JP3046940B2 - 羽毛布団の製造方法 - Google Patents

羽毛布団の製造方法

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JP3046940B2
JP3046940B2 JP9059805A JP5980597A JP3046940B2 JP 3046940 B2 JP3046940 B2 JP 3046940B2 JP 9059805 A JP9059805 A JP 9059805A JP 5980597 A JP5980597 A JP 5980597A JP 3046940 B2 JP3046940 B2 JP 3046940B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は羽毛布団に関し、内部が
小区画室に区画され各小区画室に対する羽毛の充填作業
を容易に行い得る既知構造と同等構造の袋体(側地)
を、特に少ない作業で容易且つ安価に製造するための製
造過程を採った羽毛布団の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】羽毛布団は一般に表裏の表布(側地)の
間に充填物としての羽毛が充填されている。特に羽毛布
団では羽毛の偏在を防止するために、表裏の側地間に内
部に小区画室を形成しており、この中に羽毛を充填して
構成するのが一般的である。羽毛の充填を行うには、例
えば襠布を表裏地に縫着し小区画を構成する際に、羽毛
を小区画に所望量ずついれて該小区画を密封縫製する方
法もある。しかし、この方法は作業の手間がかかるた
め、小区画を襠布により構成する際に小区画の襠布に羽
毛送り込み用パイプの通路を構成し、表地と裏地をふと
ん周縁で縫製する際に一部開いておき、該開口より羽毛
送り込み用パイプを前記パイプ通路を経て小区画内に挿
入して羽毛を小区画内に送り込む方法が多く採られる。
【0003】このような充填パイプを用いる充填作業を
容易にするため、また充填後の各小区画室間の羽毛の移
動を防止するために、各種の側地構造が提案されてい
る。例えば、実公平2-19077 号公報(羽根ふとん)に
は、表地と裏地間に襠布により複数の互いに隣接する小
区画室を構成するに際して、隣接した小区画室を形成す
る少なくとも一辺の襠布を、小間隔を有した2枚の平行
ものとし、該2枚の平行した襠布間を羽毛給送パイプ挿
入室となして、該羽毛給送パイプ挿入室の開口端をふと
ん周縁に開口し、前記平行した襠布にはパイプ挿入孔を
各小区画室ごとに、2以上のパイプ挿入孔が互いに対面
しないように設けた羽根ふとんの構造が提案されている
(図4及び図5参照)。なお、各図は上記公報添付の第
1図、第2図に対応し、付された符号も同公報に準じて
いる(本明細書添付の他図とは厳密な対応関係は無
い)。
【0004】該構造を略記すると、図における(1) は表
地、(2) は裏地で表地(1) と裏地(2) とを重ね合わせ、
該表地(1) と裏地(2) の外周縁を適宜幅の縁布(3) によ
って綴じ合わせ、表地(1) と裏地(2) との間には襠布
(4) を適宜間隔で経緯に格子状に組み、小区画室(5) を
構成する。上記縁布(3) による綴じ合わせは、羽毛を封
入するまで給送パイプ挿入室(8) の開口端(11)の部分を
開口しておく。小区画室(5) の少なくとも一辺は給送パ
イプ(7) が挿入されるパイプ挿入室(8) と接しており、
襠布(4a)の各小区画室(5) に対応する位置に羽毛給送パ
イプ挿入孔(9) が設けられていて、各小区画室(5) それ
ぞれには羽毛給送パイプ挿入孔(9) を介して適量の羽毛
が気送されて充填される。なお、図6(符号を含めて上
記公報中の第3図相当)に示すように挿入孔を小孔(36)
としこれを塞ぐ覆い片(37)を設けることもある。
【0005】上記製造過程に於いて、襠布(4) と表裏地
(1,2) とを接続するには例えば襠布の上下端に折り返し
部(6) を設け、折り返し部(6) と表裏地(1,2) とを糸を
用いて縫合することにより両者を一体化する必要があ
り、多くの工数を要すると共に作業者にもある程度の熟
練が必要とされる。
【0006】この他、実公平7-42370 号公報(羽毛ふと
ん)にも、表地と裏地間に襠布により複数の互いに隣接
する小区画室を構成し羽毛を充填したもので、一方向に
並列する複数の襠布を、ふとんの一端から他端まで延在
させ、それぞれ上下端縁を表地と裏地とに縫着すること
により側地と一体化した通し襠布となし、通し襠布と交
差する方向の交差襠布の一側端を(通し襠布の間隔幅よ
りも)延長し、(折り曲げた)該延長部分を通し襠布と
重ね合わせて羽毛充填パイプを挿入可能な状態にして、
通し襠布と同様にそれぞれ上下端縁を表地と裏地とに縫
着することにより側地と一体にし、前記重ね合わせの部
分の通し襠布に羽毛充填パイプ挿入口を開口した羽毛ふ
とんの構造が提案されている(図7(a) ,(b) 参照;符
号は同公報に準ずる)。
【0007】該提案では、羽毛布団(21)は表地(22)と裏
地(23)との間にもうけた、ふとん長手方向に平行に延び
る複数の通し襠布(24)と、該通し襠布と格子状に交差す
る交差襠布(25)とによって小区画室(26)を構成してな
る。上下の両端縁に折り返し(27,28) を設け、折り返し
を夫々表地(22)と裏地(23)とに糸により縫着している。
通し襠布(24)と交差する交差襠布(25)は、上下両端縁に
折り返し(29,30) を設け、表地(22)と裏地(23)にやはり
縫着している。そして端縁の一方は折り返し(31)として
外部を通し襠布(24)に縫着してあり他方の端縁は通し襠
布(24)と接する位置で屈折させて延長部分(32)を通し襠
布(24)と重ね合わせた状態としてある。この重なり部(3
3)で通し襠布(24)に開口して羽毛充填パイプ挿入口(35)
が各小区画室(26)に1個宛設けられる。
【0008】この構造によれば羽毛の充填は、羽毛ふと
ん(21)の縫い合わせず開いたままの状態の一方縁(36)か
ら羽毛充填パイプを通し襠布(24A) に添って通し襠布(2
4A)と交差襠布(25A,25B,25C,25D) との重なり部(33)の
中を通し、先端を小区画室(26A) に挿入して所定量の羽
毛を充填した後、羽毛充填パイプを引抜きその村端を羽
毛充填パイプ挿入口(35)を通して小区画室(26B) に挿入
して同様にして端部の小区画室を除き羽毛を充填する。
【0009】上記構造も製造過程に於いて、各襠布と表
裏地間の接続には襠布の上下端に折り返し部を設け、折
り返し部と表裏地(22,26) とを糸を用いて縫合すること
により両者を一体化する必要があり、多くの工数を要し
ており又作業にある程度の熟練が必要である。
【0010】ちなみに、上述したと同様の夫々の構造を
用いて、上記の平行した襠布及び直交する襠布を、若し
くは上記の通し襠布及び交差襠布を布団の外縁に斜行し
て配置した例もあり、例えば登録番号第 3028298号の登
録実用新案公報にはこのような羽毛布団が開示されてい
る。同構造を図8(a) 及び(b) に示す(符号は当該公報
に準ずる)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した如
くに羽毛充填作業を容易にすべく提案されている従来の
構造を具現化するにあたって熟練作業者を必要としなお
かつ多大な作業時間を必要としている実情に鑑みてなさ
れたもので、既掲構造と同等の構造・機能を有しながら
も極めて容易に低工数で製造できる羽毛布団の製造方法
を新たに提供することをその目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】課題解決のために本発明
方法では、所定幅・所定長の主襠布の区画室面とする一
方面に所定間隔位置それぞれに同じ所定幅・所定格子間
隔長の直交襠布を長手方向を揃えて重ねて当該直交襠布
の一端を幅方向に沿って接合し、上記区画面の反対面を
互いに対向させて方向を揃えて重ねた2枚の前記主襠布
の上下側端部を熱硬化性の接着層を含む帯状材を接着層
を外側にして揃えて重ねて帯状材の略中央に沿って線状
に縫着等により接合して、前記主襠布及び前記直交襠布
を含む襠布により上記接合された主襠布を一面として互
いに隣接し連続した格子状に複数の小区画を形成し、主
襠布及び直交襠布を幅方向略中央部で屈曲させて二つ折
りにして上記直交襠布夫々の上下側端部に熱硬化性の接
着層を含む帯状材を接着層を外側にして揃えて重ねて帯
状材の略中央に沿って線状に縫着等により接合し、以て
各帯状材の接着面を上下面に表出させた偏平な格子状枠
体を形成し、上記格子状枠体を所望形状に保ってその上
下面夫々に所定の表側地及び裏側地を重ねて一体に保
ち、そのまま熱圧着装置により前記表側地及び格子状枠
体及び並びに裏側地の三者を層状に帯状材部位で接着
し、以て、主襠布間に羽毛気送用の充填パイプ挿入室
と、周縁部の小区画室は除き、夫々が区画辺部の少なく
とも一箇所が前記該充填パイプ挿入室と接して隣接し連
続する複数の小区画室が略格子状に設けられ、各小区画
室には該充填パイプ挿入室に連通するパイプ挿入孔が他
のパイプ挿入孔に少なくとも1つ設けてある側地を形成
し、各小区画室へ羽毛を充填した後、周縁部を適宜手段
で封止して羽毛布団を完成する。
【0013】また、別の方法では、所定幅・所定長の主
襠布の分岐面となす一方面の小区画室の格子間隔となる
所定間隔位置それぞれにおいて主襠布と略同じ前記所定
幅と略同幅で所定格子間隔長に折りしろと延長部分を加
えた長さの直交襠布を長手方向を揃えて両者を重ねて当
該直交襠布の一端を幅方向に沿って接合しておき、上記
主襠布から分岐して延びる直交襠布の他端先端の所定長
を延長部分として襠布と重ねあわせて保持し、主襠布の
上下側端部を 熱硬化性の接着層を含む帯状材を接着層
を外側にして揃えて重ねて帯状材の略中央に沿って線状
に縫着等により接合し、以て、前記主襠布及び前記直交
襠布を含む襠布により互いに連続して格子状に隣接した
複数の小区画を形成し、上記直交襠布夫々の上下側端部
に熱硬化性の接着層を含む帯状材を接着層を外側にして
揃えて重ねて帯状材の略中央に沿って線状に縫着等によ
り接合し、主襠布及び直交襠布を幅方向略中央部で屈曲
させて二つ折りにして前記帯状材の接着面を上下面に表
出させた偏平な格子状枠体を形成し、上記格子状枠体を
所望形状に保ってその上下面夫々に所定の表側地及び裏
側地を重ねて一体に保ち、そのまま熱圧着装置により前
記表側地及び格子状枠体及び並びに裏側地の三者を層状
に帯状材部位で接着し、以て、周縁部の小区画室は除い
て主襠布と直交襠布の重なり部に羽毛気送用の充填パイ
プ挿入間隙を有した隣接し連続する複数の小区画室を略
格子状に形成した側地を形成し、各小区画室へ充填パイ
プ挿入間隙を介して順次羽毛を充填した後、周縁部を適
宜手段で封止して羽毛布団を完成する。
【0014】また、前記方法において、前記所定幅・所
定長の主襠布の分岐面となす一方面の小区画室の格子間
隔となる所定間隔位置それぞれに充填パイプ挿入孔を設
けて置くようにし、羽毛充填時にはこの充填パイプ挿入
孔を介して各小区画室に羽毛を充填するようにしても良
い。
【0015】〔作用〕各方法では、共通して布団内部に
なる格子状襠布の枠体部分を先ず縫製等により独立して
形成するため複雑な構造でも容易に作業ができる。そし
て、偏平化させた枠体部分の上下に所望の表側地と裏側
地を重ねて、そのまま機械化可能な加熱接着にて全体を
組み上げるから、作業に熟練を要せず作業時間も短くて
済む。こうして、既知の充填作業性や機能に優れた内部
構造を具備した羽毛布団が極めて容易な作業で得られ大
いに工数低減化ができる。併せて既知の羽毛布団に適し
た接着接合による利点(美観・衛生性等)も備えた羽毛
布団が得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】
〔実施例〕以下、本発明を実施例をあげ図を用いて詳細
に説明する。図1及び図2は、本発明方法による羽毛布
団の製造過程を説明する要部拡大斜視図である。また図
3は後述する別な方法の製造過程を説明する平面枠体の
要部拡大斜視図である。なお前述したように、これら図
1〜図3に於ける各符号と前掲の図4〜図8の符号とは
厳密な対応関係には無い。
【0017】本発明によって例えば図4に示したと同様
の外観で充填のための構造も図5・図6と同等(但し主
襠布同士は密着している)の羽毛布団が製造される。以
下、先ず本発明方法の一つにつき図面に沿って上記製造
過程を詳細に説明する。
【0018】本方法ではこのような布団を製造するため
に、先ず、例えば長手方向に延び小区画室(5) の区画壁
を形成するとともに羽毛充填パイプの挿通部(充填パイ
プ挿入室:7)ともなる襠布部を形成するために所定幅・
所定長の適宜布材でなる主襠布(4A)を必要枚数用意す
る。各主襠布には、小区画室(5) の夫々に対応する位置
にパイプ挿入孔(4a)が必要であるが、実施例ではスリッ
ト形状とし後工程で形成する。無論この段階で、主襠布
所定位置にパイプ挿入孔(4a)としてのスリットを形成し
ておいても良い。あるいはパイプ挿入孔(4a)として、あ
る程度の大きさの小孔を設けた後これを塞ぐ覆い片(37)
を所定面側から長手方向の両側端部を縫着して取り付け
て良い(図6参考)。
【0019】そして主襠布(4A)の区画室面とする一方の
面側で小区画室(5) を形成するための所定間隔位置それ
ぞれに、主襠布(4A)と略同じ所定幅で所定格子間隔長よ
り少し長い直交襠布(4C)を両者の長手方向を揃えて重ね
て当該直交襠布(4C)の一端を幅方向に縫着により接合す
る。直交襠布(4C)の他端については上述したと同様の主
襠布に縫着しても不都合は無いが普通は布団の中間部に
あたる場合は単一の直交襠布(4B)と合わせて同様に縫着
し(図1(a) 参照))、布団の周縁になる場合にはその
ままにし後で周縁部として縫着封止する。
【0020】続いて、上記区画面の反対面を互いに対向
させて方向を揃えて重ねた2枚の前記主襠布(4A,4A) の
上下側端部夫々を熱硬化性の接着層を含む帯状材(6) を
接着層を外側にして揃えて重ねて帯状材(6) の略中央に
沿って線状に縫着等により接合する(図1(b) 参照)。
こうして形成された2枚の主襠布(4A,4A) 間の間隙が羽
毛気送用の充填パイプが挿通する充填パイプ挿入室(7)
となる。前記帯状材(6) は、特公平6-49015 号公報中に
て詳細に開示されている如く、不織布等でなる所定幅の
帯状の基布の片面に熱硬化性(又は、熱軟化性)の接着
剤を塗布或いは含浸させて接着剤側表面を保護テープで
被覆してある。ゴミの付着防止等のための保護テープ
は、縫着後に取り去る。
【0021】このようにして前記主襠布及び前記直交襠
布を含む襠布材により、上記接合された主襠布(充填パ
イプ挿入室)を区画の一面とする互いに隣接し連続した
格子状の複数の小区画が形成される。
【0022】続いて、主襠布(4A,4B) 及び直交襠布(4C)
を幅方向略中央部で屈曲させて二つ折りにして全体を偏
平形状にしてから各直交襠布(4C)の側端部夫々に沿って
前述したと同様の熱硬化性の接着層を含む一本の帯状材
(6) を接着層を外側にして(枠体の上下面として表出さ
せ)縁部を揃えて重ねて帯状材(6) の略中央に沿って線
状に縫着等により接合する。なお、先に縫着した帯状材
と交差する部位(枠体の交点)は飛ばして区画の主要辺
部のみを縫着してゆく。このようにして結局、各帯状材
(6) の接着面を上下面に表出させた偏平な格子状枠体(1
0)が形成される(図1(c) 参照)。先に直交襠布の上下
側端部に帯状材(6) を縫着してから屈曲させて偏平とし
ても良い。
【0023】なお、パイプ挿入孔(4a)を形成してない場
合にはこの時点で主襠布(4A)の該当各位置にスリットを
形成する。これは、単に主襠布(4A)の折り曲げ部に小区
画室毎に一つ(以上)外側から直角に中央部手前まで切
り込みを入れれば良い。各切り込み位置(スリット位
置)は、互いに接合された主襠布同士で対面しないよう
に配慮し設けられる。
【0024】次に図2(a) に示すように上述各工程を経
て形成した上記格子状枠体(10)を所定形状をそのまま保
ってその上下面夫々に所定の表側地(1) 及び裏側地(2)
を一体に重ねる。そしてこの状態を保ったまま例えば適
切に温度管理された十分な幅を持った熱ローラ式の熱圧
着装置(図示なし)を通過させる。この加熱工程により
一度に前記表側地(1) 及び格子状枠体(10)並びに裏側地
(2) の三者が層状に帯状材部位でのみ接着して一体に接
合される。なお、熱圧着は平板プレス方式で行っても良
いし、接着線に沿って適宜加熱源で加熱し圧着硬化させ
ることもできる。
【0025】こうして、図2(b) に立体に戻した状態で
明示するように主襠布(4A,4A) 間には羽毛気送用の充填
パイプ挿入室(7) が、また周縁部の小区画室は除いて、
夫々に区画辺部の少なくとも一箇所が前記該充填パイプ
挿入室と接して隣接し連続する複数の小区画室(5) が略
格子状に設けられた側地(袋体)が形成される。各小区
画室(5) には充填パイプ挿入室(7) に連通するパイプ挿
入孔(4a)が他のパイプ挿入孔に対面することなく(対と
なる主襠布に対面して)少なくとも1つ設けられてい
る。以上説明した側地の製造工程においては、各縫着作
業は表出部位に限られており、また接着工程も機械化さ
れているため経験の浅い作業者でも容易に均一の側地が
得られる。
【0026】以降は、従来と全く同様の工程を経て羽毛
布団となる。即ち、羽毛充填パイプを用いて充填パイプ
挿入室(7) を介して順次各小区画室(5) へ羽毛を気送し
適量ずつ充填した後、周縁部を適宜手段で封止すること
で羽毛布団が完成する。なお、充填パイプ挿入室に沿っ
た密閉された小区画室を周縁部まで含めて形成した形態
に袋体を形成しておき全ての小区画室に対し羽毛充填パ
イプを用いて羽毛を充填し充填用開口部のみを封止する
ようにしても良い。いずれにせよ、本発明方法において
は襠布を表側地と裏側地と接合する過程が接着で完了す
ることに起因して、簡易な作業・低工数で羽毛布団が製
造でき低価格化・高品質化に繋がる。付言すれば知られ
ている接着の効果として製品の外観も縫着線が無く高品
位で衛生性も高いとの利点も併せて備えている。
【0027】因みに、本発明方法には、意匠上の自由度
が高い利点も有る。上述説明では矩形格子形状の場合を
例示したが、平面枠体の形状を交差襠布部を折曲させて
六角格子形状を保ったまま表側地と裏側地間に挟み、一
体に熱圧着する等で意匠性の高い六角格子状の小区画室
とした羽毛布団も同様の容易な工程にて製造が可能であ
る。この他、先に先行技術として挙げた図8に示す如き
斜め格子状の羽毛布団を製造する際にも本発明を適用す
ることができ、単に平面枠体を格子方向を配慮して全体
形状を決めるのみで応用できる。
【0028】続いて、本発明方法の他の形態について説
明する。この発明も外観的には図4に示したと同様の布
団となるが、羽毛充填に係り既知の図7(a) ,(b) 同等
の構造を持った羽毛布団が簡単に得られる。この製造過
程を説明すると、先ず、例えば長手方向に延び区画を形
成する所定幅・所定長の適宜布材でなる主襠布(4D)を必
要枚数用意する。各主襠布には、小区画室の夫々に対応
する位置にパイプ挿入孔(4a)としてのスリットを形成し
ておく。前述したようにパイプ挿入孔としては小孔及び
対応して覆い片を設けても良い。なお、上述パイプ挿入
孔(4a)を設けなくても後述するように小区画室に羽毛を
充填可能であるが充填できる小区画室は片側のみとな
る。
【0029】この主襠布(4D)の一方面で該主襠布により
区画される両側の小区画室のうちでパイプ挿入孔(4a)か
ら充填すべき側の面側(以下、分岐面と記す)で小区画
室の辺長に相当する所定間隔の位置それぞれの箇所にて
主襠布(4D)と略同じ幅で長さを所定格子間隔長に折りし
ろと延長部分を加えた長さとした直交襠布(4E)を長手方
向を揃えて主襠布に重ねて当該直交襠布(4E)の一端を幅
方向に縫着により接合する。
【0030】このように加工した主襠布を直交襠布の他
端で次の主襠布に順次接合して格子状に形成するが、こ
の時主襠布から分岐して延びる直交襠布の先端の所定長
(残余長が格子間隔となる長さ)を延長部分(4e)として
隣接する主襠布(4E)と重ねあわせて前記パイプ挿入孔(4
a)を覆って保持し、主襠布(4E)の上下側端部(同時に延
長部分(4e)の側端部)を熱硬化性の接着層を含む帯状材
(6) を接着層を外側にして揃えて重ねて帯状材(6) の略
中央に沿って線状に縫着により接合する。こうして、ほ
ぼ布団等面積の主襠布及び直交襠布を含む襠布群により
互いに連続して格子状に隣接した複数の小区画が形成さ
れており、直交襠布(4E)の延長部分(4e)が主襠布(4D)の
スリット(パイプ挿入孔:4a)を覆った図7(b) に示す
既知内部構造体が得られる。なお、加熱接着用の帯状材
(6) は、前述したものと同様のものである。
【0031】続いて、主襠布及び直交襠布を幅方向略中
央部で屈曲させて二つ折りにして偏平形状にしておいて
一列に並んだ各直交襠布夫々の残った側端部に沿って一
本の熱硬化性の接着層を含む帯状材(6) を接着層を外側
にして(枠体の上下面として表出させ)縁部を揃えて重
ね帯状材(6) の略中央に沿って線状に縫着により接合す
る。なお、先に縫着した帯状材(6) と交差する部位(枠
体の交点)は飛ばし区画の主要辺部のみを縫着する。こ
のようにして結局、図3に示す如くの各帯状材(6) の接
着面を上下面に表出させた偏平な格子状枠体(10 ´) が
得られる。
【0032】以降は、先の発明と同様に上記格子状枠体
(10 ´) を所定形状のまま保ってその上下面夫々に所定
の表側地(1) 及び裏側地(2) を一体に重ねて、その状態
を保ったまま熱ローラ式の熱圧着装置を通過させる等し
て帯状材部を加熱接着させる。こうして前記表側地(1)
及び格子状枠体(10 ´) 並びに裏側地(2) の三者が層状
に帯状材部位でのみ接着した一体の袋体が得られる。以
上説明した袋体(布団側)の製造工程も、各縫着は表出
部位に限られており接着工程も機械化されているから前
発明同様で経験の浅い作業者でも容易に均一の布団側が
得られる。
【0033】次に各小区画室(5) に羽毛を充填する。こ
の袋体では主襠布(4D)から分岐して延びる直交襠布(4E)
先端の延長部分(4e)が主襠布(4D)と重なって主襠布の延
びる方向にのみ両端で開口して羽毛充填パイプが挿通可
能なトンネル状の通路部(7´) となる。各通路部の両端
は連続する小区画室(5,5) に夫々通じているから一本の
主襠布(4D)に沿って羽毛充填パイプを挿通することがで
き各小区画室に対して順次羽毛を充填可能である。この
通路部(7´) は羽毛充填後には膨張しようとする羽毛に
押圧されて密閉状態となるから各小区画室間での羽毛の
移動は防止される。なお、主襠布にスロットを設けたも
のでは該主襠布に沿った両側の小区画室に羽毛が充填可
能となる。羽毛充填後、周縁部を適宜手段で封止するこ
とで羽毛布団が完成する。
【0034】上述発明方法の場合も先の発明同様に、襠
布を表側地と裏側地と接合する過程が加熱接着で完了す
るため、やはり簡易な作業・低工数で羽毛布団が製造で
き低価格化・高品質化に繋がる。本方法の場合にも格子
形状は六角形状等とすることができる。また、格子辺を
斜行させた形状の布団にも簡単に適用できる。
【0035】以上説明した各発明においては、前述した
ように複雑な構成をした布団中間部の襠布部を、先に独
立して縫製等で組み上げておき従来作業がやり難かった
表側地及び裏側地との接合を加熱接着で行うため作業が
容易で工数も低減可能となったものである。なお、既知
の接着縫製による利点も併せ持ち機能上も極めて優れた
羽毛布団が得られる製造法となっている。
【0036】付言すれば、本発明は製造者側にとって工
数低減以外の利点も提供する。即ち、季節商品的傾向が
ある羽毛布団の需要は季節変動が大きい。従来技術にて
は、対象となる布団布地全てを事前に用意して順次、裏
生地・中構造材・表生地という順序で縫製製作されてお
り工数がかかるとともに作業の分断は難しい。この結
果、需要過密期に対応するためには生産設備や人員等を
大きな規模で用意する必要があった。然しながら、本発
明によれば中でも手間の要する格子状枠体(中構造物)
を閑散期等に大量に用意しておき、受注過密期に対応し
て加熱式ローラーを用いて適時すばやく完成品の大量供
給が可能となる。これは年間工場稼働率を飛躍的に高め
る結果となりより小規模の製造設備にて多くの需要に対
応でき製造者にとってまことに好ましい。
【0037】
【発明の効果】本発明方法においては以上詳述したとお
りの過程、要約して記せば格子状偏平の枠体で枠体の上
下面には接着層が表出した部材を先ず別体に形成し、該
枠体上下に所定の表側地と裏側地を重ねてそのまま加熱
接着して袋状側地を形成し、周知の気送パイプによる羽
毛充填と開口部の封止をするとの過程により羽毛布団を
製造するため、充填羽毛の移動防止機能に優れた既知構
造同等の構成の羽毛布団を従来に比して格段に容易な作
業と低工数で得ることができ製品低価格化につながり産
業上の意義は極めて大きい。また、副次的には接着接合
により美観にも優れ衛生的な羽毛布団が得られるし、各
種格子形状の布団が簡単に得られ意匠的自由度も増す。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b),(c) 各図は、それぞれ本発明方法を説
明するための製造過程中の毛布団の要部を示す拡大斜視
図である。
【図2】(a) 、(b) は、同じく本発明方法を説明するた
めの製造過程中の羽毛布団の要部を示す拡大斜視図であ
る。
【図3】本発明他の方法に係る製造過程中の羽毛布団の
要部を示す拡大斜視図である。
【図4】既知の羽毛布団構造を示す平面図である。
【図5】同じ羽毛布団の内部構造を示す要部拡大斜視図
である。
【図6】既知羽毛布団の異なる内部構造を示す要部拡大
斜視図である。
【図7】異なる既知構造の羽毛布団を示す平面図(a) 、
及び内部構造を示す要部拡大斜視図である。
【図8】(a) 、(b) 共に、格子方向を斜めにした羽毛布
団を例示する平面図である。
【符号の説明】
(1) …表側地、 (5) …小区画室、(2)
…裏側地、 (6) …帯状材(接着層)、
(4A)…主襠布、 (7) …充填パイプ挿入
室、(4B)…主襠布、 (7´) …充填パイ
プ挿入間隙、(4D)…主襠布、 (10)…格
子状枠体、(4a)…パイプ挿入孔、 (20,30) …
格子状枠体。(4C)…直交襠布、(4E)…直交襠布、(4e)…
延長部分、

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定幅・所定長の主襠布(4A)の区画室面
    とする一方面側に所定間隔位置それぞれに同じ所定幅・
    所定格子間隔長の直交襠布(4C)を長手方向を揃えて重ね
    て当該直交襠布(4C)の一端を幅方向に沿って接合し、 上記区画面の反対面を互いに対向させて方向を揃えて重
    ねた2枚の前記主襠布(4A,4A) の上下側端部を熱硬化性
    の接着層を含む帯状材(6) を接着層を外側にして揃えて
    重ねて帯状材(6) の略中央に沿って線状に縫着等により
    接合して、前記主襠布及び前記直交襠布を含む襠布によ
    り上記接合された主襠布を一面として互いに隣接し連続
    した格子状に複数の小区画を形成し、 主襠布(4A,4A) 及び直交襠布(4C)を幅方向略中央部で屈
    曲させて二つ折りにして上記直交襠布(4C)夫々の上下側
    端部に熱硬化性の接着層を含む帯状材(6) を接着層を外
    側にして揃えて重ねて帯状材(6) の略中央に沿って線状
    に縫着等により接合し、以て各帯状材の接着面を上下面
    に表出させた偏平な格子状枠体(10)を形成し、 上記格子状枠体(10)を所望形状に保ってその上下面夫々
    に所定の表側地(1) 及び裏側地(2) を重ねて一体に保
    ち、そのまま熱圧着装置等により前記表側地(1)及び格
    子状枠体(10)並びに裏側地(2) の三者を層状に帯状材部
    位で加熱接着し、以て、主襠布間に羽毛気送用の充填パ
    イプ挿入室(7) と、周縁部の小区画室は除き、夫々が区
    画辺部の少なくとも一箇所が前記該充填パイプ挿入室と
    接して隣接し連続する複数の小区画室(5) が略格子状に
    設けられ、各小区画室には該充填パイプ挿入室に連通す
    るパイプ挿入孔(4a)が他のパイプ挿入孔(4a)に少なくと
    も1つ設けてある側地を形成し、 各小区画室(5) へ羽毛充填パイプを用いて羽毛を充填し
    た後、周縁部を適宜手段で封止する過程よりなる羽毛布
    団の製造方法。
  2. 【請求項2】 所定幅・所定長の主襠布(4D)の分岐面と
    なす一方面側の小区画室(5) の格子間隔となる所定間隔
    位置それぞれにおいて主襠布と略同幅で所定格子間隔長
    に折りしろと延長部分(4e)を加えた長さの直交襠布(4E)
    を長手方向を揃えて両者を重ねて当該直交襠布(4E)の一
    端を幅方向に縫着等により接合しておき、 上記主襠布(4D)から分岐して延びる直交襠布の他端先端
    の所定長を延長部分(4e)として主襠布(4D)と重ねあわせ
    て保持し、主襠布(4D)の上下側端部夫々に熱硬化性の接
    着層を含む帯状材を接着層を外側にして揃えて重ねて帯
    状材の略中央に沿って線状に縫着等により接合し、以
    て、前記主襠布及び前記直交襠布を含む襠布群により互
    いに連続して格子状に隣接した複数の小区画を形成し、 上記直交襠布(4E)の上下側端部夫々に熱硬化性の接着層
    を含む帯状材(6) を接着層を外側にして揃えて重ねて帯
    状材(6) の略中央に沿って線状に縫着等により接合し、 主襠布(4D)及び直交襠布(4E)を幅方向略中央部で屈曲さ
    せて二つ折りにして前記帯状材(6) の接着面を上下面に
    表出させた偏平な格子状枠体(20)を形成し、 上記格子状枠体(20)を所望形状に保ってその上下面夫々
    に所定の表側地(1) 及び裏側地(2) を重ねて一体に保
    ち、そのまま熱圧着装置等により前記表側地(1)及び格
    子状枠体(20)並びに裏側地(2) の三者を層状に帯状材部
    位で加熱接着し、以て、周縁部の小区画室は除いて主襠
    布と直交襠布の重なり部に羽毛気送用の充填パイプ挿入
    間隙(7´) を有した隣接し連続する複数の小区画室(5)
    を略格子状に形成した側地を形成し、 各小区画室(5) へ羽毛充填パイプを用いて充填パイプ挿
    入間隙(7´) を介して羽毛を充填した後、周縁部を適宜
    手段で封止する過程よりなる羽毛布団の製造方法。
  3. 【請求項3】 所定幅・所定長の主襠布(4D)の分岐面と
    なす一方面の小区画室(5) の格子間隔となる所定間隔位
    置それぞれに充填パイプ挿入孔(4a)を設け、 この主襠布(4D)の上記充填パイプ挿入孔近傍で前記所定
    間隔位置に主襠布と略同幅で所定格子間隔長に折りしろ
    と延長部分(4e)を加えた長さの直交襠布(4E)を長手方向
    を揃えて両者を重ねて当該直交襠布の一端を幅方向に沿
    って縫着等により接合しておき、 上記主襠布から分岐して延びる直交襠布(4E)の他端先端
    の所定長を延長部分(4e)として前記充填パイプ挿入孔(4
    a)を覆うように襠布と重ねあわせて保持し、主襠布(4D)
    の上下側端部夫々に熱硬化性の接着層を含む帯状材(6)
    を接着層を外側にして揃えて重ねて帯状材(6) の略中央
    に沿って線状に縫着等により接合し、以て、前記主襠布
    及び前記直交襠布を含む襠布群により互いに連続して格
    子状に隣接した複数の小区画を形成し、 上記直交襠布(4E)の上下側端部夫々に熱硬化性の接着層
    を含む帯状材(6) を接着層を外側にして揃えて重ねて帯
    状材(6) の略中央に沿って線状に縫着等により接合し、 主襠布(4D)及び直交襠布(4E)を幅方向略中央部で屈曲さ
    せて二つ折りにして前記帯状材の接着面を上下面に表出
    させた偏平な格子状枠体(30)を形成し、 上記格子状枠体(30)を所望形状に保ってその上下面夫々
    に所定の表側地(1) 及び裏側地(2) を重ねて一体に保
    ち、そのまま熱圧着装置等により前記表側地(1)及び格
    子状枠体(30)並びに裏側地(2) の三者を層状に帯状材部
    位で接着し、以て、周縁部の小区画室は除いて主襠布と
    直交襠布の重なり部に羽毛気送用の充填パイプ挿入間隙
    (7´) を有した隣接し連続する複数の小区画室(5) を略
    格子状に形成した側地を形成し、 各小区画室(5) へ羽毛充填パイプを用いて充填パイプ挿
    入間隙(7´) を介して順次羽毛を充填した後、周縁部を
    適宜手段で封止する過程よりなる羽毛布団の製造方法。
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