JPH0432678B2 - - Google Patents

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JPH0432678B2
JPH0432678B2 JP58234648A JP23464883A JPH0432678B2 JP H0432678 B2 JPH0432678 B2 JP H0432678B2 JP 58234648 A JP58234648 A JP 58234648A JP 23464883 A JP23464883 A JP 23464883A JP H0432678 B2 JPH0432678 B2 JP H0432678B2
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JP
Japan
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fabric
feathers
shaped
tube
gusset
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JP58234648A
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JPS60126188A (ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は羽毛布団の製造方法に関し、更に詳し
くは操作及び装置が容易且つ経済的で、所謂羽毛
の吹き出し現象の全くない新規な羽毛布団の製造
方法に関する。
羽毛布団は軽さ、暖かさ、肌触り等に優れてい
る点から昔から愛用され、近年の生活の洋風化、
高級化と相俟つて昨今特に注目を集めている。布
団用の羽毛はカモ、ガチヨウ等の水鳥の胸毛が用
いられているが、針の穴から羽毛が飛び出す所謂
吹き出し現象が大きな問題としてクローズ・アツ
プされている。また、羽毛はその形状から一方向
に動き易く。従つて一方に片寄り集塊し、その結
果通気性が損なわれるためタンパク質特有の腐臭
を発するばかりでなく、該集塊部分が常に畳やベ
ツドと摩擦するため擦り切れるという問題があ
る。この片寄りを防止せんとしてキルテイングが
施されているが、キルテイングの近辺では羽毛の
量が少なくなり、キルテインングの部分では羽毛
量はゼロで且つミシン目が存在するため暖気が逃
散し保温性が著しく低下するのみならず、キルテ
イングのミシン目から羽毛が吹き出し、且つそこ
で集塊し前記腐敗や擦り切れを助長する結果とな
る。更には縫製やキルテイングにはコンピユータ
ーミシンが用いられているが、場所によつてはミ
シンがけが困難又は不可能であり、作業性は必ず
しも満足し得る状態でなく、従つてコスト・アツ
プとなるのを避けられない。
本発明はかかる実情に鑑み、これらの問題点を
解決すべく鋭意研究の結果、完成されたものであ
る。
即ち、本発明は、布団の表裏両生地間に適宜長
さの辺からなる格子状のマチ布を配し、各格子状
マチ布の少なくとも一部を羽毛入口として除いた
残余の部分を前記表裏両生地と接着し、前記入口
から各格子状マチ布内に羽毛を充填した後、該入
口を閉鎖して羽毛布団を製造するに際し、前記マ
チ布がチユーブ状からなり、該チユーブ状マチ布
内にアイロン又は台を挿通するとともに、生地側
に台又はアイロンを当接してアイロンによりチユ
ーブ状マチ布と表裏両生地とを熱接着又は熱融着
することを特徴とする羽毛布団の製造方法を内容
とするものである。
本発明を実施態様を示す図面に基づいて詳細に
説明すると、第1図において表生地1及び裏生地
2の間に適宜間融を置いてチユーブ状の縦マチ布
3及び該縦マチ布3の間に適宜間隔を置いてチユ
ーブ状の横マチ布4を該縦マチ布3と連通するよ
うに配設し、それぞれ接着又は熱融着して格子状
のマチ布を設ける。
次に、チユーブ状縦マチ布3及びチユーブ状横
マチ布4の中に平板状のアイロン又は台をチユー
ブ状マチ布内に貫通させ、一方、生地側から台又
はアイロンを当接することにより容易且つ効率良
くチユーブ状マチ布と表裏両生地とを熱融着させ
ることができる。フインガー状のアイロン又は台
を用いれば、一層作業能率を高めることができ
る。
この際、第2図に示した如く、各格子状マチ布
の少なくとも一部を羽毛入口6として残し、それ
を除いた残部を接着する。
羽毛入口6は第3図に示した用に羽毛充填用の
ホース又はパイプ7を挿入できる程度であれば良
く、表生地側、裏生地側、マチ布側のいかんを問
わない。第2図中、矢印は羽毛の充填を示す。
チユーブ状マチ布同士の接着は接着剤を介して
接合しても良く、また熱可塑性接着剤を使用し、
熱接着しても良く、更に熱可塑性繊維を用いて熱
融着しても良い。また生地とチユーブ状マチ布と
の接着は、熱可塑性接着剤を用いて熱接着しても
よく、また両者とも共熱可塑性繊維を使用して直
接熱融着しても良い。
第2図に示した如く、羽毛入口6より羽毛充填
用のホース又はパイプ7を通じて羽毛を各格子内
に充填し、充填が終了すればホース又はパイプ7
を抜き去り、該入口6を接着により閉鎖する。
尚、該格子周囲の表裏生地は、接着又は縫着によ
り接合して布団とする。
叙上の通り、本発明の製造方法によれば、 従前の縫着による場合は縫着困難又は不能の
部分があり、また高価な装置を必要とするのに
対し、本発明はチユーブ状マチ布を用いたので
アイロンとアイロン台があればどの様な部分で
も簡単に熱接着又は熱融着することができる。
縫着による場合はミシン目から羽毛が吹き出
し、またその部分で羽毛が集塊し、肌触りやド
レープ性が損なわれ、また腐臭や擦り切れの原
因となるが、本発明の場合にはかかる問題は皆
無である。
格子状のマチ布を採用することにより、従前
のキルテイングの如く羽毛の量がゼロ、又は少
ない部分がなく、従つて保温性は大巾に高めら
れ、また狭少部や角部がないから羽毛が滞留す
ることが防止され、前記した羽毛の集塊、腐臭
等の問題が解消される。
羽毛は各格子マチ布内にそれぞれ完全に充填
保持されるから片寄り現象が全く生じず、全体
的に均一な厚さを保つことができる。
等の数多くの利点を有し、その実用性は頗る大で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の実施態様を示す一部切欠
部分斜視図、第2図は羽毛入口から羽毛を充填す
る様子を示す概略図、第3図は羽毛入口にホース
を装入した状態を示す慨略断面図である。 1…表生地、2…裏生地、3…チユーブ状縦マ
チ布、4…チユーブ状横マチ布、6…羽毛入口、
7…ホース(パイプ)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 布団の表裏両生地間に適宜長さの辺からなる
    格子状のマチ布を配し、各格子状マチ布の少なく
    とも一部を羽毛入口として除いた残余の部分を前
    記表裏両生地と接着し、前記入口から各格子状マ
    チ布内に羽毛を充填した後、該入口を閉鎖して羽
    毛布団を製造するに際し、前記マチ布がチユーブ
    状からなり、該チユーブ状マチ布内にアイロン又
    は台を挿通するとともに、生地側に台又はアイロ
    ンを当接してアイロンによりチユーブ状マチ布と
    表裏両生地とを熱接着又は熱融着することを特徴
    とする羽毛布団の製造方法。
JP23464883A 1983-12-12 1983-12-12 羽毛布団の製造方法 Granted JPS60126188A (ja)

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JP23464883A JPS60126188A (ja) 1983-12-12 1983-12-12 羽毛布団の製造方法

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JP23464883A JPS60126188A (ja) 1983-12-12 1983-12-12 羽毛布団の製造方法

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Publication Number Publication Date
JPS60126188A JPS60126188A (ja) 1985-07-05
JPH0432678B2 true JPH0432678B2 (ja) 1992-05-29

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ID=16974311

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6260522A (ja) * 1985-09-09 1987-03-17 株式会社 洋大 羽毛ふとん
JPS63130094A (ja) * 1986-11-21 1988-06-02 株式会社ハッチ 立体キルト式ふとん

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57148912A (en) * 1981-03-10 1982-09-14 Fuezaa Kogyo Kk Production of feather bedding

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JPS57148912A (en) * 1981-03-10 1982-09-14 Fuezaa Kogyo Kk Production of feather bedding

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JPS60126188A (ja) 1985-07-05

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