JP2575551Y2 - ふとん乾燥用袋 - Google Patents
ふとん乾燥用袋Info
- Publication number
- JP2575551Y2 JP2575551Y2 JP1991038427U JP3842791U JP2575551Y2 JP 2575551 Y2 JP2575551 Y2 JP 2575551Y2 JP 1991038427 U JP1991038427 U JP 1991038427U JP 3842791 U JP3842791 U JP 3842791U JP 2575551 Y2 JP2575551 Y2 JP 2575551Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cloth
- bag
- futon
- buton
- warm air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Drying Of Solid Materials (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ふとん乾燥機本体に接
続してふとんを乾燥させる、ふとん乾燥用袋に関するも
のである。
続してふとんを乾燥させる、ふとん乾燥用袋に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、じめじめしたふとんの乾燥、ふと
んに生息するダニの退治にふとん乾燥機が広く使われる
ようになった。しかしながら、ふとん乾燥機を使ってふ
とんを快適な乾燥状態にするには時間がかかり、短い時
間で快適乾燥ができるふとん乾燥機が求められている。
んに生息するダニの退治にふとん乾燥機が広く使われる
ようになった。しかしながら、ふとん乾燥機を使ってふ
とんを快適な乾燥状態にするには時間がかかり、短い時
間で快適乾燥ができるふとん乾燥機が求められている。
【0003】従来、この種のふとん乾燥用袋は、図5お
よび図6に示すような構成が一般的であった。以下、そ
の構成について図5,図6を参照しながら説明する。
よび図6に示すような構成が一般的であった。以下、そ
の構成について図5,図6を参照しながら説明する。
【0004】図示のようにふとん乾燥用袋101は通気
性を有する布101aを二つ折りにして、接続口101
bを除く周縁を縫い合わせ袋にしたものである。
性を有する布101aを二つ折りにして、接続口101
bを除く周縁を縫い合わせ袋にしたものである。
【0005】上記構成において、ふとん乾燥用袋101
を挟んで、下方の敷きぶとん102,上方の掛けぶとん
103にふとん乾燥機本体104で作り出された温風で
ふとん乾燥用袋101が膨らみ、上方,下方のふとんに
温風を均一に送り出すものであった。
を挟んで、下方の敷きぶとん102,上方の掛けぶとん
103にふとん乾燥機本体104で作り出された温風で
ふとん乾燥用袋101が膨らみ、上方,下方のふとんに
温風を均一に送り出すものであった。
【0006】また、通気量の小さい布を掛けぶとん側の
表生地に、通気量の大きい布を敷きぶとん側の裏生地に
して二枚を重ね合わせ、接続口を除く周縁を縫い合わせ
袋にした構成のものもある。この場合は、乾燥方法は前
記と同じであるが、生地の通気量の違いによって、ふと
ん乾燥機本体104で作り出された温風が、ふとん乾燥
用袋101を通過して上方の掛けぶとん103よりも、
下方の敷きぶとん102に少し多めに当たるようにした
ものであった。
表生地に、通気量の大きい布を敷きぶとん側の裏生地に
して二枚を重ね合わせ、接続口を除く周縁を縫い合わせ
袋にした構成のものもある。この場合は、乾燥方法は前
記と同じであるが、生地の通気量の違いによって、ふと
ん乾燥機本体104で作り出された温風が、ふとん乾燥
用袋101を通過して上方の掛けぶとん103よりも、
下方の敷きぶとん102に少し多めに当たるようにした
ものであった。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】このような従来のふと
ん乾燥用袋では、暖かい空気は上方に流れようとするに
加えて、現在市場に出回っているふとんは掛けぶとんよ
りも、敷きぶとんの方が密度が高く、さらに敷きぶとん
は就寝時において人体から吸収する湿気の量も多い。し
たがって掛けぶとん,敷きぶとんを一セットで乾燥させ
た時、掛けぶとんは乾燥するが敷きぶとんは乾燥しない
という現象となり、やむなく長時間の乾燥が必要である
という課題を有していた。
ん乾燥用袋では、暖かい空気は上方に流れようとするに
加えて、現在市場に出回っているふとんは掛けぶとんよ
りも、敷きぶとんの方が密度が高く、さらに敷きぶとん
は就寝時において人体から吸収する湿気の量も多い。し
たがって掛けぶとん,敷きぶとんを一セットで乾燥させ
た時、掛けぶとんは乾燥するが敷きぶとんは乾燥しない
という現象となり、やむなく長時間の乾燥が必要である
という課題を有していた。
【0008】本考案は上記課題を解決するもので、乾燥
しにくい敷きぶとんに、より多くの温風が当たるように
して、敷きぶとんの乾燥時間を短くするふとん乾燥用袋
を提供することを目的としている。
しにくい敷きぶとんに、より多くの温風が当たるように
して、敷きぶとんの乾燥時間を短くするふとん乾燥用袋
を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するために、掛けぶとん側に面する通風性の表生地と、
敷きぶとん側に面し前記表生地より表面積小なる通風性
の裏生地と、前記表生地と前記裏生地を結合する縫合部
と、この縫合部で結合して片面が前記裏生地のみで形成
される袋部と、この袋部に温風を供給する接続口と、前
記縫合部に設けたメッシュ布または開口部を有し、前記
接続口から前記袋部に供給された温風が前記メッシュ布
または開口部から側方に吹き出し、前記表生地の下方に
ある敷きぶとんに向けて送風される構成としたものであ
る。
するために、掛けぶとん側に面する通風性の表生地と、
敷きぶとん側に面し前記表生地より表面積小なる通風性
の裏生地と、前記表生地と前記裏生地を結合する縫合部
と、この縫合部で結合して片面が前記裏生地のみで形成
される袋部と、この袋部に温風を供給する接続口と、前
記縫合部に設けたメッシュ布または開口部を有し、前記
接続口から前記袋部に供給された温風が前記メッシュ布
または開口部から側方に吹き出し、前記表生地の下方に
ある敷きぶとんに向けて送風される構成としたものであ
る。
【0010】
【作用】本考案は上記した構成により、ふとん乾燥機本
体からの温風が、縫合部に設けたメッシュ部または開口
部より温風を送り出し、表生地の下方で拡散して敷きぶ
とんに直接当てることができるものである。
体からの温風が、縫合部に設けたメッシュ部または開口
部より温風を送り出し、表生地の下方で拡散して敷きぶ
とんに直接当てることができるものである。
【0011】
【実施例】以下、本考案の一実施例について図1〜図4
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【0012】図に示すように、ふとん乾燥袋1は敷きぶ
とん2側に面する裏生地3と、掛けぶとん4側に面する
敷きぶとん大の表生地5を上下に重ね合わせるように縫
い合わせて裏生地大の袋部1aを形成する。このとき裏
生地3は表生地5より面積小で、かつ表生地5の中央付
近に縫合される。
とん2側に面する裏生地3と、掛けぶとん4側に面する
敷きぶとん大の表生地5を上下に重ね合わせるように縫
い合わせて裏生地大の袋部1aを形成する。このとき裏
生地3は表生地5より面積小で、かつ表生地5の中央付
近に縫合される。
【0013】次に図3に示すように縫合部1bにメッシ
ュ布6を縫い合わせるか、または図4に示すように裏生
地3の両側面の一部を除き、縫い合わせ開口部7を作
る。そして袋部1aの周縁一辺にふとん乾燥機本体8よ
り袋部1a内部に温風を取り入れる接続口9を形成す
る。この接続口9はふとん乾燥機本体8の温風吹出口に
着脱可能に連結できるようになっている。ふとん乾燥機
本体8は、温風を作り出すためのファンモータ,ヒータ
および乾燥時間制御用のタイマなどを備えている。
ュ布6を縫い合わせるか、または図4に示すように裏生
地3の両側面の一部を除き、縫い合わせ開口部7を作
る。そして袋部1aの周縁一辺にふとん乾燥機本体8よ
り袋部1a内部に温風を取り入れる接続口9を形成す
る。この接続口9はふとん乾燥機本体8の温風吹出口に
着脱可能に連結できるようになっている。ふとん乾燥機
本体8は、温風を作り出すためのファンモータ,ヒータ
および乾燥時間制御用のタイマなどを備えている。
【0014】上記構成において使用時には図1および図
2に示すように、ふとん乾燥用袋1を敷きぶとん2と掛
けぶとん4との間に挟み込み、この状態でふとん乾燥機
本体8を作動すると、その温風吹出口から出る温風は接
続口9を通して、ふとん乾燥用袋1に導かれる。まず温
風によって袋部1aが膨らみ、掛けぶとん4が持ち上げ
られると、掛けぶとん4と敷きぶとん2の間で、袋部1
aの側方位置に隙間が生ずる。次に袋部1aの両側面に
設けたメッシュ布6または開口部7から前記隙間方向に
吹き出した温風は表生地の下で拡散して敷きぶとん2の
端部へと導かれる。このように温風が敷きぶとん2全体
にほぼ均等に浸透し、これにより敷きぶとん2が効率よ
く乾燥される。また掛けぶとん4に対してはふとん乾燥
用袋1の、上面から放散される熱が各部に均一に浸透
し、これにより掛けぶとん4も効率よく乾燥される。
2に示すように、ふとん乾燥用袋1を敷きぶとん2と掛
けぶとん4との間に挟み込み、この状態でふとん乾燥機
本体8を作動すると、その温風吹出口から出る温風は接
続口9を通して、ふとん乾燥用袋1に導かれる。まず温
風によって袋部1aが膨らみ、掛けぶとん4が持ち上げ
られると、掛けぶとん4と敷きぶとん2の間で、袋部1
aの側方位置に隙間が生ずる。次に袋部1aの両側面に
設けたメッシュ布6または開口部7から前記隙間方向に
吹き出した温風は表生地の下で拡散して敷きぶとん2の
端部へと導かれる。このように温風が敷きぶとん2全体
にほぼ均等に浸透し、これにより敷きぶとん2が効率よ
く乾燥される。また掛けぶとん4に対してはふとん乾燥
用袋1の、上面から放散される熱が各部に均一に浸透
し、これにより掛けぶとん4も効率よく乾燥される。
【0015】このように本考案の実施例のふとん乾燥用
袋であれば、密度が高く、湿気の多い敷きぶとん2の乾
燥が強力に進められ、掛けぶとん4と敷きぶとん2を共
に乾燥するときの乾燥時間を短縮することができる。
袋であれば、密度が高く、湿気の多い敷きぶとん2の乾
燥が強力に進められ、掛けぶとん4と敷きぶとん2を共
に乾燥するときの乾燥時間を短縮することができる。
【0016】
【考案の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本考案によれば、ふとん乾燥袋の縫合部に設けたメ
ッシュ布または開口部から側方へ温風が吹き出し、表生
地の下で拡散して、敷きぶとんに広範囲かつ直接温風が
当たることとなり、敷きぶとんの乾燥時間を短縮するこ
とができるため、敷きぶとんと掛けぶとんを同時に効率
よく乾燥することができるふとん乾燥用袋を提供でき
る。
に、本考案によれば、ふとん乾燥袋の縫合部に設けたメ
ッシュ布または開口部から側方へ温風が吹き出し、表生
地の下で拡散して、敷きぶとんに広範囲かつ直接温風が
当たることとなり、敷きぶとんの乾燥時間を短縮するこ
とができるため、敷きぶとんと掛けぶとんを同時に効率
よく乾燥することができるふとん乾燥用袋を提供でき
る。
【図1】本考案の一実施例のふとん乾燥用袋の斜視図
【図2】同使用状態を示す断面図
【図3】同縫合部にメッシュ布を使用した場合の分解斜
視図
視図
【図4】同縫合部に開口部を設けた場合の分解斜視図
【図5】従来例のふとん乾燥袋の斜視図
【図6】同使用状態を示す断面図
【符号の説明】1a 袋部 1b 縫合部 2 敷きぶとん 3 裏生地 4 掛けぶとん 5 表生地 6 メッシュ布 7 開口部9 接続口
フロントページの続き (72)考案者 森 良夫 大阪府交野市倉治3丁目4番3号 松下 精工電機株式会社内 (72)考案者 山内 実 大阪府交野市倉治3丁目4番3号 松下 精工電機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭57−166899(JP,U) 実開 昭55−43868(JP,U) 実開 昭55−17529(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D06F 58/00
Claims (1)
- 【請求項1】 掛けぶとん側に面する通風性の表生地
と、敷きぶとん側に面し前記表生地より表面積小なる通
風性の裏生地と、前記表生地と前記裏生地を結合する縫
合部と、この縫合部で結合して片面が前記裏生地のみで
形成される袋部と、この袋部に温風を供給する接続口
と、前記縫合部に設けたメッシュ布または開口部を有
し、前記接続口から前記袋部に供給された温風が前記メ
ッシュ布または開口部から側方に吹き出し、前記表生地
の下方にある敷きぶとんに向けて送風されるふとん乾燥
用袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991038427U JP2575551Y2 (ja) | 1991-05-28 | 1991-05-28 | ふとん乾燥用袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991038427U JP2575551Y2 (ja) | 1991-05-28 | 1991-05-28 | ふとん乾燥用袋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04130788U JPH04130788U (ja) | 1992-11-30 |
JP2575551Y2 true JP2575551Y2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=31919936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991038427U Expired - Lifetime JP2575551Y2 (ja) | 1991-05-28 | 1991-05-28 | ふとん乾燥用袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2575551Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5517529U (ja) * | 1978-07-20 | 1980-02-04 | ||
JPS5543868U (ja) * | 1978-09-19 | 1980-03-22 | ||
JPS57166899U (ja) * | 1981-04-17 | 1982-10-21 |
-
1991
- 1991-05-28 JP JP1991038427U patent/JP2575551Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04130788U (ja) | 1992-11-30 |
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