51と
共に保持し、プラテンローラ51が回転する。 このような記録時には、ホトインタラプタ77
が信号を出力する。 やがて、単色の記録が終了すると、モータ11
1への駆動信号の供給が中止される。次に、ソレ
ノイド187への信号供給が中止される。 これによつて、サーマルヘツド63が非加圧状
態となり、インク担体121、記録紙85への圧
接状態が解かれる。 次に、モータ111に駆動信号を供給すると共
に、回転方向を逆にする指示信号をモータ111
に供給する。この時のモータ111の回転速度
は、前進時の2倍の速度で、記録開始位置に復帰
する。但し、記録紙85の後端は、第1のフラツ
パー113によつて、第3の紙ガイド139内に
位置する。 一方、一旦停止していたモータ83には、再び
駆動信号が供給され、ホトインタラプタ77から
のパルス信号数により供給時間が設定されてい
る。 すると、インク担体121は、発熱抵抗体列の
位置に次の色のインク塗布部が対向するようにな
る。頭出し工程である。 こうして、次の色の記録の準備ができたので、
再び、サーマルヘツド63をアツプ状態とし、記
録を行う。 これが、3色目まで繰り返される。最終色であ
るブラツクの記録では、事情が多少異なる。第2
の紙センサ125の出力信号が“High”になる
と、ロータソレノイド147に駆動信号が供給さ
れる。 すると、記録紙85の先端が、第2の紙センサ
125により検出された時点で、第2のフラツパ
ー149が第1の紙ガイド131側に倒れ、第1
の紙ガイド131側をふさぐ。 ブラツクによる記録が進むにつれて、記録紙8
5は、トレー135に排出されていく。排紙ロー
ラ対45は、メインモータ111により駆動され
ている。 又、2枚目の記録紙85に記録を行うための準
備をする。すなわち、カラーセンサーユニツト6
2からの信号によつて、まず、次の色のインクが
イエローであることを確認する。更に、同図jに
示されるように、色検出時刻t2からホトインタラ
プタ77のパルス信号数をカウントし、時間t3
に、モータ83を停止させる。 これによつて、発熱抵抗体列に対向する位置に
インク担体121のイエローの部分が到達する。
又、メインモータ111は、記録紙85がトレー
135上に完全に出るまでの間駆動し、その後、
駆動信号の供給が中止される。よつて、全ての搬
送は、中止される。 次に、記録紙85の特性について説明する。前
述のように、記録紙85の面のうち、インク転写
を受ける面の平滑度は、300秒以上である。この
ように平滑度を高く設定すると、鮮やかな色表現
が可能となる。 熱転写においては、軟化したインクを記録紙8
5の面上に重ねていき、同一点上に転写された複
数のインクの量の組み合わせによつて色を表現し
ている。より微視的に、転写を捉えると、第1回
目に転写されるインクは、凹凸を有する記録紙8
5の表面に塗布されていく。 この時、凹凸が激しいと、転写されるインクの
ドツトに欠けが生じ、所定領域内に転写されるイ
ンク量が、所定量より少なくなつてしまう。する
と、所定のカラー表現ができず見にくい画像とな
つてしまう。 本発明者等によると、記録紙85のインク転写
面の平滑度を300秒以上とすると、インクの転写
に欠落がなく、正しい色表現ができることがわか
つた。 又、記録紙85の反対面の平滑度は、給紙ロー
ラ35による給紙に重大な影響を与える。この実
施例での記録方式によると、記録紙85を、発熱
抵抗体列に対して精度よく設定することが画質向
上の鍵である。プラテンローラ51の軸芯に対し
て、記録紙85の前端が、平行に送り込まれる必
要があるので、搬送も精度良く行う必要がある。
本発明者等によると、150秒以下の平滑度を有す
る記録紙85を用いると、搬送が正確に行われる
ことがわかつた。この平滑度は、給紙ローラ3
5、第1のガイドローラ対119の表面硬度によ
り考慮されるものである。 次に、多色記録に伴う色ずれ補正について説明
する。 この実施例での熱転写記録を用いて、多色記録
を行つたところ、記録が進むにつれて色ずれが発
生してしまつた。 本発明者等は、以下に述べる理由で、記録紙8
5の搬送が、色ずれに重大な影響を与えることを
つきつめた。 前述のように、この実施例での装置では、記録
開始に先立ち、記録紙85を第2のピンチローラ
52a及びプラテンローラ51との保持点まで搬
送させる必要がある。 この時にヘツドホルダプレート65は、ダウン
状態であり、発熱抵抗体列は、記録紙85及びイ
ンク担体121を圧接していない。記録紙85
は、プラテンローラ51の回転に伴い搬送される
が、記録紙85の先端は、プラテンローラ51に
のみ密着して進むのではなく、実際には、インク
担体121のインク層に案内されて進む。ところ
が、インク担体121は、シワ除去ローラ69及
び剥離ローラ71のみにより支持されているに過
ぎない。 したがつて、インク担体121に弛みがある
と、記録紙85の先端は、非常に薄くて、腰の弱
いインク担体121を押してしまい、記録紙85
は、搬送路を外れるか、折れ目を生じてしまう。 これを避けるために、インク担体121には、
記録紙85としてロール紙を用いた場合(特願昭
57−22140号参照)に比べ、強い張力をかける必
要がある。 すなわち、インク担体121には、モータ83
に基づく巻き取り張力F1ばかりでなく、供給ユ
ニツト59からの張力(バツクテンシヨン)F0
も重要となる。 記録時には、発熱抵抗体列、インク担体12
1、記録紙85、プラテンローラ51とが圧接状
態になるので、プラテンローラ51には、モータ
111からの駆動力のみならず、インク担体12
1への張力F0,F1との差も印加される。 本来、記録は、モータ111からの駆動力のみ
で回転し、これが記録速度を規定しているにも拘
わらず、プラテンローラ51の回転速度が、記録
時に変化してしまう。 例えば、巻取張力F1が、バツクテンシヨンF0
より大きいと、プラテンローラ51は、その回転
方向に、更に、(F1−F0)の力を受け、回転速度
は、所定速度よりも増加してしまう。 すると、記録紙85及びインク担体121は、
所定距離以上に長い距離を進むことになる。 一方、単色のインクによる記録終了後、次の色
のインクによる記録を行う前に、前述のとおり、
記録紙85は、元の位置に復帰させ、インク担体
121は、次の色の頭出しをする必要がある。 この時には、サーマルヘツド63による記録紙
185、インク担体121の圧接が解かれてい
る。 したがつて、復帰工程には、プラテンローラ5
1による回転力のみで、記録紙85は移動され
る。 前述のように、プラテンローラ51の駆動源
は、メインモータ111であり、このメインモー
タ111はパルスモータで構成される。(他のモ
ータも同様である。)このモータ111は、回転
数をパルス数で設定可能であり、記録紙85の往
復時共に、同一数のパルスをモータ111に供給
していた。 すると、実際には、記録紙85は、往路(記録
時に対応)の方が、長距離進み、復路では、完全
に記録開始位置迄復帰できないことがおこる。す
なわち、記録開始位置が、各色に応じた記録毎に
ずれてしまう。 したがつて、重ね合わせる転写インクのドツト
もずれてしまい、色ずれが発生してしまつた。こ
の実施例の装置のように、12本/mmの解像度でカ
ラー画像を表わす時、このようなことは、画質を
大きく左右する。 ここでは、このような色ずれを防止することを
目的とし、美しいカラー画像が出力可能な熱転写
記録装置を示す。 まず、記録紙85への外力を定量的に評価す
る。 プラテンローラ51から記録紙85に及ぼす力
Fpは Fp=η・Tn・Z2/Rp・Z1−f ……(1) となる。ただし、 Tn…モータ111の回転軸のトルク Z1…モータ111に取り付けられたスプロケツ
トの歯数 Z2…プラテンローラ51の回転軸に取り付けら
れたスピロケツトの歯数 Rp…プラテンローラ51の巻径 η…駆動系の伝達効率 f…サーマルヘツド63との圧接に伴う摩擦力 である。 次に、インク担体121に供給ユニツト59か
ら働く力R0(バツクテンシヨン)は、 F0=T0/√r2+(l−Δl)・t/π …(2) となる。ただし、 T0…インク担体121を供給する時に生じる
バツクテンシヨンのためのブレーキ r…インク担体巻芯半径 l…インク担体121の使用可能な長さ △l…インク担体121を使用した長さ である。 又、インク担体121に巻取ユニツト81から
働く巻き取りのための張力F1は、 F1=Tr/√r2+△l・t/π …(3) となる。ただし、 Tr…インク担体121を巻くための軸トルク である。このF0,F1が、インク担体121の使
用した長さ△lによつて変化する様子を第16図
に示す。 以上より、記録時に、記録紙85に働く力F
は、 F=Fp+(F0−F1) …(4) となる。 このFを、第17図に示す。この図から明らか
なように、記録紙85に作用する力は、インク担
体121を使用するに従つて、変化していく。 このように、記録紙85の搬送は、記録時に変
動があるのに対し、復帰時には、変動はない。し
たがつて、色毎に、転写されるインクのドツトが
ずれてしまう。 本発明者等の実験によると、1枚の記録に当
り、インク担体121を、イエロー乃至ブラツク
まで搬送する間に、最大1mm程のずれが生じた。 これを解決するための1つの実施例を第18図
に示す。 この実施例では、プラテンローラ51を駆動す
るパルスモータ231への制御によつて、上記の
欠点を除去するものであつて、以下には、パルス
モータ231の制御系を示す。 この制御系は、パルスモータ231の記録時の
回転数を決定する前進パルスカウンタ213と、
記録紙85を復帰させる際のパルスモータ231
に与えるパルス数を規定する後退パルスカウンタ
223とから成り、両者からのパルス信号を切り
換えて、パルスモータ231を駆動させるドライ
バー229に供給する。 前進パルスカウンタ213は、発振器211か
らのパルス信号を計数して設定値Nに達するま
で、入力パルス信号をそのまま出力し、それ以
後、リセツトされるまでは、出力はしない。 一方、後退パルスカウンタ223は、発振器2
11からのパルス信号を計数して、記録枚数によ
り可変設定される値まで、入力パルス信号をその
まま出力し、それ以降は、リセツトされるまで、
出力はしない。 可変設定値として、後退パルス値記録部215
に記憶されている設定値Mと、補正値記憶部21
9に記憶されている記録枚数に応じた補正値Iと
を、加減算回路221において、加減して得られ
る設定値M′を用いる。 記録枚数を計数するのは、枚数カウンタ217
である。枚数を検出するには、第2の紙センサ1
15,125からの信号を用いてもよいし、装置
全体の動作制御を行うCPUのプログラム上で監
視してもよい。後者の場合、1枚の記録に要する
プログラムが繰り返される度に、「1」を枚数カ
ウンタ217に供給し、計数値に応じた信号を出
力する。 補正値記憶部219は、5乃至10枚の記録毎の
補正値Iを記憶している。 したがつて、記録枚数に応じた補正値Iを、補
正値記憶部219から読み出し、加減算回路22
1で設定値Mとの和がとられる。ただし、補正値
Iには、符号まで含めて、補正値記憶部219に
記憶され、加減算回路221では、加算しか実行
しないものとする。 このようにして、後退パルスカウンタ223に
対して数M′(=M+1)が設定される。 このような前進パルスカウンタ213及び後退
パルスカウンタ223からの出力を、切換回路2
27で切り換えて、ドライバー229に供給し、
パルスモータ231を制御する。 補正値Iは、第17図からわかるように、記録
枚数が少ない時は、記録紙85に働く力は、所定
の力よりも強く(第16図からもわかるが、記録
枚数が少ないと、インク担体121の使用量(△
lであり、横軸に示される)が少なく、巻取ユニ
ツト81に巻き付いているインク担体121の半
径が小さいので、張力F1が大きく、バツクテン
シヨンF0は小さい)、記録紙85が進み過ぎる
(拡張記録)ので、1>0とし、記録紙85を戻
す量を多くする。 一方、記録枚数が多くなると、インク担体12
1の使用量も増加し、第16図からもわかるよう
に、インク担体121を巻き取る張力F1よりも、
バツクテンシヨンF0の方が大きくなる。したが
つて、第17図に示されるように、プラテンロー
ラ51に作用する力は、所定量よりも小さくな
り、記録時での記録紙85の搬送量は、所定量よ
りも小さくなる。それでI<0とし、記録紙85
を戻す量を少なくする。以上の説明において、単
色の記録終了後、次の色の記録に際しては、Fp
の変動は、ほとんどないものとしている。 実際このようにすることにより、目視ではほと
んど判別できない程の色合わせが可能となつた。 他の実施例として、巻き取られた量を検出して
制御する例を示す。 第19図に示されるように、巻取ユニツト81
において、インク担体121の巻き取り外周に常
に軽く接するように、レバー235を設け、この
レバー235の根本にポテンシヨメータ237を
設け、インク担体121の巻き取り(使用量)を
検出する。 レバー235は、インク担体121の巻き取り
外周が増加する方向に対し垂直に設ける。する
と、ポテンシヨメータ237は、レバー235の
角度θに比例した電圧Vを発生する。この電圧V
を、A/D変換器239でデイジタル量に変換
し、コントロールユニツト233に供給する。 このコントロールユニツト233は、インク担
体121の使用量を保持したデイジタル信号に基
づいて第17図に示される曲線を補正するように
して、前述の後退パルスカウンタ223の設定値
M′を決定する。 又、前進パルスカウンタ213における設定値
Nを可変設定としてもよいことは当然である。 インク担体121の使用量に応じて、巻取ユニ
ツト81を駆動させるモータ83を制御してもよ
い。 第20図に示されるように、巻取ユニツト81
において、インク担体121の巻き取り外周に軽
く接するように、レバー247を設け、このレバ
ー247の根本にポテンシヨメータ245を設け
る。 このポテンシヨメータ245からの電圧Vは、
レバー247の角度、すなわち、インク担体12
1の巻き取り量に依存している。レバー247の
配置は、前述の実施例と同様であり、インク担体
121の巻き取り外周が増加する方向に対して垂
直、又は、インク担体121の搬送方向と同一で
ある。 一方、モータ83からの一定駆動力は、ベルト
255を介してマグネテイツクパウダークラツチ
251に伝えられる。このマグネテイツクパウダ
ークラツチ251は、制御電圧に応じてベルト2
55による駆動力を減衰させる。このマグネテイ
ツクパウダークラツチ251の回転軸の駆動力
が、カツプリング253を介して、芯押し257
に伝えられる。この芯押し251は、バネ243
によつて、インク担体121を巻き取る巻芯24
1を支持している。 したがつて、マグネテイツクパウダークラツチ
251によつて減衰される回転力が、インク担体
121への張力F1をバツクテンシヨンF0に比し
わずかにF1>F0になるように設定されるべく、
マグネテイツクパウダークラツチ251を制御す
ればよい。 これを実現するのが、変換部249であり、第
16図に示されるように、何の制御も施さない張
力F1は単調減少であるので、巻芯241に生ず
るトルクは、インク担体121の使用量、すなわ
ち、レバー247の角度θに応じて単調増加とな
ればよい。 したがつて、マグネテイツクパウダークラツチ
251では、記録開始時には、モータ83の駆動
力を制限し、記録が進むにつれて、制御をゆるめ
ていけばよく、このような制御情報を考慮して、
変換部249を構成する。逆に言うと、変換部2
49は、信号の大きさを、このような条件の下で
変換する機能を有する。 以上の説明において、インク担体121の使用
量を測定するには、巻取ユニツト81で光学的に
行つても構わない。又、ホトインタラプタ77の
出力信号を用いても構わない。 なお、第16図において、横軸のインク担体1
21の使用長△lに対して、F1曲線とF0曲線の
交点が生じないようにすることが好ましい。又
は、F1曲線及びF0曲線の交点が、インク担体1
21の終端lに近い位置で与えられることが好ま
しい。F1>F0であると、事実上、インク担体1
21の搬送が不可能となるからである。 第17図も同様に、図示される曲線がFp以上
であることが好ましく、補正値Iも実質上正であ
る。 又、この色ずれ補正では、記録85への作用力
を考慮して、記録紙85の搬送を制御すること、
又は、記録紙85への作用力を一定にするという
2つの観点から扱うべきである。 なお、この発明は、カラー複写機に限定される
ことはない。色ずれ補正は、記録紙85がシート
状であることに限定されず、多色記録にも限定さ
れない。このように、この発明は、この発明の趣
旨を逸脱しない限りどのような変形もこの発明に
含まれるのは当然である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例に係るカラー複
写機の外観を示す図、第2図は、インク担体を示
す図、第3図は、記録部のうち記録紙搬送部を示
す外観斜視図、第4図は、インク担体搬送部の外
観斜視図、第5図は、第3図に示される記録紙搬
送部の内側を示す斜視図、第6図は、カセツト容
器の装着を示す模式断面図、第7図は、記録部の
断面図、第8図乃至第10図は、記録紙の搬送を
説明するための模式断面図、第11図は、インク
担体搬送系を示す斜視図、第12図は、カラーセ
ンサーユニツトの変形例を示す図、第13図は、
サーマルヘツドの加圧機構を示す斜視図、第14
図は、第7図に示される装置の動作を制御する信
号のタイミングを示す図、第15図は、色ずれを
説明するための装置模式図、第16図は、インク
担体の使用量に対してインク担体に働く張力F1
及びバツクテンシヨンF0を示す図、第17図は、
インク担体の使用量に応じて、記録紙に働く力を
示す図(但し、記録時)、第18図は、色ずれを
補正するための制御系の一実施例を示す構成図、
第19図及び第20図は、色ずれを補正するため
の他の実施例を示す図である。 35…給紙ローラ、51…プラテンローラ、5
2a…入口ピンチローラ、52b…出口ピンチロ
ーラ、63…サーマルヘツド、85…記録媒体、
87…カセツト容器、109…第1のガイドロー
ラ対、111…メインモータ、117…ソレノイ
ド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 記録媒体を収納する容器から前記記録媒体を
    搬送するとともに前記記録媒体の一端を保持する
    搬送手段と、 この搬送手段により搬送される前記記録媒体に
    対して、加熱により転写される単色のインクが少
    なくとも2色以上繰り返し塗布されたインク担体
    に熱を加える発熱手段と、 この発熱手段に対向して設けられたプラテンロ
    ーラと、 このプラテンローラの周面に沿つて配置され、
    前記記録媒体の他端を前記プラテンローラととも
    に保持するピンチローラと、 前記記録媒体への前記インクの転写記録を行う
    前に、前記プラテンローラ及び前記ピンチローラ
    と前記搬送手段により両端が保持された前記記録
    媒体に対し、前記前記プラテンローラと前記搬送
    手段の間で張力を付与するための張力付与手段と を備えることを特徴とする熱転写記録装置。 2 前記張力付与手段は、前記プラテンローラ及
    び前記搬送手段間での前記記録媒体の搬送方向に
    対して略垂直方向から押す入口側フラツパーで行
    うことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    熱転写記録装置。
JP57204526A 1982-11-24 1982-11-24 熱転写記録装置 Granted JPS5995170A (ja)

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