JPH0956557A - 羽毛布団 - Google Patents
羽毛布団Info
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- JPH0956557A JPH0956557A JP23326195A JP23326195A JPH0956557A JP H0956557 A JPH0956557 A JP H0956557A JP 23326195 A JP23326195 A JP 23326195A JP 23326195 A JP23326195 A JP 23326195A JP H0956557 A JPH0956557 A JP H0956557A
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- feather bedding
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 肩や足元等身体の寒さを感じるところを必要
に応じて三重構造とすることができる羽毛布団を提供す
る。 【解決手段】 羽毛を充填した区画室を碁盤目状に複数
形成してなる同じ大きさの二枚の羽毛布団を、該二枚の
羽毛布団に形成されている各区画室の境界線をそれぞれ
交差させて重ね合わせ、その間に、羽毛を充填した区画
室を碁盤目状に複数形成してなる前記上下二枚の羽毛布
団より小さい第三の羽毛布団を挿入すると共に該第三の
羽毛布団を当該二枚の羽毛布団にそれぞれ脱着可能に固
定してなり、使用時に所望位置を三重構造にできる羽毛
布団。
に応じて三重構造とすることができる羽毛布団を提供す
る。 【解決手段】 羽毛を充填した区画室を碁盤目状に複数
形成してなる同じ大きさの二枚の羽毛布団を、該二枚の
羽毛布団に形成されている各区画室の境界線をそれぞれ
交差させて重ね合わせ、その間に、羽毛を充填した区画
室を碁盤目状に複数形成してなる前記上下二枚の羽毛布
団より小さい第三の羽毛布団を挿入すると共に該第三の
羽毛布団を当該二枚の羽毛布団にそれぞれ脱着可能に固
定してなり、使用時に所望位置を三重構造にできる羽毛
布団。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、所望位置の保温効
果を上げることができる三重構造の羽毛布団に関するも
のである。
果を上げることができる三重構造の羽毛布団に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】周知の通り、キルティング加工を施した
一枚ものの羽毛布団や実公平２−１０９５号公報に開示
されているキルティング加工の縫い目同志が合わさらな
いようにして重ねた二重構造の羽毛布団が汎用されてい
る。
一枚ものの羽毛布団や実公平２−１０９５号公報に開示
されているキルティング加工の縫い目同志が合わさらな
いようにして重ねた二重構造の羽毛布団が汎用されてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】一般に、羽毛布団は使
用中に充填した羽毛が移動して片寄り保温効果を失うこ
とのないように、キルティングを施して区画室を形成
し、該区画室に羽毛を閉じ込めた構造となっている。し
かし、区画室を形成したために、該区画室の境界におい
ては羽毛がない状態となっており、この部分より暖気が
流出するという問題が発生し、該問題点を解決するため
の技術的手段がいろいろ提案されている。前記二重構造
の羽毛布団もその一つである。
用中に充填した羽毛が移動して片寄り保温効果を失うこ
とのないように、キルティングを施して区画室を形成
し、該区画室に羽毛を閉じ込めた構造となっている。し
かし、区画室を形成したために、該区画室の境界におい
ては羽毛がない状態となっており、この部分より暖気が
流出するという問題が発生し、該問題点を解決するため
の技術的手段がいろいろ提案されている。前記二重構造
の羽毛布団もその一つである。
【０００４】本発明者は、前記問題点の解決を技術的課
題とし、更なる保温効果を得ることができる羽毛布団の
具現化をはかるべく研究、実験を重ねた結果、羽毛布団
使用時において、肩や足元等の特に身体の寒さを感じる
位置を必要に応じて三重構造にできる羽毛布団を完成
し、前記技術的課題を達成したものである。
題とし、更なる保温効果を得ることができる羽毛布団の
具現化をはかるべく研究、実験を重ねた結果、羽毛布団
使用時において、肩や足元等の特に身体の寒さを感じる
位置を必要に応じて三重構造にできる羽毛布団を完成
し、前記技術的課題を達成したものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記技術的課題は、次の
通りの本発明によって解決できる。即ち、本発明に係る
羽毛布団は、羽毛を充填した区画室を碁盤目状に複数形
成してなる同じ大きさの二枚の羽毛布団を、該二枚の羽
毛布団に形成されている各区画室の境界線をそれぞれ交
差させて重ね合わせ、その間に、羽毛を充填した区画室
を碁盤目状に複数形成してなる前記二枚の羽毛布団より
小さい第三の羽毛布団を挿入すると共に該第三の羽毛布
団を当該上下二枚の羽毛布団にそれぞれ脱着可能に固定
してなり、使用時に所望位置を三重構造にできるもので
ある。
通りの本発明によって解決できる。即ち、本発明に係る
羽毛布団は、羽毛を充填した区画室を碁盤目状に複数形
成してなる同じ大きさの二枚の羽毛布団を、該二枚の羽
毛布団に形成されている各区画室の境界線をそれぞれ交
差させて重ね合わせ、その間に、羽毛を充填した区画室
を碁盤目状に複数形成してなる前記二枚の羽毛布団より
小さい第三の羽毛布団を挿入すると共に該第三の羽毛布
団を当該上下二枚の羽毛布団にそれぞれ脱着可能に固定
してなり、使用時に所望位置を三重構造にできるもので
ある。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。 実施の形態１．図１は本発明に係る羽毛布団を図示する
斜視図、図２は図１に示す羽毛布団のＡ−Ａ' 線断面
図、図３は図１に示す羽毛布団のＢ−Ｂ' 線断面図、図
４は本発明に係る羽毛布団における中層の羽毛布団（第
三の羽毛布団）を配置する位置を説明する平面図であ
り、上層の羽毛布団は透視して中・下層の羽毛布団を図
示したものである。これらの図において、１は上層の羽
毛布団２、中層の羽毛布団３及び下層の羽毛布団４から
なる一部が三重構造の羽毛布団であり、前記上層の羽毛
布団２は表地５と内面地６との間に、前記中層の羽毛布
団３は表地７と裏地８との間に、前記下層の羽毛布団４
は裏地９と内面地１０との間にそれぞれ羽毛１１が充填
され、キルティング加工を施して碁盤目状に区画室１２
が形成されている。
に基づき説明する。 実施の形態１．図１は本発明に係る羽毛布団を図示する
斜視図、図２は図１に示す羽毛布団のＡ−Ａ' 線断面
図、図３は図１に示す羽毛布団のＢ−Ｂ' 線断面図、図
４は本発明に係る羽毛布団における中層の羽毛布団（第
三の羽毛布団）を配置する位置を説明する平面図であ
り、上層の羽毛布団は透視して中・下層の羽毛布団を図
示したものである。これらの図において、１は上層の羽
毛布団２、中層の羽毛布団３及び下層の羽毛布団４から
なる一部が三重構造の羽毛布団であり、前記上層の羽毛
布団２は表地５と内面地６との間に、前記中層の羽毛布
団３は表地７と裏地８との間に、前記下層の羽毛布団４
は裏地９と内面地１０との間にそれぞれ羽毛１１が充填
され、キルティング加工を施して碁盤目状に区画室１２
が形成されている。
【０００７】前記上層の羽毛布団２と下層の羽毛布団４
とは同じ大きさであり、上層の羽毛布団２に形成された
各区画室１２の境界線１３と下層の羽毛布団４に形成さ
れた各区画室１２の境界線１３とが交差するように重ね
られ、上下層の羽毛布団２，４の周囲の縁布１４に縫着
されたスライドファスナー１５により一体ものとなって
いる。
とは同じ大きさであり、上層の羽毛布団２に形成された
各区画室１２の境界線１３と下層の羽毛布団４に形成さ
れた各区画室１２の境界線１３とが交差するように重ね
られ、上下層の羽毛布団２，４の周囲の縁布１４に縫着
されたスライドファスナー１５により一体ものとなって
いる。
【０００８】前記中層の羽毛布団３は上下層の羽毛布団
２，４より小さく、上下層の羽毛布団２，４の間に納ま
る大きさとなっている。そして、中層の羽毛布団３を上
下層の羽毛布団２，４の足元または肩に当たる位置に横
長に或いは縦長に固定できるように、上下層の羽毛布団
２，４が対面する内面地６，１０には、雄雌の掛かりに
より接着するマジックテープの雄側部材１６が縫着さ
れ、中層の羽毛布団３の両面（表地７及び裏地８）には
マジックテープ（登録商標）の雌側部材１７が縫着され
ており、上下層の羽毛布団２，４の間に挿入された中層
の羽毛布団３は、上層の羽毛布団２の内面地６に縫着さ
れたマジックテープの雄側部材１６と中層の羽毛布団３
の表地７に縫着されたマジックテープの雌側部材１７と
の掛かりにより上層の羽毛布団２に固定され、下層の羽
毛布団４の内面地１０に縫着されたマジックテープの雄
側部材１６と中層の羽毛布団３の裏地８に縫着されたマ
ジックテープの雌側部材１７との掛かりにより下層の羽
毛布団４に固定されている。
２，４より小さく、上下層の羽毛布団２，４の間に納ま
る大きさとなっている。そして、中層の羽毛布団３を上
下層の羽毛布団２，４の足元または肩に当たる位置に横
長に或いは縦長に固定できるように、上下層の羽毛布団
２，４が対面する内面地６，１０には、雄雌の掛かりに
より接着するマジックテープの雄側部材１６が縫着さ
れ、中層の羽毛布団３の両面（表地７及び裏地８）には
マジックテープ（登録商標）の雌側部材１７が縫着され
ており、上下層の羽毛布団２，４の間に挿入された中層
の羽毛布団３は、上層の羽毛布団２の内面地６に縫着さ
れたマジックテープの雄側部材１６と中層の羽毛布団３
の表地７に縫着されたマジックテープの雌側部材１７と
の掛かりにより上層の羽毛布団２に固定され、下層の羽
毛布団４の内面地１０に縫着されたマジックテープの雄
側部材１６と中層の羽毛布団３の裏地８に縫着されたマ
ジックテープの雌側部材１７との掛かりにより下層の羽
毛布団４に固定されている。
【０００９】本実施の形態では、上層の羽毛布団２に形
成された各区画室１２の境界線１３と下層の羽毛布団４
に形成された各区画室１２の境界線１３とを交差するよ
うに重ねた上下層の羽毛布団２，４の間に、この上下層
の羽毛布団２，４より小さい第三の羽毛布団３を挿入し
たので、上下層の羽毛布団２，４と中層の羽毛布団３と
の間に、閉じ込められた空気の室が多数形成され、さら
に上下層の羽毛布団２，４により密閉されるので、保温
効果を上げたい位置に暖気が保持される空気室が多数存
在することとなる。また、保温効果を上げたい位置のみ
を三重構造とすることができるように、第三の羽毛布団
３を上下層の羽毛布団２，４より小さくしたので、使用
する羽毛１１の量を節約することができ、従来の二重構
造の羽毛布団に使用する羽毛１１の量とほぼ同じ量を使
用して更なる保温効果を得ることができる。さらに、第
三の羽毛布団３を二枚の羽毛布団２，４の間に着脱可能
に固定しているから、寒さを感じる位置に移動させてそ
の位置を三重構造にすることができるので、全体を三重
とした羽毛布団と同様の保温効果を得ることができる。
なお、上下層の羽毛布団２，４はスライドファスナー１
５を開閉することにより、分離できるので、必要に応じ
て一枚ものとしても使用することもできる。
成された各区画室１２の境界線１３と下層の羽毛布団４
に形成された各区画室１２の境界線１３とを交差するよ
うに重ねた上下層の羽毛布団２，４の間に、この上下層
の羽毛布団２，４より小さい第三の羽毛布団３を挿入し
たので、上下層の羽毛布団２，４と中層の羽毛布団３と
の間に、閉じ込められた空気の室が多数形成され、さら
に上下層の羽毛布団２，４により密閉されるので、保温
効果を上げたい位置に暖気が保持される空気室が多数存
在することとなる。また、保温効果を上げたい位置のみ
を三重構造とすることができるように、第三の羽毛布団
３を上下層の羽毛布団２，４より小さくしたので、使用
する羽毛１１の量を節約することができ、従来の二重構
造の羽毛布団に使用する羽毛１１の量とほぼ同じ量を使
用して更なる保温効果を得ることができる。さらに、第
三の羽毛布団３を二枚の羽毛布団２，４の間に着脱可能
に固定しているから、寒さを感じる位置に移動させてそ
の位置を三重構造にすることができるので、全体を三重
とした羽毛布団と同様の保温効果を得ることができる。
なお、上下層の羽毛布団２，４はスライドファスナー１
５を開閉することにより、分離できるので、必要に応じ
て一枚ものとしても使用することもできる。
【００１０】羽毛１１を充填してなる区画室１２は羽毛
布団の表となる生地５，７，１０と裏となる生地６，
８，９とを直接縫着することにより形成したが、その
他、熱可塑性合成樹脂系接着剤を使用して熱により溶着
することによってキルティングを施し区画室１２を形成
してもよく、襠を介して表となる生地５，７，１０と裏
となる生地６，８，９とを繋ぎ止め区画室１２を形成し
てもよい。
布団の表となる生地５，７，１０と裏となる生地６，
８，９とを直接縫着することにより形成したが、その
他、熱可塑性合成樹脂系接着剤を使用して熱により溶着
することによってキルティングを施し区画室１２を形成
してもよく、襠を介して表となる生地５，７，１０と裏
となる生地６，８，９とを繋ぎ止め区画室１２を形成し
てもよい。
【００１１】また、マジックテープは、図４に示すよう
に、予め中層の羽毛布団を固定する位置を幾つか想定し
てその位置に固定できるように上下層の羽毛布団の対応
する面に配置してもよいが、格子状に配置してもよい。
に、予め中層の羽毛布団を固定する位置を幾つか想定し
てその位置に固定できるように上下層の羽毛布団の対応
する面に配置してもよいが、格子状に配置してもよい。
【００１２】また、雄雌部材の掛かりにより脱着可能に
固定する掛止手段として、マジックテープの他に、凹部
材と凸部材とを嵌合させることにより固定するホックを
使用してもよい。また、掛止手段の代わりに紐を使用し
て結ぶことにより中層の羽毛布団を上下層の羽毛布団に
固定するようにしてもよい。さらに、区画室の形状は四
角形の他、五角形、六角形であってもよい。
固定する掛止手段として、マジックテープの他に、凹部
材と凸部材とを嵌合させることにより固定するホックを
使用してもよい。また、掛止手段の代わりに紐を使用し
て結ぶことにより中層の羽毛布団を上下層の羽毛布団に
固定するようにしてもよい。さらに、区画室の形状は四
角形の他、五角形、六角形であってもよい。
【００１３】実施の形態２．上記実施の形態の変形例と
して、スライドファスナーを片側縦横に設けるようにし
てもよい。本実施の形態では、上下層の羽毛布団２，４
は他方の側縦横が縫着されているので分離することはで
きない。なお、前記他方の側縦横はその縁を直接縫着し
てもよく、縁布を介して縫着してもよい。
して、スライドファスナーを片側縦横に設けるようにし
てもよい。本実施の形態では、上下層の羽毛布団２，４
は他方の側縦横が縫着されているので分離することはで
きない。なお、前記他方の側縦横はその縁を直接縫着し
てもよく、縁布を介して縫着してもよい。
【００１４】
実施例．上下層の羽毛布団２，４の寸法は、縦220cm ，
横160cm とし、中層の羽毛布団３の寸法は、縦150cm ，
横100cm とした。上層の羽毛布団２は、その表地５に綿
ダウンプルーフプリント地を、内面地６にＴ／Ｃダウン
プルーフ生地の無地を使用し、区画室１２は表地５と内
面地６との間に襠を当てて縫着することにより碁盤目状
に形成し、ダウン95％とフェザー５％の組成物からなる
羽毛を0.45kg充填した。下層の羽毛布団４は、その裏地
９に綿ダウンプルーフの無地を、内面地１０にＴ／Ｃダ
ウンプルーフ生地の無地を使用し、区画室１２は裏地９
と内面地１０との間に襠を当てて縫着することにより碁
盤目状に形成し、ダウン95％とフェザー５％の組成物か
らなる羽毛を0.4kg 充填した。中層の羽毛布団３は、そ
の表地７、裏地８ともＴ／Ｃダウンプルーフ生地の無地
を使用し、区画室１２は表地７と裏地８との間に襠を当
てて縫着することにより碁盤目状に形成し、ダウン95％
とフェザー５％の組成物からなる羽毛を0.15kg充填し
た。羽毛の使用量は１kg、平らな面に広げた状態での羽
毛布団の厚さは16〜17cmであった。
横160cm とし、中層の羽毛布団３の寸法は、縦150cm ，
横100cm とした。上層の羽毛布団２は、その表地５に綿
ダウンプルーフプリント地を、内面地６にＴ／Ｃダウン
プルーフ生地の無地を使用し、区画室１２は表地５と内
面地６との間に襠を当てて縫着することにより碁盤目状
に形成し、ダウン95％とフェザー５％の組成物からなる
羽毛を0.45kg充填した。下層の羽毛布団４は、その裏地
９に綿ダウンプルーフの無地を、内面地１０にＴ／Ｃダ
ウンプルーフ生地の無地を使用し、区画室１２は裏地９
と内面地１０との間に襠を当てて縫着することにより碁
盤目状に形成し、ダウン95％とフェザー５％の組成物か
らなる羽毛を0.4kg 充填した。中層の羽毛布団３は、そ
の表地７、裏地８ともＴ／Ｃダウンプルーフ生地の無地
を使用し、区画室１２は表地７と裏地８との間に襠を当
てて縫着することにより碁盤目状に形成し、ダウン95％
とフェザー５％の組成物からなる羽毛を0.15kg充填し
た。羽毛の使用量は１kg、平らな面に広げた状態での羽
毛布団の厚さは16〜17cmであった。
【００１５】また、スライドファスナー１５は上下層の
羽毛布団２，４の片側縦横に縫着し、上下層の羽毛布団
２，４の他方の片側縦横は直接縫着した。
羽毛布団２，４の片側縦横に縫着し、上下層の羽毛布団
２，４の他方の片側縦横は直接縫着した。
【００１６】中層の羽毛布団３はマジックテープにより
上下層の羽毛布団２，４に着脱可能に固定した。マジッ
クテープの配置位置は、図４の（ａ）に示すように、中
層の羽毛布団３を上下層の羽毛布団２，４の足元に当た
る位置に横長にして固定できるように中層の羽毛布団３
の長辺縁及び短辺縁の中央の表地７と裏地８とに雌側部
材を縫着し、中層の羽毛布団３の長辺縁及び短辺縁の中
央と当接する上下層の羽毛布団２，４の内面地６，１０
に雄側部材を縫着した。また、図４の（ｂ）に示すよう
に、中層の羽毛布団３を上下層の羽毛布団２，４の足元
に当たる位置に縦長にして固定できるように中層の羽毛
布団３の長辺縁及び短辺縁の中央の表地７と裏地８とに
雌側部材を縫着し、中層の羽毛布団３の長辺縁及び短辺
縁の中央と当接する上下層の羽毛布団２，４の内面地
６，１０に雄側部材を縫着した。また、図４の（ｃ）に
示すように、中層の羽毛布団３を上下層の羽毛布団２，
４の肩に当たる位置に横長にして固定できるように中層
の羽毛布団３の長辺縁及び短辺縁の中央の表地７と裏地
８とに雌側部材を縫着し、中層の羽毛布団３の長辺縁及
び短辺縁の中央と当接する上下層の羽毛布団２，４の内
面地６，１０に雄側部材を縫着した。さらに、図４の
（ｄ）に示すように、中層の羽毛布団３を上下層の羽毛
布団２，４の肩に当たる位置に縦長にして固定できるよ
うに中層の羽毛布団３の長辺縁及び短辺縁の中央の表地
７と裏地８とに雌側部材を縫着し、中層の羽毛布団３の
長辺縁及び短辺縁の中央と当接する上下層の羽毛布団
２，４の内面地６，１０に雄側部材を縫着した。
上下層の羽毛布団２，４に着脱可能に固定した。マジッ
クテープの配置位置は、図４の（ａ）に示すように、中
層の羽毛布団３を上下層の羽毛布団２，４の足元に当た
る位置に横長にして固定できるように中層の羽毛布団３
の長辺縁及び短辺縁の中央の表地７と裏地８とに雌側部
材を縫着し、中層の羽毛布団３の長辺縁及び短辺縁の中
央と当接する上下層の羽毛布団２，４の内面地６，１０
に雄側部材を縫着した。また、図４の（ｂ）に示すよう
に、中層の羽毛布団３を上下層の羽毛布団２，４の足元
に当たる位置に縦長にして固定できるように中層の羽毛
布団３の長辺縁及び短辺縁の中央の表地７と裏地８とに
雌側部材を縫着し、中層の羽毛布団３の長辺縁及び短辺
縁の中央と当接する上下層の羽毛布団２，４の内面地
６，１０に雄側部材を縫着した。また、図４の（ｃ）に
示すように、中層の羽毛布団３を上下層の羽毛布団２，
４の肩に当たる位置に横長にして固定できるように中層
の羽毛布団３の長辺縁及び短辺縁の中央の表地７と裏地
８とに雌側部材を縫着し、中層の羽毛布団３の長辺縁及
び短辺縁の中央と当接する上下層の羽毛布団２，４の内
面地６，１０に雄側部材を縫着した。さらに、図４の
（ｄ）に示すように、中層の羽毛布団３を上下層の羽毛
布団２，４の肩に当たる位置に縦長にして固定できるよ
うに中層の羽毛布団３の長辺縁及び短辺縁の中央の表地
７と裏地８とに雌側部材を縫着し、中層の羽毛布団３の
長辺縁及び短辺縁の中央と当接する上下層の羽毛布団
２，４の内面地６，１０に雄側部材を縫着した。
【００１７】比較例．上下層の羽毛布団の寸法は、縦22
0cm ，横160cm とした。上層の羽毛布団は、その表地に
綿ダウンプルーフプリント地を、内面地にＴ／Ｃダウン
プルーフ生地の無地を使用し、区画室は表地と内面地と
の間に襠を当てて縫着することにより碁盤目状に形成
し、ダウン95％とフェザー５％の組成物からなる羽毛を
0.7kg 充填した。下層の羽毛布団は、その裏地に綿ダウ
ンプルーフの無地を、内面地にＴ／Ｃダウンプルーフ生
地の無地を使用し、区画室は裏地と内面地との間に襠を
当てて縫着することにより碁盤目状に形成し、ダウン95
％とフェザー５％の組成物からなる羽毛を0.7kg 充填し
た。羽毛の使用量は1.4kg 、平らな面に広げた状態での
二重構造の羽毛布団の厚さは14〜15cmであった。
0cm ，横160cm とした。上層の羽毛布団は、その表地に
綿ダウンプルーフプリント地を、内面地にＴ／Ｃダウン
プルーフ生地の無地を使用し、区画室は表地と内面地と
の間に襠を当てて縫着することにより碁盤目状に形成
し、ダウン95％とフェザー５％の組成物からなる羽毛を
0.7kg 充填した。下層の羽毛布団は、その裏地に綿ダウ
ンプルーフの無地を、内面地にＴ／Ｃダウンプルーフ生
地の無地を使用し、区画室は裏地と内面地との間に襠を
当てて縫着することにより碁盤目状に形成し、ダウン95
％とフェザー５％の組成物からなる羽毛を0.7kg 充填し
た。羽毛の使用量は1.4kg 、平らな面に広げた状態での
二重構造の羽毛布団の厚さは14〜15cmであった。
【００１８】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、上
層の羽毛布団に形成された各区画室の境界線と下層の羽
毛布団に形成された各区画室の境界線とを交差するよう
に重ねた上下層の羽毛布団の間に、この上下層の羽毛布
団より小さい第三の羽毛布団を挿入して着脱可能に固定
したので、三重構造となった位置に空気の室が多数形成
され、さらに上下層の羽毛布団により密閉されるので、
暖気が保持される空気室が多数存在することとなる。ま
た、保温効果を上げたい所望位置のみを三重構造とする
ことができるので、使用する羽毛の量を節約することが
でき、二重構造の羽毛布団に使用する羽毛の量より少な
い量の羽毛を使用して、更なる保温効果を得ることがで
き、全体が三重となった羽毛布団と同様の保温効果を得
ることができる。従って、本発明の産業上利用性は非常
に高いといえる。
層の羽毛布団に形成された各区画室の境界線と下層の羽
毛布団に形成された各区画室の境界線とを交差するよう
に重ねた上下層の羽毛布団の間に、この上下層の羽毛布
団より小さい第三の羽毛布団を挿入して着脱可能に固定
したので、三重構造となった位置に空気の室が多数形成
され、さらに上下層の羽毛布団により密閉されるので、
暖気が保持される空気室が多数存在することとなる。ま
た、保温効果を上げたい所望位置のみを三重構造とする
ことができるので、使用する羽毛の量を節約することが
でき、二重構造の羽毛布団に使用する羽毛の量より少な
い量の羽毛を使用して、更なる保温効果を得ることがで
き、全体が三重となった羽毛布団と同様の保温効果を得
ることができる。従って、本発明の産業上利用性は非常
に高いといえる。
【図１】本発明に係る羽毛布団を図示する斜視図であ
る。
る。
【図２】図１に示す羽毛布団のＡ−Ａ' 線断面図であ
る。
る。
【図３】図１に示す羽毛布団のＢ−Ｂ' 線断面図であ
る。
る。
【図４】本発明に係る羽毛布団における中層の羽毛布団
の配置位置を示す、上層の羽毛布団を透視して中・下層
の羽毛布団を図示した平面図である。
の配置位置を示す、上層の羽毛布団を透視して中・下層
の羽毛布団を図示した平面図である。
１ 羽毛布団 ２ 上層の羽毛布団 ３ 中層の羽毛布団 ４ 下層の羽毛布団 ５，７ 表地 ６，１０ 内面地 ８，９ 裏地 １１ 羽毛 １２ 区画室 １３ 境界線 １４ 縁布 １５ スライドファスナー １６ 雄側部材 １７ 雌側部材
Claims (1)
- 【請求項１】 羽毛を充填した区画室を碁盤目状に複数
形成してなる同じ大きさの二枚の羽毛布団を、該二枚の
羽毛布団に形成されている各区画室の境界線をそれぞれ
交差させて重ね合わせ、その間に、羽毛を充填した区画
室を碁盤目状に複数形成してなる前記二枚の羽毛布団よ
り小さい第三の羽毛布団を挿入すると共に該第三の羽毛
布団を当該上下二枚の羽毛布団にそれぞれ脱着可能に固
定してなり、使用時に所望位置を三重構造にできること
を特徴とする羽毛布団。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP7233261A JP2761627B2 (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | 羽毛布団 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7233261A JP2761627B2 (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | 羽毛布団 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0956557A true JPH0956557A (ja) | 1997-03-04 |
| JP2761627B2 JP2761627B2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=16952315
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7233261A Expired - Fee Related JP2761627B2 (ja) | 1995-08-18 | 1995-08-18 | 羽毛布団 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2761627B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2001161528A (ja) * | 1999-12-07 | 2001-06-19 | Maruhachi Mawata Co Ltd | システムふとん |
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| JPH021095U (ja) * | 1988-06-09 | 1990-01-08 |
-
1995
- 1995-08-18 JP JP7233261A patent/JP2761627B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2761627B2 (ja) | 1998-06-04 |
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